Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS633056B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS633056B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS633056B2
JPS633056B2 JP1402082A JP1402082A JPS633056B2 JP S633056 B2 JPS633056 B2 JP S633056B2 JP 1402082 A JP1402082 A JP 1402082A JP 1402082 A JP1402082 A JP 1402082A JP S633056 B2 JPS633056 B2 JP S633056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
needle bed
locking
knitting machine
sinker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1402082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58132150A (ja
Inventor
Yoshimori Sugita
Kenichi Takami
Nobuo Oonuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1402082A priority Critical patent/JPS58132150A/ja
Publication of JPS58132150A publication Critical patent/JPS58132150A/ja
Publication of JPS633056B2 publication Critical patent/JPS633056B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は多数の編針を列設した溝板の前縁の
各編針間にシンカーが設けられた針床を、その長
手方向の複数部分に分割し、その針床を水平面内
において折りたたみ可能とした手編機に関するも
のである。
従来技術 この種の手編機としては、この出願と同一の出
願人により次のようなものが出願された。これ
は、長い針床をコンパクトにして格納、運搬する
ために、針床を三分割し、互いに隣接する分割部
分の境界部分にヒンジを固着するとともに、その
ヒンジの回動中心をシンカーの前縁下方に突出配
置し、各分割部分のシンカー同志が対向するよう
に、ほぼ水平な面内で前記両側の分割部分を回動
して針床を折りたたみ得るようにしたものであ
る。
ところが、この手編機においては、針床の編成
使用時に前記ヒンジの回動中心が編針のフツクよ
り前方に位置するため、フツクに掛けられる編地
と前記ヒンジとが干渉し、編地形成の邪魔になる
という不具合があつた。
目 的 この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので
あつて、その目的は、編地を編針に掛けたまま針
床を折りたたむことができ、しかも、編成中に編
地の邪魔になることなく、円滑な編成作業を遂行
し得る新規な手編機を提供することにある。
実施例 以下、この発明を具体化した第一実施例を第1
〜第10図に従つて説明する。合成樹脂からなる
針床1は長手方向に3つの部分に分割され、その
中央部分1aは針床1の全長の約半分の長さを有
しており、針床1の左右両側部分1b,1cは前
記中央部分1aの半分の長さに設定されている。
この針床1の溝板2には長手方向と直交する方向
に延びる多数の針溝2aが所定のピツチをおいて
列設形成され、第4図に示すように、各針溝2a
には編針3が前後動可能に収容されている。各編
針3の間に位置するように溝板2の前縁には多数
のシンカー4が前記溝板2と一体に列設形成され
ている。
各シンカー4の間には前記各針溝2aに連通
し、凹状部を有する案内溝5が形成され、この案
内溝5を通つて前記各編針3がシンカー4より前
方へ突出するようになつている。なお、第2図及
び第7図に示すように、中央部分1aと左右両側
部分1b,1cとの境界はそれぞれ隣接する針溝
2a間に設定され、この針溝2a間に配置される
シンカー4はそれぞれ中央部分1a側に設けられ
ている。針床1の各分割部分1a〜1cの後縁上
部には長手方向に延びる後レール6が配設され、
また、第4,5,7図に示すように、各シンカー
4の基端近傍において針床1の各分割部分1a〜
1cの上面に形成した段差部8aの上面には複数
のねじ7により前記後レール6と平行に延びる前
レール8が取着されている。このねじ7は針床1
の下面側から前レール8の下面のねじ孔に螺入さ
れている。そして、針床1上に載置されるキヤリ
ジ(図示しない)が前記両レール6,8に沿つて
長手方向へ摺動されるようになつている。また、
第1図及び第10図に示すように、前記左右両側
部分1b,1c上の前レール8の外端上面におい
て前後方向へわずかにずれた位置にはキヤリジを
針床1の左右いずれかの外方から針床1上に対す
る装着を許容するための斜面9aを有するととも
に、そのキヤリジの針床1の内方からの脱落を防
止するための起立面9bを有する一対の突起9が
キヤリジ側のストツパ(図示せず)と係合するよ
うに一体形成されている。
第4〜6図及び第7図に示すように、前レール
8と段差部8a上面との間には櫛歯状の針ブレー
キばね10が前記ねじ7により共締めされ、各ば
ね片10aにより各編針3が下方へ付勢されてい
る。また、前記シンカー4の先端部を被覆するた
めの被覆カバー11は断面ほぼコ字状をなすレー
ル状に形成され、シンカー4に対して着脱し得る
ようになつている。そして、第4図に示すよう
に、その装着時には編針3がシンカー4の前方ま
で突出することを防止できるようになつている。
なお、不慮に編針3が破損した場合等にその編針
3を交換する際には、その編針3を第4図に2点
鎖線で示す位置より若干前方の位置に配置し、そ
の編針3のバツド3aを引き上げれば、前記案内
溝5、段差部8aの下面の傾斜部5a及び後レー
ル6の下面の傾斜面6aにて編針3の傾斜配置が
許容されて、その編針3を針溝2aから取り出す
ことができる。また、前記針床1の中央部分1a
の後部にはニツトリーダ装置のための枠体12が
配設され、第1図に示すように、その両端部には
左右両側部分1b,1cの端部に対向し得る一対
の凹所12aがそれぞれ形成されている。
次にヒンジ機構及びロツク機構について詳細に
説明する。さて、針床1の中央部分1aの両端面
には外方へ突出する係止突起13がそれぞれ一体
形成され、第7図に示すように、各係止突起13
には前方及び下方へ開口する係止凹所13aが形
成されている。各係止突起13に対向するよう
に、針床1の左右両側部分1b,1cの端面には
前記各係止突起13が係脱可能な開口14がそれ
ぞれ形成されている。前記中央部分1aと左右両
側部分1b,1cとの境界部分には中央部分1a
と左右両側部分1b,1cとを連結する一対のヒ
ンジ15が設けられている。各ヒンジ15はその
前端部にてピン16cにより回動可能に連結され
た合成樹脂からなる一対の作動板16a,16b
から構成され、第3図に示すように、各作動板1
6a,16bは4個のねじ17によつて中央部分
1a及び左右両側部分1b,1cに各別に取着さ
れた一対の支持板18a,18bによりその下面
側から支持されて、前後へ一体的に移動し得るよ
うになつている。
第3,4,7図に示すように、針床1の各部分
1a〜1cの下面及び各支持板18a,18bに
は前記各作動板16a,16bの前後動を案内す
るための案内溝19a,19b及び案内壁20
a,20bがそれぞれ形成されている。また、前
記中央部分1a側の一方の作動板16aの上面に
おいて前記ピン16cの近傍には平面形ほぼコ字
状をなす突起21が形成されている。一方、前記
左右両側部分1b,1c側の他方の作動板16b
の上面においてピン16cの近傍には前記突起2
1より大きなほぼコ字状の係合突起22が形成さ
れている。この他方の作動板16bの自由端には
針床1の後面より上方へ突出し、かつ前記枠体1
2の凹所12aに係合可能な操作片23が突設さ
れている。この他方の作動板16bの一側縁には
三角形状をなす一対の係止溝24a,24bが所
定の間隔をおいて形成されている。
前記係止溝24a,24bに隣接して支持板1
8b上にはばね材からなる係止部材25が前記4
個のねじ17のうち1個のねじ17により位置調
整可能に取着され、その位置決め片25aが前記
支持板18bの長孔26に遊嵌されるとともに、
先端の係止片25bがそれ自身のばね力により前
記係止溝24a,24bに選択的に係合されるよ
うになつている。そして、第4図に実線及び鎖線
で示すように、操作片23によるヒンジ15の移
動操作に基づき、前記係止片25bが係止溝24
a,24bに選択的に係合された時には、前記ヒ
ンジ15のピン16cが前記シンカー4の前縁部
直下に位置する前方位置と、そのピン16cがシ
ンカー4の前縁より後方へ没入する格納位置とに
ヒンジ15を係止できるようになつている。な
お、前記係止部材25及び係止溝24a,24b
等により係止手段が構成されている。
また、第1,4図に鎖線で示すように、中央部
分1aの両端面に左右両側部分1b,1cの内端
面が密着され、前記係止突起13が開口14に係
合された状態で、前記ヒンジ15が格納位置まで
移動された時には、他方の作動板16b上の係合
突起22の一部が前記係止突起13の係止凹所1
3aの内側面に密接係合され、中央部分1aと左
右両側部分1b,1cとがロツク状態に保持され
て、針床1が一直線上に連なる。また、前記作動
板16bの操作片23が枠体12の凹所12aに
係合される。そして、前記係合突起22と係止凹
所13aとの係合及び操作片23と凹所12aと
の係合に基づき、前記左右両側部分1b,1c及
びヒンジ15の他方の作動板16bが中央部分1
aの前方側へ誤つて回動されるのを確実に阻止す
るようになつている。
一方、針床1が一直線上に連なつた状態で各ヒ
ンジ15が格納位置から前方位置まで前動された
時には、第4図に実線で示すように、前記操作片
23が凹所12aから離脱する。さらに、他方の
作動板16bの係合突起22が係止突起13の係
止凹所13aから離脱し、その係合突起22の前
端面及び一方の作動板16aの突起21の前端面
が左右両側部分1b,1c及び中央部分1aの内
側面にそれぞれ係合され、前記各ヒンジ15が前
記前方位置よりさらに前方へ誤つて移動されるの
を未然に防止するようになつている。そして、各
ヒンジ15が前方位置に配置された状態において
は、前述したように、ヒンジ15のピン16cが
シンカー4の前縁部の直下に配置されるため、他
方の作動板16b及び左右両側部分1b,1cの
一水平面内における回動が許容され、その回動に
伴つて、前記各係止突起13が各開口14から離
脱し、左右両側部分1b,1cを中央部分1aに
対し、同一平面内においてほぼ平行となるように
折りたたむことができる。また、第1,2図から
明らかなように、針床1の折りたたみ状態におい
ては、中央部分1aのシンカー4及び編針3と左
右両側部分1b,1cのシンカー4及び編針3と
が互いに近接して対向配置されるとともに、左右
両側部分1b,,1cの各外端面が互いに近接し
て対向配置される。なお、前記中央部分1aの係
止突起13、左右両側部分1b,1cの開口14
及び他方の作動板16bの係合突起22等により
ロツク機構が構成されている。
次に、折りたたみ状態における左右両側部分1
b,1cの回動を阻止するためのストツパ機構に
ついて詳細に説明する。第1図及び第8〜10図
に示すように、左側部分1bの外端面には連結突
起27が形成されるとともに、右側部分1cの外
端面には前記連結突起27と係合可能な連結孔2
8が形成されている。また、左側部分1bの後側
壁にはその両端に段部29a,29bを有する長
孔29が形成されている。前記長孔29に近接し
て左側部分1bにはストツパ30がその軸部31
にて針床1の長手方向へ移動可能に支持されてい
る。この軸部31の中央には操作片32a及び弾
性係止片32bを有する作動部32が挿嵌され、
操作片32aが長孔29を介して外方へ突出され
ている。また、前記弾性係止片32bがそれ自身
の弾性力により左側部分1bの後側壁内面に係合
されるとともに、前記弾性係止片32bの弾性力
により前記操作片32aが長孔29の内側上縁に
係合されている。
一方、右側部分1cの外端面には前記軸部31
が進入可能な軸孔33が形成されている。そし
て、針床1の使用時においては、第8図に実線で
示すように、ストツパ30を不作用位置に配置す
ることができ、このときには弾性係止片32bの
弾性力に基づき、操作片32aが長孔29の一方
の段部29aに係合されるとともに、軸部31が
左側部分1b内に没入した状態に保持される。ま
た、針床1の折りたたみ時においては、第1図に
鎖線で示すように、前記連結突起27が連結孔2
8に係合されて、左右両側部分1b,1cが互い
に連結されるとともに、第8図に鎖線で示すよう
に、ストツパ30を作用位置に配置することがで
きる。そして、前記弾性係止片32bの弾性力に
基づき、操作片32aが長孔29の他方の段部2
9bに係合されるとともに、軸部31が左側部分
1bから外方へ突出し、その軸部31が右側部分
1cの軸孔33に進入した状態に保持される。そ
れにより、折りたたみ状態の左右両側部分1b,
1cが妄りに回動することを確実に防止すること
ができる。なお、前記ストツパ30及び軸孔33
によりストツパ機構が構成されている。
第1図に示すように、左右両側部分1b,1c
の外端部には針床1の折りたたみ状態において中
央部分1aの前方に位置する切欠部34,35が
それぞれ形成され、その針床1の折りたたみ時に
は両切欠部34,35により針床1の中央に把手
用空所Aが形成される。そのため、この把手用空
所Aに手を挿入して針床1を持ち運ぶことができ
る。また、第2,5,6図に示すように、左右両
側部分1b,1cの裏面においてそのほぼ中央に
は4個の取付ねじ36により取付板37がそれぞ
れ取着され、その取付板37と左右両側部分1
b,1cの裏面との間に空隙Sが形成されてい
る。また、各取付板37の外表面にはゴム製の脚
体38が取着されている。そして、針床1の使用
時には一直線上に連なつた針床1をテーブル39
上に載置し、前記空隙Sにシヤコ万力40の一端
を挿入して、そのシヤコ万力40により針床1を
テーブル39に固定することができる。
次に、上記のように構成された手編機の作用を
説明する。さて、第1図は針床1の折りたたみ状
態及び左側部分1bと中央部分1aとが一直線上
に連なつた状態をそれぞれ示している。まず、こ
の手編機を使用して第4図に示す編地Kを形成す
る場合には、ヒンジ15を前方位置に配置した状
態で各分割部分1a〜1cを一直線上に連なるよ
うに配置すると、第7図に示すように、左右両側
部分1b,1cの開口14に中央部分1aの係止
突起13がそれぞれ係合される。そして、各ヒン
ジ15を第1図に鎖線で示す後方の格納位置まで
その操作片23にて移動操作すると、他方の作動
板16bの係止溝24aに係止部材25の係止片
25bが係合し、その係止部材25のばね力によ
りヒンジ15が格納位置に係止保持される。ま
た、前記ヒンジ15の移動に伴い、そのヒンジ1
5のピン16cを有する前端部がシンカー4の後
方へ没入するとともに、第4図に鎖線で示すよう
に、他方の作動板16b上の係合突起22が前記
係止突起13の係止凹所13aに係合し、各分割
部分1a〜1cが連結状態にロツクされる。さら
に、前記操作片23が枠体12の凹所12aに係
合される。従つて、この両者23,12aの係合
及び前記係合突起22と係止凹所13aとの係合
により各分分割部分1a〜1cが確実に連結され
る。
そして、第5,6図に示すように、針床1をシ
ヤコ万力40によりテーブル39に固定した後、
各分割部分1a〜1cのシンカー4から被覆カバ
ー11を取り外し、前後のレール8,6にそわせ
てキヤリジを載置し、そのキヤリジを適宜に摺動
操作すれば、編地Kを形成することができる。こ
の場合、第4図から明らかなように、編成中にお
いては前記ヒンジ15の前端部がシンカー4の後
方に没入されているため、そのピン16cが編地
Kに干渉することなく、編地Kが変形することは
ない。
一方、編地Kの編成途中に手編機を持ち運ぶ場
合には、編針3に編地Kの各編目がかけられたま
まの状態で、各分割部分1a〜1cのシンカー4
に被覆カバー11を装着して編針3がシンカー4
より前方へ突出するのを防止した後、テーブル3
9から針床1を取り外す。そして、各ヒンジ15
を第1〜4図に実線で示す前方位置までその操作
片23にて移動操作すると、他方の作動板16b
の係止溝24bに係止部材25の係止片25bが
係合し、その係止部材25のばね力によりヒンジ
15が前方位置に係止される。また、前記ヒンジ
15の前方移動に伴い、そのピン16cがシンカ
ー4の前縁部直下に配置されるとともに、第4図
に実線で示すように、他方の作動板16b上の係
合突起22が係止突起13の係止凹所13aから
離脱し、各分割部分1a〜1cのロツク状態が解
除される。そして、前記係合突起22及び一方の
作動板16a上の突起21の前端縁が各分割部分
1a〜1cの内側面に係合され、ヒンジ15の前
記前方位置よりさらに前方へは移動されなくな
る。
この状態で、針床1の左右両側部分1b,1c
を各ヒンジ15のピン16cを中心として中央部
分1aのシンカー4の前方側へ回動すると、左右
両側部分1b,1cがほぼ水平に回動されて、第
10図に示す左側部分1bの連結突起27が右側
部分1cの連結孔28内に進入して両側部分1
b,1cが連結され、両側部分1b,1cの上下
方向へのずれが防止される。また、左右両側部分
1b,1cのシンカー4が中央部分1aのシンカ
ー4の直前に対向配置され、左右両側部分1b,
1c上の編針3のフツク3bが互いに近接して対
向配置される。すなわち、ピン16cがシンカー
4の前縁部直下に位置しているため、左右両側部
分1b,1cと中央部分1aとの各境界部分の両
側に位置する編針3のフツク3bが互いに離間さ
れることな近接状態で前記ピン16cの回りを回
動されるため、編成中の編地Kの編目が前記各境
界部分にまたがるような場合でも編地Kが何ら変
形されることなく左右両側部分1b,1cを折り
たたむことができる。
そして、針床1を折りたたんだ後、第8図に実
線で示すように、不作用位置に配置されたストツ
パ30を弾性係止片32bのばね力に抗してその
操作片32aにより第9図の反時計方向へ回動操
作してその操作片32aを長孔29の一方の段部
29aから離脱させ、その状態でストツパ30を
第8図に鎖線で示す作用位置まで移動操作する
と、弾性片32bのばね力に基づき、ストツパ3
0の操作片32aが他方の段部29bに係止さ
れ、かつストツパ30の軸部31が右側部分1c
の軸孔33内に進入する。従つて、折りたたみ状
態の針床1の左右両側部分1b,1cが前記軸部
31及び軸孔33により互いに連結され、両側部
分1b,1cが妄りに回動することを確実に防止
することができる。また、この実施例において
は、前記ストツパ30が左側部分1bに一体に組
み付けられているため、そのストツパ30を紛失
するおそれがない。
さらに、第1図に示すように、針床1の折りた
たみ状態においては、左右両側部分1b,1cの
各切欠部34,35が対向配置され、把手用空所
Aが形成される。従つて、この空所Aに手指を挿
入して針床1を持ち運ぶことができる。
別の実施例 次に、この発明の第二実施例を第11図〜21
図に従い、前記第一実施例との相異点を中心に説
明する。第16〜21図に示すように、ヒンジ1
5を構成する一対の作動板16a,16bは金属
板にて折曲形成され、各作動板16a,16bの
自由端には係止片50及び操作片23がそれぞれ
形成されている。各作動板16a,16bの一側
縁のほぼ中央には三角形状をなす係止溝51がそ
れぞれ形成されている。また、各作動板16a,
16bの一側縁において自由端寄りには矩形状の
切欠部52a,52bがそれぞれ形成されてい
る。各作動板16a,16bの両側に位置するよ
うに、各分割部分1a〜1cの裏面に形成された
各支持板18a,18b用の取付部53と前記切
欠部52a,52bの近傍に位置するリブ54と
の間において中央部分1a及び左右両側部分1
b,1cには一対の移動板55a,55bがそれ
ぞれ針床1の長手方向に移動可能に支持されてい
る。なお、第17,18〜21図は底面図であ
り、左側部分1bは中央部分1aの右側位置に図
示されている。各移動板55a,55bには各作
動板16a,16bを遊嵌するための凹所56及
び前記各作動板16a,16bの切欠部52a,
52bに係合し得るとともに、ばね掛けを兼用す
る突起57がそれぞれ形成されている。
各作動板16a,16bの一側方において各分
割部分1a〜1cに設けられた支持ピン58には
係止部材25がその中央にて装着され、その一端
が前記移動板55a,55bの突起57に係止さ
れるとともに、その他端の係止片25bが前記各
係止溝51に係合し得るようになつている。そし
て、第17図に示すように、ヒンジ15が格納位
置に配置された時には、係止部材25のばね力に
基づき、その係止片25bが係止溝51に係合さ
れるとともに、各作動板16a,16bの切欠部
52a,52bが各移動板55a,55bの突起
57から後方へ離間した状態で前記係止部材25
のばね力により各移動板55a,55bの対向端
部が互いに係合した状態に保持される。
一方、第18図に示すように、ヒンジ15が前
方位置に配置された時には、前記係止片25bが
係止溝51から離脱して各作動板16a,16b
の外側縁に係合されるとともに、各作動板16
a,16bの切欠部52a,52bが各移動板5
5a,55bの突起57に対向して配置される。
この状態で針床1の左右両側部分1b,1cが所
定方向へ回動された時には、その回動初期におい
て各移動板55a,55bの端部間が離間すると
同時に、係止部材25のばね力によつて各移動板
55a,55bが一方向へ移動され、その突起5
7が前記切欠部52a,52bにそれぞれ係合
し、各作動板16a,16bが前方位置に係止保
持される。なお、各移動板55a,55b、切欠
部52a,52b及び係止部材25等により針床
1の折りたたみ動作に連動してヒンジ15を前方
位置に係止する係止手段が構成されている。
前記各他方の作動板16bの上面には取付ねじ
59a及び位置決めピン59bにより係合突起2
2が位置決め固定されている。また、この係合突
起22が係合し得る係止突起13の係止凹所13
aはその前方、下方及び側方一部へ開口してい
る。さらに、この実施例においては第16図に示
すように、各作動板16a,16bの連結部分6
0a,60bが各作動板16a,16bの前後に
延びる部分61a,61bに対して所定角度をな
すように各作動板16a,16bが折曲形成され
ているため、例えば針床1の各分割部分1a〜1
cにおけるヒンジ15の各部分に組付上のガタツ
キが全くないと仮定した場合には各分割部分1a
〜1cが同図に鎖線で示すように同一平面上には
配置されないが、特にピン16cの軸支部などを
始めとする各部分に組付上の多少のガタが生ずる
ために、そのガタ分だけ左右両側部分1b,1c
がそれらの自重により下降したとき、同図に矢印
で示すように中央部分と同一平面上に配置される
こととなつて針床1の平面度が保持されるように
なつている。言い換えれば、組付上のガタを補正
するに必要な角度だけ各作動板16a,16bの
連結部分にねじれが形成されているものである。
次に、この実施例における手編機に装着される
部品立て及び部品箱の構成について詳細に説明す
る。第11〜15図に示すように、合成樹脂製の
部品立て62は有底角柱状に形成され、その中空
部62a内には中空部62aを3つの三角柱状の
第一〜第三収容部63a〜63cに区画するため
の2つのリブ64a,64bが設けられている。
一方のリブ64aは部品立て62の互いに対向す
る一対の稜線を含む平面上に配置され、他方のリ
ブ64bは前記一方のリブ64aに直交するとと
もにそのリブ64aに対向する他の稜線を含む平
面上に配置されている。そして、一方のリブ64
a及び部品立て62の側壁により大容量の第一収
容部63aが形成されるとともに、両リブ64
a,64b及び部品立ての側壁により小容量の第
二、第三収容部63b,63cが形成されてい
る。
そして、第一収容部63a内には第15図に示
す模様板65などのやや幅広の部品を収容でき、
第二あるいは第三収容部63b,63c内にはタ
ツピ66或いはウツシ針などの細長の部品を収容
できるようになつている。第12,13図に示す
ように、この部品立て62の一稜線の近傍には部
品立て62の底面にて開口されるとともに、部品
立て62の垂立方向に延び、各収容部63a〜6
3cとは別室をなす断面形ほぼL字状の取付穴6
7が形成されている。この取付穴67の内部にお
いて部品立ての側壁には上下に平行に延びる4個
の突条68が所定間隔をおいて形成されている。
そして、第11図から明らかなように、針床1の
各分割部分1a〜1cが一直線上に連結配置され
た状態で、この取付穴67の一側部分67aある
いは他側部分67bにて部品立て62を格納位置
に配置された前記各他方の作動板16bの操作片
23のいずれか一方に嵌着することができ、その
状態で部品立て62を枠体12の両側位置のいず
れかに近接して直立保持することができる。
そして、特にリブ64a,64bによつて複数
の収容部63a〜63cに細かく区画されている
ため、その各収容部内に立て掛けられたタツピ6
6などの部品が略直立した状態となり、これによ
つて部品が大きく傾いて周囲に突出することが防
止されるため、例えばタツピ66などが前方に大
きく傾いてキヤリジ操作に邪魔になる心配がない
ものである。
また、部品立て62は、底面が略平担に形成さ
れているため、それ自体単独でテーブル39の上
面などに載置して使用することもでき、しかも、
リブ64a,64bによつて複数の収容部63a
〜63cに細かく区画されているため、その各収
容部に投げ入れられたタツピ66などの部品が側
壁に倒れかかるときのシヨツクが小さく、特に、
各稜線を含む平面上にリブ64a,64bが設け
られているので、部品が側壁に倒れかかるときの
シヨツクがリブ64a,64bに沿つた方向、即
ち、部品立ての上方から見て対角線方向に加わる
こととなるため、例えば、各側壁と平行な方向に
シヨツクを受ける場合に比較して、対角線方向の
モーメントの腕が長いことで部品立てが倒れにく
い。従つて、部品立て62をそれ自体単独でテー
ブル39の上面などに載置して使用する場合に、
タツピ66などの部品を少々乱暴に投げ入れて
も、これによつて倒れにくく安定した状態に載置
しておけるものである。
第14,15図に示すように、合成樹脂製の部
品箱69は長方形状に形成され、その収容部は所
定の高さを有するとともに長手方向と直交する方
向に延びる2つのリブ70a,70bにより第一
〜第三収容部71a〜71cからなる3つの部分
に区画されている。第一収容部71a内には前記
各リブ70a,70bと平行に延び、その先端に
て互いに対向する一対の区画片72a,72bが
設けられるとともに、一方の区画片72aに隣接
するように前記第一収容部71a内には長手方向
に突出し、かつ前記区画片72a,72bより小
さな区画片73が形成されている。そして、各区
画片72a,72b,73にて区画された部分8
1に前記部品立て62が収容され、その部品立て
62に収容された模様板65及びタツピ66の先
端部が他方の区画片72bとリブ70aとの間に
収容されるようになつている。また、前記各区画
片72a,72bと部品箱69との間における第
一収容部71a内にはニツトリーダー装置に使用
する製図用紙を案内支持するためのシートガイド
部材、第二収容部71b内にはキヤリジ、第三収
容部71c内には糸玉(いずれも図示せず)がそ
れぞれ収容されるようになつている。
前記部品箱69の底面後部には長手方向に延び
かつ針床1の中央部分1aとほぼ同じ長さを有す
る後脚74が突設されるとともに、底面前部には
長手方向に延び、かつ針床1の左右両側部分1
b,1cより若干短い長さの一対の前脚75が突
設されている。また、部品箱69の左右両端部に
は下方へ向かつて延びる一対の保護部材76が突
出形成され、その後部及び下側縁には第一及び第
二切欠部77,78がそれぞれ形成されている。
そして、折りたたみ状態の針床1上にこの部品箱
69が載置された時には、前記後脚74及び前脚
75が中央部分1a上及び左右両側部分1b,1
c上に配置されて、前記第一切欠部77が中央部
分1aの各係止突起13の前側面に係合するとと
もに前記後脚74が中央部分1aの後レール6に
係合され、この部品箱69の前後方向の位置決め
が行われる。また、前記保護部材76によつて各
分割部分1a〜1cの側面が保護され、第一切欠
部77が中央部分1aの各係止突起13の上面に
係合されるとともに、第二切欠部78がヒンジ1
5のピン16cに対向して配置され、ヒンジ15
と保護部材76との干渉が防止される。従つて、
手編機全体をコンパクトにまとめた状態で、可撓
性を有するケース79内に収納し、そのケース7
9の把手79aを把持して簡単に持ち運んだり、
格納したりすることができる。なお、このケース
79内には製図用紙を収納した筒状ケース80も
収納することができる。
上記のように構成された手編機を使用して編地
Kを形成する場合には、第17図に示すように、
針床1の各分割部分1a〜1cが一直線上に連な
るように配置される。この状態において、ヒンジ
15を格納位置に配置した時には、係止部材25
の係止片25bが各作動板16a,16bの係止
溝51に係合され、係止部材25のばね力に基づ
き、前記ヒンジ15が格納位置に係止保持される
とともに、前記移動板55a,55bの端部が係
合状態に保持される。また、中央部分1aの係止
突起13が左右両側部分1b,1cの開口14に
進入した状態で他方の作動板16b上の係合突起
22が前記係止突起13の係止凹所13aに係合
され、各分割部分1a〜1cが連結状態にロツク
される。従つて、針床1上に載置したキヤリジの
操作により編地Kを形成することができ、ヒンジ
15がその編地Kに干渉することもない。そし
て、前記部品立て62を各作動板16bの操作片
23のいずれか一方に取付けることができる。
一方、編地Kの編成途中に手編機を持ち運ぶ場
合には、編針3に編地Kの編目がかけられたまま
の状態で、部品立て62を取り外した後、各ヒン
ジ15を第18図に示す前方位置までその操作片
23にて移動操作すると、係止部材25の係止片
25bが係止溝51から離脱して、各作動板16
a,16bの外側縁に係合され、また各作動板1
6a,16bの切欠部52a,52bが各移動板
55a,55bの突起57に対向配置されるとと
もに、一方の作動板16aの係止片50が中央部
分1aの後側壁に係合され、かつ他方の作動板1
6bの操作片23が後レール6に係合されて、ヒ
ンジ15の前方位置より更に前方への移動が阻止
される。さらに、各ヒンジ15のピン16cがシ
ンカー4の前縁部直下に配置されるとともに、前
記係合突起22が係止突起13の係止凹所13a
から離脱して各分割部分1a〜1cの連結が解除
される。その後、第20図に示すように、左右両
側部分1b,1cを前記ピン16cを中心として
一方向へ水平に回動すると、左右両側部分1b,
1cの端面が中央部分1aの端面から離間すると
同時に、係止部材25のばね力により各移動板5
5a,55bが一方向へ移動され、各突起57が
各作動板16a,16bの切欠部52a,52b
に係合して各ヒンジ15が前方位置に係止保持さ
れる。そのため、左右両側部分1b,1cの回動
操作中にヒンジ15が妄動することはない。そし
て、第21図に示すように、この回動操作を終了
すると、左右両側部分1b,1cのシンカー4及
び編針3のフツク3bが互いに近接して対向配置
される。
以上の説明から明らかなように、この実施例に
おいても前記実施例と同様に、編地Kが各分割部
分1a〜1cの境界部分にまたがるような場合で
も、編地Kが変形されることなく、左右両側部分
1b,1cを折りたたむことができる。
次に、この発明の第三実施例を第22図〜29
図に従い、前記各実施例との相異点を中心に説明
する。他方の作動板16bの外側縁に突設された
ばね掛け片90と左右両側部分1b,1cの下面
に突設されたピン91との間には引張ばね92が
掛装され、そのばね力によりヒンジ15が後方へ
移動付勢されている。なお、第23〜29図の底
面図においては左側部分1bが各図中の右方位置
に図示されている。他方の作動板16b上に突設
された係止突起22は円柱状に形成され、その他
方の作動板16bの一側縁には切欠凹部93が形
成されている。左右両側部分1b,1cと中央部
分1aとの境界部分において、左右両側部分1
b,1cの下面には回動レバー94がその中央に
て回動可能に支持され、引張コイルばね95によ
り一方向へ回動付勢されている。また、この回動
レバー94の一端には係合部94a、他端には他
方の作動板16bより下方へ斜めに突出する折曲
部94bがそれぞれ形成されている。そして、第
23図に示すように、ヒンジ15が格納位置に配
置された時には、引張コイルばね95のばね力に
より前記回動レバー94の一端係合部94aが他
方の作動板16bの内側縁に係合され、また、第
25図に示すように、ヒンジ15が前方位置に配
置された時には、前記係合部94aが前記切欠凹
部93に係合されて、ヒンジ15が前方位置に係
止保持される。そして、前記切欠凹部93及び回
動レバー94等によりヒンジ15を前方位置に係
止するための係止手段が構成されている。
一方の作動板16aの上面ほぼ中央に突設され
た支持ピン96には回動部材97がその一端にて
回動可能に支持されている。そして、その支持ピ
ン96に巻装され、かつ、前記引張コイルばね9
5より強いばね力を有するばね98により前記回
動部材97が一方向へ回動付勢されているととも
に、常には作動板16aの上面に密着するように
下方に向かつて弾圧されている。前記回動部材9
7の他端には前記回動レバー94の折曲部94b
の上面及び同レバー94の側縁に係合可能な係合
突片99が突出形成されるとともに、回動部材9
7の側縁部にはほぼL字状をなす長孔100が形
成され、その長孔100には中央部分1aの下面
に突設された係合ピン101が遊嵌されている。
そして、この長孔100と係合ピン101との係
合により回動部材97の回動範囲が規制され、特
に、長孔100の後方折曲部に係合ピン101が
係合した場合には、ヒンジ15が前方位置に係止
保持されるとともに、引張ばね92のばね力に基
づき、ヒンジ15が後方へ移動された時には、前
記係合ピン101が長孔100の前方一端に係合
されて、ヒンジ15が格納位置に保持される。そ
して、前記係合ピン101及び回動部材97等に
よりヒンジ15を前方位置に係止するための係止
手段が構成されている。
従つて、針床1の各分割部分1a〜1cが一直
線上に連なるように配置され、引張ばね92のば
ね力に基づいて各ヒンジ15が格納位置に配置さ
れた状態においては、前記各実施例と同様に、中
央部分1aの係止突起13が左右両側部分1b,
1cの開口14に進入した状態で他方の作動板1
6b上の係合突起22が前記係止突起13の係止
凹所13aに係合され、各分割部分1a〜1cが
連結状態にロツクされる。また、回動レバー94
の係合部94aが他方の作動板16bの内側縁に
係合されるとともに、係合ピン101に長孔10
0の一端が係合される。この状態で針床1上にキ
ヤリジを載置し、そのキヤリジの操作により編地
Kを形成することができる。また、前記ヒンジ1
5がその編地Kに干渉することもない。
そして、針床1を折りたたむために、他方の作
動板16bの操作片23により引張ばね92のば
ね力に抗して各ヒンジ15を前方へ移動操作する
と、第25図に示すように、他方の作動板16b
上の係合突起22が係止突起13の係止凹所13
aから離脱する。また、前記ヒンジ15の前方移
動に伴い、他方の作動板16bの切欠凹部93が
回動レバー94の係合部94aに相対した時に、
引張コイルばね95のばね力に基づいて回動レバ
ー94が一方向へ回動され、前記係合部94aが
切欠凹部93に係合してヒンジ15が前方位置に
係止保持される。また、ヒンジ15の前方移動に
伴い、長孔100に沿つて回動部材97が一方の
作動板16aと一体的に移動され、その係合突片
99が前記回動レバー94の折曲部94bの上面
に係合してその後方部分がばね98の下向き弾力
に抗して作動板16aの上面よりわずか浮き上つ
た状態で折曲部94b上に乗載されるとともに、
長孔100の他端屈曲部が前記係合ピン101に
相対した時に、ばね98のばね力に基づいて回動
部材97が一方向へ回動される。
その後、第26,27図に示すように、前記回
動レバー94によつてヒンジ15を前方位置係止
状態に保持したまま、そのヒンジ15のピン16
cを中心として左右両側部分1b,1cを一方向
へ水平に回動することにより、針床1を折りたた
むことができ、左右両側部分1b,1cのシンカ
ー4及び編針3のフツク3bが互いに対向して配
置される。従つて、前記各実施例と同様に各分割
部分1a〜1cの境界部分にまたがる編地Kの編
目を変形させることなく、左右両側部分1b,1
cを折りたたむことができる。
一方、上記のように折りたたまれた針床1を再
び一直線上に連なつた状態に配置する際には、前
記前方位置に配置されたヒンジ15のピン16c
を中心として左右両側部分1b,1cを復帰回動
すると、第28図に示すように、前記中央部分1
aの係止突起13が左右両側部分1b,1cの開
口14に進入するとともに、第26図に示す回動
位置において、すでにばね98の下向き弾力によ
り作動板16aの上面に密着するように下降配置
された回動部材97の係止突片99が、回動レバ
ー94の一側縁に係合される。その後、左右両側
部分1b,1cの復帰回動操作を継続すると、前
記回動部材97を第28図の位置に保持するばね
98のばね力が引張りコイルばね95のばね力よ
り強いために、始めに引張コイルばね95のばね
力に抗して回動レバー94が第28図における時
計方向に回動され、その係合部94aが他方の作
動板16bの切欠凹部93から離脱する。そし
て、更に回動レバー94が回動してその一端係合
合部94a側の内側縁が中央部分1aの側面に当
接してそれ以上の回動が規制されると、今度は、
ばね98のばね力に抗して回動部材97が第28
図における反時計方向に回動され、長孔100の
後方折曲部と係合ピン101との係合が解除さ
れ、ヒンジ15の前方係止状態が解除される。そ
して、左右両側部分1b,1cが中央部分1aに
密接されて、各作動板16a,16bが平行にな
つた時に、引張ばね92のばね力によりヒンジ1
5が後方へ移動され、第29,23図から明らか
なように、他方の作動板16b上の係合突起22
が係止突起13の係止凹所13a内に進入して各
分割部分1a〜1cが連結状態に自動的にロツク
されるとともに、長孔100の一端に係合ピン1
01が係合され、各ヒンジ15が格納位置に配置
される。一方、回動レバー94は、その他端折曲
部94bから係合突片99が外れるとともに、引
張コイルばね95のばね力により一端係合部94
aを作動板16bの内側縁に弾接させた位置に戻
り、その他端折曲部94bが第23図に示される
回動部材97の係合突片99に対して前後に相対
した係合可能な位置に配置される。
なお、本実施例において、ばね98と引張コイ
ルばね95のばね力の設定はこれに限定されるこ
とはなく、例えば、引張コイルばね95の方のば
ね力を強く設定するとともに、前記回動部材97
の長孔100の幅が係合ピン101よりわずか大
きくなるように形成してもよい。この場合には、
第28図において、係合突片99が回動レバー9
4の一側縁に係合したとき、始めに、ばね98の
ばね力に抗して回動部材97が第28図反時計方
向に回動され、その長孔100の後方折曲部が係
合ピン101から離脱する。
そして、更に回動部材97が回動して、その長
孔100の孔縁で回動が規制されると、今後は引
張コイルばね95のばね力に抗して回動レバー9
4が第28図時計方向に回動され、その係合部9
4aが他方の作動板16bの切欠凹部93から離
脱され、ヒンジ15の前方係止状態が解除され
る。そして、回動部材97がヒンジ15とともに
後方に移動するにともなつて、その係合突片99
を前記回動レバー94の他端折曲部94bに相対
させた第23図の位置に回動(係合ピン101と
長孔100のガタ分)して、係合可能な状態に待
機する。
また、本実施例におけ回動レバー94と回動部
材97との係合関係において、前記とは逆に、回
動レバー94の他端折曲部94bの側を上下にも
わずか移動できるようにして、常には、その他端
折曲部94bが回動部材97の係合突片99に当
接可能な上方位置に弾発保持するようにしてもよ
い。
なお、この発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば、左右両側部分の長さを適宜
に変更したり、構成を簡略化するためにヒンジを
前方位置に自動的に係止する係止手段に代えて、
例えば前記移動板55a,55bを手指により操
作してヒンジを前方位置に係止したりその係止を
解除したりするように構成する等、この発明の趣
旨から逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更
することも可能である。
効 果 以上詳述したようにこの発明は、ヒンジを、そ
の回動中心がシンカーの前縁付近に対応する前方
の位置と、それより後方に没入した格納位置とに
前後に出没自在に取付けたことにより前記ヒンジ
を前方位置に配置した状態で編地を編針に掛けた
まま針床を折りたたむことができ、前記ヒンジを
格納位置に配置した状態で、そのヒンジが編成中
の編地の邪魔になることなく、円滑な編成作業を
遂行することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜第10図はこの発明の第一実施例を示す
ものであり、第1図は手編機の平面図、第2図は
針床の一部拡大上面図、第3図は針床の拡大下面
図、第4図は第2図の―線における拡大断面
図、第5図は第2図の―線における拡大断面
図、第6図は第5図の―線における断面図、
第7図はヒンジ及びその周辺構成を示す分解斜視
図、第8図は左右両側部分の折りたたみ時におけ
る針床の一部拡大上面図、第9図はストツパ機構
を示す拡大断面図、第10図はストツパ機構及び
その周辺構成を示す分解斜視図である。第11〜
第21図はこの発明の第二実施例を示すものであ
り、第11図は針床及び部品立てを示す一部拡大
上面図、第12図は第11図のXII―XII線における
断面図、第13図は部品立ての下面図、第14図
は部品箱の装着状態を示す針床の側面図、第15
図は同じく上面図、第16図は組付け時における
針床の部分拡大正面図、第17図,第18図〜第
21図は針床の折りたたみ時におけるヒンジの作
動状態を示す針床の拡大下面図、第19図は第1
8図のXI―XI線における断面図である。 第22〜第29図はこの発明の第三実施例を示
すものであり、第22図は針床の折りたたみ状態
を示す拡大側面図、第23,第25〜第29図は
針床の折りたたみ時及び連結時におけるヒンジの
作動状態を示す針床の拡大下面図、第24図は第
23図の―線における断面図であ
る。 針床……1、溝板……2、編針……3、シンカ
ー……4、係止突起……13、開口……14、ヒ
ンジ……15、係合突起……22(前記13,1
4,22等によりロツク機構が構成されている)、
係止溝……24a,24b、係止部材……25、
切欠部……52a,52b、移動板……55a,
55b、切欠凹部……93、回動レバー……9
4、回動部材……97(前記24a,24b,2
5,52a,52b,55a,55b,93,9
4,97等により係止手段が構成されている)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の編針3を列設した溝板2の前縁の各編
    針3間にシンカー4を配設してなる手編機用針床
    1を、その長手方向の複数部分1a,1b,1c
    に分割し、その分割した各部分1a,1b,1c
    の隣接するもの同志の境界部分に、その境界部分
    に位置するシンカー前縁付近を中心としてシンカ
    ー同志が対向するようにほぼ水平な面内で回動し
    て折りたたみ可能とさせるヒンジ15を備えてな
    る手編機において、 前記ヒンジ15を、その回動中心が前記シンカ
    ー4の前縁付近に対応する前方の位置と、それよ
    り後方に没入した格納位置とに前後に出没自在に
    取付けたことを特徴とする手編機。 2 針床1は、その全長のほぼ半分の長さを有す
    る中央部分1aと、その中央部分1aに対してそ
    れぞれ折りたたみ可能とした左右の両側部分1
    b,1cとの3つの部分1a,1b,1cに分割
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の手編機。 3 前記ヒンジ15は、後方に没入した格納位置
    において隣接する針床の各部分1a,1b,1
    a,1cを連結状態にロツクし、かつ前方の位置
    においてそのロツクを解除するロツク機構13,
    14,22と連動するように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の手編機。 4 前記ヒンジ15には、そのヒンジ15を少な
    くとも前方の位置に係止する係止手段24a,2
    4b,25,52a,52b,55a,55b,
    93,94,97等が備えられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の手編機。 5 前記ヒンジ15には、隣接する針床の各部分
    1a,1b,1a,1cの一方1b,1cを回動
    する折りたたみ動作に連動してその回動初期に前
    記ヒンジ15を前方の位置に係止する係止手段5
    2a,52b,55a,55bが備えられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の手編機。
JP1402082A 1982-01-30 1982-01-30 手編機 Granted JPS58132150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1402082A JPS58132150A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 手編機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1402082A JPS58132150A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 手編機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58132150A JPS58132150A (ja) 1983-08-06
JPS633056B2 true JPS633056B2 (ja) 1988-01-21

Family

ID=11849502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1402082A Granted JPS58132150A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 手編機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58132150A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58132150A (ja) 1983-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0675830B2 (ja) ステプラー
JPH0449937Y2 (ja)
KR100226337B1 (ko) 테이프카세트
JPH0873050A (ja) 紙葉類保持装置
JPS633056B2 (ja)
JP2542444Y2 (ja) スライドレール装置
JP3690755B2 (ja) 家具における抽斗のロック装置
JPS58132153A (ja) 編機の部品収納箱
JP2006051957A (ja) 折り畳みコンテナ
US4327564A (en) Collapsible knitting machine
JPS6312440Y2 (ja)
JP2895427B2 (ja) 彫刻刀の収容ケース
JPS6327464B2 (ja)
JPS6322891Y2 (ja)
JPS58132152A (ja) 編機の部品立て
JP3123243U (ja) 仕切装置
JP4305919B2 (ja) ゲーム機
JP3850516B2 (ja) テーブル装置
KR200400785Y1 (ko) 스팀청소기의 손잡이봉 세움장치
JPH07100026A (ja) 縦型キャビネット
JPS6126390Y2 (ja)
JP4787084B2 (ja) 容器の開閉装置
JP4467228B2 (ja) 収納具
JPH0429807Y2 (ja)
JP2585176Y2 (ja) 釣り用リールのハンドル折り畳み構造