JPS6359754B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6359754B2 JPS6359754B2 JP55080772A JP8077280A JPS6359754B2 JP S6359754 B2 JPS6359754 B2 JP S6359754B2 JP 55080772 A JP55080772 A JP 55080772A JP 8077280 A JP8077280 A JP 8077280A JP S6359754 B2 JPS6359754 B2 JP S6359754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkali metal
- sulfite
- dextrin
- weight
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、安定な脱酸素剤組成物に関し、詳
しくは亜硫酸アルカリ金属塩にデキストリンを添
加して水溶液とした安定な脱酸素剤組成物に関す
る。 亜硫酸アルカリ金属塩は、酸素に対して高い反
応性を有するので、ボイラ水、ボイラ給水等の脱
酸素剤として広く使用されている。通常、脱酸素
処理は冷水または温水にて行われるが、亜硫酸ア
ルカリ金属塩は常温においても酸素と高い反応性
を有し、このことがかえつて欠点とされている。
すなわち粉末の時はともかく、水溶液となつた場
合は常温(−10℃〜35℃)で保存しても空気中の
酸素が水溶液中に溶解してきて液中で亜硫酸アル
カリ金属塩と反応し、有効成分(亜硫酸イオン)
の濃度が低下し、そのため経時的にその脱酸素能
力が少しずつ減少することとなる。亜硫酸アルカ
リ金属塩を脱酸素剤として用いるときは、通常、
あらかじめ1〜10重量%程度の水溶液としておい
て、ケミカルポンプ等を用いて注入する方法が採
用されている。従つてこの水溶液の脱酸素能力が
保管中に低下すると、例えばボイラ水を脱酸素す
るのに用いる場合、有効成分の不足によつてボイ
ラが腐食する懸念があり、またこれを避けるため
溶解頻度を多くしなければならなかつた。 この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたものであつて、亜硫酸アルカリ金属塩
の100重量部に対し、デキストリン0.05〜20重量
部を添加して水溶液としたことを特徴とする安定
な水性脱酸素剤組成物を提供するものである。 この発明の組成物に用いられる脱酸素薬剤であ
る亜硫酸のアルカリ金属塩としては、カリウム、
ナトリウム、リチウム、カルシウム塩などが挙げ
られるが、これらの中でナトリウム塩およびカリ
ウム塩が最もよく用いられ、これらは含水塩でも
無水塩でもよい。 この発明の組成物において、デキストリンは、
亜硫酸アルカリ金属塩の無水塩としての100重量
部に対し、0.05〜20重量部好ましくは0.5〜10重
量部添加して用いられる。 この発明の安定な水性脱酸素剤組成物は、亜硫
酸アルカリ金属塩の1〜10重量%水溶液を作製し
ておき、この水溶液に亜硫酸アルカリ金属塩に対
して所定の重量比率のデキストリンを固体のまま
か水溶液で添加し撹拌混合して得られる。また固
体の亜硫酸アルカリ金属塩と固体のデキストリン
とをあらかじめ所定の重量比に混合しておいて、
これを水に溶解して作製することもできる。 この発明によれば、亜硫酸アルカリ金属塩の濃
厚水溶液を常温において長期間保存しても脱酸素
能力が低下せず安定した状態を維持することがで
きる。さらにこの長期間保存した溶液を亜硫酸ア
ルカリ金属塩濃度1〜1000ppmの範囲でボイラ水
等に添加して用いた場合、デキストリンを添加せ
ずに亜硫酸アルカリ金属塩のみを溶解した直後の
水溶液を用いた場合と何等変わらない脱酸素能力
を示す。通常、これらの水溶液のPHは10以上であ
ることが一般的であるが、無論それ以下でも使用
可能である。以下実施例によつてこの発明を詳し
く説明する。 実施例 1 亜硫酸アルカリ金属塩水溶液に空気を吹込み、
強制的に有効成分(亜硫酸イオン)を消費する条
件を設定し、デキストリンの効果を判定した。す
なわち亜硫酸ナトリウム無水塩5重量%及び10重
量%の水溶液を作り、そこへ所定量のデキストリ
ンを添加した。それらの溶液各1をビーカーに
取り、通気管を液中に入れ通気量1/分で3日
間室温(23℃)にて空気を通気した。通気終了後
溶液中の未分解の亜硫酸ナトリウムの濃度を測定
し、あらかじめ測定しておいた当初の濃度とから
次式によつて亜硫酸ナトリウム残留率を算出し
た。なお亜硫酸ナトリウムの分析法はJIS K
0101に準拠した。 結果は次表に示したが、デキストリンを添加す
ると亜硫酸ナトリウム残留率が著しく高いことが
分かる。 亜硫酸ナトリウム残留率(%)=通気終了時の亜硫酸
ナトリウム濃度(%)/亜硫酸ナトリウムの初濃度(%
)×100 但し、この実施例で用いたデキストリンは次の
ようにして調製した。 可溶性でんぷんの30%温水溶液100gに対し、
10mgのアミラーゼを添加し15分間撹拌する。急激
に粘度が低下し、所望の加水分解生成物が得ら
れ、これを乾燥して作製した。 【表】
しくは亜硫酸アルカリ金属塩にデキストリンを添
加して水溶液とした安定な脱酸素剤組成物に関す
る。 亜硫酸アルカリ金属塩は、酸素に対して高い反
応性を有するので、ボイラ水、ボイラ給水等の脱
酸素剤として広く使用されている。通常、脱酸素
処理は冷水または温水にて行われるが、亜硫酸ア
ルカリ金属塩は常温においても酸素と高い反応性
を有し、このことがかえつて欠点とされている。
すなわち粉末の時はともかく、水溶液となつた場
合は常温(−10℃〜35℃)で保存しても空気中の
酸素が水溶液中に溶解してきて液中で亜硫酸アル
カリ金属塩と反応し、有効成分(亜硫酸イオン)
の濃度が低下し、そのため経時的にその脱酸素能
力が少しずつ減少することとなる。亜硫酸アルカ
リ金属塩を脱酸素剤として用いるときは、通常、
あらかじめ1〜10重量%程度の水溶液としておい
て、ケミカルポンプ等を用いて注入する方法が採
用されている。従つてこの水溶液の脱酸素能力が
保管中に低下すると、例えばボイラ水を脱酸素す
るのに用いる場合、有効成分の不足によつてボイ
ラが腐食する懸念があり、またこれを避けるため
溶解頻度を多くしなければならなかつた。 この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたものであつて、亜硫酸アルカリ金属塩
の100重量部に対し、デキストリン0.05〜20重量
部を添加して水溶液としたことを特徴とする安定
な水性脱酸素剤組成物を提供するものである。 この発明の組成物に用いられる脱酸素薬剤であ
る亜硫酸のアルカリ金属塩としては、カリウム、
ナトリウム、リチウム、カルシウム塩などが挙げ
られるが、これらの中でナトリウム塩およびカリ
ウム塩が最もよく用いられ、これらは含水塩でも
無水塩でもよい。 この発明の組成物において、デキストリンは、
亜硫酸アルカリ金属塩の無水塩としての100重量
部に対し、0.05〜20重量部好ましくは0.5〜10重
量部添加して用いられる。 この発明の安定な水性脱酸素剤組成物は、亜硫
酸アルカリ金属塩の1〜10重量%水溶液を作製し
ておき、この水溶液に亜硫酸アルカリ金属塩に対
して所定の重量比率のデキストリンを固体のまま
か水溶液で添加し撹拌混合して得られる。また固
体の亜硫酸アルカリ金属塩と固体のデキストリン
とをあらかじめ所定の重量比に混合しておいて、
これを水に溶解して作製することもできる。 この発明によれば、亜硫酸アルカリ金属塩の濃
厚水溶液を常温において長期間保存しても脱酸素
能力が低下せず安定した状態を維持することがで
きる。さらにこの長期間保存した溶液を亜硫酸ア
ルカリ金属塩濃度1〜1000ppmの範囲でボイラ水
等に添加して用いた場合、デキストリンを添加せ
ずに亜硫酸アルカリ金属塩のみを溶解した直後の
水溶液を用いた場合と何等変わらない脱酸素能力
を示す。通常、これらの水溶液のPHは10以上であ
ることが一般的であるが、無論それ以下でも使用
可能である。以下実施例によつてこの発明を詳し
く説明する。 実施例 1 亜硫酸アルカリ金属塩水溶液に空気を吹込み、
強制的に有効成分(亜硫酸イオン)を消費する条
件を設定し、デキストリンの効果を判定した。す
なわち亜硫酸ナトリウム無水塩5重量%及び10重
量%の水溶液を作り、そこへ所定量のデキストリ
ンを添加した。それらの溶液各1をビーカーに
取り、通気管を液中に入れ通気量1/分で3日
間室温(23℃)にて空気を通気した。通気終了後
溶液中の未分解の亜硫酸ナトリウムの濃度を測定
し、あらかじめ測定しておいた当初の濃度とから
次式によつて亜硫酸ナトリウム残留率を算出し
た。なお亜硫酸ナトリウムの分析法はJIS K
0101に準拠した。 結果は次表に示したが、デキストリンを添加す
ると亜硫酸ナトリウム残留率が著しく高いことが
分かる。 亜硫酸ナトリウム残留率(%)=通気終了時の亜硫酸
ナトリウム濃度(%)/亜硫酸ナトリウムの初濃度(%
)×100 但し、この実施例で用いたデキストリンは次の
ようにして調製した。 可溶性でんぷんの30%温水溶液100gに対し、
10mgのアミラーゼを添加し15分間撹拌する。急激
に粘度が低下し、所望の加水分解生成物が得ら
れ、これを乾燥して作製した。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 亜硫酸アルカリ金属塩の100重量部に対し、
デキストリン0.05〜20重量部を添加して水溶液と
したことを特徴とする安定な水性脱酸素剤組成
物。 2 デキストリンが0.5〜10重量部添加される特
許請求の範囲第1項記載の脱酸素剤組成物。 3 亜硫酸アルカリ金属塩が亜硫酸ナトリウムま
たは亜硫酸カリウムである特許請求の範囲第1項
または第2項記載の脱酸素剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077280A JPS577225A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Stable aqueous deoxigenating agent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077280A JPS577225A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Stable aqueous deoxigenating agent |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS577225A JPS577225A (en) | 1982-01-14 |
| JPS6359754B2 true JPS6359754B2 (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=13727706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8077280A Granted JPS577225A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Stable aqueous deoxigenating agent |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS577225A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03191076A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Kurita Water Ind Ltd | ボイラ用脱酸素剤 |
| JP6156494B2 (ja) * | 2013-06-14 | 2017-07-05 | 栗田工業株式会社 | 蒸気発生設備の水処理方法 |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8077280A patent/JPS577225A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS577225A (en) | 1982-01-14 |
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