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JPS6234035B2 - - Google Patents
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JPS6234035B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234035B2
JPS6234035B2 JP705880A JP705880A JPS6234035B2 JP S6234035 B2 JPS6234035 B2 JP S6234035B2 JP 705880 A JP705880 A JP 705880A JP 705880 A JP705880 A JP 705880A JP S6234035 B2 JPS6234035 B2 JP S6234035B2
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JP
Japan
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methyl
alkyl
acid
piperidinecarboxylic acid
ethyl
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Application number
JP705880A
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English (en)
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JPS56104866A (en
Inventor
Ryoji Kikumoto
Kunihiro Ninomya
Mamoru Kanno
Akira Maruyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペ
リジンカルボン酸またはそのL−酒石酸塩の製造
方法に関するものである。さらに詳しくは、優れ
た抗血液凝固作用を有する(2R・4R)−1−(N2
−アリールスルホニル−L−アルギニル)−4−
アルキル−2−ピペリジンカルボン酸の中間体で
ある(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペリジン
カルボン酸またはそのL−酒石酸塩の製造方法に
関するものである。
抗血液凝固作用を有するN2−アリールスルホ
ニル−L−アルギニンアミド類の中間体として有
用である4−アルキル−2−ピペリジンカルボン
酸に関しては既に特願昭51−150064で出願した
が、その後検討の結果4−アルキル−2−ピペリ
ジンカルボン酸には4種類の光学異性体が含まれ
ており、その中の一種である(2R・4R)−4−ア
ルキル−2−ピペリジンカルボン酸が抗血液凝固
作用における顕著な薬理作用発現をうながす重要
な主因となつていることが判明した。
4種類からなる光学異性体を分割する方法は未
だ知られていないが、種々の分割方法を検討した
結果、L−酒石酸を使用すれば、特に顕著な有効
性を与える(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペ
リジンカルボン酸を高収率で単離できることを見
出し本発明に到達した。
すなわち本発明は4−アルキル−2−ピペリジ
ンカルボン酸を水または水性溶媒中L−酒石酸と
接触させることにより(2R・4R)−4−アルキル
−2−ピペリジンカルボン酸塩を得、必要に応じ
て該L−酒石酸塩からL−酒石酸を脱離除去する
ことを特徴とする(2R・4R)−4−アルキル−2
−ピペリジンカルボン酸またはそのL−酒石酸塩
の製造方法に存する。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の4−アルキル−2−ピペリジンカルボ
ン酸のアルキル基は、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基等のC1〜C5
の低級アルキル基が好ましい。
4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸に
は、トランス体及びシス体が存在し、それぞれに
2種の光学異性体が存在する。
最終的な抗血液凝固剤であるN2−アリールス
ルホニル−L−アルギニンアミド類とした際に顕
著な薬理活性を示す化合物はトランス体に属し、
中でも本発明で得られる(2R・4R)−4−アルキ
ル−2−ピペリジンカルボン酸がもう一方の光学
異性体である(2S・4S)−4−アルキル−2−ピ
ペリジンカルボン酸に比べ著しく優れた薬理活性
を示す。
本発明においてはトランス体及びシス体が任意
の割合で混在する4−アルキル−2−ピペリジン
カルボン酸から、あるいはあらかじめ分離された
トランス体からも高純度の(2R・4R)−4−アル
キル−2−ピペリジンカルボン酸を取得すること
ができる。
従つて本発明において原料となる4−アルキル
−2−ピペリジンカルボン酸とは、トランス体及
びシス体が任意の割合で混在するもの、さらには
トランス体のみのものも包含する。
以下(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペリジ
ンカルボン酸の製造方法を説明する。
4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸とL
−酒石酸とを水あるいは水性溶媒中で混合する。
水性溶媒とは水及び親水性溶媒例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノール等の低級アルコー
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、アセトン等との混合溶媒である。混合割合
は水に対し親水性溶媒3−500重量倍の割合で混
合するのが好ましい。あるいは最初水に4−アル
キル−2−ピペリジンカルボン酸とL−酒石酸を
添加溶解後、親水性溶媒を添加してもよい。
4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸とL
−酒石酸との使用量はカルボン酸1モルに対しL
−酒石酸1.5〜0.7モル、好ましくは等モル使用す
る。また4−アルキル−2−ピペリジンカルボン
酸は溶媒に対し1〜30重量%の範囲が好ましい。
4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸とL
−酒石酸の添加順序はどちらが先でもよく、また
双方を別々の溶媒にとかしてから混合してもよ
い。
反応温度は、双方が均一に溶解する温度が好ま
しく、特に限定されないが、室温から溶媒の沸点
までが好ましい。
また必要に応じて親水性溶媒を追加してもよ
い。
本法によれば得られる結晶はほぼ100%が
(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペリジンカル
ボン酸とL−酒石酸の1:1の塩であり、他の光
学異性体のL−酒石酸塩は結晶化しない。従つて
得られる結晶は取し、付着した母液を洗滌する
のみで高純度のL−酒石酸塩が得られる。必要に
応じて水−アルコール、好ましくは水−エタノー
ル系溶媒から再結晶することができる。
上述の方法は4−アルキル−2−ピペリジンカ
ルボン酸が、トランス体及びシス体の任意の割合
の混合物の場合、及びトランス体のみの場合でも
適用できる。トランス体を出発原料とする場合
は、4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸を
低級アルコールでエステル化し、シス体及びトラ
ンス体を蒸留で分別することによりトランス体を
得、これを加水分解してトランス体の4−アルキ
ル−2−ピペリジン酸を得ることができる。
得られた(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペ
リジンカルボン酸のL−酒石酸塩から必要に応じ
てL−酒石酸を脱離除去し、(2R・4R)−4−ア
ルキル−2−ピペリジンカルボン酸を得ることが
できる。最終的な抗血液凝固剤を合成する際に、
L−酒石酸塩のまま次の反応に供じても良いが、
L−酒石酸をあらかじめ脱離しておくことが好ま
しい。
脱離方法は通常の方法で良く、好適には強酸性
イオン交換樹脂を用い常法に従いL−酒石酸を除
去する。あるいはL−酒石酸塩を直接エステル化
し蒸留により(2R・4R)4−アルキル−2−ピ
ペリジンカルボン酸エステルとL−酒石酸エステ
ルとして分別することが出来る。
上述の方法で得られた(2R・4R)−4−アルキ
ル−2−ピペリジンカルボン酸またはそのL−酒
石酸塩はN2−アリールスルホニル−L−アルギ
ニンアミド類の中間体となる。N2−アリールス
ルホニル−L−アルギニンアミド類の中で特に有
効な抗血液凝固作用を有する(2R・4R)−1−
〔N2−(3−メチル−1・2・3・4−テトラヒ
ドロ−8−キノリンスルホニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸を
例にとり合成経路を説明する。
Rはメチル基、エチル基、プロピル基等のC1
〜C5の低級アルキル基を示す。式中の*は不斉
炭素原子を示す。N2−Boc−ニトロ−L−アルギ
ニン()と(2R・4R)4−メチル−2−ピペ
リジンカルボン酸エステル()をイソブチルク
ロロホルメートを用いた混酸性で縮合すると化合
物()が得られる。無水塩酸−酢酸エチルエス
テル等の強酸下で処理するとBoc基は酸分解し脱
離し化合物()となる。()に3−メチルキ
ノリン−8−スルホニルクロリドを塩基存在下に
縮合させると化合物()に縮合させると化合物
()が得られる。()をNaOH水溶液中で加水
分解し、それをPd−C触媒を用い水素雰囲気中
で還元を行なうとグアニジノ基の保護基であるニ
トロ基とピリジン環が水素化され抗血液凝固作用
の強い最終物質を得ることが出来る。
以上のようにして得られた(2R・4R)−1−
〔N2−(3−メチル−1・2・3・4−テトラヒ
ドロ−8−キノリンスルホニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸
は、4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸のト
ランス体のもう一方の光学異性体である(2S・
4S)−4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸か
ら同様にして得られる(2S・4S)−1−〔N2−(3
−メチル−1・2・3・4−テトラヒドロ−8−
キノリンスルホニル)−L−アルギニル〕−4−メ
チル−2−ピペリジンカルボン酸に比べ抗血液凝
固作用は約3500倍の効果がある。
以上詳述したように本発明によれば、抗血液凝
固剤の中間体として有用な(2R・4R)−4−アル
キル−2−ピペリジンカルボン酸を高収率、高純
度で得ることができる。
以下本発明を実施例により説明する。
なお実施例において使用する4−アルキル−2
−ピペリジンカルボン酸およびそのアルキルエス
テルは特願昭51−150064に記載された方法に準じ
て合成した。
実施例 1 (A) エチル 4−メチル−2−ピペリジンカルボ
キシレートからトランス体及びシス体の分離 減圧蒸留によつてシス体及びトランス体を分
離した。
トランス体 沸点 85〜7℃/7mmHg シス体 沸点 107〜8℃〜5mmHg (B) トランス体の光学分割 エチル 4−メチル−2−ピペリジンカルボ
キシレート(トランス体99.7%、シス体0.3
%)ラセミ体を過剰の濃塩酸中で4時間還流し
た後塩酸を留去すると、4−メチル−2−ピペ
リジンカルボン酸塩酸塩を得る。通常の方法に
より4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸塩
酸塩をイオン交換樹脂(ダイヤイオンSK−
112、商品名、三菱化成工業(株)社製)で処理
し、4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸の
ラセミ体を得る。このラセミ体、143.2gを95
%エチルアルコール2900ml中で煮沸し、L−酒
石酸150gを加え、冷却後、沈澱した塩をろ過
し145.9gの粗結晶を得る。
粗結晶を90%エチルアルコール1000mlから再
結晶すると(2R・4R)−4−メチル−2−ピペ
リジンカルボン酸−L−酒石酸塩が得られる。
このものの物性は以下の通りである。
融点 183.9〜185.0℃ 〔α〕26 =+4.4(C=10in H2O) 元素分析値 C11N19NO8として C H N 計算値 45.05 6.53 4.77 実測値 45.12 6.48 4.70 X線回折により、本化合物は(2R・4R)−4
−メチル−2−ピペリジンカルボン酸とL−酒
石酸の1:1の化合物である。
本化合物は常法に従つてイオン交換樹脂(ダ
イヤイオンSK−112)2000mlを使用し、3%水
酸化アンモニウム水溶液で溶出し、溶媒を留去
すると63.0gの(2R・4R)−4−メチル−2−
ピペリジンカルボン酸が粉末状で得られた。こ
の化合物をエチルアルコール−水から再結晶し
たものの物性値を以下に示す。
融点 275.0〜277.8℃ 〔α〕18 =−18.0(C=10in 2N−HCl) 元素分析値 C7H13NO2として C H N 計算値 58.72 9.15 9.78 実測値 58.80 9.09 9.71 光学対掌体を含有する母液を濃縮、乾燥し、
上述したと同様の方法で処理し、64.6gの
(2S・4S)−4−メチル−2−ピペリジンカル
ボン酸を得た。物性値は以下の通りである。
融点 275.0〜277.8℃ 〔α〕24 =+17.8(=10in 2NHCl) 元素分析値 C7H13NO2として C H N 計算値 58.72 9.15 9.78 実測値 58.82 9.10 9.69 実施例 2 4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸225.7
g(トランス体77.2%、シス体22.8%)とL−酒
石酸236.2gに水480mlを加え加熱溶解後420mlの
水を留去しエチルアルコール3を加熱しつつ加
える。室温で1時間さらに氷冷下で2時間撹拌し
た後、析出した結晶を取する。結晶を220mlの
水に加熱下溶解し50mlの水を留去し加熱撹拌下エ
チルアルコール1.5を加えて再結晶すると
(2R・4R)−4−メチル−2−ピペリジンカルボ
ン173.1g(97%)の付加塩を得る。
融点 183〜185℃ 〔α〕D=+4.6(C=10in H2O) 実施例1(B)と同様の方法で処理すると76g(90
%)の(2R・4R)4−メチル−2−ピペリジン
カルボン酸を得る。
融点 275〜277.5℃ 〔α〕18 =−17.9(C=10in 2N HCl) 実施例 3 (2R・4R)−1−〔N2−(3−メチル−1・2・
3・4−テトラヒドロ−8−キノリンスルホニ
ル)−L−アルギニル〕−4−メチル−2−ピペ
リジンカルボン酸の製造。
(A) エチル(2R・4R)−4−メチル−2−ピペリ
ジンカルボキシレートの合成 (2R・4R)−4−メチル)−2−ピペリジン
カルボン酸51.6gを無水エチルアルコール中30
℃以下で撹拌しつつチオニルクロライド128.6
gを滴下し、室温で1時間、さらに還流下1時
間反応させる。溶媒を留去し、残渣をベンゼン
500mlに溶解し、5%炭酸カリウム100ml、飽和
食塩水200mlで洗滌し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥する。ベンゼンを留去し、残つた液体を真
空蒸留すると、57.4gのエチル(2R・4R)−4
−メチル−2−ピペリジンカルボキシレートが
得られた。物性は以下の通りである。
沸点 83〜85℃/7mmHg 〔α〕22 =−24.0(C=5inエチルアルコール) 元素分析値 C9H17NO2として C H N 計算値 63.13 10.00 8.18 実測値 63.20 9.96 8.12 (B) エチル(2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2
−(tert−ブトキシカルボニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボキシ
レート NG−ニトロ−N2−(tert−ブトキシカルボニ
ル)−L−アルギニン28.5gを450mlの無水テト
ラヒドロフラン中に溶解した溶液を−20℃に保
持し、撹拌しながら、トリエチルアミン9g次
いでイソブチルクロロフオルメート(12.2g)
を加える。10分後さらにエチル(2R・4R)−4
−メチル−2−ピペリジンカルボキシレート
15.2gを加え、−20℃で混合物を10分間撹拌す
る。この時点で反応混合物を室温まで加温し、
溶媒を蒸発除去し、エチルアセテート400mlに
残渣を溶解する。次いで水200ml、5%の炭酸
水素ナトリウム溶液100ml、10%のクエン酸溶
液100mlさらに水200mlで順次洗浄し、エチルア
セテート溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。エチルアセテートを留去すると31.3g
(74.5%)のエチル(2R・4R)−1−〔NG−ニ
トロ−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−L−
アルギニル〕−4−メチル−2−ピペリジンカ
ルボキシレートがシロツプ状で得られた。
I.R.(KBr):3300、1730、1680cm-1 (C) エチル(2R・4R)−1−(NG−ニトロ−L−
アルギニル)−4−メチル−2−ピペリジンカ
ルボキシレート塩酸塩 エチル(2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2
−(tert−ブトキシカルボニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボキシ
レート30gを30mlのエチルアセテートに溶解
し、撹拌下0℃で10%の無水塩化水素−エチル
アセテートを80ml加える。3時間後この溶液に
無水エチルエーテル200mlを加えると、粘稠な
油状物質が得られた。この物質をろ過し、無水
エチルエーテルで洗滌すると(2R・4R)−1−
〔NG−ニトロ−L−アルギニル)−4−メチル
−2−ピペリジンカルボキシレート塩酸塩が無
定形固体として得られた。
(D) エチル(2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2
−(3−メチル−8−キノリンスルホニル)−L
−アルギニル〕−4−メチル−2−ピペリジン
カルボキシレート エチル(2R・4R)−1−(NG−ニトロ−L−
アルギニル)−4−メチル−2−ピペリジンカ
ルボキシレート塩酸塩25gをクロロホルム200
mlに溶解し、撹拌下5℃に保持しつつ、トリエ
チルアミン18.5g及び3−メチル−8−キノリ
ンスルホニルクロライド14.7gを順次加え、続
いて室温で3時間撹拌する。撹拌終了後、溶液
を水50mlで2度洗滌し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥する。溶媒を蒸発除去後、50gのシリカゲ
ルを用いて、クロマトグラフイーを行ない3%
メタノール−クロロホルムで溶出した。溶出分
の溶媒を留去すると32.5g(92.1%)のエチル
(2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2(3−メチ
ル−8−キノリンスルホニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボキシ
レートが固体として得られた。
I.R.(KBr):3250、1725、1640cm-1 (E) (2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2−(3−
メチル−8−キノリンスルホニル)−L−アル
ギニル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボ
ン酸 エチル(2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2
(3−メチル−8−キノリンスルホニル)−L−
アルギニル〕−4−メチル−2−ピペリジンカ
ルボキシレート32.5gをエタノール100mlと1N
水酸化ナトリウム水溶液100ml混合溶媒中に溶
解し、室温で24時間撹拌する。その後1N塩酸
で中和し、70mlに濃縮する。溶液を1N水酸化
ナトリウムでPH11とし、エチルアセテート100
mlその後クロロホルム100mlで洗滌し、1N塩酸
で酸性にする。生じた沈澱をろ過し、水20mlで
洗滌し、27g(95%)の(2R・4R)−1−〔NG
−ニトロ−N2−(3−メチル−8−キノリンス
ルホニル)−L−アルギニル〕−4−メチル−2
−ピペリジンカルボン酸が得られた。
融点 211〜213℃ IR(KBr):3280、1720、1620cm-1 元素分析値 C23H31N7O7Sとして C H N 計算値 50.26 5.69 17.84 実測値 50.05 5.45 17.45 (F) (2R・4R)−1−〔N2−(3−メチル−1・
2・3・4−テトラヒドロ−8−キノリンスル
ホニル)−L−アルギニル〕−4−メチル−2−
ピペリジンカルボン酸 (2R・4R)−1−〔NG−ニトロ−N2−(3−
メチル−8−キノリンスルホニル)−L−アル
ギニル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボ
ン酸3.0gをエタノール40mlと酢酸10mlの混合
溶媒に溶解し、5%のPd/C0.3gを加え50
Kg/cm2の水素加圧下80℃で4時間振盪した。次
いでろ過により、触媒を取り除き、溶媒を蒸発
除去する。得られた粘稠なオイルからクロロホ
ルム30mlと飽和炭酸水素ナトリウム溶液30mlの
混合物で抽出し、クロロホルム層を水30mlで洗
滌後クロロホルムを蒸発除去し、得られた粗結
晶をエタノールから再結晶し、2.6g(94%)
の(2R・4R)−1−〔N2−(3−メチル−1・
2・3・4−テトラヒドロ−8−キノリンスル
ホニル)−L−アルギニル〕−4−メチル−2−
ピペリジンカルボン酸が得られた。
融点 188〜191℃ NMR 100MHz 溶媒 CD3OH δ値 6.5(トリプレツト1H) 7.1(ダブレツト1H) 7.4(ダブレツト1H) 元素分析値 C23H36N6O5Sとして C H N 計算値 54.31 7.13 16.52 実測値 54.01 6.98 16.61 実施例 4 (2R・4R)−〔N2−(3−メチル−1・2・3・
4−テトラヒドロ−8−キノリンスルホニル)
−L−アルギニル〕−4−メチル−2−ピペリ
ジンカルボン酸の薬理効果の測定 薬理試験は次のようにして行なつた。
牛フイブリノーゲン(コーン フラクシヨン
1、Cohn Fraction1、アーマー(Armour)社
製)150mgを40mlのボレートサラインバツフア
(Borate Saline Buffer(PH7.4))に溶解した溶液
0.8mlと0.1mlのボレートサライン バツフア(対
照試料)または試料溶液を氷冷下で混和し、さら
に5units/mlのトロンビン(持田製薬(株)製試薬)
0.1mlを氷冷下で添加してよく混和し直ちに25℃
の恒温槽に移す。恒温槽に入れた瞬間にストツプ
ウオツチを始動させ、フイブリン系を認めた時ま
での時間を測定した。試料無添加の場合(対照実
験)の凝固時間は50−55秒であつた。
上記方法により(2R・4R)−〔N2−(3−メチ
ル−1・2・3・4−テトラヒドロ−8−キノリ
ンスルホニル)−L−アルギニル〕−4−メチル−
2−ピペリジンカルボン酸が、凝固時間を2倍に
延長する濃度、すなわち対照実験において、凝固
時間50〜55秒を100〜110秒に延長するに必要な濃
度は0.02μMであつた。一方(2S・4S)−1−
〔N2−(3−メチル−1・2・3・4−テトラヒ
ドロ−8−キノリンスルホニル)−L−アルギニ
ル〕−4−メチル−2−ピペリジンカルボン酸で
は70μMであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 4−アルキル−2−ピペリジンカルボン酸を
    水または水性溶媒中L−酒石酸と接触させること
    により(2R・4R)−4−アルキル−2−ピペリジ
    ンカルボン酸のL−酒石酸塩を得、必要に応じて
    該L−酒石酸塩からL−酒石酸を脱離除去するこ
    とを特徴とする(2R・4R)−4−アルキル−2−
    ピペリジンカルボン酸またはそのL−酒石酸塩の
    製造方法。
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