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JPS62170B2 - - Google Patents
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JPS62170B2 - - Google Patents

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JPS62170B2
JPS62170B2 JP56197716A JP19771681A JPS62170B2 JP S62170 B2 JPS62170 B2 JP S62170B2 JP 56197716 A JP56197716 A JP 56197716A JP 19771681 A JP19771681 A JP 19771681A JP S62170 B2 JPS62170 B2 JP S62170B2
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JP
Japan
Prior art keywords
butadiene
polymerization
solution
organic solvent
inert organic
Prior art date
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Application number
JP56197716A
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Hidehiro Kishi
Takashi Shimizu
Teruo Tanifuchi
Katsunori Suzuki
Haruo Ueno
Kunihiko Matsui
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シス−1,4ポリブタジエンの製
造法の改良に関するものである。
従来、シス−1,4ポリブタジエンの製造法と
してハロゲン含有の有機アルミニウム化合物およ
びコバルト化合物から得られる触媒により、水分
を含有する不活性有機溶媒中で1,3−ブタジエ
ンを重合する方法が公知である。
この従来公知の方法は、触媒活性を向上させる
ために、溶媒中に水分を含有させることが必須で
あり、このためシス−1,4構造含有率の高いポ
リブタジエンを得ることができるが、反面、ポリ
ブタジエンにはゲルが含有され、重合槽内の撹拌
翼や内壁にポリマーが付着しやすく、そのためこ
のポリブタジエンの用途が限定され、長時間重合
反合を続けることができないという欠点を有して
いる。
そこで、ゲルの生成および重合槽内のポリマー
付着を抑制するために、重合系にアミン、ヒドラ
ジン、ヒドロキノンなどをゲル化防止剤として添
加する方法が提案されているが、この従来法によ
つても、ゲルの生成および重合槽内へのポリマー
の付着を防止することができず、かえつて触媒の
活性が低下してしまい満足すべきものとはいえな
い。
この出願の発明者らは、前記触媒により不活性
有機溶媒中で1,3−ブタジエンを重合して、ゲ
ルの生成および重合槽内へのポリマーの付着を抑
制することを目的として研究した結果、この発明
を完成した。
すなわち、この発明は、不活性有機溶媒中、ハ
ロゲン含有の有機アルミニウム化合物およびコバ
ルト化合物から得られる触媒の存在下に1,3−
ブタジエンをシス−1,4重合する方法におい
て、 (a) 1,3−ブタジエンと不活性有機溶媒とを混
合し、 (b) 得られた1,3−ブタジエンの不活性有機溶
媒溶液中の水分の濃度を調節し、 (c) 得られた溶液にハロゲン含有の有機アルミニ
ウム化合物を添加し、得られた混合液をコバル
ト化合物の不存在下に、10〜50℃の温度で2分
〜2時間熟成した後、 (d) コバルト化合物を添加し、得られた溶液を撹
拌混合して1,3−ブタジエンを重合する、 ことを特徴とするシス−1,4ポリブタジエンの
製造法に関するものである。
この発明の方法においては、最初の(a)工程にお
いて、1,3−ブタジエンと不活性有機溶媒と
を、好ましくは1,3−ブタジエンと不活性有機
溶媒との合計量に対する1,3−ブタジエンの割
合が3重量%以上、特に3〜40重量%となるよう
に混合する。
ついで、(b)工程において、前述のようにして得
られた1,3−ブタジエンの不活性有機溶媒溶液
中の水分の濃度を調節する。水分は、前記の溶液
1中に0.5〜5ミリモルの濃度で含有されるこ
とが好ましい。水分の濃度を調節するにはそれ自
体公知の方法が適用できる。
この発明の方法においては、1,3−ブタジエ
ンの不活性有機溶媒溶液中の水分の濃度を調節し
た後、(c)工程において、得られた溶液にハロゲン
含有の有機アルミニウム化合物を添加し、得られ
た混合液をコバルト化合物の存在下に2分〜2時
間熟成する。この発明において、前記のハロゲン
含有の有機アルミニウム化合物を添加した混合液
を、コバルト化合物の不存在下に熟成することが
必要であり、これによつて、触媒の活性が向上
し、重合時のゲルの生成を抑制することができ、
このため重合槽内へのポリマーの付着を抑制する
ことができ、さらに連続重合運転時間をのばすこ
とができる。前記の熟成の効果は、熟成後の溶液
中に水分を入れないようにすると顕著である。
1,3−ブタジエンを含有しない混合液を熟成し
ても、あるいはハロゲン含有の有機アルミニウム
化合物のかわりにコバルト化合物を添加した混合
液を熟成しても熟成の効果は小さく、重合槽内へ
のポリマーの付着を抑制することはできない。
水分の濃度を調節した1,3−ブタジエンの不
活性有機溶媒溶液にハロゲン含有の有機アルミニ
ウム化合物を添加した混合液を熟成する時間は、
2分〜2時間であり熟成する温度は10〜80℃、特
に10〜50℃が好ましい。熟成する時間が2分間よ
り少ないと、熟成の効果が小さくなる。
前記の不活性有機溶媒としては、形成されるシ
ス−1,4ポリブタジエンを溶解し、触媒の活性
に悪影響を及ぼさない有機溶媒であれば特に制限
はないが、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ヘプタンな
どの脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサンなどの脂環族炭化水素などの炭化水
素溶媒が挙げられる。
この発明の方法に使用する触媒の一成分である
ハロゲン含有の有機アルミニウム化合物として
は、ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジイ
ソブチルアルミニウムモノクロライドなどのジア
ルキルアルミニウムハライドを挙げることができ
る。前記のハロゲン含有の有機アルミニウム化合
物の使用量は、1,3−ブタジエンの全量1モル
当り0.1ミリモル以上、特に0.5〜50ミリモルが好
ましい。ハロゲン含有の有機アルミニウム化合物
の熟成に用いる1,3−ブタジエンの量は、重合
に用いる1,3−ブタジエンの全量であつてもよ
く、あるいは重合に用いる1,3−ブタジエンの
一部であつてもよい。ハロゲン含有の有機アルミ
ニウム化合物を熟成した後、系に追加の1,3−
ブタジエンを追加する場合には、水分を実質的に
含有しない1,3−ブタジエンを用いる必要があ
る。
この発明の方法においては、1,3−ブタジエ
ンおよび水分を含有する不活性有機溶媒溶液に、
ハロゲン含有の有機アルミニウム化合物を添加し
た混合液を熟成した後、好ましくは得られた熟成
溶液を10℃以下に冷却して温度調節した後、(d)工
程において、触媒の他の一成分であるコバルト化
合物を添加し、得られた溶液を撹拌混合して1,
3−ブタジエンを重合する。
この発明の方法に使用する触媒の一成分である
コバルト化合物は、使用する炭化水素溶媒に可溶
なものであればどのようなものでもよい。例え
ば、このようなコバルト化合物としては、コバル
ト()アセチルアセトナート、コバルト()
アセチルアセトナートなどのコバルトのβ−ジケ
トン錯体、コバルトアセト酢酸エチルエステル錯
体のようなコバルトのβ−ケト酸エステル錯体、
コバルトオクトエート、コバルトナフテネート、
コバルトベンゾエートなどの炭素数6以上の有機
カルボン酸のコバルト塩、塩化コバルトピリジン
錯体、塩化コバルトエチルアルコール錯体などの
ハロゲン化コバルト錯体などを挙げることができ
る。
コバルト化合物の使用量は、1,3−ブタジエ
ン1モルに対して0.001ミリモル以上、特に0.005
ミリモル以上であることが好ましい。
また、コバルト化合物に対するハロゲン含有の
有機アルミニウム化合物のモル比(Al/Co)は
5以上、特に15以上であることが好ましい。
この発明の方法において重合温度は5〜80℃、
特に20〜70℃が好ましく、重合圧力は常圧でもそ
れ以上でもよく、重合時間(平均滞留時間)は10
分〜10時間の範囲が好ましい。また、重合は重合
反応器(重合槽ともいう)内にて溶液を撹拌混合
して行なう。重合に用いる重合反応器としては、
高粘度液撹拌装置付きの重合反応器、例えば、特
公昭40−2645号公報に記載されている装置を用い
ることができる。
この発明の方法において、重合時に公知の分子
量調節剤、例えば、シクロオクタジエン、アレン
などの非共役ジエン類、またはエチレン、プロピ
レン、ブテン−1などのα−オレフイン類を使用
することができる。また、重合時のゲルの生成を
さらに抑えるために公知のゲル防止剤を使用する
ことができる。分子量調節剤は前記の(a)〜(d)のい
ずれの工程において添加してよく、また前記ゲル
防止剤も前記の各工程において添加することがで
きる。
この発明の方法によれば、1,3−ブタジエン
の重合時に重合槽内へのポリマーの付着を抑制す
ることができるため、長時間重合反応を続けるこ
とができるのである。
また、この発明の方法によれば、シス−1,4
ポリブタジエンを高収率で製造することができ
る。
重合反応終了後シス−1,4ポリブタジエンを
取得するには公知の方法を適用することができ
る。例えば、重合反応終了後、重合溶液を重合停
止槽に供給し、この重合溶液にジアルキルアルミ
ニウムモノハライドと反応するようなメタノー
ル、エタノールなどのアルコール、水などの極性
溶剤を大量に投入する方法、あるいは大量の極性
溶剤に重合溶液を投入する方法、塩酸、硫酸など
の無機酸、酢酸、安息香酸などの有機酸、モノエ
タノールアミンやアンモニアを含む少量の極性溶
剤を重合溶液に投入する方法、塩化水素ガスを重
合溶液に導入する方法などの、それ自体公知の方
法により1,3−ブタジエンの重合を停止した
後、メタノールなどの沈殿剤を加えるか、あるい
はフラツシユ(水蒸気を吹きこむかあるいは吹き
こまずして溶媒を蒸発除去する)し重合体を析出
させ、分離乾燥してシス−1,4ポリブタジエン
を得ることができる。シス−1,4ポリブタジエ
ンには、1,3−ブタジエンの重合を停止した後
の重合溶液あるいはシス−1,4ポリブタジエン
のスラリーなどに老化防止剤を添加する方法など
によつて、老化防止剤を配合することが好まし
い。老化防止剤としては、2,6−ジ第三ブチル
フエノール、2,6−ジ第三ブチル−4−メチル
フエノール(BHT)、スチレン化フエノール、
4,4′−チオビス(6−第三ブチル−3−メチル
フエノール)、1,1′−ビス−(4−ヒドロキシフ
エニル)シクロヘキサン、1−オキシ−3−メチ
ル−4−イソプロピルベンゼン、n−オクタデシ
ル−3−(4′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ第三ブチル
フエニル)プロピオネート、2,5−ジ第三アミ
ルハイドロキノン、2,5−ジ第三ブチルハイド
ロキノン、2,2′−メチレンビス−(4−メチル
−6−第三ブチルフエノール)、トリス−(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルフエニ
ル)ブタン、ブチル化ヒドロキシアニソール、
4,4′−ブチリデンビス−(3−メチル−6−第
三ブチルフエノール)、ニツケル・ジブチル・ジ
チオカーバメート、ニツケル・イソプロピル・キ
サンテート、トリ(ノニル化フエニル)ホスフア
イト(TNP)、ジラウリル・チオ・ジプロピオネ
ート、ジステアリルチオ・ジプロピオネートなど
が挙げられる。老化防止剤は単独で用いてもよい
が、2種以上組み合わせて用いてもよい。前記の
老化防止剤は全量でポリブタジエンに対して
0.001〜5重量%配合されていることが好まし
い。
この発明の方法によつて、ゲル分を実質的に含
まないシス−1,4構造含有率の高いシス−1,
4ポリブタジエンを得ることができる。
次に実施例および比較例を示す。
実施例 1 内容2の撹拌機付ステンレス製熟成槽中に
1,3−ブタジエンを24重量%の濃度で含有する
ベンゼン溶液(水分を1.8ミリモル/含有)を
毎時30供給し、ジエチルアルミニウムモノクロ
ライドを毎時112.5ミリモル混入し、30℃で4分
間(平均滞留時間)熟成した。得られた熟成液を
−3℃に冷却して、内容15のリボン型撹拌機付
ステンレス製重合槽中に毎時30供給し、コバル
トオクトエートを毎時0.40ミリモル、1,5−シ
クロオクタジエンを毎時94.3ミリモルおよびTPL
(ジラウリル−3,3′−チオプロピオネート)を
毎時6.0ミリモル混入し、30℃で平均滞留時間30
分間にて36時間重合した。得られた重合生成液を
撹拌機付混合槽に供給し、これに2,6−ジ第三
ブチル4−メチルフエノール(BHT)をゴムに
対して1PHR加え、さらにメタノールを少量加え
て、重合を停止した後、未反応の1,3−ブタジ
エンおよび溶媒を蒸発除去し、常温で真空乾燥し
てシス−1,4ポリブタジエン69.1Kgを得た。
このポリブタジエンは、固有粘度〔η〕が
4.2、ミクロ構造がシス−1,4構造97.6%、ト
ランス−1,4構造1.7%、1,2構造0.7%であ
つた。
また、このポリブタジエンの所定量をベンゼン
に溶解して、200メツシユの金網を用いてゲル分
を測定したところ、ゲル分は0.04%であつた。
重合反応終了後、重合槽内の撹拌翼および内壁
に付着しているポリマー(ゲルを含む)をかぎ落
とし、常温で真空乾燥すると、付着ポリマー(ゲ
ルを含む)量は55gであつた。
実施例 2 内容15の熟成槽中に、ベンゼン溶液を加え、
30℃で30分間(平均滞留時間)熟成した他は、実
施例1と同様に実施して、シス−1,4ポリブタ
ジエン68.9Kgを得た。
このポリブタジエンは、固有粘度〔η〕が
4.3、ゲル分が0.02%であつた。
また、36時間重合反応終了後の重合槽内のポリ
マー(ゲルを含む)付着量は35gであつた。
実施例 3 熟成する温度を30℃から10℃に変えて熟成し、
得られた熟成液を用いて1,3−ブタジエンを重
合した他は実施例2と同様に実施して、シス−
1,4ポリブタジエン67.5Kgを得た。
このポリブタジエンは、固有粘度〔η〕が
4.2、ゲル分が0.03%であつた。
また、36時間重合反応終了後の重合槽内のポリ
マー(ゲルを含む)付着量は38gであつた。
比較例 1 ジエチルアルミニウムモノクロライドに代えて
コバルトオクトエートを添加した混合液を熟成
し、重合槽に直接ジエチルアルミニウムモノクロ
ライドを加えて重合した他は実施例1と同様に実
施して、シス−1,4ポリブタジエン58.8Kgを得
た。
このポリブタジエンは、固有粘度〔η〕が
4.2、ゲル分が0.60%であつた。
また、36時間重合反応終了後の重合槽内のポリ
マー(ゲルを含む)付着量は315gであつた。
比較例 2 熟成条件を30℃で50秒間(平均滞留時間)とし
た他は、実施例1と同様に実施して、シス−1,
4ポリブタジエン68.5Kgを得た。
このポリブタジエンは、固有粘度〔η〕が
4.3、ゲル分が0.52%であつた。
また、36時間重合反応終了後の重合槽内のポリ
マー(ゲル分を含む)付着量は240gであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不活性有機溶媒中、ハロゲン含有の有機アル
    ミニウム化合物およびコバルト化合物から得られ
    る触媒の存在下に1,3−ブタジエンをシス−
    1,4重合する方法において、 (a) 1,3−ブタジエンと不活性有機溶媒とを混
    合し、 (b) 得られた1,3−ブタジエンの不活性有機溶
    媒溶液中の水分の濃度を調節し、 (c) 得られた溶液にハロゲン含有の有機アルミニ
    ウム化合物を添加し、得られた混合液をコバル
    ト化合物の不存在下に、10〜50℃の温度で2分
    〜2時間熟成した後、 (d) コバルト化合物を添加し、得られた溶液を撹
    拌混合して1,3−ブタジエンを重合する、 ことを特徴とするシス−1,4ポリブタジエンの
    製造法。 2 1,3−ブタジエンの不活性有機溶媒溶液中
    の1,3−ブタジエンの濃度が3重量%以上であ
    る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 1,3−ブタジエンの不活性有機溶媒溶液中
    の水分の濃度が0.5〜5ミリモル/である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 4 1,3−ブタジエンの不活性有機溶媒溶液
    中、あるいは重合する溶液中に分子量調節剤が添
    加されている特許請求の範囲第1項記載の製造
    法。
JP19771681A 1981-12-10 1981-12-10 シス−1,4ポリブタジエンの製造法 Granted JPS58101105A (ja)

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