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JPH0132263B2 - - Google Patents
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JPH0132263B2 - - Google Patents

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JPH0132263B2
JPH0132263B2 JP56029856A JP2985681A JPH0132263B2 JP H0132263 B2 JPH0132263 B2 JP H0132263B2 JP 56029856 A JP56029856 A JP 56029856A JP 2985681 A JP2985681 A JP 2985681A JP H0132263 B2 JPH0132263 B2 JP H0132263B2
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JP
Japan
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pigments
pigment
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natural
parts
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Tadao Nakamura
Makoto Fukushima
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Pola Chemical Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規天然色素顔料に関し、その目的
とするところは天然色素による顔料を提供するこ
とにある。 従来、天然色素、特に水溶性天然色素は主とし
て食品添加物として使用されている。この場合、
溶液状態、スラリー状態、あるいはそれらの状態
のものより溶媒を除去、乾燥した状態で使用され
ることが多く、このような染料としての使用法に
おいては、色素の製品中での溶出が生じ易く、変
色、脱色、接触したものへの着色、皮膚への染着
等の問題がある。これらが化粧料への利用におい
て欠点となつており、特に皮膚中への吸収による
安全性の点で改善が望まれている。 本発明者は、天然色素を用いた優れた顔料を開
発すべく鋭意研究を行つた結果、珪素アルミン酸
のマグネシウム塩ないしカルシウム塩の多孔性微
細粉末が容易に天然色素を吸着固定化して色素が
固着すること、さらにこれが前記問題点を有せず
顔料として優れていることを見出し、この知見に
基づいてこの発明を完成するに至つた。 即ち、本発明は次の天然色素顔料を提供する。 1mμ〜1μの微細粒子よりなり、且つ比表面積
が100〜400m2/g(BET法)の範囲にある二
次粒子粉末である多孔性の珪酸アルミン酸のマ
グネシウム塩及び/又はカルシウム塩にフラボ
ノイド系色素、キノン系色素、カロチノイド系
色素及びモナスカス色素から選択される天然色
素を吸着させたことを特徴とする天然色素顔
料。 1mμ〜1μの微細粒子よりなり、且つ比表面積
が100〜400m2/g(BET法)の範囲にある二
次粒子粉末である多孔性の珪酸アルミン酸のマ
グネシウム塩及び/又はカルシウム塩にフラボ
ノイド系色素、キノン系色素、カロチノイド系
色素及びモナスカス色素から選択される天然色
素を吸着処理し、アルミニウム、バリウム、亜
鉛又はジルコニウムからなる金属塩溶液にて処
理することにより固着処理したことを特徴とす
る天然色素顔料。 本発明の天然色素顔料は、さらに金属塩(水溶
液)により固着処理を行うことにより、その固着
性をさらに増大する。 本発明における天然色素としては、例えば、シ
ソニン、カリステフイン、デルフイニジン、シア
ニン、サフロールイエロー、カカオ色素、コウリ
ヤン色素、ルチン、ラフアニン、クリサンテミ
ン、ハイビスカス色素等のフラボノイド系色素、
ラツカイン酸、カルミン酸(コチニール色素)、
ケルメス色素、アリザリン、シコニン、アルカン
ニン等のキノン系色素、クロシン、クチナシ酵素
処理色素、β―カロチン、リコピン、フコキサン
チン、カプサンチン、アナト―クチナシ黄色素、
カンタキサンチン、クリプトキサンチン等のカロ
チノイド系色素、その他モナスカス色素を採用す
ることができる。 珪酸アルミン酸塩は例えば珪酸アルミン酸マグ
ネシウム、ケイ酸アルミン酸カルシウムである。
例えば、式MO・Al2O3・2SiO2、MO
(OAlSiO32、あるいはこれら水和物(xH2O、x
は0〜少くとも4程度、それ以上も吸水により到
達)がある。上式中Mはマグネシウム、カルシウ
ム等弱塩基性のものを示す。 即ち、メタ珪酸アルミン酸マグネシウム、メタ
珪酸アルミン酸カルシウム等、或いはマグネシウ
ム及びカルシウムの混合組成塩等がある。さらに
2MO・Al2O3・SiO3・xH2Oで代表される珪酸ア
ルミン酸二マグネシウム(又はカルシウム)等が
ある。 これらの珪酸アルミン酸塩は、多孔性粉末であ
り、本質上非晶質の微細粒子が二次粒子を形成し
ており多大の比表面積を有するものである。上述
の組成式は代表的中心値として一般に表わされる
が、実際のものとしては、これに近似の組成を有
するものを包含する。性質は水、アルコール等に
は不溶であるが、アルカリ又は酸には部分的に可
溶である。 珪酸アルミン酸マグネシウム類の一例としては
下記の表1―1に示す組成のものがある。水可溶
物0.1〜0.8%を除き残部は水分である。但しこの
水分は目的に応じ数%以下からさらに多量に含有
保持可能である。
【表】 メタ珪酸アルミン酸マグネシウム或いは珪酸ア
ルミン酸二マグネシウムとしては制酸剤として市
販されているものを用いることも出来る。 なお、上述のMgに代えてCaを用いたもの、或
いは部分的にCaを用いたもの、ないしこれらと
の混合物を用いることは当然可能である。Caを
用いた例示を表1―2に示す。
【表】 なお、単一粒子径は凡そ1mμ〜1μ程度、好まし
くは10mμ〜1μ程度であり、粉末(二次粒子)の
平均粒子径は好ましくは1〜2μから最大500μ程
度までのものを用いる。比表面積はBET法によ
れば100〜400m2/g程度である微細粉体を用いる
のが良い。その10%スラリーのPH値が6〜10程度
となるものが望ましい。 本発明において使用する珪酸アルミン酸塩と天
然色素の比は凡そ10:1〜10:20好ましくは10:
5〜10:15(重量比)程度であるが、但しその限
界は確定的なものではない。 本発明において、天然色素の有する色相いを損
ねずに色素固着や濃色の点で改善すべく含有せし
める金属塩は、例えばアルミニウム、バリウム、
亜鉛、ジルコニウム等無毒性金属の塩であり、こ
れらの金属の塩としてはギ酸塩、酢酸塩、塩酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、ミヨウバン塩等を
用いることができ、例えばアルミニウム、バリウ
ムの酢酸塩、アルミニウム、バリウム、ジルコニ
ウム、亜鉛の塩酸塩、その他にミヨウバン等を用
いる。これらの金属塩による固着処理は目的によ
つては不要であるが、これを用いる場合、珪酸ア
ルミン酸塩(乾燥重量)に対し凡さ0.5〜80%好
ましくは1〜40%である。 上述の金属塩は水溶性であつて固着処理により
酸の残基と天然色素を吸着した珪酸アルミン酸マ
グネシウムの粒子表面とが作用して固着がなされ
るものと解される。 本発明の天然色素顔料は、例えば次の如くして
製造される。 珪酸アルミン酸塩と天然色素を水中、例えば1
〜10%程度の濃度で、或いは溶解性を改善するた
めに必要によりメタノール、エタノール、n―プ
ロパノール、イソプロパノール、プロピレングリ
コール、グリセロール、アセトン、ブタノール
(第1、第2、第3)、エチレングリコール、1.3
―ブタンジオール等の水溶性有機溶媒を適当量含
有した水中で混合し得られた混合物、例えば分散
液、スラリーを20〜100℃程度に処理する。水洗、
乾燥、粉砕することにより、天然色素顔料が製造
される。 このようにして製造された顔料を前記金属塩の
溶液、例えば0.01〜20%程度の水溶液で処理し、
同様に水洗、乾燥、粉砕ないし解砕すると、色素
固着や濃色の点でより優れた天然色素顔料が製造
される。 本発明の顔料は、色相、彩度および着色力に優
れ、さらに水系、油系、乳化系および粉体系のい
ずれに対しても分散性良好で、例えば化粧料や食
品用着色のために極めて有効である。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。 実施例 1(部は重量部を示す) ラツカイン酸10部、富士化学工業(株)製、商品名
ノイシリンuFL2珪酸アルミン酸マグネシウム100
部および5%プロピレングリコール水溶液600部
より得られる混合物を約100℃で1時間煮沸処理、
冷却後24時間放置した。沈澱物を別し、液が
無色状態となるまで水で洗浄後、50℃、10時間乾
燥した。乾燥後ハンマーミルにより粉砕すること
により顔料を得た。 この顔料を色差計(京浜電測器ユニツク603型)
により測定した結果、ハンター表示法ではL値:
25.96、a値:24.49、b値:−2.79の明るい赤紫
色を呈する。後述の実施例3と同様の溶出テスト
の結果は4時間後溶出量は10ppm以下であつた。 この顔料は化粧料例えばリツプカラー、チーク
カラー、アイカラー、フエイスパウダー、マニキ
ユア、ボデイーパウダー等に使用したところ顔料
として十分満足できるものであつた。 実施例 2 ラツカイン酸50部、実施例1と同じメタ珪酸ア
ルミン酸マグネシウム100部および5%プロピレ
ングリコール水溶液600部より得られる混合物を
約100℃で30分間煮沸処理した。冷却後24時間放
置し、沈澱物を別し洗浄後50℃、10時間乾燥し
た。乾燥後ライカイ機によつて粉砕した粉体を、
酢酸アルミニウム4%および酢酸2%を含む水溶
液250部に添加し、50℃、1時間加温後室温冷却
した。24時間放置後、沈澱物を別し、液が無
色状態となるまで水で洗浄し、50℃、15時間乾燥
した。前記同様粉砕し、顔料を得た。この顔料は
L値:22.73、a値:20.27、b値:−1.87の濃赤
紫色を呈した。 実施例 3 カルミン酸40部、実施例1と同じ珪酸アルミン
酸マグネシウム100部および水500部より得られる
混合物を約100℃で30分間煮沸した後冷却した。
室温で24時間放置し、沈澱物を別し水で洗浄
後、50℃、15時間乾燥した。乾燥品を粉砕して顔
料を得た。 実施例 4 上記実施例3にて得られた顔料を酢酸アルミニ
ウム1%および、酢酸0.5%を含む水溶液200部に
添加し、65℃、30分間加温処理した。室温まで冷
却後24時間放置した。沈澱物を別し液が無色
状態となるまで洗浄し、50℃15時間乾燥後、粉砕
し、顔料を得た。これはL値:16.37、a値:
15.07およびb値:−2.63の濃赤紫色を呈する。 このようにして得られた顔料を0.5gとり25ml
の水中に分散し直後〜240分後の液を60分毎に
分光光度計(日立139型)により経時測色した。
その結果を表2に示す。 比較対照のため市販のカルミン酸アルミニウム
レーキ顔料を同様に水中に分散して液の経時分
光光度計測色を行つた。その結果を併せて表2に
示す。
【表】 なお溶出濃度は、吸光度の測定値に基いて算出
した。 即ち、本顔料は直後で市販品の約1/40、4時間
後で約1/100の溶出量を示した。 実施例 5 モナスカス色素50部、実施例1と同じ珪酸アル
ミン酸マグネシウム100部および水500部より得ら
れる混合物を約100℃15分間煮沸処理し室温で冷
却した。24時間放置し沈澱物を別し水で洗浄し
た。洗浄後50℃15時間乾燥しハンマーミルにて粉
砕した粉体をカリウムミヨウバン0.5%を含む水
溶液200部に添加し、65℃30分間加温処理した。
室温まで冷却後24時間放置し沈澱物を別し水で
洗浄した。洗浄後50℃15時間乾燥し同様に粉砕
し、顔料を得た。これは、L値:46.35、a値:
27.81およびb値:12.68を有し、明るい赤色を呈
する。 実施例 6 ラツカイン酸50部、実施例1と同じ珪酸アルミ
ン酸マグネシウム100部および水500部より得られ
た混合物を約100℃で30分間煮沸処理し、室温冷
却後24時間放置した。沈澱物を別後水で洗浄し
た。洗浄後50℃15時間乾燥した後、粉砕した粉体
を酢酸亜鉛5%および酢酸5%を含む水溶液250
部に添加し、50℃30分間加温処理後24時間室温放
置した。沈澱物を別し、洗浄し50℃15時間乾燥
後、粉砕し顔料を得た。これはL値:36.67、a
値:27.10、おつびb値:11.40を有し、明るい赤
色を呈する。 実施例 7 実施例1において、メタ珪酸アルミン酸マグネ
シウム100部の代りにメタ珪酸アルミン酸カルシ
ウム100部を用い、実施例1を繰返し顔料を製造
した。これはL値:38.72、a値:22.55およびb
値:0.47を有し、明るい赤紫色を呈する。化粧料
に使用したとき、顔料として十分満足できるもの
であつた。 実施例 8 実施例2において、メタ珪酸アルミン酸マグネ
シウムの代わりにメタ珪酸アルミン酸カルシウム
100部を用い、実施例2を繰返し顔料を製造した。
これはL値:34.35、a値:22.50およb値:0.40
を有し、濃赤紫色を呈する。 実施例 9 実施例1のメタ珪酸アルミン酸マグネシウムに
代り、同社製珪酸アルミン酸マグネシウム(製品
名富士化学〔ノイシリンA〕)を用いて以下実施
例1と同様にして顔料を得た。実施例1による顔
料に比し遵色のない顔料が得られた。 L値:37.81、a値:20.20、b値:2.48 実施例 10 実施例9と同じ珪酸アルミン酸マグネシウムを
用いて以下実施例2と同様にして顔料を得た。実
施例2の顔料と比べて遵色のない顔料が得られ
た。 L値:35.51、a値:20.03、b値:2.33 実施例 11 ルチン20部、実施例1と同じ珪酸アルミン酸マ
グネシウム100部を熱水800部中に溶解、混合せし
めた後、約100℃で20分間煮沸処理し、室温冷却
後24時間放置し、沈澱物を濾別し洗浄後50℃、10
時間乾燥した。乾燥後、粉砕した粉体を塩化バリ
ウム4%を含む水溶液250部に添加し、60℃にて
30分間加温処理後冷却し、24時間室温放置した。
沈澱物を濾別し、洗浄し50℃、15時間乾燥後、粉
砕し顔料を得た。これはL値:35.78、a値:−
5.28、およびb値:23.41を有し、明るい黄色を
呈する。 実施例 12 アナト―クチナシ黄色素30部、実施例9と同じ
珪酸アルミン酸マグネシウム100部を60℃の温水
800部中に溶解、混合せしめた後、30分間撹拌後、
冷却し24時間放置した。沈澱物を濾別し、洗浄後
40℃、15時間乾燥した。乾燥後、粉砕した粉体を
硫酸ジルコニウム1%を含む水溶液250部に添加
し、65℃、30分間加温処理後冷却し、24時間室温
放置した。沈澱物を濾別し、洗浄し50℃、15時間
乾燥後、粉砕し顔料を得た。これはL値:48.32、
a値:−9.46、およびb値:28.45を有し、淡い
黄色を呈する。 比較試験 本発明の天然色素顔料(試料A及びB)と、本
発明の従来技術である特開昭53−113036号公報の
着色多孔性粉体(試料C及びD)とを用いて、着
色度に関する比較試験を行つた。 (試料) 試料 A 実施例2で吸着処理(ラツカイン酸)のみし
て乾燥したもの(第1工程のみ)。 試料 B 更に金属塩(酢酸アルミニウム)処理したも
の(実施例2そのもの)。 試料 C 前記公報の製造例9に準拠。但し、1重量%
カルサミン水溶液の替りに、ラツカイン酸50
g、5%プロピレングリコール水溶液200ml
を使用し、更に2重量%塩化アルミニウムを
添加せず(金属塩未処理)。 試料 D 上記Cにおいて2重量%塩化アルミニウムを
併用したもの(金属塩処理物)。 (評価方法) A〜Dの各試料を各々0.2gとり、二酸化チタ
ン粉末2.0gとカストルオイル1.2gを加え、フー
バー式マーラー50回転を3回くり返した後、ガラ
スセル中に移し、測色計で測定した。測色値は、
400〜700nm間の反射率からクベルカムンクの式
により着色度(K/S)を求め、20nm毎に合計
した値(Σ(K/S))を算出して着色度の比較を
行つた。その結果を表3に示す。
【表】 表3の結果から明らかなように、本発明品は比
較品に比してはるかに着色力に優れていることが
分る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1mμ〜1μの微細粒子よりなり、且つ比表面積
    が100〜400m2/g(BET法)の範囲にある二次
    粒子粉末である多孔性の珪酸アルミン酸のマグネ
    シウム塩及び/又はカルシウム塩にフラボノイド
    系色素、キノン系色素、カロチノイド系色素及び
    モナスカス色素から選択される天然色素を吸着さ
    せたことを特徴とする天然色素顔料。 2 1mμ〜1μの微細粒子よりなり、且つ比表面積
    が100〜400m2/g(BET法)の範囲にある二次
    粒子粉末である多孔性の珪酸アルミン酸のマグネ
    シウム塩及び/又はカルシウム塩にフラボノイド
    系色素、キノン系色素、カロチノイド系色素及び
    モナスカス色素から選択される天然色素を吸着処
    理し、アルミニウム、バリウム、亜鉛又はジルコ
    ニウムからなる金属塩溶液にて処理することによ
    り固着処理したことを特徴とする天然色素顔料。
JP2985681A 1981-03-04 1981-03-04 Natural coloring matter pigment Granted JPS57145159A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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