JPH0124007B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124007B2 JPH0124007B2 JP56129218A JP12921881A JPH0124007B2 JP H0124007 B2 JPH0124007 B2 JP H0124007B2 JP 56129218 A JP56129218 A JP 56129218A JP 12921881 A JP12921881 A JP 12921881A JP H0124007 B2 JPH0124007 B2 JP H0124007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- vinyl chloride
- chloride resin
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- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は地中線用ケーブル防護管に関するもの
である。配電設備等は公衆安全、美観等のために
地中に埋設することが盛んに行われるようになつ
てきている。 そして埋設にあたつては、電力ケーブルを保護
するために、鋼管、ヒユーム管、石綿管、塩化ビ
ニル管等が防護管として使用されている。しかし
ながら、鋼管は管の重量が大きいため、運搬や据
付け等に重機を必要とするうえ、接続の際には切
断およびねじ切りに専用の工具が必要であり、配
管の作業性がよくない。ヒユーム管はケーブル防
護管の中では最も重量が大きく運搬や据付け等は
鋼管同様に作業性がよくなく、また重くて脆い素
材であるため、落体衝撃強度に劣り運搬や配管現
場でロスが生じやすく、また接続部の水密性と接
続強度が不十分であるため、接続部のコンクリー
ト胴締めが必要である。一方、布設後において
も、つるはし等による衝撃に弱く、ケーブル損傷
のために電力の安定供給に支障をきたすことがあ
る。石綿セメント管は比較的軽量であるが吸水率
が大きいため物理的性質の変化が大きく強度も低
い素材であるため、コンクリート胴締工法により
保護しなければならず、コンクリートの養生期間
中は管の埋戻しが行なえないため、市街地や商店
街、交通量の多い道路等では工事期間中周辺住民
や市民生活に与える影響が大きくなり、適当な材
料とはいえない。また一般の塩化ビニル管は地中
線用ケーブル保護管として用いた場合、ケーブル
の発熱によつて70℃以上の高温になるため、これ
らの条件下では剛性及び偏平圧縮強度が低下して
埋設強度が低下するとともに、鋭利なつるはし等
による衝撃に対して、ひび割れ又は貫通等破損し
やすいという欠点を有していた。 このような一般の塩化ビニル管の欠点を改良す
るために、塩化ビニル樹脂よりも熱変形温度の高
い後塩素化塩化ビニル樹脂を塩化ビニル樹脂と併
用し、この混合物に塩素化ポリエチレンを少量
(5〜10重量%)添加することにより、前記後塩
素化塩化ビニル樹脂の有する耐熱性をあまり低下
させることなく衝撃強度を向上させる塩化ビニル
系樹脂組成物が提案されている。しかしながら、
このような樹脂組成物より押出成形して得られる
管は、低温での衝撃強度が低く、より過酷な性能
が要求される地中線用ケーブル防護管として実用
上満足して使用できるものではなかつた。 本発明の目的は、管の運搬、据付けが人力で行
うことができること、配管作業が容易でコンクリ
ート胴締め等の補助工法を必要としないこと、通
電時の発熱による管体温度が少なくとも80℃程度
に耐え且つ土圧や輪荷重で変形しない強度がある
こと、水道、下水、ガス等の他企業の工事の際、
受けるつるはし等の衝撃荷重によつて管が破壊し
ないこと等、作業性、衝撃強度および耐熱強度に
おいてのバランスがとれた地中線用ケーブル防護
管を提供することにある。 本発明の要旨は後塩素化塩化ビニル樹脂、又は
塩化ビニル樹脂を20重量%以下含有する後塩素化
塩化ビニル樹脂混合物100重量部に、塩素化ポリ
エチレンが12重量部以上にして且つ前記後塩素化
塩化ビニル樹脂100重量部に対して20重量部以下
の範囲で添加されてなる組成物からなる地中線用
ケーブル防護管に存する。 本発明において使用される後塩素化塩化ビニル
樹脂は塩化ビニル樹脂が後塩素化処理されたもの
であつて、特に限定されるものではないが、塩素
含量が64〜68重量%のものが好ましく、より好ま
しくは65〜67重量%のものである。又重合度も特
に限定されるものではないが、800〜1400である
のが好ましい。 本発明において使用される塩化ビニル樹脂は特
に限定されるものではなく、一般にパイプ、成型
品等に使用されているものでよいが、懸濁重合で
合成された重合度1000〜1500のものが好ましい。 本発明において使用される塩素化ポリエチレン
はポリエチレンが後塩素化処理されたものであつ
て、特に限定されるものではないが、塩素含量が
30〜40重量%のものが好ましく、より好ましくは
33〜37重量%のものである。 本発明においては、上記後塩素化塩化ビニル樹
脂、又は上記塩化ビニル樹脂を20重量%以下含有
する上記後塩素化塩化ビニル樹脂混合物100重量
部に、上記塩素化ポリエチレンが12重量部以上に
して且つ前記後塩素化塩化ビニル樹脂100重量部
に対して20重量部以下の範囲で添加され、得られ
た組成物が押出成形されて地中線用ケーブル防護
管が得られるのである。 後塩素化塩化ビニル樹脂混合物中の塩化ビニル
樹脂の含有量が20重量%を越えると、熱変形温度
が低下し高温での偏平耐圧縮強度が低下するの
で、前記塩化ビニル樹脂の含有量は20重量%以下
の範囲に定められるのである。 又、塩素化ポリエチレンは添加量が少ないと低
温での耐衝撃性が低下し、われやすくなり、逆に
添加量が多いと熱変形温度が低下し高温での偏平
耐圧縮強度が低下するので、塩素化ポリエチレン
は前記後塩素化塩化ビニル樹脂、又は塩化ビニル
樹脂を20重量%以下含有する後塩素化塩化ビニル
樹脂混合物100重量部に対して12重量部以上であ
つて且つ前記後塩素化塩化ビニル樹脂100重量部
に対して20重量部以下の範囲で添加されるのであ
る。 本発明で使用される組成物の構成は上述の通り
であるが、さらに安定剤、滑剤、顔料、充填材等
が適宜添加され得る。 又本発明においては上記組成物がパイプ状に押
出成形されて地中線用ケーブル防護管が製造され
るが、押出成形法は特に限定されるものではな
く、公知の任意の方法が採用されてよい。 更に、前記地中線用ケーブル防護管の肉厚は、
低温及び高温における衝撃強度及び耐熱強度等の
特性面からは厚いほど好ましく、一方、運搬、据
付け、配管現場での作業性及びコスト等の特性面
からは薄いほど好ましいが、本発明においてはこ
れらの特性面におけるバランスがとれるように前
記地中線用ケーブル防護管の内径D/肉厚t比を
目安として、この比D/tが16以下の条件を満足
する(例えばD=130mmのとき、130/t≦16、即
ちt≧130/16≒8.1mmの条件を満足する)よう
に、地中線用ケーブル防護管の肉厚を適宜決めれ
ばよい。 上述の如くして得られた本発明地中線用ケーブ
ル防護管の使用方法は特に限定されるものではな
く公知の任意の方法が採用されてよい。 本発明地中線用ケーブル防護管は上述の通りの
構成であるから、ヤング率は80℃又は85℃におい
ても1.3×104Kg/cm2以上あり、80℃又は85℃にお
ける偏平圧縮強度も非常に高く、地中に埋設され
て管体温度が80℃又はそれ以上の高温になつても
埋設荷重に耐えうる強度を有している。又シヤル
ピー衝撃値も20Kg・cm/cm2以上と高く、つるはし
等で衝撃が加わつてもひび割れや貫通がなく耐衝
撃性が優れている。又サンシヤイン100時間照射
後のシヤルピー衝撃値も14.5Kg・cm/cm2以上と高
く耐候性も優れている。そして塩化ビニル系樹脂
を主体とするものであるから鋼管等に比して軽量
であつて配管や埋戻しの作業性がよい。しかして
作業性、衝撃強度および耐熱強度等バランスのと
れた地中線用ケーブルの防護管として好適に使用
されるのである。 以下本発明を実施例により説明する。なお以下
単に「部」とあるのは「重量部」を意味する。 実施例 1 第1表に示した所定量の塩化ビニル樹脂(重合
度1000)、後塩素化塩化ビニル樹脂(塩素含有量
67重量%)及び塩素化ポリエチレン(塩素含有量
35重量%)にスズ系安定剤2.5部、ステアリン酸
カルシウム1部、ステアリン酸1部及びパラフイ
ンワツクス1部を添加し、均一に混合した後2軸
押出機で押出して外径147mm、内径130mm(肉厚
8.5mm)のパイプを得た。 得られたパイプを使用し、JISC−8430に準拠
して80℃及び85℃で偏平圧縮試験(2.5%偏平時
の荷重)を行つた結果を第1表に示した。又
JISK−7111に準拠して20℃でシヤルビー衝撃強
度を測定し、JISC−3801に準拠して0℃、80℃
及び85℃でつるはし試験を行つた結果を実施例1
として第1表に示した。 上記したJISC−3801は電路に用いる磁器製が
いしの試験方法について規定したものであるが、
ここでは7.1.4打撃耐荷重試験の項に記載された
打撃試験機と同様の装置により、作業者が頭上後
方よりつるはしを振り下した時の衝撃エネルギー
に相当するように、先端に16.16Kgの端子を設け
た1m長の振子を95゜振り上げ角度で離して、該
端子をパイプに打ちつけるという試験を行つた。 なお比較のために塩化ビニル樹脂、後塩素化塩
化ビニル樹脂及び塩素化ポリエチレンの比率を変
化させ、実施例1で行つたと同様にして測定を行
い、その結果を比較例1として第1表に示した。 第1表より塩化ビニル樹脂含有量が10〜20重量
%の範囲の樹脂組成物からなる本発明地中線用ケ
ーブル防護管は80℃での偏平圧縮強度(2.5%偏
平時)が20.9〜23.6Kg/5cm巾と要求強度の20.7
Kg/5cm巾以上あるので、実用上80℃の耐熱温度
が要求される状況下、例えば2列2段(4条)の
配管条数を2列3段(6条)と増加させた状況下
で使用できる。又、塩化ビニル樹脂含有量が10重
量%以下の範囲の樹脂組成物、又は後塩素化塩化
ビニル樹脂単独からなる本発明地中線用ケーブル
防護管は、塩素化ポリエチレンの添加量を最適化
することにより、85℃での偏平圧縮強度(2.5%
偏平時)が20.8〜23.5Kg/5cm巾と要求強度の
20.7Kg/5cm巾以上あるので、実用上80℃の耐熱
温度が要求される前記状況下での使用は勿論、実
用上85℃の耐熱温度が要求される状況下例えば配
管条数を3列3段(9段)と増加させた状況下で
使用できる。 実施例 2 塩化ビニル樹脂(重合度1000)10部、後塩素化
塩化ビニル樹脂(塩素含有量67重量%)90部及び
塩素化ポリエチレン(塩素含有量35重量%)14重
量部にスズ系安定剤2.5部、ステアリン酸カルシ
ウム1部、ステアリン酸1部及びパラフインワツ
クス1部を添加し、均一に混合した後2軸押出機
で押出して内径130mm、肉厚8.0,8.5,9.0,9.5mm
のそれぞれのパイプを得た。得られたパイプを使
用し、JISC−8430に準拠して80℃で偏平圧縮試
験(2.5%偏平時の荷重)を行つた結果を実施例
2として第2表に示した。
である。配電設備等は公衆安全、美観等のために
地中に埋設することが盛んに行われるようになつ
てきている。 そして埋設にあたつては、電力ケーブルを保護
するために、鋼管、ヒユーム管、石綿管、塩化ビ
ニル管等が防護管として使用されている。しかし
ながら、鋼管は管の重量が大きいため、運搬や据
付け等に重機を必要とするうえ、接続の際には切
断およびねじ切りに専用の工具が必要であり、配
管の作業性がよくない。ヒユーム管はケーブル防
護管の中では最も重量が大きく運搬や据付け等は
鋼管同様に作業性がよくなく、また重くて脆い素
材であるため、落体衝撃強度に劣り運搬や配管現
場でロスが生じやすく、また接続部の水密性と接
続強度が不十分であるため、接続部のコンクリー
ト胴締めが必要である。一方、布設後において
も、つるはし等による衝撃に弱く、ケーブル損傷
のために電力の安定供給に支障をきたすことがあ
る。石綿セメント管は比較的軽量であるが吸水率
が大きいため物理的性質の変化が大きく強度も低
い素材であるため、コンクリート胴締工法により
保護しなければならず、コンクリートの養生期間
中は管の埋戻しが行なえないため、市街地や商店
街、交通量の多い道路等では工事期間中周辺住民
や市民生活に与える影響が大きくなり、適当な材
料とはいえない。また一般の塩化ビニル管は地中
線用ケーブル保護管として用いた場合、ケーブル
の発熱によつて70℃以上の高温になるため、これ
らの条件下では剛性及び偏平圧縮強度が低下して
埋設強度が低下するとともに、鋭利なつるはし等
による衝撃に対して、ひび割れ又は貫通等破損し
やすいという欠点を有していた。 このような一般の塩化ビニル管の欠点を改良す
るために、塩化ビニル樹脂よりも熱変形温度の高
い後塩素化塩化ビニル樹脂を塩化ビニル樹脂と併
用し、この混合物に塩素化ポリエチレンを少量
(5〜10重量%)添加することにより、前記後塩
素化塩化ビニル樹脂の有する耐熱性をあまり低下
させることなく衝撃強度を向上させる塩化ビニル
系樹脂組成物が提案されている。しかしながら、
このような樹脂組成物より押出成形して得られる
管は、低温での衝撃強度が低く、より過酷な性能
が要求される地中線用ケーブル防護管として実用
上満足して使用できるものではなかつた。 本発明の目的は、管の運搬、据付けが人力で行
うことができること、配管作業が容易でコンクリ
ート胴締め等の補助工法を必要としないこと、通
電時の発熱による管体温度が少なくとも80℃程度
に耐え且つ土圧や輪荷重で変形しない強度がある
こと、水道、下水、ガス等の他企業の工事の際、
受けるつるはし等の衝撃荷重によつて管が破壊し
ないこと等、作業性、衝撃強度および耐熱強度に
おいてのバランスがとれた地中線用ケーブル防護
管を提供することにある。 本発明の要旨は後塩素化塩化ビニル樹脂、又は
塩化ビニル樹脂を20重量%以下含有する後塩素化
塩化ビニル樹脂混合物100重量部に、塩素化ポリ
エチレンが12重量部以上にして且つ前記後塩素化
塩化ビニル樹脂100重量部に対して20重量部以下
の範囲で添加されてなる組成物からなる地中線用
ケーブル防護管に存する。 本発明において使用される後塩素化塩化ビニル
樹脂は塩化ビニル樹脂が後塩素化処理されたもの
であつて、特に限定されるものではないが、塩素
含量が64〜68重量%のものが好ましく、より好ま
しくは65〜67重量%のものである。又重合度も特
に限定されるものではないが、800〜1400である
のが好ましい。 本発明において使用される塩化ビニル樹脂は特
に限定されるものではなく、一般にパイプ、成型
品等に使用されているものでよいが、懸濁重合で
合成された重合度1000〜1500のものが好ましい。 本発明において使用される塩素化ポリエチレン
はポリエチレンが後塩素化処理されたものであつ
て、特に限定されるものではないが、塩素含量が
30〜40重量%のものが好ましく、より好ましくは
33〜37重量%のものである。 本発明においては、上記後塩素化塩化ビニル樹
脂、又は上記塩化ビニル樹脂を20重量%以下含有
する上記後塩素化塩化ビニル樹脂混合物100重量
部に、上記塩素化ポリエチレンが12重量部以上に
して且つ前記後塩素化塩化ビニル樹脂100重量部
に対して20重量部以下の範囲で添加され、得られ
た組成物が押出成形されて地中線用ケーブル防護
管が得られるのである。 後塩素化塩化ビニル樹脂混合物中の塩化ビニル
樹脂の含有量が20重量%を越えると、熱変形温度
が低下し高温での偏平耐圧縮強度が低下するの
で、前記塩化ビニル樹脂の含有量は20重量%以下
の範囲に定められるのである。 又、塩素化ポリエチレンは添加量が少ないと低
温での耐衝撃性が低下し、われやすくなり、逆に
添加量が多いと熱変形温度が低下し高温での偏平
耐圧縮強度が低下するので、塩素化ポリエチレン
は前記後塩素化塩化ビニル樹脂、又は塩化ビニル
樹脂を20重量%以下含有する後塩素化塩化ビニル
樹脂混合物100重量部に対して12重量部以上であ
つて且つ前記後塩素化塩化ビニル樹脂100重量部
に対して20重量部以下の範囲で添加されるのであ
る。 本発明で使用される組成物の構成は上述の通り
であるが、さらに安定剤、滑剤、顔料、充填材等
が適宜添加され得る。 又本発明においては上記組成物がパイプ状に押
出成形されて地中線用ケーブル防護管が製造され
るが、押出成形法は特に限定されるものではな
く、公知の任意の方法が採用されてよい。 更に、前記地中線用ケーブル防護管の肉厚は、
低温及び高温における衝撃強度及び耐熱強度等の
特性面からは厚いほど好ましく、一方、運搬、据
付け、配管現場での作業性及びコスト等の特性面
からは薄いほど好ましいが、本発明においてはこ
れらの特性面におけるバランスがとれるように前
記地中線用ケーブル防護管の内径D/肉厚t比を
目安として、この比D/tが16以下の条件を満足
する(例えばD=130mmのとき、130/t≦16、即
ちt≧130/16≒8.1mmの条件を満足する)よう
に、地中線用ケーブル防護管の肉厚を適宜決めれ
ばよい。 上述の如くして得られた本発明地中線用ケーブ
ル防護管の使用方法は特に限定されるものではな
く公知の任意の方法が採用されてよい。 本発明地中線用ケーブル防護管は上述の通りの
構成であるから、ヤング率は80℃又は85℃におい
ても1.3×104Kg/cm2以上あり、80℃又は85℃にお
ける偏平圧縮強度も非常に高く、地中に埋設され
て管体温度が80℃又はそれ以上の高温になつても
埋設荷重に耐えうる強度を有している。又シヤル
ピー衝撃値も20Kg・cm/cm2以上と高く、つるはし
等で衝撃が加わつてもひび割れや貫通がなく耐衝
撃性が優れている。又サンシヤイン100時間照射
後のシヤルピー衝撃値も14.5Kg・cm/cm2以上と高
く耐候性も優れている。そして塩化ビニル系樹脂
を主体とするものであるから鋼管等に比して軽量
であつて配管や埋戻しの作業性がよい。しかして
作業性、衝撃強度および耐熱強度等バランスのと
れた地中線用ケーブルの防護管として好適に使用
されるのである。 以下本発明を実施例により説明する。なお以下
単に「部」とあるのは「重量部」を意味する。 実施例 1 第1表に示した所定量の塩化ビニル樹脂(重合
度1000)、後塩素化塩化ビニル樹脂(塩素含有量
67重量%)及び塩素化ポリエチレン(塩素含有量
35重量%)にスズ系安定剤2.5部、ステアリン酸
カルシウム1部、ステアリン酸1部及びパラフイ
ンワツクス1部を添加し、均一に混合した後2軸
押出機で押出して外径147mm、内径130mm(肉厚
8.5mm)のパイプを得た。 得られたパイプを使用し、JISC−8430に準拠
して80℃及び85℃で偏平圧縮試験(2.5%偏平時
の荷重)を行つた結果を第1表に示した。又
JISK−7111に準拠して20℃でシヤルビー衝撃強
度を測定し、JISC−3801に準拠して0℃、80℃
及び85℃でつるはし試験を行つた結果を実施例1
として第1表に示した。 上記したJISC−3801は電路に用いる磁器製が
いしの試験方法について規定したものであるが、
ここでは7.1.4打撃耐荷重試験の項に記載された
打撃試験機と同様の装置により、作業者が頭上後
方よりつるはしを振り下した時の衝撃エネルギー
に相当するように、先端に16.16Kgの端子を設け
た1m長の振子を95゜振り上げ角度で離して、該
端子をパイプに打ちつけるという試験を行つた。 なお比較のために塩化ビニル樹脂、後塩素化塩
化ビニル樹脂及び塩素化ポリエチレンの比率を変
化させ、実施例1で行つたと同様にして測定を行
い、その結果を比較例1として第1表に示した。 第1表より塩化ビニル樹脂含有量が10〜20重量
%の範囲の樹脂組成物からなる本発明地中線用ケ
ーブル防護管は80℃での偏平圧縮強度(2.5%偏
平時)が20.9〜23.6Kg/5cm巾と要求強度の20.7
Kg/5cm巾以上あるので、実用上80℃の耐熱温度
が要求される状況下、例えば2列2段(4条)の
配管条数を2列3段(6条)と増加させた状況下
で使用できる。又、塩化ビニル樹脂含有量が10重
量%以下の範囲の樹脂組成物、又は後塩素化塩化
ビニル樹脂単独からなる本発明地中線用ケーブル
防護管は、塩素化ポリエチレンの添加量を最適化
することにより、85℃での偏平圧縮強度(2.5%
偏平時)が20.8〜23.5Kg/5cm巾と要求強度の
20.7Kg/5cm巾以上あるので、実用上80℃の耐熱
温度が要求される前記状況下での使用は勿論、実
用上85℃の耐熱温度が要求される状況下例えば配
管条数を3列3段(9段)と増加させた状況下で
使用できる。 実施例 2 塩化ビニル樹脂(重合度1000)10部、後塩素化
塩化ビニル樹脂(塩素含有量67重量%)90部及び
塩素化ポリエチレン(塩素含有量35重量%)14重
量部にスズ系安定剤2.5部、ステアリン酸カルシ
ウム1部、ステアリン酸1部及びパラフインワツ
クス1部を添加し、均一に混合した後2軸押出機
で押出して内径130mm、肉厚8.0,8.5,9.0,9.5mm
のそれぞれのパイプを得た。得られたパイプを使
用し、JISC−8430に準拠して80℃で偏平圧縮試
験(2.5%偏平時の荷重)を行つた結果を実施例
2として第2表に示した。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 後塩素化塩化ビニル樹脂、又は塩化ビニル樹
脂を20重量%以下含有する後塩素化塩化ビニル樹
脂混合物100重量部に、塩素化ポリエチレンが12
重量部以上にして且つ前記後塩素化塩化ビニル樹
脂100重量部に対して20重量部以下の範囲で添加
されてなる組成物からなる地中線用ケーブル防護
管。 2 後塩素化塩化ビニル樹脂の塩素含量が64〜68
重量%である特許請求の範囲第1項記載の地中線
用ケーブル防護管。 3 塩素化ポリエチレンの塩素含量が30〜40重量
%である特許請求の範囲第1項または第2項記載
の地中線用ケーブル防護管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56129218A JPS5833917A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 地中線用ケ−ブル防護管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56129218A JPS5833917A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 地中線用ケ−ブル防護管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5833917A JPS5833917A (ja) | 1983-02-28 |
| JPH0124007B2 true JPH0124007B2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=15004054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56129218A Granted JPS5833917A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 地中線用ケ−ブル防護管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833917A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1544782A1 (de) * | 1965-05-21 | 1969-08-07 | Dynamit Nobel Ag | Verfahren zur Herstellung verformbarer Massen auf der Basis von nachcloriertem Polyvinylchlorid |
| JPS6040248B2 (ja) * | 1980-02-20 | 1985-09-10 | 積水化学工業株式会社 | 地中線用ケ−ブル防護管 |
-
1981
- 1981-08-18 JP JP56129218A patent/JPS5833917A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5833917A (ja) | 1983-02-28 |
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