JPH0256735B2 - - Google Patents
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- JPH0256735B2 JPH0256735B2 JP59189748A JP18974884A JPH0256735B2 JP H0256735 B2 JPH0256735 B2 JP H0256735B2 JP 59189748 A JP59189748 A JP 59189748A JP 18974884 A JP18974884 A JP 18974884A JP H0256735 B2 JPH0256735 B2 JP H0256735B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- recording medium
- information signal
- weight
- vinyl chloride
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/06—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using record carriers having variable electrical capacitance; Record carriers therefor
- G11B9/061—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B9/063—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers characterised by the selection of the material
- G11B9/065—Additional layers for lubrication, wear protection or elimination of electrostatic charges of the interface between record carrier and head
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/06—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using record carriers having variable electrical capacitance; Record carriers therefor
- G11B9/061—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B9/063—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers characterised by the selection of the material
- G11B9/068—Moulding resin compositions
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばビデオデイスク又はデジタル
オーデイオデイスク等の高密度情報信号記録媒体
に係り、特に情報信号を表面部の幾何学的形状の
変化として記録されており、表面を相対的に走査
する再生針の電極との間の静電容量が幾何学的形
状変化に応じて変化することにより情報信号が再
生される静電容量型の高密度情報信号記録媒体に
関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 従来より、情報信号に応じて平面又は溝内に渦
巻状又は同心円状にピツトを形成し、幾何学的形
状の変化として情報信号を記録して情報信号記録
媒体を得、この情報信号記録媒体の記録トラツク
上に電極を設けたダイヤモンド等でなる再生針を
相対的に走査させ、再生針の電極と情報信号記録
媒体との間に形成される静電容量が上記幾何学的
形状の変化に応じて変化することを利用して記録
情報信号を再生するいわゆる静電容量再生方式が
ある。 この種の静電容量再生方式に用いられる静電容
量型情報信号記録媒体は、例えば幾何学的形状変
化をもつてプレス成型された記録媒体本体の表面
に、再生針の電極との間に静電容量を形成する為
の電極として、例えば数百Åの金属薄膜を付着さ
せ、さらにその上に金属薄膜を保護し、電極同士
の短絡を防止し、電極間の誘電率を上げる為に数
百Åの誘電体薄膜を付着させた構成のものが提案
されているが、この種の構造の記録媒体は記録媒
体本体のプレス成型工程、金属薄膜付着工程、誘
電体薄膜付着工程等多くの製造工程を必要とし、
製造が複雑であり、大がかりな製造設備を必要と
し、製造コストが極めて高くなる等の欠点があ
る。 そこで、塩化ビニール樹脂、塩化ビニール・酢
酸ビニール共重合体、塩化ビニール・エチレン共
重合体、塩化ビニール・プロピレン共重合体、塩
化ビニール・アクリル酸アルキルエステル共重合
体、アクリルニトリル・スチレン共重合体と塩化
ビニールとのグラフト共重合体、エチレンと酢酸
ビニルとの共重合体と塩化ビニールとのグラフト
共重合体、エチレンとアクリルの共重合体と塩化
ビニールとのグラフト共重合体等の熱可塑性樹脂
に、熱安定剤、可塑剤、滑剤、潤滑剤等と共に導
電性物質である、例えばカーボンブラツクを数十
重量部混合してなる導電性を有するプラスチツク
を原料としてプレス成型し、情報信号を幾何学的
形状の変化として記録した静電容量型情報信号記
録媒体が提案されており、この記録媒体は、記録
媒体そのものと再生針電極との間に静電容量が形
成される為、金属薄膜付着工程が不要で、又、誘
電体薄膜付着工程が不要となり、製造が極めて簡
単で低コストなといつた特長があるとされてい
る。 しかし、このような記録媒体においても問題が
残されており、すなわち塩化ビニール系樹脂等に
静電容量再生方式に必要な導電性を付与するに充
分な量のカーボンブラツクが添加されていること
より、そして通常導電性物質には製造方法からみ
てどうしても多量の灰化成分といつた不純物が含
まれている為、ビデオデイスク等に成型時あるい
は成型後においてカーボンブラツク中に含まれて
いる不純物が表面に析出し、この析出によつてデ
イスク表面に凹凸が生じ、再生に悪影響を起こし
ている。 本出願人は、このような問題点を解決する為
に、導電性カーボンブラツク中に含まれている不
純物を除去しておき、例えば導電性カーボンブラ
ツクを水洗又は酸洗しておき、このように処理さ
れた導電性カーボンブラツクを用いることを提案
しているのであるが、これによつても問題点は完
全には解決されるに至つてない。 すなわち、導電性カーボンブラツクを洗浄する
と、カーボンブラツク表面が活性化されることに
なり、PH低下の原因となり、塩化ビニール系樹脂
の熱分解を促進してしまう。 又、記録媒体と再生針との接触により、記録媒
体自体及び再生針の摩耗が大きな問題となつてき
ている。 これらの問題のうち、記録媒体自体の摩耗は、
素材中に低粘度のジメチルポリシロキサンを加え
ておくことにより解決できたのであるが、樹脂中
に添加したシリコーンオイルのプレス成型時にお
けるブリード現象によつてピツトの成型不良やデ
イスク表面の汚れといつた問題が起きるに至り、
又、さらには再生針センサーの摩耗、電極のハク
リといつた問題も起きている。 〔発明の開示〕 本発明者は、上記の問題点を検討したところ、
塩化ビニール系樹脂及び添加剤、潤滑剤等の他に
多量添加する導電性物質、例えばカーボンブラツ
クの表面特性によつてデイスクの成型性及び耐摩
耗性が大きく影響を受けることを見い出した。 つまり、例えばビデオデイスクは多量のカーボ
ンブラツクを含有しており、そして例えば塩化ビ
ニール系樹脂はカーボンブラツクに対するバイン
ダーとしての役割を果たすものと考えられ、カー
ボンブラツク粒子の表面を樹脂が塗膜となつてコ
ーテイングされているものと考えられる。 そして、再生針センサーは400〜500Kg/cm2の圧
力で約10m/sのスピードで移動する為、樹脂で
ある塗膜自体にはジメチルポリシロキサンで滑性
を付与することができるが、塗膜の薄い部分では
塗膜がなくなることも考えられ、すなわちカーボ
ンブラツク含有量が大きいことより塗膜の薄い部
分では滑性が充分でないこともあり、これが再生
針センサーの寿命を短かくしたり、デイスクの寿
命を短かくしたりするものと考えられる。 そこで、このような問題点を解消する為に多量
のジメチルポリシロキサンを添加すれば良いと考
えられるのであるが、これがプレス成型時にブリ
ード現象を起こしたり、ピツト成型不良を引き起
こし、生産性の低下をもたらしていると思われ
る。 従つて、カーボンブラツク自体に表面処理を施
し、カーボンブラツク自体にも表面滑性を持つよ
うにしておけば、樹脂の塗膜が薄くてなくなつて
も、つまり再生針センサーとカーボンブラツクと
が直接接触しても再生針センサー及びデイスク自
体の受ける損傷は少なくなり、又、樹脂中に添加
するジメチルポリシロキサンの量も少なくでき、
例えば樹脂100重量部に対してジメチルポリシロ
キサンを約0.1〜0.5重量部と少なくでき、成型性
の向上及びブリードアウトの減少となり、生産性
が向上する。 つまり、高密度情報信号記録媒体の構成素材の
一つとして用いられる導電性物質をシリコーンオ
イルで表面処理しておけば極めて望ましいものと
なることを見い出したのである。 尚、導電性物質、例えばカーボンブラツクをシ
リコーンオイルで表面処理したものとしては、カ
ーボンブラツクに対して約0.1〜10重量%好まし
くは約2.5〜7重量%のシリコーンオイル、特に
25℃での粘度が約15〜100cs位のジメチルポリシ
ロキサンで処理したものが望ましい。 実施例 1 例えば、カサ比重0.17g/c.c.、加熱減量1.46
%、灰分0.94%、PH9.6、DBP吸油量320ml/10
g、I2吸着量1269mg/gの導電性カーボンブラツ
ク(CSX−150A3)3Kgを、5%の塩酸60Kgを入
れた100のフラスコ中に入れ、95℃で6時間混
合撹拌した後水分を除去し、その後純水を加えて
混合撹拌し、このような洗浄をロ液中の塩素イオ
ン濃度が100ppm以下になるまで繰り返し、その
後5%アンモニア水による中和処理を行ない、そ
して再び純水洗浄を繰り返して塩素イオン濃度が
1ppm以下となるようにする。 すなわち、市販のカーボンブラツクに対して水
若しくは無機酸水溶液で洗浄を行ない、脱灰処理
を行なう。尚、脱灰処理された導電性カーボンブ
ラツクのPHは約5〜10のものとなるようにしてお
く。 そして、上記のような処理が終つたカーボンブ
ラツクを真空乾燥によつて乾燥する。 尚、このようにして得られたカーボンブラツク
は、灰分が0.04〜0.05%、Caが46ppm、Naが8
〜28ppm、Kが5ppm以下、Feが16ppm、Niが
5ppm以下、Alが114〜121ppm、Cuが5ppm以下、
Znが5ppm以下、Mgが2ppm以下、Vが20ppm以
下のものとなつている。 次に、内容積200のSUS製ジヤケツト付のオ
ートクレーブにn−ヘキサン40とジメチルポリ
シロキサン(信越化学工業(株)製KF−96、25℃に
おける粘度20cs、比重0.950、屈折率1.401)135g
(対カーボンブラツク4.5%相当)とを入れ、この
混合液に上記脱灰処理をしたカーボンブラツク
3.0Kgを入れ、10rpmの撹拌機で30分撹拌し、そ
の後30分間放置する。 その後、オートクレーブ内を3Kg/cm2の圧力の
窒素ガスで5回パージした後、オートクレーブの
底部より窒素ガスを少量パージしながら真空ポン
プで減圧しつつオートクレーブのジヤケツトにス
チームを導入し撹拌しながら昇温する。尚、この
際オートクレーブの内壁温度が過熱しないように
スチームトラツプのバイパス弁を開けてスチーム
を導入する。又、撹拌はブロツキングしないよう
1時間当り1〜2回10rpmの速度で1回につき2
分程度行なう。 n−ヘキサンの蒸発終了後数時間150Torrの圧
力で110℃以下の温度で乾燥し、その後ジヤケツ
トに冷却水を通水して冷却する。 その後、窒素ガスパージにより常圧に戻して温
度が30℃に降温後カーボンブラツクを取り出す。 そして、このカーボンブラツクを窒素ガス雰囲
気下で110℃にて3日間乾燥することにより、シ
リコーンオイル表面処理カーボンブラツクを得
る。 次に、平均重合度500、エチレンと酢酸ビニー
ルとの共重合体を3.2%含有する塩化ビニールの
グラフト共重合体(徳山積水工業(株)製トセエース
GK)100重量部に、ジブチル錫メルカプト系安
定剤(三共有機合成(株)のRES−1)5重量部、
脂肪酸グリセリンエステル系滑剤(理研ビタミン
(株)のRES−210)2重量部、脂肪酸アルキルエス
テル系滑剤(花王石鹸(株)のRES−310)0.5重量
部、ジメチルポリシロキサン(信越化学工業(株)の
RES−421)0.3重量部を0.2μmのフイルターを通
して添加し、ヘンシエルミキサーにより高速撹拌
して110℃まで昇温後、これに前記シリコーン表
面処理カーボンブラツクを異物除去装置で含有し
ている異物を充分に除去してから20重量部添加
し、再び110〜120℃まで昇温し、15分間高速撹拌
した後室温まで冷却する。 その後、これをスイスブス社製の押出機を用い
てニーデイングしてペレツトとなし、再び異物除
去装置で異物を充分に除去後、例えばビデオデイ
スク専用プレス機で成型して静電容量型のビデオ
デイスクとする。 実施例 2〜8 実施例1のシリコーンオイル表面処理カーボン
ブラツクの代りに、次の表1に示すようなシリコ
ーンオイルを用いて同様にしてシリコーンオイル
表面処理カーボンブラツクを得、実施例1と同様
にしてビデオデイスクを得る。
オーデイオデイスク等の高密度情報信号記録媒体
に係り、特に情報信号を表面部の幾何学的形状の
変化として記録されており、表面を相対的に走査
する再生針の電極との間の静電容量が幾何学的形
状変化に応じて変化することにより情報信号が再
生される静電容量型の高密度情報信号記録媒体に
関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 従来より、情報信号に応じて平面又は溝内に渦
巻状又は同心円状にピツトを形成し、幾何学的形
状の変化として情報信号を記録して情報信号記録
媒体を得、この情報信号記録媒体の記録トラツク
上に電極を設けたダイヤモンド等でなる再生針を
相対的に走査させ、再生針の電極と情報信号記録
媒体との間に形成される静電容量が上記幾何学的
形状の変化に応じて変化することを利用して記録
情報信号を再生するいわゆる静電容量再生方式が
ある。 この種の静電容量再生方式に用いられる静電容
量型情報信号記録媒体は、例えば幾何学的形状変
化をもつてプレス成型された記録媒体本体の表面
に、再生針の電極との間に静電容量を形成する為
の電極として、例えば数百Åの金属薄膜を付着さ
せ、さらにその上に金属薄膜を保護し、電極同士
の短絡を防止し、電極間の誘電率を上げる為に数
百Åの誘電体薄膜を付着させた構成のものが提案
されているが、この種の構造の記録媒体は記録媒
体本体のプレス成型工程、金属薄膜付着工程、誘
電体薄膜付着工程等多くの製造工程を必要とし、
製造が複雑であり、大がかりな製造設備を必要と
し、製造コストが極めて高くなる等の欠点があ
る。 そこで、塩化ビニール樹脂、塩化ビニール・酢
酸ビニール共重合体、塩化ビニール・エチレン共
重合体、塩化ビニール・プロピレン共重合体、塩
化ビニール・アクリル酸アルキルエステル共重合
体、アクリルニトリル・スチレン共重合体と塩化
ビニールとのグラフト共重合体、エチレンと酢酸
ビニルとの共重合体と塩化ビニールとのグラフト
共重合体、エチレンとアクリルの共重合体と塩化
ビニールとのグラフト共重合体等の熱可塑性樹脂
に、熱安定剤、可塑剤、滑剤、潤滑剤等と共に導
電性物質である、例えばカーボンブラツクを数十
重量部混合してなる導電性を有するプラスチツク
を原料としてプレス成型し、情報信号を幾何学的
形状の変化として記録した静電容量型情報信号記
録媒体が提案されており、この記録媒体は、記録
媒体そのものと再生針電極との間に静電容量が形
成される為、金属薄膜付着工程が不要で、又、誘
電体薄膜付着工程が不要となり、製造が極めて簡
単で低コストなといつた特長があるとされてい
る。 しかし、このような記録媒体においても問題が
残されており、すなわち塩化ビニール系樹脂等に
静電容量再生方式に必要な導電性を付与するに充
分な量のカーボンブラツクが添加されていること
より、そして通常導電性物質には製造方法からみ
てどうしても多量の灰化成分といつた不純物が含
まれている為、ビデオデイスク等に成型時あるい
は成型後においてカーボンブラツク中に含まれて
いる不純物が表面に析出し、この析出によつてデ
イスク表面に凹凸が生じ、再生に悪影響を起こし
ている。 本出願人は、このような問題点を解決する為
に、導電性カーボンブラツク中に含まれている不
純物を除去しておき、例えば導電性カーボンブラ
ツクを水洗又は酸洗しておき、このように処理さ
れた導電性カーボンブラツクを用いることを提案
しているのであるが、これによつても問題点は完
全には解決されるに至つてない。 すなわち、導電性カーボンブラツクを洗浄する
と、カーボンブラツク表面が活性化されることに
なり、PH低下の原因となり、塩化ビニール系樹脂
の熱分解を促進してしまう。 又、記録媒体と再生針との接触により、記録媒
体自体及び再生針の摩耗が大きな問題となつてき
ている。 これらの問題のうち、記録媒体自体の摩耗は、
素材中に低粘度のジメチルポリシロキサンを加え
ておくことにより解決できたのであるが、樹脂中
に添加したシリコーンオイルのプレス成型時にお
けるブリード現象によつてピツトの成型不良やデ
イスク表面の汚れといつた問題が起きるに至り、
又、さらには再生針センサーの摩耗、電極のハク
リといつた問題も起きている。 〔発明の開示〕 本発明者は、上記の問題点を検討したところ、
塩化ビニール系樹脂及び添加剤、潤滑剤等の他に
多量添加する導電性物質、例えばカーボンブラツ
クの表面特性によつてデイスクの成型性及び耐摩
耗性が大きく影響を受けることを見い出した。 つまり、例えばビデオデイスクは多量のカーボ
ンブラツクを含有しており、そして例えば塩化ビ
ニール系樹脂はカーボンブラツクに対するバイン
ダーとしての役割を果たすものと考えられ、カー
ボンブラツク粒子の表面を樹脂が塗膜となつてコ
ーテイングされているものと考えられる。 そして、再生針センサーは400〜500Kg/cm2の圧
力で約10m/sのスピードで移動する為、樹脂で
ある塗膜自体にはジメチルポリシロキサンで滑性
を付与することができるが、塗膜の薄い部分では
塗膜がなくなることも考えられ、すなわちカーボ
ンブラツク含有量が大きいことより塗膜の薄い部
分では滑性が充分でないこともあり、これが再生
針センサーの寿命を短かくしたり、デイスクの寿
命を短かくしたりするものと考えられる。 そこで、このような問題点を解消する為に多量
のジメチルポリシロキサンを添加すれば良いと考
えられるのであるが、これがプレス成型時にブリ
ード現象を起こしたり、ピツト成型不良を引き起
こし、生産性の低下をもたらしていると思われ
る。 従つて、カーボンブラツク自体に表面処理を施
し、カーボンブラツク自体にも表面滑性を持つよ
うにしておけば、樹脂の塗膜が薄くてなくなつて
も、つまり再生針センサーとカーボンブラツクと
が直接接触しても再生針センサー及びデイスク自
体の受ける損傷は少なくなり、又、樹脂中に添加
するジメチルポリシロキサンの量も少なくでき、
例えば樹脂100重量部に対してジメチルポリシロ
キサンを約0.1〜0.5重量部と少なくでき、成型性
の向上及びブリードアウトの減少となり、生産性
が向上する。 つまり、高密度情報信号記録媒体の構成素材の
一つとして用いられる導電性物質をシリコーンオ
イルで表面処理しておけば極めて望ましいものと
なることを見い出したのである。 尚、導電性物質、例えばカーボンブラツクをシ
リコーンオイルで表面処理したものとしては、カ
ーボンブラツクに対して約0.1〜10重量%好まし
くは約2.5〜7重量%のシリコーンオイル、特に
25℃での粘度が約15〜100cs位のジメチルポリシ
ロキサンで処理したものが望ましい。 実施例 1 例えば、カサ比重0.17g/c.c.、加熱減量1.46
%、灰分0.94%、PH9.6、DBP吸油量320ml/10
g、I2吸着量1269mg/gの導電性カーボンブラツ
ク(CSX−150A3)3Kgを、5%の塩酸60Kgを入
れた100のフラスコ中に入れ、95℃で6時間混
合撹拌した後水分を除去し、その後純水を加えて
混合撹拌し、このような洗浄をロ液中の塩素イオ
ン濃度が100ppm以下になるまで繰り返し、その
後5%アンモニア水による中和処理を行ない、そ
して再び純水洗浄を繰り返して塩素イオン濃度が
1ppm以下となるようにする。 すなわち、市販のカーボンブラツクに対して水
若しくは無機酸水溶液で洗浄を行ない、脱灰処理
を行なう。尚、脱灰処理された導電性カーボンブ
ラツクのPHは約5〜10のものとなるようにしてお
く。 そして、上記のような処理が終つたカーボンブ
ラツクを真空乾燥によつて乾燥する。 尚、このようにして得られたカーボンブラツク
は、灰分が0.04〜0.05%、Caが46ppm、Naが8
〜28ppm、Kが5ppm以下、Feが16ppm、Niが
5ppm以下、Alが114〜121ppm、Cuが5ppm以下、
Znが5ppm以下、Mgが2ppm以下、Vが20ppm以
下のものとなつている。 次に、内容積200のSUS製ジヤケツト付のオ
ートクレーブにn−ヘキサン40とジメチルポリ
シロキサン(信越化学工業(株)製KF−96、25℃に
おける粘度20cs、比重0.950、屈折率1.401)135g
(対カーボンブラツク4.5%相当)とを入れ、この
混合液に上記脱灰処理をしたカーボンブラツク
3.0Kgを入れ、10rpmの撹拌機で30分撹拌し、そ
の後30分間放置する。 その後、オートクレーブ内を3Kg/cm2の圧力の
窒素ガスで5回パージした後、オートクレーブの
底部より窒素ガスを少量パージしながら真空ポン
プで減圧しつつオートクレーブのジヤケツトにス
チームを導入し撹拌しながら昇温する。尚、この
際オートクレーブの内壁温度が過熱しないように
スチームトラツプのバイパス弁を開けてスチーム
を導入する。又、撹拌はブロツキングしないよう
1時間当り1〜2回10rpmの速度で1回につき2
分程度行なう。 n−ヘキサンの蒸発終了後数時間150Torrの圧
力で110℃以下の温度で乾燥し、その後ジヤケツ
トに冷却水を通水して冷却する。 その後、窒素ガスパージにより常圧に戻して温
度が30℃に降温後カーボンブラツクを取り出す。 そして、このカーボンブラツクを窒素ガス雰囲
気下で110℃にて3日間乾燥することにより、シ
リコーンオイル表面処理カーボンブラツクを得
る。 次に、平均重合度500、エチレンと酢酸ビニー
ルとの共重合体を3.2%含有する塩化ビニールの
グラフト共重合体(徳山積水工業(株)製トセエース
GK)100重量部に、ジブチル錫メルカプト系安
定剤(三共有機合成(株)のRES−1)5重量部、
脂肪酸グリセリンエステル系滑剤(理研ビタミン
(株)のRES−210)2重量部、脂肪酸アルキルエス
テル系滑剤(花王石鹸(株)のRES−310)0.5重量
部、ジメチルポリシロキサン(信越化学工業(株)の
RES−421)0.3重量部を0.2μmのフイルターを通
して添加し、ヘンシエルミキサーにより高速撹拌
して110℃まで昇温後、これに前記シリコーン表
面処理カーボンブラツクを異物除去装置で含有し
ている異物を充分に除去してから20重量部添加
し、再び110〜120℃まで昇温し、15分間高速撹拌
した後室温まで冷却する。 その後、これをスイスブス社製の押出機を用い
てニーデイングしてペレツトとなし、再び異物除
去装置で異物を充分に除去後、例えばビデオデイ
スク専用プレス機で成型して静電容量型のビデオ
デイスクとする。 実施例 2〜8 実施例1のシリコーンオイル表面処理カーボン
ブラツクの代りに、次の表1に示すようなシリコ
ーンオイルを用いて同様にしてシリコーンオイル
表面処理カーボンブラツクを得、実施例1と同様
にしてビデオデイスクを得る。
【表】
比較例 1
実施例1において、脱灰処理後のカーボンブラ
ツクにシリコーンオイル表面処理を行なわないで
乾燥させたカーボンブラツクを用い、同様にして
ビデオデイスクを得る。 比較例 2 比較例1と同様脱灰処理カーボンブラツクを用
い、実施例1において樹脂中に添加したジメチル
ポリシロキサンを0.3重量部から0.5重量部に増量
し、同様にしてビデオデイスクを得る。 比較例 3 比較例2においてのジメチルポリシロキサンを
0.5重量部から1.0重量部に増量し、同様にしてビ
デオデイスクを得る。 比較例 4 比較例2においてのジメチルポリシロキサンを
0.5重量部から1.5重量部に増量し、同様にしてビ
デオデイスクを得る。 性能試験 上記実施例1〜8及び比較例1〜4で得た静電
容量型ビデオデイスクを再生装置に装着し、ビデ
オデイスクの信号部の内周側54分の位置に記録さ
れているグレー50IREでのY−S/Nを測定しな
がら3時間スチル再生した場合のY−S/Nの劣
下度合を測定し、この劣下度合を合格率で表示す
ると表2に示す通りである。尚、測定は、各例に
おけるビデオデイスクを10〜12枚ずつ用意し、各
ビデオデイスクについて3時間毎にトラツクを変
えて3回測定し、劣下度合が3dB以内のものを合
格、3dB以上の劣下あるいは針飛びの起きたもの
を不合格として表示する。 又、上記実施例1〜8及び比較例1〜4でのビ
デオデイスクの成型性及び生産性についての良否
を示すと表2に示す通りである。
ツクにシリコーンオイル表面処理を行なわないで
乾燥させたカーボンブラツクを用い、同様にして
ビデオデイスクを得る。 比較例 2 比較例1と同様脱灰処理カーボンブラツクを用
い、実施例1において樹脂中に添加したジメチル
ポリシロキサンを0.3重量部から0.5重量部に増量
し、同様にしてビデオデイスクを得る。 比較例 3 比較例2においてのジメチルポリシロキサンを
0.5重量部から1.0重量部に増量し、同様にしてビ
デオデイスクを得る。 比較例 4 比較例2においてのジメチルポリシロキサンを
0.5重量部から1.5重量部に増量し、同様にしてビ
デオデイスクを得る。 性能試験 上記実施例1〜8及び比較例1〜4で得た静電
容量型ビデオデイスクを再生装置に装着し、ビデ
オデイスクの信号部の内周側54分の位置に記録さ
れているグレー50IREでのY−S/Nを測定しな
がら3時間スチル再生した場合のY−S/Nの劣
下度合を測定し、この劣下度合を合格率で表示す
ると表2に示す通りである。尚、測定は、各例に
おけるビデオデイスクを10〜12枚ずつ用意し、各
ビデオデイスクについて3時間毎にトラツクを変
えて3回測定し、劣下度合が3dB以内のものを合
格、3dB以上の劣下あるいは針飛びの起きたもの
を不合格として表示する。 又、上記実施例1〜8及び比較例1〜4でのビ
デオデイスクの成型性及び生産性についての良否
を示すと表2に示す通りである。
【表】
耐摩耗性に富み、又再生針の摩耗をも防げるも
のとなり、良好な再生が得られる。 又、成型性が良く、しかもブリード現象も起き
ず、生産性よく作ることができる。
のとなり、良好な再生が得られる。 又、成型性が良く、しかもブリード現象も起き
ず、生産性よく作ることができる。
Claims (1)
- 1 ピツトの形成により情報信号の記録を行なう
高密度情報信号記録媒体において、この高密度情
報信号記録媒体を熱可塑性樹脂及びシリコーンオ
イルで表面処理した導電性物質を含む素材で構成
したことを特徴とする高密度情報信号記録媒体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59189748A JPS6168747A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 高密度情報信号記録媒体 |
| US06/774,800 US4646284A (en) | 1984-09-12 | 1985-09-11 | High density information record medium using carbon black particles surface-treated with silicone oil |
| DE8585306507T DE3577612D1 (de) | 1984-09-12 | 1985-09-12 | Aufzeichnungstraeger hoher speicherdichte, der mit silikonoel oberflaechenbehandelte russschwarzteilchen enthaelt. |
| EP85306507A EP0174864B1 (en) | 1984-09-12 | 1985-09-12 | High density information record medium using carbon black particles surface-treated with silicone oil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59189748A JPS6168747A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 高密度情報信号記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6168747A JPS6168747A (ja) | 1986-04-09 |
| JPH0256735B2 true JPH0256735B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=16246515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59189748A Granted JPS6168747A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | 高密度情報信号記録媒体 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4646284A (ja) |
| EP (1) | EP0174864B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6168747A (ja) |
| DE (1) | DE3577612D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| CN112480719B (zh) * | 2020-11-17 | 2021-12-28 | 唐山黑猫炭黑有限责任公司 | 一种具有金属光泽的纳米炭黑及其制备方法 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4299736A (en) * | 1980-05-19 | 1981-11-10 | Rca Corporation | Conductive molding composition and discs therefrom |
| JPS5856243A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 高密度情報信号記録媒体 |
| US4412941A (en) * | 1981-10-22 | 1983-11-01 | Phillips Petroleum Company | Recording disc compositions comprising polymers of monovinyl-substituted hydrocarbons, conductive carbon black and lubricants |
| US4472295A (en) * | 1981-11-17 | 1984-09-18 | Rca Corporation | Conductive molding composition and discs therefrom |
| JPS59191153A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-30 | Victor Co Of Japan Ltd | 高密度情報信号記録媒体 |
| JPS59195355A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Victor Co Of Japan Ltd | 高密度情報信号記録媒体 |
| JPS59215041A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-04 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報信号記録媒体 |
| EP0133457B1 (en) * | 1983-05-27 | 1987-05-06 | Mitsubishi Kasei Corporation | Process for producing a carbon fiber from pitch material |
| JPS6020950A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-02-02 | Nippon Zeon Co Ltd | 硬質用塩化ビニル樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP59189748A patent/JPS6168747A/ja active Granted
-
1985
- 1985-09-11 US US06/774,800 patent/US4646284A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-09-12 DE DE8585306507T patent/DE3577612D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-09-12 EP EP85306507A patent/EP0174864B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6168747A (ja) | 1986-04-09 |
| EP0174864B1 (en) | 1990-05-09 |
| DE3577612D1 (de) | 1990-06-13 |
| EP0174864A2 (en) | 1986-03-19 |
| US4646284A (en) | 1987-02-24 |
| EP0174864A3 (en) | 1987-04-15 |
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