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JPH0256002B2 - - Google Patents
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JPH0256002B2 - - Google Patents

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JPH0256002B2
JPH0256002B2 JP17218182A JP17218182A JPH0256002B2 JP H0256002 B2 JPH0256002 B2 JP H0256002B2 JP 17218182 A JP17218182 A JP 17218182A JP 17218182 A JP17218182 A JP 17218182A JP H0256002 B2 JPH0256002 B2 JP H0256002B2
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brake
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Tatsuo Fujiwara
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/662Electrical control in fluid-pressure brake systems characterised by specified functions of the control system components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、編成車両の制動作用において指令さ
れた編成ブレーキ力に対して電気制動(以下、電
制という)力が不足するときその不足分を流体ブ
レーキ力により補足するようにした電気指令式流
体ブレーキ装置に関する。
一般に、モータ車(以下、M車という)とトレ
ーラ車(以下、T車という)とから成る編成車両
における不足電制力を補足するために流体ブレー
キを作動させる流体ブレーキ装置の遅れ込め方式
は、編成ブレーキ指令電圧がM車の最大粘着ブレ
ーキ力等価電圧以下のときM車が編成車両の全ブ
レーキ力を負担し、編成ブレーキ指令電圧がM車
の最大粘着ブレーキ力等価電圧以上のちきM車が
最大粘着ブレーキ力を保持しT車がその不足分を
負担する方式であり、M車の電制力を最大限に利
用するものである。
ところが、上記一般の流体ブレーキ装置は、架
線過電圧あるいは回生無負荷等によつて電制が失
効すると、編成ブレーキ力の全てを流体ブレーキ
力で負担し、M車は電制力相当のブレーキ力を、
T車はその不足分の流体ブレーキ力を負担するこ
とになるので、最大ブレーキ指令の付近を除けば
M車とT車の流体ブレーキ力の負担量が大巾に異
なりM車のブレーキシユーの摩耗がT車のそれに
比して著しく、M車とT車のブレーキシユーの交
換周期が一致せずメンテナンスに問題があつた。
このため、特開昭56−110404号公報に開示され
る通り、電制有効時にはM車の電制力を最大限に
利用し、電制失効時にはM車とT車とに各々重量
配分した流体ブレーキを作動させるようにした電
気指令式流体ブレーキ装置が提案されており、こ
の従来装置を第1図にもとづいて説明する。
第1図において、1mはM車、1tはT車であ
り、これらは各々電気−流体圧変換弁13、中継
弁14、ブレーキシリンダ15を備えている。
ブレーキ指令器2からの編成ブレーキ指令電圧
Fは電制指令器3へ伝達され、該電制指令器3は
リミツタ特性を有する。すなわち、編成ブレーキ
指令電圧FがM車1mの最大粘着ブレーキ力等価
電圧H以下のとき電制指令器3の出力Eは(E=
F)であり、編成ブレーキ指令電圧FがH以上の
とき電制指令器3の出力Eは(E=H)である。
この電制指令器3の出力Eが入力される電制装
置6は、M車1mの電制を行ないその実際の電制
力に相当する電制等価電圧Gを演算器20の負の
入力側と演算器21の正の入力側とへ伝達する。
演算器20は、その正の入力側に編成ブレーキ指
令電圧Fが入力されており、この編成ブレーキ指
令電圧Fから上記電制等価電圧Gを減算し、減算
結果(F−G)をM車設定器22mおよびT車設
定器22tへ伝達する。
T車設定器22tは、〔(F−G)・T/(M+
T)〕を出力し、これを演算器23tの正の入力
側へ伝達する。一方、M車設定器22mは、〔(F
−G)・M/(M+T)〕を出力し、これを演算器
21,23mの正の入力側へ伝達する。ただし、
前記両設定器22m,22tの説明において、M
はM車1mの重量、TはT車1tの重量とする。
上記演算器21は、負の入力側に等価電圧発生
器24からのM車最大粘着ブレーキ力等価電圧H
が伝達されており、電制等価電圧GにM車設定器
22mの出力を加算するとともにM車最大粘着ブ
レーキ力等価電圧Hを減算し、その演算結果〔G
+(F−G)・M/(M+T)−H〕をダイオード
25へ伝達する。
このダイオード25は、演算器21の出力が正
のとき演算器21の出力をそのまま出力し、演算
器21の出力が零または負のとき零を出力する。
そして、ダイオード25の出力は演算器23mの
負の入力側および演算器23tの正の入力側へ伝
達される。
演算器23mは、M車設定器22mの出力から
ダイオード25の出力を減算し、その減算結果を
M車増幅器12mを介してM車1mの電気−流体
圧変換弁13へ伝達する。
演算器23tは、T車設定器22tの出力にダ
イオード25の出力を加算し、その加算結果をT
車増幅器12tを介してT車1tの電気−流体圧
変換弁13へ伝達する。
すなわち、従来の電気指令式流体ブレーキ装置
は、編成ブレーキ指令電圧Fと電制等価電圧Gと
の差を編成流体ブレーキ指令電圧とし、該指令電
圧をM車1mとT車1tの重量比に配分し、M車
配分に電制等価電圧Gを加算したものがM車最大
粘着ブレーキ力等価電圧H以下の場合には、M車
配分〔(F−G)・M/(M+T)〕をM車負担流
体ブレーキ指令電圧とすると共に、T車配分
〔(F−G)・T/(M+T)〕をT車負担流体ブレ
ーキ指令電圧とし、また、前記M車配分に電制等
価電圧Gを加算したものがM車最大粘着ブレーキ
力等価電圧Hを越える場合には、この超過分をM
車配分から減算した(H−G)をM車負担流体ブ
レーキ指令電圧とすると共に、前記超過分をT車
配分に加算した(F−H)をT車負担流体ブレー
キ指令電圧とし、これらの各車負担流体ブレーキ
指令電圧にもとづいて各車に各々流体ブレーキが
作動するようになつている。
しかしながら、上記従来装置は、編成ブレーキ
指令電圧FがM車最大粘着ブレーキ力等価電圧H
を越えているとき電制等価電圧Gが低下すると即
ち、高ブレーキ指令時に電制力が低下すると、M
車1m、T車1tの各々の流体ブレーキによる減
速度が同じになり、M車重量がT車重量よりも大
きいため、M車負担流体ブレーキ力がT車負担流
体ブレーキ力よりも大きくなり、M車1mのブレ
ーキシユーの摩耗がT車1tに比べて大きくなる
という問題があり、これについて以下の説明す
る。
まず、上記M車負担流体ブレーキ指令電圧およ
びT車負担流体ブレーキ指令電圧は各々M車、T
車の等価流体ブレーキ力とみることができる。ま
た、(流体ブレーキによる減速度)=(流体ブレー
キ力)/(重量)の関係が存在する。
従つて、M車1mの流体ブレーキによる減速度
βmおよびT車1tの流体ブレーキによる減速度
βtは次式の通りとなる。
() 編成ブレーキ指令電圧(F−G)のM車
配分と電制等価電圧Gとの和がM車最大粘着ブ
レーキ力等価電圧H以下のとき、すなわち、G
≦H+(H−F)・M/Tのとき、 βm=βt=(F−G)/(M+T) () 編成流体ブレーキ指令電圧(F−G)の
M車配分と電制等価電圧Gとの和がM車最大粘
着ブレーキ力等価電圧Hを越えるとき、すなわ
ち、G>H+(H−F)・M/Tのとき、 βm=(H−G)/M βt=(F−H)/T この(),()のβm,βtの関係からも明ら
かな通り、編成ブレーキ指令電圧FがM車最大粘
着ブレーキ力等価電圧Hを越えているとき、電制
等価電圧Gすなわち電制力Gが大きければ、M車
流体ブレーキの減速度βmとT車流体ブレーキの
減速度βtとは異なるが、電制力Gが小さくなつて
くると、M車流体ブレーキの減速度βmとT車流
体ブレーキの減速度βtとが同じになる。また、M
車重量MはT車重量Tよりも大きい。
このために、M車1mの流体ブレーキ力〔(F
−G)・M/(M+T)〕は、T車1tの流体ブレ
ーキ力〔(F−G)・T/(M+T)〕よりも大き
く、M車1mのブレーキシユーの摩耗量がT車1
tのそれよりも大きくなるのである。
そこで、本発明は、編成ブレーキ指令電圧がM
車最大粘着ブレーキ力等価電圧を越えるとき、電
制等価電圧(電制力)が低下してもM車の流体ブ
レーキによる減速度とT車の流体ブレーキによる
減速度とが一致しないようにして、M車とT車の
ブレーキシユーの摩耗量の差を減少させることを
目的とし、その特徴とするところは、M車の最大
粘着ブレーキ力等価電圧以上で編成ブレーキ指令
電圧を制限する電制指令器と、該電制指令器の出
力から電制等価電圧を減算する第1演算器と、該
第1演算器の出力に〔T車重量/(M車重量+T
車重量)〕を乗じたものを編成ブレーキ指令電圧
に加算するとともに前記電制指令器の出力を減算
する第2演算器と、該第2演算器の出力から編成
ブレーキ指令電圧に〔T車重量/(M車重量+T
車重量)〕を乗じたものを減算する第3演算器と、
該第3演算器の減算結果が正のときこれをそのま
ま出力し、第3演算器の減算結果が零または負の
とき出力を零とするダイオードと、該ダイオード
の出力を第2演算器の出力から減算しその出力を
T車の電気−流体圧変換弁に伝達する第4演算器
と、前記第1演算器の出力に〔M車重量/(M車
重量+T車重量)〕を乗じたものをダイオードの
出力に加算しその出力をM車の電気−流体圧変換
弁に伝達する第5演算器と、を備えたところにあ
る。
以下、第2図〜第4図に示す実施例にもとづい
て本発明を説明する。なお、従来と同一構成部分
は、第1図と同符号を付してその説明を省略す
る。
本発明の第1実施例を示す第2図において、4
は電制指令器3の出力Eから電制等価電圧Gを減
算する第1演算器であり、この第1演算器4の出
力(E−G)はM車設定器5mおよびT車設定器
5tへ伝達される。
T車設定器5tは〔(E−G)・T/(M+T)〕
を出力しこれを第2演算器7の正の入力側に伝達
する。第2演算器7には、その負の入力側に電制
指令器3の出力Eが入力されると共に、正の入力
側に編成ブレーキ指令電圧Fが入力されており、
この第2演算器7は、編成ブレーキ指令電圧Fと
T車設定器5tの出力とを加算し電制指令器3の
出力Eを減算し、その演算結果〔F−E+(E−
G)・T/(M+T)〕を第3演算器9の正の入力
側へ伝達する。
また、8は、編成ブレーキ指令電圧FをT車配
分した〔F・T/(M+T)〕を第3演算器9の
負の入力側へ伝達する。
従つて、第3演算器9は、第2演算器7の出力
からT車設定器8の出力を減算し、〔F−E+(E
−G)・T/(M+T)−F・T/(M+T)〕を
ダイオード10へ伝達する。
ダイオード10は、第3演算器9の出力が零ま
たは負のとき零を出力し、第3演算器9の出力が
正のときこれをそのまま出力し、該ダイオード1
0の出力は第4演算器11tの負の入力側および
第5演算器11mの正の入力側に伝達される。
第4演算器11tには、その正の入力側に第2
演算器7の出力が伝達されているから、該第4演
算器11tは、第2演算器7の出力からダイオー
ド10の出力を減算し、その減算結果をT車増幅
器12tを介してT車1tの電気−流体圧変換弁
13へ伝達する。
第5演算器11mには、第1演算器4の出力を
M車設定器5mによりM車配分した〔(E−G)・
M/(M+T)〕が正の入力側に伝達されており、
該第5演算器11mは、M車設定器5mの出力と
ダイオード10の出力とを加算し、その加算結果
をM車増幅器12mを介してM車1mの電気−流
体圧変換弁13へ伝達する。
また、第3図は本発明の第2実施例を示し、こ
の第2実施例は、第2図に示す第1実施例におけ
るM車設定器5mを削除して回路構成を変更した
ものである。
第3図において、第1演算器4は、電制指令器
3の出力Eから電制等価電圧Gを減算し、その出
力(E−G)を第5演算器11mの正の入力側お
よびT車設定器5tへ伝達する。
T車設定器5tは、第1演算器4の出力をT車
重量配分した〔(E−G)・T/(M+T)〕を第
2演算器7の正の入力側および第5演算器11m
の負の入力側へ伝達する。
第2演算器7には、その負の入力側に電制指令
器3の出力Eが入力されると共に、正の入力側に
編成ブレーキ指令電圧Fが入力されている。従つ
て、第2演算器7は〔F−E+(E−G)・T/
(M+T)〕を出力し、これを第4演算器11tの
正の入力側および第3演算器9の正の入力側へ伝
達する。
第3演算器9には、編成ブレーキ指令電圧Fを
T車重量配分するT車設定器8の出力〔F・T/
(M+T)〕が負の入力側に伝達されている。従つ
て、第3演算器9は、第2演算器7の出力からT
車設定器8の出力を減算した〔F−E+(E−
G)・T/(M+T)−F・T/(M+T)〕をダ
イオード10へ伝達する。
ダイオード10は、第3演算器9の出力が正の
ときはこれをそのまま出力し、第3演算器9の出
力が零以下のときは零を出力し、これを第4演算
器11tの負の入力側および第5演算器1mの正
の入力側へ伝達する。
第4演算器11tは第2演算器7の出力からダ
イオード10の出力を減算したものをT車増幅器
12tを介してT車1tの電気−流体圧変換弁1
3へ伝達する。
第5演算器11mは、第1演算器4の出力とダ
イオード10の出力とを加算し、T車設定器5t
の出力を減算したものをM車増幅器12mを介し
てM車1mの電気−流体圧変換弁13へ伝達す
る。
なお、上記第2実施例の第5演算器11mにお
いて、第1演算器4の出力からT車設定器5tの
出力を減算したものは、〔(E−G−(E−G)・
T/(M+T)〕=〔(E−G)・M/(M+T)〕で
あり、第1演算器4の出力が正の入力側に、T車
設定器5tの出力が負の入力側に入力されること
は、第1演算器4の出力をM車重量配分したもの
が正の入力側に伝達されていることに他ならな
い。
従つて、この第2実施例は、回路構成が第1実
施例と若干相違するが、その機能は実質的に第1
実施例と全く同じである。
さらに、第4図は本発明の第3実施例を示し、
この第3実施例は、第2図に示す第1実施例にお
けるT車設定器5tを削除して回路構成を変更し
たものである。
第4図において、第1演算器4は、電制指令器
3の出力Eから電制等価電圧Gを減算し、その出
力(E−G)をM車設定器5mへ伝達する。この
M車設定器5mは第1演算器4の出力をM車重量
配分した〔(E−G)・M/(M+T)〕を第5演
算器11mの正の入力側および第2演算器7の負
の入力側へ伝達する。
また、第2演算器7には、その正の入力側に編
成ブレーキ指令電圧Fが入力され、その負の入力
側に電制等価電圧Gが入力されている。このた
め、第2演算器7は、〔F−G−(E−G)・M/
(M+T)〕を出力する。この出力式における
〔M/(M+T)〕は〔1−T/(M+T)〕と表
わすことができるから、これを前記出力式に代入
すると、結局、〔F−E+(E−G)・T/(M+
T)〕となり、この第2演算器7の機能は上記第
1実施例における第2演算器7と全く同じであ
る。そして、第2演算器7の出力は第4演算器1
1tの正の入力側および第3演算器9の正の入力
側に伝達される。
なお、第3演算器9、第4演算器11t、第5
演算器11m、ダイオード10、およびその他の
構成部分は第2図の第1実施例と同一であるので
その説明を省略する。
以上の各実施例の説明からも明らかな通り、本
発明の電気指令式流体ブレーキ装置は、電制指令
電圧(電制指令器3の出力)Eと電制等価電圧G
との差をM車とT車に重量配分し、このM車配分
〔(E−G)・M/(M+T)〕を仮りのM車負担流
体ブレーキ指令電圧とし、前記T車配分に編成ブ
レーキ指令電圧Fと電制指令電圧Eとの差を加算
した〔(E−G)・T/(M+T)+(F−E)〕を
仮りのT車負担流体ブレーキ指令電圧としてお
き、この仮りのT車負担流体ブレーキ指令電圧が
編成ブレーキ指令電圧FをT車重量配分した
〔F・T/(M+T)〕以下の場合には、前記仮り
のT車負担流体ブレーキ指令電圧を真のT車負担
流体ブレーキ指令電圧とすると共に、前記仮りの
M車負担流体ブレーキ指令電圧を真のM車負担流
体ブレーキ指令電圧とし、また、仮りのT車負担
流体ブレーキ指令電圧が編成ブレーキ指令電圧F
をT車重量配分した〔F・T/(M+T)〕を越
える場合には、この超過分を仮りのT車負担流体
ブレーキ指令電圧から減算したものつまり編成ブ
レーキ指令電圧FをT車重量配分した〔F・T/
(M+T)〕を真のT車負担流体ブレーキ指令電圧
とすると共に、前記超過分を仮りのM車負担流体
ブレーキ指令電圧に加算した〔F・M/(M+
T)−G〕を真のM車負担流体ブレーキ指令電圧
とし、これら各車負担流体ブレーキ指令電圧にも
とづいてM車1m,T車1tに各々流体ブレーキ
が作動するようにしたものである。
上記各車負担流体ブレーキ指令電圧は等価流体
ブレーキ力としることができ、(流体ブレーキ力
による減速度)=(流体ブレーキ力)/(重量)の
関係が存在する。
従つて、M車1mの流体ブレーキによる減速度
βmおよびT車1tの流体ブレーキによる減速度
βtは各々次の通りとなる。
まず、編成ブレーキ指令電圧FがM車最大粘着
ブレーキ力等価電圧H以下の場合、電制指令器3
の出力(電制指令電圧)Eは(E=F)であるか
ら、第2演算器7の出力は〔(F−G)・T/(M
+T)〕となり、また、T車設定器8の出力は
〔F・T/(M+T)〕であり、このため、ダイオ
ード10の出力は常に零である。故に、βm=βt
=〔(F−G)/(M+T)〕である。
また、編成ブレーキ指令電圧FがM車最大粘着
ブレーキ力等価電圧Hを越えるときは、電制指令
器3の出力Eは(E=H)であり、このときの各
車の減速度は各々次の通りとなる。
(i) 上記仮りのT車負担流体ブレーキ指令電圧が
編成ブレーキ指令電圧FのT車重量配分以下の
場合、すなわち、G≧(F−H)・M/Tの場
合、 βt=(H−G)/(M+T)+(F−H)/T βm=(H−G)/(M+T) であり、この場合、F>Hであるから常にβt>
βmの関係が成立し、T車1tの流体ブレーキ
による減速度βtがM車1mの流体ブレーキによ
る減速度βmよりも大きい。
(iii) 上記仮りのT車負担流体ブレーキ指令電圧が
編成ブレーキ指令電圧FのT車重量配分を超え
る場合、即ち、G<(F−H)・M/Tの場合、 βt=F/(M+T) βm=F/(M+T)−G/M であり、この場合、G≧0であるから常にβt≧
βmの関係が成立し、T車1tの流体ブレーキ
による減速度βtがM車1mの流体ブレーキによ
る減速度βm以上である。
このように、本発明の電気指令式流体ブレーキ
装置は、編成ブレーキ指令電圧FがM車最大粘着
ブレーキ力等価電圧Hを超えているときに、電制
力が低下しても零にならない限り、T車1hの流
体ブレーキによる減速度βtがM車1mの流体ブレ
ーキによる減速度βmよりも大きく、(T車重量)
<(M車重量)であるから、T車1tの流体ブレ
ーキ力とM車1mの流体ブレーキ力との差を従来
装置よりも小さくでき、T車ブレーキシユー摩耗
量とM車ブレーキシユー摩耗量との差を減少させ
ることができる。
また、本発明の電気指令式流体ブレーキ装置は
以下に述べる効果を有する。
従来の直流電動機のチヨツパ制御電車に対し
て、最近は誘導電動機のインバータ制御電車が開
発されており、このインバータ制御電車の特徴の
一つとして、M車ブレーキ作動中に車輪が滑走す
ると、誘導電動機が直ちにトルクを減じ滑走時に
は電制力を低下させるという特性がある。
ここで、編成ブレーキ指令電圧FがM車最大粘
着ブレーキ力等価電圧Hを超えているときの従来
装置と本発明装置の各々のM車合成減速度βMす
なわち、M車の流体ブレーキによる減速度と電制
力による減速度との和について検討すると、これ
らは次の通りとなる。
(イ) 従来装置の場合 G>H+(H−F)・M/Tのとき βM=(H−G)/M+G/M=H/M G≦H+(H−F)・M/Tのとき βM=(F−G)/(M+T)+G/M =G・〔1/M−1/(M+T)〕+F/
(M+T) (ロ) 本発明装置の場合、 G≧(F−H)・M/Tのとき βM=(H−G)/(M+T)+G/M =G・〔1/M−1/(M+T)〕+H/
(M+T) G<(F−H)・M/Tのとき βM=F/(M+T)−G/M+G/M =F/(M+T) すなわち、編成ブレーキ指令電圧Fが最大粘着
ブレーキ力等価電圧Hを超えているとき、従来装
置は、電制力Gが低下してもその低下量が少ない
とM車合成減速度βMが一定値(H/M)を保持
し、電制力Gの低下量がある値以上になつてはじ
めてM車合成減速度βMが低下する。
これに対し、本発明装置は、(F>H)のとき、
電制力Gが低下しはじめると直ちにM車合成減速
度βMが低下し、電制力Gの低下量がある値以上
になるとM車合成減速度βMが一定値〔F/(M
+T)〕となる。
従つて、従来装置と本発明装置とを各々上記イ
ンバータ制御電車に適用した場合、編成ブレーキ
指令電圧FがM車最大粘着ブレーキ力等価電圧H
を超えているときに車輪が滑走すると、上述の通
り誘導電動機のトルクが減少し電制力Gが低下す
るが、従来装置の場合は、電制力Gの低下量が少
ないとM車合成減速度すなわちM車合成ブレーキ
力が一定値を保持するため、車輪とレール間の早
期再粘着が不可能である。ところが、本発明装置
の場合は、電制力Gが低下しはじめるとM車合成
速度すなわたM車合成ブレーキ力が直ちに低下す
るため、車輪とレール間の早期再粘着が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気指令式流体ブレーキ装置、
第2図は本発明の電気指令式流体ブレーキ装置の
第1実施例、第3図は同第2実施例、第4図は同
第3実施例である。 1m……モータ車(M車)、1t……トレーラ
車(T車)、2……ブレーキ指令器、3……電気
制御指令器、4……第1演算器、7……第2演算
器、9……第3演算器、10……ダイオード、1
1t……第4演算器、11m……第5演算器、1
3……電気−流体圧変換弁、F……編成ブレーキ
指令電圧、G……電気制動等価電圧、H……M車
最大粘着ブレーキ力等価電圧、M……モータ車重
量、T……トレーラ車重量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータ車の最大粘着ブレーキ力等価電圧以上
    で編成ブレーキ指令電圧を制限する電気制動指令
    器と、該電気制動指令器の出力から電気制動等価
    電圧を減算する第1演算器と、該第1演算器の出
    力に〔トレーラ車重量/(モータ車重量+トレー
    ラ車重量)〕を乗じたものを編成ブレーキ指令電
    圧に加算するとともに電気制動指令器の出力を減
    算する第2演算器と、該第2演算器の出力から編
    成ブレーキ指令電圧に〔トレーラ車重量/(モー
    タ車重量+トレーラ車重量)〕を乗じたものを減
    算する第3演算器と、該第3演算器の減算結果が
    正のときこれをそのまま出力し、第3演算器の減
    算結果が零または負のとき出力を零とするダイオ
    ードと、該ダイオードの出力を第2演算器の出力
    から減算しその出力をトレーラ車の電気−流体圧
    変換弁に伝達する第4演算器と、前記第1演算器
    の出力に〔モータ車重量/(モータ車重量+トレ
    ーラ車重量)〕を乗じたものをダイオードの出力
    に加算しその出力をモータ車の電気−流体圧変換
    弁に伝達する第5演算器と、を備えて成る電気指
    令式流体ブレーキ装置。
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