JPH0324498B2 - - Google Patents
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- JPH0324498B2 JPH0324498B2 JP59268048A JP26804884A JPH0324498B2 JP H0324498 B2 JPH0324498 B2 JP H0324498B2 JP 59268048 A JP59268048 A JP 59268048A JP 26804884 A JP26804884 A JP 26804884A JP H0324498 B2 JPH0324498 B2 JP H0324498B2
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- Japan
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- carbon atoms
- acid
- fatty acid
- grease
- glycol
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L11/00—Compositions of homopolymers or copolymers of chloroprene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L67/00—Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はクロロプレンゴム組成物に関する。更
に詳しくは、油性物質に対する非抽出性かつ耐寒
性の向上ばかりではなく、耐熱性その他物理的・
化学的特性をも向上せしめるクロロプレンゴム組
成物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 近年、クロロプレンゴム組成物は特に自動車用
ゴム部品においては、燃料系ホース、ブレーキホ
ース等各種ホース用外皮材又は等速ジヨイントブ
ーツ、ダストカバー等のブーツ類に広く用いられ
ているが、排ガス規制、低燃費化及びエンジンの
高出力化に伴い、ゴム部品に厳しい環境になつて
きており、耐熱性に優れ、オイル・グリース等の
油性物質に抽出されず、かつ耐寒性の優れたもの
が要求されている。 これらの要求を満足させるために、ゴム同士の
ブレンド、第三成分の添加による改良が検討され
ており、かなりの成果を上げているが、何れの方
法においても長所、短所があり、決定的な方法は
見出されていない。 例えば、耐油性の優れたクロロプレンゴム(以
下CRと略)に、ジ−2−エチルヘキシルセバケ
ート(以下DOSと略)、ジ−2−エチルヘキシル
アジペート(以下DOAと略)、ジ−2−エチルヘ
キシルアゼレート(以下DOZと略)等の可塑剤
を添加することにより、耐寒性を向上せしめるこ
とは出来るが、これらは何れもオイル・グリース
等の油性物質に極めて早い時間で抽出されてしま
い、耐寒性は著しく低下してしまう事は広く知ら
れた事実である。 これらの可塑剤に替わり、耐寒性の優れたゴ
ム、例えば天然ゴム(以下NRと略)やポリブタ
ジエンゴム(以下BRと略)をポリマーブレンド
する方法があるが、耐寒性を充分改良するには
NR又はBRを多量にブレンドしなければならず、
ゴム同士の相溶性にも問題があり、CRの物理
的・化学的特性が損なわれることが多い。 一方で、分子量の比較的大きなポリエステル系
可塑剤も検討されているが、これらもオイル・グ
リース等の油性物質に抽出されないものの、耐寒
性は充分なものとは言えない。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者らはポリアルキレングリコー
ルが耐寒性に優れている点に着目し、鋭意研究し
た結果、特定のグリコール成分と特定の脂肪酸成
分から導かれるエステルが、クロロプレンゴムに
配合した時、油性物質に抽出されず、耐寒性に優
れたクロロプレンゴム組成物を与えることを見出
し、本発明に到達した。 即ち、本発明は クロロプレンゴムと、 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸とを反応させて得ら
れるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸とを反応させて得
られるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸と、炭素数6〜22
の高級アルコールとを反応させて得られるジエ
ステル とからなることを特徴とするクロロプレンゴム組
成物を提供するものである。 かかる本発明のクロロプレンゴム組成物は、オ
イル・グリース等の油性物質に対する非抽出性及
び耐寒性及び耐熱性の優れたものである。 本発明に用いられるポリオキシアルキレングリ
コールは炭素数2〜6のオキシアルキレンより得
られ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレン
グリコール、ポリオキシペンタメチレングリコー
ル、ポリオキシヘキサメチレングリコール、又は
これらとエチレンオキサイド又はプロピレンオキ
サイド又は両者のランダム又はブロツク共重合体
等が挙げられる。これらポリオキシアルキレング
リコールの分子量は200〜5000が必要であり、特
に500〜2000のものが油性物質に抽出されにくく、
かつ耐寒性も優れているので好ましい。 本発明においては、ポリオキシアルキレングリ
コール単独では極性が強いためゴムとの相溶性に
問題があり、脂肪酸成分でエステル化を行い、こ
れを改良した。 本発明に用いられる脂肪酸成分のうち、炭素数
14〜22の不飽和脂肪酸としては、ミリストレイン
酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸、
リノール酸、リノレン酸等が挙げられる。炭素数
2〜24の飽和脂肪酸としては、酢酸、酪酸、カプ
ロン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘニン酸等が挙げられる。又、炭素数2〜10の
ジカルボン酸としては、シユウ酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等が挙げら
れ、ダイマー酸としては、上述の炭素数14〜22の
不飽和脂肪酸を2量体化したものが挙げられる。 又、本発明に用いられる炭素数6〜22の高級ア
ルコールとしては、ヘキシルアルコール、オクチ
ルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、エイコサノール、ド
コサノール等が挙げられる。 本発明にかかるエステルは、一般公知のエステ
ル化方法により上記グリコール成分と脂肪酸成分
をエステル化して得られる。 本発明のクロロプレンゴム組成物は、オイル・
グリース等に対する非抽出型耐寒性向上、耐熱性
向上等の特徴を有するため、クロロプレンゴムの
用途を更に拡大することができる。 本発明のクロロプレンゴム組成物中の前記〜
から選ばれるエステルの配合割合は、クロロプ
レンゴム100重量部に対し、5〜60重量部、好ま
しくは10〜40重量部である。5重量部未満の配合
では充分な耐寒性は期待できず、60重量部を越え
るとゴム物性等への影響が大きく、又、経済性へ
の面でも好ましくない。 本発明に用いられるクロロプレンゴムとして
は、クロロプレンゴムだけでなく、その変性物、
例えばクロロプレンゴムのイオウ変性タイプ、非
イオウ変性タイプ、特殊タイプのいずれも使用で
きるものである。 尚、本発明のクロロプレンゴム組成物を得るに
は、通常のゴム混練法、例えばオープンロール、
バンバリーミキサー、ニーダーブレンダー等の方
法で行うことが出来る。又、ゴム工業で通常使用
される配合剤、例えば補強剤、加硫剤、加硫促進
剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤、加工助剤等を
適宜添加することが出来る。 〔実施例〕 以下、実施例によつて本発明を詳述するが、こ
れらによつて本発明が限定されるものではない。 実施例 1 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)2000g(1.0モル)に、オレイン酸552g
(2.0モル)、SnO1.3g(0.05重量%)を加え、窒
素ガスの存在下、230℃で6時間脱水反応後、ポ
リオキシテトラメチレングリコールジオレート
(PTMG20)を得た。 実施例 2 ポリプロピレングリコール(分子量2000)2000
g(1.0モル)に、オレイン酸552g(2.0モル)、
SnO1.3g(0.05重量%)を加え、実施例1と同様
の方法で、ポリプロピレングリコールジオレート
(PPTG20)を得た。 実施例 3 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)4000g(2.0モル)に、カプリル酸288g
(2.0モル)、アジピン酸146g(1.0モル)、SnO2.2
g(0.05重量%)を加え、実施例1と同様の方法
で、ポリオキシテトラメチレングリコールモノカ
プリレートアジピン酸架橋物(PTMGKA)を得
た。 実施例 4 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)2000g(1.0モル)に、オレイン酸276g
(1.0モル)、アジピン酸146g(1.0モル)、n−オ
クチルアルコール130g(1.0モル)、SnO1.3g
(0.05重量%)を加え、実施例1と同様の方法で、
ポリオキシテトラメチレングリコールモノエステ
ルアジピン酸架橋物(PTMGOAO)を得た。 実施例 5 ポリエチレングリコール(分子量200)800g
(2.0モル)に、ダイマー酸560g(1.0モル)、
SnO0.68g(0.05重量%)を加え、実施例1と同
様の方法でエステル化した後、無水酢酸306gを
窒素ガスの存在下、90〜100℃で滴下し、アセチ
ル化後、過剰の無水酢酸をトツピングにて除去
し、ポリエチレングリコールダイマー酸エステル
アセチル化物(PEGDA)を得た。 比較例 1 従来耐寒性付与の効果が優れているといわれて
いるDOZ(ジオクチルアゼラエート)を使用し
た。 比較例 2 実施例1において、ポリテトラメチレングリコ
ール(分子量2000)2000gのかわりにジエチレン
グリコール(分子量106)106gを使用する以外は
実施例1と同様に反応を行いジエチレングリコー
ルジオレートを得た。 比較例 3 実施例1においてポリオキシテトラメチレング
リコール(分子量2000)2000gのかわりにポリオ
キシテトラメチレングリコール(分子量6000)
6000gを使用する以外は、実施例1と同様に反応
を行い、ポリオキシテトラメチレングリコールジ
オレート(PTMG20)を得た。 比較例 4 C2H5O−(CH2CH2O−)2CH2CH2COOC4H9 (特開昭56−120734号公報No.4の化合物)を使
用した。 比較例 5 (特開昭56−120735号公報No.10の化合物)を使
用した。 比較例 6 (特開昭56−120735号公報No.15の化合物)を使
用した。 比較例 7 (特開昭56−120735号公報No.30の化合物)を使
用した。 試験例 クロロプレンゴム100重量部に対し、実施例1
〜5で得られたPTMG20、PPG20、PTMGKA、
PTMGOAO、PEGDA及び比較例1〜7の化合
物を各々30重量部、下記の配合物に添加し、オー
プンロールにて混練し、ゴム組成物を作成した。 CR(ネオプレンWRT) 100重量部 カーボンブラツク(MAF) 65重量部 酸化マグネシウム 4重量部 ステアリン酸 1重量部 酸化亜鉛 5重量部 エチレンチオウレア 1重量部 テトラメチルチウラムジスルフイド 0.3重量部 当該ゴム組成物は温度170℃で、時間10分間の
条件で加硫し、得られた加硫ゴム組成物について
引張試験、耐寒性試験、耐熱性試験を行つた。グ
リースによる抽出後の試験項目として耐寒性試験
を行い、グリースによる抽出の有無を確認するた
め、グリース抽出前及び抽出後の加硫ゴム組成物
をクロロホルムによるソツクスレー抽出を行い、
加硫ゴム1g当たりの抽出量を確認した。尚、
PTMG20及びDOZについては、GPCによるパタ
ーン分析も行つた。 引張試験、耐寒性試験はJIS K−6301に準拠
し、耐熱性試験は120±1℃の恒温槽に試験片を
入れ、70時間での硬さ(JIS A型)変化を調べ
た。 又、グリースによる抽出は試験片上にグリース
を1cm以上の厚さで乗せ100℃の恒温槽中に70時
間放置した。結果は表1に示す。
に詳しくは、油性物質に対する非抽出性かつ耐寒
性の向上ばかりではなく、耐熱性その他物理的・
化学的特性をも向上せしめるクロロプレンゴム組
成物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 近年、クロロプレンゴム組成物は特に自動車用
ゴム部品においては、燃料系ホース、ブレーキホ
ース等各種ホース用外皮材又は等速ジヨイントブ
ーツ、ダストカバー等のブーツ類に広く用いられ
ているが、排ガス規制、低燃費化及びエンジンの
高出力化に伴い、ゴム部品に厳しい環境になつて
きており、耐熱性に優れ、オイル・グリース等の
油性物質に抽出されず、かつ耐寒性の優れたもの
が要求されている。 これらの要求を満足させるために、ゴム同士の
ブレンド、第三成分の添加による改良が検討され
ており、かなりの成果を上げているが、何れの方
法においても長所、短所があり、決定的な方法は
見出されていない。 例えば、耐油性の優れたクロロプレンゴム(以
下CRと略)に、ジ−2−エチルヘキシルセバケ
ート(以下DOSと略)、ジ−2−エチルヘキシル
アジペート(以下DOAと略)、ジ−2−エチルヘ
キシルアゼレート(以下DOZと略)等の可塑剤
を添加することにより、耐寒性を向上せしめるこ
とは出来るが、これらは何れもオイル・グリース
等の油性物質に極めて早い時間で抽出されてしま
い、耐寒性は著しく低下してしまう事は広く知ら
れた事実である。 これらの可塑剤に替わり、耐寒性の優れたゴ
ム、例えば天然ゴム(以下NRと略)やポリブタ
ジエンゴム(以下BRと略)をポリマーブレンド
する方法があるが、耐寒性を充分改良するには
NR又はBRを多量にブレンドしなければならず、
ゴム同士の相溶性にも問題があり、CRの物理
的・化学的特性が損なわれることが多い。 一方で、分子量の比較的大きなポリエステル系
可塑剤も検討されているが、これらもオイル・グ
リース等の油性物質に抽出されないものの、耐寒
性は充分なものとは言えない。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者らはポリアルキレングリコー
ルが耐寒性に優れている点に着目し、鋭意研究し
た結果、特定のグリコール成分と特定の脂肪酸成
分から導かれるエステルが、クロロプレンゴムに
配合した時、油性物質に抽出されず、耐寒性に優
れたクロロプレンゴム組成物を与えることを見出
し、本発明に到達した。 即ち、本発明は クロロプレンゴムと、 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸とを反応させて得ら
れるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸とを反応させて得
られるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸と、炭素数6〜22
の高級アルコールとを反応させて得られるジエ
ステル とからなることを特徴とするクロロプレンゴム組
成物を提供するものである。 かかる本発明のクロロプレンゴム組成物は、オ
イル・グリース等の油性物質に対する非抽出性及
び耐寒性及び耐熱性の優れたものである。 本発明に用いられるポリオキシアルキレングリ
コールは炭素数2〜6のオキシアルキレンより得
られ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレン
グリコール、ポリオキシペンタメチレングリコー
ル、ポリオキシヘキサメチレングリコール、又は
これらとエチレンオキサイド又はプロピレンオキ
サイド又は両者のランダム又はブロツク共重合体
等が挙げられる。これらポリオキシアルキレング
リコールの分子量は200〜5000が必要であり、特
に500〜2000のものが油性物質に抽出されにくく、
かつ耐寒性も優れているので好ましい。 本発明においては、ポリオキシアルキレングリ
コール単独では極性が強いためゴムとの相溶性に
問題があり、脂肪酸成分でエステル化を行い、こ
れを改良した。 本発明に用いられる脂肪酸成分のうち、炭素数
14〜22の不飽和脂肪酸としては、ミリストレイン
酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸、
リノール酸、リノレン酸等が挙げられる。炭素数
2〜24の飽和脂肪酸としては、酢酸、酪酸、カプ
ロン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘニン酸等が挙げられる。又、炭素数2〜10の
ジカルボン酸としては、シユウ酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等が挙げら
れ、ダイマー酸としては、上述の炭素数14〜22の
不飽和脂肪酸を2量体化したものが挙げられる。 又、本発明に用いられる炭素数6〜22の高級ア
ルコールとしては、ヘキシルアルコール、オクチ
ルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、エイコサノール、ド
コサノール等が挙げられる。 本発明にかかるエステルは、一般公知のエステ
ル化方法により上記グリコール成分と脂肪酸成分
をエステル化して得られる。 本発明のクロロプレンゴム組成物は、オイル・
グリース等に対する非抽出型耐寒性向上、耐熱性
向上等の特徴を有するため、クロロプレンゴムの
用途を更に拡大することができる。 本発明のクロロプレンゴム組成物中の前記〜
から選ばれるエステルの配合割合は、クロロプ
レンゴム100重量部に対し、5〜60重量部、好ま
しくは10〜40重量部である。5重量部未満の配合
では充分な耐寒性は期待できず、60重量部を越え
るとゴム物性等への影響が大きく、又、経済性へ
の面でも好ましくない。 本発明に用いられるクロロプレンゴムとして
は、クロロプレンゴムだけでなく、その変性物、
例えばクロロプレンゴムのイオウ変性タイプ、非
イオウ変性タイプ、特殊タイプのいずれも使用で
きるものである。 尚、本発明のクロロプレンゴム組成物を得るに
は、通常のゴム混練法、例えばオープンロール、
バンバリーミキサー、ニーダーブレンダー等の方
法で行うことが出来る。又、ゴム工業で通常使用
される配合剤、例えば補強剤、加硫剤、加硫促進
剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤、加工助剤等を
適宜添加することが出来る。 〔実施例〕 以下、実施例によつて本発明を詳述するが、こ
れらによつて本発明が限定されるものではない。 実施例 1 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)2000g(1.0モル)に、オレイン酸552g
(2.0モル)、SnO1.3g(0.05重量%)を加え、窒
素ガスの存在下、230℃で6時間脱水反応後、ポ
リオキシテトラメチレングリコールジオレート
(PTMG20)を得た。 実施例 2 ポリプロピレングリコール(分子量2000)2000
g(1.0モル)に、オレイン酸552g(2.0モル)、
SnO1.3g(0.05重量%)を加え、実施例1と同様
の方法で、ポリプロピレングリコールジオレート
(PPTG20)を得た。 実施例 3 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)4000g(2.0モル)に、カプリル酸288g
(2.0モル)、アジピン酸146g(1.0モル)、SnO2.2
g(0.05重量%)を加え、実施例1と同様の方法
で、ポリオキシテトラメチレングリコールモノカ
プリレートアジピン酸架橋物(PTMGKA)を得
た。 実施例 4 ポリオキシテトラメチレングリコール(分子量
2000)2000g(1.0モル)に、オレイン酸276g
(1.0モル)、アジピン酸146g(1.0モル)、n−オ
クチルアルコール130g(1.0モル)、SnO1.3g
(0.05重量%)を加え、実施例1と同様の方法で、
ポリオキシテトラメチレングリコールモノエステ
ルアジピン酸架橋物(PTMGOAO)を得た。 実施例 5 ポリエチレングリコール(分子量200)800g
(2.0モル)に、ダイマー酸560g(1.0モル)、
SnO0.68g(0.05重量%)を加え、実施例1と同
様の方法でエステル化した後、無水酢酸306gを
窒素ガスの存在下、90〜100℃で滴下し、アセチ
ル化後、過剰の無水酢酸をトツピングにて除去
し、ポリエチレングリコールダイマー酸エステル
アセチル化物(PEGDA)を得た。 比較例 1 従来耐寒性付与の効果が優れているといわれて
いるDOZ(ジオクチルアゼラエート)を使用し
た。 比較例 2 実施例1において、ポリテトラメチレングリコ
ール(分子量2000)2000gのかわりにジエチレン
グリコール(分子量106)106gを使用する以外は
実施例1と同様に反応を行いジエチレングリコー
ルジオレートを得た。 比較例 3 実施例1においてポリオキシテトラメチレング
リコール(分子量2000)2000gのかわりにポリオ
キシテトラメチレングリコール(分子量6000)
6000gを使用する以外は、実施例1と同様に反応
を行い、ポリオキシテトラメチレングリコールジ
オレート(PTMG20)を得た。 比較例 4 C2H5O−(CH2CH2O−)2CH2CH2COOC4H9 (特開昭56−120734号公報No.4の化合物)を使
用した。 比較例 5 (特開昭56−120735号公報No.10の化合物)を使
用した。 比較例 6 (特開昭56−120735号公報No.15の化合物)を使
用した。 比較例 7 (特開昭56−120735号公報No.30の化合物)を使
用した。 試験例 クロロプレンゴム100重量部に対し、実施例1
〜5で得られたPTMG20、PPG20、PTMGKA、
PTMGOAO、PEGDA及び比較例1〜7の化合
物を各々30重量部、下記の配合物に添加し、オー
プンロールにて混練し、ゴム組成物を作成した。 CR(ネオプレンWRT) 100重量部 カーボンブラツク(MAF) 65重量部 酸化マグネシウム 4重量部 ステアリン酸 1重量部 酸化亜鉛 5重量部 エチレンチオウレア 1重量部 テトラメチルチウラムジスルフイド 0.3重量部 当該ゴム組成物は温度170℃で、時間10分間の
条件で加硫し、得られた加硫ゴム組成物について
引張試験、耐寒性試験、耐熱性試験を行つた。グ
リースによる抽出後の試験項目として耐寒性試験
を行い、グリースによる抽出の有無を確認するた
め、グリース抽出前及び抽出後の加硫ゴム組成物
をクロロホルムによるソツクスレー抽出を行い、
加硫ゴム1g当たりの抽出量を確認した。尚、
PTMG20及びDOZについては、GPCによるパタ
ーン分析も行つた。 引張試験、耐寒性試験はJIS K−6301に準拠
し、耐熱性試験は120±1℃の恒温槽に試験片を
入れ、70時間での硬さ(JIS A型)変化を調べ
た。 又、グリースによる抽出は試験片上にグリース
を1cm以上の厚さで乗せ100℃の恒温槽中に70時
間放置した。結果は表1に示す。
【表】
表1からわかる様に、グリース抽出前の物性は
DOZと変わらず、又、耐熱性についても比較例
に比べ硬さの変化が少なく良好である。 耐寒性については、グリースによる抽出後の比
較例のT10、T100が極めて高くなり、悪くなつ
ているのに対し、実施例では殆ど耐寒性の低下が
なく良好である。 又、第1図に実施例1(PTMG20)の、第2図
に比較例DOZのグリース抽出前、抽出後の試験
片のソツクスレー抽出物について、GPCのパタ
ーンを示した。第1図、第2図においてそれぞれ
aがグリース抽出前、bがグリース抽出後のパタ
ーンである。これらの図から明らかなように、第
1図の実施例1のPTMG20はグリース抽出後も
ピークの存在が認められる。これとは反対に第2
図の比較例DOZはピークが殆ど認められない。 又、ソツクスレー抽出試験結果もゴム1g当た
りの抽出量が、グリース抽出前後を比べると、実
施例はいずれも増加しており、グリースにより抽
出されていない事がわかる。 以上の様に、本発明にかかるエステルはグリー
スに抽出されず、耐寒性も優れ、かつ耐熱性も良
好であることがわかる。 又、本発明にかかるエステルはDOS、DOZ、
DOA等の一般の可塑剤と併用することができる。
DOZと変わらず、又、耐熱性についても比較例
に比べ硬さの変化が少なく良好である。 耐寒性については、グリースによる抽出後の比
較例のT10、T100が極めて高くなり、悪くなつ
ているのに対し、実施例では殆ど耐寒性の低下が
なく良好である。 又、第1図に実施例1(PTMG20)の、第2図
に比較例DOZのグリース抽出前、抽出後の試験
片のソツクスレー抽出物について、GPCのパタ
ーンを示した。第1図、第2図においてそれぞれ
aがグリース抽出前、bがグリース抽出後のパタ
ーンである。これらの図から明らかなように、第
1図の実施例1のPTMG20はグリース抽出後も
ピークの存在が認められる。これとは反対に第2
図の比較例DOZはピークが殆ど認められない。 又、ソツクスレー抽出試験結果もゴム1g当た
りの抽出量が、グリース抽出前後を比べると、実
施例はいずれも増加しており、グリースにより抽
出されていない事がわかる。 以上の様に、本発明にかかるエステルはグリー
スに抽出されず、耐寒性も優れ、かつ耐熱性も良
好であることがわかる。 又、本発明にかかるエステルはDOS、DOZ、
DOA等の一般の可塑剤と併用することができる。
第1図は実施例1(PTMG20)の、第2図は比
較例DOZのグリース抽出前、抽出後の試験片の
ソツクスレー抽出物についてのGPCのパターン
を示した図であり、第1図、第2図においてそれ
ぞれaがグリース抽出前、bがグリース抽出後の
パターンである。
較例DOZのグリース抽出前、抽出後の試験片の
ソツクスレー抽出物についてのGPCのパターン
を示した図であり、第1図、第2図においてそれ
ぞれaがグリース抽出前、bがグリース抽出後の
パターンである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クロロプレンゴムと、 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸とを反応させて得ら
れるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸とを反応させて得
られるジエステル、又は(及び) 炭素数2〜6のオキシアルキレンより得られ
る分子量200〜5000のポリオキシアルキレング
リコールと、炭素数14〜22の不飽和脂肪酸又は
炭素数2〜24の飽和脂肪酸と、炭素数2〜10の
ジカルボン酸又はダイマー酸と、炭素数6〜22
の高級アルコールとを反応させて得られるジエ
ステル とからなることを特徴とするクロロプレンゴム組
成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268048A JPS61145236A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | クロロプレンゴム組成物 |
| US06/806,146 US4645788A (en) | 1984-12-19 | 1985-12-06 | Chloroprene rubber composition |
| DE19853544112 DE3544112A1 (de) | 1984-12-19 | 1985-12-13 | Chloroprenkautschuk-mischung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268048A JPS61145236A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | クロロプレンゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61145236A JPS61145236A (ja) | 1986-07-02 |
| JPH0324498B2 true JPH0324498B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=17453155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59268048A Granted JPS61145236A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | クロロプレンゴム組成物 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4645788A (ja) |
| JP (1) | JPS61145236A (ja) |
| DE (1) | DE3544112A1 (ja) |
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| US4420585A (en) * | 1982-08-30 | 1983-12-13 | General Motors Corporation | Method of mixing elastomeric polymers for improved physical properties |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP59268048A patent/JPS61145236A/ja active Granted
-
1985
- 1985-12-06 US US06/806,146 patent/US4645788A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-12-13 DE DE19853544112 patent/DE3544112A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3544112A1 (de) | 1986-06-19 |
| US4645788A (en) | 1987-02-24 |
| JPS61145236A (ja) | 1986-07-02 |
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