JPS6223407B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223407B2 JPS6223407B2 JP57045629A JP4562982A JPS6223407B2 JP S6223407 B2 JPS6223407 B2 JP S6223407B2 JP 57045629 A JP57045629 A JP 57045629A JP 4562982 A JP4562982 A JP 4562982A JP S6223407 B2 JPS6223407 B2 JP S6223407B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- blended
- acid
- weight
- trialkyl
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明は、クラフト紙を用いた油入変圧器用絶
縁油に関し、その目的とするところは、安価な難
燃性の絶縁油を得んとするものである。 最近、油入変圧器、コンデンサ等の電気機器の
難燃化並びに小形化の要請があり、従来から用い
られてきたPCBに代つて、シリコーン油が使用さ
れるようになつた。このシリコーン油よりも安価
で、難燃性の絶縁油として、アリールホスフエー
トに鉱油系絶縁油を混合したものが既に知られて
いる。しかしながら、アリールホスフエートは鉱
油系絶縁油に対して溶解性が一般に小さく、難燃
性の絶縁油が得にくい欠点がある。 本発明者らは、鉱油〜アリールホスフエート系
油にトリメチロールプロパン系、又はペンタエリ
スリトール系のポリオールエステル、ベンゼント
リカルボン酸トリアルキルエステル、アセチルク
エン酸トリアルキル、クエン酸トリアルキル等を
混合すると鉱油に対するアリールホスフエートの
溶解性が大きくなり、安価で、かつ難燃性の絶縁
油になることを見出して、本発明を完成した。 本発明の目的は、新規な難燃性絶縁油として、
鉱油〜アリールホスフエート系油にポリオールエ
ステル、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエ
ステル、アセチルクエン酸トリアルキル、クエン
酸トリアルキル等を配合した、クラフト紙を用い
た油入変圧器用絶縁油を提供することにある。 本発明を概説すれば、本発明は、鉱油に芳香族
環を少なくとも1個含有するリン酸トリエステル
を配合した絶縁油に対して、更にポリオールエス
テル、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエス
テル、アセチルクエン酸トリアルキル、クエン酸
トリアルキル等を配合したことを特徴とする絶縁
油に関する。 本発明において、エステル油の混合割合を増す
ことは、リン酸エステルの鉱油への溶解性を増す
こと、即ち難燃性を増大させることを意味する。
少な過ぎるとリン酸エステルの溶解が困難とな
り、難燃化が達成できなくなる。 以上の見地から、鉱油は全体のうちの12〜21重
量%好ましくは14〜20重量%、リン酸エステルは
28〜60重量%好ましくは32〜60重量%、エステル
油は28〜60重量%好ましくは28〜55重量%が適す
る。 鉱油に配合する、芳香族環が少なくとも1個含
有するリン酸トリエステルとは、正リン酸トリエ
ステル中の3個のエステル成分のうち、少なくと
も1個が芳香族環を含有しているものをいい、そ
の例としては、リン酸トリクレジル、リン酸クレ
ジルジフエニル、リン酸オクチルジフエニル、リ
ン酸トリキシレニル、リン酸ジフエニルオルトキ
シレニル、リン酸トリ(エチルフエニル)、リン
酸トリ(イソプロピルフエニル)、リン酸フエニ
ルジ(イソプロピルフエニル)、リン酸トリ(n
−プロピルフエニル)、リン酸トリ(ブチルフエ
ニル)、リン酸トリ(ペンチルフエニル)、リン酸
トリ(ヘキシルフエニル)、リン酸トリ(ヘプチ
ルフエニル)、リン酸トリ(オクチルフエニル)、
リン酸トリ(ノニルフエニル)及びリン酸トリ
(デシルフエニル)などがある。これらのエステ
ルは、単独で配合してもよいが、これらの2種以
上の混合物を配合してもよい。 本発明で使用するトリメチロールプロパンの飽
和脂肪酸系ポリオールエステルは、トリメチロー
ルプロパンと、下記一般式: CH3(CH2)nCOOH (式中、nは3〜11の整数を示す) で表わされる飽和脂肪酸とのエステルからなるも
のである。上式の飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素
原子を含むものであり(すなわちn=3〜11)こ
れより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度で液体では
なくなる。したがつて、飽和脂肪酸は、それぞれ
5〜13個の炭素原子を含むものが好適である。ま
た、飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素原子を含む飽
和脂肪酸の2種以上の混合物を使用すると、流動
点が比較的低いものが得られる。飽和脂肪酸の例
としては、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カ
プリル酸、イソオクタン酸、ペラルゴン酸、デカ
ン酸及びラウリン酸、更にこれらの2種以上の混
合脂肪酸が挙げられる。 また、本発明で使用するペンタエリスリトール
の飽和脂肪酸系ポリオールエステルは、ペンタエ
リスリトールと、下記一般式: CH3(CH2)nCOOH (式中、nは3〜11の整数を示す) で表わされる飽和脂肪酸とのエステルからなるも
のである。上式の飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素
原子を含むものであり(すなわちn=3〜11)、
これより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度では液体で
なくなる。したがつて、飽和脂肪酸は、それぞれ
5〜13個の炭素原子を含むものが好適である。ま
た、飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素原子を含む飽
和脂肪酸の2種以上の混合物を使用すると、流動
点が比較的低いものが得られる。飽和脂肪酸の例
としては、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カ
プリル酸、イソオクタン酸、ペラルゴン酸、デカ
ン酸及びラウリン酸、更にこれらの2種以上の混
合脂肪酸が挙げられる。 また、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエ
ステルのうち代表的なものは、下記一般式: (式中、nは4〜10の数を示す) で表わされる。上式のエステル中のアルコール成
分は、6〜12個の炭素原子を含むものであり、こ
れより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度で液体では
なくなる。したがつて、アルコール成分中には、
それぞれ6〜12個の炭素原子を含むのが好適であ
る。 また、アセチルクエン酸トリアルキルの代表的
なものは、下記一般式: (式中、nは2〜8の数を示す) で表わされる。又、クエン酸トリアルキルの代表
的なものは、下記一般式: (式中、nは2〜8の数を示す) で表わされる。 以下、本発明の効果を、実施例により詳細に説
明するが、本発明はこれらになんら限定されるも
のではない。 なお、実施例及び比較例における配合油の燃焼
性は、下記のようにして測定した。 巾25mm、長さ500mm、厚さ0.25mmのガラステー
プを試料油50ml中に3分間浸漬した後、油から取
出し、水平に2分間放置してから、ガラステープ
の一端にガスバーナーの炎で着火する。着火して
からの燃焼速度(秒/cm)で燃焼性を評価する。
そして、着火しても消炎する場合は、燃焼性なし
とした。 実施例 1 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油とト
リメチロールプロパン−飽和脂肪酸系のエステル
を30対70に配合した配合油に、リン酸トリキシレ
ニルを、全組成に基づいて、10〜80重量%配合
し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリエス
テルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、トリメチロールプロパン−
C5〜C11の混合脂肪酸系エステルを両組成に基づ
いて、10〜80重量%配合し、得られた絶縁油の燃
焼性及びリン酸トリエステルの溶解性を測定し
た。得られた各結果を、第1表及び第2表に示
す。
縁油に関し、その目的とするところは、安価な難
燃性の絶縁油を得んとするものである。 最近、油入変圧器、コンデンサ等の電気機器の
難燃化並びに小形化の要請があり、従来から用い
られてきたPCBに代つて、シリコーン油が使用さ
れるようになつた。このシリコーン油よりも安価
で、難燃性の絶縁油として、アリールホスフエー
トに鉱油系絶縁油を混合したものが既に知られて
いる。しかしながら、アリールホスフエートは鉱
油系絶縁油に対して溶解性が一般に小さく、難燃
性の絶縁油が得にくい欠点がある。 本発明者らは、鉱油〜アリールホスフエート系
油にトリメチロールプロパン系、又はペンタエリ
スリトール系のポリオールエステル、ベンゼント
リカルボン酸トリアルキルエステル、アセチルク
エン酸トリアルキル、クエン酸トリアルキル等を
混合すると鉱油に対するアリールホスフエートの
溶解性が大きくなり、安価で、かつ難燃性の絶縁
油になることを見出して、本発明を完成した。 本発明の目的は、新規な難燃性絶縁油として、
鉱油〜アリールホスフエート系油にポリオールエ
ステル、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエ
ステル、アセチルクエン酸トリアルキル、クエン
酸トリアルキル等を配合した、クラフト紙を用い
た油入変圧器用絶縁油を提供することにある。 本発明を概説すれば、本発明は、鉱油に芳香族
環を少なくとも1個含有するリン酸トリエステル
を配合した絶縁油に対して、更にポリオールエス
テル、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエス
テル、アセチルクエン酸トリアルキル、クエン酸
トリアルキル等を配合したことを特徴とする絶縁
油に関する。 本発明において、エステル油の混合割合を増す
ことは、リン酸エステルの鉱油への溶解性を増す
こと、即ち難燃性を増大させることを意味する。
少な過ぎるとリン酸エステルの溶解が困難とな
り、難燃化が達成できなくなる。 以上の見地から、鉱油は全体のうちの12〜21重
量%好ましくは14〜20重量%、リン酸エステルは
28〜60重量%好ましくは32〜60重量%、エステル
油は28〜60重量%好ましくは28〜55重量%が適す
る。 鉱油に配合する、芳香族環が少なくとも1個含
有するリン酸トリエステルとは、正リン酸トリエ
ステル中の3個のエステル成分のうち、少なくと
も1個が芳香族環を含有しているものをいい、そ
の例としては、リン酸トリクレジル、リン酸クレ
ジルジフエニル、リン酸オクチルジフエニル、リ
ン酸トリキシレニル、リン酸ジフエニルオルトキ
シレニル、リン酸トリ(エチルフエニル)、リン
酸トリ(イソプロピルフエニル)、リン酸フエニ
ルジ(イソプロピルフエニル)、リン酸トリ(n
−プロピルフエニル)、リン酸トリ(ブチルフエ
ニル)、リン酸トリ(ペンチルフエニル)、リン酸
トリ(ヘキシルフエニル)、リン酸トリ(ヘプチ
ルフエニル)、リン酸トリ(オクチルフエニル)、
リン酸トリ(ノニルフエニル)及びリン酸トリ
(デシルフエニル)などがある。これらのエステ
ルは、単独で配合してもよいが、これらの2種以
上の混合物を配合してもよい。 本発明で使用するトリメチロールプロパンの飽
和脂肪酸系ポリオールエステルは、トリメチロー
ルプロパンと、下記一般式: CH3(CH2)nCOOH (式中、nは3〜11の整数を示す) で表わされる飽和脂肪酸とのエステルからなるも
のである。上式の飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素
原子を含むものであり(すなわちn=3〜11)こ
れより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度で液体では
なくなる。したがつて、飽和脂肪酸は、それぞれ
5〜13個の炭素原子を含むものが好適である。ま
た、飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素原子を含む飽
和脂肪酸の2種以上の混合物を使用すると、流動
点が比較的低いものが得られる。飽和脂肪酸の例
としては、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カ
プリル酸、イソオクタン酸、ペラルゴン酸、デカ
ン酸及びラウリン酸、更にこれらの2種以上の混
合脂肪酸が挙げられる。 また、本発明で使用するペンタエリスリトール
の飽和脂肪酸系ポリオールエステルは、ペンタエ
リスリトールと、下記一般式: CH3(CH2)nCOOH (式中、nは3〜11の整数を示す) で表わされる飽和脂肪酸とのエステルからなるも
のである。上式の飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素
原子を含むものであり(すなわちn=3〜11)、
これより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度では液体で
なくなる。したがつて、飽和脂肪酸は、それぞれ
5〜13個の炭素原子を含むものが好適である。ま
た、飽和脂肪酸は、5〜13個の炭素原子を含む飽
和脂肪酸の2種以上の混合物を使用すると、流動
点が比較的低いものが得られる。飽和脂肪酸の例
としては、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カ
プリル酸、イソオクタン酸、ペラルゴン酸、デカ
ン酸及びラウリン酸、更にこれらの2種以上の混
合脂肪酸が挙げられる。 また、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエ
ステルのうち代表的なものは、下記一般式: (式中、nは4〜10の数を示す) で表わされる。上式のエステル中のアルコール成
分は、6〜12個の炭素原子を含むものであり、こ
れより少ない炭素数では、引火点が低過ぎ、他
方、上限より多い炭素数では、低温度で液体では
なくなる。したがつて、アルコール成分中には、
それぞれ6〜12個の炭素原子を含むのが好適であ
る。 また、アセチルクエン酸トリアルキルの代表的
なものは、下記一般式: (式中、nは2〜8の数を示す) で表わされる。又、クエン酸トリアルキルの代表
的なものは、下記一般式: (式中、nは2〜8の数を示す) で表わされる。 以下、本発明の効果を、実施例により詳細に説
明するが、本発明はこれらになんら限定されるも
のではない。 なお、実施例及び比較例における配合油の燃焼
性は、下記のようにして測定した。 巾25mm、長さ500mm、厚さ0.25mmのガラステー
プを試料油50ml中に3分間浸漬した後、油から取
出し、水平に2分間放置してから、ガラステープ
の一端にガスバーナーの炎で着火する。着火して
からの燃焼速度(秒/cm)で燃焼性を評価する。
そして、着火しても消炎する場合は、燃焼性なし
とした。 実施例 1 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油とト
リメチロールプロパン−飽和脂肪酸系のエステル
を30対70に配合した配合油に、リン酸トリキシレ
ニルを、全組成に基づいて、10〜80重量%配合
し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリエス
テルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、トリメチロールプロパン−
C5〜C11の混合脂肪酸系エステルを両組成に基づ
いて、10〜80重量%配合し、得られた絶縁油の燃
焼性及びリン酸トリエステルの溶解性を測定し
た。得られた各結果を、第1表及び第2表に示
す。
【表】
【表】
【表】
第1表及び第2表から明らかなように、鉱油と
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、メリメチロールプ
ロパン−飽和脂肪酸系のポリオールエステルを配
合すると、配合油のリン酸トリエステルの溶解性
が大きくなり、リン酸トリエステルの配合量を多
くできるため、それだけより難燃性の絶縁油が得
られることがわかる。 実施例 2 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油とペ
ンタエリスリトール−飽和脂肪酸系のポリオール
エステルを30対70に配合した配合油に、リン酸ト
リキシレニルを全組成に基づいて、10〜80重量%
配合し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリ
エステルの溶解性を調べた。 また鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に配
合した配合油に、ペンタエリスリトール−ラウリ
ン酸、2−エチルヘキシル酸系のポリオールエス
テルを両組成に基づいて、10〜80重量%配合し、
得られた絶縁油の燃焼性及びリン酸トリエステル
の溶解性を測定した。得られた各結果を、第3表
及び第4表に示す。
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、メリメチロールプ
ロパン−飽和脂肪酸系のポリオールエステルを配
合すると、配合油のリン酸トリエステルの溶解性
が大きくなり、リン酸トリエステルの配合量を多
くできるため、それだけより難燃性の絶縁油が得
られることがわかる。 実施例 2 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油とペ
ンタエリスリトール−飽和脂肪酸系のポリオール
エステルを30対70に配合した配合油に、リン酸ト
リキシレニルを全組成に基づいて、10〜80重量%
配合し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリ
エステルの溶解性を調べた。 また鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に配
合した配合油に、ペンタエリスリトール−ラウリ
ン酸、2−エチルヘキシル酸系のポリオールエス
テルを両組成に基づいて、10〜80重量%配合し、
得られた絶縁油の燃焼性及びリン酸トリエステル
の溶解性を測定した。得られた各結果を、第3表
及び第4表に示す。
【表】
【表】
第3表及び第4表から明らかなように、鉱油と
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、ペンタエリスリト
ール−飽和脂肪酸系のポリオールエステルを配合
すると、配合油のリン酸トリエステルの溶解性が
大きくなり、リン酸トリエステルの配合量を多く
できるため、それだけより難燃性の絶縁油が得ら
れることがわかる。 実施例 3 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油と、
リン酸トリキシレニルとを30対70に配合した配合
油に、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエス
テル4種を、全組成に基づいて、10〜80重量%配
合し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリエ
ステルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、トリメリツト酸トリオクチル
を両組成に基づいて、10〜80重量%配合し、得ら
れた絶縁油の燃焼性及びリン酸トリエステルの溶
解性を測定した。得られた各結果を、第5表及び
第6表に示す。
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、ペンタエリスリト
ール−飽和脂肪酸系のポリオールエステルを配合
すると、配合油のリン酸トリエステルの溶解性が
大きくなり、リン酸トリエステルの配合量を多く
できるため、それだけより難燃性の絶縁油が得ら
れることがわかる。 実施例 3 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油と、
リン酸トリキシレニルとを30対70に配合した配合
油に、ベンゼントリカルボン酸トリアルキルエス
テル4種を、全組成に基づいて、10〜80重量%配
合し、得られた配合油の燃焼性及びリン酸トリエ
ステルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、トリメリツト酸トリオクチル
を両組成に基づいて、10〜80重量%配合し、得ら
れた絶縁油の燃焼性及びリン酸トリエステルの溶
解性を測定した。得られた各結果を、第5表及び
第6表に示す。
【表】
【表】
第5表及び第6表から明らかなように、鉱油
と、芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸ト
リエステルとを配合した配合油に、ベンゼントリ
カルボン酸トリアルキルエステルを配合すると、
配合油のリン酸トリエステルの溶解性が大きくな
り、リン酸トリエステルの配合量を多くできるた
め、それだけより難燃性の絶縁油が得られること
がわかる。 実施例 4 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油と、
リン酸トリキシレニルとを30対70に配合した配合
油に、アセチルクエン酸トリアルキル及びクエン
酸トリアルキル各2種を、全組成に基づいて、10
〜70重量%配合し、得られた配合油の燃焼性及び
リン酸トリエステルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、アセチル−2−エチルヘキシ
ルシトレート及びトリブチルシトレートを両組成
に基づいて、10〜80重量%配合し、得られた絶縁
油の燃焼性及びリン酸トリエステルの溶解性を測
定した。得られた各結果を、第7表〜第9表に示
す。
と、芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸ト
リエステルとを配合した配合油に、ベンゼントリ
カルボン酸トリアルキルエステルを配合すると、
配合油のリン酸トリエステルの溶解性が大きくな
り、リン酸トリエステルの配合量を多くできるた
め、それだけより難燃性の絶縁油が得られること
がわかる。 実施例 4 引火点248℃、粘度160cst(30℃)の鉱油と、
リン酸トリキシレニルとを30対70に配合した配合
油に、アセチルクエン酸トリアルキル及びクエン
酸トリアルキル各2種を、全組成に基づいて、10
〜70重量%配合し、得られた配合油の燃焼性及び
リン酸トリエステルの溶解性を調べた。 また、鉱油とリン酸トリエステルとを30対70に
配合した配合油に、アセチル−2−エチルヘキシ
ルシトレート及びトリブチルシトレートを両組成
に基づいて、10〜80重量%配合し、得られた絶縁
油の燃焼性及びリン酸トリエステルの溶解性を測
定した。得られた各結果を、第7表〜第9表に示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
第7表〜第9表から明らかなように、鉱油と、
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、アセチルクエン酸
トリアルキル、又はクエン酸トリアルキルを配合
すると、配合油のリン酸トリエステルの配合量を
多くできるため、それだけより難燃性の絶縁油が
得られることがわかる。 以上説明したように、安価な鉱油が含有されて
いるにもかかわらず、本発明による難燃性絶縁油
は、難燃性であつて、難燃化を目的とする油入電
気機器及び装置用の絶縁油として有用なものであ
る。
芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸トリエ
ステルとを配合した配合油に、アセチルクエン酸
トリアルキル、又はクエン酸トリアルキルを配合
すると、配合油のリン酸トリエステルの配合量を
多くできるため、それだけより難燃性の絶縁油が
得られることがわかる。 以上説明したように、安価な鉱油が含有されて
いるにもかかわらず、本発明による難燃性絶縁油
は、難燃性であつて、難燃化を目的とする油入電
気機器及び装置用の絶縁油として有用なものであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 鉱油12〜21重量%、 (b) トリメチロールプロパンの飽和脂肪酸系ポリ
オールエステル、ペンタエリスリトールの飽和
脂肪酸系ポリオールエステル、ベンゼントリカ
ルボン酸トリアルキルエステル、アセチルクエ
ン酸トリアルキルおよびクエン酸トリアルキル
の化合物群から選択される1種又は2種以上28
〜60重量%、および (c) 芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸ト
リエステル28〜60重量% より成ることを特徴とするクラフト紙を用いた油
入変圧器用絶縁油。 2 (a) 鉱油14〜20重量%、 (b) トリメチロールプロパンの飽和脂肪酸系ポリ
オールエステル、ペンタエリスリトールの飽和
脂肪酸系ポリオールエステル、ベンゼントリカ
ルボン酸トリアルキルエステル、アセチルクエ
ン酸トリアルキルおよびクエン酸トリアルキル
の化合物群から選択される1種又は2種以上32
〜60重量%、および (c) 芳香族環を少なくとも1個含有するリン酸ト
リエステル28〜55重量% より成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のクラフト紙を用いた油入変圧器用絶縁油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4562982A JPS58164108A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | クラフト紙を用いた油入変圧器用絶縁油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4562982A JPS58164108A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | クラフト紙を用いた油入変圧器用絶縁油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164108A JPS58164108A (ja) | 1983-09-29 |
| JPS6223407B2 true JPS6223407B2 (ja) | 1987-05-22 |
Family
ID=12724661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4562982A Granted JPS58164108A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | クラフト紙を用いた油入変圧器用絶縁油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164108A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0679448B2 (ja) * | 1984-06-28 | 1994-10-05 | 株式会社日立製作所 | 変圧器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5168000A (en) * | 1974-12-06 | 1976-06-12 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Denkikiki |
| JPS584402B2 (ja) * | 1975-01-20 | 1983-01-26 | 松下電器産業株式会社 | 電気絶縁油を含浸した電気機器 |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP4562982A patent/JPS58164108A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164108A (ja) | 1983-09-29 |
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