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JPS641587B2 - - Google Patents
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JPS641587B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641587B2
JPS641587B2 JP55040990A JP4099080A JPS641587B2 JP S641587 B2 JPS641587 B2 JP S641587B2 JP 55040990 A JP55040990 A JP 55040990A JP 4099080 A JP4099080 A JP 4099080A JP S641587 B2 JPS641587 B2 JP S641587B2
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JP
Japan
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parts
aziridine
aqueous dispersion
ethylene
vinyl acetate
Prior art date
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Expired
Application number
JP55040990A
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English (en)
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JPS56140152A (en
Inventor
Takenori Tanaka
Akiharu Myake
Takeshi Morya
Takeshi Juki
Makoto Shiraishi
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4099080A priority Critical patent/JPS56140152A/ja
Publication of JPS56140152A publication Critical patent/JPS56140152A/ja
Publication of JPS641587B2 publication Critical patent/JPS641587B2/ja
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  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は繊維結合剤に関する。更に詳しくはエ
チレン性不飽和モノカルボン酸(以下、エチレン
性不飽和カルボン酸という)またはエチレン性不
飽和多価カルボン酸を樹脂分100部に対して0.1〜
3.0部を共重合したエチレン含有量が8〜30重量
%、酢酸ビニル含有量が92〜70重量%のエチレン
−酢酸ビニル共重合水性分散液(A)にアジリジン基
を分子中に2個以上有する化合物の水性分散液(B)
を添加してなり、該共重合体水性分散液(A)中のカ
ルボン酸の量に対する、アジリジン基を分子中に
2個以上有する化合物の水性分散液(B)中のアジリ
ジン基の量の比が、 アジリジン基/カルボン酸=0.3モル〜10モル/
1モル であることを特徴とする繊維結合剤に関する。 従来、水性の繊維結合剤としては、SBR、
NBRラテツクス、アクリルエマルジヨン、塩化
ビニル系エマルジヨン、酢酸ビニル系エマルジヨ
ンが使用されているが、広汎の繊維素材に適用で
き且つ、接着性、耐水性および耐油性がともにす
ぐれた結合剤は殆んどない。本発明は天然繊維、
セルロース系の半合成繊維、ポリエステル、ナイ
ロン、アクリル等の合成繊維にも接着し易い接着
剤を開発するためエチレン−酢酸ビニル共重合水
性分散液に着目し、耐水性、耐油性の性能向上を
試みた結果、従来のエチレン−酢酸ビニル水性分
散液にくらべて大巾に改良された繊維結合剤を見
出した。 すなわち、本発明はエチレン−酢酸ビニル共重
合体にカルボキシル基を導入し、カルボキシル基
と反応し易いアジリジン基を2個以上有する水性
分散液を架橋剤として使用する事によつてポツト
ライフが長く、架橋効果がきわめて大きく、耐水
性、耐油性が大巾に向上した繊維結合剤となるこ
とを見出した。 エチレン・酢酸ビニル共重合水性分散液に活性
水素を導入して、2官能基で架橋する方法として
はカルボキシル基とジエポキシ基、水酸基やアミ
ド基とイソシアネートの組み合せは知られている
が、ポツトライフが短かく、問題点が多い。ポツ
トライフが長く、実用可能なものとして特開昭53
−33251に見られるような活性水素を含む官能基
を有するエチレン−酢酸ビニル共重合水性分散液
およびブロツクイソシアネート解離を促進する触
媒併用系も考えられるが、これらの方法によりポ
ツトライフは長くなるがイソシアネートに解離し
て反応するような系では十分な耐水性および耐油
性が得られない。すなわちカルボン酸基を導入し
たエチレン−酢酸ビニル共重合水性分散液を作り
脂肪族アルコール、芳香族アルコール、オキシム
等によりブロツク化したイソシアネートおよび解
離かつ反応触媒を併用することにより耐水性、耐
油性は向上はするが、本発明のエチレン性不飽和
モノカルボン酸またはエチレン性不飽和多価カル
ボン酸をエチレン含有量が8〜30重量%、酢酸ビ
ニル含有量が92〜70重量%のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体100重量部に対して0.1〜3.0重量部共
重合せしめた共重合体の水性分散液(A)に、アジリ
ジン基を分子中に2個以上有する化合物の水性分
散液(B)を添加してなり、該共重合体水性分散液(A)
中のカルボン酸の量に対するアジリジン基を分子
中に2個以上有する化合物の水性分散液(B)中のア
ジリジン基の量の比が、 アジリジン基/カルボン酸=0.3モル〜10モル/
1モル であることを特徴とする繊維結合剤で繊維を結合
した場合は、遥かにすぐれた性能を示す。またカ
ルボキシル基以外の活性水素を官能基として含有
するエチレン−酢酸ビニル共重合水性分散液とア
ジリジン基との組成物ではその効果が小さい。こ
れは単にアジリジン基とカルボン酸基との反応性
のみによるものではないと推定されるがその機構
は明らかではない。本発明においてエチレン−酢
酸ビニル共重合水性分散体に水性分散体の硬化剤
を混ぜる事がポツトライフが長く、安定でかつ硬
化効率が高い理由であり、且つカルボキシル基を
含有するエチレン・酢酸ビニル共重合体水性分散
体とアジリジン基を含有する水性分散体の相乗効
果が耐水性、耐油性を大巾に向上している要因で
あると考えられる。 本発明で用いられるエチレン−酢酸ビニル共重
合水性分散液(A)としてはエチレン性不飽和カルボ
ン酸またはエチレン性不飽和多価カルボン酸を樹
脂分100部に対して0.1〜3.0部導入したものであ
るが、前記共重合体のエチレン含有量が8〜30重
量%、酢酸ビニル含有量が92〜70重量%になるよ
うエチレン加圧下で乳化共重合したものが用いら
れる。エチレン含有量が8重量%より少なくなる
と脂肪が硬すぎて柔軟性が失なわれるほか、耐水
性が大巾に低下し本願の目的とする耐水性向上が
達成されない。一方30重量%以上になると反応圧
が高く、製造原価が高くなる欠点の他、樹脂が柔
らかく強度が小さく接着性が低下する。エチレン
−酢酸ビニル共重合体に共重合するエチレン性不
飽和カルボン酸としてはアクリル酸、メタアクリ
ル酸、クロトン酸等、エチレン性不飽和多価カル
ボン酸としてはマレイン酸、フマル酸、イタコン
酸等が含まれる。これらカルボン酸化合物はカル
ボン酸またはカルボン酸塩として重合されるがい
ずれの状態でも有効である。 エチレン−酢酸ビニル共重合体水性分散液を製
造するにあたつて用いられる保護コロイドまたは
界面活性剤は特に限定はしないが、耐油性をあげ
るには保護コロイドが望ましく、ポリビニルアル
コール、ポリビニルアルコール誘導体、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチル
セルローズ等の併用が望ましい。 カルボン酸量は樹脂分100重量部に対して0.1〜
3.0重量部に限定される。カルボン酸量が0.1重量
%以下となれば耐水性、耐油性が低くなり、3.0
重量%以上になると重合速度が著しく低下するた
め触媒量の増加により分散液中の電解質が増加す
ると共に、粒子径も大きくなり放置安定性が低下
する。またかゝる粒子径が大きい分散液とアジリ
ジン基を含有する分散液(B)と混合して使用した場
合は熱処理をしても充分な耐水性向上効果が得ら
れない。又放置安定性の低下により実際の工程で
使用することが困難となる。 該共重合体水性分散液は上記のごとく、酢酸ビ
ニル、エチレン、エチレン性不飽和カルボン酸ま
たはエチレン性不飽和多価カルボン酸を主成分と
する共重合体水性分散液であるが、接着性を失わ
ない範囲で更に酢酸ビニルと共重合し易い他の単
量体と共重合体させる事もできる。そのような単
量体としては例えばギ酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、酪酸ビニル、平均炭素数10の飽和分岐状脂
肪酸ビニル(商品名;Veova10、シエル化学製)
等の酢酸ビニル以外の脂肪酸ビニルエステル、塩
化ビニル、塩化ビニルリデン等のハロゲン化オレ
フイン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸ヒドロキ
シエチル等のアクリル酸エステル、メタアクリル
酸メチル、メタアクリル酸ブチル、メタアクリル
酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸グリシジ
ル、ジメタアクリル酸エチレングリコール等のメ
タアクリル酸エステル、アリルアルコール、アリ
ルグリシルエーテル、フタル酸ジアリル等のアリ
ル化合物、その他、アクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、トリアリルシアヌーレー
ト、スルホン酸ビニル等が使用しうる。 本発明に用いられる水性分散液(B)としては1分
子中に2個以上のアジリジン基を有するポリアジ
リジン化合物が用いられる。例えばポリイソシア
ネートのエチレンイミン付加体、すなわちアジリ
ジンのポリカルバミン酸アミドで、より詳しくは
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、メチレンビス(4−
フエニルイソシアネート)、イソホロンジイソシ
アネートのエチレンイミン付加体等である。その
他にアジリジンのチオカルバミン酸アミド、アジ
リジンの燐酸アミド、アジリジンのシアヌル酸の
アミド等も使用しうる。上記化合物の水性分散液
は、溶媒、水、乳化剤を添加し、乳化する従来公
知の方法で調製される。 本発明の架橋反応系は先に述べたように水性分
散体中のアジリジン基とエチレン−酢酸ビニル共
重合体水性分散液中のカルボキシル酸が容易にミ
クロ的に混合分散しそのまま造膜結合するにあた
つて架橋効果が高くなるのであり、アジリジン基
を含む硬化剤水性分散液は少量添加するだけで顕
著な架橋効果を発現し、耐水、耐油性を向上する
のも本発明の効果の一つである。アジリジン基含
有化合物を溶剤に溶解して添加する場合は大きな
剪断力をかけた機械的撹拌を行なえば、比較的ミ
クロに混合可能であるが組成物に泡立を生じるた
め実用的でなく、また該化合物をそのまま添加す
る場合も均一にミクロ混合することは難しい。本
発明の組成物による架橋反応の温度は比較的低
く、さらにブロツク化イソシアネート化合物の架
橋反応と比較してブロツク化剤が解離し残留する
事が少なく、したがつて組成物物性への悪影響や
衛生上の問題を生じるおそれがない。 エチレン−酢酸ビニル共重合体水性分散液(A)と
アジリジン基を分子中に2個以上有する化合物の
水性分散液(B)との比はエチレン−酢酸ビニル共重
合体水性分散液中のカルボン酸とアジリジン基の
数に対応になるがカルボン酸1モルに対してアジ
リジン基0.3〜10モルであることが必要である。 0.3モル以下では架橋効果が小さく、また10モ
ル以上加えても架橋効果が向上しない。 該組成物には更に増粘剤、可塑剤、消泡剤等も
添加できる。 本発明は繊維結合剤であるが、繊維結合剤とは
繊維間を接着するバインダーまたは繊維と他の素
材を接着するバインダーを云う。前者では不織布
バインダー、フロツク加工用バインダー、パルプ
ボードバインダー、カーペツト用バインダー、繊
維製品の帖合せバインダー等を云い、後者では織
物とフオームとの帖合せ、織物と塩ビシートまた
はフイルムとの帖合せ、織物とレザーの帖合せ等
を云う。 本発明の架橋性組成物を用いる方法としては、
エチレン性不飽和モノカルボン酸またはエチレン
性不飽和多価カルボン酸をエチレン含有量が8〜
30重量%、酢酸ビニル含有量が92〜70重量%のエ
チレン・酢酸ビニル共重合体100重量部に対して
0.1〜3.0重量部共重合せしめた共重合体の水性分
散液(A)に、アジリジン基を分子中に2個以上有す
る化合物の水性分散液(B)を添加してなり、該共重
合体水性分散液(A)中のカルボン酸の量に対する、
アジリジン基を分子中に2個以上有する化合物の
水性分散液(B)中のアジリジン基の量の比が、 アジリジン基/カルボン酸=0.3モル〜10モル/
1モル である組成物を調製し、これを適当な粘度に調製
したのち基材に含浸あるいは塗工を行ない100〜
190℃で熱処理する方法が一般的である。この場
合熱処理温度が100℃以下では架橋反応速度が遅
く処理時間が長くなり、また190℃以上の高温で
は基材の劣化が著しいため好ましくない。 以下実施例を上げて本発明を説明するが、これ
らの実施例は本発明を何等限定するものではな
い。以下特にことわりがない限り部及び%は重量
基準である。 実施例 1 平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビニ
ルアルコール4部を保護コロイドとして酢酸ビニ
ル80.5部、エチレン19部、アクリル酸0.5部を過
硫酸アンモニウムを触媒として重合し粘度80cp
(B型粘度計60rpm、以下同じ)、固形分濃度49.0
%、PH7.0の水性分散体(A)を得た。該分散液100部
に対して約0.5μの粒子径に分散しているメチレン
ビス(4−フエニルイソシアネート)(MDI)と
エチレンイミンとの反応生成物であるアジリジン
のカルバミン酸アミドの水性分散液(B)(固形分25
%)を3部添加し混合した。(カルボン酸1モル
に対するアジリジン基のモル数は1.36モルであ
る。) 上記組成物に水を加えて固形分3%の含浸液に
し、下記の方法でポリエステルウエブの結合剤と
して使用した。すなわち、ポリエステルウエブ
(1.4デニール、51mmステープル、目付量16.5g/
m2)を15×18cm(縦×横)に切断して6枚重ねた
ものをナイロン紗でサンドウイツチ状にはさみ、
先の3%の含浸液に含浸後取出して硝子板上にの
せ、ゴム製ローラー(1Kg重)で上下左右に静か
に回転させ芯搾りの後、さらにマングルを用いて
含浸量が20%(固形分)/繊維重量になるように
調節して搾液する。ついでナイロン紗を取はず
し、試料を60℃で30分間乾燥する。試験片は横方
向2.5cm巾に切断後150℃、3分間熱処理前後の常
態(20℃、65%PH)および耐水強伸度を測定し
た。また常態強伸度は横方向の強伸度をオートグ
ラフ(試巾25mm、試長100mm、引張速度300mm/
分)で、耐水強伸度は20℃の水に30分間浸漬後測
定した。耐パークレン強伸度は熱処理後のウエブ
を20℃のパークロロエチレンに60分間浸漬後上記
に準じて測定した。測定結果を表1に示す。 実施例 2 平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビニ
ルアルコール2部およびノニルフエニルエーテル
(エチレンオキシドの平均重合度20)2部を保護
コロイド及び界面活性剤として使用し酢酸ビニル
81.5部、エチレン18部、アクリル酸0.5部を過酸
化水素−酒石酸触媒で重合して粘度83cp、固形
分49.7%、PH7.0の水性分散体(A)を得た。該分散
液100部に対して約0.5μの粒子径に分散している
MDIとエチレンイミンとの反応生成物であるア
ジリジンのカルバミン酸アミドの水性分散体(B)
(固形分25%)を3部添加し混合した。(カルボン
酸1モルに対するアジリジン基のモル数は1.34モ
ルである。) 上記組成物に水を加えて固形分3%の含浸液に
し、実施例1と同様に処理して不織布の強度を測
定した。結果は表1の中に示す。 実施例 3 平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビニ
ルアルコール2部およびノニルフエニルエーテル
(エチレンオキシドの平均重合度20)2部を保護
コロイド及び界面活性剤として使用し酢酸ビニル
80.8、エチレン18.5部、イタコン酸0.7部を過酸化
水素−酒石酸触媒で重合し粘度140cp
(BL.60rpm)、固形分49.8%、PH7.0の水性分散体
(A)を得た。該分散液100部に対して約0.5μの粒子
径に分散しているMDIとエチレンイミンとの反
応生成物であるアジリジンのカルバミン酸アミド
の水性分散体(B)(固形分25%)を3部添加し混合
した。(カルボン酸1モルに対するアジリジン基
のモル数は0.86モルである。) この組成物を固形分3%にうすめて、含浸液と
し実施例2と同様にポリエステル不織布の性能を
測定した。結果は表1に示す。 実施例 4 実施例2においてアジリジンのカルバミン酸ア
ミド水性分散体を5部添加し、不織布結合剤とし
て使用して同様に物性を測定した結果を表1に示
した。(カルボン酸1モルに対するアジリジン基
のモル数は2.23モルである。) 実施例2よりはやゝ性能が向上している。アジ
リジンの増加による架橋度向上のためと考えられ
る。 実施例 5 ノニルフエニルエーテル(エチレンオキシドの
平均重合度20)5部を界面活性剤として加え、酢
酸ビニル81部、エチレン18.5部、無水マレイン酸
0.5部を過硫酸アンモニウム−ロンガリツトを開
始剤として重合し粘度120cp、固形分52.0%、PH
7.0の水性分散体(A)を得た。該分散液100部に対し
て粒子径約0.5μに分散しているMDIとエチレンイ
ミンとの反応生成物であるアジリジンのカルバミ
ン酸アミド水性分散体(B)(固形分25%)を5部添
加し混合して含浸液を作つた。(カルボン酸1モ
ルに対するアジリジン基のモル数は1.47モルであ
る。) 該含浸液を用い実施例1と同様に処理してウエ
ブ強度を測定した。結果を表1に示す。 実施例 6 実施例2で(A)液の組成を酢酸ビニル88部、エチ
レン11.5部、アクリル酸0.5部にしたもので、(A)
液の酢酸ビニル比率が増加した場合である。(カ
ルボン酸1モルに対するアジリジン基のモル数は
1.34モルである。)その結果を表1に示す。 実施例 7 実施例2の(A)液の組成を酢酸ビニル71部、エチ
レン28.5部、アクリル酸0.5部にしたもので、(A)
液の酢酸ビニル比率が減少した場合である。(カ
ルボン酸1モルに対するアジリジン基のモル数は
1.34モルである。)その結果を表1に示す。 実施例 8 実施例2の(B)液をメチレンビス(4−フエニル
イソシアネート)(MDI)とエチレンイミンの反
応生成物に代えて、p−キシリレンジイソシアネ
ートとエチレンイミンの反応生成物であるアジリ
ジンのカルバミン酸アミドの水性分散体(B)を使つ
て含浸液としたものである。(カルボン酸1モル
に対するアジリジン基のモル数1.65モルである。)
その結果を表1に示す。 比較例 1 実施例1においてA液のみをポリエステル不織
布の結合剤として使用した。 比較例 2 実施例1のA液とオキシムブロツクメチレンビ
ス(4−フエニルイソシアネート)(NCO含量
3.82%、固形分30%)をB液とし、A液100部に
対し、B液3部を混合しエステル不織布の結合剤
として使用した。該フエニルイソシアネートはア
ジリジン基は含まないが、窒素原子を含み且つ架
橋性を有する化合物である。 比較例 3 平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビニ
ルアコール4部を保護コロイドとして酢酸ビニル
81部、エチレン19部を過硫酸アンモニウムを触媒
として重合し粘度120cp、固形分濃度50.5%、PH
7.0の水性分散体(A)を得た。該分散100部に対して
実施例1のB液3部を添加混合し、エステル不織
布の結合剤として使用した。 上記の比較例1〜3は実施例1の効果を示すた
めで、比較例1は実施例1において(A)液のみを使
用し、(B)液を欠く場合であり、比較例2は(B)液と
してアジリジン基を欠く場合であり、比較例3は
(A)液の組成でカルボキシル基を欠く場合である。
表1の結果より、実施例1とこれらの比較例の間
には熱処理により効果及び熱処理の耐水性及び耐
パークレン性に明らかな格差が認められる。 比較例 4 実施例2のA液のみをポリエステル不織布の結
合剤として使用した。 比較例 5 実施例2のA液とオキシムブロツクメチレンビ
ス(4−フエニルイソシアネート)(NCO含量
3.82%、固形分30%)をB液とし、A液100部に
対し3部を混合しエステル不織布の結合剤として
使用した。 上記の比較例4及び5は実施例2の効果を示す
ためで、比較例4は実施例2において(A)液のみを
使用し、(B)液を欠く場合であり、比較例5は(B)液
においてアジリジン基を欠く場合である。表1よ
り、実施例2はこれらの比較例4、5に比して熱
処理効果及び処理後の耐水性及び耐パークレン性
が著しく向上していることが認められる。 比較例 6 実施例5の(A)液の組成物を酢酸ビニル82部、エ
チレン18部を過硫酸アンモニウム−ロンガリツト
の開始剤で重合して得た粘度65cp、固形分50.0%
の水性分散体に代えて、あとは実施例5と同じ(B)
液をまぜエステル不織布の結合剤として使用し
た。 これは実施例5の(A)液がカルボン酸を含まない
場合であるが、表1より熱処理効果及び処理後の
耐水性及び耐パークレン性の差違が認められる。 比較例 7 ヒドロキシエチルセルローズ2部及びノニルフ
エニルエーテル(エチレンオキサイドの重合物、
平均重合度20)4部を保護コロイド及び界面活性
剤として加え、酢酸ビニル84.5部、エチレン12
部、アクリル酸3.5部を過硫酸アンモニウムを触
媒として共重合し、粘度26cp、固形分濃度36%
の水性分散液(A)を得た。該分散液100部に対して
平均粒子径0.5μの3−メチレンビス(4−フエニ
ルイソシアネート)(MDI)とエチレンイミンの
反応生成物であるアジリジンのカルバミン酸アミ
ドの水性分散液(B)(固形分25%)を5部添加、混
合した。(カルボン酸1モルに対するアジリジン
基のモル数は0.45モルである。) これに水を加えて固形分3%の分散液を調整し
た後実施例1と同様に不織布の強度を測定した。 分散液(A)の不飽和カルボン酸量を限定値以上と
したものであるが、実施例6の結果と比較して明
らかな如く、架橋度が高くなると考えられるにも
拘らず、熱処理効果及び処理後の耐水性、耐パー
クレン性がかえつて大巾に低下することが認めら
れる。 比較例 8 平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビニ
ルアルコール6部と平均重合度1700、ケン化度88
モル%のポリビニルアルコール2部を混合して保
護コロイドとし、酢酸ビニル99部、アクリル酸1
部を共重合して粘度1850c.p、固形分46%の水性
分散液(A)を得た。該分散液100部に実施例1の分
散液(B)3部を添加、混合し、水を加えて固形分4
%の分散液を調整した後、実施例1と同様に処理
して不織布を調整した。(カルボン酸1モルに対
するアジリジン基のモル数は0.75モルである。) 分散液(A)がエチレンを含まず酢酸ビニルのみと
した場合であるがポリエステル繊維との接着性、
造膜性が著しく低く、不織布としての性能が甚だ
しく劣るため強度測定はしなかつた。
【表】
【表】 比較例 9 実施例1においてアジリジンのカルバミン酸ア
ミドの水性分散液(B)(固形分濃度25%)3部添加
のところを0.4部に減じた以外は実施例1と同様
にポリエステルウエブを用いて不織布を得た。
(カルボン酸1モルに対するアジリジン基のモル
数は0.18モルである。) 該不織布の強度物性を表−2に示す。アジリジ
ン基がカルボン酸1モルに対して0.3モル以下で
は架橋効果が小さいことが分かる。 実施例 9 実施例2において150℃、3分間の熱処理条件
を変えて130℃、3分間の熱処理を行なう以外は
すべて実施例2と同様にして不織布の強度物性を
測定した。結果を表−2に示す。 比較例 10 実施例2に用いた水性分散体(A)100部に対して、
アジリジンのカルバミン酸アミドの水性分散体(B)
に代えてヘキサメトキシメチルメラミン樹脂[ア
メリカン・サイアミド社製“サイメル310”]を固
形分で5部および塩化アンモニウム10%水溶液を
2部添加した。 該組成物を用いて実施例2と同様にポリエステ
ルウエブを20%(固形分)/繊維重量になるよう
に含浸し、60℃、30分間乾燥した。試験片を切断
後、熱処理を150℃、3分間を130℃、3分間
の2水準の条件で実施し、不織布の強度物性を測
定した。結果を表−2に示す。 メラミン樹脂を架橋剤に用いた場合、熱処理温
度が低くなると、架橋効果がアジリジン系に比し
著しく低下することがわかる。
【表】 実施例 10 ノニルフエニルエーテル(エチレンオキシドの
平均重合度10)硫酸ナトリウム4部を界面活性剤
として加え、酢酸ビニル79部、エチレン20部、ア
クリル酸1部を過硫酸アンモニウム−ロンガリツ
トを開始剤に用いて重合し、粘度260cp、固形分
53.0%、PH6.0の水性分散体(A)を得た。該分散液
100部に対して実施例1で用いたアジリジンのカ
ルバミン酸アミド水性分散体(B)を1.6部添加混合
し含浸液を作つた。(カルボン酸1モルに対する
アジリジン基のモル数は0.34モルである。) 該含浸液を用いて実施例1と同様に処理してウ
エブ強度を測定した。結果を表−3に示す。 比較例 11 実施例4においてアジリンジンのカルバミン酸
アミドの水性分散液(B)5部添加のところを24部に
増量した以外は実施例4と同様に処理して不織布
を得た。(カルボン酸1モルに対するアジリジン
基のモル数は10.7モル) 強度物性は表−3に示すが、不織布表層にアジ
リジン化合物の粉末と思われる白粉が付着してお
り、見栄えの劣るものであつた。以上のようにア
ジリジン化合物をカルボン酸1モルに対して10モ
ル以上添加しても強度物性的にも0.3〜10モルの
添加量と比べてそれ以上の向上は見られず、かえ
つて造膜性のないアジリジン化合物が他の物性
(見掛け、風合等)を損なうことが分る。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン性不飽和モノカルボン酸またはエチ
    レン性不飽和多価カルボン酸をエチレン含有量が
    8〜30重量%、酢酸ビニル含有量が92〜70重量%
    のエチレン・酢酸ビニル共重合体100重量部に対
    して0.1〜3.0重量部共重合せしめた共重合体の水
    性分散液(A)に、アジリジン基を分子中に2個以上
    有する化合物の水性分散液(B)を添加してなり、該
    共重合体水性分散液(A)中のカルボン酸の量に対す
    る、アジリジン基を分子中に2個以上有する化合
    物の水性分散液(B)中のアジリジン基の量の比が、 アジリジン基/カルボン酸=0.3モル〜10モル/
    1モル であることを特徴とする繊維結合剤。
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