JPS645985B2 - - Google Patents
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- JPS645985B2 JPS645985B2 JP18588081A JP18588081A JPS645985B2 JP S645985 B2 JPS645985 B2 JP S645985B2 JP 18588081 A JP18588081 A JP 18588081A JP 18588081 A JP18588081 A JP 18588081A JP S645985 B2 JPS645985 B2 JP S645985B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- mold
- coil
- tundish nozzle
- tundish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/114—Treating the molten metal by using agitating or vibrating means
- B22D11/115—Treating the molten metal by using agitating or vibrating means by using magnetic fields
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水平連続鋳造装置に関する。
従来からの水平連続鋳造設備では、耐火材から
成るタンデイツシユノズルと、水冷されたモール
ドとの間から溶融金属が流出することを防止する
ために、タンデイツシユノズルとモールドとが固
着されて構成されていた。そのためタンデイツシ
ユノズルの水冷モールドと隣接した部分は冷却さ
れ、溶融金属接触部で凝固シエルを形成し、タン
デイツシユノズルに固着してしまう。またタンデ
イツシユノズルを構成する耐火物の気孔に溶融金
属が侵入し、そのまま凝固するため、固着力が増
大する。したがつて鋳造体を引抜くとき、凝固シ
エルが破れていわゆるブレークアウトが生じるこ
とがあつた。
成るタンデイツシユノズルと、水冷されたモール
ドとの間から溶融金属が流出することを防止する
ために、タンデイツシユノズルとモールドとが固
着されて構成されていた。そのためタンデイツシ
ユノズルの水冷モールドと隣接した部分は冷却さ
れ、溶融金属接触部で凝固シエルを形成し、タン
デイツシユノズルに固着してしまう。またタンデ
イツシユノズルを構成する耐火物の気孔に溶融金
属が侵入し、そのまま凝固するため、固着力が増
大する。したがつて鋳造体を引抜くとき、凝固シ
エルが破れていわゆるブレークアウトが生じるこ
とがあつた。
この問題を解決する先行技術では、タンデイツ
シユノズルとモールドとの間に潤滑性に優れた非
孔性の窒化硅素製リングや窒化ボロン製リングが
気密に連結される。この窒化硅素製リングや窒化
ボロン製リングは寿命が短く、かつ高価である。
しかもこれらの材料を使用しても、タンデイツシ
ユノズルと凝固シエルの固着の緩和効果はあるも
のの、モールドチユーブと凝固シエルの固着を完
全に避けることはできないので、特開昭47−
15332に見られるように、間欠引抜きを余儀なく
されている。
シユノズルとモールドとの間に潤滑性に優れた非
孔性の窒化硅素製リングや窒化ボロン製リングが
気密に連結される。この窒化硅素製リングや窒化
ボロン製リングは寿命が短く、かつ高価である。
しかもこれらの材料を使用しても、タンデイツシ
ユノズルと凝固シエルの固着の緩和効果はあるも
のの、モールドチユーブと凝固シエルの固着を完
全に避けることはできないので、特開昭47−
15332に見られるように、間欠引抜きを余儀なく
されている。
このような先行技術の欠点を解決すべく、タン
デイツシユノズルとモールドとの境界付近に、溶
融金属の上部よりも下部で大きい磁束密度を発生
する電磁界発生手段を配置して、溶融金属をその
境界付近で絞るようにした水平連続鋳造設備が提
案されている(特願昭56−94333)。このように溶
融金属を絞ることによつて、タンデイツシユノズ
ルに溶融金属が接触することがなく、前述のよう
に凝固シエルがタンデイツシユノズルに固着する
ことが防止され、連続的な引抜きが可能となる。
またタンデイツシユノズルとモールドとを固着し
なくてもすむので、モールドを振動させることが
可能となり、それによつても凝固シエルのタンデ
イツシユノズルやモールドへの固着が防止され
る。
デイツシユノズルとモールドとの境界付近に、溶
融金属の上部よりも下部で大きい磁束密度を発生
する電磁界発生手段を配置して、溶融金属をその
境界付近で絞るようにした水平連続鋳造設備が提
案されている(特願昭56−94333)。このように溶
融金属を絞ることによつて、タンデイツシユノズ
ルに溶融金属が接触することがなく、前述のよう
に凝固シエルがタンデイツシユノズルに固着する
ことが防止され、連続的な引抜きが可能となる。
またタンデイツシユノズルとモールドとを固着し
なくてもすむので、モールドを振動させることが
可能となり、それによつても凝固シエルのタンデ
イツシユノズルやモールドへの固着が防止され
る。
ところが、タンデイツシユ内の溶融金属の貯留
量は変動するので、タンデイツシユノズルやモー
ルド内の溶融金属の表層部に作用する静圧も変動
する。特に、鋳造終了時やレードル交換時等の非
定常時には、タンデイツシユ内における溶融金属
の液面レベルが大きく変動し、それに応じてタン
デイツシユノズルやモールド内の溶融金属の静圧
が大きく変動する。このような場合に、前記電磁
界発生手段で絞られた溶融金属がモールド内面に
接触する位置は、静圧の変動に応じて移動するこ
とになる。溶融金属のモールド内面への接触位置
が移動すると、モールド内における全冷却帯長さ
が変化する。それに応じて凝固厚さが変化かるの
で、良好な鋳片を得ることができなくなる。また
モールド内においては、溶融金属の下部の方が静
圧が大であるので、電磁界発生手段によつてもモ
ールド内面への溶融金属の接触圧は下部の方が大
となる傾向がある。したがつて溶融金属の下部の
冷却効果が大となり、不均一な冷却によつて良好
な鋳片を得ることができなくなる。このことは、
実開昭52−160615に示されているように、タンデ
イツシユノズルからの溶融金属に中心方向に向け
て、絞りを与える電磁力を発生するようにした先
行技術においてもまた同様である。
量は変動するので、タンデイツシユノズルやモー
ルド内の溶融金属の表層部に作用する静圧も変動
する。特に、鋳造終了時やレードル交換時等の非
定常時には、タンデイツシユ内における溶融金属
の液面レベルが大きく変動し、それに応じてタン
デイツシユノズルやモールド内の溶融金属の静圧
が大きく変動する。このような場合に、前記電磁
界発生手段で絞られた溶融金属がモールド内面に
接触する位置は、静圧の変動に応じて移動するこ
とになる。溶融金属のモールド内面への接触位置
が移動すると、モールド内における全冷却帯長さ
が変化する。それに応じて凝固厚さが変化かるの
で、良好な鋳片を得ることができなくなる。また
モールド内においては、溶融金属の下部の方が静
圧が大であるので、電磁界発生手段によつてもモ
ールド内面への溶融金属の接触圧は下部の方が大
となる傾向がある。したがつて溶融金属の下部の
冷却効果が大となり、不均一な冷却によつて良好
な鋳片を得ることができなくなる。このことは、
実開昭52−160615に示されているように、タンデ
イツシユノズルからの溶融金属に中心方向に向け
て、絞りを与える電磁力を発生するようにした先
行技術においてもまた同様である。
他の先行技術は、特開昭53−76130である。こ
の先行技術では、溶融金属の重力補償を行なうた
めにタンデイツシユノズル内の溶融金属に電極を
浸漬し、その溶融金属に長手方向の電流を流し、
鋳片の長手方向に対して直角にかつ水平に磁場を
発生することによつて、鋳片の重力を補償するよ
うに構成される。このような先行技術では、溶融
金属に電極が浸漬されて溶融金属に電流が供給さ
れるので、その保守が面倒である。
の先行技術では、溶融金属の重力補償を行なうた
めにタンデイツシユノズル内の溶融金属に電極を
浸漬し、その溶融金属に長手方向の電流を流し、
鋳片の長手方向に対して直角にかつ水平に磁場を
発生することによつて、鋳片の重力を補償するよ
うに構成される。このような先行技術では、溶融
金属に電極が浸漬されて溶融金属に電流が供給さ
れるので、その保守が面倒である。
本発明の目的は、モールド内面において冷却さ
れて溶融金属の表層部に生じる凝固シエルの厚さ
が、周方向に沿つて均一になるようにした水平連
続鋳造装置を提供することである。
れて溶融金属の表層部に生じる凝固シエルの厚さ
が、周方向に沿つて均一になるようにした水平連
続鋳造装置を提供することである。
本件第1発明は、タンデイツシユノズルの少な
くともモールド寄りの部分を外囲してその半径方
向に間隔をあけて巻回されて構成され、タンデイ
ツシユノズルとモールドの軸線よりも上方に軸線
を有するように偏心可能に設けられ、交流電力に
よつて励磁され、溶融金属がタンデイツシユノズ
ルとモールドとの境界付近で縮径するように溶融
金属に中心方向に向けて電磁力を作用させるコイ
ルと、 縮径した溶融金属のモールド内面への上下の各
接触開始位置を検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、接触開始
位置が溶融金属の上部で下部よりも引抜き方向下
流側になるときコイルを上方に変位するように駆
動手段を制御する制御手段とを含むことを特徴と
する水平連続鋳造装置である。
くともモールド寄りの部分を外囲してその半径方
向に間隔をあけて巻回されて構成され、タンデイ
ツシユノズルとモールドの軸線よりも上方に軸線
を有するように偏心可能に設けられ、交流電力に
よつて励磁され、溶融金属がタンデイツシユノズ
ルとモールドとの境界付近で縮径するように溶融
金属に中心方向に向けて電磁力を作用させるコイ
ルと、 縮径した溶融金属のモールド内面への上下の各
接触開始位置を検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、接触開始
位置が溶融金属の上部で下部よりも引抜き方向下
流側になるときコイルを上方に変位するように駆
動手段を制御する制御手段とを含むことを特徴と
する水平連続鋳造装置である。
また本件第2発明は、タンデイツシユノズルの
少なくともモールド寄りの部分を外囲してその半
径方向に間隔をあけて巻回されて構成され、タン
デイツシユノズルとモの軸線よりも上方に軸線を
有するように偏心可能に設けられ、交流電力によ
つて励磁され、溶融金属がタンデイツシユノズル
とモールドとの境界付近で縮径するように溶融金
属に中心方向に向けて電磁力を作用させるコイル
と、 モールド出口における鋳造体の上下の凝固シエ
ルの厚さを検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、凝固シエ
ルの厚さが下部で上部よりも大きいときコイルを
上方に変位するように駆動手段を制御する制御手
段とを含むことを特徴とする水平連続鋳造装置で
ある。
少なくともモールド寄りの部分を外囲してその半
径方向に間隔をあけて巻回されて構成され、タン
デイツシユノズルとモの軸線よりも上方に軸線を
有するように偏心可能に設けられ、交流電力によ
つて励磁され、溶融金属がタンデイツシユノズル
とモールドとの境界付近で縮径するように溶融金
属に中心方向に向けて電磁力を作用させるコイル
と、 モールド出口における鋳造体の上下の凝固シエ
ルの厚さを検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、凝固シエ
ルの厚さが下部で上部よりも大きいときコイルを
上方に変位するように駆動手段を制御する制御手
段とを含むことを特徴とする水平連続鋳造装置で
ある。
本件第1発明に従えば、コイルはタンデイツシ
ユノズルとモールドとの境界付近で溶融金属を縮
径するようにして上下に移動可能に設けられてい
る。検出手段は、縮径した溶融金属のモールド内
面への上下の接触開始位置を検出する。したがつ
てその接触開始位置が上部で下部よりも引抜き方
向下流側(引抜方向45の後方、すなわち第2
図、第5図、第7図の右方)になるとき、コイル
を上方に変位する。これによつて溶融金属の下部
には中心方向に向けてさらに大きな電磁力が作用
する。そのため溶融金属がモールド内面に接触す
る接触開始位置を上下にほぼ同一位置、または溶
融金属の下部が上部よりも引抜き方向下流側にな
るように調整することができる。これによつて、
モールド出口における鋳造体の凝固シエルの厚さ
を、上部と下部とでほぼ等しくすることができ
る。
ユノズルとモールドとの境界付近で溶融金属を縮
径するようにして上下に移動可能に設けられてい
る。検出手段は、縮径した溶融金属のモールド内
面への上下の接触開始位置を検出する。したがつ
てその接触開始位置が上部で下部よりも引抜き方
向下流側(引抜方向45の後方、すなわち第2
図、第5図、第7図の右方)になるとき、コイル
を上方に変位する。これによつて溶融金属の下部
には中心方向に向けてさらに大きな電磁力が作用
する。そのため溶融金属がモールド内面に接触す
る接触開始位置を上下にほぼ同一位置、または溶
融金属の下部が上部よりも引抜き方向下流側にな
るように調整することができる。これによつて、
モールド出口における鋳造体の凝固シエルの厚さ
を、上部と下部とでほぼ等しくすることができ
る。
また本件第2発明に従えば、モールド出口にお
ける鋳造体の上下の凝固シエルの厚さを検出し、
凝固シエルの厚さが下部で上部よりも大きいとき
コイルを上方に変位し、これによつて溶融金属の
下部に中心方向に向けてさらに大きな電磁力を作
用させることができ、凝固シエルの厚さを鋳造体
の上部と下部とでほぼ等しくすることができる。
ける鋳造体の上下の凝固シエルの厚さを検出し、
凝固シエルの厚さが下部で上部よりも大きいとき
コイルを上方に変位し、これによつて溶融金属の
下部に中心方向に向けてさらに大きな電磁力を作
用させることができ、凝固シエルの厚さを鋳造体
の上部と下部とでほぼ等しくすることができる。
以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の基礎となる構成を示す全体
の系統図である。この水平連続鋳造設備におい
て、タンデイツシユ1にはそのタンデイツシユ1
内の溶融金属の温度を安定させるための加熱装置
2が設けられている。モールド3からの鋳造体4
は、冷却帯5から引抜き装置6によつて引抜か
れ、切断装置7によつて切断されて、インゴツト
9が得られる。このインゴツト9はローラテーブ
ル10によつて搬送される。
る。第1図は本発明の基礎となる構成を示す全体
の系統図である。この水平連続鋳造設備におい
て、タンデイツシユ1にはそのタンデイツシユ1
内の溶融金属の温度を安定させるための加熱装置
2が設けられている。モールド3からの鋳造体4
は、冷却帯5から引抜き装置6によつて引抜か
れ、切断装置7によつて切断されて、インゴツト
9が得られる。このインゴツト9はローラテーブ
ル10によつて搬送される。
第2図はモールド3付近の拡大断面図である。
タンデイツシユ1は、耐火材11が内張りされて
おり、溶融金属12が貯留されている。このタン
デイツシユ1には、取付け金物13によつて、耐
火材から成るタンデイツシユノズル14が固着さ
れる。モールド3は、冷却液通路15を有し、銅
製のモールドチユーブ33が冷却され、このモー
ルド3の鋳造体4のための通路16はタンデイツ
シユノズル14に同軸に連通される。このモール
ド3は、タンデイツシユノズル14に固着されて
いる。タンデイツシユノズル14とモールド3と
の境界17付近には、その境界17付近を外囲す
るコイルから成り、電源19からの交流電力によ
つて付勢される電磁界発生手段18が設けられ
る。この電磁界発生手段18の電磁界によつて、
境界17付近を流通する溶融金属12は、半径方
向内方に縮径されて絞られる。そのため境界17
付近では、溶融金属12がタンデイツシユノズル
14のモールド3寄りの部分に接触することが避
けられる。したがつてタンデイツシユノズル14
に凝固シエルが固着することが防止され、鋳造体
4を連続的に引抜くことが可能になる。
タンデイツシユ1は、耐火材11が内張りされて
おり、溶融金属12が貯留されている。このタン
デイツシユ1には、取付け金物13によつて、耐
火材から成るタンデイツシユノズル14が固着さ
れる。モールド3は、冷却液通路15を有し、銅
製のモールドチユーブ33が冷却され、このモー
ルド3の鋳造体4のための通路16はタンデイツ
シユノズル14に同軸に連通される。このモール
ド3は、タンデイツシユノズル14に固着されて
いる。タンデイツシユノズル14とモールド3と
の境界17付近には、その境界17付近を外囲す
るコイルから成り、電源19からの交流電力によ
つて付勢される電磁界発生手段18が設けられ
る。この電磁界発生手段18の電磁界によつて、
境界17付近を流通する溶融金属12は、半径方
向内方に縮径されて絞られる。そのため境界17
付近では、溶融金属12がタンデイツシユノズル
14のモールド3寄りの部分に接触することが避
けられる。したがつてタンデイツシユノズル14
に凝固シエルが固着することが防止され、鋳造体
4を連続的に引抜くことが可能になる。
電磁界発生手段18は、タンデイツシユノズル
14と前記境界17付近を囲む第1コイル20
と、タンデイツシユノズル14の少なくともモー
ルド寄りの部分を外囲する第2コイル21とから
成る。これらの両コイル20,21のコイル素線
は、タンデイツシユノズル14とモールド3の一
部分とを半径方向に間隔をあけて巻回される。各
コイル20,21に励磁電流を流すと、溶融金属
12にはその中心方向に向う電磁力が作用し、そ
れによつて溶融金属12は境界17付近で絞られ
ることになる。第1コイル20はタンデイツシユ
ノズル14とほぼ同心となるように配置され、第
2コイル21はその中心位置がタンデイツシユノ
ズル14の軸線よりも上方に位置するように偏心
して配置される。第1コイル20はタンデイツシ
ユノズル14の全周にわたつて溶融金属12に中
心に向かうほぼ均等の電磁力を与え、第2コイル
21は下部になる程大なる電磁力を溶融金属12
の中心に向けて作用させる。タンデイツシユノズ
ル14内において、溶融金属12の表層部には下
方になる程大なる静圧が作用するので、上述のよ
うに第2コイル21によつて下方となる程大とな
る電磁力を作用させることによつて、溶融金属1
2はタンデイツシユノズル14内面との間隙を周
方向に沿つてほぼ均等にして絞られる。なお、励
磁電流が減少する際には、溶融金属12には励磁
電流増加時とは逆の誘導電流が流れて負の絞り力
が作用するので、第1コイル20および第2コイ
ル21の半径方向内方に前記逆誘導電流を吸収す
る誘導電流吸収板18′が設けられる。
14と前記境界17付近を囲む第1コイル20
と、タンデイツシユノズル14の少なくともモー
ルド寄りの部分を外囲する第2コイル21とから
成る。これらの両コイル20,21のコイル素線
は、タンデイツシユノズル14とモールド3の一
部分とを半径方向に間隔をあけて巻回される。各
コイル20,21に励磁電流を流すと、溶融金属
12にはその中心方向に向う電磁力が作用し、そ
れによつて溶融金属12は境界17付近で絞られ
ることになる。第1コイル20はタンデイツシユ
ノズル14とほぼ同心となるように配置され、第
2コイル21はその中心位置がタンデイツシユノ
ズル14の軸線よりも上方に位置するように偏心
して配置される。第1コイル20はタンデイツシ
ユノズル14の全周にわたつて溶融金属12に中
心に向かうほぼ均等の電磁力を与え、第2コイル
21は下部になる程大なる電磁力を溶融金属12
の中心に向けて作用させる。タンデイツシユノズ
ル14内において、溶融金属12の表層部には下
方になる程大なる静圧が作用するので、上述のよ
うに第2コイル21によつて下方となる程大とな
る電磁力を作用させることによつて、溶融金属1
2はタンデイツシユノズル14内面との間隙を周
方向に沿つてほぼ均等にして絞られる。なお、励
磁電流が減少する際には、溶融金属12には励磁
電流増加時とは逆の誘導電流が流れて負の絞り力
が作用するので、第1コイル20および第2コイ
ル21の半径方向内方に前記逆誘導電流を吸収す
る誘導電流吸収板18′が設けられる。
タンデイツシユノズル14にはリング状にヘツ
ダ41が形成される。このヘツダ41には、タン
デイツシユノズル14の半径方向内方に向けてノ
ズル42が形成される。このヘツダ41には、管
路43を介して潤滑剤46が圧送される。ノズル
42は、溶融金属12がタンデイツシユノズル1
4から離れる位置44よりも引抜き方向45の前
方位置にある。潤滑剤46は、Cao、SiO2、
Al2O3の粉体を主成分とし、さらに純鉄、Coなど
の電気伝導度の良好な粉体が混入されて成る。こ
のような電気伝導度の良好な粉体が混入された潤
滑剤46では、その電気伝導度の良好な粉体にタ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の半径
方向内方に向かう電磁力が作用し、これによつて
潤滑剤46が縮径された溶融金属12の外周面全
周にわたつて確実に付着する。そのため縮径され
た溶融金属12が鋳造体通路16に最初に接触す
る部分との潤滑性が向上される。潤滑剤46とし
ては、ナタネ油を主成分とし、さらに純鉄、コバ
ルトなどの粉体が混入されて成つてもよい。
ダ41が形成される。このヘツダ41には、タン
デイツシユノズル14の半径方向内方に向けてノ
ズル42が形成される。このヘツダ41には、管
路43を介して潤滑剤46が圧送される。ノズル
42は、溶融金属12がタンデイツシユノズル1
4から離れる位置44よりも引抜き方向45の前
方位置にある。潤滑剤46は、Cao、SiO2、
Al2O3の粉体を主成分とし、さらに純鉄、Coなど
の電気伝導度の良好な粉体が混入されて成る。こ
のような電気伝導度の良好な粉体が混入された潤
滑剤46では、その電気伝導度の良好な粉体にタ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の半径
方向内方に向かう電磁力が作用し、これによつて
潤滑剤46が縮径された溶融金属12の外周面全
周にわたつて確実に付着する。そのため縮径され
た溶融金属12が鋳造体通路16に最初に接触す
る部分との潤滑性が向上される。潤滑剤46とし
ては、ナタネ油を主成分とし、さらに純鉄、コバ
ルトなどの粉体が混入されて成つてもよい。
このような水平連続鋳造設備において、タンデ
イツシユ1内の溶融金属12の貯留量が変動する
と、溶融金属12の縮径部22がモールド3にお
けるモールドチユーブ33の内面に接触を開始す
る位置23が変動する。そうすると、溶融金属1
2がモールドチユーブ33の内面に接触する距離
lが変動し、溶融金属12の表層部における凝固
シエル24の凝固厚さが変化して良好な鋳片を得
ることができなくなる。
イツシユ1内の溶融金属12の貯留量が変動する
と、溶融金属12の縮径部22がモールド3にお
けるモールドチユーブ33の内面に接触を開始す
る位置23が変動する。そうすると、溶融金属1
2がモールドチユーブ33の内面に接触する距離
lが変動し、溶融金属12の表層部における凝固
シエル24の凝固厚さが変化して良好な鋳片を得
ることができなくなる。
そこで、接触開始位置23が所望の位置に維持
されるように、電磁界発生手段18の電磁力が調
節される。すなわち所望の接触開始位置23付近
には位置検出手段25が設けられる。この位置検
出手段25としては、第3図に示すように、複数
の熱電対26をモールドチユーブ33内に軸線方
向に間隔をあけて埋設するようにしてもよい。こ
れらの熱電対26の補償導線27は、モールド3
の外壁3aに固着された栓体25aを液密的に貫
通して外方に引き出される。なお、位置検出手段
25としては、上述の熱電対26の他に、感温磁
性体を用いてもよく、あるいはγ線を用いて接触
開始位置を検出するようにしてもよい。なお、磁
界力が大きく、接触位置の検出に影響を及ぼす程
であれば、電磁力発生コイルの電源の供給を電流
値が0の位置で極短時間停止し、その間に検出し
てもよい。
されるように、電磁界発生手段18の電磁力が調
節される。すなわち所望の接触開始位置23付近
には位置検出手段25が設けられる。この位置検
出手段25としては、第3図に示すように、複数
の熱電対26をモールドチユーブ33内に軸線方
向に間隔をあけて埋設するようにしてもよい。こ
れらの熱電対26の補償導線27は、モールド3
の外壁3aに固着された栓体25aを液密的に貫
通して外方に引き出される。なお、位置検出手段
25としては、上述の熱電対26の他に、感温磁
性体を用いてもよく、あるいはγ線を用いて接触
開始位置を検出するようにしてもよい。なお、磁
界力が大きく、接触位置の検出に影響を及ぼす程
であれば、電磁力発生コイルの電源の供給を電流
値が0の位置で極短時間停止し、その間に検出し
てもよい。
位置検出手段25によつて検出された溶融金属
12の接触開始位置は、制御手段28に与えら
れ、制御手段28は接触開始位置23が予め設定
したほぼ一定の位置となるように、電源19から
第2コイル21に供給される電力を調節する。す
なわち、タンデイツシユ1内の溶融金属12の貯
留量が比較的大となり、境界17付近の溶融金属
12に作用する静圧が大となると、縮径部22の
直径が仮想線29で示すように大となる。それに
応じて溶融金属12がモールドチユーブ33の内
面に接触を開始する位置は、溶融金属12の引抜
き方向45に沿つて所望の接触開始位置23より
も前方(すなわち引抜き方向45の上流側、第2
図の左方)位置となる。そこで制御手段28は、
電源19からの供給電力を増大して第2コイル2
1による電磁力を大とする。それによつて、増大
した静圧が増大した電磁力によつて補償され、縮
径部22が第2図の実線で示すように元に戻り、
接触開始位置23が望ましい位置に保持される。
また、タンデイツシユ1内の溶融金属12の貯留
量が比較的小となり、境界17付近の静圧が小と
なると、縮径部22の直径が第2図の仮想線30
で示すように小となり、接触開始位置が引抜き方
向45に沿つて、望ましい接触開始位置23より
も後方(引抜き方向45の下流側、第2図の右
方)位置となる。そこで制御手段28は電源19
からの供給電力を減小して第2コイル21による
電磁力を小とする。それによつて縮径部22が元
に戻り、接触開始位置23が望ましい位置に保持
される。
12の接触開始位置は、制御手段28に与えら
れ、制御手段28は接触開始位置23が予め設定
したほぼ一定の位置となるように、電源19から
第2コイル21に供給される電力を調節する。す
なわち、タンデイツシユ1内の溶融金属12の貯
留量が比較的大となり、境界17付近の溶融金属
12に作用する静圧が大となると、縮径部22の
直径が仮想線29で示すように大となる。それに
応じて溶融金属12がモールドチユーブ33の内
面に接触を開始する位置は、溶融金属12の引抜
き方向45に沿つて所望の接触開始位置23より
も前方(すなわち引抜き方向45の上流側、第2
図の左方)位置となる。そこで制御手段28は、
電源19からの供給電力を増大して第2コイル2
1による電磁力を大とする。それによつて、増大
した静圧が増大した電磁力によつて補償され、縮
径部22が第2図の実線で示すように元に戻り、
接触開始位置23が望ましい位置に保持される。
また、タンデイツシユ1内の溶融金属12の貯留
量が比較的小となり、境界17付近の静圧が小と
なると、縮径部22の直径が第2図の仮想線30
で示すように小となり、接触開始位置が引抜き方
向45に沿つて、望ましい接触開始位置23より
も後方(引抜き方向45の下流側、第2図の右
方)位置となる。そこで制御手段28は電源19
からの供給電力を減小して第2コイル21による
電磁力を小とする。それによつて縮径部22が元
に戻り、接触開始位置23が望ましい位置に保持
される。
このようにして、溶融金属12のモールドチユ
ーブ33内面への接触開始位置23は、予め設定
した一定の位置に保持され、したがつて凝固シエ
ル24の凝固厚さがほぼ一定値に保たれ、良好な
鋳片を得ることができるようになる。
ーブ33内面への接触開始位置23は、予め設定
した一定の位置に保持され、したがつて凝固シエ
ル24の凝固厚さがほぼ一定値に保たれ、良好な
鋳片を得ることができるようになる。
なお、縮径部22の直径がほぼ一定となるの
で、溶融金属12がタンデイツシユノズル14の
内面から離反し始める位置44もほぼ一定位置に
維持される。したがつて潤滑剤46を供給するた
めのノズル42が溶融金属12によつて閉塞され
ることがなく、潤滑剤46を安定して供給するこ
とができる。
で、溶融金属12がタンデイツシユノズル14の
内面から離反し始める位置44もほぼ一定位置に
維持される。したがつて潤滑剤46を供給するた
めのノズル42が溶融金属12によつて閉塞され
ることがなく、潤滑剤46を安定して供給するこ
とができる。
上述の構成は、溶融金属12の接触開始位置に
応じて電源19から第2コイル21への供給電力
を制御する例であるが、本発明の一実施例とし
て、モールドチユーブ33の上下両内面への接触
開始位置を検出し、それらの接触開始位置が軸線
方向な沿う同一の設定位置となるように、第2コ
イル21からの電磁力を調節するようにしてもよ
い。その場合、第2コイル21を上下に移動制御
する。
応じて電源19から第2コイル21への供給電力
を制御する例であるが、本発明の一実施例とし
て、モールドチユーブ33の上下両内面への接触
開始位置を検出し、それらの接触開始位置が軸線
方向な沿う同一の設定位置となるように、第2コ
イル21からの電磁力を調節するようにしてもよ
い。その場合、第2コイル21を上下に移動制御
する。
次に第4図、第5図、および第6図を参照しな
がら、第2コイル21を上下に移動する実施例に
ついて説明する。この実施例では、第2コイル2
1が駆動手段31によつて上下に移動される。し
かもその移動量は、接触開始位置23付近のモー
ルドチユーブ33の上部および下部にそれぞれ設
けられた位置検出手段34,35によつて検出さ
れた溶融金属12の接触開始位置が、モールドチ
ユーブ33の軸線に沿つてほぼ同一の位置でかつ
予め設定された位置となるように、制御手段32
によつて制御される。
がら、第2コイル21を上下に移動する実施例に
ついて説明する。この実施例では、第2コイル2
1が駆動手段31によつて上下に移動される。し
かもその移動量は、接触開始位置23付近のモー
ルドチユーブ33の上部および下部にそれぞれ設
けられた位置検出手段34,35によつて検出さ
れた溶融金属12の接触開始位置が、モールドチ
ユーブ33の軸線に沿つてほぼ同一の位置でかつ
予め設定された位置となるように、制御手段32
によつて制御される。
タンデイツシユノズル14とモールド3との境
界17付近の下方には架台36が固定的に設けら
れる。この架台36には、タンデイツシユノズル
14の両側方で上方に延びる支柱37,38が立
設され、この支柱37,38の上端部には支持台
39,40が設けられる。第1コイル20は、タ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の軸直
角断面矩形の第1収納箱47内に収納されてお
り、第1収納箱47は第1冷却箱48内に固定的
に設けられる。第1収納箱47内には不活性ガス
が封入もしくは絶縁性の冷却液を循環されてお
り、また第1冷却箱48内には冷却水が流通す
る。このような第1収納箱47および第1冷却箱
48は、第1支持枠49に一体的に固定される。
第1支持枠49の両側部には、支持台39,40
の上方で外方に突出した突部50,51が一体的
に設けられる。これらの突部50,51には、下
方に延びて支持台39,40の上面に当接するボ
ルト52,53がそれぞれ螺合され、支持台3
9,40には横方向に延びて突部50,51の側
部に当接するボルト54,55がそれぞれ螺合さ
れる各ボルト52〜55の突出量を調節すること
により、第1支持枠49すなわち第1コイル20
の上下方向および横方向の位置が任意にかつ固定
的に調節される。
界17付近の下方には架台36が固定的に設けら
れる。この架台36には、タンデイツシユノズル
14の両側方で上方に延びる支柱37,38が立
設され、この支柱37,38の上端部には支持台
39,40が設けられる。第1コイル20は、タ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の軸直
角断面矩形の第1収納箱47内に収納されてお
り、第1収納箱47は第1冷却箱48内に固定的
に設けられる。第1収納箱47内には不活性ガス
が封入もしくは絶縁性の冷却液を循環されてお
り、また第1冷却箱48内には冷却水が流通す
る。このような第1収納箱47および第1冷却箱
48は、第1支持枠49に一体的に固定される。
第1支持枠49の両側部には、支持台39,40
の上方で外方に突出した突部50,51が一体的
に設けられる。これらの突部50,51には、下
方に延びて支持台39,40の上面に当接するボ
ルト52,53がそれぞれ螺合され、支持台3
9,40には横方向に延びて突部50,51の側
部に当接するボルト54,55がそれぞれ螺合さ
れる各ボルト52〜55の突出量を調節すること
により、第1支持枠49すなわち第1コイル20
の上下方向および横方向の位置が任意にかつ固定
的に調節される。
第2コイル21は、タンデイツシユノズル14
と第1コイル20との間で、タンデイツシユノズ
ル14を外囲する軸直角断面矩形であつて不活性
ガスが封入もしくは絶縁性の冷却液を循環された
第2収納箱56内に収納される。この第2収納箱
56は、冷却水が流通する第2冷却箱57内に固
定的に設けられており、第2収納箱56および第
2冷却箱57は第2支持枠58に一体的に固定さ
れる。第1支持枠49の両側部には、引抜き方向
45に沿う両端で内方に延びる案内部材59,6
0がそれぞれ固定され、第2支持枠58の両側部
には各案内部材59,60に摺動する摺動片6
1,62がそれぞれ固定される。これらの案内部
材59,60および摺動片61,62によつて、
第2支持枠58および第2コイル21は上下方向
に案内される。
と第1コイル20との間で、タンデイツシユノズ
ル14を外囲する軸直角断面矩形であつて不活性
ガスが封入もしくは絶縁性の冷却液を循環された
第2収納箱56内に収納される。この第2収納箱
56は、冷却水が流通する第2冷却箱57内に固
定的に設けられており、第2収納箱56および第
2冷却箱57は第2支持枠58に一体的に固定さ
れる。第1支持枠49の両側部には、引抜き方向
45に沿う両端で内方に延びる案内部材59,6
0がそれぞれ固定され、第2支持枠58の両側部
には各案内部材59,60に摺動する摺動片6
1,62がそれぞれ固定される。これらの案内部
材59,60および摺動片61,62によつて、
第2支持枠58および第2コイル21は上下方向
に案内される。
駆動手段31は、第1揺動片63,64と、連
結棒65と、第2揺動片66と、油圧シリンダ6
7と、油圧供給手段68とを備える。第1揺動片
63,64は、略L字状であつて、その一端部に
は引抜き方向45に沿う軸線まわりに回転自在に
ローラ69,70が軸支されており、これらのロ
ーラ69,70は第2支持枠58の下面に当接さ
れる。各第1揺動片63,64の屈曲部は、ロー
ラ69,70の回転軸線と平行な軸線を有する枢
軸71,72によつて枢支されており、これらの
枢軸71,72は架台36上に立設された脚7
3,74によつて支持される。
結棒65と、第2揺動片66と、油圧シリンダ6
7と、油圧供給手段68とを備える。第1揺動片
63,64は、略L字状であつて、その一端部に
は引抜き方向45に沿う軸線まわりに回転自在に
ローラ69,70が軸支されており、これらのロ
ーラ69,70は第2支持枠58の下面に当接さ
れる。各第1揺動片63,64の屈曲部は、ロー
ラ69,70の回転軸線と平行な軸線を有する枢
軸71,72によつて枢支されており、これらの
枢軸71,72は架台36上に立設された脚7
3,74によつて支持される。
連結棒65は第1支持枠49の下方において引
抜き方向45に沿つて延び、その一端部と途中と
には、枢軸71,72と平行に延びる軸75,7
6が連結される。これらの軸75,76は第1揺
動片63,64の他端部に連結される。第2揺動
片66は略L字状であり、その屈曲部は支柱38
の固定位置に前記枢軸71,72と平行なピン7
7で枢支される。第2揺動片66は一端部は連結
棒65の他端部に、前記ピン77と平行なピン7
8を介して連結される。
抜き方向45に沿つて延び、その一端部と途中と
には、枢軸71,72と平行に延びる軸75,7
6が連結される。これらの軸75,76は第1揺
動片63,64の他端部に連結される。第2揺動
片66は略L字状であり、その屈曲部は支柱38
の固定位置に前記枢軸71,72と平行なピン7
7で枢支される。第2揺動片66は一端部は連結
棒65の他端部に、前記ピン77と平行なピン7
8を介して連結される。
油圧シリンダ67は上下方向に延びる軸線を有
して支柱38に支持されており、そのピストン棒
79の先端部は前記ピン78と平行なピン80を
介して第2揺動片66の他端部に連結される。
して支柱38に支持されており、そのピストン棒
79の先端部は前記ピン78と平行なピン80を
介して第2揺動片66の他端部に連結される。
このような駆動手段31において、油圧シリン
ダ67を伸縮駆動すると、第2揺動片66がピン
77のまわりに矢符81で示すように揺動するの
に応じて連結棒65が矢符82で示すように軸線
方向に往復変位し、それによつて第1揺動片6
3,64が枢軸71,72のまわりに矢符83で
示すように揺動する。したがつて第2支持枠58
および第2コイル21はローラ69,70によつ
て上下に移動される。なお、第2支持枠58の上
部における上面と、第1冷却箱48の上部におけ
る下面との間には、ばね84が介在されおり、第
2支持枠58がばね84のばね力によつて下方に
向けて付勢されている。
ダ67を伸縮駆動すると、第2揺動片66がピン
77のまわりに矢符81で示すように揺動するの
に応じて連結棒65が矢符82で示すように軸線
方向に往復変位し、それによつて第1揺動片6
3,64が枢軸71,72のまわりに矢符83で
示すように揺動する。したがつて第2支持枠58
および第2コイル21はローラ69,70によつ
て上下に移動される。なお、第2支持枠58の上
部における上面と、第1冷却箱48の上部におけ
る下面との間には、ばね84が介在されおり、第
2支持枠58がばね84のばね力によつて下方に
向けて付勢されている。
位置検出手段34,35は、第7図に示すよう
に、モールドチユーブ33のタンデイツシユノズ
ル14寄りの端部における上部内面および下部内
面への溶融金属の接触開始位置を検出すべく設け
られる。これらの位置検出手段34,35は、た
とえば第1図〜第3図の構成における位置検出手
段25と同様に、複数の熱電対85,86をモー
ルドチユーブ33に軸線方向に間隔をあけて埋込
んで成る。このような位置検出手段34,35に
よつて検出された溶融金属12の上部および下部
における接触開始位置は制御手段32に与えられ
る。
に、モールドチユーブ33のタンデイツシユノズ
ル14寄りの端部における上部内面および下部内
面への溶融金属の接触開始位置を検出すべく設け
られる。これらの位置検出手段34,35は、た
とえば第1図〜第3図の構成における位置検出手
段25と同様に、複数の熱電対85,86をモー
ルドチユーブ33に軸線方向に間隔をあけて埋込
んで成る。このような位置検出手段34,35に
よつて検出された溶融金属12の上部および下部
における接触開始位置は制御手段32に与えられ
る。
第8図は制御手段32の構成を示すブロツク図
である。位置検出手段34,35からの信号は制
御手段32の演算部87を介して比較器88に与
えられる。比較器88には設定器89からの信号
が入力されており、比較器88は演算部87およ
び設定器89からの両信号電圧の差に応じた信号
を制御部90に与える。制御部90は比較器88
からの信号に応じて油圧供給手段68を制御す
る。このような制御手段32により、モールドチ
ユーブ33の内面への溶融金属12の接触開始位
置が上部および下部で軸線方向に沿う同一位置で
しかも予め設定した位置となるように、駆動手段
31による第2コイル21の上下方向位置が制御
される。すなわち接触開始位置が位置検出手段3
4によつて検出される上部で、もう1つの位置検
出手段35によつて検出される下部よりも引抜き
方向45下流側(第7図の右方)になるとき、第
2コイル21が上方に変位される。そのため、溶
融金属12の下部に中心方向の大きな電磁力が作
用し、上述のように接触開始位置が上下で同一位
置となるように、または後述の第9図のように上
部167で下部166よりも引抜き方向45上流
側(第9図の左方)になるようにされる。
である。位置検出手段34,35からの信号は制
御手段32の演算部87を介して比較器88に与
えられる。比較器88には設定器89からの信号
が入力されており、比較器88は演算部87およ
び設定器89からの両信号電圧の差に応じた信号
を制御部90に与える。制御部90は比較器88
からの信号に応じて油圧供給手段68を制御す
る。このような制御手段32により、モールドチ
ユーブ33の内面への溶融金属12の接触開始位
置が上部および下部で軸線方向に沿う同一位置で
しかも予め設定した位置となるように、駆動手段
31による第2コイル21の上下方向位置が制御
される。すなわち接触開始位置が位置検出手段3
4によつて検出される上部で、もう1つの位置検
出手段35によつて検出される下部よりも引抜き
方向45下流側(第7図の右方)になるとき、第
2コイル21が上方に変位される。そのため、溶
融金属12の下部に中心方向の大きな電磁力が作
用し、上述のように接触開始位置が上下で同一位
置となるように、または後述の第9図のように上
部167で下部166よりも引抜き方向45上流
側(第9図の左方)になるようにされる。
上述のごとくモールドチユーブ33の内面への
溶融金属12の接触開始位置が上部および下部で
設定された同一の位置に保持されると、溶融金属
12の両側部も必然的に同一位置となる。したが
つて溶融金属12はモールドチユーブ33の内面
全周にわたつて軸線方向に沿う同一の設定位置で
モールドチユーブ33の内面に接触を開始するこ
とになる。それによつて、モールドチユーブ33
内における冷却帯の長さが溶融金属の全周にわた
つて均等になり、凝固厚さが全周にわたつて均一
となるので良好な鋳片を得ることができる。
溶融金属12の接触開始位置が上部および下部で
設定された同一の位置に保持されると、溶融金属
12の両側部も必然的に同一位置となる。したが
つて溶融金属12はモールドチユーブ33の内面
全周にわたつて軸線方向に沿う同一の設定位置で
モールドチユーブ33の内面に接触を開始するこ
とになる。それによつて、モールドチユーブ33
内における冷却帯の長さが溶融金属の全周にわた
つて均等になり、凝固厚さが全周にわたつて均一
となるので良好な鋳片を得ることができる。
本発明の他の実施例として第7図に示すごとく
モールド3の出口において、溶融金属12の上下
表層部における凝固シエルの厚さを測定する凝固
厚み計91,92を設けてもよい。これらの凝固
厚み計91,92による検出値は、第8図で示す
ように、制御手段32の演算部93を介して比較
器88に与えられる。このようにすれば、モール
ド3の出口における凝固シエルの厚さが駆動手段
31の制御にフイードバツクされることになり、
より精密な制御が可能となる。なお、凝固厚み計
91,92に代えて、輻射表面温度計であつても
よい。すなわち凝固シエルの厚さが下部で上部よ
り大きいとき、第2コイル21を上方に変位す
る。そのため溶融金属12の下部に中心方向の大
きな電磁力が作用し、前記接触開始位置を引抜き
方向下流側に移動することができ、あるいは、溶
融金属12の下部のモールドチユーブ33内面と
の接触圧を小さくすることができる。こうして凝
固シエルの厚さを、モールド3の出口において上
部と下部とで等しくすることができる。
モールド3の出口において、溶融金属12の上下
表層部における凝固シエルの厚さを測定する凝固
厚み計91,92を設けてもよい。これらの凝固
厚み計91,92による検出値は、第8図で示す
ように、制御手段32の演算部93を介して比較
器88に与えられる。このようにすれば、モール
ド3の出口における凝固シエルの厚さが駆動手段
31の制御にフイードバツクされることになり、
より精密な制御が可能となる。なお、凝固厚み計
91,92に代えて、輻射表面温度計であつても
よい。すなわち凝固シエルの厚さが下部で上部よ
り大きいとき、第2コイル21を上方に変位す
る。そのため溶融金属12の下部に中心方向の大
きな電磁力が作用し、前記接触開始位置を引抜き
方向下流側に移動することができ、あるいは、溶
融金属12の下部のモールドチユーブ33内面と
の接触圧を小さくすることができる。こうして凝
固シエルの厚さを、モールド3の出口において上
部と下部とで等しくすることができる。
本発明のさらに他の実施例として、第4図〜第
8図の実施例において第1コイル20を省略して
もよい。
8図の実施例において第1コイル20を省略して
もよい。
本発明の他の実施例として、電磁界発生手段を
引抜き方向45に沿つて移動することができるよ
うにしてもよい。これによつて溶融金属12の接
触開始位置を変化させ、冷却条件を変化させるこ
とができる。
引抜き方向45に沿つて移動することができるよ
うにしてもよい。これによつて溶融金属12の接
触開始位置を変化させ、冷却条件を変化させるこ
とができる。
本発明のさらに他の実施例として、第9図に簡
略化して示すように、モールドチユーブ33の下
部における接触開始位置166を、上部における
接触開始位置167よりも引抜き方向45に沿う
前方位置に制御するようにしてもよい。こうすれ
ば溶融金属12のモールドチユーブ33との接触
長さが上下で異なり、下部の接触長さが小となる
が、溶融金属12の下部の方がモールドチユーブ
33への接触圧が大である。そのため、接触長さ
が比較的短くても冷却条件は上部と均等になり、
したがつて溶融金属12の全周にわたつて凝固厚
さを均一にすることができる。
略化して示すように、モールドチユーブ33の下
部における接触開始位置166を、上部における
接触開始位置167よりも引抜き方向45に沿う
前方位置に制御するようにしてもよい。こうすれ
ば溶融金属12のモールドチユーブ33との接触
長さが上下で異なり、下部の接触長さが小となる
が、溶融金属12の下部の方がモールドチユーブ
33への接触圧が大である。そのため、接触長さ
が比較的短くても冷却条件は上部と均等になり、
したがつて溶融金属12の全周にわたつて凝固厚
さを均一にすることができる。
本発明の他の実施例として、各油圧シリンダ6
7は、空気圧シリンダであつてもよく、またモー
タであつてもよい。また上述の各実施例では、タ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の軸直
角断面が矩形である場合を示したが、タンデイツ
シユノズル14およびモールド3の軸直角断面は
円形であつてもよい。タンデイツシユノズル14
とモールド3との各内面は面一であつてもよく、
面一でなくてもよい。
7は、空気圧シリンダであつてもよく、またモー
タであつてもよい。また上述の各実施例では、タ
ンデイツシユノズル14およびモールド3の軸直
角断面が矩形である場合を示したが、タンデイツ
シユノズル14およびモールド3の軸直角断面は
円形であつてもよい。タンデイツシユノズル14
とモールド3との各内面は面一であつてもよく、
面一でなくてもよい。
上述のごとく本件第1発明によれば、溶融金属
のモールドへの接触開始位置が予め設定した位置
となるようにコイルが上下に変位されるので、溶
融金属の重力補償を確実に行なうことができるよ
うになり、溶融金属の表層部に作用する静圧の変
動に拘らず、常に安定した冷却条件で冷却を達成
することができ、良好な鋳片を得ることができ
る。また、タンデイツシユノズルから溶融金属が
離反する位置も設定位置に保持されるので、潤滑
剤を安定的に供給することもできる。
のモールドへの接触開始位置が予め設定した位置
となるようにコイルが上下に変位されるので、溶
融金属の重力補償を確実に行なうことができるよ
うになり、溶融金属の表層部に作用する静圧の変
動に拘らず、常に安定した冷却条件で冷却を達成
することができ、良好な鋳片を得ることができ
る。また、タンデイツシユノズルから溶融金属が
離反する位置も設定位置に保持されるので、潤滑
剤を安定的に供給することもできる。
また本件第2発明によれば、モールド出口にお
ける鋳造体の上下の凝固シエルの厚さをほぼ等し
くすることができ、これによつて溶融金属の全周
にわたつて凝固厚さを均一にすることができる。
このようにして常に安定した冷却条件で冷却を達
成することができ、良好な鋳片を得ることができ
る。
ける鋳造体の上下の凝固シエルの厚さをほぼ等し
くすることができ、これによつて溶融金属の全周
にわたつて凝固厚さを均一にすることができる。
このようにして常に安定した冷却条件で冷却を達
成することができ、良好な鋳片を得ることができ
る。
第1図は本発明の基礎となる構成を示す全体の
系統図、第2図はモールド3付近の拡大断面図、
第3図は位置検出手段25付近を示す拡大断面
図、第4図は本発明の一実施例の断面図、第5図
は第4図の切断面線−から見た断面図、第6
図は第4図の切断面線−から見た断面図、第
7図は第4図のモールド3付近の拡大断面図、第
8図は制御手段32の構成を示すブロツク図、第
9図は本発明の他の実施例の簡略化した断面図で
ある。 3……モールド、12……溶融金属、14……
タンデイツシユノズル、17……境界、18……
電磁界発生手段、19……電源、20……第1コ
イル、21……第2コイル、23……接触開始位
置、24……凝固シエル、25,34,35……
位置検出手段、28,32……制御手段、31…
…駆動手段、45……引抜き方向、67……油圧
シリンダ、91,92……凝固厚み計。
系統図、第2図はモールド3付近の拡大断面図、
第3図は位置検出手段25付近を示す拡大断面
図、第4図は本発明の一実施例の断面図、第5図
は第4図の切断面線−から見た断面図、第6
図は第4図の切断面線−から見た断面図、第
7図は第4図のモールド3付近の拡大断面図、第
8図は制御手段32の構成を示すブロツク図、第
9図は本発明の他の実施例の簡略化した断面図で
ある。 3……モールド、12……溶融金属、14……
タンデイツシユノズル、17……境界、18……
電磁界発生手段、19……電源、20……第1コ
イル、21……第2コイル、23……接触開始位
置、24……凝固シエル、25,34,35……
位置検出手段、28,32……制御手段、31…
…駆動手段、45……引抜き方向、67……油圧
シリンダ、91,92……凝固厚み計。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タンデイツシユノズルの少なくともモールド
寄りの部分を外囲してその半径方向に間隔をあけ
て巻回されて構成され、タンデイツシユノズルと
モールドの軸線よりも上方に軸線を有するように
偏心可能に設けられ、交流電力によつて励磁さ
れ、溶融金属がタンデイツシユノズルとモールド
との境界付近で縮径するように溶融金属に中心方
向に向けて電磁力を作用させるコイルと、 縮径した溶融金属のモールド内面への上下の各
接触開始位置を検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、接触開始
位置が溶融金属の上部で下部よりも引抜き方向下
流側になるときコイルを上方に変位するように駆
動手段を制御する制御手段とを含むことを特徴と
する水平連続鋳造装置。 2 タンデイツシユノズルの少なくともモールド
寄りの部分を外囲してその半径方向に間隔をあけ
て巻回されて構成され、タンデイツシユノズルと
モールドの軸線よりも上方に軸線を有するように
偏心可能に設けられ、交流電力によつて励磁さ
れ、溶融金属がタンデイツシユノズルとモールド
との境界付近で縮径するように溶融金属に中心方
向に向けて電磁力を作用させるコイルと、 モールド出口における鋳造体の上下の凝固シエ
ルの厚さを検出する検出手段と、 前記コイルを上下に移動する駆動手段と、 前記検出手段の検出出力に応答して、凝固シエ
ルの厚さが下部で上部よりも大きいときコイルを
上方に変位するように駆動手段を制御する制御手
段とを含むことを特徴とする水平連続鋳造装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18588081A JPS5886958A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 水平連続鋳造装置 |
| KR8204972A KR870000714B1 (ko) | 1981-11-18 | 1982-11-04 | 수평 연속 주조방법 |
| EP82110383A EP0079580B1 (en) | 1981-11-18 | 1982-11-11 | Horizontal continuous casting method |
| DE8282110383T DE3266426D1 (en) | 1981-11-18 | 1982-11-11 | Horizontal continuous casting method |
| US06/441,704 US4495982A (en) | 1981-11-18 | 1982-11-15 | Horizontal continuous casting method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18588081A JPS5886958A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 水平連続鋳造装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3871087A Division JPS62187548A (ja) | 1987-02-21 | 1987-02-21 | 水平連続鋳造装置 |
| JP3871187A Division JPS62187549A (ja) | 1987-02-21 | 1987-02-21 | 水平連続鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5886958A JPS5886958A (ja) | 1983-05-24 |
| JPS645985B2 true JPS645985B2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=16178487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18588081A Granted JPS5886958A (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 水平連続鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5886958A (ja) |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP18588081A patent/JPS5886958A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5886958A (ja) | 1983-05-24 |
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