JPH0257802B2 - - Google Patents
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- JPH0257802B2 JPH0257802B2 JP61132575A JP13257586A JPH0257802B2 JP H0257802 B2 JPH0257802 B2 JP H0257802B2 JP 61132575 A JP61132575 A JP 61132575A JP 13257586 A JP13257586 A JP 13257586A JP H0257802 B2 JPH0257802 B2 JP H0257802B2
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- polymerization vessel
- scale
- sodium
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F6/00—Post-polymerisation treatments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/43—Solvents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0006—Controlling or regulating processes
- B01J19/002—Avoiding undesirable reactions or side-effects, e.g. avoiding explosions, or improving the yield by suppressing side-reactions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D10/00—Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group
- C11D10/04—Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group based on mixtures of surface-active non-soap compounds and soap
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、重合器内部の洗浄方法に関する。更
に詳しくは、乳化重合系又は懸濁重合系で使用し
た重合器内部に付着したスケール等の除去を行な
う洗浄方法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 プラントの洗浄技術としては機械洗浄と化学洗
浄がある。機械洗浄の方法としては高圧ジエツト
洗浄、ブラスト洗浄、ピグ洗浄等があり、化学洗
浄の方法としてはアルカリ洗浄、酸洗浄、エマル
ジヨン洗浄等がある。アルカリ洗浄は苛性ソー
ダ、炭酸ソーダ等を使用し、一般的に油脂等を洗
浄・除去するのに用いられている。酸洗浄は塩
酸、硫酸、硝酸、リン酸等により無機質スケール
等を洗浄・除去するのに通常用いられている。
又、エマルジヨン洗浄は界面活性剤等により油脂
分等を洗浄・除去するのに適している。 重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートなど
の内部に付着したスケール等を除去するには、一
般に機械洗浄時に高圧ジエツト洗浄が専ら用いら
れている。しかし高圧ジエツト洗浄ではスケール
等を完全に除去することは通常困難である。例え
ばキレート形成能を付与したスケール付着防止剤
を重合器の内面等に塗布するには、予め重合器の
内面等を完全にクリーニングする必要があるが、
高圧ジエツト洗浄では完全な洗浄が困難なため
に、かかるスケール付着防止剤が重合器等の内壁
面に充分に塗布できないという問題がある。 本発明者らは重合器内部、特に重合時に重合器
の内面、撹拌機、バツフルプレートなどの器内各
部に付着したスケールを完全に除去する方法につ
いて鋭意検討を重ねた結果、洗剤ビルダー剤、ア
ルカリ剤、界面活性剤の水溶液又は水性分散液と
有機溶剤及び/又は重合性単量体からなる化学洗
浄剤系をそのまま、又はこれにプラスチツク製充
填物を存在させて加熱撹拌下に洗浄する方法が極
めて優れたスケール除去効果を有することを見出
し、本発明を完成するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、重合性単量体の単独又は混合物を重
合開始剤の存在下に、乳化重合又は懸濁重合に供
した重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートな
どを洗浄するに際し、ナトリウム化合物又はカリ
ウム化合物からなる一種又は二種以上の洗剤ビル
ダー剤とアルカリ剤および界面活性剤の水溶液又
は水性分散液と有機溶剤及び/又は重合性単量体
とからなる化学洗浄剤系、または更にこの系にプ
ラスチツク製充填物を存在させて加熱撹拌下に洗
浄することを特徴とする重合器内部の洗浄方法を
内容とする。 本発明が対象とする装置は乳化重合系又は懸濁
重合系で使用した重合器である。中でも好ましい
対象としては、アクリル酸エステル単量体もしく
はメタクリル酸エステル単体量の単独またはそれ
らの単量体混合物が存在する乳化重合系、又はブ
タジエンもしくはスチレン及び/又は置換スチレ
ンからなる乳化重合系である。置換スチレンとし
ては例えばα−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、オルソ−クロロスチレン等がある。他の好ま
しい対象としては、懸濁重合系によるポリ塩化ビ
ニル樹脂製造用重合器、ポリ塩化ビニルのペース
ト樹脂製造用重合器、懸濁重合系によるポリスチ
レンビーズ製造用重合器及び乳化重合系によるア
クリロニトリルと塩化ビニルの共重合体製造用重
合器等がある。 本発明の方法に用いる洗剤ビルダー剤として
は、洗剤のビルダーとして用いられるアルカリビ
ルダー等が使用できる。洗剤ビルダー剤を例示す
れば、メタ珪酸ソーダ、オルト珪酸ソーダ、珪酸
ソーダ、オルトリン酸ソーダ、ピロリン酸ソー
ダ、トリポリリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソ
ーダ、メタ珪酸カリウムなどがある。 アルカリ剤としては苛性ソーダ、炭酸ソーダ、
重炭酸ソーダ、苛性カリ、炭酸カリウム、重炭酸
カリウムなどがある。 界面活性剤は湿潤浸透力、乳化力、分散力に優
れ、洗浄力の強いものがよく、更に望ましくは生
分解性に優れたものがよい。このような要件を満
たす界面活性剤としては、たとえば半硬化牛脂脂
肪酸カリ石鹸、半硬化牛脂脂肪酸ソーダ石鹸、オ
レイン酸カリ石鹸、ヒマシ油カリ石鹸、ステアリ
ン酸ソーダ石鹸、棒状固型又はフレーク状の混合
脂肪酸ソーダ石鹸等の脂肪酸塩;β−ナフタレン
スルフオン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩等
のナフタレンスルフオン酸ホルマリン縮合物;ア
ルキルナフタレンスルフオン酸ナトリウム等のア
ルキルナフタレンスルフオン酸塩;ジアルキルス
ルホコハク酸ナトリウム等のアルキルスルホコハ
ク酸塩;アルキルジフエニルエーテルジスルフオ
ン酸ナトリウム等のアルキルジフエニルエーテル
ジスルフオン酸塩;等の陰イオン性界面活性剤;
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル、ポ
リオキシエチレンオクチルフエニルエーテル等の
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン誘導体、等の非イオン性界面活性剤;
ラウリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキ
サイド等の両性界面活性剤;等が使用できる。 有機溶剤及び/又は重合性単量体の効果は、重
合スケールを膨潤させ壁面との密着力を低下せし
めて、洗剤ビルダー剤、アルカリ剤及び界面活性
剤から成る化学洗浄剤液の洗浄効果を高め、また
プラスチツク製充填物を更に存在させる系では該
充填物による洗浄効果をも期待できる。 かかる目的に用いる有機溶剤は、溶解度パラメ
ーター(以下、SPという)値が10以下のものが
好ましい。具体的に有機溶剤を例示すれば、テト
ラヒドロフラン(SP値:9.32)、アセトン(SP
値:9.71)、メチルエチルケトン(SP値:9.04)、
メチルイソブチルケトン(SP値:9.56)、メチル
−n−ブチルケトン(SP値:9.92)、メチル−n
−プロピルケトン(SP値:9.98)、ジオキサン
(SP値:9.73)、トルエン(SP値:8.9)、ベンゼ
ン(SP値:9.2)、キシレン(SP値:8.8〜9.0)、
クロロベンゼン(SP値:9.5)クロロホルム(SP
値:9.2)、酢酸エチル(SP値:9.2)、酢酸エチル
(SP値:9.0)テトラクロロエチレン(SP値:
9.3)またはそれらの混合溶剤などである。有機
溶剤としては水溶性有機溶剤、水不溶性有機溶剤
のいずれも使用しうるが、特に水不溶性有機溶剤
が有効であり、SP値10以下の水不溶性有機溶剤
が最も好ましい。SP値が10以下の水不溶性溶剤
の内でも沸点及び洗浄効果等の点からトルエン、
キシレンが好ましく、なかでもトルエンが最も好
ましい。有機溶剤の比重は、洗剤ビルダー剤、ア
ルカリ剤、界面活性剤から成る化学洗浄剤液の比
重に近いことが望ましいが、トルエン、キシレン
等はこの要件を満たし、テトラクロロエチレン等
はこの要件からやや外れる。 重合性単量体としてはスチレン、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、ブタジエン等があるが、メ
タクリル酸メチルが特に好ましい。トルエンとメ
タクリル酸メチルの併用も好適である。 本発明においては、以上の洗剤ビルダー剤の一
種又は二種以上、アルカリ剤の一種又は二種以
上、界面活性剤の一種又は二種以上、有機溶剤及
び/又は単量体の一種又は二種以上を適宜選択し
て使用する。 金属の汚れた表面から汚れを取除く洗浄の機構
については、次の2つの効果の合成で説明されて
いる。 汚れを金属から液中へ引離す効果 汚れを洗浄液中に安定に保持し再付着を防止
する効果 は洗浄剤が汚れと金属との界面自由エネルギ
ーを減少させ、機械的作用又は汚れと金属との界
面電位差などによつて洗浄液中へ汚れを遊離させ
る効果として説明される。は金属又は汚れへ吸
着した洗浄剤による水和層又は荷電の付与で、汚
れの再付着を防止する効果として説明される。金
属表面からのスケール除去においても洗剤ビルダ
ー剤、アルカリ剤、有機溶剤及び/又は重合性単
量体、界面活性剤は、の効果により化学洗浄
を行なうと説明できる。 洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、有機溶剤及び/
又は重合性単量体、界面活性剤の好ましい組合せ
としては、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トル
エンと半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸、メタ珪酸ソ
ーダ、苛性ソーダ、トルエンとβ−ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、オ
ルソ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トルエンと半硬化
牛脂脂肪酸カリ石鹸、トリポリリン酸ソーダ、
苛性ソーダ、トルエンと半硬化牛脂脂肪酸カリ石
鹸、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トルエン、
アルキルジフエニルエーテルジスルフオン酸ナト
リウムとポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テル、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、キシレン
とジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、メタ
珪酸ソーダ、苛性ソーダ、キシレンとアルキルジ
フエニルエーテルジスルフオン酸ナトリウム等が
ある。 これらの洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活
性剤の使用時濃度及び有機溶剤及び/又は単量体
の使用量は、使用する薬品の種類にもよるが、洗
剤ビルダー剤では0.01〜50w/v%、好ましくは
0.1〜30w/v%、更に好ましくは0.5〜10w/v
%、アルカリ剤では0.01〜30w/v%、好ましく
は0.1〜10w/v%、更に好ましくは0.5〜5w/v
%、界面活性剤では0.01〜10w/v%、好ましく
は0.1〜5w/v%、更に好ましくは0.3〜2w/v
%である。有機溶剤及び/又は重合性単量体は洗
浄剤水溶液層に対し1:0.01〜10、好ましくは
1:0.1〜3、更に好ましくは1:0.3〜1倍量使
用する。洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活性
剤濃度があまり低い場合は洗浄効果が十分に出
ず、又これらの濃度をむやみに上げても洗浄効果
の増大は期待できない。有機溶剤及び/又は重合
性単量体使用量があまり少ない場合は洗浄効果が
十分に出ず、又これらの使用量をむやみに上げて
も洗浄効果の増大は期待できない。 洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活性剤は水
に完全に溶解させるが、極く例外的には完全に溶
解しない場合もあり、かかる場合には撹拌下でな
るべく均一分散するよう分散させればよい。有機
溶剤及び/又は重合性単量体は水溶性有機溶剤の
場合は前記洗浄剤水溶液に溶解せしめるが、水不
溶性有機溶剤及び/又は重合性単量体の場合は、
洗浄剤水溶液層と水溶性有機層の2層に分離する
ので撹拌等の手段により均一分散するよう分散さ
せればよい。 かかる洗浄で遊離したスケールの壁面への再付
着を防止し且つ洗浄効果を更に十分とする為、第
1段目の洗浄の後で陰イオン性界面活性剤を追加
して更に洗浄を行なうと効果的である。この第2
段目の洗浄で使用する陰イオン性界面活性剤とし
ては、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスル
ホコハク酸塩、アルキルジフエニルエーテルジス
ルフオン酸塩等を好適に使用しうるが、半硬化牛
脂脂肪酸カリ石鹸等の脂肪酸塩が特に好ましい。 第2番目の発明は、化学洗浄力に加え機械洗浄
力を加味する目的で、上記した化学洗浄剤系にプ
ラスチツクス製充填物を存在させて加熱撹拌下に
洗浄を行なうことを内容とする。 プラスチツクス製充填物としては、一般に充填
塔等の充填物として使用されているものを好適に
使用でき、例えばポリプロピレン製テラレツト、
ポリプロピレン製バラストサドル(BALLAST
SADDLE)、ポリプロピレン製バラストリング
(BALLAST RING)、ポリプロピレン製カスケ
ードミニリング(Cascade Mini Ring)、ポリエ
チレン製バラストサドル等がある。これら充填物
の大きさは、直径0.1〜20cm、好ましくは1〜10
cmである。またこれら充填物の使用量は、洗剤ビ
ルダー、アルカリ剤、界面活性剤及び水、有機溶
剤及び/又は重合性単量体からなる洗浄液又は洗
浄分散液全量の0.1〜50v/v%、好ましくは1〜
30v/v%である。 重合器、撹拌機、バツフルプレートの材質はス
テンレス(SUS304、316、316L等)等の金属、
ガラス等でよい。ガラスの場合はアルカリに対す
る耐性が十分でない場合があるので、特別の配慮
が必要となることもある。 重合器への洗浄剤の仕込みは、予め水を仕込ん
だ後、洗浄剤を仕込んでもよく、又その逆でもよ
い。また重合器以外の容器で予め水溶性洗浄剤の
洗浄剤液を調製し、ポンプ等で仕込んでもよい。
水不溶性有機溶剤、単量体等は別途ポンプ等で仕
込めばよい。重合器内には有機溶剤及び/又は単
量体蒸気が存在することになるので窒素置換する
等により安全性を講じることが望ましい。 洗浄剤水溶液又は分散液は、重合器ジヤケツト
及び/又は加熱コイルにより100℃以下、好まし
くは40℃以上90℃以下の温度に保ち撹拌機等によ
り撹拌しつつ化学洗浄を行なう。洗浄時間は第1
段目の洗浄で0.1〜96時間、好ましくは0.2〜48時
間、第2段目の洗浄は0.1〜72時間、好ましくは
0.2〜24時間である。洗浄中は特別に人手を要し
ないので朝迄一夜加熱撹拌下に放置するとか、一
昼夜加熱撹拌下に放置するといつた方法も好んで
行なわれうる。 重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートの表
面には、予め例えばキレート形成能を付与したス
ケール付着防止剤を塗布しておくことが望ましい
が、塗布していなくてもよい。スケール付着防止
剤を予め塗布しておいた単量器では、化学洗浄に
よる洗浄効果は塗布していない重合器の場合より
著しいことが多い。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例を乳化重合系及び懸濁重
合系について記載する。乳化重合系においてアク
リル酸エステル単量体もしくはメタクリル酸エス
テル単量体の単独またはそれらの単量体混合物が
存在する重合系は本発明の方法が適しているので
詳しく記すが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。 実施例 1 巾20mm、長さ100mmのステンレス鋼製テストピ
ース(SUS304)#400バフ仕上げの表面を更に
電解研磨した。1蓋付ガラス反応器にスチレン
−ブタジエン共重合体ラテツクス560ml(固形分
30%)、純水320ml、エチレンジアミン四酢酸ナト
リウム0.012g、硫酸第一鉄0.003g、ロンガリツ
ト0.2gを加えて内温を60℃にし、硫酸カリウム
溶液60ml(6.5%水溶液)を入れたのち、クメン
ハイドロパーオキサイド0.15gを含むメタクリル
酸メチル75mlを25ml単位で30分毎に添加して3時
間重合反応を行なつた。この後クメンハイドロパ
ーオキサイド0.3gを添加して1時間重合反応さ
せた。この際、前記テストピースをラテツクス中
に浸漬してテストピース表面にスケールを付着さ
せた。スケールの付着したテストピースを80℃に
て1時間乾燥後、前記重合操作をもう一度繰返し
た。再び80℃にて1時間乾燥後、100℃で更に1
時間乾燥した。得られたスケール付着テストピー
スを洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、有機溶剤、重
合性単量体及び界面活性剤水溶液を入れた4ス
テンレス製浴に浸漬してスケール剥離テストを行
なつた。テスト条件及び結果を表1に記す。
に詳しくは、乳化重合系又は懸濁重合系で使用し
た重合器内部に付着したスケール等の除去を行な
う洗浄方法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 プラントの洗浄技術としては機械洗浄と化学洗
浄がある。機械洗浄の方法としては高圧ジエツト
洗浄、ブラスト洗浄、ピグ洗浄等があり、化学洗
浄の方法としてはアルカリ洗浄、酸洗浄、エマル
ジヨン洗浄等がある。アルカリ洗浄は苛性ソー
ダ、炭酸ソーダ等を使用し、一般的に油脂等を洗
浄・除去するのに用いられている。酸洗浄は塩
酸、硫酸、硝酸、リン酸等により無機質スケール
等を洗浄・除去するのに通常用いられている。
又、エマルジヨン洗浄は界面活性剤等により油脂
分等を洗浄・除去するのに適している。 重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートなど
の内部に付着したスケール等を除去するには、一
般に機械洗浄時に高圧ジエツト洗浄が専ら用いら
れている。しかし高圧ジエツト洗浄ではスケール
等を完全に除去することは通常困難である。例え
ばキレート形成能を付与したスケール付着防止剤
を重合器の内面等に塗布するには、予め重合器の
内面等を完全にクリーニングする必要があるが、
高圧ジエツト洗浄では完全な洗浄が困難なため
に、かかるスケール付着防止剤が重合器等の内壁
面に充分に塗布できないという問題がある。 本発明者らは重合器内部、特に重合時に重合器
の内面、撹拌機、バツフルプレートなどの器内各
部に付着したスケールを完全に除去する方法につ
いて鋭意検討を重ねた結果、洗剤ビルダー剤、ア
ルカリ剤、界面活性剤の水溶液又は水性分散液と
有機溶剤及び/又は重合性単量体からなる化学洗
浄剤系をそのまま、又はこれにプラスチツク製充
填物を存在させて加熱撹拌下に洗浄する方法が極
めて優れたスケール除去効果を有することを見出
し、本発明を完成するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、重合性単量体の単独又は混合物を重
合開始剤の存在下に、乳化重合又は懸濁重合に供
した重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートな
どを洗浄するに際し、ナトリウム化合物又はカリ
ウム化合物からなる一種又は二種以上の洗剤ビル
ダー剤とアルカリ剤および界面活性剤の水溶液又
は水性分散液と有機溶剤及び/又は重合性単量体
とからなる化学洗浄剤系、または更にこの系にプ
ラスチツク製充填物を存在させて加熱撹拌下に洗
浄することを特徴とする重合器内部の洗浄方法を
内容とする。 本発明が対象とする装置は乳化重合系又は懸濁
重合系で使用した重合器である。中でも好ましい
対象としては、アクリル酸エステル単量体もしく
はメタクリル酸エステル単体量の単独またはそれ
らの単量体混合物が存在する乳化重合系、又はブ
タジエンもしくはスチレン及び/又は置換スチレ
ンからなる乳化重合系である。置換スチレンとし
ては例えばα−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、オルソ−クロロスチレン等がある。他の好ま
しい対象としては、懸濁重合系によるポリ塩化ビ
ニル樹脂製造用重合器、ポリ塩化ビニルのペース
ト樹脂製造用重合器、懸濁重合系によるポリスチ
レンビーズ製造用重合器及び乳化重合系によるア
クリロニトリルと塩化ビニルの共重合体製造用重
合器等がある。 本発明の方法に用いる洗剤ビルダー剤として
は、洗剤のビルダーとして用いられるアルカリビ
ルダー等が使用できる。洗剤ビルダー剤を例示す
れば、メタ珪酸ソーダ、オルト珪酸ソーダ、珪酸
ソーダ、オルトリン酸ソーダ、ピロリン酸ソー
ダ、トリポリリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソ
ーダ、メタ珪酸カリウムなどがある。 アルカリ剤としては苛性ソーダ、炭酸ソーダ、
重炭酸ソーダ、苛性カリ、炭酸カリウム、重炭酸
カリウムなどがある。 界面活性剤は湿潤浸透力、乳化力、分散力に優
れ、洗浄力の強いものがよく、更に望ましくは生
分解性に優れたものがよい。このような要件を満
たす界面活性剤としては、たとえば半硬化牛脂脂
肪酸カリ石鹸、半硬化牛脂脂肪酸ソーダ石鹸、オ
レイン酸カリ石鹸、ヒマシ油カリ石鹸、ステアリ
ン酸ソーダ石鹸、棒状固型又はフレーク状の混合
脂肪酸ソーダ石鹸等の脂肪酸塩;β−ナフタレン
スルフオン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩等
のナフタレンスルフオン酸ホルマリン縮合物;ア
ルキルナフタレンスルフオン酸ナトリウム等のア
ルキルナフタレンスルフオン酸塩;ジアルキルス
ルホコハク酸ナトリウム等のアルキルスルホコハ
ク酸塩;アルキルジフエニルエーテルジスルフオ
ン酸ナトリウム等のアルキルジフエニルエーテル
ジスルフオン酸塩;等の陰イオン性界面活性剤;
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル、ポ
リオキシエチレンオクチルフエニルエーテル等の
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン誘導体、等の非イオン性界面活性剤;
ラウリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキ
サイド等の両性界面活性剤;等が使用できる。 有機溶剤及び/又は重合性単量体の効果は、重
合スケールを膨潤させ壁面との密着力を低下せし
めて、洗剤ビルダー剤、アルカリ剤及び界面活性
剤から成る化学洗浄剤液の洗浄効果を高め、また
プラスチツク製充填物を更に存在させる系では該
充填物による洗浄効果をも期待できる。 かかる目的に用いる有機溶剤は、溶解度パラメ
ーター(以下、SPという)値が10以下のものが
好ましい。具体的に有機溶剤を例示すれば、テト
ラヒドロフラン(SP値:9.32)、アセトン(SP
値:9.71)、メチルエチルケトン(SP値:9.04)、
メチルイソブチルケトン(SP値:9.56)、メチル
−n−ブチルケトン(SP値:9.92)、メチル−n
−プロピルケトン(SP値:9.98)、ジオキサン
(SP値:9.73)、トルエン(SP値:8.9)、ベンゼ
ン(SP値:9.2)、キシレン(SP値:8.8〜9.0)、
クロロベンゼン(SP値:9.5)クロロホルム(SP
値:9.2)、酢酸エチル(SP値:9.2)、酢酸エチル
(SP値:9.0)テトラクロロエチレン(SP値:
9.3)またはそれらの混合溶剤などである。有機
溶剤としては水溶性有機溶剤、水不溶性有機溶剤
のいずれも使用しうるが、特に水不溶性有機溶剤
が有効であり、SP値10以下の水不溶性有機溶剤
が最も好ましい。SP値が10以下の水不溶性溶剤
の内でも沸点及び洗浄効果等の点からトルエン、
キシレンが好ましく、なかでもトルエンが最も好
ましい。有機溶剤の比重は、洗剤ビルダー剤、ア
ルカリ剤、界面活性剤から成る化学洗浄剤液の比
重に近いことが望ましいが、トルエン、キシレン
等はこの要件を満たし、テトラクロロエチレン等
はこの要件からやや外れる。 重合性単量体としてはスチレン、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、ブタジエン等があるが、メ
タクリル酸メチルが特に好ましい。トルエンとメ
タクリル酸メチルの併用も好適である。 本発明においては、以上の洗剤ビルダー剤の一
種又は二種以上、アルカリ剤の一種又は二種以
上、界面活性剤の一種又は二種以上、有機溶剤及
び/又は単量体の一種又は二種以上を適宜選択し
て使用する。 金属の汚れた表面から汚れを取除く洗浄の機構
については、次の2つの効果の合成で説明されて
いる。 汚れを金属から液中へ引離す効果 汚れを洗浄液中に安定に保持し再付着を防止
する効果 は洗浄剤が汚れと金属との界面自由エネルギ
ーを減少させ、機械的作用又は汚れと金属との界
面電位差などによつて洗浄液中へ汚れを遊離させ
る効果として説明される。は金属又は汚れへ吸
着した洗浄剤による水和層又は荷電の付与で、汚
れの再付着を防止する効果として説明される。金
属表面からのスケール除去においても洗剤ビルダ
ー剤、アルカリ剤、有機溶剤及び/又は重合性単
量体、界面活性剤は、の効果により化学洗浄
を行なうと説明できる。 洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、有機溶剤及び/
又は重合性単量体、界面活性剤の好ましい組合せ
としては、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トル
エンと半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸、メタ珪酸ソ
ーダ、苛性ソーダ、トルエンとβ−ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、オ
ルソ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トルエンと半硬化
牛脂脂肪酸カリ石鹸、トリポリリン酸ソーダ、
苛性ソーダ、トルエンと半硬化牛脂脂肪酸カリ石
鹸、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、トルエン、
アルキルジフエニルエーテルジスルフオン酸ナト
リウムとポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テル、メタ珪酸ソーダ、苛性ソーダ、キシレン
とジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、メタ
珪酸ソーダ、苛性ソーダ、キシレンとアルキルジ
フエニルエーテルジスルフオン酸ナトリウム等が
ある。 これらの洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活
性剤の使用時濃度及び有機溶剤及び/又は単量体
の使用量は、使用する薬品の種類にもよるが、洗
剤ビルダー剤では0.01〜50w/v%、好ましくは
0.1〜30w/v%、更に好ましくは0.5〜10w/v
%、アルカリ剤では0.01〜30w/v%、好ましく
は0.1〜10w/v%、更に好ましくは0.5〜5w/v
%、界面活性剤では0.01〜10w/v%、好ましく
は0.1〜5w/v%、更に好ましくは0.3〜2w/v
%である。有機溶剤及び/又は重合性単量体は洗
浄剤水溶液層に対し1:0.01〜10、好ましくは
1:0.1〜3、更に好ましくは1:0.3〜1倍量使
用する。洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活性
剤濃度があまり低い場合は洗浄効果が十分に出
ず、又これらの濃度をむやみに上げても洗浄効果
の増大は期待できない。有機溶剤及び/又は重合
性単量体使用量があまり少ない場合は洗浄効果が
十分に出ず、又これらの使用量をむやみに上げて
も洗浄効果の増大は期待できない。 洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、界面活性剤は水
に完全に溶解させるが、極く例外的には完全に溶
解しない場合もあり、かかる場合には撹拌下でな
るべく均一分散するよう分散させればよい。有機
溶剤及び/又は重合性単量体は水溶性有機溶剤の
場合は前記洗浄剤水溶液に溶解せしめるが、水不
溶性有機溶剤及び/又は重合性単量体の場合は、
洗浄剤水溶液層と水溶性有機層の2層に分離する
ので撹拌等の手段により均一分散するよう分散さ
せればよい。 かかる洗浄で遊離したスケールの壁面への再付
着を防止し且つ洗浄効果を更に十分とする為、第
1段目の洗浄の後で陰イオン性界面活性剤を追加
して更に洗浄を行なうと効果的である。この第2
段目の洗浄で使用する陰イオン性界面活性剤とし
ては、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、
アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスル
ホコハク酸塩、アルキルジフエニルエーテルジス
ルフオン酸塩等を好適に使用しうるが、半硬化牛
脂脂肪酸カリ石鹸等の脂肪酸塩が特に好ましい。 第2番目の発明は、化学洗浄力に加え機械洗浄
力を加味する目的で、上記した化学洗浄剤系にプ
ラスチツクス製充填物を存在させて加熱撹拌下に
洗浄を行なうことを内容とする。 プラスチツクス製充填物としては、一般に充填
塔等の充填物として使用されているものを好適に
使用でき、例えばポリプロピレン製テラレツト、
ポリプロピレン製バラストサドル(BALLAST
SADDLE)、ポリプロピレン製バラストリング
(BALLAST RING)、ポリプロピレン製カスケ
ードミニリング(Cascade Mini Ring)、ポリエ
チレン製バラストサドル等がある。これら充填物
の大きさは、直径0.1〜20cm、好ましくは1〜10
cmである。またこれら充填物の使用量は、洗剤ビ
ルダー、アルカリ剤、界面活性剤及び水、有機溶
剤及び/又は重合性単量体からなる洗浄液又は洗
浄分散液全量の0.1〜50v/v%、好ましくは1〜
30v/v%である。 重合器、撹拌機、バツフルプレートの材質はス
テンレス(SUS304、316、316L等)等の金属、
ガラス等でよい。ガラスの場合はアルカリに対す
る耐性が十分でない場合があるので、特別の配慮
が必要となることもある。 重合器への洗浄剤の仕込みは、予め水を仕込ん
だ後、洗浄剤を仕込んでもよく、又その逆でもよ
い。また重合器以外の容器で予め水溶性洗浄剤の
洗浄剤液を調製し、ポンプ等で仕込んでもよい。
水不溶性有機溶剤、単量体等は別途ポンプ等で仕
込めばよい。重合器内には有機溶剤及び/又は単
量体蒸気が存在することになるので窒素置換する
等により安全性を講じることが望ましい。 洗浄剤水溶液又は分散液は、重合器ジヤケツト
及び/又は加熱コイルにより100℃以下、好まし
くは40℃以上90℃以下の温度に保ち撹拌機等によ
り撹拌しつつ化学洗浄を行なう。洗浄時間は第1
段目の洗浄で0.1〜96時間、好ましくは0.2〜48時
間、第2段目の洗浄は0.1〜72時間、好ましくは
0.2〜24時間である。洗浄中は特別に人手を要し
ないので朝迄一夜加熱撹拌下に放置するとか、一
昼夜加熱撹拌下に放置するといつた方法も好んで
行なわれうる。 重合器の内面、撹拌機、バツフルプレートの表
面には、予め例えばキレート形成能を付与したス
ケール付着防止剤を塗布しておくことが望ましい
が、塗布していなくてもよい。スケール付着防止
剤を予め塗布しておいた単量器では、化学洗浄に
よる洗浄効果は塗布していない重合器の場合より
著しいことが多い。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例を乳化重合系及び懸濁重
合系について記載する。乳化重合系においてアク
リル酸エステル単量体もしくはメタクリル酸エス
テル単量体の単独またはそれらの単量体混合物が
存在する重合系は本発明の方法が適しているので
詳しく記すが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。 実施例 1 巾20mm、長さ100mmのステンレス鋼製テストピ
ース(SUS304)#400バフ仕上げの表面を更に
電解研磨した。1蓋付ガラス反応器にスチレン
−ブタジエン共重合体ラテツクス560ml(固形分
30%)、純水320ml、エチレンジアミン四酢酸ナト
リウム0.012g、硫酸第一鉄0.003g、ロンガリツ
ト0.2gを加えて内温を60℃にし、硫酸カリウム
溶液60ml(6.5%水溶液)を入れたのち、クメン
ハイドロパーオキサイド0.15gを含むメタクリル
酸メチル75mlを25ml単位で30分毎に添加して3時
間重合反応を行なつた。この後クメンハイドロパ
ーオキサイド0.3gを添加して1時間重合反応さ
せた。この際、前記テストピースをラテツクス中
に浸漬してテストピース表面にスケールを付着さ
せた。スケールの付着したテストピースを80℃に
て1時間乾燥後、前記重合操作をもう一度繰返し
た。再び80℃にて1時間乾燥後、100℃で更に1
時間乾燥した。得られたスケール付着テストピー
スを洗剤ビルダー剤、アルカリ剤、有機溶剤、重
合性単量体及び界面活性剤水溶液を入れた4ス
テンレス製浴に浸漬してスケール剥離テストを行
なつた。テスト条件及び結果を表1に記す。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 2
3撹拌機付ステンレス製重合器の内壁、撹拌
棒、撹拌翼およびバツフルプレートの表面にキノ
ン−アミン系スケール防止用塗布剤を塗布して乾
燥したのち、スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ツクスにメタクリル酸メチルをグラフト重合させ
た。重合を12回繰返した後、重合体を取り出すと
重合器の内壁に重合体スケールが薄く付着してい
た。スケールを水洗後、次の洗浄用薬液により化
学洗浄を行なつた。
棒、撹拌翼およびバツフルプレートの表面にキノ
ン−アミン系スケール防止用塗布剤を塗布して乾
燥したのち、スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ツクスにメタクリル酸メチルをグラフト重合させ
た。重合を12回繰返した後、重合体を取り出すと
重合器の内壁に重合体スケールが薄く付着してい
た。スケールを水洗後、次の洗浄用薬液により化
学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄用薬剤を65℃に保ち撹拌下に6時間保つ
た。重合器の内壁に付着したスケールは全て自然
剥離した。 実施例 3 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁、撹
拌機およびバツフルプレートに重合体スケールが
付着していた。スケールを洗浄後、次の組成の洗
浄用薬液に全洗浄液に対して10v/v%量のポリ
プロピレン製テラレツト(直径4.5cm)を加えて
第1段目の洗浄を行なつた。
た。重合器の内壁に付着したスケールは全て自然
剥離した。 実施例 3 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁、撹
拌機およびバツフルプレートに重合体スケールが
付着していた。スケールを洗浄後、次の組成の洗
浄用薬液に全洗浄液に対して10v/v%量のポリ
プロピレン製テラレツト(直径4.5cm)を加えて
第1段目の洗浄を行なつた。
【表】
洗浄薬液を80℃に保ち6時間撹拌した後、更に
半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/
v%分加えて、60℃に更に6時間撹拌した。重合
器の内壁、撹拌機およびバツフルプレートに付着
していたスケールは全て自然剥離した。 対照例 1 3撹拌機付ステンレス製重合器の内壁、撹拌
棒、撹拌翼およびバツフルプレートの表面にキノ
ン−アミン系スケール防止用塗布剤を塗布して乾
燥したのち、スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ツクスにメタクリル酸メチルをグラフト重合させ
た。重合を12回繰返した後、重合体を取り出すと
重合器の内壁に重合体スケールが薄く付着してい
た。スケールを水洗後、次の洗浄用薬液により化
学洗浄を行なつた。
半硬化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/
v%分加えて、60℃に更に6時間撹拌した。重合
器の内壁、撹拌機およびバツフルプレートに付着
していたスケールは全て自然剥離した。 対照例 1 3撹拌機付ステンレス製重合器の内壁、撹拌
棒、撹拌翼およびバツフルプレートの表面にキノ
ン−アミン系スケール防止用塗布剤を塗布して乾
燥したのち、スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ツクスにメタクリル酸メチルをグラフト重合させ
た。重合を12回繰返した後、重合体を取り出すと
重合器の内壁に重合体スケールが薄く付着してい
た。スケールを水洗後、次の洗浄用薬液により化
学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄用薬液を85℃に保ち6時間撹拌した。重合
器の内壁に付着したスケールの約3分の2量は壁
面から自然剥離したが、残る約3分の1量はホー
スから水道水をいきおいよくかけないと剥離しな
かつた。 対照例 2 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁に重
合体スケールが付着していた。スケールを洗浄
後、次の組成の洗浄用薬液により化学洗浄を行な
つた。
器の内壁に付着したスケールの約3分の2量は壁
面から自然剥離したが、残る約3分の1量はホー
スから水道水をいきおいよくかけないと剥離しな
かつた。 対照例 2 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁に重
合体スケールが付着していた。スケールを洗浄
後、次の組成の洗浄用薬液により化学洗浄を行な
つた。
【表】
洗浄薬液を80℃に保ち6時間撹拌した後、半硬
化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/v%
分加えて、60℃で更に6時間撹拌した。重合器の
内壁に付着したスケールの1部が壁面から自然剥
離したが、残りのスケールはホースから水道水を
いきおいよくかけないと剥離しなかつた。 対照例 3 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁に重
合体スケールが付着していた。 スケールを洗浄後次の組成の洗浄用薬液により
化学洗浄を行なつた。
化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/v%
分加えて、60℃で更に6時間撹拌した。重合器の
内壁に付着したスケールの1部が壁面から自然剥
離したが、残りのスケールはホースから水道水を
いきおいよくかけないと剥離しなかつた。 対照例 3 100撹拌機付ステンレス鋼製重合器でスチレ
ンとブタジエンを乳化重合させてスチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテツクスを調製した。これに更
にメタクリル酸メチルをグラフト重合させた。重
合終了後、重合体を取り出すと重合器の内壁に重
合体スケールが付着していた。 スケールを洗浄後次の組成の洗浄用薬液により
化学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄薬液を80℃に保ち6時間撹拌した後、半硬
化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/v%
分加えて、60℃で更に6時間撹拌した。重合器の
内壁に付着したスケールの大部分が壁面から自然
剥離したが、残りのスケールはホースから水道水
をいきおいよくかけないと剥離しなかつた。 実施例 4 5撹拌機付ステンレス製重合器に水1.5、
スチレンモノマー1.5Kgを仕込み、重合開始剤と
してベンゾイルパーオキサイド0.3部(PHR)、
分散剤としてポリビニルアルコール0.1部を使用
して85℃で8時間撹拌してスチレンを懸濁重合さ
せた。重合終了後、重合体を取り出すと重合器の
内壁の気液界面付近等に重合体スケールが付着し
ていた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
化牛脂脂肪酸カリ石鹸を水層に対し0.5w/v%
分加えて、60℃で更に6時間撹拌した。重合器の
内壁に付着したスケールの大部分が壁面から自然
剥離したが、残りのスケールはホースから水道水
をいきおいよくかけないと剥離しなかつた。 実施例 4 5撹拌機付ステンレス製重合器に水1.5、
スチレンモノマー1.5Kgを仕込み、重合開始剤と
してベンゾイルパーオキサイド0.3部(PHR)、
分散剤としてポリビニルアルコール0.1部を使用
して85℃で8時間撹拌してスチレンを懸濁重合さ
せた。重合終了後、重合体を取り出すと重合器の
内壁の気液界面付近等に重合体スケールが付着し
ていた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄用薬液を65℃に保ち撹拌下に6時間保つ
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 5 3撹拌機付ステンレス鋼製重合器に水1.0、
塩化ビニルモノマー1.0Kgを仕込み、界面活性剤
としてラウリル硫酸ソーダを用い過酸化水素と亜
硫酸ソーダからなるレドツクス触媒の存在下で塩
化ビニルを乳化重合させた。重合終了後、重合体
を取り出すと重合器の内壁等に重合体スケールが
付着していた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 5 3撹拌機付ステンレス鋼製重合器に水1.0、
塩化ビニルモノマー1.0Kgを仕込み、界面活性剤
としてラウリル硫酸ソーダを用い過酸化水素と亜
硫酸ソーダからなるレドツクス触媒の存在下で塩
化ビニルを乳化重合させた。重合終了後、重合体
を取り出すと重合器の内壁等に重合体スケールが
付着していた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄用薬液を65℃に保ち撹拌下に6時間保つ
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 6 3撹拌機付ステンレス鋼製重合器に水1.5、
アクリロニトリル500g及び塩化ビニル500gを仕
込み、重合開始剤として過硫酸カリウム0.3部
(PHR)を用い、界面活性剤としてアルキルベン
ゼンスルホン酸ソーダ0.05部を存在させて乳化重
合を行なつた。重合終了後、共重合体を取り出す
と重合器の内壁等に重合体スケールが付着してい
た。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 6 3撹拌機付ステンレス鋼製重合器に水1.5、
アクリロニトリル500g及び塩化ビニル500gを仕
込み、重合開始剤として過硫酸カリウム0.3部
(PHR)を用い、界面活性剤としてアルキルベン
ゼンスルホン酸ソーダ0.05部を存在させて乳化重
合を行なつた。重合終了後、共重合体を取り出す
と重合器の内壁等に重合体スケールが付着してい
た。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
【表】
洗浄用薬液を65℃に保し6時間撹拌した。重合
器の内壁に付着したスケールはホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 7 3撹拌機付ステンレス製重合器に水1.5、
塩化ビニルモノマー1.0Kgを仕込み、分散剤とし
てポリビニルアルコール0.04部(PHR)、重合開
始剤としてラウロイルパーオキサイド0.3部を使
用して塩化ビニルを懸濁重合させた。重合終了
後、重合体を取り出すと重合器の内壁等に重合体
スケールが付着していた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
器の内壁に付着したスケールはホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。 実施例 7 3撹拌機付ステンレス製重合器に水1.5、
塩化ビニルモノマー1.0Kgを仕込み、分散剤とし
てポリビニルアルコール0.04部(PHR)、重合開
始剤としてラウロイルパーオキサイド0.3部を使
用して塩化ビニルを懸濁重合させた。重合終了
後、重合体を取り出すと重合器の内壁等に重合体
スケールが付着していた。 次表の洗浄用薬液により化学洗浄を行なつた。
【表】
【表】
洗浄用薬液を65℃に保ち撹拌下に6時間保つ
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。
た。重合器の内壁に付着したスケールの大部分は
自然剥離し、残りのスケールもホースから水道水
をかけることにより容易に剥離した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合性単量体の単独又は混合物を重合開始剤
の存在下に、乳化重合又は懸濁重合に供した重合
器の内面、撹拌機、バツフルプレートなどを洗浄
するに際し、ナトリウム化合物又はカリウム化合
物からなる一種又は二種以上の洗剤ビルダー剤
と、ナトリウム化合物又はカリウム化合物からな
る一種又は二種以上のアルカリ剤と、界面活性剤
の水溶液又は水性分散液と、有機溶剤及び/又は
重合性単量体とを用いて洗浄することを特徴とす
る重合器内部の洗浄方法。 2 重合性単量体の単独又は混合物を重合開始剤
の存在下に、乳化重合又は懸濁重合に供した重合
器の内面、撹拌機、バツフルプレートなどを洗浄
するに際し、ナトリウム化合物又はカリウム化合
物からなる一種又は二種以上の洗剤ビルダー剤
と、ナトリウム化合物又はカリウム化合物からな
る一種又は二種以上のアルカリ剤と、界面活性剤
の水溶液又は水性分散液と、有機溶剤及び/又は
重合性単量体とからなる化学系洗剤系に、プラス
チツクス製充填物を存在させて撹拌することを特
徴とする重合器内部の洗浄方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132575A JPS62288605A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 重合器内部の洗浄方法 |
| KR1019870005749A KR940001062B1 (ko) | 1986-06-06 | 1987-06-05 | 중합반응기 내부의 세척방법 |
| EP87305018A EP0248681B1 (en) | 1986-06-06 | 1987-06-05 | Method of cleaning the interior of polymerization reactor |
| US07/241,771 US4863524A (en) | 1986-06-06 | 1988-09-07 | Method of cleaning the interior of polymerization reactor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132575A JPS62288605A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 重合器内部の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62288605A JPS62288605A (ja) | 1987-12-15 |
| JPH0257802B2 true JPH0257802B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=15084524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61132575A Granted JPS62288605A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 重合器内部の洗浄方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4863524A (ja) |
| EP (1) | EP0248681B1 (ja) |
| JP (1) | JPS62288605A (ja) |
| KR (1) | KR940001062B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3002582U (ja) * | 1994-03-30 | 1994-09-27 | 株式会社大谷機械製作所 | 生理処理品の封かん物収納具 |
| JPH0812003A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-16 | Koei Shoji Kk | ダストボックス |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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