JPH0227809B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227809B2 JPH0227809B2 JP59139122A JP13912284A JPH0227809B2 JP H0227809 B2 JPH0227809 B2 JP H0227809B2 JP 59139122 A JP59139122 A JP 59139122A JP 13912284 A JP13912284 A JP 13912284A JP H0227809 B2 JPH0227809 B2 JP H0227809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- data processing
- electrical equipment
- insulating material
- polymerization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、変圧器などの電気機器の絶縁物の
劣化を監視しかつ寿命を予測する絶縁物劣化監視
装置に関するものである。油入電気機器では、絶
縁物として、絶縁油と絶縁紙が使用されている。
絶縁油の場合は、サンプリングを行つて耐圧値な
どを測定し、劣化しているならば新油と取り替え
ることにより寿命の更新が行えるのに対し、絶縁
紙の場合は、その取り替えを行おうとすれば全面
解体となるので更新を行うことが出来ず、電気機
器の寿命は絶縁紙の劣化、寿命で決まるとも言え
る。
劣化を監視しかつ寿命を予測する絶縁物劣化監視
装置に関するものである。油入電気機器では、絶
縁物として、絶縁油と絶縁紙が使用されている。
絶縁油の場合は、サンプリングを行つて耐圧値な
どを測定し、劣化しているならば新油と取り替え
ることにより寿命の更新が行えるのに対し、絶縁
紙の場合は、その取り替えを行おうとすれば全面
解体となるので更新を行うことが出来ず、電気機
器の寿命は絶縁紙の劣化、寿命で決まるとも言え
る。
従来、絶縁紙の劣化を推定する方法として8度
則などが知られ、変圧器の運転指針や温度を積算
して寿命損失を算定する方法などに使われてい
る。しかしながら、この方法による寿命予測は、
30年間運転を100とした寿命の相対比較を行うも
のであり、運転保守に対する一つの指針としての
役割は大きいが、30年以上運転を継続しているも
のも存在し、実質的な劣化や寿命を判定すること
は出来ない欠点があつた。
則などが知られ、変圧器の運転指針や温度を積算
して寿命損失を算定する方法などに使われてい
る。しかしながら、この方法による寿命予測は、
30年間運転を100とした寿命の相対比較を行うも
のであり、運転保守に対する一つの指針としての
役割は大きいが、30年以上運転を継続しているも
のも存在し、実質的な劣化や寿命を判定すること
は出来ない欠点があつた。
この発明は、上記の従来の欠点を除去するため
になされたもので、運転温度を積算して絶縁紙の
重合度を求めることにより、電気機器の絶縁紙の
実質的な劣化や寿命を判定できる絶縁物劣化監視
装置を提供することを目的としている。絶縁紙の
劣化は、紙の物理的な特性が運転経歴により変化
し、絶縁強度が影響を受けることである。物理的
な特性には重合度、引つぱり強度、破裂、耐折強
度などがあるが、特に重合度が主な要因であるこ
とが最近の研究で判明しており、重合度があるレ
ベル以下になると、振動などで紙が破れやすく、
著しく絶縁性能を低下させる。また、絶縁紙の重
合度の変化の要因については酸素と熱が主に影響
を及ぼすが、変圧器の場合など無圧密封式のコン
サベ−タなどにより、絶縁油に空気が直接さらさ
れないので酸素が供給されることはなく、重合度
劣化の主要因は熱と考えてよく、絶縁紙がさらさ
れている温度が主要因となる。
になされたもので、運転温度を積算して絶縁紙の
重合度を求めることにより、電気機器の絶縁紙の
実質的な劣化や寿命を判定できる絶縁物劣化監視
装置を提供することを目的としている。絶縁紙の
劣化は、紙の物理的な特性が運転経歴により変化
し、絶縁強度が影響を受けることである。物理的
な特性には重合度、引つぱり強度、破裂、耐折強
度などがあるが、特に重合度が主な要因であるこ
とが最近の研究で判明しており、重合度があるレ
ベル以下になると、振動などで紙が破れやすく、
著しく絶縁性能を低下させる。また、絶縁紙の重
合度の変化の要因については酸素と熱が主に影響
を及ぼすが、変圧器の場合など無圧密封式のコン
サベ−タなどにより、絶縁油に空気が直接さらさ
れないので酸素が供給されることはなく、重合度
劣化の主要因は熱と考えてよく、絶縁紙がさらさ
れている温度が主要因となる。
以下、この発明の一実施例を第2図について説
明する。図において、1は電気機器例えば変圧
器、2はこの変圧器1の温度を検知する温度セン
サ例えば測定抵抗体、3は温度センサ2ヘ接続さ
れたデ−タ処理部であつて、温度センサ2から入
力されたアナログ温度値をデジタル温度値に変換
するアナログ/デジタル変換器(A/D)31、
演算手段例えばCPU32およびメモリ33で構
成されている。4はデ−タ処理部3ヘ接続されて
寿命がどの位か外部に表わす表示部である。この
ように構成した絶縁物劣化監視装置では、デ−タ
処理部3は温度センサ2から入力された温度値を
A/D31で変換後に、CPU32で時間積分し、
メモリ33にあらかじめ覚えさせておいた第1図
の重合度対温度時間積分曲線と比較することによ
り重合度で算出する。寿命の判定はあらかじめ危
険値とされた重合度のレベルに達した時点とし、
寿命終了時点の他、消費寿命、残存寿命、将来可
能な負荷時間などを表示し、実質的な劣化判定が
行える他、過負荷運転などの運転指示管理を行わ
せることもできる。なお、負荷率の変動が大きい
場合や冷却器の制御が運転により変るような場
合、また絶縁物の温度分布があるような場合に
は、直接対象箇所に温度センサ2を埋め込む方法
の他、負荷率や冷却器運転状態を入力演算するこ
とにより、また温度分布については、各種の実験
により推定が可能なので、数点を対象とすること
により、重合度の演算精度を落すことなく実施で
きる。また、運転途中より絶縁物監視を行うよう
な場合には、電気機器の絶縁物の重合度の初期設
定が必要となるので、内部点検の場合などに絶縁
物の一部よりサンプリングを行つて重合度を測定
し、初期値を合せておけば以後の運転状態や寿命
劣化判定に同じ効果がある。デ−タ処理部は、変
圧器なび各電気機器に専用に設置してもよいし、
複数台の変圧器や電気機器をひとまとめにして1
個のデ−タ処理部を設置してもよい。
明する。図において、1は電気機器例えば変圧
器、2はこの変圧器1の温度を検知する温度セン
サ例えば測定抵抗体、3は温度センサ2ヘ接続さ
れたデ−タ処理部であつて、温度センサ2から入
力されたアナログ温度値をデジタル温度値に変換
するアナログ/デジタル変換器(A/D)31、
演算手段例えばCPU32およびメモリ33で構
成されている。4はデ−タ処理部3ヘ接続されて
寿命がどの位か外部に表わす表示部である。この
ように構成した絶縁物劣化監視装置では、デ−タ
処理部3は温度センサ2から入力された温度値を
A/D31で変換後に、CPU32で時間積分し、
メモリ33にあらかじめ覚えさせておいた第1図
の重合度対温度時間積分曲線と比較することによ
り重合度で算出する。寿命の判定はあらかじめ危
険値とされた重合度のレベルに達した時点とし、
寿命終了時点の他、消費寿命、残存寿命、将来可
能な負荷時間などを表示し、実質的な劣化判定が
行える他、過負荷運転などの運転指示管理を行わ
せることもできる。なお、負荷率の変動が大きい
場合や冷却器の制御が運転により変るような場
合、また絶縁物の温度分布があるような場合に
は、直接対象箇所に温度センサ2を埋め込む方法
の他、負荷率や冷却器運転状態を入力演算するこ
とにより、また温度分布については、各種の実験
により推定が可能なので、数点を対象とすること
により、重合度の演算精度を落すことなく実施で
きる。また、運転途中より絶縁物監視を行うよう
な場合には、電気機器の絶縁物の重合度の初期設
定が必要となるので、内部点検の場合などに絶縁
物の一部よりサンプリングを行つて重合度を測定
し、初期値を合せておけば以後の運転状態や寿命
劣化判定に同じ効果がある。デ−タ処理部は、変
圧器なび各電気機器に専用に設置してもよいし、
複数台の変圧器や電気機器をひとまとめにして1
個のデ−タ処理部を設置してもよい。
以上のように、この発明によれば、変圧器など
の電気機器の絶縁物の重合度の低下を求めるデ−
タ処理部を設けたので、絶縁物の劣化診断が実効
的に行える他、過負荷運転管理も効果的に行える
効果がある。
の電気機器の絶縁物の重合度の低下を求めるデ−
タ処理部を設けたので、絶縁物の劣化診断が実効
的に行える他、過負荷運転管理も効果的に行える
効果がある。
第1図は絶縁物の重合度対温度時間積分曲線を
示すグラフ図、そして第2図はこの発明の一実施
例を示すブロツク図である。 1は変圧器、2は温度センサ、3はデ−タ処理
部、4は表示部、31はA/D、32はCPU、
33はメモリである。
示すグラフ図、そして第2図はこの発明の一実施
例を示すブロツク図である。 1は変圧器、2は温度センサ、3はデ−タ処理
部、4は表示部、31はA/D、32はCPU、
33はメモリである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気機器の温度を測定する温度センサと、所
定の絶縁物重合度対温度時間積分曲線をあらかじ
め覚えさせておいたメモリ、および前記温度セン
サから入力された温度値を時間積分して前記曲線
と比較し、前記電気機器中の絶縁物の重合度の低
下を求め、前記絶縁物の劣化を判定する演算手段
を有するデ−タ処理部とを備えたことを特徴とす
る絶縁物劣化監視装置。 2 デ−タ処理部は電気機器の過負荷運転状態、
負荷率、または冷却器運転状態が入力される特許
請求の範囲第1項記載の絶縁物劣化監視装置。 3 デ−タ処理部は複数台の電気機器に対して1
個設置される特許請求の範囲第1項または第2項
記載の絶縁物劣化監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59139122A JPS6119106A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 絶縁物劣化監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59139122A JPS6119106A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 絶縁物劣化監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119106A JPS6119106A (ja) | 1986-01-28 |
| JPH0227809B2 true JPH0227809B2 (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=15238014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59139122A Granted JPS6119106A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 絶縁物劣化監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119106A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4323396B2 (ja) * | 2004-08-23 | 2009-09-02 | 東北電力株式会社 | 電力用変圧器の余寿命診断装置および余寿命診断方法 |
| JP4800903B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2011-10-26 | 関西電力株式会社 | 油入電気機器の劣化度推定方法およびその装置 |
| CN104375029A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-02-25 | 大连理工大学 | 智能绝缘子老化实验箱 |
| CN113588714B (zh) * | 2021-08-26 | 2024-07-26 | 国网四川省电力公司成都供电公司 | 一种复合绝缘子缺陷检测方法 |
| JP7157268B1 (ja) * | 2022-03-23 | 2022-10-19 | 一般財団法人電力中央研究所 | 柱上変圧器の寿命評価方法 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP59139122A patent/JPS6119106A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119106A (ja) | 1986-01-28 |
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