JPS6256199B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6256199B2 JPS6256199B2 JP54070742A JP7074279A JPS6256199B2 JP S6256199 B2 JPS6256199 B2 JP S6256199B2 JP 54070742 A JP54070742 A JP 54070742A JP 7074279 A JP7074279 A JP 7074279A JP S6256199 B2 JPS6256199 B2 JP S6256199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid content
- oil
- hydrogenation
- iodine value
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原料油脂として本邦で容易に入手出
来る魚油を利用するハードバターの製造方法に関
するものである。 更に詳しくは、本発明は全構成脂肪酸組成中の
飽和脂肪酸(以下、飽和酸と略す)含量が10〜30
%かつ不飽和2重結合を3個以上有する高度不飽
和脂肪酸(以下、高度不飽和酸と略す)含量が10
〜30%の範囲にある単独もしくは任意の割合で配
合した2種以上の魚油を飽和酸の生成を抑制し、
トランス異性化脂肪酸(以下、異性化酸と略す)
の生成を適当に増加させるいわゆる選択的水素添
加条件下で水素添加することにより得られた水素
添加油脂(以下硬化油と略す)を分別することな
く固体脂指数(以下S.F.L.と略す)が 10℃ 50以上 20℃ 45以上 30℃ 20〜40 40℃ 0〜2.5 である、適当な固さを有し、口融け、口当りが良
好でしかもカカオバターとの配合性の良いハード
バターを製造する方法を提供するものである。 従来よりハードバターの製造方法としては、パ
ーム油、シア脂、モーラー脂等のそれ自体ハード
バター成分を比較的多量に含む特殊な油脂を分別
し、ハードバター成分を分取する方法や他の一般
的な油脂を異性化を起こさせる条件下で水素添加
し、得られた異性化酸含量の高い硬化油をカカオ
代用脂とする方法、更には、水素添加後分別によ
りハードバター成分を分取する方法等が提案され
て来た。しかしハードバターの原料油脂を特殊な
油脂にのみ依存することは、ハードバターの需要
が高まるにつれて供給、価格面で問題があり、よ
り一般的な油脂の利用が検討される様になつた。
そしてその様な一般的な油脂を利用する方法とし
ての水素添加、特に異性化を起こさせる条件下で
水素添加する方法では、高度不飽和酸を多量に含
む魚油などをハードバターとして必要な固さまで
硬化を行うと必然的に3飽和トリグリセリド等の
高融点部が副生するのを避けることが出来ずチヨ
コレートに使用する場合、口融け不良、ブルーミ
ング発生等の悪影響を及ぼしていた。 また水素添加後溶剤分別により高融点部を除去
しハードバター成分を分取する方法では単に工程
数が増え収率が低下するということだけではな
く、装置的にも簡単には行えず溶剤の使用による
安全面での問題もあり、しかもこの様にして得ら
れたハードバターはチヨコレートに使用する場合
カカオバターとの配合性が悪く、著るしい融点降
下、硬さ不足及び耐熱性の不良をもたらす場合が
あつた。 従つて単に水素添加のみでハードバターを製造
することが出来れば、製造工程の簡略化及び収率
の向上はもちろん工業的、経済的意義は極めて大
きいものとなる。 本発明の目的は、従来公知の方法によつて得ら
れるハードバターの欠点を改良するため、得られ
た硬化油を分別することなく、単に水素添加のみ
で適当な固さを有し、口融け、口当りの良好な、
しかもカカオバターとの配合性の良いハードバタ
ーの製造方法を提供するものである。 すなわち本発明の方法は、原料油脂として本邦
で容易に入手出来る魚油を利用して、例えばニツ
ケル、パラジウム等の公知の水素添加触媒を使用
して飽和酸の生成を抑制し、異性化酸の生成を適
当に増加させるいわゆる選択的水素添加条件下で
水素添加することにより、得られた硬化油を分別
することなく、適当な固さを有し、口融け、口当
りが良好でしかもカカオバターとの配合性の良い
ハードバターに適した硬化油を得るものである。 本発明に適用し得る原料油脂としては、全構成
脂肪酸組成中の飽和酸含量が10〜30%かつ高度不
飽和酸含量が10〜30%の範囲にある単独もしく
は、任意の割合で配合した2種以上の魚油を用い
ることが出来る。飽和酸含量が30%を越える魚油
は、選択的水素添加条件による水素添加を行つて
も、原料自体にすでに高融点の飽和グリセリドの
割合がかなり多く、水素添加後にその割合が一層
増加するため、製品の口融けを悪くする傾向があ
る。また、高度不飽和酸含量が30%を越える魚油
は、選択的水素添加条件による水素添加を行つて
も相対的に異性化酸の生成が多くなり、更にハー
ドバターとして必要な固さまで硬化を行うと、選
択性が悪くなり多量の飽和酸を生成するため、融
点が高くなり口融けを悪くする傾向がある。 本発明の水素添加方法は、例えばニツケル、パ
ラジウム等の公知の水素添加触媒を使用し、例え
ば温度180〜220℃で選択性を上げ、反応熱を少く
し熱収支、異性化能を改良するため、水素流量
1.0〜1.5/分/Kg(常圧換算)で水素を常圧下
又は加圧下で原料油脂と接触せしめて行うことが
出来る。水素添加は得られる生成物がヨウ素価55
〜75、融点34〜37℃、異性化酸含量40〜60%とな
るように行うのが特に好ましい。 本発明の方法によつて得られた硬化油は、チヨ
コレートに使用した場合、すぐれたカカオバター
との配合性を示し、口当り、口融けが良好で、す
ぐれた型ぬけ性と耐ブルーム性を示し、ハードバ
ターとしてすぐれたものである。 以下実施例、比較例により本発明の効果を説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。尚、本発明の効果を明瞭にするため
実施例1〜4で得られた硬化油のS.F.I.曲線を第
1図に、比較例1〜3で得られた硬化油のS.F.I.
曲線を第2図に示す。 実施例 1 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販5%パラジ
ウム触媒1.8gを1.5オートクレーブ中に入れ、
温度180〜190℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ
圧)、水素流量1.3/min(常圧換算)、撹拌速
度800r.p.m.で水素添加を行つた。得られた硬化
油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及びS.F.I.は
以下の通りであつた。 ヨウ素価 69.9 融 点 35.7℃ 異性化酸含量 57.4% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 53.3 47.5 39.6 27.7 12.1 1.5 実施例 2 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒(ニツケル含量23%)7.2g〜220℃、水素圧力
2Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流量1.0/min(常
圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で水素添加を行つ
た。得られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸
含量及びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 66.1 融 点 35.9℃ 異性化酸含量 50.3% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 50.7 45.1 36.9 25.9 10.6 0.4 実施例 3 原料油脂を魚油(ヨウ素価150.5、飽和酸含量
22.5%、高度不飽和酸含量25.9%)に変えた以外
は、実施例2と同様にして水素添加を行つた。得
られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及
びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 66.3 融 点 36.2℃ 異性化酸含量 52.7% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 54.4 49.5 42.5 33.7 16.3 2.0 実施例 4 原料油脂を魚油(ヨウ素価133.0、飽和酸含量
26.0%、高度不飽和酸含量20.9%)に変えた以外
は実施例2と同様にして水素添加を行つた。得ら
れた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及び
S.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 57.5 融 点 35.8℃ 異性化酸含量 44.1% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 62.5 53.4 44.8 33.5 15.9 0 比較例 1 魚油(ヨウ素価165.5、飽和酸含量30.7%、高
度不飽和酸含量31.1%)900g、市販ニツケル触
媒7.2gを1.5オートクレーブ中に入れ温度210
〜220℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流
量1.0/min(常圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で
水素添加を行つた。得られた硬化油のヨウ素価、
融点、異性化酸含量及びS.F.I.は以下の通りであ
つた。 ヨウ素価 68.8 融 点 36.2℃ 異性化酸含量 47.4% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 49.6 36.5 30.6 23.7 16.5 5.7 比較例 2 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒3.15gを1.5オートクレーブ中に入れ、温度
210〜220℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ圧)、水
素流量1.8/min(常圧換算)、撹拌速度800r.p.
m.で水素添加を行つた。得られた硬化油のヨウ
素価、融点、異性化酸含量及びS.F.I.は以下の通
りであつた。 ヨウ素価 64.2 融 点 35.4℃ 異性化酸含量 45.6% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 53.9 37.4 30.1 22.4 15.3 4.3 比較例 3 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒4.5g、DL−メチオニン0.135gを1.5オート
クレーブ中に入れ、温度210〜220℃、水素圧力2
Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流量0.65/min(常
圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で水素添加を行つ
た。得られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸
含量及びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 72.5 融 点 35.1℃ 異性化酸含量 56.2% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 48.6 35.4 27.4 20.7 12.3 3.1 実施例1と比較例1で得た硬化油の冷却曲線を
第3図に示す。 チヨコレートテスト 実施例1〜4と比較例1で得た硬化油を精製
し、下記の配合でチヨコレートを試作し、食感、
型ぬけ性、耐ブルーム性のテストを行つた。結果
を表1に示す。 砂 糖 40% 油 脂 25% カカオマス 20% 全脂粉乳 15% レシチン 0.3% 食感;10名のパネラーにより試食し口当り、口融
けを判定した。 型ぬけ性;チヨコレートを35℃でモールドし5℃
で冷却して15分、20分後の型ぬけ性を見た。 耐ブルーム性;20℃、30℃にそれぞれ12時間保
ち、24時間を1サイクルとしてブルームの発
生を調べた。 【表】
来る魚油を利用するハードバターの製造方法に関
するものである。 更に詳しくは、本発明は全構成脂肪酸組成中の
飽和脂肪酸(以下、飽和酸と略す)含量が10〜30
%かつ不飽和2重結合を3個以上有する高度不飽
和脂肪酸(以下、高度不飽和酸と略す)含量が10
〜30%の範囲にある単独もしくは任意の割合で配
合した2種以上の魚油を飽和酸の生成を抑制し、
トランス異性化脂肪酸(以下、異性化酸と略す)
の生成を適当に増加させるいわゆる選択的水素添
加条件下で水素添加することにより得られた水素
添加油脂(以下硬化油と略す)を分別することな
く固体脂指数(以下S.F.L.と略す)が 10℃ 50以上 20℃ 45以上 30℃ 20〜40 40℃ 0〜2.5 である、適当な固さを有し、口融け、口当りが良
好でしかもカカオバターとの配合性の良いハード
バターを製造する方法を提供するものである。 従来よりハードバターの製造方法としては、パ
ーム油、シア脂、モーラー脂等のそれ自体ハード
バター成分を比較的多量に含む特殊な油脂を分別
し、ハードバター成分を分取する方法や他の一般
的な油脂を異性化を起こさせる条件下で水素添加
し、得られた異性化酸含量の高い硬化油をカカオ
代用脂とする方法、更には、水素添加後分別によ
りハードバター成分を分取する方法等が提案され
て来た。しかしハードバターの原料油脂を特殊な
油脂にのみ依存することは、ハードバターの需要
が高まるにつれて供給、価格面で問題があり、よ
り一般的な油脂の利用が検討される様になつた。
そしてその様な一般的な油脂を利用する方法とし
ての水素添加、特に異性化を起こさせる条件下で
水素添加する方法では、高度不飽和酸を多量に含
む魚油などをハードバターとして必要な固さまで
硬化を行うと必然的に3飽和トリグリセリド等の
高融点部が副生するのを避けることが出来ずチヨ
コレートに使用する場合、口融け不良、ブルーミ
ング発生等の悪影響を及ぼしていた。 また水素添加後溶剤分別により高融点部を除去
しハードバター成分を分取する方法では単に工程
数が増え収率が低下するということだけではな
く、装置的にも簡単には行えず溶剤の使用による
安全面での問題もあり、しかもこの様にして得ら
れたハードバターはチヨコレートに使用する場合
カカオバターとの配合性が悪く、著るしい融点降
下、硬さ不足及び耐熱性の不良をもたらす場合が
あつた。 従つて単に水素添加のみでハードバターを製造
することが出来れば、製造工程の簡略化及び収率
の向上はもちろん工業的、経済的意義は極めて大
きいものとなる。 本発明の目的は、従来公知の方法によつて得ら
れるハードバターの欠点を改良するため、得られ
た硬化油を分別することなく、単に水素添加のみ
で適当な固さを有し、口融け、口当りの良好な、
しかもカカオバターとの配合性の良いハードバタ
ーの製造方法を提供するものである。 すなわち本発明の方法は、原料油脂として本邦
で容易に入手出来る魚油を利用して、例えばニツ
ケル、パラジウム等の公知の水素添加触媒を使用
して飽和酸の生成を抑制し、異性化酸の生成を適
当に増加させるいわゆる選択的水素添加条件下で
水素添加することにより、得られた硬化油を分別
することなく、適当な固さを有し、口融け、口当
りが良好でしかもカカオバターとの配合性の良い
ハードバターに適した硬化油を得るものである。 本発明に適用し得る原料油脂としては、全構成
脂肪酸組成中の飽和酸含量が10〜30%かつ高度不
飽和酸含量が10〜30%の範囲にある単独もしく
は、任意の割合で配合した2種以上の魚油を用い
ることが出来る。飽和酸含量が30%を越える魚油
は、選択的水素添加条件による水素添加を行つて
も、原料自体にすでに高融点の飽和グリセリドの
割合がかなり多く、水素添加後にその割合が一層
増加するため、製品の口融けを悪くする傾向があ
る。また、高度不飽和酸含量が30%を越える魚油
は、選択的水素添加条件による水素添加を行つて
も相対的に異性化酸の生成が多くなり、更にハー
ドバターとして必要な固さまで硬化を行うと、選
択性が悪くなり多量の飽和酸を生成するため、融
点が高くなり口融けを悪くする傾向がある。 本発明の水素添加方法は、例えばニツケル、パ
ラジウム等の公知の水素添加触媒を使用し、例え
ば温度180〜220℃で選択性を上げ、反応熱を少く
し熱収支、異性化能を改良するため、水素流量
1.0〜1.5/分/Kg(常圧換算)で水素を常圧下
又は加圧下で原料油脂と接触せしめて行うことが
出来る。水素添加は得られる生成物がヨウ素価55
〜75、融点34〜37℃、異性化酸含量40〜60%とな
るように行うのが特に好ましい。 本発明の方法によつて得られた硬化油は、チヨ
コレートに使用した場合、すぐれたカカオバター
との配合性を示し、口当り、口融けが良好で、す
ぐれた型ぬけ性と耐ブルーム性を示し、ハードバ
ターとしてすぐれたものである。 以下実施例、比較例により本発明の効果を説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。尚、本発明の効果を明瞭にするため
実施例1〜4で得られた硬化油のS.F.I.曲線を第
1図に、比較例1〜3で得られた硬化油のS.F.I.
曲線を第2図に示す。 実施例 1 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販5%パラジ
ウム触媒1.8gを1.5オートクレーブ中に入れ、
温度180〜190℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ
圧)、水素流量1.3/min(常圧換算)、撹拌速
度800r.p.m.で水素添加を行つた。得られた硬化
油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及びS.F.I.は
以下の通りであつた。 ヨウ素価 69.9 融 点 35.7℃ 異性化酸含量 57.4% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 53.3 47.5 39.6 27.7 12.1 1.5 実施例 2 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒(ニツケル含量23%)7.2g〜220℃、水素圧力
2Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流量1.0/min(常
圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で水素添加を行つ
た。得られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸
含量及びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 66.1 融 点 35.9℃ 異性化酸含量 50.3% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 50.7 45.1 36.9 25.9 10.6 0.4 実施例 3 原料油脂を魚油(ヨウ素価150.5、飽和酸含量
22.5%、高度不飽和酸含量25.9%)に変えた以外
は、実施例2と同様にして水素添加を行つた。得
られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及
びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 66.3 融 点 36.2℃ 異性化酸含量 52.7% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 54.4 49.5 42.5 33.7 16.3 2.0 実施例 4 原料油脂を魚油(ヨウ素価133.0、飽和酸含量
26.0%、高度不飽和酸含量20.9%)に変えた以外
は実施例2と同様にして水素添加を行つた。得ら
れた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸含量及び
S.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 57.5 融 点 35.8℃ 異性化酸含量 44.1% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 62.5 53.4 44.8 33.5 15.9 0 比較例 1 魚油(ヨウ素価165.5、飽和酸含量30.7%、高
度不飽和酸含量31.1%)900g、市販ニツケル触
媒7.2gを1.5オートクレーブ中に入れ温度210
〜220℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流
量1.0/min(常圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で
水素添加を行つた。得られた硬化油のヨウ素価、
融点、異性化酸含量及びS.F.I.は以下の通りであ
つた。 ヨウ素価 68.8 融 点 36.2℃ 異性化酸含量 47.4% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 49.6 36.5 30.6 23.7 16.5 5.7 比較例 2 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒3.15gを1.5オートクレーブ中に入れ、温度
210〜220℃、水素圧力2Kg/cm2(ゲージ圧)、水
素流量1.8/min(常圧換算)、撹拌速度800r.p.
m.で水素添加を行つた。得られた硬化油のヨウ
素価、融点、異性化酸含量及びS.F.I.は以下の通
りであつた。 ヨウ素価 64.2 融 点 35.4℃ 異性化酸含量 45.6% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 53.9 37.4 30.1 22.4 15.3 4.3 比較例 3 魚油(ヨウ素価142.0、飽和酸含量18.2%、高
度不飽和酸含量21.9%)900g、市販ニツケル触
媒4.5g、DL−メチオニン0.135gを1.5オート
クレーブ中に入れ、温度210〜220℃、水素圧力2
Kg/cm2(ゲージ圧)、水素流量0.65/min(常
圧換算)、撹拌速度800r.p.m.で水素添加を行つ
た。得られた硬化油のヨウ素価、融点、異性化酸
含量及びS.F.I.は以下の通りであつた。 ヨウ素価 72.5 融 点 35.1℃ 異性化酸含量 56.2% S.F.I. 10℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 48.6 35.4 27.4 20.7 12.3 3.1 実施例1と比較例1で得た硬化油の冷却曲線を
第3図に示す。 チヨコレートテスト 実施例1〜4と比較例1で得た硬化油を精製
し、下記の配合でチヨコレートを試作し、食感、
型ぬけ性、耐ブルーム性のテストを行つた。結果
を表1に示す。 砂 糖 40% 油 脂 25% カカオマス 20% 全脂粉乳 15% レシチン 0.3% 食感;10名のパネラーにより試食し口当り、口融
けを判定した。 型ぬけ性;チヨコレートを35℃でモールドし5℃
で冷却して15分、20分後の型ぬけ性を見た。 耐ブルーム性;20℃、30℃にそれぞれ12時間保
ち、24時間を1サイクルとしてブルームの発
生を調べた。 【表】
第1図は実施例1〜4で得られた硬化油のS.F.
I.曲線、第2図は比較例1〜3で得られた硬化油
のS.F.I.曲線であり、第3図は実施例1と比較例
1で得た硬化油の冷却曲線である。
I.曲線、第2図は比較例1〜3で得られた硬化油
のS.F.I.曲線であり、第3図は実施例1と比較例
1で得た硬化油の冷却曲線である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 全構成脂肪酸組成中の飽和脂肪酸含量が10〜
30%かつ不飽和2重結合を3個以上有する高度不
飽和脂肪酸含量が10〜30%の範囲にある単独もし
くは任意の割合で配合した2種以上の魚油を選択
的水素添加条件下で水素添加し固体脂指数が 10℃ 50以上 20℃ 45以上 30℃ 20〜40 40℃ 0〜2.5 である水素添加油脂を得ることを特徴とするハー
ドバターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074279A JPS55164296A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Production of hard butter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7074279A JPS55164296A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Production of hard butter |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55164296A JPS55164296A (en) | 1980-12-20 |
| JPS6256199B2 true JPS6256199B2 (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=13440259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7074279A Granted JPS55164296A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Production of hard butter |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55164296A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6195097A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-05-13 | ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ | 水素添加魚油 |
| JP3844513B2 (ja) * | 1992-02-20 | 2006-11-15 | 株式会社Adeka | 製菓用油脂組成物及びその製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417332B2 (ja) * | 1974-03-11 | 1979-06-29 | ||
| JPS5848146B2 (ja) * | 1975-10-21 | 1983-10-26 | 旭電化工業株式会社 | ハ−ドバタ−の製造法 |
| JPS6019359B2 (ja) * | 1975-11-14 | 1985-05-15 | 旭電化工業株式会社 | 良質なハードバターの製造方法 |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7074279A patent/JPS55164296A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55164296A (en) | 1980-12-20 |
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