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JPS6236033B2 - - Google Patents
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JPS6236033B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6236033B2
JPS6236033B2 JP52055125A JP5512577A JPS6236033B2 JP S6236033 B2 JPS6236033 B2 JP S6236033B2 JP 52055125 A JP52055125 A JP 52055125A JP 5512577 A JP5512577 A JP 5512577A JP S6236033 B2 JPS6236033 B2 JP S6236033B2
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methyl
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、5−位に遊離水酸基を有し、且つア
ルデヒド基が環状アセタールまたは環状チオアセ
タールの形態で保護されたマクロライド系抗生物
質のアグリコン及びその製造法に関する。 本発明で提供されるアグリコンは、16乃至17員
環のマクロラクトン環よりなるマクロライド系抗
生物質のアグリコンであつて、マクロラクトン環
の5−位に遊離の水酸基を有し、且つアルデヒド
基(マクロラクトン環が16員環であるときは17
位、17員環であるときは6位に結合している。)
が環状アセタールまたは環状チオアセタールの形
態で保護されている点に構造上の特徴を有する新
規化合物である。 本発明のアグリコンはつぎの一般式で表示する
ことができる。 (式中Aはカルボニル基またはR7−O−CH<
(式中R7は水素原子、低級アシル基またはフオロ
サミニル基
【式】である)を、R1は環 状アセタールまたは環状チオアセタールの形態で
保護されたアルデヒド基を、R2は水素原子また
は低級アシル基を、R3は低級アルキル基を、R4
は水素原子またはR8−CH2−(式中R8は水素原
子、水酸基またはマイシノシルオキシ基
【式】である。)を、R5はメチル基ま たはメトキシ基を、R6は水素原子またはメチル
基を、点線はこの間が飽和されているか二重結合
であるか、オキシラン−2,3−ジイル基である
ことを、波線は単結合であるか二重結合であるこ
とを、また、1点鎖線はマクロラクトン環が16員
環または7員環を形成することを夫々意味してい
る。)茲に上式における保護されたアルデヒド基
としては、置換基を有するか有しない1,3−ジ
オキソラン−2−イル基、置換基を有するか有し
ない1,3−ジチオラン−2−イル基、置換基を
有するか有しない1,3−ジチアン−2−イル基
(1,3−Dithian−2−y1)、置換基を有するか
有しない1,3−オキサチオラン−2−イル基な
どである。また、低級アシル基の代表的なものは
アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基であ
る。さらに、低級アルキル基としては、たとえば
メメチル基、エチル基を挙げることができる。 本発明で提供されるアグリコンを有するマクロ
ライド抗生物質としては、ロイコマイシン群、テ
トラハイドロロイコマイシン群、ジヨサマイシ
ン、YL−704群、SF−837群、エスピノマイシン
群、スピラマイシン群、マリドマイシン群、カル
ボマイシン群、タイロシン群、アンゴラマイシ
ン、シイラマイシン群、ロサミシン、M−
4365G2等の抗生物質が知られている。 本発明のアグリコンは、種々のマクロライド系
抗生物質に誘導し得るため、マクロライド系抗生
物質の製造中間体として重要である。 従来、マクロライド系抗生物質のアグリコンと
しては、次式の化合物が知られているが、この化
合物は5−位の水酸基が18位のアルデヒド基と分
子内アセタールを形成しているためこの水酸基に
おける種々の誘導体を合成する上で支障があつ
た。 本発明の化合物は、5−位に遊離水酸基を有す
ると共に、アルデヒド基(マクロラクトン環が16
員環であるときは17位、17員環であるときは6−
位に結合している。)の保護基を適宜他の部分に
影響を与えることなく効率的に除去できるため、
マクロライド系抗生物質の製造原料として好適で
ある。 たとえば上記〔〕式において、16員環でAが
カルボニル基、R1が1,3−ジオキソラン−2
−イル基、R2がアセチル基、R3がメチル基、R4
が水素原子、R5がメトキシ基および点線及び波
線が二重結合である化合物(実施例1の生成化合
物)に2,4−O−ジアセチル−1−ブロム−
1,3,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミ
ノ)−D−グリコース・ハイドロブロミドを作用
させることによりマクロラクトン環の5−位の水
酸基にジ−O−アセチルマイカミノースが導入さ
れた新しい誘導体を作ることができる(参考例2
参照)。 本発明によれば、上記一般式〔〕の化合物は
次式で示される方法によつて製造できる。 (式中、Bは水素原子、水酸基又は−O−
(式中はアシル化されているか又はされていな
い糖残基を意味する。)で示される基を意味す
る。また、R1,R2,R3,R4,R5,R6,A,点
線、波線および1点鎖線は前記の意味を有す
る。) この反応は、化合物〔〕に先ず過酸化物殊に
メタクロル過安息香酸を作用させて対応するN−
オキシド体となし、次いでこの化合物をアシル化
剤特に無水酢酸で処理することによつて行なわれ
る。 反応溶媒としては水を含まない有機溶媒たとえ
ばクロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル等
が使用される。反応温度は前段は室温下で、また
後段は加温下で行なうのが好ましい。前段の反応
で生成するN−オキシド体は単離できるが、これ
を単離することなく次の反応を行なつてもよい。 反応生成物〔〕は反応混合物から抽祝、カラ
ムクロマトグラフイー、薄層クロマトグラフイー
等通常の採取手段によつて単離、精製される。 つぎに実施例を挙げて本発明の化合物〔〕の
製造法をさらに説明する。 なお、本発明の製造法で使用される原料化合物
〔〕中に新規化合物が含まれているが、本発明
者等はこの化合物のうち、たとえば実施例1の原
料化合物をカルボマイシンBをパラトルエンスル
ホン酸の存在下、エチレングリコールで処理する
ことによつて製造した。この方法を参考例1とし
て併記する。 参考例 1 カルボマイシンB5.14g(6.23ミリモル)を無
水アセトニトリル25mlに溶解し、無水エチレング
リコール25mlを加え、室温でかきまぜながら無水
パラトルエンスルホン酸1.60g(9.30ミリモル)
を加えて1時間放置する。反応終了後、炭酸水素
ナトリウム800mg(9.52ミリモル)を加え中和
後、反応混合物を150mlの飽和炭酸水素ナトリウ
ム水中に注加し、酢酸エチル250mlで各2回抽出
する。酢酸エチル層を合し、飽和塩化ナトリウム
水100mlで各2回及び50mlで1回洗つた後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、ついで濃縮乾固する。
これを300gのワコーゲルC200(商品名)を充填
したカラムを用い、酢酸エチル−アセトンエタノ
ール混液(混合比2:1:1)を展開溶媒とし
て、カラムクロマトグラフイーを行う。初めに
2′−ヒドロキシエチル−4−O−イソバレリルマ
イカロシドが流出し(粗収量1.65g)つぎに本発
明の原料化合物〔〕が流出する(収量2.87
g)。 実施例 1 (イ) 3−アセトキシ−5−〔3,6−ジデオキシ
−3−ジメチルアミノ−β−D−グルコピラノ
シルオキシ〕−6−(1,3−ジオキサラン−2
−イル)メチル−4−メトキシ−8−メチル−
9−オキソ−10,12−ヘキサデカジエン−15−
オライド2.79g(4.34ミリモル)を30mlの無水
クロロホルムにとかし、メタクロロ過安息香酸
790mg(1.05倍モル)をかきまぜながら加え
る。 10分後に薄層クロマトグラフイーで反応終了
を確認した上で反応液を濃縮乾固し、シリカゲ
ルカラムを用い、クロロホルム−メタノール混
合液(混合比4:1)を展開溶媒としてカラム
クロマトグラフイーを行い、反応生成物を単離
すると2.85gのN−オキシド体が得られる。 (ロ) N−オキシド体2.85gを無水クロロホルム25
mlにとかし、無水酢酸1.35g(3倍モル)を加
え、1時間加熱還流する。 反応終了後室温にもどし飽和炭酸水素ナトリ
ウム水20mlを加えて過剰の無水酢酸を分解し中
和する。クロロホルム100mlで1回抽出し、つ
いでクロロホルム各50mlで2回抽出する。抽出
層を合し、飽和食塩水20mlで1回洗い、クロロ
ホルム層を脱水硫酸ナトリウムで乾燥後濃乾固
する。これをシリカゲルカラムを用い、ノルマ
ル.ヘキサン−アセトン混液(混合比2:1)
を展開溶媒とするカラムクロマトグラフイーを
行つて生成物質を含有する区分を集めて減圧蒸
発乾固して、黄色固体の3−アセトキシ−5−
ヒドロキシ−6−(1,3−ジオキソラン−2
−イル)メチル−4−メトキシ−8−メチル−
9−オキソ−10,12−ヘキサデカジエン−15−
オライド〔〕を単離する。収量712mg。 さらに、クロロホルム−アセトン混液(混合
比4:1)、ベンゼン−酢酸エチル混液(混合
比1:2)を用いるシリカゲルカラムクロマト
グラフイーを行つて、白色の精製品を得た。 生成物質は、つぎの理化学的性状を示す。 (i) 融点 72〜75℃ (ii) 〔α〕21 +0゜(C.1.0,クロロホルム) (iii) Rf値 0.4〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー、展
開溶媒;ベンゼン−酢酸エチル混液(混合比
1:2)〕 0.35〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー、展
開溶媒;ヘキサン−アセトン混液(混合比2:
1)〕 0.4〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー展開
溶媒;クロロホルム−アセトン混液(混合比
4:1)〕 (iv) 元素分析値(C24H36O9として) C% H% 計算値 61.52 7.74 実測値 61.74 7.84 (v) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.20,1.28(d,3H×2,8位の−CH3 及び15
位のCH3 ) 2.02(s,3H,3位の−OCOCH3 ) 3.58(s,3H,4位の−OCH3 ) 3.7〜4.0(m−4H,
【式】) 6.35(d,1H,10位のH) (vi) 紫外線吸収スペクトル λMeOH nax279nm(ε,22,100) (vii) 赤外線吸収スペクトル(KBr,デイスク法、
cm-1)1730(エステル),1675,1630(二重結
合) なお、上記生成物にピリジン中無水酢酸を作用
させると、マクロライド環の5−位の水酸基がア
セチル化された針状結晶が得られる。このアセチ
ル体は次の性状を示した。 (i) 融点 220.5〜221.5℃ (ii) 〔α〕21 0(c.1.0,クロロホルム) (iii) Rf値 0.4〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー、
展開溶媒:ヘキサン−アセトン混液(混合比
2:1)〕 (iv) 元素分析値(C26H38O10として) C% H% 計算値 61.16 7.50 実測値 61.18 7.48 (v) 紫外線吸収スペクトル λMeOH nax279nm(ε21500) 参考例 2 実施例1(ロ)で得られた化合物−3−アセトキシ
−5−ヒドロキシ−6−(1,3−ジオキサソン
−2−イル)メチル−4−メトキシ−8−メチル
−9−オキソ−10,12−ヘキサデカジエン−15−
オライド100mg無水ニトロメタン5mlに溶解し、
シアン化第二水銀303mgとドライライト1gを加
えはげしくかきまぜる。これに室温で2,4−O
−ジアセチル−1−ブロム−1,3,6−トリデ
オキシ−3−(ジメチルアミノ)−D−グリコース
ハイドロブロミド358mg(5当量)を5回に分け
て、4時間で加える。10時間激しくかきまぜた
後、反応液を10mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液に注ぎ、エーテル10mlで3回抽出する。エーテ
ル層を合し、水洗し、乾燥後減圧濃縮する。得ら
れた残留物をヘキサン−アセトン混液(混合比
2:1)を溶出液とするシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、反応生成物を含む固体78mg
を得た、これをさらにクロロホルム−酢酸エチル
混合液(混合比1:3)を溶出液とするシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーに付し、更にクロロ
ホルム−アセトン混液を溶出液とするシリカゲル
カラムクロマトグラフイーに付し、得られる固体
をエーテル−ヘキサンから再沈殿すると3−アセ
トキシ−5−〔2,4−O−ジアセチル−1,
3,6−トリデオキシ−3−ジメチルアミノ−β
−D−グルコピラノシルオキシ〕−6−〔1,3−
ジオキソラン−2−イル)メチル−4−メトキシ
−8−メチル−9−オキソ−10,12−ヘキサデカ
ジエン−15−オライドの無色固体24mgが得られ
た。 このものはつぎの理化学的性状を示す。 (i) 融点 103〜110℃ (ii) 〔α〕20 −14゜(c.1,0、クロロホルム) (iii) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.13,1.18,1.29(各d,3H×3,5′位の
CH3 ,8位のCH3 ,15位のCH3 ) 〜2.04(各s,3H×3,3位のCH3COO−,
2′位のCH3COO,4位のCH3COO) 2.35(s,3H×2,
【式】) 3.54(s,3H,4位のCH3 O) 6.32(d,1H,10位のH) (iv) 紫外線吸収スペクトル λMeOH nax279nm(ε.23000) (v) 赤外線吸収スペクトル(CHCl3、溶液法、cm
-1) 〜2950(CH),〜1740(エステル) 1675,1640(二重結合) (vi) 元素分析値(C36H55NO14として) C% H% N% 計算値 59.57 7.64 1.93 実測値 59.34 7.55 1.81 実施例 2 (イ) 5−(3,6−ジデオキシ−3−ジメチルア
ミノ−β−D−グルコピラノシルオキシ)−6
−(1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル
−3−ヒドロキシ−14−ヒドロキシメチル−
4.8,12−トリメチル−9−オキソ10,12−ペ
プタデカジエン−15−オライド〔〕818mg
(1.28ミリモル)を無水クロロホルム8.2mlに溶
解し、氷冷撹拌下にメタクロロ過安息香酸231
mg(1.34ミリモル)を加える。5分後室温にも
どし、そのまま15分間反応させる。反応の終了
を確認したのち、濃縮乾固する。これをワコー
ゲルC−200 80gを充填したカラムを用いクロ
ロホルム−メタノール(混合比5:1)を展開
溶媒とするカラムクロマトグラフイーを行なつ
て対応する N−オキシド体840mg(収率 100
%)を得る。 このものは、つぎの理化学的性状を示す。 (i) 〔α〕25 +9゜(c.1.0クロロホルム) (ii) Rf値 0.29〔シリカゲル薄層クロマトグラ
フイー、展開溶媒;クロロホルム−メタノー
ル(混合比7:1) (iii) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.85(3H,s,12位の−CH3) 3.31(3H,s, 3.55(3H,s, 3.92(4H,m,
【式】) 4.50(1H,d,J=6Hz,1′位のH) 5.91(1H,d,J=11Hz,13′位のH) 6.17(1H,d,J=16Hz,11位のH) 7.28(1H,d,J=16Hz,10位のH) (iv) 紫外線吸収スペクトル λCH OH nax282nm(ε,23000) (v) 赤外線吸収スペクトル(cm-1) 2960(−CH3),2920(−CH2−),1735(ラ
クトン),1680(ケトン),1600(ジエン),
950(N→O) (vi) 元素分析値(C33H55NO12として) C(%) H(%)N(%) 計算値 60.26 8.43 2.13 実測値 60.32 8.54 2.02 (ロ) 上で得られたN−オキシド体745mg(1.13ミ
リモル)を無水クロロホルム7.5mlにとかし、
無水酢酸0.32ml(3.39ミリモル)を加えオイル
バス上80℃で加熱還流する。90分後原料が消失
するのを確認した後、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液7mlを加え1時間室温でかきまぜる。こ
れにクロロホルム30mlを加えて分液し、水層を
クロロホルム各15mlを用いて2回抽出する。ク
ロロホルム層を合し、飽和塩化ナトリウム水14
mlおよび水14mlで洗い、無水硫酸ナトリウムで
乾燥したのち濃縮乾固する。これをワコーゲル
C−200(商品名)70gを充填したカラムを用
いベンゼン−アセトン(混合比3:1)混液を
展開溶媒とするカラムクロマトグラフイーを行
ない6−(1,3−ジオキソラン−2−イル)
メチル−3,5−ジヒドロキシ−14−ヒドロキ
シメチル−4,8,12−トリメチル−9−オキ
ソ−10,12−ヘプタデカジエン−15−オライド
222mg(収率42%)を得る。このものはアセト
ン−ヘキサン混液から再結晶すると無色針状を
与える。 理化学的性状は次の通りである。 (i) 融点 95〜96℃ (ii) 〔α〕25°−3゜(c,1.0,クロロホル
ム) (iii) Rf値0.27〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:ベンゼン−アセトン(混合
比3:1)混液〕 (iv) 元素分析値(C25H40O8として) C(%) H(%) 計算値 64.08 8.60 実測値 64.36 8.35 (v) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.02(3H,d,J=6Hz 4位のCH −) 1.25(3H,d,J=9Hz 8位のCH −) 1.99(3H,s,12位のCH −) 3.87(4H,m,
【式】) 3.98(2H,d,J=5Hz,14位の−CH2−) 約5.0(1H,15位のH 1H,
【式】 )5.99(1H,d,J=11Hz 13位のH) 6.40(1H,d,J=16Hz,11位のH) 7.42(1H,d,J=16Hz,10位のH) (vi) 紫外線吸収スペクトル λCH OH nax 282nm(ε,13.000) (vii) 赤外線吸収スペクトル(KBrデイスク法、cm
-1) 2960(−CH3),2930(−CH2−),1735(ラ
クトン),1680(ケトン),1600(ジエン) 参考例 3 (a) タイロシン7.7g(8.4ミリモル)に水7.7mlを
加え、パラトルエンスルホン酸1.5当量(2.4
g;12.6ミリモル)を入れ、3時間30分加熱還
流する。薄層クロマトグラフイーで反応の終了
を確認した後、タール状の物質をクロロホルム
各60mlで2回洗浄する(タール状物質は不
要)。この水層に炭酸水素ナトリウム2.1gを加
えてよく撹拌した後、クロロホルム各60mlで2
回抽出、このクロロホルム層を水40mlにて1回
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濃縮
乾固する。 このオイル状物質をワコーゲルC−200(商
品名)130gを充填したカラム上でクロロホル
ム−メタノール(混合比5:1)混液を用いて
クロマトグラフイーに付すると無色固体の5−
(3,6−ジデオキシ−3−ジメチルアミノ−
β−D−グリコピラノシルオキシ)−6−ホル
ミルメチル−3−ヒドロキシ−14−ヒドロキシ
メチル−4,8,12−トリメメチル−9−オキ
ソ10,19−ヘプタデカジエン−15−オライド
1.85g(収率40%)が得られる。 このものは、つぎの理化学的性状を示す。 (i) Rf値 0.31〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:クロロホルム−メタノール
(混合比1:2)混液〕 (ii) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.83(3H,s,12位のC ) 2.54(6H,s,3′のN(CH32) 3.77(2H,d,J=6Hz,14位の−CH2−) 4.28(1H,d,J=7Hz,1′位のH) 5.00(1H,m,15位のH) 5.90(1H,d,J=11Hz,13位のH) 6.30(1H,d,J=16Hz,11位のH) 7.36(1H,d,J=16Hz,10位のH) 9.75(1H,−CO) (iii) 赤外線吸収スペクトル(KBr、デイスク法、
cm-1) 2690(−CH3),2920(−CH2−)2810,
2770,2730(以上3個−N(CH32),1735
(ラクトン)、1680(ケトン)、1600(ジエ
ン) (b) 上記(a)で得られた化合物1.14g(1.92ミリモ
ル)をアセトニトリル5.7mlに溶解した後、エ
チレングリコール5.7mlを加える。室温でかき
まぜながらP−トルエンスルホン酸494mg
(2.87ミリモル)を加え、3時間反応させる。
反応終了後炭酸水素ナトリウム483mg(5.75ミ
リモル)を加え、1時間撹拌を続けた後、飽和
炭酸水素ナトリウム水34mlに注ぎ込む。次にク
ロロホルム各57mlで2回抽出を行い、クロロホ
ルム層を14mlの飽和塩化ナトリウム水、水28ml
でそれぞれ洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後濃縮乾固する。 これをワコーゲルC−200(商品名)40gを
充填したカラムを用いてクロロホルム−メタノ
ール)(混合比5:1)混液でクロマトグラフ
イーを行うと無色固体の5−(3,6−ジデオ
キシ−3−ジメチルアミノ−β−D−グリコピ
ラノシルオキシ)−6−(1,3−ジオキソラン
−2−イル)メチル−3−ヒドロキシ−14−ヒ
ドロキシメチル−4,8,12−トリメチル−9
−オキソ−10,12−ヘプタデカジエン−15−オ
ライド1.18g(収率96%)を得る。このもの
は、アセトン−ヘキサンから再結晶すると無色
針状晶を与える。 理化学的性状は次の通りである。 (i) 融点 226〜230℃ (ii) 〔α〕25−7゜(c,1.10、クロロホル
ム) (iii) Rf値0.38〔シリカゲル薄層クロマトグラフイ
ー、展開溶媒:クロロホルム−メタノール
(混合比5:1)混液〕 (iv) 元素分析値(C33H55NO11として) C(%) H(%)N(%) 計算値 61.76 8.64 2.18 実測値 61.51 8.47 2.16 (v) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 1.83(3H,s,12位のCH3) 2.54(6H,s,3′位のN(CH32) 3.86(4H,m,
【式】) 4.34(1H,d,J=6Hz,1′位のH) 約5.0(1H,
【式】 1H,15位のH) 5.87(1H,d,J=11Hz,13位のH) 6.27(1H,d,J=16Hz,11位のH) 7.35(1H,d,J=16Hz,10位のH) (vi) 紫外線吸収スペクトル λCH OH nax282nm(ε,26000) (vii) 赤外線吸収スペクトル(KBr、デイスク法、
cm-1) 2960(CH3),2920(−CH2−),2810,
2770,2730(以上3個N(CH32),1735
(ラクトン),1685(ケトン),1600(ジエ
ン) 実施例 3 (a) 3−アセトキシ−5−(3,6−ジデオキシ
−3−ジメチルアミノ−β−D−グリコピラノ
シルオキシ)−9−ヒドロキシ−4−メトキシ
−8−メチル−6−(4−メチル−1,3−ジ
オキソラン−2−イル)メチル−15−ヘキサデ
カンオライド926mg(1.40ミリモル)を無水ク
ロロホルム9.2mlにとかし、氷冷下かきまぜな
がらm−クロロ過安息香酸265mg(1.54ミリモ
ル)を加え、5分後室温にもどし、そのまま30
分かきまぜる。反応終了後、濃縮乾固し、残留
物をワコーゲルC−200(商品名)50gを充填
したカラムを用いて、クロロホルム−メタノー
ル(混合比7:1)混液を展開溶媒として、ク
ロマトグラフイーを行ない対応するN−オキシ
ド体923mg(収率97%)を得る。 このものは、つぎの理化学的性状を示す。 (i) 〔α〕25+4゜(c.1.0、クロロホルム) (ii) Rf値0.37〔シリカゲル薄層クロマトグラフイ
ー、展開溶媒;クロロホルム−メタノール
(混合比10:1)混液〕 (iii) 元素分析値(C33H55NO13として) C(%) H(%)N(%) 計算値 58.48 8.77 2.07 実測値 58.64 8.53 2.14 (iv) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 2.20(3H,s,3位のOCOCH3) 3.30(3H,s,) 3.50(3H,s,) 3.61(3H,s,4のOCH3) 4.56(1H,d,J=7Hz,1位のH) 5.28(1H,m,3位のH) (v) 赤外吸収スペクトル(KBr、デイスク法、
cm-1) 2960(CH3),2925および2850(−CH2−),
1735(ラクトン),960(N→O) (b) 上で得られたN−オキシド体841mg(1.24ミ
リモル)を無水クロロホルム8.4mlにとかし、
無水酢酸0.35ml(3.7ミリモル)を加え、80℃
の油浴上で60分加熱還流する。反応終了を確認
した後飽和炭酸水素ナトリウム水8.4mlを加え
60分撹拌する。 これを分液し、水層をさらにクロロホルム25
mlおよび12mlで各1回抽出する。クロロホルム
層をあわせ、飽和塩化ナトリウム水17mlおよび
水で各1回洗浄する。無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、濃縮乾固する。これを80gのワコーゲル
C−300(商品名)を充填したカラムを用い、
ベンゼン−アセトン(混合比4:1)混液を展
開溶媒としてクロマトグラフイーを行ない3−
アセトキシ−5,9−ジヒドロキシ−4−メト
キシ−8−メチル−6−(4−メチル−1,3
−ジオキソラン−2−イル)メチル−15−ヘキ
サデカンオライド222mg(収率37%)を得る。 このものは、つぎの理化学的性状を示す。 (i) 〔α〕25−19゜(c,10、クロロホル
ム) (ii) Rf値 0.20〔薄層クロマトグラフイー、展
開溶媒;ベンゼン−アセトン(混合比4:
1)混液〕 (iii) 元素分析値(C25H44O9として) C(%) H(%) 計算値 61.45 9.08 実測値 61.28 8.84 (iv) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 0.98(3H,d,J=6Hz,8位のCH3) 2.20(3H,s,3位のOCOCH3) 3.66(3H,s,4位のCH3) 5〜(1H,15位のH 1H,
【式】) 5.36(1H,m,3位のH) (v) 赤外線吸収スペクトル(KBr、デイスク
法、cm-1) 2960(CH3),2925および2850(−CH2−) 1735(ラクトン) なお、本実施例3の方法で使用する原料化合物
〕はつぎの参考例4の方法で得られる。 参考例 4 10,11,12,13−テトラヒドロジヨサマイシン
1.66g(2.00ミリモル)を8.3mlの無水アセトニト
リル8.3mlに溶解した後、無水プロピレングリコ
ール(1,2−プロパンジオール)4.2mlを加
え、室温でかきまぜながら無水p−トルエンスル
ホン酸516mg(3.00ミリモル)を入れる。2時間
後反応終了を確認して、炭酸水素ナトリウム504
mg(6.00ミリモル)を加え、そのまま1時間撹拌
を続ける。これに50mlの炭酸水素ナトリウム水50
mlを入れクロロホルム各83mlで2回抽出する。ク
ロロホルム層を42mlの飽和塩化ナトリウム水で2
回、水83mlで1回、それぞれ洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後濃縮乾固する。 これを80gのワコーゲルC−200(商品名)を
充填したカラムを用いてクロロホルム−メタノー
ル(混合比10:1)混液を展開溶媒としてクロマ
トグラフイーを行ない3−アセトキシ−5−
(3,6−ジデオキシ−3−ジメチルアミノ−β
−D−グリコピラノシルオキシ−9−ヒドロキシ
−4−メトキシ−8−メチル−6−(4−メチル
−1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル−15
−ヘキサデカンオライド1.29g(収率98%)を得
る。 (i) 〔α〕25−10゜(c,0.86、クロロホル
ム) (ii) Rf値 0.37〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒;クロロホルム−メタノール
(混合比10:1)混液〕 (iii) 元素分析値(C33H59NO12として) C(%) H(%)N(%) 計算値 59.89 8.99 2.12 実測値 60.18 8.70 2.02 (iv) 核磁気共鳴スペクトル(δ,CDCl3) 2.10(3H,s3位のOCOCH3) 2.56(6H,s,3′の−N(CH32) 3.60(3H,s,4位の−OCH3) 4.53(1H,d,J=7Hz,1′位のH) 5〜(1H,m,15位のH) 5.30(1H,m,3位のH) (v) 赤外線吸収スペクトル(KBr、デイスク法、
cm-1) 2960(CH3),2925,2850(以上2個−CH2
−),1735(ラクトン)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5−位に遊離水酸基を有し、且つアルデヒド
    基が環状アセタールまたは環状チオアセタールの
    形態で保護されたマクロライド系抗生物質のアグ
    リコン。 2 一般式 (式中Aはカルボニル基またはR7−O−CH<
    (式中R7は水素原子、低級アシル基またはフオロ
    サミニル基【式】)を、R1は環状アセ タールまたは環状チオアセタールの形態で保護さ
    れたアルデヒド基を、R2は水素原子または低級
    アシル基を、R3は低級アルキル基を、R4は水素
    原子またはR8−CH2−(式中R8は水素原子、水酸
    基またはマイシノシルオキシ基
    【式】)を、R5はメチル基またはメ トキシ基を、R6は水素原子またはメチル基を、
    点線はこの間が飽和されているか、二重結合であ
    るかオキシラン−2,3−ジイル基であること
    を、波線は、単結合であるか二重結合であること
    を、また、1点鎖線はマクロラクトン環が16員環
    または17員環を形成することを、夫々意味してい
    る。) で示される化合物である特許請求の範囲第1項記
    載のアグリコン。 3 一般式 (式中R1,R2,R3及びマクロラクトン環の波
    線及び12−位と13位の間の点線は前記の意味と同
    じである。) で示される化合物である特許請求の範囲第1項お
    よび第2項記載のアグリコン。
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DE19782809598 DE2809598A1 (de) 1977-03-09 1978-03-06 Neue makrolactonderivate und verfahren zu ihrer herstellung
CA000298457A CA1119588A (en) 1977-03-09 1978-03-08 Process of producing novel macrolactone derivatives
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