JPS625876B2 - - Google Patents
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- JPS625876B2 JPS625876B2 JP15067778A JP15067778A JPS625876B2 JP S625876 B2 JPS625876 B2 JP S625876B2 JP 15067778 A JP15067778 A JP 15067778A JP 15067778 A JP15067778 A JP 15067778A JP S625876 B2 JPS625876 B2 JP S625876B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クレーン基台に対しその基端を枢着
連結したブームを起伏用油圧シリンダにより起伏
駆動する形式のクレーンにおける作業揚程応答信
号を求める方法に関する。
連結したブームを起伏用油圧シリンダにより起伏
駆動する形式のクレーンにおける作業揚程応答信
号を求める方法に関する。
従来の作業揚程応答信号を求める方法は、ブー
ムの長さにブーム起伏角度の正弦を乗じて演算算
出していた。しかしながら長尺なブームにあつて
は、吊上荷重並びにブームの自重によるブームの
たわみが無視し得ない値となり、単にブームの起
伏角度の正弦にブームの長さを乗じて作業揚程応
答信号を得るという従来のものでは正確な作業揚
程を把握することができない。本発明は、吊上荷
重とブームの自重に基づくブームのたわみを考慮
して極めて正確な作業揚程応答信号を得ようとす
るものである。
ムの長さにブーム起伏角度の正弦を乗じて演算算
出していた。しかしながら長尺なブームにあつて
は、吊上荷重並びにブームの自重によるブームの
たわみが無視し得ない値となり、単にブームの起
伏角度の正弦にブームの長さを乗じて作業揚程応
答信号を得るという従来のものでは正確な作業揚
程を把握することができない。本発明は、吊上荷
重とブームの自重に基づくブームのたわみを考慮
して極めて正確な作業揚程応答信号を得ようとす
るものである。
以下図面に基づいて本発明のクレーンにおける
作業揚程応答信号を求める方法を詳細に説明する 第1図は本発明を実施したトラツククレーンで
あり、クレーン基台1に対してその基端を枢着連
結したブーム2を起伏用油圧シリンダ3により起
伏駆動するものであり、ブーム2の先端から巻上
巻下自在に吊下したフツク4へ吊上げようとする
荷を吊つてクレーン作業をするものである。クレ
ーン基台1は、トラツク5上で旋回駆動できるよ
うになつている。lはブーム2の起伏支点とブー
ム2先端に設けた先端滑車6の軸心との間の距
離、すなわちブーム長さを表わし、Hはブーム2
の起伏支点とブーム2の先端滑車6の軸心の垂直
距離、すなわち作業揚程を表わす。h1はクレーン
基台1の起伏支点と地面との垂直距離を表わす。
θはブーム2のたわみを0とした場合でのブーム
2の起伏支点とブーム2の先端滑車6の軸心を結
ぶ直線Sの水平線に対する起伏角度、すなわちブ
ーム2の起伏角度を表わし、Δθはブーム2が吊
上荷重およびブーム2の自重によりたわんだとき
のブーム2の起伏支点とブーム2の先端滑車6軸
心を結ぶ直線Tの前記直線Sに対する角度、以下
たわみ角度という、を表わす。
作業揚程応答信号を求める方法を詳細に説明する 第1図は本発明を実施したトラツククレーンで
あり、クレーン基台1に対してその基端を枢着連
結したブーム2を起伏用油圧シリンダ3により起
伏駆動するものであり、ブーム2の先端から巻上
巻下自在に吊下したフツク4へ吊上げようとする
荷を吊つてクレーン作業をするものである。クレ
ーン基台1は、トラツク5上で旋回駆動できるよ
うになつている。lはブーム2の起伏支点とブー
ム2先端に設けた先端滑車6の軸心との間の距
離、すなわちブーム長さを表わし、Hはブーム2
の起伏支点とブーム2の先端滑車6の軸心の垂直
距離、すなわち作業揚程を表わす。h1はクレーン
基台1の起伏支点と地面との垂直距離を表わす。
θはブーム2のたわみを0とした場合でのブーム
2の起伏支点とブーム2の先端滑車6の軸心を結
ぶ直線Sの水平線に対する起伏角度、すなわちブ
ーム2の起伏角度を表わし、Δθはブーム2が吊
上荷重およびブーム2の自重によりたわんだとき
のブーム2の起伏支点とブーム2の先端滑車6軸
心を結ぶ直線Tの前記直線Sに対する角度、以下
たわみ角度という、を表わす。
以上の如く各符号を設定するとき、ブーム2の
作業揚程Hは、下記の数式に基づいて演算するこ
とで求めることができる。
作業揚程Hは、下記の数式に基づいて演算するこ
とで求めることができる。
H=lsin(θ−Δθ)
ここで、ブーム2の長さlは、例えばブーム2
の基端に設けた巻取りドラム7にその基端を巻取
り繰り出し自在に巻取られ先端をブーム2先端へ
止着したコード8の繰り出し長さを連続的に検出
する長さ検出器9によつて容易に検出することが
でき、またたわみを考慮しないブーム2の起伏角
θは例えばブーム2とクレーン基台1間の角度あ
るいは重錘により規定される水平線とブーム2の
相対角度を検出する起伏角検出器10によつて容
易に検出することができる。ブーム2のたわみを
考慮した正確な作業揚程Hに応答する信号を得る
ためには、たわみ角Δθを正確に把握して上記計
算式に基づいて演算する必要がある。
の基端に設けた巻取りドラム7にその基端を巻取
り繰り出し自在に巻取られ先端をブーム2先端へ
止着したコード8の繰り出し長さを連続的に検出
する長さ検出器9によつて容易に検出することが
でき、またたわみを考慮しないブーム2の起伏角
θは例えばブーム2とクレーン基台1間の角度あ
るいは重錘により規定される水平線とブーム2の
相対角度を検出する起伏角検出器10によつて容
易に検出することができる。ブーム2のたわみを
考慮した正確な作業揚程Hに応答する信号を得る
ためには、たわみ角Δθを正確に把握して上記計
算式に基づいて演算する必要がある。
たわみ角度Δθについていえば、
(1) 任意のクレーン作業状態にあるブーム2の状
態(ブーム2の長さとブーム2の起伏角によつ
て規定されるブーム2の状態)におけるたわみ
角度Δθは、ブーム2の自重と吊上荷重によつ
てブーム2の起伏支点まわりに生ずるモーメン
トに近似的に比例する。したがつてその時のブ
ーム2の状態における定格荷重を吊つた場合の
最大たわみ角Δθmaxとブーム2起伏支点まわ
りのモーメントMmax、および現に吊上げてい
る実際の荷重とブーム2の自重に基づいてブー
ム2起伏支点まわりに生じているモーメントM
がわかれば、たわみ角Δθは、 Δθ≒ΔθmaxM/Mmax として把握することができる。
態(ブーム2の長さとブーム2の起伏角によつ
て規定されるブーム2の状態)におけるたわみ
角度Δθは、ブーム2の自重と吊上荷重によつ
てブーム2の起伏支点まわりに生ずるモーメン
トに近似的に比例する。したがつてその時のブ
ーム2の状態における定格荷重を吊つた場合の
最大たわみ角Δθmaxとブーム2起伏支点まわ
りのモーメントMmax、および現に吊上げてい
る実際の荷重とブーム2の自重に基づいてブー
ム2起伏支点まわりに生じているモーメントM
がわかれば、たわみ角Δθは、 Δθ≒ΔθmaxM/Mmax として把握することができる。
(2) ブーム2がある特定の起伏角θにあるとき、
定格荷重(ブーム2の長さlによつて異なる)
を吊つた場合の最大たわみ角度Δθmaxは、当
該起伏角θにおけるブーム2の長さl1における
最大たわみ角度Δθ1maxとl2における最大たわ
み角度Δθ2maxと基礎として比例配分式 Δθmax≒Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1(l−l1) から近似的に求めることができる。
定格荷重(ブーム2の長さlによつて異なる)
を吊つた場合の最大たわみ角度Δθmaxは、当
該起伏角θにおけるブーム2の長さl1における
最大たわみ角度Δθ1maxとl2における最大たわ
み角度Δθ2maxと基礎として比例配分式 Δθmax≒Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1(l−l1) から近似的に求めることができる。
尚、この各起伏角における最大たわみ角Δθ
1max,Δθ2maxは、各起伏角ごとに実測ある
いは計算したものを使用するようにしてもよい
が、モーメントと当該モーメントによるたわみ
角Δθとの間には、Δθ=kM(k:定数)の
関係があるところから、長さをパラメータにし
て、横軸に起伏角度θを、縦軸に最大モーメン
トMmaxをとつて描いた最大モーメント曲線を
考えるとき、この曲線は、横軸に起伏角度θを
縦軸に最大たわみ角Δθmaxをとつて描いた最
大たわみ角曲線と比例の関係にあり、従つて、
上記の最大モーメント曲線を利用してもよい。
1max,Δθ2maxは、各起伏角ごとに実測ある
いは計算したものを使用するようにしてもよい
が、モーメントと当該モーメントによるたわみ
角Δθとの間には、Δθ=kM(k:定数)の
関係があるところから、長さをパラメータにし
て、横軸に起伏角度θを、縦軸に最大モーメン
トMmaxをとつて描いた最大モーメント曲線を
考えるとき、この曲線は、横軸に起伏角度θを
縦軸に最大たわみ角Δθmaxをとつて描いた最
大たわみ角曲線と比例の関係にあり、従つて、
上記の最大モーメント曲線を利用してもよい。
そこで、ブーム長さl1,l2における定格荷重
を吊つたときのブーム2の各起伏角における最
大たわみ角Δθ1max,Δθ2max;ブーム2の
実際のブーム長さl;ブーム起伏角θ;ブーム
2の各状態での定格荷重を吊つた場合のブーム
2起伏支点まわりに生ずる最大モーメント
Mmaxの応答値;ブーム2の自重と吊上荷重に
より実際にブーム2の起伏支点まわりに生じて
いる実際モーメントMの応答値;がわかれば、
たわみ角Δθを近似的に求めることができる
し、又、これを用いて作業揚程Hも正確に求め
ることができる。
を吊つたときのブーム2の各起伏角における最
大たわみ角Δθ1max,Δθ2max;ブーム2の
実際のブーム長さl;ブーム起伏角θ;ブーム
2の各状態での定格荷重を吊つた場合のブーム
2起伏支点まわりに生ずる最大モーメント
Mmaxの応答値;ブーム2の自重と吊上荷重に
より実際にブーム2の起伏支点まわりに生じて
いる実際モーメントMの応答値;がわかれば、
たわみ角Δθを近似的に求めることができる
し、又、これを用いて作業揚程Hも正確に求め
ることができる。
次に本発明の1実施例を図を参照して説明す
る。
る。
9は既に述べたように、ブーム2の長さlを連
続的に検出する長さ検出器、10は、ブーム2の
水平線に対する起伏角度θを検出する起伏角検出
器である。11は、ブーム2の自重と吊上荷重に
よりブーム2起伏支点まわりに生ずるモーメント
に基づき起伏用油圧シリンダ3に作用する負荷す
なわち、実際のモーメントの応答値Mを出力する
実際モーメント出力部であつて、起伏用油圧シリ
ンダ3のピストンロツド中へ介装したロードセル
で構成されている。しかしながらこの実際モーメ
ント出力部11は必ずしもピストンロツド中に介
装したロードセルである必要はなく、例えば起伏
用油圧シリンダ3の内圧を油圧電気変換する変換
器で構成してもよいし、更にブームに歪計を取り
付けて、この歪計からブームに作用するモーメン
トを検出するようにしてもよい。
続的に検出する長さ検出器、10は、ブーム2の
水平線に対する起伏角度θを検出する起伏角検出
器である。11は、ブーム2の自重と吊上荷重に
よりブーム2起伏支点まわりに生ずるモーメント
に基づき起伏用油圧シリンダ3に作用する負荷す
なわち、実際のモーメントの応答値Mを出力する
実際モーメント出力部であつて、起伏用油圧シリ
ンダ3のピストンロツド中へ介装したロードセル
で構成されている。しかしながらこの実際モーメ
ント出力部11は必ずしもピストンロツド中に介
装したロードセルである必要はなく、例えば起伏
用油圧シリンダ3の内圧を油圧電気変換する変換
器で構成してもよいし、更にブームに歪計を取り
付けて、この歪計からブームに作用するモーメン
トを検出するようにしてもよい。
12は最大モーメントに応答する値を出力する
最大モーメント出力部であつて、ブーム2の各状
態での定格荷重を吊つた場合のブーム2の起伏支
点まわりに生ずる最大モーメントの応答値Mmax
を記憶しており、前記起伏角検出器10並びに長
さ検出器9からの信号を受けてその時のブーム状
態における最大モーメントMmaxに応答する値を
出力するものである。13は、最大たわみ角出力
装置であつて、ブーム2の異なる二つの長さl1,
l2における定格荷重を吊つた場合の最大たわみ角
度Δθ1max,Δθ2maxを各起伏角度毎に夫々記
憶し、前記起伏角検出器10からの信号を受けて
その時のブーム起伏角θにおける二つのブーム長
さの最大たわみ角度Δθ1maxおよびΔθ2maxを
出力するものである。14は、起伏角検出器1
0、長さ検出器9、実際モーメント出力部11、
最大モーメント出力部12、および最大たわみ角
出力部13からの各信号θ,l,M,Mmax、お
よびΔθ1max,Δθ2maxを受け取り、ブーム2
のたわみを考慮した作業揚程Hに応答する信号を
演算して出力する演算部である。演算部14にお
ける作業揚程Hの演算部Hの演算は次の如く行な
われる。
最大モーメント出力部であつて、ブーム2の各状
態での定格荷重を吊つた場合のブーム2の起伏支
点まわりに生ずる最大モーメントの応答値Mmax
を記憶しており、前記起伏角検出器10並びに長
さ検出器9からの信号を受けてその時のブーム状
態における最大モーメントMmaxに応答する値を
出力するものである。13は、最大たわみ角出力
装置であつて、ブーム2の異なる二つの長さl1,
l2における定格荷重を吊つた場合の最大たわみ角
度Δθ1max,Δθ2maxを各起伏角度毎に夫々記
憶し、前記起伏角検出器10からの信号を受けて
その時のブーム起伏角θにおける二つのブーム長
さの最大たわみ角度Δθ1maxおよびΔθ2maxを
出力するものである。14は、起伏角検出器1
0、長さ検出器9、実際モーメント出力部11、
最大モーメント出力部12、および最大たわみ角
出力部13からの各信号θ,l,M,Mmax、お
よびΔθ1max,Δθ2maxを受け取り、ブーム2
のたわみを考慮した作業揚程Hに応答する信号を
演算して出力する演算部である。演算部14にお
ける作業揚程Hの演算部Hの演算は次の如く行な
われる。
(1) 最大たわみ角出力部13からの、ブーム2の
長さl1,l2におけるその時の起伏角θでの最大
のたわみ角信号Δθ1max,Δθ2maxと、長さ
検出器9からの長さ信号lから、その時のブー
ム2状態(起伏角θ、ブーム長さl)における
最大のたわみ角度を比例配分式 Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1
(l−l1) に基づいて演算算出する。
長さl1,l2におけるその時の起伏角θでの最大
のたわみ角信号Δθ1max,Δθ2maxと、長さ
検出器9からの長さ信号lから、その時のブー
ム2状態(起伏角θ、ブーム長さl)における
最大のたわみ角度を比例配分式 Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1
(l−l1) に基づいて演算算出する。
(2) 実際モーメント出力部11からの実際モーメ
ント信号応答Mと最大モーメント出力部12か
らの最大モーメント応答信号Mmaxから、 M/Mmax を演算し、この演算結果と前記(1)における演算
結果を剰じて、 {Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1(l−l1)}M/Mmax を得る。これがブーム2に生じているたわみ角
Δθである。
ント信号応答Mと最大モーメント出力部12か
らの最大モーメント応答信号Mmaxから、 M/Mmax を演算し、この演算結果と前記(1)における演算
結果を剰じて、 {Δθ1max+Δθ2max−Δθ1max/l2−l1(l−l1)}M/Mmax を得る。これがブーム2に生じているたわみ角
Δθである。
(3) 前記(2)の演算結果たるたわみ角Δθ、起伏角
検出器10からの起伏角信号θ、および長さ検
出器9からの長さ信号lから、 lsin(θ−Δθ) を演算してたわみを考慮した作業揚程Hに応答
する信号を発生する。
検出器10からの起伏角信号θ、および長さ検
出器9からの長さ信号lから、 lsin(θ−Δθ) を演算してたわみを考慮した作業揚程Hに応答
する信号を発生する。
このようにして、演算部14から出力される
たわみを考慮した作業揚程Hの応答信号は、実
際の作業揚程に極めて近似するものであり、例
えばこの出力によつて表示器(図示せず)を作
動してクレーンオペレータに正確な作業揚程を
知らせることができる。
たわみを考慮した作業揚程Hの応答信号は、実
際の作業揚程に極めて近似するものであり、例
えばこの出力によつて表示器(図示せず)を作
動してクレーンオペレータに正確な作業揚程を
知らせることができる。
以上の説明では、たわみ角度Δθと、ブーム2
の起伏支点まわりに作用するモーメントの応答値
との関係が比例するものとして説明してきたが、
次に上述したもの以上に一層正確にたわみ角度を
求めることができる。その他の実施例について説
明する。
の起伏支点まわりに作用するモーメントの応答値
との関係が比例するものとして説明してきたが、
次に上述したもの以上に一層正確にたわみ角度を
求めることができる。その他の実施例について説
明する。
(i) ブーム長さが基準ブーム長さ(この基準ブー
ム長さとは、例えば第3図のように2個のブー
ム筒よりなる2段伸縮ブームにおいては、イの
ように基端ブームに先端ブームが完全に嵌挿さ
れた状態、ロのように基端ブームから先端ブー
ムが伸びきつた状態にあることを指す。)であ
る場合について。第4図に示したように横軸に
ブーム2の起伏支点まわりに作用するモーメン
トの応答値Mを、縦軸にたわみ角度Δθを取
り、ブーム2の起伏角度θをパラメータとし
て、吊荷荷重を零から定格荷重にまで変化さ
せ、この時のMとΔθの関係を見れば例えば、
θ=θ1では、Aのような曲線で、θ=θ2で
は、Bのような曲線で示すことができる。(な
お、この曲線を描くに際し、M,Δθの関係は
夫々実測してもよいし計算してもよい。又、図
中、M1,M2は夫々吊荷荷重が零、即ちブーム
自重のみが作用している場合の値を示す。) 上記の曲線を、式で表現すると、各起伏角度
ごとに、Δθ=f(M)となる。したがつて、
連続的に変化するMとΔθの関係を示すこの式
群をあらかじめ演算部をそなえてたわみ角出力
部に記憶しておき、起伏角検出器10からの信
号をこのたわみ角出力部へ入れることによつ
て、所望のΔθ=f(θ)の式をたわみ角出力
部内で選択し、この選択された式に実際モーメ
ント出力部11からの実際モーメント応答信号
Mを入れることによつて、たわみ角度Δθを得
ることができる。
ム長さとは、例えば第3図のように2個のブー
ム筒よりなる2段伸縮ブームにおいては、イの
ように基端ブームに先端ブームが完全に嵌挿さ
れた状態、ロのように基端ブームから先端ブー
ムが伸びきつた状態にあることを指す。)であ
る場合について。第4図に示したように横軸に
ブーム2の起伏支点まわりに作用するモーメン
トの応答値Mを、縦軸にたわみ角度Δθを取
り、ブーム2の起伏角度θをパラメータとし
て、吊荷荷重を零から定格荷重にまで変化さ
せ、この時のMとΔθの関係を見れば例えば、
θ=θ1では、Aのような曲線で、θ=θ2で
は、Bのような曲線で示すことができる。(な
お、この曲線を描くに際し、M,Δθの関係は
夫々実測してもよいし計算してもよい。又、図
中、M1,M2は夫々吊荷荷重が零、即ちブーム
自重のみが作用している場合の値を示す。) 上記の曲線を、式で表現すると、各起伏角度
ごとに、Δθ=f(M)となる。したがつて、
連続的に変化するMとΔθの関係を示すこの式
群をあらかじめ演算部をそなえてたわみ角出力
部に記憶しておき、起伏角検出器10からの信
号をこのたわみ角出力部へ入れることによつ
て、所望のΔθ=f(θ)の式をたわみ角出力
部内で選択し、この選択された式に実際モーメ
ント出力部11からの実際モーメント応答信号
Mを入れることによつて、たわみ角度Δθを得
ることができる。
(なお、上記の例では、たわみ角出力部にΔθ
とMとの関係を連続関数として記憶するように
したが、第5図のA′,B′で示したように、Δ
θとMを不連続なかたちで記憶していてもよ
く、この場合には例えば、A′のものにおい
て、あらかじめ記憶されているモーメントの応
答値M3,M4の中間の値Mxを実際モーメント出
力部11から受け入れたときには、これに対応
するたわみ角Δθxを、 Δθx=Δθ3+(Δθ4−Δθ3)×Mx−M3/
M4−M3 の比例配分式をもとにして求めることができる
し、あるいは、切り上げによつてM4としてΔ
θ4を、切り捨てによつてM3としてΔθ3を
更には四捨五入によつてΔθ3又はΔθ4を
Mxに対応するたわみ角Δθxとしてたわみ角
出力部から出力するようにしてもよい。) (ii) 以上はブーム長さが基準ブーム長さである場
合について説明してきたが、次にブーム長さが
中間ブーム長さ(この中間ブーム長さとは、例
えば第3図のイの状態より先端ブームが伸長し
ている状態であつて同図のロの状態にまで至つ
ていないブーム伸長状態をさす。)である場合
について説明する。第6図、第7図は、ブーム
長さが基準ブーム長さl10,l20の状態にある第
3図のイ,ロに夫々対応するMとΔθの関係を
起伏角θをパラメータにして描いたものであ
り、第8図はブーム長さが中間ブーム長さlxの
状態にある場合のMとΔθの関係を起伏角θ1
をパラメータにして描いた予想線図でありこの
予想線図上のM=M0に対応するΔθxは、次
の比例配分式から得られる。
とMとの関係を連続関数として記憶するように
したが、第5図のA′,B′で示したように、Δ
θとMを不連続なかたちで記憶していてもよ
く、この場合には例えば、A′のものにおい
て、あらかじめ記憶されているモーメントの応
答値M3,M4の中間の値Mxを実際モーメント出
力部11から受け入れたときには、これに対応
するたわみ角Δθxを、 Δθx=Δθ3+(Δθ4−Δθ3)×Mx−M3/
M4−M3 の比例配分式をもとにして求めることができる
し、あるいは、切り上げによつてM4としてΔ
θ4を、切り捨てによつてM3としてΔθ3を
更には四捨五入によつてΔθ3又はΔθ4を
Mxに対応するたわみ角Δθxとしてたわみ角
出力部から出力するようにしてもよい。) (ii) 以上はブーム長さが基準ブーム長さである場
合について説明してきたが、次にブーム長さが
中間ブーム長さ(この中間ブーム長さとは、例
えば第3図のイの状態より先端ブームが伸長し
ている状態であつて同図のロの状態にまで至つ
ていないブーム伸長状態をさす。)である場合
について説明する。第6図、第7図は、ブーム
長さが基準ブーム長さl10,l20の状態にある第
3図のイ,ロに夫々対応するMとΔθの関係を
起伏角θをパラメータにして描いたものであ
り、第8図はブーム長さが中間ブーム長さlxの
状態にある場合のMとΔθの関係を起伏角θ1
をパラメータにして描いた予想線図でありこの
予想線図上のM=M0に対応するΔθxは、次
の比例配分式から得られる。
即ち、今、起伏角θ=θ1でモーメントの対
応値をM=M0とすると共にブーム長さがl10,
l20のもののたわみ角をΔθA,ΔθBとする
と、起伏角θ=θ1、M=M0でブーム長さが
l=lxのもののたわみ角Δθxは、次のように
なる。
応値をM=M0とすると共にブーム長さがl10,
l20のもののたわみ角をΔθA,ΔθBとする
と、起伏角θ=θ1、M=M0でブーム長さが
l=lxのもののたわみ角Δθxは、次のように
なる。
Δθx≒ΔθA+ΔθB−ΔθA/l20−l10(l
x−l10) 次に第9図を参照してその他の実施例の作業揚
程応答信号を求める方法について説明する。
x−l10) 次に第9図を参照してその他の実施例の作業揚
程応答信号を求める方法について説明する。
9,10,11は、既に述べたように、夫々ブ
ーム2の長さlを検出する長さ検出器、ブーム2
の水平線に対する起伏角度θを検出する起伏角検
出器、ブーム2の起伏支点まわりに作用するモー
メントの対応値Mを出力する実際モーメント出力
部であり、50は基準ブーム長さl10,l20並びに
各起伏角度ごとにΔθとMの関係を記憶すると共
に実際モーメント出力部11からの信号を受け
て、ブーム長さが基準ブーム長さl10、あるいは
l20であるときには、夫々一つのたわみ角Δθ
を、ブーム長さが中間ブーム長さlxであるときに
は、l10,l20に対応する二つのたわみ角Δθを出
力するたわみ角出力部である。60は、長さ検出
器9、起伏角検出器10、たわみ角出力部50、
からの各信号θ,l,Δθを受け取り、ブーム2
のたわみを考慮した作業揚程Hに応答する信号を
演算して出力する演算部である。演算部60にお
ける作業揚程Hの演算は上述した具体例、即ちブ
ームの長さが中間ブーム長さlx、ブーム起伏角が
θ1、モーメントの応答値がM0をもとに説明す
れば次の如く行なわれる。
ーム2の長さlを検出する長さ検出器、ブーム2
の水平線に対する起伏角度θを検出する起伏角検
出器、ブーム2の起伏支点まわりに作用するモー
メントの対応値Mを出力する実際モーメント出力
部であり、50は基準ブーム長さl10,l20並びに
各起伏角度ごとにΔθとMの関係を記憶すると共
に実際モーメント出力部11からの信号を受け
て、ブーム長さが基準ブーム長さl10、あるいは
l20であるときには、夫々一つのたわみ角Δθ
を、ブーム長さが中間ブーム長さlxであるときに
は、l10,l20に対応する二つのたわみ角Δθを出
力するたわみ角出力部である。60は、長さ検出
器9、起伏角検出器10、たわみ角出力部50、
からの各信号θ,l,Δθを受け取り、ブーム2
のたわみを考慮した作業揚程Hに応答する信号を
演算して出力する演算部である。演算部60にお
ける作業揚程Hの演算は上述した具体例、即ちブ
ームの長さが中間ブーム長さlx、ブーム起伏角が
θ1、モーメントの応答値がM0をもとに説明す
れば次の如く行なわれる。
たわみ角出力部50から基準ブーム長さl10,
l20におけるたわみ角ΔθA,ΔθBを受け取ると
共に、長さ検出器9からの長さ信号lxを受けて、
たわみ角度を、 ΔθA+ΔθB−ΔθA/l20−l10(lx−l
10) に基づいて演算算出する。
l20におけるたわみ角ΔθA,ΔθBを受け取ると
共に、長さ検出器9からの長さ信号lxを受けて、
たわみ角度を、 ΔθA+ΔθB−ΔθA/l20−l10(lx−l
10) に基づいて演算算出する。
このようにして得られたたわみ角Δθxと長さ
検出器9からの長さ信号lxから、 lxsin(θ−Δθx) を演算してたわみを考慮した作業揚程Hに応答す
る信号を発生するものである。
検出器9からの長さ信号lxから、 lxsin(θ−Δθx) を演算してたわみを考慮した作業揚程Hに応答す
る信号を発生するものである。
尚以上の説明における作業揚程Hは、ブーム2
の起伏支点から先端滑車の軸心の垂直距離を指す
ものであるが、地面からの垂直距離を必要とする
場合には、演算部14,60の出力値に距離h1に
対応する値を加えることで求められるこというま
でもない。更に、フツクを最高に巻上げた場合の
フツク下端と地上面との間の距離(地上揚程)を
求めたい場合には、所定の値を、上記の演算部1
4,60の出力にh1を加えたものから減じること
で求められることはいうまでもない。
の起伏支点から先端滑車の軸心の垂直距離を指す
ものであるが、地面からの垂直距離を必要とする
場合には、演算部14,60の出力値に距離h1に
対応する値を加えることで求められるこというま
でもない。更に、フツクを最高に巻上げた場合の
フツク下端と地上面との間の距離(地上揚程)を
求めたい場合には、所定の値を、上記の演算部1
4,60の出力にh1を加えたものから減じること
で求められることはいうまでもない。
いずれにしても本発明は、ブーム2のたわみを
考慮した実際の作業揚程に極めて近似する作業揚
程応答信号を得ることができるという秀でた効果
を有するものである。
考慮した実際の作業揚程に極めて近似する作業揚
程応答信号を得ることができるという秀でた効果
を有するものである。
第1図は本発明を実施したクレーンの説明図、
第2図は本発明の説明用のブロツク図、第3図
イ,ロは夫々ブーム長さの説明図、第4図、第5
図、第6図、第7図、第8図は、たわみ角度とブ
ーム起伏支点まわりに作用するモーメントの応答
値との関係を示す説明図、第9図は本発明のその
他の実施例のブロツク図である。 2:ブーム、10:ブームの起伏角検出器、1
1:実際モーメント出力部、9:長さ検出器。
第2図は本発明の説明用のブロツク図、第3図
イ,ロは夫々ブーム長さの説明図、第4図、第5
図、第6図、第7図、第8図は、たわみ角度とブ
ーム起伏支点まわりに作用するモーメントの応答
値との関係を示す説明図、第9図は本発明のその
他の実施例のブロツク図である。 2:ブーム、10:ブームの起伏角検出器、1
1:実際モーメント出力部、9:長さ検出器。
Claims (1)
- 1 起伏調節自在なブームを有するクレーンにお
ける作業揚程応答信号を求める方法であつて、ブ
ームの先端に負荷を作用させたときに生じるブー
ムのたわみ角度と負荷との関係をあらかじめブー
ムの各起伏角ごとに記憶値として記憶しておき、
実際のクレーン作業時には、この作業時における
ブーム起伏角を検出する起伏角検出器からの起伏
角信号、およびこのときの負荷に応答する信号に
基いて前記たわみ角度の記憶値を取り出し、この
取り出された記憶値を、ブームの起伏角検出器か
らの起伏角信号から減じ、この減じられた値の正
弦にブームの長さを乗じてクレーンの作業揚程応
答信号を求める方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15067778A JPS5580691A (en) | 1978-12-05 | 1978-12-05 | Method of generating working lift response signal of crane |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15067778A JPS5580691A (en) | 1978-12-05 | 1978-12-05 | Method of generating working lift response signal of crane |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5580691A JPS5580691A (en) | 1980-06-18 |
| JPS625876B2 true JPS625876B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15502049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15067778A Granted JPS5580691A (en) | 1978-12-05 | 1978-12-05 | Method of generating working lift response signal of crane |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5580691A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6539984B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2019-07-10 | 株式会社タダノ | ブーム姿勢検出装置 |
| CN113666271A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-19 | 中联重科股份有限公司 | 用于吊臂的检测方法及装置、控制器和工程机械 |
-
1978
- 1978-12-05 JP JP15067778A patent/JPS5580691A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5580691A (en) | 1980-06-18 |
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