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JPS6233875B2 - - Google Patents
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JPS6233875B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6233875B2
JPS6233875B2 JP59182840A JP18284084A JPS6233875B2 JP S6233875 B2 JPS6233875 B2 JP S6233875B2 JP 59182840 A JP59182840 A JP 59182840A JP 18284084 A JP18284084 A JP 18284084A JP S6233875 B2 JPS6233875 B2 JP S6233875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
culture
medium
serum
cell
Prior art date
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Expired
Application number
JP59182840A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163279A (ja
Inventor
Yoshiki Minamoto
Koji Mitsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、リンパ芽球様細胞株を高密度培養方
法に関する。 従来の技術 リンパ芽球様細胞株を培養して、その培養上清
液から有用な生理活性物質を得ることが研究され
ている。しかしながら、細胞培養上清液から生理
活性物質を大量に得、それを精製して用いるため
には大きな技術上問題がある。その一つは、細胞
が産生する生理活性物質は、極めて微量であるこ
とである。これは、細胞が増殖し、生理活性物質
を産生し得るための細胞飽和密度が低いことが第
一の原因であると考えられる。例えばインターフ
エロン自発産生細胞株であるUMCL細胞は、細
胞増殖性が良好な株の一つではあるけれどもその
飽和密度は2×106/ml程度にすぎない。そのた
め、従来は、培養液量を大量にする方法がとられ
てきたが、大量の培養液を取扱うためには培養工
学的な技術開発が必要である上、設備投資及び維
持管理費が大きくなるという問題がある。 そこで培養液量を増大させるかわりに飽和細胞
密度を高めることによつて、細胞の生理活性物質
産生量を増大させる方法が考えられている。例え
ば、培養液をパツチ方式又は連続的に交換するこ
とによつて、5〜10×106/mlまで高密度に細胞
を培養する方法(特開昭55−169261)、インター
フエロン自発産生細胞の培養途中で消費された栄
養成分を添加させることによつて、飽和細胞密度
を増大させ、インターフエロンの産生を増大させ
る方法が知られている。(特開昭58−162035)。 二つめの大きな問題点は、細胞培養液に牛胎児
血清(FBS)などの血清を10%前後添加する必要
があることである。これらの血清は非常に高価で
あり、かつ原因不明のロツト差があるため、大量
に細胞を培養するには問題があつた。さらに、こ
れらの血清は多種類の異種蛋白を含むので、有用
活性物質を分離精製する際に不都合が生じる。 これまでに、血清の代替として、各種の増殖因
子や性格が明らかな蛋白を含む培養液を金用いて
細胞を培養する方法が開発されてきた(D.
Barnes、G.H.Sato、Cell、122巻、649頁、1980
年)また、血清アルブミンの代替物としてサイク
ロデキストリンと不飽和脂肪酸を含有する無血清
培地(特開昭56−81600)などが知られている。 一方、さらにこれまでに、20〜150mg/の濃
度でL−グルタミン酸を添加した無血清培地が知
られている(高岡聰子、組織培養9巻、196頁、
1983年、特開昭56−81600)。 しかしながらこれまでに報告されている無血清
培地は、いずれも細胞を低密度(1〜5×105
mlから1〜2×106/ml)でしか増殖させられな
く高密度細胞培養(1×107/ml以上)に適した
培養方法ではない。 問題点を解決するための手段 我々は以上のような問題点を踏まえ、鋭意検討
した結果、(1)1〜4g/のα−サイクロデキス
トリン(α−CD)及び(2)2〜4g/のガラク
トース又は0.3〜1g/のL−グルタミン酸を
含有し、実質的に血清を含まない培地を用いて、
Bリンパ芽球様細胞株を培養することにより、こ
れらの細胞を高密度で培養できることを見出し
た。 本発明に使用する培地としては、従来知られて
いる血清を含まない培地のいずれも用ることがで
きる。例えばRITC57−1培地、RITC57−8培
地イスコフ培地、ハムF−12とダルベツコMEM
培地の混合培地に各種増殖因子を添加した無血清
培地などがあげられるが、一般的にアミノ酸、ビ
タミン等を含む豊富な無血清培地が好ましい。 本発明の無血清培養液は1〜4g/のα−
CDを含み、更に0.3〜1g/のL−グルタミン
酸及び/又は2〜4g/のガラクトースを含有
するこれらの成分はこれ以上では毒性が認められ
る。 L−グルタミン酸は、遊離型でもよく、ナトリ
ウム塩などの金属塩および塩酸塩などの塩として
添加してもよい。 本発明のα−CDは、6個のグルコース残基が
環状になつた化合物である。その濃度範囲は、1
〜4g/である。この範囲以下では効果が認め
られず、これ以上では毒性がみられると同時に溶
解性が悪化する。 本発明におけるBリンパ芽球様細胞株は
Epstein−Barrウイルスで変異したヒトBリンパ
芽球様細胞株、例えばUMCL細胞、C5細胞、
TAPC301細胞などやBリンパ球由来白血病細胞
であるBALL−1細胞、X−5563細胞などがあ
る。 本発明における培養方法は、公知の培養容器な
らびに装置を用いればよいが、酸素の供給を高
め、かつ、機械的な細胞障害を最小限にするよう
な装置が適している。例えば、フラスコ又はシヤ
ーレでは容器を10〜20回/分の速度でゆつくりと
揺動させる培養や、マイクロキヤリヤー用として
開発された培養槽に酸素ガスを通気させる方法、
又は、エアリフト培養方法などがあげられる。 作 用 従来の培養方法では1×107/mlで12時間まで
しかBリンパ芽球様細胞株が維持し得えなかつた
のに対し、本発明の方法によれば、従来の方法に
比べ3割以上の高密度でBリンパ芽球様細胞株を
培養できる。 その結果、例えばUMCL細胞による自発的イ
ンターフエロン産生は、従来の方法に比べ著しく
高めることができた。かつ培地交換頻度を半分以
下に節減することができた。 実施例 1 培養液は、表1に示したRITC57−1培地に0.5
%牛血清アルブミン(BSA)を添加した培地
(RITC57−13+0.5%BSA)を基礎培地とし、さ
らに表2に示した成分を添加した後、0.22μmの
ポアサイズをもつメンブレンフイルターで濾過滅
菌した。 表 1 (mg/) 塩化ナトリウム 6240.0 塩化カリウム 390.0 塩化カルシウム(無水) 200.0 硫酸マグネシウム(無水) 97.7 リン酸二水素ナトリウム(二水塩) 125.0 硝酸第二鉄(九水塩) 0.1 ブドウ糖 2000.0 ピルビン酸ナトリウム 110.0 L−アルギニン塩酸塩 84.0 L−シスチン二塩酸塩 62.6 グリシン 30.0 L−ヒスチジン塩酸塩(一水塩) 42.0 L−イソロイシン 104.8 L−ロイシン 104.8 L−リジン塩酸塩 146.2 L−メチオニン 30.0 L−フエニルアラニン 66.0 L−セリン 42.0 L−スレオニン 95.2 L−トリプトフアン 16.0 L−チロシン二ナトリウム(無水) 89.5 L−バリン 93.6 重酒石酸コリン 7.2 葉 酸 4.0 ニコチン酸アミド 4.0 パントテン酸カルシウム 4.0 ピリドキサール塩酸塩 4.0 リボフラビン 0.4 チアミン塩酸塩 4.0 i−イノシトール 7.2 フエノールレツド 5.0 L−アラニン−水塩 20.0 L−アスパラギン 56.0 L−アスパラギン酸 20.0 L−システイン塩酸−水塩 40.0 L−グルタミン酸 20.0 L−プロリン 20.0 ビチオン 0.2 ビタミンB12 0.1 マンノース 500.0 ガラクトース 500.0 レシチン 2.5 ヒポキサンチン 4.0 チミジン 0.7 デオキシシチジン 0.03 デオキシアデノシン 1.0 6・8ジハイドロオキシプリン 0.3 硫酸亜鉛7水塩 0.02 亜セレン酸ナトリウム 0.004 L−グルタミン 584 プトレツシン2塩酸塩 0.1 フオルニツク酸 0.01 グルタチオン 10 硫酸第一鉄7水塩 0.8 β−グリセロリン酸2ナトリウム 1500 HEPES 1200 重炭酸ナトリウム 1300 硫酸カナマイシン 60 結晶インシユリン 10 ヒト・トランスフエリン 5 RITC57−1+0.5%BSA培地にUMCL細胞を培
養し、培地交換(全量)を4日毎に計2回行なつ
て、細胞密度4×106/mlまで増殖させた後、細
胞を低速遠心(1000R.P.M.、5分)にて集め
た。直ちに細胞を表2に示した各培地中に5×
107/mlになるように懸濁し、その5mlをフアル
コン社製3003シヤーレを用い、5%炭酸ガス濃度
のインキユベーター中に設置したベルコ社製ロツ
キングプレートにて15回/分の速度で30時間揺動
培養した。 培養後、各々の細胞密度をエオシンY染色法と
血球計算盤にて、生細胞密度を計測した。また、
培養後の細胞懸濁液の一部を遠心分離により培養
上清液を採取しインターフエロン力価を測定し
た。インターフエロン測定は、WISH細胞とベズ
キユラーストマテイテイスウイルスを用い、マイ
クロ・タイタープレートにおける細胞変性阻止率
を標準ヒトインターフエロンを基準として測定し
た。それらの結果を表2に示す。
【表】
【表】 実施例 2 培養液としては、表1に示したRITC57−1+
0.5%BSA培地を基礎培地とし、さらに表3に示
した成分を添加した培養液を使用した。RITC57
−1+0.5%BSA培地でBALL−1細胞を培養
し、6×106まで増殖させた後、細胞を低速遠心
(1000R.P.M.、5分)にて集めた。直ちに細胞を
表3に示した各培地に5×107/mlになるように
懸濁し、その10mlをフアルコン社製3024フラスコ
を用い実施例1出同様に48時間培養した。培養
後、実施例1と同様に、細胞密度と培養上清液中
のIgM産生量を測定した。結果を表3に示す。 BALL−1細胞が産生する免疫グロブリン−ク
ラスM(IgM)は、バイオラド社製イムノフロー
ビーズを用いる螢光免疫測定法によつて測定し
た。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (1)1〜4g/のα−サイクロデキストリン
    及び、(2)2〜4g/のガラクトース又は0.3〜
    1g/のL−グルタミン酸を含有し、血清を実
    質的に含まない培地を用いて、Bリンパ芽球様細
    胞株を培養することを特徴とする、Bリンパ芽球
    様細胞株の高密度培養方法。
JP59182840A 1984-09-03 1984-09-03 リンパ芽球様細胞株の高密度培養法 Granted JPS6163279A (ja)

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JPS6163279A JPS6163279A (ja) 1986-04-01
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