JPS6366789B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6366789B2 JPS6366789B2 JP57140988A JP14098882A JPS6366789B2 JP S6366789 B2 JPS6366789 B2 JP S6366789B2 JP 57140988 A JP57140988 A JP 57140988A JP 14098882 A JP14098882 A JP 14098882A JP S6366789 B2 JPS6366789 B2 JP S6366789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- present
- binder
- sodium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は、水和硬化体の化学抵抗性が大となる
結合剤に関する。 従来、ポルトランドセメントを用いた水和硬化
体の化学抵抗性を改善する方法として、ポリマー
セメントコンクリートやポリマー含浸コンクリー
トがある。このコンクリートは、ポリマーを添加
又は含浸させないものに比べて、強度発現、耐薬
品性及び耐摩耗性は著しく増大する。本発明は、
そのような物性をさらに向上させることを目的と
し、潜在水硬性を有する微粉末を主材とする結合
剤を提供するものである。 すなわち、本発明は、潜在水硬性を有するブレ
ーン比表面積2000cm2/g以上の質100部(部は重
量部、以下同じ)、アルカリ刺激剤1〜30部、及
び有機樹脂1〜50部を含有してなる化学抵抗性の
大なる結合剤である。 以下、詳しく本発明について説明するとと、潜
在水硬性を有する物質としては、例えば高炉スラ
グ、転炉スラグのような鉄鋼スラグ及びフライア
ツシユなどをあげるこことができ、その中でも、
高炉水砕スラグが最も適している。 そのガラス化率は50%以上で、かつ、塩基度
CaO+MgO+Al2O3/SiO2は1.5以上であるのが最も好 ましい。この物質の粉末度は、ブレーン比表面積
で2000cm2/g以上は必要であり、これ未満である
と強度発現が充分でない。また、8000cm2/g以上
になると乾燥収縮が大きく亀裂発生の原因となる
ので、3000〜6000cm2/gとするのが好ましい。 アルカリ刺激剤としては、アルカリ金属あるい
はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水
素塩、硫酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、塩
化物、リン酸塩、アルミン酸塩、珪酸塩などのア
ルカリ性塩などがあげられ、これらの中から1種
又は2種以上を選んで使用するが、一般に、アル
カリ金属塩は刺激が強く、アルカリ土類金属塩は
緩やかで強度発現が遅い。これらのアルカリ刺激
剤は粉末あるいは溶液で使用して差し支えない。 本発明では、アルカリ金属塩類が好ましく、そ
れにはLi塩、Na塩、K塩などがあるがNa塩が一
般的である。珪酸ナトリウムには1、2、3、4
号の水ガラス(溶液あるいは粉末)、結晶質のメ
タ珪酸ナトリウム、オルソ珪酸ナトリウム、ピロ
珪酸ナトリウムなどがあり、組成は、Na2O/
SiO2=0.1〜5.0(モル比)の範囲であるものが好
ましい。 アルカリ刺激剤の添加量は、潜在水硬性を有す
る物質100部に対し1〜30部であり、これ以外の
量では、強度発現は悪くなる。有機樹脂の種類は
数多くあり溶液(エマルジヨン、ラテツクス)の
ものと粉末状のものがある。これらの具体例をあ
げれば、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエ
チレンオキサイド(PEO)、エチレングリコー
ル・プロピレングリコール共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリ酢酸ビニル
(PVAC)、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム
(CR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ア
クリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)など
である。 これらの有機樹脂の作用効果は、水和粒子と
砂、砂利からなるマトリツクスの空隙を充填ある
いは被膜を形成することにより、侵食性物質、例
えば塩酸、硫酸などの浸透を抑えることにより発
揮されるものである。また、水和粒子、骨材と有
機樹脂との接着力が化学抵抗性に大きく影響す
る。本発明の結合材は、水和硬化の際に全くCa
(OH)2を生成しないので、ポルトランドセメン
ト類と比べて化学抵抗性が大きくなる。 これらの有機樹脂の添加量は、潜在水硬性を有
する物質100部に対し固形分として1〜50部、好
ましくは3〜20部である。1部未満では、化学抵
抗性を高める効果は小さく、また、50部をこえる
と強度発現が悪くなる。さらに、水和硬化体の組
織の緻密さを増すために、セメント―水比を下げ
ることが望ましく、それには、一般のセメント系
減水剤を用いることにより目的を達することが出
来る。その中でも、特に、分子内にスルホン基を
有する化合物およびオキシ有機酸塩系や糖類が好
ましく、これらから1種または2種以上を選んで
組み合わせ使用するのが良い。その添加量は潜在
水硬性を有する物質100部に対し0.01〜6部、好
ましくは0.05〜3部である。 本発明品は、化学抵抗性に優れるので、化学工
場の床、排出ピツト、ヒユーム管の内張りなどの
ライニング材として好ましく使用できるが、一般
のセメント製品の製造にも適用されることは勿論
のことである。 以下、実施例をあげてさらに詳しく説明する。 実施例 1 粉末度5120cm2/g、塩基度1.87、ガラス化率90
%の高炉水砕スラグとフライヤツシユからなる原
料物質に対し、アルカリ刺激剤として、水酸化ナ
トリウム、、炭酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウ
ム、3号珪酸ナトリウムを第1表の通りに配合し
た。 さらに、流動化剤として、リグニンスルホン酸
ナトリウムとグルコン酸ナトリウムとを該原料物
質に対してそれぞれ0.1重量%、有機樹脂として、
重合度1080の粉末PVC(電気化学工業(株)商品名
「デンカビニールSS―110」)又は樹脂分50%の
SBRラテツクス(武田薬品工業(株)商品名「クロ
スレンCMX―02F」を該原料物質に対して固形
分として10重量%を砂に置き換えて配合し、珪砂
と水を加えてモルタルを混練した。モルタルの結
合材:砂比は1:2、結合材:水比は1:0.4と
した。 このモルタルで4×4×16cmの供試体を成形
し、材令7日まで気乾養生したときの圧縮強度、
ならびに耐酸性を測定した。その結果を第2表に
示す。配合No.1〜10は本発明例、No.11は比較例で
ある。 なお、耐酸性は、材令7日まで気乾養生した供
試体をさらに28日間酸性溶液に浸漬し、浸漬前の
重量に対する残存重量率(%)で示した。
結合剤に関する。 従来、ポルトランドセメントを用いた水和硬化
体の化学抵抗性を改善する方法として、ポリマー
セメントコンクリートやポリマー含浸コンクリー
トがある。このコンクリートは、ポリマーを添加
又は含浸させないものに比べて、強度発現、耐薬
品性及び耐摩耗性は著しく増大する。本発明は、
そのような物性をさらに向上させることを目的と
し、潜在水硬性を有する微粉末を主材とする結合
剤を提供するものである。 すなわち、本発明は、潜在水硬性を有するブレ
ーン比表面積2000cm2/g以上の質100部(部は重
量部、以下同じ)、アルカリ刺激剤1〜30部、及
び有機樹脂1〜50部を含有してなる化学抵抗性の
大なる結合剤である。 以下、詳しく本発明について説明するとと、潜
在水硬性を有する物質としては、例えば高炉スラ
グ、転炉スラグのような鉄鋼スラグ及びフライア
ツシユなどをあげるこことができ、その中でも、
高炉水砕スラグが最も適している。 そのガラス化率は50%以上で、かつ、塩基度
CaO+MgO+Al2O3/SiO2は1.5以上であるのが最も好 ましい。この物質の粉末度は、ブレーン比表面積
で2000cm2/g以上は必要であり、これ未満である
と強度発現が充分でない。また、8000cm2/g以上
になると乾燥収縮が大きく亀裂発生の原因となる
ので、3000〜6000cm2/gとするのが好ましい。 アルカリ刺激剤としては、アルカリ金属あるい
はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水
素塩、硫酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、塩
化物、リン酸塩、アルミン酸塩、珪酸塩などのア
ルカリ性塩などがあげられ、これらの中から1種
又は2種以上を選んで使用するが、一般に、アル
カリ金属塩は刺激が強く、アルカリ土類金属塩は
緩やかで強度発現が遅い。これらのアルカリ刺激
剤は粉末あるいは溶液で使用して差し支えない。 本発明では、アルカリ金属塩類が好ましく、そ
れにはLi塩、Na塩、K塩などがあるがNa塩が一
般的である。珪酸ナトリウムには1、2、3、4
号の水ガラス(溶液あるいは粉末)、結晶質のメ
タ珪酸ナトリウム、オルソ珪酸ナトリウム、ピロ
珪酸ナトリウムなどがあり、組成は、Na2O/
SiO2=0.1〜5.0(モル比)の範囲であるものが好
ましい。 アルカリ刺激剤の添加量は、潜在水硬性を有す
る物質100部に対し1〜30部であり、これ以外の
量では、強度発現は悪くなる。有機樹脂の種類は
数多くあり溶液(エマルジヨン、ラテツクス)の
ものと粉末状のものがある。これらの具体例をあ
げれば、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエ
チレンオキサイド(PEO)、エチレングリコー
ル・プロピレングリコール共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ塩化ビニル
(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリ酢酸ビニル
(PVAC)、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム
(CR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ア
クリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)など
である。 これらの有機樹脂の作用効果は、水和粒子と
砂、砂利からなるマトリツクスの空隙を充填ある
いは被膜を形成することにより、侵食性物質、例
えば塩酸、硫酸などの浸透を抑えることにより発
揮されるものである。また、水和粒子、骨材と有
機樹脂との接着力が化学抵抗性に大きく影響す
る。本発明の結合材は、水和硬化の際に全くCa
(OH)2を生成しないので、ポルトランドセメン
ト類と比べて化学抵抗性が大きくなる。 これらの有機樹脂の添加量は、潜在水硬性を有
する物質100部に対し固形分として1〜50部、好
ましくは3〜20部である。1部未満では、化学抵
抗性を高める効果は小さく、また、50部をこえる
と強度発現が悪くなる。さらに、水和硬化体の組
織の緻密さを増すために、セメント―水比を下げ
ることが望ましく、それには、一般のセメント系
減水剤を用いることにより目的を達することが出
来る。その中でも、特に、分子内にスルホン基を
有する化合物およびオキシ有機酸塩系や糖類が好
ましく、これらから1種または2種以上を選んで
組み合わせ使用するのが良い。その添加量は潜在
水硬性を有する物質100部に対し0.01〜6部、好
ましくは0.05〜3部である。 本発明品は、化学抵抗性に優れるので、化学工
場の床、排出ピツト、ヒユーム管の内張りなどの
ライニング材として好ましく使用できるが、一般
のセメント製品の製造にも適用されることは勿論
のことである。 以下、実施例をあげてさらに詳しく説明する。 実施例 1 粉末度5120cm2/g、塩基度1.87、ガラス化率90
%の高炉水砕スラグとフライヤツシユからなる原
料物質に対し、アルカリ刺激剤として、水酸化ナ
トリウム、、炭酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウ
ム、3号珪酸ナトリウムを第1表の通りに配合し
た。 さらに、流動化剤として、リグニンスルホン酸
ナトリウムとグルコン酸ナトリウムとを該原料物
質に対してそれぞれ0.1重量%、有機樹脂として、
重合度1080の粉末PVC(電気化学工業(株)商品名
「デンカビニールSS―110」)又は樹脂分50%の
SBRラテツクス(武田薬品工業(株)商品名「クロ
スレンCMX―02F」を該原料物質に対して固形
分として10重量%を砂に置き換えて配合し、珪砂
と水を加えてモルタルを混練した。モルタルの結
合材:砂比は1:2、結合材:水比は1:0.4と
した。 このモルタルで4×4×16cmの供試体を成形
し、材令7日まで気乾養生したときの圧縮強度、
ならびに耐酸性を測定した。その結果を第2表に
示す。配合No.1〜10は本発明例、No.11は比較例で
ある。 なお、耐酸性は、材令7日まで気乾養生した供
試体をさらに28日間酸性溶液に浸漬し、浸漬前の
重量に対する残存重量率(%)で示した。
【表】
【表】
【表】
第2表に示される通り、本発明の結合剤は、強
度と耐酸性は共に従来の結合剤よりし著しく高ま
ることがわかる。 さらに、上記の実施例において、有機樹脂とし
て、樹脂分50%のEVAエマルジヨン(電気化学
工業(株)「EVAラテツクス#283」を用いて同様な
試験を行なつたところ、SBRラテツクスの場合
に比べて、フロー値と圧縮強度は共に減少する傾
向を示したが、耐酸性はほぼ同等の好結果であつ
た。 実施例 2 配合No.10において有機樹脂(SBRラテツクス)
の添加量を変えて試験をした。
度と耐酸性は共に従来の結合剤よりし著しく高ま
ることがわかる。 さらに、上記の実施例において、有機樹脂とし
て、樹脂分50%のEVAエマルジヨン(電気化学
工業(株)「EVAラテツクス#283」を用いて同様な
試験を行なつたところ、SBRラテツクスの場合
に比べて、フロー値と圧縮強度は共に減少する傾
向を示したが、耐酸性はほぼ同等の好結果であつ
た。 実施例 2 配合No.10において有機樹脂(SBRラテツクス)
の添加量を変えて試験をした。
Claims (1)
- 1 潜在水硬性を有するブレーン比表面積2000
cm2/g以上の物質100重量部、アルカリ刺激剤1
〜30重量部、及び有機樹脂1〜50重量部を含有し
てなる化学抵抗性の大なる結合剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14098882A JPS5930746A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 化学抵抗性の大なる結合剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14098882A JPS5930746A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 化学抵抗性の大なる結合剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5930746A JPS5930746A (ja) | 1984-02-18 |
| JPS6366789B2 true JPS6366789B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=15281524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14098882A Granted JPS5930746A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 化学抵抗性の大なる結合剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930746A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61155476A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Shikoku Kaken Kogyo Co Ltd | 下地調整用組成物 |
| US4604424A (en) * | 1986-01-29 | 1986-08-05 | Dow Corning Corporation | Thermally conductive polyorganosiloxane elastomer composition |
| JPS63282150A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-18 | Nippon Zeon Co Ltd | 水硬性組成物 |
| JPS63282149A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-18 | Nippon Zeon Co Ltd | 水硬性組成物 |
| JP2668598B2 (ja) * | 1989-12-08 | 1997-10-27 | 日本化薬株式会社 | 水硬性組成物及び高強度複合材料 |
| DE102008055064A1 (de) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Wacker Chemie Ag | Säureresistente, hydraulisch abbindende Massen |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5560057A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-06 | Ube Industries | Rust proofing coating forming agent for iron reinforcing lightweight foamed concrete |
-
1982
- 1982-08-16 JP JP14098882A patent/JPS5930746A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5930746A (ja) | 1984-02-18 |
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