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JPS6237004B2 - - Google Patents
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JPS6237004B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237004B2
JPS6237004B2 JP3569478A JP3569478A JPS6237004B2 JP S6237004 B2 JPS6237004 B2 JP S6237004B2 JP 3569478 A JP3569478 A JP 3569478A JP 3569478 A JP3569478 A JP 3569478A JP S6237004 B2 JPS6237004 B2 JP S6237004B2
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JP
Japan
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agent
bleaching
hair
experimental example
water
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Application number
JP3569478A
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JPS54129134A (en
Inventor
Sanae Kubo
Junichi Yamada
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は殆んど無臭下に、しかも皮膚に近いPH
(弱酸性〜中性)という緩和な条件下で、毛髪中
のメラニン色素を酸化漂白させる安全性の高い3
剤式ブリーチ剤に関する。 従来、最も汎用されている毛髪用ブリーチ剤
は、過酸化水素水をアンモニアに代表されるアル
カリ剤で分解させ、生じた発生機の酸素でメラニ
ン色素の酸化漂白を行うものであるが、一般に施
術時のPHが9〜10と高く、皮膚や眼の粘膜に対し
ては好ましいとは云い難い。しかも通常の施術条
件(時間、温度)では漂白効果が弱く、充分なる
効果を期待する場合には、通常、更にアルカリ性
の過硼酸塩、過流酸塩及び過炭酸塩等の過酸化物
を過酸化水素水と併用して使用されるが、施術時
のPHは10〜12と更に高くなり、酸化力も強くなる
ので、扱い方如何では皮膚や粘膜に対する危険性
は増し、しかも毛髪損傷の度合も高く好ましいと
は云い難い。 本発明者等は、鋭意研究した結果、亜硫酸塩又
は亜硫酸水素塩と有機溶剤から成る第1剤、第1
鉄塩を配合した第2剤、過酸化水素水を配合した
第3剤から成り、第1剤、第2剤及び第3剤を順
次処理する事により、従来になく優れた漂白効果
を得、しかも安全性の高い3剤式ブリーチ剤を得
る事ができた。本発明になる3剤式ブリーチ剤の
利点を列記すると、 (a) 非常に優れた漂白効果を持つ。 (b) 皮膚に近いPH(弱酸性〜中性)という緩和な
条件で、使用される原料の毒性、刺激性も低
く、総合的に高い安全性が期待できる。 以上の様に、弱酸性〜中性領域にて優れた漂白
効果が得られる本発明の基本的な漂白機構につき
説明を行う。 第1剤中に配合される亜硫酸塩又は亜硫酸水
素塩として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウ
ム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素アンモニ
ウム、亜硫酸水素アンモニウム、亜硫酸モノエ
タノールアミン及び亜硫酸水素モノエタノール
アミン等の水溶液は毛髪ケラチンに対し〔1〕
式に示す反応を行い、ジスルヒド結合を部分的
に関裂させる。 KSSK;毛髪ケラチンのジスルヒド結合。 XHSO3、X2SO3;亜硫酸、亜硫酸水素塩でXは
Na、K、NH4等。 〔1〕式に示す反応は可逆反応であり、毛髪
処理後は水洗を行う事により、過剰の亜硫酸イ
オン(SO3=)又は亜硫酸水素イオン
(HSO3 -)が毛髪中より除去され〔1〕式の平
衡は左に移行し、大部分はジスルヒド結合
(KSSK)に復元される。この反応は作用PHが
弱酸性〜中性の領域で最も効率的であり、反応
中の硫化水素(H2S)ガス、アンモニア
(NH3)ガスの揮散は殆んど認められず亜硫酸
(SO2)ガスもPH=5〜8に於ては殆んど揮散さ
れず、無臭下に毛髪処理が可能である。本第1
剤処理に関する効果促進物質として、エチレン
カーボネイト、プロピレンカーボネイト、γ−
ブチロラクトン、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、n−プロピルアルコールn−
ブチルアルコール等の有機溶剤又は尿素に代表
される水素結合破壊剤の併用は有益である。
(第1図) 又、亜硫酸イオン、亜硫酸水素イオンの濃度
は高い程、効果的である(第2図)が、期待す
るブリーチの程度により濃度の調整は自由に行
い得る。通常は0.5〜1.5モル(液)で充分であ
る。以上の様に、第1剤処理の目的は、後に続
く第2剤、第3剤中の試薬の吸着及び吸収を容
易にし、ブリーチ効果を高める働きをするもの
である。 第1剤による処理毛髪を軽く水洗した後、第
1鉄塩を配合した第2剤処理を行うと、第1鉄
イオン(Fe2+)は毛髪中に吸着され、毛髪ケ
ラチン以外に、毛髪内のメラニン色素に対して
も、〔2〕式で示す様な形で錯体を形成するも
のと推定される。 Fe2+の吸着量は、吸着処理時のPHが約6に
於て最大を示し、酸性下ではFe2+吸着量が少
なく、アルカル性下ではFe2+は速やかに水酸
化物を形成し、やはり吸着量が減少してしまう
事が認められた(第3図)。又、ブリーチ効果
は、ほぼ鉄イオン(Fe2+)の吸着量に比例し、
第2剤処理時のPHが5.5〜6で最大を示してい
る(第3図)。配合する第1鉄塩としては、硫
酸第1鉄、硫酸第1鉄アンモニウム臭化第1
鉄、塩化第1鉄、乳酸第1鉄、シユウ酸第1
鉄、等の無機塩、有機塩が使用可能である。 硫酸第1鉄の場合0.01〜0.5モル(液)、好ま
しくは0.05〜0.3モル(液)であろう(第4
図)。 第2剤処理により第1鉄イオン(Fe2+)の吸
着された毛髪を軽く水洗した後、過酸化水素水
を配合した第3剤処理を行うと、過酸化水素は
メラニン色素部の第1鉄イオン(Fe2+)により
〔3〕式に示す様に接触分解され、メラニン色
素部を効率的に酸化分解し、ブリーチが達成さ
れる。 Fe2++H2O2Fe3++HO-+HO 〔3〕 第3剤作用時のPHは酸性からアルカリ性に向
う程、酸化漂白が効率的に進行される事を認め
たが、弱酸性〜中性の領域でも充分に漂白が可
能である事が認められた(第5図)。 しかも、PH=7〜8に於て、従来の過酸化水
素−アルカリ系のブリーチ効果よりも数段ブリ
ーチ効果の高い事が解る(第5図)。 第2剤中の過酸化水素濃度は高い程、ブリー
チ効果も増してくるが(第6図)、通常2〜4
%で充分である。 以上の様な機構により、本発明となるブリーチ
剤は、これを構成する第1剤、第2剤及び第3剤
を順次この順に毛髪に作用させる事により、ほぼ
皮膚に近いPHという緩和な条件下で、優れたブリ
ーチ効果を得る事ができるのである。 尚西独国特許出願公開第2021099号明細書に
は、第1鉄塩を含む第1剤と、過酸化水素を含む
第2剤とからなるブリーチ剤に係る発明が開示さ
れている。即ち、本願発明の第2剤及び、第3剤
に相当する処理剤からなるブリーチ剤である。 従つて、西独国特許出願公開第2021099号明細
書記載の発明は、本願で用いている亜硫酸塩又は
亜硫酸水素塩と有機溶剤をふくむPH5〜8の第1
剤を使用していない点で、本願発明とは根本的に
異なるものである。そしてこの差異は、本願発明
では第3剤、即ち、過酸化水素剤のPHが、4〜7
であるのに対して、西独国特許出願公開第
2021099号明細書の発明のPHは、8〜11であると
いう違いに、直接的に、表われているのである。
亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩による処理がない場
合、ブリーチ効果が大きく劣ることは本願発明の
第2図から明らかである。 次に本発明を構成するに当つて重要と思われる
実験例を記す。 実験例 1 第1剤中のエチルアルコール、尿素とブリーチ
効果 (1) 2grの一定条件で洗浄乾燥させた毛髪試料
(20才代女子未損傷黒色毛髪)を、以下に示す
各処方の第1剤の20grで30℃、10分間の処理を
し、処理後は1分間水洗し、過剰の水分を拭き
とる。 〔第1剤〕 (%) 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%) 15.0 エチルアルコール 5、10、15、20、25 尿 素 0、5、10、15 精製水 to100.0 ※PHはアンモニア水にて6.5に調整 (2) 次に以下に示す第2剤の20grで30℃、10分間
の処理をし、処理後は1分間水洗し、過剰の水
分を拭きとる。 〔第2剤〕 (%) 硫酸第1鉄(FeSO4・7H2O) 8.34 L−アスコルビン酸 0.5 精製水 to100 ※PHは酢酸ナトリウムにて5.0に調整 (3) 最後に以下に示す第3剤の20grで、30℃、30
分間処理すると、徐々に黒色毛が酸化漂白され
ブロンド色に変わる。処理後は通常のシヤンプ
ー、リンス処理を行い乾燥させる。 〔第3剤〕 (%) 過酸化水素水試薬特級(30%) 12.0 イソプロピルアルコール 10.0 金属イオン封鎖剤(EDTA−2Na) 0.2 精製水 to100.0 ※PHは酢酸アンモンにて7.0に調整 (4) ブリーチ毛は、分光光度計(日立607カラー
アナライザー)により測色を行い、ハンターの
(L、a、b)への変換を行いその明度〔L−
値〕をブリーチ度の特性値とした。 (5) 得られた結果は第1図にグラフ表示してあ
る。このグラフから、第1剤中にエチルアルコ
ール及び尿素を配合する事により、最終的に得
られるブリーチ効果が増している事が解る。 実験例 2 第1剤中の亜硫酸水素アンモニウム濃度とブリ
ーチ効果 (1) 第1剤の処方を以下の処方に替えて亜硫酸水
素塩の濃度を変化させた他は実験例1と同様の
条件(ただし、毛髪試料は実験例1の毛髪試料
とは別人の20才代女子未損傷黒色毛髪)で第1
剤、第2剤、第3剤処理を行い、ブリーチ処理
毛を得、実験例1と同様にしてブリーチ度の特
性値を得た。 〔第1剤〕 (%) 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%)0、
2、5、10、12、14、16、18、20、22、24、
26、28、30 エチレンカーボネイト 15 エチルアルコール 15 精製水 to100.0 ※PHはアンモニア水にて6.5に調整 (2) 得られた結果を第2図に示す。亜硫酸水素ア
ンモニウム濃度が高い程、最終的に得られるブ
リーチ効果は増してくるが、通常は0.5〜1.5モ
ル(液)で充分である。 実験例 3 第2剤のPHの違いによる鉄イオンの吸着量及び
ブリーチ効果 (1) 第1剤を以下の処方に固定し、第2剤を以下
の処方に替えて系のPHを変化させた他は、実験
例1と同様の条件(ただし、毛髪試料は実験例
1及び実験例2の毛髪試料とは別人の20才代女
子未損傷黒色毛髪)で第1剤、第2剤、第3剤
処理を行い、ブリーチ処理毛を得、実験例1と
同様にしてブリーチ度の特性値を得た。 〔第1剤〕 (%) 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%) 20.0 エチレンカーボネイト 15.0 エチルアルコール 15.0 精製水 to100.0 PH=6.5(アンモニア水調整) 〔第2剤〕 (%) 硫酸第1鉄(FeSO4・7H2O) 8.34 L−アスコルビン酸 0.5 精製水 to100.0 PH=2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、
5.5、6.0、6.5 酢酸−酢酸ナトリウム バツフア溶液 〔第3剤〕 実験例1に同じ (2) 上記第1剤及び第2剤処理した毛髪は1分間
水洗し、乾燥後、室内に1昼夜放置し、この毛
髪中に吸着されたFeの吸着量を測定した。測
定は一定量の処理毛髪を硝酸、硫酸により加熱
疎解させ原子吸光分析(Jarrell Ash AAIE
型)で行つた。 (3) PHの違いによる鉄イオンの吸着量及びブリー
チ効果を第3図に示す。ブリーチ効果はPHが約
6にて最大を示し、それとほぼ同様に鉄イオン
の吸着量もPH=5.5〜6で最大を示している。 実験例 4 第2剤中の硫酸第1鉄濃度とブリーチ効果 (1) 第1剤の処方を実験例3と同一にし、第2剤
の処方を以下の処方にして硫酸第1鉄の配合量
を変化させた他は、実験例1と同様の条件(た
だし、毛髪試料は前出の各実験例の毛髪試料と
は別人の20才代女子未損傷黒色毛髪、以下同
じ)で第1剤、第2剤、第3剤処理を行い、ブ
リーチ処理毛を得、実験例1と同様にしてブリ
ーチ度の特性値を得た。 〔第1剤〕 実験例3に同じ。 〔第2剤〕 硫酸第1鉄〔FeSO4・7H2O〕0.01、0.05、
0.10、0.20、0.30、0.40、0.5〔モル(液)相
当量〕 L−アスコルビン酸 0.5(%) 精製水 to100.0(%) ※PH=5.0(酢酸ナトリウムにて調整) 〔第3剤〕 実験例1に同じ。 (2) 結果を第4図に示す。通常第1鉄イオン濃度
は0.05〜0.3モル(液)で充分である。 実験例 5 第3剤のPHの違いによるブリーチ効果 (1) 第1剤の処方を以下の処方にし、第3剤の処
方を以下の処方にして系のPHを変化させた他
は、実験例1と同様の条件で第1剤、第2剤、
第3剤処理を行い、ブリーチ処理毛を得、実験
例1と同様にしてブリーチ度の特性値を得た。 〔第1剤〕 (%) 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%) 25.0 エチレンカーボネイト 15.0 エチルアルコール 15.0 精製水 to100.0 ※PH=6.0(アンモニア水による調整) 〔第2剤〕 実験例1に同じ 〔第3剤〕 (%) 過酸化水素水試薬特級(30%) 12.0 イソプロピルアルコール 10.0 金属イオン封鎖剤(EDTA−2Na) 0.2 精製水 to100.0 ※PH=2.0、3.0、4.0、5.0、6.0、7.0、8.0、
9.0、10.0 PH調整;酢酸−酢酸ナトリウムバツフアー及び
アンモニア水 (2) 又、従来の過酸化水素−アンモニア系ブリー
チ剤の代用として、第3剤のみによるブリーチ
処理も行つた。 (3) 本発明になる第1剤、第2剤、第3剤の併用
で、第3剤のPHの違いによるブリーチ効果を第
5図に示す。従来のブリーチ剤の代用として、
第3剤のみの処理によるブリーチ効果も同時に
第5図に示してある。 本発明になるブリーチ剤の効果は、第3剤の
PHが中性であつても非常に効果があり、従来ブ
リーチ剤のPH=10のものよりも優れている事が
解る。 実験例 6 第3剤中の過酸化水素濃度とブリーチ効果 (1) 第1剤の処方を実験例5と同じにし、第3剤
の処方を以下の処方にして過酸化水素の濃度を
変化させた他に、実験例1と同様の条件で第1
剤、第2剤、第3剤処理を行い、ブリーチ処理
毛を得、実験例1と同様にしてブリーチ度の特
性値を得た。 〔第1剤〕 実験例5に同じ。 〔第2剤〕 実験例1に同じ。 〔第3剤〕 過酸化水素(有効濃度)0.5、1.0、1.5、2.0、
2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0% イソプロピルアルコール 10.0% 金属イオン封鎖剤(EDTA−2Na) 0.2% 精製水 to100.0% ※PH=5(酢酸ナトリウムにてPH調整) (2) 結果を第6図に示す。過酸化水素濃度が高く
なるに従いブリーチ効果も増して来る。通常2
〜4%で充分であろう。 実験例1〜実験例6は前述の通り、20才代女子
未損傷黒色毛髪を使用しているが、一人の頭部か
ら得られる毛髪は限られている。そのため、一連
の実験、すなわち実験例1なら実験例1は同一人
の毛髪を用いて行つているが、他の一連の実験、
例えば実験例2は他の人の毛髪を用いている。周
知の通り、毛髪はその太さや色調あるいは健康度
によつてブリーチ処理によるブリーチ度が異な
る。このため、第1図〜第6図のブリーチ度には
バラツキがあり、特に第2図と第5図の間で著し
い。第2図と第5図の間の相関性を得るために次
の実験を行つた。 実験例 7 毛髪試料A:実験例5に使用した毛髪2grを毛髪
試料Aとして1試料用意した。 毛髪試料B:実験例2に使用した毛髪2grを毛髪
試料Bとして2試料用意した。 以下に示す第1剤、第2剤、第3剤によつて毛
髪試料A1試料及び毛髪試料B1試料を実験例1と
同様の手順で処理し、ブリーチ毛を得、実験例1
と同様にしてブリーチ度の特性値を得た。 [第1剤] 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%)25(%) エチレンカーボネイト 15 エチルアルコール 15 精製水 残部 ※PHはアンモニア水にて6.5に調整 [第2剤] 硫酸第1鉄 8.34(%) L−アスコルビン酸 0.5 精製水 残部 ※PHは酢酸ナトリウムにて5.0に調整 [第3剤] 過酸化水素水(30%) 12 イソプロピルアルコール 10 金属イオン封鎖剤(EDTA−2Na) 0.2 精製水 残部 ※PHは酢酸アンモニウムにて7.0に調整 残つた毛髪試料B1試料は、従来のブリーチ剤
の代用として第3剤のみの処理によるブリーチ度
も測定した。 結果を第1表に示す。
【表】 第1表の結果から毛髪試料Bは非常にブリーチ
されにくい毛髪であり、このことが第2図と第5
図の実験結果の差異の原因になつていたことがわ
かる。また、従来のブリーチ剤に比較して、本発
明のブリーチ剤がPHの低い、すなわち緩和な条件
下でブリーチ効果を損なうことなく毛髪をブリー
チできることがより明らかになつた。 実験 8 第1剤を使用した場合のブリーチ効果 (1) 第1剤、第2剤及び第3剤の処方を下記の処
方とし、実験例1と同様の条件(ただし、毛髪
試料は前出の各実験例の毛髪試料とは別人の20
才代女子未損傷黒色毛髪、以下同じ)で第1
剤、第2剤及び第3剤処理をPHがほぼ中性の条
件で行い、ブリーチ処理毛を得、実験例1と同
様にしてブリーチ度の特性値を得た。 結果を第2表に示す。 〔第1剤〕 (%) 亜硫酸水素アンモニウム水溶液(50%) 20 エチレンカーボネイト 15 エチルアルコール 15 精製水 to100.0 ※PHはアンモニア水にて6.5に調整 〔第2剤〕 (%) 硫酸第1鉄(FeSO4・7H2O)(0.12mol/)
5.15 Lアスコルビン酸 0.5 精製水 to100.0 ※PHは酢酸ナトリウムにより5.5に調整。 〔第3剤〕 (%) 過酸化水素水試薬特級(30%) 12.0 イソプロピルアルコール 10.0 ポリオキシエチレン(40E0)ラウリルエーテ
ル 1.0 精製水 to100.0 (PH=5.0) (2) 第2剤及び第3剤の処方を上記(1)の第2剤及
び第3剤と同一にし、第1剤処理を除いた他は
上掲(1)と同様の条件で、第2剤及び第3剤のみ
の処理を行い、ブリーチ処理毛を得、実験例1
と同様にしてブリーチ度の特性値を得た。 結果を第2表に示す。
〔第1剤〕
亜硫酸水素アンモニウム溶液(60%) 20.0% イミダゾール系両性界面活性剤 10.0 オレイルアルコールエチレンオキシド(20モル)
付加体1.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 エチレンカーボネイト 15.0 エチルアルコール 15.0 プロピレングリコール 2.0 精製水 36.5 計100.0% (PH=6.5) 〔第2剤〕 硫酸第1鉄 2.78% オレイルアルコールエチレンオキシド(20モル)
付加体 1.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 プロピレングリコール 2.0 酢酸ナトリウム 3.2% 精製水 90.02 計100.00% (PH=5.5) ※硫酸第1鉄は弱酸性水溶液中で徐々に酸化され
塩基性硫酸第2鉄に変化する為、通常、硫酸第1
鉄は施術時に溶解して使用する。 〔第3剤〕 A過酸化水素水試薬1級(28%) 21.5% 過酸化水素安定化剤 適量 精製水 78.5 計100.0% Bオレイルアルコールエチレンオキシド(20モ
ル)付加体 1.0% ヒドロキシエチルセルロース 1.0 プロピレングリコール 2.0 金属イオン封鎖剤 適量 酢酸ナトリウム 適量 精製水 96.0 計100.0% 施術時AとBを1:1の割合で混合する。混合
液のPHは6.5となる様酢酸ナトリウム量で調整す
る。まず毛髪(頭髪)に〔第1剤〕約100grを塗
布し、10分間〜15分間放置し、その後に水洗い
し、タオルにて過剰の水分を拭きとる。次に〔第
2剤〕約100grを塗布し、10分間〜15分間放置
し、その後水洗し、同様にタオルにて拭きとる。
最後に〔第3剤〕約100grを塗布し、放置する。
通常の髪なら約10〜15分後には充分なる漂白が得
られるが、髪質及び目的とする漂白の程度に応じ
て放置時間を定める。約30分放置した場合、漂白
はかなり進行し、明るい褐色の漂白毛を得る。 実施例 2 〔第1剤〕 亜硫酸水素アンモニウム溶液(60%) 15.0% イソステアリルアルコールエチレンオキシド(20
モル)付加体 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 イソプロピルアルコール 10.0 プロピレングリコール 2.0 尿 素 15.0 精製水 56.5 計100.0 (PH=6.5) 〔第2剤〕 硫酸第1鉄 2.78% イソステアリルアルコールエチレンオキシド(20
モル)付加体 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 プロピレングリコール 2.0 酢酸ナトリウム 3.2 精製水 90.02 計100.00% (PH=5.5) 〔第3剤〕 過酸化水素水試薬1級(28%) 7.1% セタノール 2.5 ソジウムラウリルサルフエート 1.0 過酸化水素安定化剤 適量 精製水 89.4 計100.0% (PH=4.0) まず手、足に〔第1剤〕約20grを塗布し、10〜
15分間放置する。その後水洗しタオルで過剰の水
分を拭きとる。次に〔第2剤〕約20grを塗布し、
10〜15分間放置し、同様にして水洗後タオルで拭
きとり、最後に〔第3剤〕を塗布し約20分間放置
すると手足のむだ毛は徐々に漂白され、目立ち難
くなつてくる。目的とする漂白の程度に達した時
点で水洗し、タオルで拭きとる。 実施例 3 〔第1剤〕 亜硫酸水素ナトリウム 9.5% イソステアリルアルコールエチレンオキシド(20
モル)付加体 1.0 キサンタンガム 1.0 エチルアルコール 10.0 グリセリン 5.0 尿 素 15.0 精製水 58.5 100.0% (PH=6.5) 〔第2剤〕 硫酸第1鉄アンモニウム 3.9% イソステアリルアルコールエチレンオキシド(20
モル)付加体 1.0 カルボキシメチルセルローズ 0.5 グリセリン 2.0 L−アスコルビン酸 0.5 酢酸ナトリウム 適量 精製水 92.1 計100.0% (PH=5.5) 〔第3剤〕 過酸化水素水試薬1級(28%) 10.7% セタノール 2.5 ソジウムラウリルサルフエート 1.0 過酸化水素安定化剤 適量 精製水 85.8 計100.0% (PH=4.0) まず手、足に〔第1剤〕約20grを塗布し、10〜
15分間放置する。水洗タオル拭きとり後〔第2
剤〕約20grを塗布し、10〜15分間放置し、水洗タ
オル拭きとりを行い最後に〔第3剤〕約20grを塗
布し、約20分間放置すると同様に手、足のむだ毛
は徐々に漂白されてくる。 実施例 4 〔第1剤〕 亜硫酸水素アンモニウム溶液(60%) 15.0% イミダゾール系両性界面活性剤 10.0 オレイルアルコールエチレンオキシド(20モル)
付加体 2.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 1.5 エチルアルコール 15.0 尿 素 15.0 精製水 41.5 計100.0% (PH=6.5) 〔第2剤〕 塩化第1鉄 3.0% イソステアリルアルコールエチレンオキシド(20
モル)付加体 2.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 グリセリン 3.0 酢酸ナトリウム 適量 精製水 91.0 計100.0% (PH=6.0) 〔第3剤〕 A過酸化水素水試薬1級(28%) 21.5% セタノール 2.5 ソジウムラウリルサルフエート 1.0 過酸化水素安定化剤 適量 精製水 75.0 計100.0% Bイソステアリルアルコールエチレンオキシド
(20モル)付加体 1.0% カルボキシルメチルセルロース 0.5 プロピレングリコール 2.0 防腐剤 適量 エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 0.2 酢酸ナトリウム 適量 精製水 96.3 計100.0% 施術時AとBとを1:1の割合で混合する。混
合液のPHは7.0となる様酢酸ナトリウム量で調整
する。まず毛髪(頭髪)に〔第1剤〕約100grを
塗布し、10〜15分間放置し、その後水洗し、タオ
ルにて過剰の水分を拭きとる。次に〔第2剤〕約
100grを塗布し、放置する。約20分後水洗し、タ
オルドライ後、〔第3剤〕約100grを塗布し、約20
分放置後水洗、シヤンプー、リンスし乾燥する。
通常の髪ならやや暗い褐色にブリーチされる。 実施例 5 〔第1剤〕 亜硫酸ナトリウム 10.0% ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体 3.0% プロピレングリコール 2.0 γ−ブチロラクトン 10.0 尿 素 15.0 クエン酸 適量 精製水 60.0 計100.0% (PH=6.5) 〔第2剤〕 硫酸第1鉄 2.78% オレイルアルコールエチレンオキシド(20モル)
付加体 1.0 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体 2.0 L−アスコルビン酸 0.5 プロピレングリコール 2.0 酢酸ナトリウム 3.2 精製水 88.52 計100.00% (PH=5.5) 〔第3剤〕 過酸化水素水試薬1級(28%) 10.7% セタノール 2.5 ソジウムラウリルサルフエート 1.0 過酸化水素安定化剤 適量 エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 0.2 精製水 85.6 計100.0% (PH=4) まず手、足に〔第1剤〕約20grを塗布し、10〜
15分間放置する。その後水洗してからタオルで拭
く。次に〔第2剤〕約20grを塗布し10〜15分間放
置し、同様に水洗してからタオルで拭く。最後に
〔第3剤〕を塗布して約20分後手、足のむだ毛は
ブリーチされ、目立たなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本発明のブリーチ剤のブ
リーチ効果を示すグラフで、第1図は、第1剤へ
の尿素及びエチルアルコールの添加効果を示すグ
ラフ、第2図は第1剤中の亜硫酸水素ナトリウム
濃度とブリーチ度の関係を示すグラフ、第3図は
第2剤のPH値と鉄イオン吸着量及びブリーチ度と
の関係を示すグラフ、第4図は第2剤中の鉄イオ
ン濃度とブリーチ度の関係を示すグラフである。
第5図及び第6図は、各々第3剤のPH値及び過酸
化水素濃度のブリーチ効果に及ぼす影響を示すグ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩と有機溶剤を含有
    しPH5〜8を示す第1剤、第1鉄塩を含有しPH4
    〜7を示す第2剤、過酸化水素を含有しPH4〜7
    を示す第3剤から成る3剤式ブリーチ剤。 2 第1剤中の亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の濃度
    が0.1〜2.0モル(液)である特許請求の範囲第1
    項記載のブリーチ剤。 3 第2剤中の第1鉄塩の鉄イオン濃度が、0.01
    〜0.5モル(液)である特許請求の範囲第1項乃
    至第2項のいずれかに記載のブリーチ剤。 4 第3剤中の過酸化水素の濃度が0.5〜5.0%で
    ある特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載のブリーチ剤。
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