JPH0139462B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139462B2 JPH0139462B2 JP56179484A JP17948481A JPH0139462B2 JP H0139462 B2 JPH0139462 B2 JP H0139462B2 JP 56179484 A JP56179484 A JP 56179484A JP 17948481 A JP17948481 A JP 17948481A JP H0139462 B2 JPH0139462 B2 JP H0139462B2
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- Japan
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- water
- magnetic
- composition
- weight
- parts
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Description
本発明は、磁性塗料組成物に関し、特に磁気カ
ード、磁気テープなどの磁気記録媒体を製造する
のに適した水性磁性塗料の製造方法に関する。 これまで磁気記録媒体は一般に有機溶剤に溶解
した合成樹脂の中に磁性顔料を分散したものをバ
ーコーター、リバースロールコーター、ノズルコ
ーターグラビアコーターなどを用いてポリエチレ
ンテレフタレートなどの基体に塗布して乾燥す
る。しかし、有機溶剤を用いる場合は人体に対す
る有害性および火災、爆発などの危険性を伴う。
そこでそれらの問題を解決するために水性エマル
シヨン塗料とすることが必要であるが、水系塗料
の場合磁性顔料の表面処理工程および分散工程に
おいて適切な分散剤の選定がなされなければ発泡
や凝集などの諸問題が生るばかりではなく、最終
塗膜の磁気特性、電磁変換特性はもちろんのこ
と、耐水性、塗膜強度などにも悪影響をおよぼ
す。ここでいう、耐水性への悪影響とは主に分散
剤の親水基が最終塗膜中に残留することから、最
終塗膜が親水性をもつことによる。従来の水性磁
性塗料組成物は、最終塗膜の磁気特性、電磁変換
特性、塗膜強度等に悪影響を与えない程度に十分
な分散を行なわせるために相当量の水溶性界面活
性剤を使用しているものであるので、最終塗膜中
における残留親水基の量も多くなり耐水性の点で
も問題のあるものであつた。 本発明の目的は、前述したような諸問題にかん
がみて、良好な磁気特性及び電磁変換特性を有
し、しかも耐水性及び塗膜強度のすぐれた最終塗
膜を与えうるような水性磁性塗料の製造方法を提
供することである。 本発明による水性磁性塗料の製造方法は、磁性
顔料と、湿潤剤および分散剤としてのアルコール
類またはセロソルブ類およびポリカルボン酸系界
面活性剤と、水とを含む組成にて磁性顔料の表面
処理を行い、該組成物に水をさらに加えて分散
し、該分散した組成物に水系エマルジヨンを加え
て塗料組成物とすることを特徴とする。 本発明によつて磁性顔料の湿潤剤及び分散剤と
してアルコールまたはセロソルブ類とポリカルボ
ン酸系界面活性剤とを併用することにより、水溶
性界面活性剤つまりポリカルボン酸系界面活性剤
の量を著しく減らすことができ、したがつて、最
終塗膜中における残留親水基の量も減少でき、耐
水性のすぐれた磁気塗膜を形成しうる水性磁性塗
料組成物とすることができる。 更に、本発明によつて、ポリカルボン酸系界面
活性剤としてポリカルボン酸アンモニウム塩を使
用すれば、塗布後の乾燥工程において加熱により
脱アンモニウム化が起り、最終塗膜における残留
親水基をなくすることができ、従つて、よりすぐ
れた耐水性を有する磁性塗膜を与えうるものとす
ることができる。 本発明で使用できるアルコールは、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、ブチルアルコール等であり、セロソルブ類
としてはエチルセロソルブ(エチレングリコール
モノエチルエーテル)、ブチルセロソルブ(エチ
レングリコールモノブチルエーテル)などであ
る。またポリカルボン酸系界面活性剤は、ローム
アンドハース社のオロタン731SD、プライマル
850、オロタン901、オロタン960、サンノプコ社
ノプコザントR、ノプコザントRTF、花王石鹸
社のデモールEP、ポイズ520、ポイズ530、ポイ
ズ540などで重合度が10〜1000のものである。さ
らにポリカルボン酸アンモニウム塩としては、ロ
ームアンドハース社のオロタン165、サンノプコ
社のSNデイスパーザント5020などがある。水系
エマルシヨンは、例えば、ポリアクリル酸−メタ
クリル酸系エマルシヨン、酢酸ビニルエマルシヨ
ン、アクリル酸エステル・酢酸ビニル共重合体エ
マルシヨン、アクリル・スチレン共重合体エマル
シヨン、ウレタンエマルシヨン、エポキシエマル
シヨンなどがいずれも使用できる。 以下、本発明の具体的実施例について説明す
る。 実施例 1 次に示す組成で磁性顔料の表面処理を行なう。 r−Fe2O3 50重量部 オロタン731SD(ロームアンドハース社)
4重量部 エチルセロソルブ 15重量部 水 20重量部 上に示した組成物に水20重量部を加えサンドグ
ラインドミルで分散する。次に分散した組成物に
水系エマルシヨンとしてアクリルエマルシヨンの
プライマルHA16(ロームアンドハース社)50重
量部を加え塗料組成物とする。この塗料をノズル
式コーテイング機でポリエチレンテレフタレート
基体に塗布し、80℃で2分間加熱して乾燥させ
る。 実施例 2 r−Fe2O3 50重量部 オロタン165(ロームアンドハース社) 4重量部 ブチルセロソルブ 15重量部 水 20重量部 消泡剤 1〜2重量部 上に示した組成で磁性顔料の表面処理を行ない
水39重量部を加えてボールミルで分散した後、ヨ
ドゾール2D131(カネボウ−NSC社)を50重量部
を加え塗料組成物とする。この塗料をノズル式コ
ーテイング機でポリエチレンテレフタレート基体
に塗布し、80℃で2分間加熱して乾燥させる。 実施例1、2より作製した磁気テープの浸水試
験結果を表1に示す。
ード、磁気テープなどの磁気記録媒体を製造する
のに適した水性磁性塗料の製造方法に関する。 これまで磁気記録媒体は一般に有機溶剤に溶解
した合成樹脂の中に磁性顔料を分散したものをバ
ーコーター、リバースロールコーター、ノズルコ
ーターグラビアコーターなどを用いてポリエチレ
ンテレフタレートなどの基体に塗布して乾燥す
る。しかし、有機溶剤を用いる場合は人体に対す
る有害性および火災、爆発などの危険性を伴う。
そこでそれらの問題を解決するために水性エマル
シヨン塗料とすることが必要であるが、水系塗料
の場合磁性顔料の表面処理工程および分散工程に
おいて適切な分散剤の選定がなされなければ発泡
や凝集などの諸問題が生るばかりではなく、最終
塗膜の磁気特性、電磁変換特性はもちろんのこ
と、耐水性、塗膜強度などにも悪影響をおよぼ
す。ここでいう、耐水性への悪影響とは主に分散
剤の親水基が最終塗膜中に残留することから、最
終塗膜が親水性をもつことによる。従来の水性磁
性塗料組成物は、最終塗膜の磁気特性、電磁変換
特性、塗膜強度等に悪影響を与えない程度に十分
な分散を行なわせるために相当量の水溶性界面活
性剤を使用しているものであるので、最終塗膜中
における残留親水基の量も多くなり耐水性の点で
も問題のあるものであつた。 本発明の目的は、前述したような諸問題にかん
がみて、良好な磁気特性及び電磁変換特性を有
し、しかも耐水性及び塗膜強度のすぐれた最終塗
膜を与えうるような水性磁性塗料の製造方法を提
供することである。 本発明による水性磁性塗料の製造方法は、磁性
顔料と、湿潤剤および分散剤としてのアルコール
類またはセロソルブ類およびポリカルボン酸系界
面活性剤と、水とを含む組成にて磁性顔料の表面
処理を行い、該組成物に水をさらに加えて分散
し、該分散した組成物に水系エマルジヨンを加え
て塗料組成物とすることを特徴とする。 本発明によつて磁性顔料の湿潤剤及び分散剤と
してアルコールまたはセロソルブ類とポリカルボ
ン酸系界面活性剤とを併用することにより、水溶
性界面活性剤つまりポリカルボン酸系界面活性剤
の量を著しく減らすことができ、したがつて、最
終塗膜中における残留親水基の量も減少でき、耐
水性のすぐれた磁気塗膜を形成しうる水性磁性塗
料組成物とすることができる。 更に、本発明によつて、ポリカルボン酸系界面
活性剤としてポリカルボン酸アンモニウム塩を使
用すれば、塗布後の乾燥工程において加熱により
脱アンモニウム化が起り、最終塗膜における残留
親水基をなくすることができ、従つて、よりすぐ
れた耐水性を有する磁性塗膜を与えうるものとす
ることができる。 本発明で使用できるアルコールは、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、ブチルアルコール等であり、セロソルブ類
としてはエチルセロソルブ(エチレングリコール
モノエチルエーテル)、ブチルセロソルブ(エチ
レングリコールモノブチルエーテル)などであ
る。またポリカルボン酸系界面活性剤は、ローム
アンドハース社のオロタン731SD、プライマル
850、オロタン901、オロタン960、サンノプコ社
ノプコザントR、ノプコザントRTF、花王石鹸
社のデモールEP、ポイズ520、ポイズ530、ポイ
ズ540などで重合度が10〜1000のものである。さ
らにポリカルボン酸アンモニウム塩としては、ロ
ームアンドハース社のオロタン165、サンノプコ
社のSNデイスパーザント5020などがある。水系
エマルシヨンは、例えば、ポリアクリル酸−メタ
クリル酸系エマルシヨン、酢酸ビニルエマルシヨ
ン、アクリル酸エステル・酢酸ビニル共重合体エ
マルシヨン、アクリル・スチレン共重合体エマル
シヨン、ウレタンエマルシヨン、エポキシエマル
シヨンなどがいずれも使用できる。 以下、本発明の具体的実施例について説明す
る。 実施例 1 次に示す組成で磁性顔料の表面処理を行なう。 r−Fe2O3 50重量部 オロタン731SD(ロームアンドハース社)
4重量部 エチルセロソルブ 15重量部 水 20重量部 上に示した組成物に水20重量部を加えサンドグ
ラインドミルで分散する。次に分散した組成物に
水系エマルシヨンとしてアクリルエマルシヨンの
プライマルHA16(ロームアンドハース社)50重
量部を加え塗料組成物とする。この塗料をノズル
式コーテイング機でポリエチレンテレフタレート
基体に塗布し、80℃で2分間加熱して乾燥させ
る。 実施例 2 r−Fe2O3 50重量部 オロタン165(ロームアンドハース社) 4重量部 ブチルセロソルブ 15重量部 水 20重量部 消泡剤 1〜2重量部 上に示した組成で磁性顔料の表面処理を行ない
水39重量部を加えてボールミルで分散した後、ヨ
ドゾール2D131(カネボウ−NSC社)を50重量部
を加え塗料組成物とする。この塗料をノズル式コ
ーテイング機でポリエチレンテレフタレート基体
に塗布し、80℃で2分間加熱して乾燥させる。 実施例1、2より作製した磁気テープの浸水試
験結果を表1に示す。
【表】
また、実施例1、2より作製した磁気テープの
磁気特性を表2に示す。
磁気特性を表2に示す。
【表】
これらと比較するためにr−Fe2O350重量部に
対して良好に分散できるポリカルボン酸系界面活
性剤の量を実験で確めたところ25%水溶液として
15〜20重量部必要であつた。このように分散した
組成物にアクリルエマルシヨンを50重量部加えて
磁性塗料組成物とする。この組成物をポリエチレ
ンテレフタレート基体に塗布し100℃で加熱乾燥
して磁気テープを作製した。この磁気テープを浸
水試験した結果、浸水後6時間で吸水・膨潤し
た。 これらの結果は、本発明による塗料組成物によ
る塗膜は従来の水系エマルシヨン塗料よりもきわ
めて優れた耐水性を示し、分散性も優れているこ
とを示す。
対して良好に分散できるポリカルボン酸系界面活
性剤の量を実験で確めたところ25%水溶液として
15〜20重量部必要であつた。このように分散した
組成物にアクリルエマルシヨンを50重量部加えて
磁性塗料組成物とする。この組成物をポリエチレ
ンテレフタレート基体に塗布し100℃で加熱乾燥
して磁気テープを作製した。この磁気テープを浸
水試験した結果、浸水後6時間で吸水・膨潤し
た。 これらの結果は、本発明による塗料組成物によ
る塗膜は従来の水系エマルシヨン塗料よりもきわ
めて優れた耐水性を示し、分散性も優れているこ
とを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁性顔料と、湿潤剤および分散剤としてのア
ルコール類またはセロソルブ類およびポリカルボ
ン酸系界面活性剤と、水とを含む組成にて磁性顔
料の表面処理を行い、該組成物に水をさらに加え
て分散し、該分散した組成物に水系エマルジヨン
を加えて塗料組成物とすることを特徴とする水性
磁性塗料の製造方法。 2 前記ポリカルボン酸系界面活性剤は、ポリカ
ルボン酸アンモニウム塩である特許請求の範囲第
1項記載の水性磁性塗料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17948481A JPS5880365A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 水性磁性塗料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17948481A JPS5880365A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 水性磁性塗料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5880365A JPS5880365A (ja) | 1983-05-14 |
| JPH0139462B2 true JPH0139462B2 (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=16066635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17948481A Granted JPS5880365A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 水性磁性塗料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5880365A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AUPM981994A0 (en) * | 1994-12-02 | 1995-01-05 | Vanadale Pty Limited | Magnetic coating composition |
| EP2943541B1 (de) * | 2013-01-14 | 2017-03-15 | Actega Terra GmbH | Lack mit mikrostruktur |
| CN104017503B (zh) * | 2014-06-25 | 2016-05-18 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 非水基磁流变抛光液及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1355277A (en) * | 1972-08-25 | 1974-06-05 | Gen Electric | Cassette tape recorders and/or players |
| JPS521633A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | Babcock Hitachi Kk | Combution gas deflection prevention device |
| JPS551633A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-08 | Hitachi Maxell Ltd | Production of magnetic recording medium |
| JPS5835727A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-02 | Dai Showa Seishi Kk | 水系磁性塗工剤組成物 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17948481A patent/JPS5880365A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5880365A (ja) | 1983-05-14 |
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