JPS6360020B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6360020B2 JPS6360020B2 JP16251580A JP16251580A JPS6360020B2 JP S6360020 B2 JPS6360020 B2 JP S6360020B2 JP 16251580 A JP16251580 A JP 16251580A JP 16251580 A JP16251580 A JP 16251580A JP S6360020 B2 JPS6360020 B2 JP S6360020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- reaction
- compound
- acrylate
- monomers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、新規なウレタンテトラ(メタ)アク
リレート化合物に関する。この化合物は、重合反
応性の二重結合を4個有しており、通常のラジカ
ル重合触媒により単独重合することおよびスチレ
ン、メチルメタクリレートのようなビニル化合物
と共重合することが可能で、得られた重合物は機
械的性質の優れた硬化物を与えることができる。 エチレン性二重結合を分子中に2個以上有する
単量体(以下において、多官能性単量体と略す。)
を含有するビニル化合物は機械的性質の優れた硬
化物を与えることが良く知られている。かかる多
官能性単量体としては例えばエチレングリコール
ジメタクリレートに代表される多官能性(メタ)
アクリレート単量体、ヒドロキシル基を有する
(メタ)アクリレート単量体と有機ジイソシアネ
ートとの反応生成物〔通称ウレタンジ(メタ)ア
クリレート〕が知られている。本発明者らは多官
能性単量体を含むビニル化合物の機械的性質を改
善する目的で鋭意検討したところ、1分子内にエ
チレン性二重結合を2個含む単量体に比べて、エ
チレン性二重結合を4個有する単量体の方が機械
的性質の改善効果が大きいことを見い出した。従
来からエチレン性二重結合を4個含む単量体とし
てはペンタエリスリトールのテトラ(メタ)アク
リレートが知られているが、これらは室温で結晶
であり、単量体を常温で重合硬化させて使用する
分野では不適当なものである。そこで、本発明者
らは、エチレン性二重結合を4個有し、しかも室
温で液状である化合物を得ることができれば、塗
料、印刷インキ、接着剤、歯科用材料等の分野で
有効に用いられることができることに着眼し、鋭
意検討した結果、本発明に到達した。 本発明は、下記の一般式で示されるウレタンテ
トラ(メタ)アクリレート化合物である。 (RはHまたはCH3を表わす。) 上式で表わされる本発明の化合物〔以下、単に
ウレタンテトラ(メタ)アクリレート化合物と称
す〕は (Rは前述に同じ)で表わされるグリセリンジ
(メタ)アクリレートと2,2,4―トリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネートを2:1(モル
比)の割合で反応させることにより得ることがで
きる。出発原料のグリセリンジ(メタ)アクリレ
ートはグリシジル(メタ)アクリレートと(メ
タ)アクリル酸を反応させることによつて容易に
得られる公知の化合物である。かかるジ(メタ)
アクリレートと2,2,4―トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネートとの反応は、アルコール
とイソシアネートの反応に用いられている公知の
触媒(例えば、ラウリン酸ジブチル錫)を用いて
行われる。反応は無溶媒でも可能であるが、溶媒
を使用して反応を行なうことも可能である。この
場合、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン等の活
性水素を有しない有機溶媒が用いられる。反応温
度としては、100℃以下で行うことが好ましく
(通常、20〜90℃)、これによりジ(メタ)アクリ
レート単量体の二重結合による付加重合をおさえ
ることができ、ほぼ定量的に本発明のウレタンテ
トラ(メタ)アクリレート化合物を得ることがで
きる。反応後反応溶媒を除去することにより反応
生成物を得ることができるが、さらに液体クロマ
トグラフイを用いることにより、高純度で反応系
から分離することができる。 上記の化合物はいずれも重合反応性を有し、通
常のラジカル重合触媒(過酸化ベンゾイル、ベン
ジル等)により単独重合することが可能であり、
またスチレン系、(メタ)アクリル酸エステル系
等の種々のモノマーと共重合することも可能であ
る。特に、本発明の化合物は重合性の二重結合を
4個有することにより、機械的性質の優れた硬化
物を与えることが可能である。したがつて、塗
料・印刷インキ・接着剤等の分野に用いられてい
る合成樹脂の改質剤として、また、歯科用材料分
野における重合性単量体として有効に用いること
ができる。これらの場合、用途に応じて充填剤、
着色剤等が加えられる。歯科用材料分野では、義
歯用、歯冠用、合着用、歯列矯正用、窩洞塗布
用、歯牙裂溝封鎖用、歯牙充填用等の各種の用途
に(メタ)アクリル酸エステル系の単量体〔メチ
ルメタクリレート、Bis―GMAと称されるビス
フエノールA誘導体のジメタクリレート単量体
等〕およびその重合体が用いられているが、本発
明の化合物をこれらの単量体に併用して用いるこ
とにより、硬化物の機械的性質の改善をすること
ができる。また、本発明の化合物は常温で液体で
あるので、常温で硬化させることの多い歯科用分
野の単量体としては好ましいものであり、上充の
歯科用の用途に好適に用いられる。 実施例 1 2,2,4―トリメチルヘキサメチレン ジイ
ソシアネート200gおよび塩化メチレン200mlを窒
素導入管、水冷コンデンサー、温度計、1の滴
下斗およびガラス製撹拌機をそなえた2のフ
ラスコ中に入れ、窒素ガスで置換した。 グリセリン ジメタクリレート(NKエステル
#701(新中村化学工業(株)製))434g、ジラウリン
酸ジ―n―ブチルスズ0.15gおよび塩化メチレン
200mlを予め窒素ガスでパージした滴下斗中に
入れた。滴下斗より内容物を1時間にわたつて
添加し、その後1時間反応を進行させた。この間
フラスコ内の温度を25℃程度に維持するようにフ
ラスコを冷却した。 反応終了後、塩化メチレンを除去して得られた
粘稠液体をメチルアルコールに溶解し、液体クロ
マトグラフイー(カラムRadial PAK―A、溶媒
水/メチルアルコール=30/70)で未反応のグリ
セリンジメタクリレートを分離した。収率は2,
2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ートに対して95%であつた。このものは淡黄色の
粘稠液体で、0℃に冷却しても結晶の生成は認め
られない。該生成物の構造決定を次のようにして
行つた。元素分析値はC:H:N:O=59.6:
7.4:4.2:29.3(計算値C:H:N:O=59.5:
7.6:4.2:29.3)であつた。 上記反応生成物のCDCl3溶液を用いて測定した
60MHz核磁気共鳴スペクトルでは、CH2=の存在
を示す吸収がδ5.52、δ6.07に積分強度8で、H3C
―の存在を示す吸収がδ1.88に積分強度12で、
δ0.83に積分強度9で、―CH2―を示す吸収が
δ4.28に積分強度8で、δ2.92〜3.13に積分強度4
で、δ1.04〜1.44に
リレート化合物に関する。この化合物は、重合反
応性の二重結合を4個有しており、通常のラジカ
ル重合触媒により単独重合することおよびスチレ
ン、メチルメタクリレートのようなビニル化合物
と共重合することが可能で、得られた重合物は機
械的性質の優れた硬化物を与えることができる。 エチレン性二重結合を分子中に2個以上有する
単量体(以下において、多官能性単量体と略す。)
を含有するビニル化合物は機械的性質の優れた硬
化物を与えることが良く知られている。かかる多
官能性単量体としては例えばエチレングリコール
ジメタクリレートに代表される多官能性(メタ)
アクリレート単量体、ヒドロキシル基を有する
(メタ)アクリレート単量体と有機ジイソシアネ
ートとの反応生成物〔通称ウレタンジ(メタ)ア
クリレート〕が知られている。本発明者らは多官
能性単量体を含むビニル化合物の機械的性質を改
善する目的で鋭意検討したところ、1分子内にエ
チレン性二重結合を2個含む単量体に比べて、エ
チレン性二重結合を4個有する単量体の方が機械
的性質の改善効果が大きいことを見い出した。従
来からエチレン性二重結合を4個含む単量体とし
てはペンタエリスリトールのテトラ(メタ)アク
リレートが知られているが、これらは室温で結晶
であり、単量体を常温で重合硬化させて使用する
分野では不適当なものである。そこで、本発明者
らは、エチレン性二重結合を4個有し、しかも室
温で液状である化合物を得ることができれば、塗
料、印刷インキ、接着剤、歯科用材料等の分野で
有効に用いられることができることに着眼し、鋭
意検討した結果、本発明に到達した。 本発明は、下記の一般式で示されるウレタンテ
トラ(メタ)アクリレート化合物である。 (RはHまたはCH3を表わす。) 上式で表わされる本発明の化合物〔以下、単に
ウレタンテトラ(メタ)アクリレート化合物と称
す〕は (Rは前述に同じ)で表わされるグリセリンジ
(メタ)アクリレートと2,2,4―トリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネートを2:1(モル
比)の割合で反応させることにより得ることがで
きる。出発原料のグリセリンジ(メタ)アクリレ
ートはグリシジル(メタ)アクリレートと(メ
タ)アクリル酸を反応させることによつて容易に
得られる公知の化合物である。かかるジ(メタ)
アクリレートと2,2,4―トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネートとの反応は、アルコール
とイソシアネートの反応に用いられている公知の
触媒(例えば、ラウリン酸ジブチル錫)を用いて
行われる。反応は無溶媒でも可能であるが、溶媒
を使用して反応を行なうことも可能である。この
場合、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン等の活
性水素を有しない有機溶媒が用いられる。反応温
度としては、100℃以下で行うことが好ましく
(通常、20〜90℃)、これによりジ(メタ)アクリ
レート単量体の二重結合による付加重合をおさえ
ることができ、ほぼ定量的に本発明のウレタンテ
トラ(メタ)アクリレート化合物を得ることがで
きる。反応後反応溶媒を除去することにより反応
生成物を得ることができるが、さらに液体クロマ
トグラフイを用いることにより、高純度で反応系
から分離することができる。 上記の化合物はいずれも重合反応性を有し、通
常のラジカル重合触媒(過酸化ベンゾイル、ベン
ジル等)により単独重合することが可能であり、
またスチレン系、(メタ)アクリル酸エステル系
等の種々のモノマーと共重合することも可能であ
る。特に、本発明の化合物は重合性の二重結合を
4個有することにより、機械的性質の優れた硬化
物を与えることが可能である。したがつて、塗
料・印刷インキ・接着剤等の分野に用いられてい
る合成樹脂の改質剤として、また、歯科用材料分
野における重合性単量体として有効に用いること
ができる。これらの場合、用途に応じて充填剤、
着色剤等が加えられる。歯科用材料分野では、義
歯用、歯冠用、合着用、歯列矯正用、窩洞塗布
用、歯牙裂溝封鎖用、歯牙充填用等の各種の用途
に(メタ)アクリル酸エステル系の単量体〔メチ
ルメタクリレート、Bis―GMAと称されるビス
フエノールA誘導体のジメタクリレート単量体
等〕およびその重合体が用いられているが、本発
明の化合物をこれらの単量体に併用して用いるこ
とにより、硬化物の機械的性質の改善をすること
ができる。また、本発明の化合物は常温で液体で
あるので、常温で硬化させることの多い歯科用分
野の単量体としては好ましいものであり、上充の
歯科用の用途に好適に用いられる。 実施例 1 2,2,4―トリメチルヘキサメチレン ジイ
ソシアネート200gおよび塩化メチレン200mlを窒
素導入管、水冷コンデンサー、温度計、1の滴
下斗およびガラス製撹拌機をそなえた2のフ
ラスコ中に入れ、窒素ガスで置換した。 グリセリン ジメタクリレート(NKエステル
#701(新中村化学工業(株)製))434g、ジラウリン
酸ジ―n―ブチルスズ0.15gおよび塩化メチレン
200mlを予め窒素ガスでパージした滴下斗中に
入れた。滴下斗より内容物を1時間にわたつて
添加し、その後1時間反応を進行させた。この間
フラスコ内の温度を25℃程度に維持するようにフ
ラスコを冷却した。 反応終了後、塩化メチレンを除去して得られた
粘稠液体をメチルアルコールに溶解し、液体クロ
マトグラフイー(カラムRadial PAK―A、溶媒
水/メチルアルコール=30/70)で未反応のグリ
セリンジメタクリレートを分離した。収率は2,
2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ートに対して95%であつた。このものは淡黄色の
粘稠液体で、0℃に冷却しても結晶の生成は認め
られない。該生成物の構造決定を次のようにして
行つた。元素分析値はC:H:N:O=59.6:
7.4:4.2:29.3(計算値C:H:N:O=59.5:
7.6:4.2:29.3)であつた。 上記反応生成物のCDCl3溶液を用いて測定した
60MHz核磁気共鳴スペクトルでは、CH2=の存在
を示す吸収がδ5.52、δ6.07に積分強度8で、H3C
―の存在を示す吸収がδ1.88に積分強度12で、
δ0.83に積分強度9で、―CH2―を示す吸収が
δ4.28に積分強度8で、δ2.92〜3.13に積分強度4
で、δ1.04〜1.44に
【式】のHC―と重な
つて積分強度5で、HN―と
【式】の存在を
示す吸収がδ5.00〜5.33に積分強度4で認められ
る。一方、赤外吸収スペクトルでは、>C=C<
の存在を示す吸収が1640cm-1に、O=C<の存在
を示す吸収が1700〜1740cm-1に、HN―の存在を
示す吸収が、3360〜3400cm-1に認められる。以上
の結果より上記反応生成物は次式で示される化合
物と認められた。 実施例 2 2,2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート200gとグリセリンジアクリレート
381gを実施例1と同様に反応させた。未反応の
グリセリンジアクリレートを分離した。収率は
2,2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネートに対して92%であり、該生成物は0℃に
冷却しても結晶の生成は認められない淡黄色の粘
稠液体である。該生成物の元素分析値はC:H:
N:O=56.9:6.9:4.6:31.6(計算値C:H:
N:O=57.0:6.9:4.6:31.4)であり、上式の
テトラメタアクリレート化合物に対応するテトラ
アクリレート化合物を得ることができた。
る。一方、赤外吸収スペクトルでは、>C=C<
の存在を示す吸収が1640cm-1に、O=C<の存在
を示す吸収が1700〜1740cm-1に、HN―の存在を
示す吸収が、3360〜3400cm-1に認められる。以上
の結果より上記反応生成物は次式で示される化合
物と認められた。 実施例 2 2,2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート200gとグリセリンジアクリレート
381gを実施例1と同様に反応させた。未反応の
グリセリンジアクリレートを分離した。収率は
2,2,4―トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネートに対して92%であり、該生成物は0℃に
冷却しても結晶の生成は認められない淡黄色の粘
稠液体である。該生成物の元素分析値はC:H:
N:O=56.9:6.9:4.6:31.6(計算値C:H:
N:O=57.0:6.9:4.6:31.4)であり、上式の
テトラメタアクリレート化合物に対応するテトラ
アクリレート化合物を得ることができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式で示されるウレタンテトラ(メ
タ)アクリレート化合物。 (RはHまたはCH3を表わす。)
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16251580A JPS5785355A (en) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | Urethane tetra(meth)acrylate compound |
| GB8111581A GB2074590B (en) | 1980-04-29 | 1981-04-13 | Acrylate urethane binders in dental cement compositions |
| US06/256,154 US4347174A (en) | 1980-04-29 | 1981-04-21 | Cement compositions |
| FR8108603A FR2481112A1 (fr) | 1980-04-29 | 1981-04-29 | Compositions de ciments utilisables notamment dans l'art dentaire |
| DE3117006A DE3117006C2 (de) | 1980-04-29 | 1981-04-29 | Zahnreparaturmaterial |
| US06/372,207 US4386912A (en) | 1980-04-29 | 1982-04-26 | Method for filling tooth cavities employing a polymerizable urethane cement composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16251580A JPS5785355A (en) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | Urethane tetra(meth)acrylate compound |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785355A JPS5785355A (en) | 1982-05-28 |
| JPS6360020B2 true JPS6360020B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=15756082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16251580A Granted JPS5785355A (en) | 1980-04-29 | 1980-11-17 | Urethane tetra(meth)acrylate compound |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5785355A (ja) |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP16251580A patent/JPS5785355A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785355A (en) | 1982-05-28 |
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