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JPH0341101B2 - - Google Patents
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JPH0341101B2 - - Google Patents

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JPH0341101B2
JPH0341101B2 JP9515885A JP9515885A JPH0341101B2 JP H0341101 B2 JPH0341101 B2 JP H0341101B2 JP 9515885 A JP9515885 A JP 9515885A JP 9515885 A JP9515885 A JP 9515885A JP H0341101 B2 JPH0341101 B2 JP H0341101B2
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<技術分野> この発明は発泡ポリオレフイン系シートの帯電
防止剤に関し、各種包装容器等の成形用材料とし
て使用される発泡ポリオレフイン系シートに対し
て、予め原料樹脂に配合して使用する帯電防止剤
に関している。 <従来技術> 従来より、合成樹脂シートの製造時に、予め原
料樹脂中に帯電防止剤を配合しておき、発泡シー
トの成形後に表面にブリードした帯電防止剤によ
る導電性層によつて、合成樹脂シートの帯電を防
止することが行われている。 ところが、合成樹脂シートとして、発泡ポリエ
チレンシート等の発泡ポリオレフイン系シートを
使用する場合、発泡シート自体に柔軟性を有する
こと、および発泡シートの表面には細かな凹凸が
あるため、シート表面にブリードした帯電防止剤
が均一な導電性層を形成し難い。特に、帯電防止
剤が固体である場合には流動性が無いため、その
傾向が大であつた。そこで、帯電防止剤として
は、適当な粘度を有する液体であることが、必要
な条件になつてくる。 しかし、通常の帯電防止剤の場合、常温では液
体であつても、冬期など低温環境下で、帯電防止
剤の凝固点以下の温度に晒されると、常温下では
均一な導電性層を形成していた帯電防止剤が固化
し始め、細かなヒビ割れ状態になり、一部が剥落
したりして、導電性層が不均一になり、帯電防止
効果を著しく減少させることになる。特に、柔軟
な発泡ポリオレフイン系シートに使用する場合、
導電性層が発泡シートの柔軟な変形についていけ
ず、上記ヒビ割れ等が発生する可能性が非常に高
かつた。 そのため、従来の帯電防止剤を配合した発泡ポ
リオレフイン系シートを帯電シートとして使用す
る場合には、冬場対策として、使用前に一定温度
に温めてから使用しており、非常に手間がかかり
面倒なものであつた。 従つて、包装容器等として使用される発泡ポリ
オレフイン系シート等の場合には、低温下におい
て、帯電防止効果が極端に低下する、従来の帯電
防止剤は、非常に不都合なものであり、改善が要
望されていた。 <目的> そこで、この発明の目的としては、上記従来技
術の問題点を解消し、低温下においても充分な帯
電防止効果を発揮できる、実用的な帯電防止剤を
提供するものである。 <構成> そして、上記目的を達成するための構成として
は、ポリオキシエチレンアルキルアミンを主成分
とし、上記主成分と相溶性があると共に、非揮発
性で凝固点が20℃以下の添加剤を配合しているこ
とを特徴としている。 <実施例> 次いで、この発明の実施例について、以下に説
明する。 まず、帯電防止剤の主成分としては、ポリオキ
シエチレンアルキルアミンが使用される。これ
は、非イオン性の界面活性剤であり、発泡シート
表面に均一な導電性層を作り、空気中の水分を良
好に吸収することと、自己の導電性によつて、シ
ート表面に発生した静電気を速やかに放電させる
ことができる。また、摩擦帯電そのものを減少さ
せる効果もある。 そして、上記主成分に対して添加剤として、主
成分と相溶性があると共に、非揮発性であつて、
凝固点が20℃以下の物質を配合する。上記した相
溶性は、添加剤が主成分と均一に混和されて、有
効に作用するために必要であり、非揮発性は、発
泡シートの成形あるいは使用中に、添加剤が逸散
して効果を失わないために必要であり、凝固点の
低さは、帯電防止剤全体の凝固点を下げ、低温下
においても有効な帯電防止性を発揮させるために
必要な条件である。 上記条件に該当する具体的な添加剤としては、
エチレングリコール(EG)、またはテトラエチレ
ングリコールジメチルエーテル(TEGM)、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル等があり、さ
らにo−ジクロロベンゼン(凝固点−17℃、沸点
179.5℃)等のハロゲン化炭化水素類、n−ヘプ
タノール(凝固点−34.6℃、沸点175.8℃)等の
高級アルコール類、アセトフエノン等のケトン
類、その他の物質でも、上記各条件に該当するも
のであれば、使用可能である。 そして、主成分と添加剤との配合比率として
は、通常4:1程度で実施されるが、主成分と添
加剤の凝固点および発泡シートの使用用途や使用
環境温度によつて、添加剤の量を適当に調整して
実施する。但し、帯電防止剤全体に対する添加剤
の配合比率が、40%以上になると、主成分による
帯電防止効果が充分に発揮できず、コスト的にも
高くつくので、不適当である。また、5%以下で
は、添加剤が主成分と均一に混和できず、帯電防
止剤全体の凝固点を下げる、この発明の効果が充
分に発揮できないので、不適当である。 以上のような主成分と添加剤とからなる帯電防
止剤を、発泡ポリオレフイン系シートに配合する
には、まずポリオレフイン系樹脂原料に、発泡
剤、気泡調整剤等の通常の発泡シート用添加剤を
ブレンドすると共に、この発明の帯電防止剤を一
定量添加し、通常の押出成形方法等によつて、発
泡シートを成形する。すると、発泡シートに配合
された帯電防止剤がシート表面にブリードして、
均一な導電性層を形成することになる。 上記発泡ポリオレフイン系シートを形成するポ
リオレフイン系樹脂としては、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリプロピレン−ポリエ
チレンランダム共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、その他ポリオレフイン系樹脂と他の熱
可塑性樹脂との共重合体もしくは混合樹脂等も使
用できる。 そして、上記発泡ポリオレフイン系シートの場
合、帯電防止剤として、この発明のように、エチ
レンオキサイド付加物、あるいは高級脂肪酸のグ
リセライドやアルキルアミン誘導体を有するもの
を使用しても、成形後に表面にブリードし易いの
で、この発明の帯電防止剤の効果を有効に発揮で
きる。 なお、発泡ポリオレフイン系シートに含有させ
る帯電防止剤は、含有量が多い程、帯電防止効果
は高くなるが、あまり含有量が多くなると、帯電
防止効果の差は顕著でなくなり、コスト的には高
く付くので、あまり含有量を多くするのは、好ま
しくない。 <効果> 以上のごとく構成された、この発明の帯電防止
剤によれば、発泡ポリオレフイン系シートに配合
して使用する帯電防止剤として、常温では優れた
帯電防止効果を発揮できるが、低温における帯電
防止効果が劣る、ポリオキシエチレンアルキルア
ミンに対して、凝固点が20℃以下の添加剤を配合
することによつて、帯電防止剤全体の凝固点を下
げ、低温においても帯電防止効果を低下させるこ
となく、常温から低温までの広い範囲で、常に良
好な帯電防止効果を発揮できるようになつた。 また、添加剤としては、主成分であるポリオキ
シエチレンアルキルアミンとの相溶性が良いもの
を使用することによつて、添加剤を帯電防止剤全
体に均一に配合でき、従つて発泡シート全体に亘
つて、帯電防止効果を均一且つ良好に発揮させる
ことが可能になる。さらに、添加剤として、非揮
発性のものを使用することによつて、添加剤の効
果を長期に亘つて良好に発揮でき、帯電防止効果
の持続性も高くなる。 以上のように、発泡ポリオレフイン系シートに
対して、常温時は勿論のこと、低温時において
も、良好な帯電防止性を発揮できる、優れた帯電
防止剤を提供できるものである。 <実施例> 上記この発明の効果を実証するために、具体的
に帯電防止剤を配合した発泡ポリオレフイン系シ
ートを製造して、帯電防止性能等を測定した。 § 実験 1 ポリエチレン樹脂に発泡剤や気泡調整剤等の通
常の添加剤をブレンドしたものに、この発明の帯
電防止剤および、従来の帯電防止剤を添加した
後、押出成形によつて、厚み約1.1mmの発泡ポリ
エチレンシートを製造し、各種の実験を行つた。
その結果を表および第1図に示す。 なお、帯電防止剤の主成分であるポリオキシエ
チレンアルキルアミンとしては、エレガンS−
100(日本油脂製)を使用した。また、エチレング
リコール(EG)としては、凝固点が−11.5℃、
沸点が197℃のものを使用し、テトラエチレング
リコールジメチルエーテル(TEGM)としては、
ユニオツクスMM−200(日本油脂製)、凝固点が
−27℃、沸点が約200℃のものを使用した。 そして、帯電防止剤としては、上記主成分であ
るエレガンS−100と、添加剤であるEGまたは
TEGMとの、4:1溶液を製造して、発泡ポリ
エチレンシートに配合した。
【表】 〓 半減期 JIS L−1094−1980「織物及び編物の帯電性試
験方法」によつて測定。 試験条件 温度22±2℃ 湿度50〜55% 試験装置 スタテイク オネストメーター (宍戸商会製) 〓 抵抗値(表面固有抵抗値) JIS L−1094−1980中の参考試験方法によつて
測定。 試験条件 温度21±1℃ 湿度70% 試験装置 エレクトロメーターTR8651 (タケダ理研製) 以上の結果から、常温(22±2℃)では、この
発明の実施品である実験例1,2と従来品である
比較例との帯電防止性能にそれほど違いはない
が、保管温度が15℃から5℃と低くなる程、実験
例1,2と比較例との、帯電防止性能の差は顕著
であり、この発明の効果は明らかである。 § 実験 2 上記実験1と略同様の実験条件で、帯電防止剤
の配合量を変えて、発泡ポリオレフインシートを
製造した。但し、添加剤としては、エチレングリ
コール(EG)を使用した。その結果を表およ
び第2図に示している。
【表】 以上の結果から、発泡ポリオレフイン系シート
に対する帯電防止剤の配合量が少ない場合には
(比較例1)、充分な帯電防止効果が発揮できず、
配合量が多い程、帯電防止効果が大きくなること
が実証できた、但し、配合量があまり多くなつて
も、増量に伴う帯電防止効果の向上は僅かであ
り、経済的メリツトが少ない。 § 実験 3 添加剤としてジエチレングリコールモノブチル
エーテル(凝固点−68.1℃、沸点230.4℃)を使
用し、前記エレガンS−100と上記添加剤との
4:1溶液からなる帯電防止剤を、前記実験と同
じ樹脂原料に0.25部配合して、厚み約1.2mmの発
泡ポリエチレンシートを製造した。 上記発泡シートを温度5±2℃で1か月保管し
た後に帯電防止性能を測定。 半減期 0.5sec以下 抵抗値 3.3×1010Ωcm 以上の結果から、添加剤として、上記ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルが有効であるこ
とが実証できた。 § 実験 4 添加剤としてトリエチレングリコールモノエチ
ルエーテル(凝固点−18.7℃、沸点255.9℃)を
使用し、前記エレガンS−100と上記添加剤との
9:1溶液からなる帯電防止剤を、0.2部配合し
て、厚み1.1mmの発泡ポリエチレンシートを製造
した。 上記発泡シートを温度5±2℃で1か月保管し
た後に、帯電防止性能を測定した。 半減期 0.5sec以下 抵抗値 1.9×1010Ωcm 以上の結果から、添加剤として、上記トリエチ
レングリコールモノエチルエーテルが有効である
ことが実証できた。 § 実験 5 添加剤として、アセトフエノン(凝固点19.6
℃、沸点202.1℃)を使用し、前記エレガンS−
100と上記添加剤との4:1溶液からなる帯電防
止剤を、0.25部配合して、厚み約1.2mmの発泡ポ
リエチレンシートを製造した。 上記発泡シートを、1か月保管した後の帯電防
止性能を下表に示している。
【表】 以上の結果から、アセトフエノンは保管温度15
±2℃では有効であるが、5±2℃になると効果
が無い。なお、帯電防止剤としては、主成分と添
加剤とを混和したことによる凝固点の降下によつ
て、10℃前後まで流動状態を保つことが確認され
ており、10℃程度の保管温度までは有効であると
推定できる。 § 実験 6(揮発性の添加剤を使用した比較例) 添加剤としてエタノール(凝固点−114.4℃、
沸点78.3℃)を使用し、前記エレガンS−100と
上記添加剤との4:1溶液を帯電防止剤として、
0.25部配合して、厚み約1.2mmの発泡ポリエチレ
ンシートを製造した。 上記発泡シートを、保管温度および保管期間を
変えて、保管した後の帯電防止性能を表に示し
ている。
【表】 以上の結果から、沸点が低く揮発性があるエタ
ノールは、1か月以上の長期間保管すると、帯電
防止性能が低下し、実用性に劣ることが分る。 § 実験 7 ポリプロピレン樹脂に通常の発泡剤や気泡調整
剤を配合したものに、エレガンS−100とエチレ
ングリコールとの9:1溶液からなる帯電防止剤
を0.25部配合し、押出成形によつて、厚み約0.9
mm、発泡倍率約20倍の発泡ポリプロピレンシート
を製造した。 上記発泡シートを、保管温度5±2℃で、保管
した後、帯電防止性能を測定した結果を表に示
している。
【表】 以上の結果から、この発明の帯電防止剤は、発
泡ポリプロピレンシートに対しても有効であるこ
とが実証できた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の効果を実証
するグラフ図である。
【特許請求の範囲】
1 天然ゴムおよび合成ポリイソプレンゴムのい
ずれか1種または2種のゴムを70重量部以上含有
するゴム100重量部に対し、樹脂酸とコバルトと
の金属塩を金属元素含有量として0.05〜0.7重量
部配合して成るゴム組成物において、 該金属塩として樹脂酸のアルカリ金属塩と1価
の酸のコバルト塩とを50℃以下で複分解し、溶剤
抽出すること無く分離し、60℃以下で乾燥した
140〜180℃の範囲内に融点を示し、ガスクロマト
グラフイーによる酸化度が60%以下、金属塩中の
硫黄濃度が2000ppm以下であり、かつ該金属塩の
トルエン・水不溶解部が赤外吸収スペクトルにお
いて3600cm-1付近に特性吸収を有し、かつ示差走
査熱量計において5℃/分で昇温した際に250〜
350℃と300〜420℃の範囲内に各々吸熱ピークを
有する樹脂酸コバルトを使用したことを特徴とす
るゴム組成物。
JP9515885A 1985-05-02 1985-05-02 発泡ポリオレフイン系シ−トの帯電防止剤 Granted JPS61254639A (ja)

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