JPH0335555B2 - - Google Patents
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- JPH0335555B2 JPH0335555B2 JP60099640A JP9964085A JPH0335555B2 JP H0335555 B2 JPH0335555 B2 JP H0335555B2 JP 60099640 A JP60099640 A JP 60099640A JP 9964085 A JP9964085 A JP 9964085A JP H0335555 B2 JPH0335555 B2 JP H0335555B2
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- liquid feeding
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
- F16L55/045—Devices damping pulsations or vibrations in fluids specially adapted to prevent or minimise the effects of water hammer
- F16L55/05—Buffers therefor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/26—Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
- G01N30/28—Control of physical parameters of the fluid carrier
- G01N30/32—Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01N2030/322—Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed pulse dampers
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- Pipe Accessories (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は液体クロマトグラフ装置に係り、特に
送液の脈流を平滑化する液体クロマトグラフ用脈
流防止装置に関する。 [従来の技術] 液体クロマトグラフイーにおいて最も普及して
いる送液方式はプランジヤー型ポンプを用いプラ
ンジヤーの往復運動によつて行われる。その際プ
ランジヤーの往復運動に連動して送液に脈流が生
ずる。従来かかる脈流を平滑化するため複数のプ
ランジヤーを用いて互いに補完し合つて平滑化す
る様に制御する方法があるが必ずしも完全に平滑
化することは困難であつた。 また別法として送液系に偏平管、ベローズ、ス
プリングを用い、あるいはベローズとスプリング
との組み合せ、またダイヤフラムと圧縮性液体と
の組み合せを用いる脈流防止装置を挿入する方式
があげられる。上記各法のうち偏平管の体積変化
を利用するものは偏平管の長さを極度に長くしな
ければ効果がなく、長大な管ではデツドボリユー
ムが大となり液置換は極めて不便である。また、
ベローズを使用したものは圧力50bar程度までし
か有効ではなく、しかもベローズの複雑な形態の
ため液置換もよくない。スプリングの弾性を利用
するものは低圧範囲において有効でなく、しかも
液圧変化に応じてスプリングの剛性、弾性を調節
しなければならない不便があつた。更に、ベロー
ズとスプリングとを組み合せた方式は低圧から高
圧まで、或る程度有効であるがスプリングの剛性
調節を必要とする不便は避けられない。 また、特開昭57−160060号に開示された脈流防
止装置のごとく偏平な流路室の片面をダイヤフラ
ムで仕切りダイヤフラムに面して密閉した圧縮可
能の液体を封入した圧縮室を設けた脈流防止装置
においては脈流防止を効果的ならしめるために
は、圧縮室のっ容積を十分に大きくとる必要があ
り、その為にはダイヤフラムの大きさを相当大き
くしなければならず、コンパクトで性能のよい液
体クロマトグラフイー用の脈流防止装置は得られ
ない。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ため液体クロマトグラフイーにおいて通常用いら
れる圧力範囲である5〜400barの全領域におい
て一様に脈流防止性能にすぐれ、デツドボリユー
ムが小さく、かつ操作性にすぐれた液体クロマト
グラフ用脈流防止装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するためそれぞれ一
方の面が対向して開口している中空の2つのケー
シング1a,1bと、このケーシング1a,1b
に狭持され、両面に2つの偏平な送液室6を形成
する流路ブロツク3と、この流路ブロツク3の両
端に設けられ、前記2つの送液室6を介して連通
する送液入口7および送液出口8と、前記2つの
ケーシング1a,1bに圧縮性物質が充填された
圧縮室5a,5bと、前記流路ブロツク3と圧縮
室5a,5bとの間にそれぞれ配置している2枚
のダイヤフロム2a,2bとからなる液体クロマ
トグラフ用脈流防止装置であつて、2個の圧縮室
の総容積を50〜200ml、圧縮室に充填される圧縮
性物質の圧縮率を(30〜200)×10-6/bar、2個
の圧縮室の総容積と2個のダイヤフラムの総面積
との比を、2〜5ml/cm2の範囲にとることによ
り、上記問題点が解決される。 本発明装置を図面によつて説明すると次の通り
である。第1図は本発明装置の縦断面図を示す。 ケーシング1aおよび1bは組立てボルト4a
および4bによつて一体的に組み合されて圧力容
器を構成し、流路ブロツク3には送液入口7およ
び送液出口8が付設され、ダイヤフラム2aおよ
び2bと流路ブロツク3により送液室6が形成さ
れる。またダイヤフラム2aおよび2bとケーシ
ング1aおよび1bにより2つの圧縮室5aおよ
び5bが形成され、この圧縮室には圧縮性物質、
例えば非流動性ゴム弾性体であるシリコンゴム、
等が充填される。送液入口7にはプランジヤー型
ポンプからの送液配管が接続されており、また送
液出口8には分離カラムへの配管が接続される。 プランジヤー型ポンプから送られた液は、送液
入口7から流路ブロツク3に入つて流路ブロツク
3内に形成されている入口側の縦孔9aを通つて
送液室6に入り、次に送液室6から流路ブロツク
3に形成されている出口側の縦孔9bを通つて送
液出口8から流出する。 流体クロマトグラフ用プランジヤーは通常その
1ストロークによつて最大100μ程度の送液を
行う。プランジヤーは往復運動を行うため、たと
えば2秒で1往復する場合、液は1秒間に最大量
100μに送られ、次の1秒間は何等送液は行わ
れない。このようなサイクルが連続的に繰り返さ
れる。したがつてこの場合1秒間隔の脈流を生ず
ることになる。このようにして送られた液を本装
置に通した場合、プランジヤーの送液ストローク
の間は流量が上昇し系の圧力は上昇する。厚上昇
に伴いダイヤフラム2a,2bは圧縮室5a,5
b側に押圧され、圧縮室に充填された非流動性ゴ
ム弾性体は圧縮され圧上昇は緩和される。プラン
ジヤーの非送液ストロークの間は上記圧縮された
非流動性ゴム弾性体はダイヤフラム2a,2bを
押し返して送液が行われ、液の圧力減少を緩和す
る。 さて前記した通り、液体クロマトグロフ用プラ
ンジヤーポンプはプランジヤーの送液ストローク
により通常最大量100μ程度の送液の行うため
脈流を防止あるいは緩和するためには最大流量の
約半量に相当する50μ程度をプランジヤーの送
液ストロークの間、圧縮室の圧縮により、できる
だけ小さい圧上昇に抑えて吸収できればよいこと
になる。その目的を達するには圧縮室の容積をで
きるだけ大にし、できるだけ圧縮率の大なる圧縮
性物質を圧縮室に充填し、面積ができるだけ大、
かつ弾性限界のできるだけ大なるダイヤフラムを
使用するが望ましい。たとえば圧縮室の総容積
150ml、圧縮性物質として非流動性ゴム弾性体で
あるシリコーンゴムを使用すればその圧縮率は
(100〜150)×10-6/bar(ただし送液圧10bar以上
の場合)であり、送液量50μは約2〜3barの圧
上昇で吸収されることになる。これは液体クロマ
トグラフ用脈流防止装置として十分に満足すべき
性能である。 多数の実際的試行経験によれば液体クロマトグ
ラフ用脈流防止装置においては装置全体のデイメ
ンジヨン、装置に使用される材料の物性等により
脈流防止を目的とする種々の制約の存在すること
が認められる。 圧縮室の容積は現実の液体クロマトグラフの大
きさから見れば50〜300mlの範囲が好ましく、望
ましくは100〜200mlの範囲が適当である。圧縮室
の容積が300mlを越えるものはコンパクト性の要
望から遠ざかり、また50ml以下では容量過少で充
分な性能を得ることができない。 また、圧縮室に充填する圧縮性物質の圧縮率に
ついて実際試行経験から検討するに50μの送液
を5bar程度の圧上昇で吸収できれば脈流防止に
十分であり、そのためには上記圧縮室の容積範囲
50〜300mlに対して必要な圧縮率は、(30〜200)×
10-6/barであればよいことが判明した。したが
つて圧縮室の大きさに応じて最適の圧縮率を選定
することが望ましい。 ダイヤフラムの面積は、出来るだけ大きい方が
変形が小さいので望ましいが脈流防止装置のデイ
メンジヨンが大となり、コンパクト性の要求を満
足できないものなる他、圧縮室の密閉方法が技術
的に困難になる。またダイヤフラムの面積が小さ
すぎれば変形が大となり弾性限界を越えダイヤフ
ラムの破損を生ずるおそれがある。現実的に最も
望ましい材料であるステンレス等による金属質ダ
イヤフラムについて鋭意検討した結果、圧縮室の
容積に対してダイヤフラムの面積比が2〜5ml/
cm2の範囲が最適であることが判明した。圧縮室を
送液室の片面にのみ設けた場合にはダイヤフラム
が1枚であるため同一送液量を圧縮室で吸収した
場合、ダイヤフラムの変形が2倍になる。したが
つて変形を同一にするには圧縮室の容積を2倍に
しなければならず、装置過大となる欠点がある。 更に本発明の脈流防止装置においては5〜
400barの範囲と送液圧P(bar)と送液の受ける
圧力変動ΔP(bar)との間には、正の係数αを介
して次の関係式 ΔP≦5.0+α(P−50),0<α≦0.1 が成立することが特徴である。 上記のΔPとPとの比で表わされる。(ΔP/P)
値は、いわゆる脈流率を称され、脈流防止装置に
おける脈流防止特性を判断するための重要な指標
値である。しかるに、従来の脈流防止装置におい
てはΔPはPに対して大きく、このため許容脈流
率を超えた送液圧Pの領域における操作が不可能
なものが多い。しかし、本発明装置は前記する通
り液体クロマトグラフイーにおいて通常用いられ
る送液圧範囲である5〜400barの全領域におい
て脈流防止性能にすぐれ、その脈流防止性能を具
体的に表現する適切な手段として上記関係式の存
在を確認するに至つたものである。 本式は、換言すれば送液圧の比較的低い5〜
50bar領域においては圧力変動ΔPは5bar以下で
あり、また50barを越える領域においても圧力変
動ΔP値は送液圧P値10%を越えないことを意味
するものである。 脈流率は装置のデイメンジヨン、装置各部とく
に圧縮室、送液室の容積、ダイヤフラムの面積、
圧縮室に充填される弾性物質の弾性特性等の関与
する多項相関関係によつて定まるものである。そ
のため多数の試行経験から装置寸法および各部材
質の最適範囲を求めなければならず、本発明者等
は鋭意それらの間の関係を探求した結果、上記に
示すように圧縮室の総容積が50〜300ml、圧縮室
の総容積とダイヤフラムの総面積との比が2〜5
ml/cm2、かつ、圧縮室充填物質の圧縮率が(30〜
200)×10-6/barなる条件との連関において、脈
流率の指標値を判断しうる上記の送液圧Pと圧力
変動ΔPとの関係を出入することができたもので
ある。 [作用] 以上のような構成にすることによつて、往復動
型のプランジヤーポンプから周期的でしかも断続
的に送液した場合、プランジヤーの送液シトロー
クの間は流量が増加して送液系の圧力は上昇する
が、ダイヤフラム2a,2bが圧縮室5a,5b
側に押圧されて圧縮室に充填した非流動性ゴム弾
性体が圧縮されるので圧力の上昇が緩和され、逆
にプランジヤーの非送液ストロークの間は圧縮室
内の非流動性ゴム弾性体がダイヤフラム2a,2
bを送液室6側へ押し返して送液するので圧力の
減少が緩和される。従つて、このようにして送液
の脈動を平滑化することができる。 [実施例] 第1図に示す脈流防止装置において圧縮室にシ
リコンゴム〔圧縮率(100〜150)×10-6/bar〕を
充填したもの(本発明)および市販のベローズダ
ンパとスプリングとを組み合せたもの(比較例)
について脈流率(圧力変動/送液圧)と送液圧と
の関係を求めた。 送液量は2ml/min、送液圧は各種カラムを連
結することにより変動させた。ポンプにはプラン
ジヤー型ポンプを使用し、1ストロークの送液量
は100μ、毎分20回の往復運動を行なつた。圧
縮室の総容量は100ml、ダイヤフラムの総面積は
30cm2、送液室の容積は200μであつた。成績を
第1表に示す。本表から明らかな通り本発明装置
の脈流率は比較例よりも、送液圧の試験領域全域
にわたり一様に低値であり圧力変動は全域で5%
もしくは以下であることが知られる。
送液の脈流を平滑化する液体クロマトグラフ用脈
流防止装置に関する。 [従来の技術] 液体クロマトグラフイーにおいて最も普及して
いる送液方式はプランジヤー型ポンプを用いプラ
ンジヤーの往復運動によつて行われる。その際プ
ランジヤーの往復運動に連動して送液に脈流が生
ずる。従来かかる脈流を平滑化するため複数のプ
ランジヤーを用いて互いに補完し合つて平滑化す
る様に制御する方法があるが必ずしも完全に平滑
化することは困難であつた。 また別法として送液系に偏平管、ベローズ、ス
プリングを用い、あるいはベローズとスプリング
との組み合せ、またダイヤフラムと圧縮性液体と
の組み合せを用いる脈流防止装置を挿入する方式
があげられる。上記各法のうち偏平管の体積変化
を利用するものは偏平管の長さを極度に長くしな
ければ効果がなく、長大な管ではデツドボリユー
ムが大となり液置換は極めて不便である。また、
ベローズを使用したものは圧力50bar程度までし
か有効ではなく、しかもベローズの複雑な形態の
ため液置換もよくない。スプリングの弾性を利用
するものは低圧範囲において有効でなく、しかも
液圧変化に応じてスプリングの剛性、弾性を調節
しなければならない不便があつた。更に、ベロー
ズとスプリングとを組み合せた方式は低圧から高
圧まで、或る程度有効であるがスプリングの剛性
調節を必要とする不便は避けられない。 また、特開昭57−160060号に開示された脈流防
止装置のごとく偏平な流路室の片面をダイヤフラ
ムで仕切りダイヤフラムに面して密閉した圧縮可
能の液体を封入した圧縮室を設けた脈流防止装置
においては脈流防止を効果的ならしめるために
は、圧縮室のっ容積を十分に大きくとる必要があ
り、その為にはダイヤフラムの大きさを相当大き
くしなければならず、コンパクトで性能のよい液
体クロマトグラフイー用の脈流防止装置は得られ
ない。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ため液体クロマトグラフイーにおいて通常用いら
れる圧力範囲である5〜400barの全領域におい
て一様に脈流防止性能にすぐれ、デツドボリユー
ムが小さく、かつ操作性にすぐれた液体クロマト
グラフ用脈流防止装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するためそれぞれ一
方の面が対向して開口している中空の2つのケー
シング1a,1bと、このケーシング1a,1b
に狭持され、両面に2つの偏平な送液室6を形成
する流路ブロツク3と、この流路ブロツク3の両
端に設けられ、前記2つの送液室6を介して連通
する送液入口7および送液出口8と、前記2つの
ケーシング1a,1bに圧縮性物質が充填された
圧縮室5a,5bと、前記流路ブロツク3と圧縮
室5a,5bとの間にそれぞれ配置している2枚
のダイヤフロム2a,2bとからなる液体クロマ
トグラフ用脈流防止装置であつて、2個の圧縮室
の総容積を50〜200ml、圧縮室に充填される圧縮
性物質の圧縮率を(30〜200)×10-6/bar、2個
の圧縮室の総容積と2個のダイヤフラムの総面積
との比を、2〜5ml/cm2の範囲にとることによ
り、上記問題点が解決される。 本発明装置を図面によつて説明すると次の通り
である。第1図は本発明装置の縦断面図を示す。 ケーシング1aおよび1bは組立てボルト4a
および4bによつて一体的に組み合されて圧力容
器を構成し、流路ブロツク3には送液入口7およ
び送液出口8が付設され、ダイヤフラム2aおよ
び2bと流路ブロツク3により送液室6が形成さ
れる。またダイヤフラム2aおよび2bとケーシ
ング1aおよび1bにより2つの圧縮室5aおよ
び5bが形成され、この圧縮室には圧縮性物質、
例えば非流動性ゴム弾性体であるシリコンゴム、
等が充填される。送液入口7にはプランジヤー型
ポンプからの送液配管が接続されており、また送
液出口8には分離カラムへの配管が接続される。 プランジヤー型ポンプから送られた液は、送液
入口7から流路ブロツク3に入つて流路ブロツク
3内に形成されている入口側の縦孔9aを通つて
送液室6に入り、次に送液室6から流路ブロツク
3に形成されている出口側の縦孔9bを通つて送
液出口8から流出する。 流体クロマトグラフ用プランジヤーは通常その
1ストロークによつて最大100μ程度の送液を
行う。プランジヤーは往復運動を行うため、たと
えば2秒で1往復する場合、液は1秒間に最大量
100μに送られ、次の1秒間は何等送液は行わ
れない。このようなサイクルが連続的に繰り返さ
れる。したがつてこの場合1秒間隔の脈流を生ず
ることになる。このようにして送られた液を本装
置に通した場合、プランジヤーの送液ストローク
の間は流量が上昇し系の圧力は上昇する。厚上昇
に伴いダイヤフラム2a,2bは圧縮室5a,5
b側に押圧され、圧縮室に充填された非流動性ゴ
ム弾性体は圧縮され圧上昇は緩和される。プラン
ジヤーの非送液ストロークの間は上記圧縮された
非流動性ゴム弾性体はダイヤフラム2a,2bを
押し返して送液が行われ、液の圧力減少を緩和す
る。 さて前記した通り、液体クロマトグロフ用プラ
ンジヤーポンプはプランジヤーの送液ストローク
により通常最大量100μ程度の送液の行うため
脈流を防止あるいは緩和するためには最大流量の
約半量に相当する50μ程度をプランジヤーの送
液ストロークの間、圧縮室の圧縮により、できる
だけ小さい圧上昇に抑えて吸収できればよいこと
になる。その目的を達するには圧縮室の容積をで
きるだけ大にし、できるだけ圧縮率の大なる圧縮
性物質を圧縮室に充填し、面積ができるだけ大、
かつ弾性限界のできるだけ大なるダイヤフラムを
使用するが望ましい。たとえば圧縮室の総容積
150ml、圧縮性物質として非流動性ゴム弾性体で
あるシリコーンゴムを使用すればその圧縮率は
(100〜150)×10-6/bar(ただし送液圧10bar以上
の場合)であり、送液量50μは約2〜3barの圧
上昇で吸収されることになる。これは液体クロマ
トグラフ用脈流防止装置として十分に満足すべき
性能である。 多数の実際的試行経験によれば液体クロマトグ
ラフ用脈流防止装置においては装置全体のデイメ
ンジヨン、装置に使用される材料の物性等により
脈流防止を目的とする種々の制約の存在すること
が認められる。 圧縮室の容積は現実の液体クロマトグラフの大
きさから見れば50〜300mlの範囲が好ましく、望
ましくは100〜200mlの範囲が適当である。圧縮室
の容積が300mlを越えるものはコンパクト性の要
望から遠ざかり、また50ml以下では容量過少で充
分な性能を得ることができない。 また、圧縮室に充填する圧縮性物質の圧縮率に
ついて実際試行経験から検討するに50μの送液
を5bar程度の圧上昇で吸収できれば脈流防止に
十分であり、そのためには上記圧縮室の容積範囲
50〜300mlに対して必要な圧縮率は、(30〜200)×
10-6/barであればよいことが判明した。したが
つて圧縮室の大きさに応じて最適の圧縮率を選定
することが望ましい。 ダイヤフラムの面積は、出来るだけ大きい方が
変形が小さいので望ましいが脈流防止装置のデイ
メンジヨンが大となり、コンパクト性の要求を満
足できないものなる他、圧縮室の密閉方法が技術
的に困難になる。またダイヤフラムの面積が小さ
すぎれば変形が大となり弾性限界を越えダイヤフ
ラムの破損を生ずるおそれがある。現実的に最も
望ましい材料であるステンレス等による金属質ダ
イヤフラムについて鋭意検討した結果、圧縮室の
容積に対してダイヤフラムの面積比が2〜5ml/
cm2の範囲が最適であることが判明した。圧縮室を
送液室の片面にのみ設けた場合にはダイヤフラム
が1枚であるため同一送液量を圧縮室で吸収した
場合、ダイヤフラムの変形が2倍になる。したが
つて変形を同一にするには圧縮室の容積を2倍に
しなければならず、装置過大となる欠点がある。 更に本発明の脈流防止装置においては5〜
400barの範囲と送液圧P(bar)と送液の受ける
圧力変動ΔP(bar)との間には、正の係数αを介
して次の関係式 ΔP≦5.0+α(P−50),0<α≦0.1 が成立することが特徴である。 上記のΔPとPとの比で表わされる。(ΔP/P)
値は、いわゆる脈流率を称され、脈流防止装置に
おける脈流防止特性を判断するための重要な指標
値である。しかるに、従来の脈流防止装置におい
てはΔPはPに対して大きく、このため許容脈流
率を超えた送液圧Pの領域における操作が不可能
なものが多い。しかし、本発明装置は前記する通
り液体クロマトグラフイーにおいて通常用いられ
る送液圧範囲である5〜400barの全領域におい
て脈流防止性能にすぐれ、その脈流防止性能を具
体的に表現する適切な手段として上記関係式の存
在を確認するに至つたものである。 本式は、換言すれば送液圧の比較的低い5〜
50bar領域においては圧力変動ΔPは5bar以下で
あり、また50barを越える領域においても圧力変
動ΔP値は送液圧P値10%を越えないことを意味
するものである。 脈流率は装置のデイメンジヨン、装置各部とく
に圧縮室、送液室の容積、ダイヤフラムの面積、
圧縮室に充填される弾性物質の弾性特性等の関与
する多項相関関係によつて定まるものである。そ
のため多数の試行経験から装置寸法および各部材
質の最適範囲を求めなければならず、本発明者等
は鋭意それらの間の関係を探求した結果、上記に
示すように圧縮室の総容積が50〜300ml、圧縮室
の総容積とダイヤフラムの総面積との比が2〜5
ml/cm2、かつ、圧縮室充填物質の圧縮率が(30〜
200)×10-6/barなる条件との連関において、脈
流率の指標値を判断しうる上記の送液圧Pと圧力
変動ΔPとの関係を出入することができたもので
ある。 [作用] 以上のような構成にすることによつて、往復動
型のプランジヤーポンプから周期的でしかも断続
的に送液した場合、プランジヤーの送液シトロー
クの間は流量が増加して送液系の圧力は上昇する
が、ダイヤフラム2a,2bが圧縮室5a,5b
側に押圧されて圧縮室に充填した非流動性ゴム弾
性体が圧縮されるので圧力の上昇が緩和され、逆
にプランジヤーの非送液ストロークの間は圧縮室
内の非流動性ゴム弾性体がダイヤフラム2a,2
bを送液室6側へ押し返して送液するので圧力の
減少が緩和される。従つて、このようにして送液
の脈動を平滑化することができる。 [実施例] 第1図に示す脈流防止装置において圧縮室にシ
リコンゴム〔圧縮率(100〜150)×10-6/bar〕を
充填したもの(本発明)および市販のベローズダ
ンパとスプリングとを組み合せたもの(比較例)
について脈流率(圧力変動/送液圧)と送液圧と
の関係を求めた。 送液量は2ml/min、送液圧は各種カラムを連
結することにより変動させた。ポンプにはプラン
ジヤー型ポンプを使用し、1ストロークの送液量
は100μ、毎分20回の往復運動を行なつた。圧
縮室の総容量は100ml、ダイヤフラムの総面積は
30cm2、送液室の容積は200μであつた。成績を
第1表に示す。本表から明らかな通り本発明装置
の脈流率は比較例よりも、送液圧の試験領域全域
にわたり一様に低値であり圧力変動は全域で5%
もしくは以下であることが知られる。
【表】
[発明の効果]
以上に説明する通り、本発明の液体クロマトグ
ラフ用脈流防止装置は十分な脈流防止効果を発揮
する装置として性能的にすぐれており、しかも圧
縮室の形状、ダイヤフラムの形状等構成要素の形
状が複雑でないため装置の操作性にすぐれ、デツ
ドボリユームも小であるなど従来装置に見られな
い利点を有するものである。
ラフ用脈流防止装置は十分な脈流防止効果を発揮
する装置として性能的にすぐれており、しかも圧
縮室の形状、ダイヤフラムの形状等構成要素の形
状が複雑でないため装置の操作性にすぐれ、デツ
ドボリユームも小であるなど従来装置に見られな
い利点を有するものである。
第1図は本発明装置の縦断面図である。
1a,1b……ケーシング、2a,2b……ダ
イヤフラム、3……流路ブロツク、4a,4b…
…組立てボルト、5a,5b……弾性体充填圧縮
室、6……送液室、7……送液入口、8……送液
出口、9a,9b……縦孔。
イヤフラム、3……流路ブロツク、4a,4b…
…組立てボルト、5a,5b……弾性体充填圧縮
室、6……送液室、7……送液入口、8……送液
出口、9a,9b……縦孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれの一方の面が対向して開口している
中空の2つのケーシング1a,1bと、このケー
シング1a,1bに挟持され、両面に2つの偏平
な送液室6を形成する流路ブロツク3と、この流
路ブロツク3の両端に設けられ、前記2つの送液
室6を介して連通する送液入口7および送液出口
8と、前記2つのケーシング1a,1bに圧縮性
物質が充填された圧縮室5a,5bと、前記流路
ブロツク3と圧縮室5a,5bとの間にそれぞれ
配設している2枚のダイヤフラム2a,2bとか
らなり、 (a) 2つの圧縮室5a,5bの総容積が50〜300
ml (b) 圧縮室5a,5bに充填される圧縮性物質の
圧縮率が(30〜200)×10-6/bar (c) 2つの圧縮室5a,5bの総容積と2枚のダ
イヤフラム2a,2bの総面積との比が2〜5
ml/cm2 の範囲にあることを特徴とする液体クロマトグラ
フ用脈流防止装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60099640A JPS61262293A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 液体クロマトグラフ用脈流防止装置 |
| EP86902914A EP0222921B1 (en) | 1985-05-13 | 1986-05-13 | Apparatus for preventing pulsating current for liquid chromatography and method therefor |
| DE8686902914T DE3682022D1 (de) | 1985-05-13 | 1986-05-13 | Vorrichtung und verfahren zur verhinderung einer pulsierenden stroemung in einem fluessigkeitschromatographen. |
| US07/022,447 US4794954A (en) | 1985-05-13 | 1986-05-13 | Apparatus and method for prevention of pulsating flow in liquid chromatograph |
| PCT/JP1986/000242 WO1986006815A1 (fr) | 1985-05-13 | 1986-05-13 | Appareil et procede pour chromatographie liquide destines a empecher un courant pulsatoire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60099640A JPS61262293A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 液体クロマトグラフ用脈流防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61262293A JPS61262293A (ja) | 1986-11-20 |
| JPH0335555B2 true JPH0335555B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=14252654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60099640A Granted JPS61262293A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 液体クロマトグラフ用脈流防止装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4794954A (ja) |
| EP (1) | EP0222921B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61262293A (ja) |
| DE (1) | DE3682022D1 (ja) |
| WO (1) | WO1986006815A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
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| US5183486A (en) * | 1990-12-04 | 1993-02-02 | Spectra-Physics, Inc. | Apparatus for degassing a liquid |
| DE19910100A1 (de) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Schwingungsdämpfungseinrichtung |
| DE102010027773A1 (de) * | 2010-04-15 | 2011-10-20 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Pulsationsdämpfungskapsel |
| CN102430267B (zh) * | 2011-09-16 | 2014-12-10 | 常州博世伟业生物科技有限公司 | 一种大流量中低压制备液相色谱稳流装置及其使用方法 |
Family Cites Families (12)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS575570Y2 (ja) * | 1978-11-14 | 1982-02-02 | ||
| US4222414A (en) * | 1979-06-14 | 1980-09-16 | Varian Associates, Inc. | Pulse damper for high-pressure liquid chromatography |
| JPS575570A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Chubu Create Kogyo Kk | Power generator |
| JPS57160060A (en) * | 1981-03-28 | 1982-10-02 | Yanagimoto Seisakusho:Kk | Pulsating flow preventing device for high speed liquid chromatography |
| JPS5872795A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-30 | 日産自動車株式会社 | 燃料配管の圧力脈動除去装置 |
| US4427029A (en) * | 1982-11-12 | 1984-01-24 | Scientific Systems, Inc. | Pulse damper for chromoatography systems |
| DE3306631C1 (de) * | 1983-02-25 | 1984-07-19 | Hewlett-Packard GmbH, 7030 Böblingen | Hochdruckfluessigkeitsdaempfer |
| US4552182A (en) * | 1983-04-21 | 1985-11-12 | Varian Associates, Inc. | Hydraulic pulse dampener employing two stiff diaphragms and nesting members |
| US4548713A (en) * | 1984-03-02 | 1985-10-22 | The Perkin-Elmer Corporation | Pulse damper |
| US4629562A (en) * | 1985-08-06 | 1986-12-16 | Scientific Systems, Inc. | Pulse dampener |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP60099640A patent/JPS61262293A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-13 US US07/022,447 patent/US4794954A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-13 DE DE8686902914T patent/DE3682022D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-13 EP EP86902914A patent/EP0222921B1/en not_active Expired
- 1986-05-13 WO PCT/JP1986/000242 patent/WO1986006815A1/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0222921A1 (en) | 1987-05-27 |
| US4794954A (en) | 1989-01-03 |
| DE3682022D1 (de) | 1991-11-21 |
| EP0222921B1 (en) | 1991-10-16 |
| WO1986006815A1 (fr) | 1986-11-20 |
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| JPS61262293A (ja) | 1986-11-20 |
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