JPH0153915B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0153915B2 JPH0153915B2 JP57101339A JP10133982A JPH0153915B2 JP H0153915 B2 JPH0153915 B2 JP H0153915B2 JP 57101339 A JP57101339 A JP 57101339A JP 10133982 A JP10133982 A JP 10133982A JP H0153915 B2 JPH0153915 B2 JP H0153915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iodide
- lithium
- methanol
- viscosity
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
この発明は、低温吸収式冷凍機に用いる吸収液
の組成に関するものである。 従来、低温吸収式冷凍機の吸収液としては臭化
リチウム水溶液(H2O−LiBr)が理想的な溶液
として広く用いられている。しかし、水を冷媒と
しているため0℃以下の冷水を得ることができ
ず、それ以下の冷水を得るためには他の冷媒を用
いなければならない。その一例としてアルコール
を冷媒としたメタノール一臭化リチウム
(CH3OH−LiBr)系溶液が用いられている。こ
の理由は主として冷媒の凝固点(−96℃)が水よ
り低く、その組成が臭化リチウム水溶液によく似
ていることによるものであるが、次表に示すよう
に、臭化リチウム水溶液と比べて粘度が非常に高
いという問題点がある。これは臭化リチウム1モ
ルとメタノール4モルとの間に弱い結合
(LiBr・4CH3OH)が生じるためと考えられ、粘
度増加の傾向はとくに高濃度領域で著しい。
の組成に関するものである。 従来、低温吸収式冷凍機の吸収液としては臭化
リチウム水溶液(H2O−LiBr)が理想的な溶液
として広く用いられている。しかし、水を冷媒と
しているため0℃以下の冷水を得ることができ
ず、それ以下の冷水を得るためには他の冷媒を用
いなければならない。その一例としてアルコール
を冷媒としたメタノール一臭化リチウム
(CH3OH−LiBr)系溶液が用いられている。こ
の理由は主として冷媒の凝固点(−96℃)が水よ
り低く、その組成が臭化リチウム水溶液によく似
ていることによるものであるが、次表に示すよう
に、臭化リチウム水溶液と比べて粘度が非常に高
いという問題点がある。これは臭化リチウム1モ
ルとメタノール4モルとの間に弱い結合
(LiBr・4CH3OH)が生じるためと考えられ、粘
度増加の傾向はとくに高濃度領域で著しい。
【表】
このように、CH3OH−LiBr系溶液は高粘度で
あるため冷凍機の運転に際し、次のような欠点が
生じる。 1 溶液循環ポンプに対する負荷が大きいため、
その性能及び寿命に悪影響を及ぼし、設備費や
電力費が増大する。 2 吸収液の電熱管に対する濡れ性が劣り、熱効
率が低下する。 3 吸収液表面の拡散性が悪く、吸収能力の低下
につながる。 4 吸収能力低下により冷凍サイクルの効率が悪
くなる。 本発明者は上記欠点に鑑みて研究を重ねた結
果、メタノール−臭化リチウム系溶液に第三成分
としてアルカリ金属ヨウ化物を添加することによ
り吸収液の粘度が著しく減少することを見出し、
本発明を完成するに至つた。 即ち、この発明は、メタノール−臭化リチウム
系溶液にヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムおよ
びヨウ化リチウムの1種又は2種以上を添加して
成ることを特徴とするものである。 アルカリ金属ヨウ化物のヨウ化カリウム、ヨウ
化ナトリウムおよびヨウ化リチウムはそれぞれ単
独で或いはその二種以上を組み合わせて添加す
る。 メタノール一臭化リチウム系溶液では上記の如
く、LiBr・4CH3OHの結合が生じ、粘土増加の
主因と考えられている。従つて、粘度低下のため
にはかかる結合を破る必要がある。この発明で第
三成分として使用するアルカリ金属ヨウ化物は、
カチオンとしてアルカリ金属、アニオンとしての
ヨウ素は何れも電荷密度の小さい大型イオンであ
つて、前記結合を破壊するため溶液の粘度低下の
効果を示すものと考えられる。 以下、本発明を図面と共に具体的に説明する。 第1図はメタノール一臭化リチウム系溶液にヨ
ウ化カリウムを添加したときの20℃における濃度
と粘度の関係を示すグラフである。濃度はメタノ
ール100gに対する臭化リチウムとヨウ化カリウ
ムとの溶解量(g)で示し、臭化リチウムとヨウ
化カリウムの重量比をパラメータとしたものであ
る(以下、第2、第3図も同様である)。 図から明らかな如く、臭化リチウムに対するヨ
ウ化カリウムの重量比が大になるに従つて粘度低
下の効果は大きくなる。この場合、ヨウ化カリウ
ム自体のメタノールに対する溶解度が高くないた
め、臭化リチウムに対するヨウ化カリウムの添加
量が20重量%を越えると、メタノールに対する吸
収剤(LiBr+KI)の溶解度が激減するので、ヨ
ウ化カリウムは臭化リチウムに対し1〜20重量%
添加するのが好ましい。 第2図はメタノール一臭化リチウム系溶液にヨ
ウ化ナトリウムを添加したときの濃度と粘度の関
係を示すグラフである。ヨウ化ナトリウムの場合
もヨウ化カリウムと同様に臭化リチウムに対する
重量比が大になると粘度低下の効果が大きくなる
が、メタノールに対する溶解度が小さいため、臭
化リチウムに対して10重量%を越えると吸収剤全
体としての溶解度が激減するので1〜10重量%の
添加が好ましい。 第3図はメタノール一臭化リチウム溶液にヨウ
化リチウムを添加したときの濃度と粘度との関係
を示すグラフである。ヨウ化リチウムはメタノー
ルに対する溶解度が大きい。従つて、臭化リチウ
ムに対する添加量を特に制限する必要がなく、如
何なる割合で添加混合しても、吸収剤全体として
の溶解性は良好である。図から明らかな如く、臭
化リチウムとヨウ化リチウムとの重量比が1:1
のときには溶液の粘度は元のメタノール一臭化リ
チウム系溶液の1/10程度に低下し、3:1のとき
でもその半分以下に低下する。 以上はメタノール一臭化リチウム系溶液に、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムおよびヨウ化リ
チウムをそれぞれ単独で添加した例について説明
したが、これらを互に組合せて使用しても同様の
効果が得られる。 この発明によれば、メタノール一臭化リチウム
系溶液にアルカリ金属ヨウ化物を添加することに
より吸収液の粘度を著しく低下させることができ
るので、次のような効果が得られる。 1 吸収液の粘度低下により、電熱管上への濡れ
性が向上し、熱効率が上がる。 2 粘度低下により、溶液循環ポンプにかかる負
荷が低減し、その性能や寿命が向上する。 3 吸収液の拡散性が向上し、メタノールに対す
る系の吸収能力が増大し、これによつて冷凍サ
イクルの効率がよくなる。 4 また、吸収式ヒートポンプ用の吸収液として
も用いることができる。
あるため冷凍機の運転に際し、次のような欠点が
生じる。 1 溶液循環ポンプに対する負荷が大きいため、
その性能及び寿命に悪影響を及ぼし、設備費や
電力費が増大する。 2 吸収液の電熱管に対する濡れ性が劣り、熱効
率が低下する。 3 吸収液表面の拡散性が悪く、吸収能力の低下
につながる。 4 吸収能力低下により冷凍サイクルの効率が悪
くなる。 本発明者は上記欠点に鑑みて研究を重ねた結
果、メタノール−臭化リチウム系溶液に第三成分
としてアルカリ金属ヨウ化物を添加することによ
り吸収液の粘度が著しく減少することを見出し、
本発明を完成するに至つた。 即ち、この発明は、メタノール−臭化リチウム
系溶液にヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムおよ
びヨウ化リチウムの1種又は2種以上を添加して
成ることを特徴とするものである。 アルカリ金属ヨウ化物のヨウ化カリウム、ヨウ
化ナトリウムおよびヨウ化リチウムはそれぞれ単
独で或いはその二種以上を組み合わせて添加す
る。 メタノール一臭化リチウム系溶液では上記の如
く、LiBr・4CH3OHの結合が生じ、粘土増加の
主因と考えられている。従つて、粘度低下のため
にはかかる結合を破る必要がある。この発明で第
三成分として使用するアルカリ金属ヨウ化物は、
カチオンとしてアルカリ金属、アニオンとしての
ヨウ素は何れも電荷密度の小さい大型イオンであ
つて、前記結合を破壊するため溶液の粘度低下の
効果を示すものと考えられる。 以下、本発明を図面と共に具体的に説明する。 第1図はメタノール一臭化リチウム系溶液にヨ
ウ化カリウムを添加したときの20℃における濃度
と粘度の関係を示すグラフである。濃度はメタノ
ール100gに対する臭化リチウムとヨウ化カリウ
ムとの溶解量(g)で示し、臭化リチウムとヨウ
化カリウムの重量比をパラメータとしたものであ
る(以下、第2、第3図も同様である)。 図から明らかな如く、臭化リチウムに対するヨ
ウ化カリウムの重量比が大になるに従つて粘度低
下の効果は大きくなる。この場合、ヨウ化カリウ
ム自体のメタノールに対する溶解度が高くないた
め、臭化リチウムに対するヨウ化カリウムの添加
量が20重量%を越えると、メタノールに対する吸
収剤(LiBr+KI)の溶解度が激減するので、ヨ
ウ化カリウムは臭化リチウムに対し1〜20重量%
添加するのが好ましい。 第2図はメタノール一臭化リチウム系溶液にヨ
ウ化ナトリウムを添加したときの濃度と粘度の関
係を示すグラフである。ヨウ化ナトリウムの場合
もヨウ化カリウムと同様に臭化リチウムに対する
重量比が大になると粘度低下の効果が大きくなる
が、メタノールに対する溶解度が小さいため、臭
化リチウムに対して10重量%を越えると吸収剤全
体としての溶解度が激減するので1〜10重量%の
添加が好ましい。 第3図はメタノール一臭化リチウム溶液にヨウ
化リチウムを添加したときの濃度と粘度との関係
を示すグラフである。ヨウ化リチウムはメタノー
ルに対する溶解度が大きい。従つて、臭化リチウ
ムに対する添加量を特に制限する必要がなく、如
何なる割合で添加混合しても、吸収剤全体として
の溶解性は良好である。図から明らかな如く、臭
化リチウムとヨウ化リチウムとの重量比が1:1
のときには溶液の粘度は元のメタノール一臭化リ
チウム系溶液の1/10程度に低下し、3:1のとき
でもその半分以下に低下する。 以上はメタノール一臭化リチウム系溶液に、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムおよびヨウ化リ
チウムをそれぞれ単独で添加した例について説明
したが、これらを互に組合せて使用しても同様の
効果が得られる。 この発明によれば、メタノール一臭化リチウム
系溶液にアルカリ金属ヨウ化物を添加することに
より吸収液の粘度を著しく低下させることができ
るので、次のような効果が得られる。 1 吸収液の粘度低下により、電熱管上への濡れ
性が向上し、熱効率が上がる。 2 粘度低下により、溶液循環ポンプにかかる負
荷が低減し、その性能や寿命が向上する。 3 吸収液の拡散性が向上し、メタノールに対す
る系の吸収能力が増大し、これによつて冷凍サ
イクルの効率がよくなる。 4 また、吸収式ヒートポンプ用の吸収液として
も用いることができる。
図面はこの発明の実施例を示し、第1図、第2
図及び第3図はメタノール一臭化リチウム系溶液
に、それぞれヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウ
ム、およびヨウ化リチウムを添加したときの20℃
における濃度と粘度の関係を示すグラフである。
図及び第3図はメタノール一臭化リチウム系溶液
に、それぞれヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウ
ム、およびヨウ化リチウムを添加したときの20℃
における濃度と粘度の関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メタノール−臭化リチウム系溶液にヨウ化カ
リウム、ヨウ化ナトリウムおよびヨウ化リチウム
の1種又は2種以上を添加して成ることを特徴と
する低温吸収式冷凍機用吸収液。 2 ヨウ化カリウムを臭化リチウムに対して1〜
20重量%添加する特許請求の範囲第1項の低温吸
収式冷凍機用吸収液。 3 ヨウ化ナトリウムを臭化リチウムに対して1
〜10重量%添加する特許請求の範囲第1項の低温
吸収式冷凍機用吸収液。 4 ヨウ化リチウムを臭化リチウムに対して1〜
100重量%添加する特許請求の範囲第1項の低温
吸収式冷凍機用吸収液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57101339A JPS58219936A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 低温吸収式冷凍機用吸収液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57101339A JPS58219936A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 低温吸収式冷凍機用吸収液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58219936A JPS58219936A (ja) | 1983-12-21 |
| JPH0153915B2 true JPH0153915B2 (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=14298074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57101339A Granted JPS58219936A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 低温吸収式冷凍機用吸収液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58219936A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004024967A1 (de) * | 2004-05-21 | 2005-12-08 | Basf Ag | Neue Absorptionsmedien für Absorptionswärmepumpen, Absorptionskältemaschinen und Wärmetransformatoren |
| JP5166099B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2013-03-21 | 出光興産株式会社 | 検知管 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2224537A3 (en) * | 1974-07-26 | 1974-10-31 | Prolomag Anstalt | Refrigerant for industrial and domestic use - which is safe and inoffensive even when accidentally absorbed |
| JPS5586862A (en) * | 1978-12-25 | 1980-07-01 | Agency Of Ind Science & Technol | Coolant and absorbent for absorption refrigeration system |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP57101339A patent/JPS58219936A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58219936A (ja) | 1983-12-21 |
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