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JPH0138104B2 - - Google Patents
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JPH0138104B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0138104B2
JPH0138104B2 JP2526380A JP2526380A JPH0138104B2 JP H0138104 B2 JPH0138104 B2 JP H0138104B2 JP 2526380 A JP2526380 A JP 2526380A JP 2526380 A JP2526380 A JP 2526380A JP H0138104 B2 JPH0138104 B2 JP H0138104B2
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JP
Japan
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compound
formula
sodium
pgi
acid
Prior art date
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Application number
JP2526380A
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Kyotaka Oono
Hiroshi Nagase
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロスタグランジン誘導体の新規な製
造法に関するものである。詳しくは式 で示される5,8,9,11,12,14,15−ヘプタ
ジユ−テロ−6−オキソ−プロスタグランジン
F1〓の製法に関するものである。
本発明によつて得られる式()の化合物は
PGI2()の分解組成物である6−オキソ−
PGF1〓()の5,8,9,11,12,14,15−ヘ
プタジユ−テロ体であり、血中のPGI2()の量
をその分解産物である6−オキソPGF1〓()と
して定量するときの内部標準試薬として有用であ
る。
PGI2()は動脈壁で合成され強力な血小板凝
集抑制、胃酸分泌の抑制、末梢血管の拡張等の広
い範囲にわたる生理作用を有している。そして各
種病体によりその生産量が変化するので体内の
PGI2()量を測定することにより病体の診断に
役立つことが期待される。しかし、PGI2は非常
に不安定で、体内で生成してもすぐ分解してしま
うので直接PGI2の量の測定をすることは困難で
ある。そこで現在その測定はPGI2の分解生成物
である6−オキソPGF1〓()を定量することに
より行なわれている。
ところが生体内で分泌されるPGI2(6−オキソ
PGF1〓)は非常に微量であるのでその測定にはナ
ノ〜ピコグラムのレベルが要求される。そこでそ
のような測定には検出感度が最も高いといわれて
いるガスクロマトグラフ直結質量分析が用いられ
ている。その際内部標準には被測定物質と化学的
性質、ガスクロマトグラフにおける保持時間及び
マススペクトルにおける開裂機構が同一で、フラ
グメントイオンのみが異なる重水素標識体が選ば
れている。そしてさらに誤差を少なくするため
に、マススペクトルチヤート上で、内部標準のピ
ークと、被測定物質のピークが重ならないように
重水素の数が決められている。普通有機化合物の
マススペクトルにおいては、主ピークの+1、+
2には重同位体に基づくピークが表われるので、
ピークが重ならないようにするためには、内部標
準化合物の重水素の数は少なくとも3個以上必要
である。そして、さらに両ピークがはつきり分離
した方が測定は容易になるので6〜7個の重水素
を有する化合物が内部標準としては理想的であ
る。
以上述べたように重水素を6〜7個有する6−
オキソFPG1〓を内部標準に用いてガスクロマトグ
ラフ直結質量分析を行なえば、体内のPGI2(6−
オキソPGF1〓)の正確な定量が容易になり、病体
の診断に役立つことが期待される。
ところで、現在、重水素7個を有する6−オキ
ソPGF1〓すなわち化合物()はすでに酵素法に
より合成されている(C.Pace−Asiah、J・
Amer.Chem.SOC.、98、2348(1976))しかし酵
素法では豚の大動脈ミクロゾーム由来の酵素が入
手しにくいため化合物()を経済的に大量に合
成するには不適切である。一方5,6,8,9,
11,12,14,15−オクタジユ−テロ−PGF2〓()
や、5,6,8,11,12,14,15−ヘプタジユ−
テロ−PGE2は、5,6,8,9,11,12,14,
15−オクタジユ−テロ−アラキドン酸より羊の精
のう腺由来の酵素を用いて大量に合成できること
が知られている。そこで酵素法により大量に得ら
れる()を出発物質とした有機化学的方法によ
る化合物()の製造法を鋭意検討した結果、工
業的で安価な新規製造法を発見するに到り本発明
を完成したものである。
以下、本発明について詳しく述べる。
本発明の化合物(ii)は一般式() 〔式中Rはアルカリ金属、アルカリ土類金属又は
炭素数1〜4のアルキルが置換したテトラアルキ
ルアンモニウムを表わす〕 で表わされる化合物を酸を用いて水和することに
より得られる。すなわち、一般式()の化合物
を溶媒に溶かし、種々の酸を用いてPHを調節した
後有機溶媒により抽出し、その溶媒を濃縮するこ
とによつてほぼ純粋な形で得ることができる。通
常このために用いられる溶媒としては水が好まし
く用いられるが、その際有機溶媒が共存していて
もさしつかえない。共存できる有機溶媒としては
エーテル、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサ
ン、DMF、DMSO、酢酸エチル、ベンゼン、ト
ルエン、クロロホルム等があげられるがもちろん
これに限られるものではない。酸としてはシユウ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、P−トルエンスル
ホン酸等の有機酸、又は塩酸、硫酸、硝酸、リン
酸等の無機酸があげられる。中でもシユウ酸、塩
酸が好ましいが、もちろんこれらに限られるもの
ではない。
PHは4〜2が好ましく特に3〜3.5が好ましい。
抽出溶媒としては一般に有機化合物の抽出に用い
られるもの、たとえば酢酸エチル、トルエン、ベ
ンゼン、クロロホルム、エーテル等があげられ
る。中でも酢酸エチルが好ましく用いられるがも
ちろんこれに限られるものではない。反応温度は
−10゜〜25℃が好ましく、0゜〜5℃が特に好まし
い。
本発明に用いられる化合物()のRとしては
ナトリウム、カリウム、バリウム、カルシウム又
は(R14N+(R1は炭素数1〜4のアルキル)で
示されるテトラアルキルアンモニウムが好まし
く、特にナトリウム、カリウムが好ましい。該化
合物()は、次に示す工程に従つて製造するこ
とができる。
第一工程はメチル化の工程である。すなわち式
()で示される化合物の溶液に、ジアゾメタン
のエーテル溶液を加えるか又は系外で発生させた
ジアゾメタンガスを通ずることによつて化合物
()に変換する工程である。溶媒としてはエー
テル系溶媒たとえばエーテル、1,2−ジメトキ
シエタン、ジオキサン、THFかクロロホルム等
のハロゲン系溶媒、又はエタノール、メタノール
等のアルコール系溶媒、あるいは酢酸エチル等が
あげられる。中でもエーテル、酢酸エチルが好ま
しいがもちろんこれらに限られるものではない。
第二工程は分子内環化工程である。すなわち式
()の化合物にハロゲン化試薬を作用させ式
()(式中Xは臭素又はヨウ素を表わす)を得る
工程である。ハロゲン化試薬としてはN−ブロモ
コハク酸イミド、N−ヨードコハク酸イミド、ヨ
ウ化カリ−ヨウ素等が用いられるがもちろんこれ
らに限られるものではない。溶媒としてはエーテ
ル系溶媒、たとえばTHF、エーテル、1,2−
ジメトキシエタン、ジオキサン等が好ましく用い
られるがこれらに限られるものではない。反応温
度としては−10゜〜80℃が好ましいがもちろんこ
れに限られない。
第三工程は脱ハロゲン化ジユーテリウムの工程
である。すなわち式()(Xは前記定義に同じ)
の化合物を塩基と反応させ、式()の化合物を
得る工程である。塩基は酢酸ナトリウム又はカリ
ウム、安息香酸ナトリウム又はカリウム、ジシク
ロヘキシル−18−クラウン−6と超酸化ナトリウ
ム又はカリウム、トリフルオロ酢酸ナトリウム又
はカリウム、あるいは第3級アミン等が用いら
れ、中でも第3級アミンが好ましく、等に1,5
−ジアザビシクロ〔4,3,0〕ノネン−5,
1,4−ジアザビシクロ〔2,2,2〕オクタ
ン、1,5−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウン
デセン−5が好ましく用いられるが、もちろんこ
れに限られるものではない。溶媒としては芳香族
炭化水素たとえばベンゼン、トルエン等あるいは
エーテル系溶媒たとえばエーテル、THF、ジオ
キサン、1,2−ジメトキシエタン等、あるいは
DMF、DMSO、HMPA等が用いられるが中でも
THF、ベンゼン、DMF、DMSOが好ましいがも
ちろんこれに限られるものではない。反応は一般
に10゜〜150゜の間で行なわれるが25゜〜80℃が好ま
しい。
尚、精製は3級アミン(好ましくはトリエチル
アミン)を含む有機溶媒(好ましくは酢酸エチ
ル)を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフで
行なわれる。
第四工程はメチルエステルを塩基で加水分解し
て化合物()(Rは前記定義に同じ)を得る工
程である。塩基としては水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水
酸化バリウム、水酸化カルシウムが用いられる。
中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ま
しいが、もちろんこれらに限られるものではな
い。
以上の4段階を経て化合物()は製造できる
がその他に化合物()より直接化合物()を
製造する工程を第五工程で説明する。すなわち、
第五工程は式()(式中Xは前記定義に同じ)
の化合物を塩基により脱ハロゲン化ジユーテリウ
ムを行なうと同時にエステルを加水分解し直接式
()(式中Rは、アルカリ金属、アルカリ土類金
属又は、(R14N+(R1は炭素数1〜4個のアルキ
ルを表わす)のテトラアルキルアンモニウムを表
わす)の化合物を得る工程である。塩基としては
水酸化ナトリウム又はカリウム、炭酸ナトリウム
又はカリウム、重炭酸ナトリウム又はカリウム、
あるいは(R14NO2(R1は前記に同じ)のテトラ
アルキルアンモニウムの超酸化物が好ましく、中
でも水酸化ナトリウム又はカリウムが特に好まし
いがもちろんこれに限られるものではない。溶媒
としてはメタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、水とTHF、エーテル、1,2−ジメト
キシエタン、ジオキサン等のエーテル系溶媒の混
合物、DMSO、DMF、HMPAが用いられる。特
にDMSO、DMFが好ましいがもちろんこれに限
られるものではない。
以下に本発明を実施例によりさらに詳しく説明
するが文中略号として次のものを用いた。
m.p.:融点(未補正) IR:赤外線吸収スペクトル(主要なバンドのみ
記載した。) HMR:核磁気共鳴スペクトル(プロトン、
100MHz) Mass:質量スペクトル 参考例 1 5,6,8,9,11,12,14,15−オクタジユ
−テロ−PGF2〓メチルエステル() 5,6,8,9,11,12,14,15−オクタジユ
−テロ−PGF2〓()700mgを酢酸エチル10mlに溶
かし、氷冷下で大過剰のジアゾメタンのエーテル
溶液を加え、10分間撹拌した。反応混合物を濃縮
し、得られた油状物をカラムクロマトグラフ〔シ
リカゲル;アセトニトリル:酢酸エチル(2:
1)〕で分離精製すると680mgの油状物が得られた
(収率97%)。
IRνmax(液膜法):3350、1735cm-1 Mass(m/e):358(M+)、340 参考例 2 5,6,8,9,11,12,14,15−オクタジユ
−テロ−5−ヨード−PGF1メチルエステル
() D−8PGF2〓()500mgをクロロホルム15mlに
溶かしN−ヨウドコハク酸イミド1gを加え、室
温で1時間撹拌した。析出した沈殿を過し、ク
ロロホルムでよく洗い、液を合わせて炭酸水素
ナトリウムの飽和水溶液、次いでチオ硫酸ナトリ
ウムの飽和水溶液、最後に水で洗浄し、乾燥、濃
縮した。得られた油状物をカラムクロマトグラフ
〔シリカゲル;酢酸エチル〕で分離精製すると594
mgのD−8−ヨウドエステル()が得られた
(収率88.5%)。
IRνmax(液膜法):3350、1735cm、-1 HMRδ(CDCl3):0.90(3H、t、J=7.0Hz) 3.67(3H、S) 5.45(1H、S) Mass(m/e):484(M+−18) 参考例 3 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユ−テ
ロ−PGI2メチルエステル() 5,6,8,9,11,12,14,15−オクタジユ
ウテロ−5−ヨードPGI1メチルエステル()
590mgを無水THF20mlに溶かしDBU0.99mlを加え
50℃アルゴン下で14時間撹拌した。冷却後、析出
した沈殿を過しトリエチルアミン1%を含む
THFで洗浄し、液を濃縮した。得られた油状
物をカラムクロマトグラフ〔トリエチルアミン処
理したシリカゲル;1%トリエチルアミンを含む
水で飽和した酢酸エチル〕で分離精製すると219
mgの5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユウ
テローPGI2メチルエステルが得られた(収率49.8
%)。
IRνmax(液膜法):3350、1735、1678cm-1 NMRδ(CDCl3):0.90(3H、t、J=6.0Hz) 3.68(3H、S)、 5.48(1H、S) Mass(m/e):373(M+) 参考例 4 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユ−テ
ロ−PGI2ナトリウム塩() 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユウテ
ロ−PGI2メチルエステル()60mgを1%トリ
エチルアミンを含むメタノール1.36mlに溶かし、
1規定水酸化ナトリウム0.68mlを加え、アルゴン
下、室温で14時間撹拌した。この反応混合物を凍
結乾燥すると5,8,9,11,12,14,15−ヘプ
タジユウテロPGI2のナトリウム塩75mgが得られ
た(3倍モルの水酸化ナトリウムを含む)。
IRνmax(KBr):3350、1690、1660、1560、cm-1 NMR(D2O):0.88(3H、t、J=6.0Hz)、 5.60(1H、S) 実施例 1 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユ−テ
ロ−6−オキソ−PGF1〓() 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユウテ
ロPGI2ナトリウム塩()22mg(3倍モルの水
酸化ナトリウムを含む)を水2mlに溶かし、氷冷
下シユウ酸の飽和水溶液を加えて、PH3に調節
し、酢酸エチルで3回抽出した。酢酸エチル層を
水洗し、乾燥後濃縮すると16mgの結晶が得られた
(m.p.60〜89℃)。
IRνmax(KBr):3400、1700、950cm-1 HMRδ(CD3OD):0.90(3H、t、J=5.0Hz)、 5.42(1H、S) Mass(m/e):水酸基をTMS化し、ケトンをメ
トキシム化し、カルボン酸をメチル化した化合
物のM+ 636 以下同様にしてシユウ酸のかわりに塩酸を用い
ても同じ化合物が得られる。
実施例 2 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユ−テ
ロ−6−オキソ−PGF1〓() 5,8,9,11,12,14,15−ヘプタジユーテ
ロPGI2ナトリウム塩のかわりに5,8,9,11,
12,14,15−ヘプタジユーテロPGI2カリウム塩
20mgを用いて実施例1と同様な方法により13mgの
結晶が得られた(m.p.60〜89℃)。
νmax(KBr):3400、1700、950cm-1 以下同様にしてシユウ酸のかわりに塩酸を用い
ても同じ化合物が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式()においてRはアルカリ金属、アルカリ
    土類金属又は炭素数1〜4のアルキルが置換した
    テトラアルキルアンモニウムを表わす〕 で示される化合物を水和することによる式() で示される5,8,9,11,12,14,15−ヘプタ
    ジユ−テロ−6−オキソ−プロスタグランジン
    F1〓の製造法。
JP2526380A 1980-03-03 1980-03-03 Preparation of 5,8,9,11,12,14,15-heptadeutero-6-oxo- prostaglandin f1alpha Granted JPS56122371A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2526380A JPS56122371A (en) 1980-03-03 1980-03-03 Preparation of 5,8,9,11,12,14,15-heptadeutero-6-oxo- prostaglandin f1alpha

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