JPS6410686B2 - - Google Patents
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- JPS6410686B2 JPS6410686B2 JP433986A JP433986A JPS6410686B2 JP S6410686 B2 JPS6410686 B2 JP S6410686B2 JP 433986 A JP433986 A JP 433986A JP 433986 A JP433986 A JP 433986A JP S6410686 B2 JPS6410686 B2 JP S6410686B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- load transmission
- conduit
- copolymer
- fluorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/26—Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/10—Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
- F16C1/20—Construction of flexible members moved to and fro in the sheathing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、荷重伝達用索導管に関し、更に詳し
く言えば、摺動面が特定の含フツ素共重合体から
構成されてなる荷重伝達効率及び耐久性などの優
れた荷重伝達用索導管に関するものである。
く言えば、摺動面が特定の含フツ素共重合体から
構成されてなる荷重伝達効率及び耐久性などの優
れた荷重伝達用索導管に関するものである。
従来より、自動車用アクセルワイヤの如き荷重
伝達用索導管は、運輸関係機器など各種の遠隔操
作に広く使用されている。荷重伝達用索導管は、
銅線あるいは数本の銅線を撚合せたワイヤの如き
を内索ケーブルとし、該内索を保護導管内に摺動
可能に挿通し、内索の一端を押引又は回転操作し
て多端に連結された受動機器に荷重を伝達し作動
させるものである。
伝達用索導管は、運輸関係機器など各種の遠隔操
作に広く使用されている。荷重伝達用索導管は、
銅線あるいは数本の銅線を撚合せたワイヤの如き
を内索ケーブルとし、該内索を保護導管内に摺動
可能に挿通し、内索の一端を押引又は回転操作し
て多端に連結された受動機器に荷重を伝達し作動
させるものである。
かかる荷重伝達用索導管は、長さが大きくなつ
たり、配設の際に曲折されている場合が多く、内
索ケーブルと導管内面との摩擦が非常に大きいも
のである。従つて、摩擦抵抗により荷重伝達効率
が阻害されたり、繰り返し使用により摩耗損傷し
たりする傾向が大きい。従来は、内索ケーブルと
導管の間にシリコンオイル、グリースなどの潤滑
油を注入したり、ポリアセタール樹脂、ナイロン
樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、
四弗化エチレン−六弗化プロピレン共重合体
(FEP)からなる内管を挿入したものが提案され
ているが、荷重伝達効率が不十分であつたり、耐
熱性、耐久性が不十分であつたりの難点が認めら
れる。更に、特開昭50−136549号公報などにおい
ては、二硫化モリブデン、黒鉛などを摺動面に固
着せしめて、耐熱性、摺動摩擦抵抗の改善をして
いるが、摩耗損傷による耐久性不良の難点は解消
されない。
たり、配設の際に曲折されている場合が多く、内
索ケーブルと導管内面との摩擦が非常に大きいも
のである。従つて、摩擦抵抗により荷重伝達効率
が阻害されたり、繰り返し使用により摩耗損傷し
たりする傾向が大きい。従来は、内索ケーブルと
導管の間にシリコンオイル、グリースなどの潤滑
油を注入したり、ポリアセタール樹脂、ナイロン
樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、
四弗化エチレン−六弗化プロピレン共重合体
(FEP)からなる内管を挿入したものが提案され
ているが、荷重伝達効率が不十分であつたり、耐
熱性、耐久性が不十分であつたりの難点が認めら
れる。更に、特開昭50−136549号公報などにおい
ては、二硫化モリブデン、黒鉛などを摺動面に固
着せしめて、耐熱性、摺動摩擦抵抗の改善をして
いるが、摩耗損傷による耐久性不良の難点は解消
されない。
本発明者は、前記の如き問題点の認識に基い
て、種々の研究、検討を重ねた結果、エチレン−
四弗化エチレン系共重合体(以下、ETFEと略称
する)及びエチレン−三弗化塩化エチレン系共重
合体(以下、ECTFEと略称する)よりなる群か
ら選ばれる含フツ素共重合体の少なくとも一種に
炭素物質を添加混合されたものが、荷重伝達用索
導管の摺動面材料として優れた利点を有すること
を見出したものである。即ち、炭素物質が添加混
合された、ETFE又はECTFE、FEP、黒鉛など
と同様に荷重伝達効率の向上効果及び耐熱性が優
れているばかりでなく、長期間の繰り返し使用に
も十分に耐えるという利点を有する。しかも、摺
動面形成態様として、内索ケーブル該表面などの
コーテイング、チユーブ挿入などが考えられる
が、コーテイング時の熔融密着性、チユーブ成形
加工の容易性などについても、顕著な利点が認め
られる。
て、種々の研究、検討を重ねた結果、エチレン−
四弗化エチレン系共重合体(以下、ETFEと略称
する)及びエチレン−三弗化塩化エチレン系共重
合体(以下、ECTFEと略称する)よりなる群か
ら選ばれる含フツ素共重合体の少なくとも一種に
炭素物質を添加混合されたものが、荷重伝達用索
導管の摺動面材料として優れた利点を有すること
を見出したものである。即ち、炭素物質が添加混
合された、ETFE又はECTFE、FEP、黒鉛など
と同様に荷重伝達効率の向上効果及び耐熱性が優
れているばかりでなく、長期間の繰り返し使用に
も十分に耐えるという利点を有する。しかも、摺
動面形成態様として、内索ケーブル該表面などの
コーテイング、チユーブ挿入などが考えられる
が、コーテイング時の熔融密着性、チユーブ成形
加工の容易性などについても、顕著な利点が認め
られる。
かくして、本発明は、前記の如き知見に基いて
完成されたものであり、荷重伝達用ケーブルが保
護導管内に摺動可能に挿通されてなる荷重伝達用
索導管において、前記ケーブルと前記導管との摺
動面がETFE及びECTFEよりなる群から選ばれ
る含フツ素共重合体の少なくとも一種に炭素物質
が添加混合されたものから構成されていることを
特徴とする荷重伝達用索導管を新規に提供するも
のである。
完成されたものであり、荷重伝達用ケーブルが保
護導管内に摺動可能に挿通されてなる荷重伝達用
索導管において、前記ケーブルと前記導管との摺
動面がETFE及びECTFEよりなる群から選ばれ
る含フツ素共重合体の少なくとも一種に炭素物質
が添加混合されたものから構成されていることを
特徴とする荷重伝達用索導管を新規に提供するも
のである。
本発明によれば、第一に内索ケーブルのすべり
性が向上し、例えば自動車用アクセルワイヤなど
においてペダル操作が軽くなる。又、荷重伝達効
率が従来のシリコンオイルなどの場合に比して向
上する。更に、耐クリープ性が良好であるため、
耐久性が良好であり、従来のPTFE、FEPなどに
比して繰り返し使用回数が大幅にアツプする。ま
た、ポリアセタール樹脂やナイロン樹脂に比し
て、耐熱性、すべり性が優れている。かくして、
本発明によれば、過酷な条件下でも耐久性に優れ
た荷重伝達効率良好な荷重伝達用索導管を提供さ
れ得るものである。
性が向上し、例えば自動車用アクセルワイヤなど
においてペダル操作が軽くなる。又、荷重伝達効
率が従来のシリコンオイルなどの場合に比して向
上する。更に、耐クリープ性が良好であるため、
耐久性が良好であり、従来のPTFE、FEPなどに
比して繰り返し使用回数が大幅にアツプする。ま
た、ポリアセタール樹脂やナイロン樹脂に比し
て、耐熱性、すべり性が優れている。かくして、
本発明によれば、過酷な条件下でも耐久性に優れ
た荷重伝達効率良好な荷重伝達用索導管を提供さ
れ得るものである。
本発明において使用される特定の含フツ素共重
合体は、水性媒体中での触媒乳化重合法、懸濁重
合法、弗素化塩素化飽和炭化水素や第三級ブタノ
ールの如き有機溶媒中での触媒重合法、更には気
相重合法、電離性放射線照射重合法など種々の重
合方式で製造されるもの、或はエチレンと四弗化
エチレン又は三弗化塩化エチレンの含有割合が
種々に変更されたもの、更にはエチレン及び四弗
化エチレン又は三弗化塩化エチレンの他に少量の
単量体(プロピレン、イソプロピレン、弗化ビニ
ル、弗化ビニリデン、六弗化プロピレン、パーフ
ルオロアルキルエチレン、アクリル酸及びそのア
ルキルエステル、パーフルオロビニルエーテルな
ど)や変性剤を含むものなどが広範囲にあげられ
得る。
合体は、水性媒体中での触媒乳化重合法、懸濁重
合法、弗素化塩素化飽和炭化水素や第三級ブタノ
ールの如き有機溶媒中での触媒重合法、更には気
相重合法、電離性放射線照射重合法など種々の重
合方式で製造されるもの、或はエチレンと四弗化
エチレン又は三弗化塩化エチレンの含有割合が
種々に変更されたもの、更にはエチレン及び四弗
化エチレン又は三弗化塩化エチレンの他に少量の
単量体(プロピレン、イソプロピレン、弗化ビニ
ル、弗化ビニリデン、六弗化プロピレン、パーフ
ルオロアルキルエチレン、アクリル酸及びそのア
ルキルエステル、パーフルオロビニルエーテルな
ど)や変性剤を含むものなどが広範囲にあげられ
得る。
而して、本発明におけるETFE又はECTFEと
しては、摺動特性、耐クリープ性、加熱熔融特
性、入手容易性、目的とする索導管の利用面、優
れた各種物性などからして、四弗化エチレン(又
は三弗化塩化エチレン)/エチレンの含有モル比
が40/60〜70/30程度、特に45/55〜60/40程度
であり、下記に定義する容量流速が10〜300mm3/
秒、特に25〜160mm3/秒程度のものが望ましい。
該範囲外のモル比及び容量流速では摺動特性、耐
クリープ性、加熱熔融特性、耐熱性、耐薬品性な
どが低下したり、或は特定含フツ素共重合体とし
ての特性が低下するものである。
しては、摺動特性、耐クリープ性、加熱熔融特
性、入手容易性、目的とする索導管の利用面、優
れた各種物性などからして、四弗化エチレン(又
は三弗化塩化エチレン)/エチレンの含有モル比
が40/60〜70/30程度、特に45/55〜60/40程度
であり、下記に定義する容量流速が10〜300mm3/
秒、特に25〜160mm3/秒程度のものが望ましい。
該範囲外のモル比及び容量流速では摺動特性、耐
クリープ性、加熱熔融特性、耐熱性、耐薬品性な
どが低下したり、或は特定含フツ素共重合体とし
ての特性が低下するものである。
本明細書中にて使用される「容量流速」なる言
葉は、次のように定義される。即ち、高化式フロ
ーテスターを使用して、所定温度、所定荷重30
Kg/cm2に、ノズル径1mm、ランド2mmのノズルよ
り1gの試料を押出し、その際の単位時間に押出
される熔融試料の容量で表わされる値が、「容量
流速」として定義され、その単位はmm3/秒であ
る。ここにおいて、所定温度とは、特定の含フツ
素共重合体の成形加工可能な温度領域(流動開始
温度と熱分解開始温度との間の温度範囲)で且つ
流動開始温度に近い温度が採用される。而して、
本発明の特定の含フツ素共重合体に対しては、
ETFEの場合が260〜360℃、ECTFEの場合が220
〜340℃の範囲で所定温度が選定され、熱分解開
始温度以上の温度は採用しない。
葉は、次のように定義される。即ち、高化式フロ
ーテスターを使用して、所定温度、所定荷重30
Kg/cm2に、ノズル径1mm、ランド2mmのノズルよ
り1gの試料を押出し、その際の単位時間に押出
される熔融試料の容量で表わされる値が、「容量
流速」として定義され、その単位はmm3/秒であ
る。ここにおいて、所定温度とは、特定の含フツ
素共重合体の成形加工可能な温度領域(流動開始
温度と熱分解開始温度との間の温度範囲)で且つ
流動開始温度に近い温度が採用される。而して、
本発明の特定の含フツ素共重合体に対しては、
ETFEの場合が260〜360℃、ECTFEの場合が220
〜340℃の範囲で所定温度が選定され、熱分解開
始温度以上の温度は採用しない。
また、本発明において使用される炭素物質は、
粉末状、粒子状、繊維状、繊維粉末などが広範囲
にあげられ得る。而して、本発明における炭素物
質の添加混合割合としては、摺動特性、耐クリー
プ性、加熱熔融特性、目的とする索導管の利用面
などからして、0.1〜10重量%程度、特に0.2〜5
重量%程度が望ましい。通常は、長さ500μ以下、
特に200μ以下に粉砕処理した炭素繊維粉末が好
ましくは採用される。
粉末状、粒子状、繊維状、繊維粉末などが広範囲
にあげられ得る。而して、本発明における炭素物
質の添加混合割合としては、摺動特性、耐クリー
プ性、加熱熔融特性、目的とする索導管の利用面
などからして、0.1〜10重量%程度、特に0.2〜5
重量%程度が望ましい。通常は、長さ500μ以下、
特に200μ以下に粉砕処理した炭素繊維粉末が好
ましくは採用される。
更に、本発明において二硫化モリブデンのごと
き固体潤滑剤などを添加混合することもできる。
き固体潤滑剤などを添加混合することもできる。
本発明における摺動面の形成態様としては、内
索ケーブルを炭素物質を添加した含フツ素共重合
体でコーテイングする方法、導管内表面を炭素物
質を添加混合した含フツ素共重合体でコーテイン
グする方法、及び内索ケーブルと導管との間隙に
炭素物質を添加混合した含フツ素共重合体のチユ
ーブを挿入する方法がある。而して、コーテイン
グの場合には、被覆厚として30〜1000ミクロン程
度、好ましくは50〜500ミクロン程度が採用され、
またチユーブ挿入の場合には、チユーブ肉厚とし
て100〜1000ミクロン程度、好ましくは200〜500
ミクロン程度が採用され得る。
索ケーブルを炭素物質を添加した含フツ素共重合
体でコーテイングする方法、導管内表面を炭素物
質を添加混合した含フツ素共重合体でコーテイン
グする方法、及び内索ケーブルと導管との間隙に
炭素物質を添加混合した含フツ素共重合体のチユ
ーブを挿入する方法がある。而して、コーテイン
グの場合には、被覆厚として30〜1000ミクロン程
度、好ましくは50〜500ミクロン程度が採用され、
またチユーブ挿入の場合には、チユーブ肉厚とし
て100〜1000ミクロン程度、好ましくは200〜500
ミクロン程度が採用され得る。
而して、前記の如き種々の態様の摺動面形成方
法としては、静電粉体塗装法、デイスパージヨン
塗装法、流動浸漬塗装法、その他の適宜の被覆手
段が採用され、電線被覆加工と同様に押出成形法
でも内索ケーブルに被覆できる。又、熔融押出法
などで、炭素物質を添加混合した含フツ素共重合
体のチユーブを成形加工し、これを利用すること
もできる。勿論形成と同様の態様とすることが可
能であるとともに、チユーブを内索ケーブルや導
管の両方に固着させなくとも良い。
法としては、静電粉体塗装法、デイスパージヨン
塗装法、流動浸漬塗装法、その他の適宜の被覆手
段が採用され、電線被覆加工と同様に押出成形法
でも内索ケーブルに被覆できる。又、熔融押出法
などで、炭素物質を添加混合した含フツ素共重合
体のチユーブを成形加工し、これを利用すること
もできる。勿論形成と同様の態様とすることが可
能であるとともに、チユーブを内索ケーブルや導
管の両方に固着させなくとも良い。
本発明における好適なETFEは、流動開始温度
が260〜300℃、特に270〜290℃であり、熱分解開
始温度が340〜360℃、特に345〜355℃である。ま
た好適なECTFEは、流動開始温度が220〜260
℃、熱分解開始温度が300〜340℃である。従つ
て、前記被覆の焼付温度又は、熔融形成温度は、
かかる流動開始温度と熱分解開始温度との間の温
度範囲が選定され、ETFEの場合が260〜360℃程
度、特に270〜340℃で、ECTFEの場合が220〜
330℃程度、特に240〜300℃が採用される。尚、
焼付に要する時間については、被覆膜が形成され
るならば特に限定がなく、摺動面の形成態様、採
用温度、塗膜の厚み、特定共重合体の物性などに
応じて、最適範囲が選定され、通常は5〜30分間
程度が適当である。
が260〜300℃、特に270〜290℃であり、熱分解開
始温度が340〜360℃、特に345〜355℃である。ま
た好適なECTFEは、流動開始温度が220〜260
℃、熱分解開始温度が300〜340℃である。従つ
て、前記被覆の焼付温度又は、熔融形成温度は、
かかる流動開始温度と熱分解開始温度との間の温
度範囲が選定され、ETFEの場合が260〜360℃程
度、特に270〜340℃で、ECTFEの場合が220〜
330℃程度、特に240〜300℃が採用される。尚、
焼付に要する時間については、被覆膜が形成され
るならば特に限定がなく、摺動面の形成態様、採
用温度、塗膜の厚み、特定共重合体の物性などに
応じて、最適範囲が選定され、通常は5〜30分間
程度が適当である。
本発明において、内索ケーブルや保護導管につ
いては、特に限定する理由がなく、従来より公知
乃至周知のものなどが広範囲にわたつて採用され
得る。例えば、内索ケーブルとしては、数本の金
属撚線からなるワイヤのみならず、1本の金属線
でも良く、また導管としても、1本又は複数本の
金属線をラセン巻きした管あるいは、かかるラセ
ン巻きが二層以上の管などが例示される。その
他、内索ケーブルと保護管との間にグリース等の
潤滑剤を注入することも通常行なわれる。また、
導管両端部分はゴム質のフレキシブルな保護管で
シールして内部へゴミ等が混入することを防ぐ方
法もとられる。
いては、特に限定する理由がなく、従来より公知
乃至周知のものなどが広範囲にわたつて採用され
得る。例えば、内索ケーブルとしては、数本の金
属撚線からなるワイヤのみならず、1本の金属線
でも良く、また導管としても、1本又は複数本の
金属線をラセン巻きした管あるいは、かかるラセ
ン巻きが二層以上の管などが例示される。その
他、内索ケーブルと保護管との間にグリース等の
潤滑剤を注入することも通常行なわれる。また、
導管両端部分はゴム質のフレキシブルな保護管で
シールして内部へゴミ等が混入することを防ぐ方
法もとられる。
以上のような本発明の新規荷重伝達用索導管
は、荷重伝達効率及び耐久性に優れ、その他耐熱
性などでも良好であるから、かかる特性を利用し
て、広範囲の用途に適用され得る。例えば、自動
車のアクセル、ブレーキ、ボンネツトの開閉、ヒ
ーター熱小弁の開閉、モーターボートのアクセ
ル、方向カジ、電気洗濯機の水弁操作、電気オー
ブンのドアワイヤーなどが例示され得る。
は、荷重伝達効率及び耐久性に優れ、その他耐熱
性などでも良好であるから、かかる特性を利用し
て、広範囲の用途に適用され得る。例えば、自動
車のアクセル、ブレーキ、ボンネツトの開閉、ヒ
ーター熱小弁の開閉、モーターボートのアクセ
ル、方向カジ、電気洗濯機の水弁操作、電気オー
ブンのドアワイヤーなどが例示され得る。
次に本発明の実施例について更に具体的に説明
するが、かかる説明によつて本発明が何ら限定さ
れるものでないことは勿論である。
するが、かかる説明によつて本発明が何ら限定さ
れるものでないことは勿論である。
尚、以下の実施例中で荷重伝達効率及び耐久性
の試験は、次の通り実施した。即ち、添付図面第
1図に概略図で示す試験装置を使用した。第1図
において、1は保温ボツクス、2は保護導管、3
は内索ケーブル、4は4.2Kgのおもり、5はスト
ローク25mm、50サイクル/分の往復運動を与える
モーター、6は半径80mmの固定滑車を示す。耐久
性は、往復運動を繰り返して、伝達効率の変化及
び摺動面の状態を観察することで行なう。又、荷
重伝達効率は、おもり4の荷重W0とし、モータ
ー5を取りはずして、荷重計を取り付けて、引張
りに必要な荷重W1を測定することにより、W0/W1 ×100なる計算式で算出する。
の試験は、次の通り実施した。即ち、添付図面第
1図に概略図で示す試験装置を使用した。第1図
において、1は保温ボツクス、2は保護導管、3
は内索ケーブル、4は4.2Kgのおもり、5はスト
ローク25mm、50サイクル/分の往復運動を与える
モーター、6は半径80mmの固定滑車を示す。耐久
性は、往復運動を繰り返して、伝達効率の変化及
び摺動面の状態を観察することで行なう。又、荷
重伝達効率は、おもり4の荷重W0とし、モータ
ー5を取りはずして、荷重計を取り付けて、引張
りに必要な荷重W1を測定することにより、W0/W1 ×100なる計算式で算出する。
実施例 1
四弗化エチレン/エチレンの含有モル比が53/
47であり、流動開始温度265℃、熱分解開始温度
345℃、300℃における容量流速90mm3/秒のエチ
レン−四弗化エチレン共重合体に5重量%の炭素
繊維粉末(直径10μの繊維を長さ100μ以下に微粉
砕したもの)を添加し、熔融押出法により、内径
4.2mm、肉厚200μmのチユーブを成形した。この
チユーブを、直径2mm、長さ1mのワイヤ(径
0.37mmの鋼線20本の撚線)と内径5mm、外径7mm
の保護導管(金属コイルを巻いて作つたフレキシ
ブル導管)の間に挿入し、更にシリコンオイルを
充填した後、ワイヤーの一端に4.2Kgの荷重をか
け、ストローク25mm、50サイクル/分の速度で往
復運動させて荷重伝達効率を測定した結果80%で
あり、200万回の繰り返し試験後もこの値は変化
しなかつた。前記チユーブの代りに、四弗化エチ
レン−六弗化プロピレン共重合体のチユーブを用
いた結果、荷重伝達効率は85%であつたが、120
万回の繰り返し試験でチユーブが切断してしまつ
た。
47であり、流動開始温度265℃、熱分解開始温度
345℃、300℃における容量流速90mm3/秒のエチ
レン−四弗化エチレン共重合体に5重量%の炭素
繊維粉末(直径10μの繊維を長さ100μ以下に微粉
砕したもの)を添加し、熔融押出法により、内径
4.2mm、肉厚200μmのチユーブを成形した。この
チユーブを、直径2mm、長さ1mのワイヤ(径
0.37mmの鋼線20本の撚線)と内径5mm、外径7mm
の保護導管(金属コイルを巻いて作つたフレキシ
ブル導管)の間に挿入し、更にシリコンオイルを
充填した後、ワイヤーの一端に4.2Kgの荷重をか
け、ストローク25mm、50サイクル/分の速度で往
復運動させて荷重伝達効率を測定した結果80%で
あり、200万回の繰り返し試験後もこの値は変化
しなかつた。前記チユーブの代りに、四弗化エチ
レン−六弗化プロピレン共重合体のチユーブを用
いた結果、荷重伝達効率は85%であつたが、120
万回の繰り返し試験でチユーブが切断してしまつ
た。
実施例 2
含フツ素共重合体として三弗化エチレン/エチ
レンの含有モル比が50/50であり、流動開始温度
239℃、熱分解開始温度316℃、260℃における容
量流速100mm3/秒のエチレン−三弗化塩化エチレ
ン共重合体を使用し、炭素繊維粉末の添加量を2
重量%とする以外は実施例1と同様の試験を行な
つた。その結果、荷重伝達効率は82%であつた
が、200万回の繰り返し試験の結果後もこの値に
変化はなかつた。
レンの含有モル比が50/50であり、流動開始温度
239℃、熱分解開始温度316℃、260℃における容
量流速100mm3/秒のエチレン−三弗化塩化エチレ
ン共重合体を使用し、炭素繊維粉末の添加量を2
重量%とする以外は実施例1と同様の試験を行な
つた。その結果、荷重伝達効率は82%であつた
が、200万回の繰り返し試験の結果後もこの値に
変化はなかつた。
実施例 3
含フツ素共重合体に対する炭素繊維粉末の添加
量を1重量%とし、ワイヤーの外表面に200μの
厚みで被覆する以外は実施例1と同様の試験を行
なつた。その結果、荷重伝達効率は85%であつた
が、200万回の繰り返し試験の結果後もこの値に
変化はなかつた。含フツ素共重合体を被覆しない
場合の荷重伝達効率は75%であつた。
量を1重量%とし、ワイヤーの外表面に200μの
厚みで被覆する以外は実施例1と同様の試験を行
なつた。その結果、荷重伝達効率は85%であつた
が、200万回の繰り返し試験の結果後もこの値に
変化はなかつた。含フツ素共重合体を被覆しない
場合の荷重伝達効率は75%であつた。
添付の第1図は、荷重伝達効率及び耐久性の試
験装置を概略的に示すものであり、1は保温ボツ
クス、2は保護導管、3は内索ケーブル、4はお
もり、5は固定滑車を夫々示している。
験装置を概略的に示すものであり、1は保温ボツ
クス、2は保護導管、3は内索ケーブル、4はお
もり、5は固定滑車を夫々示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 荷重伝達用ケーブルが保護導管内に摺動可能
に挿通されてなる荷重伝達用索導管において、前
記ケーブルと前記導管との摺動面がエチレン−四
弗化エチレン系共重合体及びエチレン−三弗化塩
化エチレン系共重合体よりなる群から選ばれる含
フツ素共重合体の少なくとも一種に炭素物質が添
加混合されたものから構成されていることを特徴
とする荷重伝達用索導管。 2 含フツ素共重合体として四弗化エチレン/エ
チレンの含有モル比が40/60〜70/30であり、本
文中に定義する容量流速が10〜300mm3/秒である
エチレン−四弗化エチレン系共重合体を使用する
特許請求の範囲第1項記載の荷重伝達用索導管。 3 含フツ素共重合体として三弗化塩化エチレ
ン/エチレンの含有モル比が40/60〜70/30であ
り、本文中に定義する容量流速が10〜300mm3/秒
であるエチレン−三弗化エチレン系共重合体を使
用する特許請求の範囲第1項記載の荷重伝達用索
導管。 4 炭素物質の添加混合割合が0.1〜10重量%で
ある特許請求の範囲第1項記載の荷重伝達用索導
管。 5 炭素物質が炭素繊維粉末である特許請求の範
囲第1項記載の荷重伝達用索導管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP433986A JPS61180010A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 荷重伝達用索導管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP433986A JPS61180010A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 荷重伝達用索導管 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10154576A Division JPS5327750A (en) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | Load transmitting lanyard conduit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61180010A JPS61180010A (ja) | 1986-08-12 |
| JPS6410686B2 true JPS6410686B2 (ja) | 1989-02-22 |
Family
ID=11581680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP433986A Granted JPS61180010A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 荷重伝達用索導管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61180010A (ja) |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP433986A patent/JPS61180010A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61180010A (ja) | 1986-08-12 |
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