JPH0358717B2 - - Google Patents
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- JPH0358717B2 JPH0358717B2 JP58171733A JP17173383A JPH0358717B2 JP H0358717 B2 JPH0358717 B2 JP H0358717B2 JP 58171733 A JP58171733 A JP 58171733A JP 17173383 A JP17173383 A JP 17173383A JP H0358717 B2 JPH0358717 B2 JP H0358717B2
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- interferon
- ascorbic acid
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- cells
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/52—Cytokines; Lymphokines; Interferons
- C07K14/555—Interferons [IFN]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
本発明はインターフエロンを産生する哺乳動物
細胞をバナジン化合物を単独であるいはバナジン
化合物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導
体とを添加した細胞培養液中で培養することから
なるインターフエロンの大量生産方法に関するも
のである。 長野ら(Comnt.Rend.Soc.Biol.148巻、1700
頁、1954年)およびIsaccsら(Proc.Roy.Soc.
Ser.B.147巻、258頁、1957年)によつて発見され
たインターフエロンは、抗ウイルス作用以外に、
抗腫瘍効果を有することが報告され(Gressor.I
らB.B.A.,516巻、231頁、1978年)、医薬として
の可能性が注目されるようになつた。 インターフエロンは現在、大きく3種に分類さ
れており、それぞれインターフエロン−α(IFN
−α)、インターフエロン−β(IFN−β)、イン
ターフエロン−γ(IFN−γ)と命名されている
(Nature286巻、110頁、1980年)。IFN−αは主
に白血球をウイルスによつて刺激することによ
り、IFN−βは主に線維芽細胞を二重鎖RNAや
ウイルスによつて刺激することにより、またIFN
−γは主にリンパ球をマイトゲンで刺激すること
により生産されている。 インターフエロンの大量生産法の確立は、イン
ターフエロンの医薬としての価値を評価する上に
必須であり、これまでにもIFN−βを多量に生産
させる超誘発法(Antimicrob.Ag.Chemother.,
2巻476頁1972年)などの生産方法が報告されて
いる。また、IFN−αおよびIFN−βの大量生産
には生産細胞を予め少量のインターフエロンで処
理しておくと、より多量のインターフエロンが生
産されるいわゆるプライミング現象も実用に供さ
れている。 しかしながら、インターフエロンの大量生産方
法はこれらの方法によつても未だ十分ではなく、
更に優れた大量生産方法の開発が望まれている。 本発明者らはインターフエロンの大量生産方法
について研究を重ねた結果、インターフエロンを
産生する哺乳動物細胞をバナジン化合物を単独で
あるいはバナジン化合物とアスコルビン酸又はア
スコルビン酸誘導体とを添加した細胞培養液中で
培養することによりインターフエロンを大量生産
することが可能であることを見い出し、本発明を
完成した。 本発明はインターフエロンを産生する哺乳動物
細胞をバナジン化合物を単独であるいはバナジン
化合物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導
体とを添加した細胞培養液中で培養することを特
徴とするインターフエロンの大量生産方法であ
る。 本発明は一般的には次のように実施する。すな
わち、常法に従つて、インターフエロンを産生す
る細胞を増殖培地、プライミング培地、誘導時の
培地、又は生産培地中で培養する際に通常の培地
のバナジン化合物を単独であるいはバナジン化合
物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体と
を添加した培地を使用する。 本発明で使用するアスコルビン酸はL−アスコ
ルビン酸であることが好ましい。アスコルビン酸
誘導体としてはL−アスコルビン酸の1価の金属
塩および2価の金属塩を使用することが可能であ
るが、1価の金属塩を使用することが好ましく、
1価の金属塩の中ではナトリウム塩が特に好まし
い。細胞培養液中の含有量は1〜500mg/、特
に、10〜100mg/が好ましい。 バナジン化合物としては硫酸バナジル、オルト
バナジン酸の1価の金属塩、メタバナジン酸の1
価の金属塩、メタバナジン酸アンモニウムおよび
デカバナジン酸の1価の金属塩が好ましく、特に
オルトバナジン酸の1価の金属塩が好ましい。1
価の金属塩としてはナトリウム塩が特に好まし
い。細胞培養液中のバナジン化合物の含量は0.01
〜100mg/が好ましく、0.1〜10mg/が特に好
ましい。 バナジン化合物は単独で培養液に添加してもよ
いが、アスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体
と併用すれば、その効果はより大きくなる。 バナジン化合物を単独であるいはバナジン化合
物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体と
を添加した培養液は増殖培地、プライミング培
地、誘起時の培地又は生産培地のいずれでもよ
く、また、これらの培地の2種以上に含有させて
も良い。 アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体およ
び/又はバナジン化合物を含有させる培養液とし
てはイーグルMEM培地、RPMI1640培地が一般
的に使用されるが、他の培地、例えば199培地、
ハムF12培地、L15培地、ダルベツコー変法培地
などを使用することも可能である。 アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体および
バナジン化合物は市販品として入手可能であり、
例えば和光純薬工業株式会社のL−アスコルビン
酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、オルトバナ
ジン酸ナトリウムおよびメタバナジン酸ナトリウ
ムを使用することができる。 インターフエロン産生細胞としては、MRC−
5細胞、WI−38細胞、Flow1000細胞、
Flow4000細胞等のヒト二倍体細胞やヒト末梢白
血球を使用することができる。更に、Namalwa
細胞、MG−63細胞、CCRF−SB細胞、CCRF−
CEM細胞等のヒト由来の異数体細胞や、他の動
物由来の細胞、例えばRK−13(ウサギ由来)、
MDCK細胞(イヌ由来)、L929細胞(マウス由
来)および種々の動物初代培養細胞等も使用する
ことが可能である。 これらの細胞は例えばアメリカン タイプ カ
ルチヤー コレクシヨン(American Type
Culture Collection)あるいは大日本製薬株式会
社より入手することができる。 インターフエロン産生細胞を培養した後、イン
ターフエロンを誘導させるための誘起剤としては
通常の誘起剤例えば、ポリ(I)・ポリ(C)、センダイ
ウイルス、ニユーカツスル病ウイルス、コンカナ
バリンAの他、グラミジア、リケツチア、マイト
ゲン、リボ多糖等の誘起剤を使用することができ
る。 次に実験例及び実施例により本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるも
のではない。 実施例 1 ヒト二倍体細胞であるMRC−5細胞を10%仔
牛血清含有イーグルMEM培地(増殖培地)10ml
とともに6cm径のプラスチツクシヤーレに3×
104個/cm2で植え込み、37℃、5%CO2下で培養
した。細胞がコンフルエントに達した後に培地を
100単位/mlのインターフエロン−βを含有する
0.1%(w/v)ヒト血清アルブミン含有イーグ
ルMEM培地(プライミング培地)5mlと交換
し、一晩培養した。 次いで、ポリ(I)・ポリ(C)およびサイクロヘキシ
ミドを終濃度それぞれ30mg/および2mg/と
なるように添加して5時間培養し、更にアクチノ
マイシンDを終濃度1mg/になるように添加し
て2時間培養した。次にこの細胞をPBS-で2度
洗浄後、0.1%(w/v)ヒト血清アルブミン含
有イーグルMEM培地(生産培地)5mlに交換し
た。一晩培養後、培地中のインターフエロン力価
を測定した。インターフエロンの力価はFL細胞
およびシンドビスウイルスを用いたCPE法で測
定し、インターフエロンの国際標準品(G023−
902−527)を基準として表示した。 増殖培地、プライミング培地、誘導時の培地お
よび/または生産培地へオルトバナジン酸ナトリ
ウムを1mg/又はオルトバナジン酸ナトリウム
1mg/とL−アスコルビン酸ナトリウム20mg/
を併用して添加した場合のインターフエロン生
産量におよぼす影響を調べた結果を第1表に示し
た。
細胞をバナジン化合物を単独であるいはバナジン
化合物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導
体とを添加した細胞培養液中で培養することから
なるインターフエロンの大量生産方法に関するも
のである。 長野ら(Comnt.Rend.Soc.Biol.148巻、1700
頁、1954年)およびIsaccsら(Proc.Roy.Soc.
Ser.B.147巻、258頁、1957年)によつて発見され
たインターフエロンは、抗ウイルス作用以外に、
抗腫瘍効果を有することが報告され(Gressor.I
らB.B.A.,516巻、231頁、1978年)、医薬として
の可能性が注目されるようになつた。 インターフエロンは現在、大きく3種に分類さ
れており、それぞれインターフエロン−α(IFN
−α)、インターフエロン−β(IFN−β)、イン
ターフエロン−γ(IFN−γ)と命名されている
(Nature286巻、110頁、1980年)。IFN−αは主
に白血球をウイルスによつて刺激することによ
り、IFN−βは主に線維芽細胞を二重鎖RNAや
ウイルスによつて刺激することにより、またIFN
−γは主にリンパ球をマイトゲンで刺激すること
により生産されている。 インターフエロンの大量生産法の確立は、イン
ターフエロンの医薬としての価値を評価する上に
必須であり、これまでにもIFN−βを多量に生産
させる超誘発法(Antimicrob.Ag.Chemother.,
2巻476頁1972年)などの生産方法が報告されて
いる。また、IFN−αおよびIFN−βの大量生産
には生産細胞を予め少量のインターフエロンで処
理しておくと、より多量のインターフエロンが生
産されるいわゆるプライミング現象も実用に供さ
れている。 しかしながら、インターフエロンの大量生産方
法はこれらの方法によつても未だ十分ではなく、
更に優れた大量生産方法の開発が望まれている。 本発明者らはインターフエロンの大量生産方法
について研究を重ねた結果、インターフエロンを
産生する哺乳動物細胞をバナジン化合物を単独で
あるいはバナジン化合物とアスコルビン酸又はア
スコルビン酸誘導体とを添加した細胞培養液中で
培養することによりインターフエロンを大量生産
することが可能であることを見い出し、本発明を
完成した。 本発明はインターフエロンを産生する哺乳動物
細胞をバナジン化合物を単独であるいはバナジン
化合物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導
体とを添加した細胞培養液中で培養することを特
徴とするインターフエロンの大量生産方法であ
る。 本発明は一般的には次のように実施する。すな
わち、常法に従つて、インターフエロンを産生す
る細胞を増殖培地、プライミング培地、誘導時の
培地、又は生産培地中で培養する際に通常の培地
のバナジン化合物を単独であるいはバナジン化合
物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体と
を添加した培地を使用する。 本発明で使用するアスコルビン酸はL−アスコ
ルビン酸であることが好ましい。アスコルビン酸
誘導体としてはL−アスコルビン酸の1価の金属
塩および2価の金属塩を使用することが可能であ
るが、1価の金属塩を使用することが好ましく、
1価の金属塩の中ではナトリウム塩が特に好まし
い。細胞培養液中の含有量は1〜500mg/、特
に、10〜100mg/が好ましい。 バナジン化合物としては硫酸バナジル、オルト
バナジン酸の1価の金属塩、メタバナジン酸の1
価の金属塩、メタバナジン酸アンモニウムおよび
デカバナジン酸の1価の金属塩が好ましく、特に
オルトバナジン酸の1価の金属塩が好ましい。1
価の金属塩としてはナトリウム塩が特に好まし
い。細胞培養液中のバナジン化合物の含量は0.01
〜100mg/が好ましく、0.1〜10mg/が特に好
ましい。 バナジン化合物は単独で培養液に添加してもよ
いが、アスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体
と併用すれば、その効果はより大きくなる。 バナジン化合物を単独であるいはバナジン化合
物とアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体と
を添加した培養液は増殖培地、プライミング培
地、誘起時の培地又は生産培地のいずれでもよ
く、また、これらの培地の2種以上に含有させて
も良い。 アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体およ
び/又はバナジン化合物を含有させる培養液とし
てはイーグルMEM培地、RPMI1640培地が一般
的に使用されるが、他の培地、例えば199培地、
ハムF12培地、L15培地、ダルベツコー変法培地
などを使用することも可能である。 アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体および
バナジン化合物は市販品として入手可能であり、
例えば和光純薬工業株式会社のL−アスコルビン
酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、オルトバナ
ジン酸ナトリウムおよびメタバナジン酸ナトリウ
ムを使用することができる。 インターフエロン産生細胞としては、MRC−
5細胞、WI−38細胞、Flow1000細胞、
Flow4000細胞等のヒト二倍体細胞やヒト末梢白
血球を使用することができる。更に、Namalwa
細胞、MG−63細胞、CCRF−SB細胞、CCRF−
CEM細胞等のヒト由来の異数体細胞や、他の動
物由来の細胞、例えばRK−13(ウサギ由来)、
MDCK細胞(イヌ由来)、L929細胞(マウス由
来)および種々の動物初代培養細胞等も使用する
ことが可能である。 これらの細胞は例えばアメリカン タイプ カ
ルチヤー コレクシヨン(American Type
Culture Collection)あるいは大日本製薬株式会
社より入手することができる。 インターフエロン産生細胞を培養した後、イン
ターフエロンを誘導させるための誘起剤としては
通常の誘起剤例えば、ポリ(I)・ポリ(C)、センダイ
ウイルス、ニユーカツスル病ウイルス、コンカナ
バリンAの他、グラミジア、リケツチア、マイト
ゲン、リボ多糖等の誘起剤を使用することができ
る。 次に実験例及び実施例により本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるも
のではない。 実施例 1 ヒト二倍体細胞であるMRC−5細胞を10%仔
牛血清含有イーグルMEM培地(増殖培地)10ml
とともに6cm径のプラスチツクシヤーレに3×
104個/cm2で植え込み、37℃、5%CO2下で培養
した。細胞がコンフルエントに達した後に培地を
100単位/mlのインターフエロン−βを含有する
0.1%(w/v)ヒト血清アルブミン含有イーグ
ルMEM培地(プライミング培地)5mlと交換
し、一晩培養した。 次いで、ポリ(I)・ポリ(C)およびサイクロヘキシ
ミドを終濃度それぞれ30mg/および2mg/と
なるように添加して5時間培養し、更にアクチノ
マイシンDを終濃度1mg/になるように添加し
て2時間培養した。次にこの細胞をPBS-で2度
洗浄後、0.1%(w/v)ヒト血清アルブミン含
有イーグルMEM培地(生産培地)5mlに交換し
た。一晩培養後、培地中のインターフエロン力価
を測定した。インターフエロンの力価はFL細胞
およびシンドビスウイルスを用いたCPE法で測
定し、インターフエロンの国際標準品(G023−
902−527)を基準として表示した。 増殖培地、プライミング培地、誘導時の培地お
よび/または生産培地へオルトバナジン酸ナトリ
ウムを1mg/又はオルトバナジン酸ナトリウム
1mg/とL−アスコルビン酸ナトリウム20mg/
を併用して添加した場合のインターフエロン生
産量におよぼす影響を調べた結果を第1表に示し
た。
【表】
ナトリウム
ナトリウム
【表】
酸ナトリウム 〓 酸ナトリウム 〓 酸ナトリウ
ム 〓 酸ナトリウム 〓
実施例 2 5×104個/mlのNamalwa細胞を5%仔牛血清
含有RPMI1640培地(増殖培地)200mlとともに
スピナーフラスコに植込んだ。3日間の増殖の後
100単位/mlのインターフエロン−αおよび0.1%
(w/v)ヒト血清アルブミンを含有する200mlの
RPMI1640培地(プライミング培地)を用いて一
晩プライミングし、その後センダイウイルスを
100HAU/mlの終濃度で添加した。一晩培養後
センダイウイルスをPH2.0で不活化し、液中のイ
ンターフエロン−α力価を測定した。力価は
CPE法で測定し、インターフエロンの国際標準
品(G023−901−527)を基準として表示した。 増殖培地へ各種濃度で含有させたメタバナジン
酸ナトリウムのインターフエロン−α生産量へお
よぼす影響を調べた結果を第2表に示した。
ム 〓 酸ナトリウム 〓
実施例 2 5×104個/mlのNamalwa細胞を5%仔牛血清
含有RPMI1640培地(増殖培地)200mlとともに
スピナーフラスコに植込んだ。3日間の増殖の後
100単位/mlのインターフエロン−αおよび0.1%
(w/v)ヒト血清アルブミンを含有する200mlの
RPMI1640培地(プライミング培地)を用いて一
晩プライミングし、その後センダイウイルスを
100HAU/mlの終濃度で添加した。一晩培養後
センダイウイルスをPH2.0で不活化し、液中のイ
ンターフエロン−α力価を測定した。力価は
CPE法で測定し、インターフエロンの国際標準
品(G023−901−527)を基準として表示した。 増殖培地へ各種濃度で含有させたメタバナジン
酸ナトリウムのインターフエロン−α生産量へお
よぼす影響を調べた結果を第2表に示した。
【表】
【表】
実験例 3
3×106個のL929細胞を10%(v/v)の牛胎
児血清含有199培地(増殖培地)50mlとともに150
cm2の培養面積を有するプラスチツクフラスコに植
込み、4日間増殖させコンフルエントにした。
100mg/のポリ(I)・ポリ(C)および0.01%(w/
v)のヒト血清アルブミンを含有する199培地50
mlに交換し、5時間後に0.01%(w/v)のヒト
血清アルブミンを含有する199培地(生産培地)
25mlに交換した。18時間培養後に生産培地のイン
ターフエロン力価を測定した。 増殖培地へ添加した各種のバナジン化合物のイ
ンターフエロン生産量へおよぼす影響を調べた結
果を第4表に示した。
児血清含有199培地(増殖培地)50mlとともに150
cm2の培養面積を有するプラスチツクフラスコに植
込み、4日間増殖させコンフルエントにした。
100mg/のポリ(I)・ポリ(C)および0.01%(w/
v)のヒト血清アルブミンを含有する199培地50
mlに交換し、5時間後に0.01%(w/v)のヒト
血清アルブミンを含有する199培地(生産培地)
25mlに交換した。18時間培養後に生産培地のイン
ターフエロン力価を測定した。 増殖培地へ添加した各種のバナジン化合物のイ
ンターフエロン生産量へおよぼす影響を調べた結
果を第4表に示した。
【表】
実施例 1
インターフエロン−αの生産
Namalwa細胞を3×105個/mlの細胞濃度でL
−アスコルビン酸40mg/およびメタバナジン酸
ナトリウム3mg/を含む5%(v/v)仔牛血
清添加RPMI1640培地に植え込んだ。この細胞と
スピナ−フラスコ中で37℃で、3日間培養後、遠
心分離により細胞を集めた。この細胞を0.1%
(w/v)ヒト血清アルミブン、40mg/のL−
アスコルビン酸、3mg/のメタバナジン酸ナト
リウムおよび100単位/mlのインターフエロン−
αを含むRPMI1640培地に懸濁し、一晩培養し
た。センダイウイルスを終濃度100HAU/mlに
添加してさらに一晩培養した。遠心分離により細
胞を除いた上清液をPH2.0に調整し一晩4℃に静
置することによりセンダイウイルスを不活化し
た。液中のインターフエロン−αの力価は3340単
位/mlであつた。L−アスコルビン酸およびメタ
バナジン酸ナトリウムを含有しない培養液を使用
した場合のインターフエロン−αの力価は1820単
位/mlであつた。 実施例 2 インターフエロン−βの生産 二倍体細胞MRC−5細胞を、10%(v/v)
の仔牛血清、20mg/のL−アスコルビン酸ナト
リウムおよび1mg/のオルトバナジン酸ナトリ
ウムを含むイーグルMEM培地に4×104/mlで
植え込み、37℃で4日間培養した。培養液を0.1
%(w/v)ヒト血清アルミブン、20mg/のL
−アスコルビン酸ナトリウム、1mg/のオルト
バナジン酸ナトリウムおよび100単位/mlのイン
ターフエロン−βを含むイーグルMEM培地に代
え、一晩培養した。30mg/のポリ(I)・ポリ(C)お
よび2mg/のサイクロヘキシミドを添加して5
時間培養後2mg/のアクチノマイシンDを加
え、さらに2時間培養した。 PBS-で2回洗浄後、0.1%(w/v)のヒト血
清アルミブン添加イーグルMEM培地を加え一晩
培養した。培養液中のインターフエロン−βの力
価は、35300単位/mlであつた。L−アスコルビ
ン酸ナトリウムおよびオルトバナジン酸ナトリウ
ムを含有しない培養液を使用した場合のインター
フエロン−βの力価は10200単位/mlであつた。 実施例 3 インターフエロン−γの生産 健康成人より得た末梢血からフイコール−ヒパ
ツク(Ficoll−Hypaque)グラジエント法により
リンパ球を含有する分画を採取し、それらの細胞
をプラスチツクシヤーレ中で培養後、非付着細胞
を分取した。分取した細胞を、20mg/のL−ア
スコルビン酸ナトリウムおよび2mg/のメタバ
ナジン酸ナトリウムを含有する0.1%(w/v)
ヒト血清アルミブン添加RPMI1640培地中に2×
106個/mlに浮遊した。この浮遊液にコンカナバ
リンAを5μg/mlの濃度で添加し48時間培養し
た。培養後終了後、細胞を遠心分離により除去
し、培養液中のインターフエロン−γの力価を、
インターフエロン−αの国際標準品(G023−901
−527)を基準としてCPE法で測定した。その結
果、培養液中のインターフエロン−γの力価は
2930単位/mlであつた。また、L−アスコルビン
酸ナトリウムおよびメタバナジン酸ナトリウムを
含有しない培養液を使用した場合のインターフエ
ロン−γの力価は680単位/mlであつた。
−アスコルビン酸40mg/およびメタバナジン酸
ナトリウム3mg/を含む5%(v/v)仔牛血
清添加RPMI1640培地に植え込んだ。この細胞と
スピナ−フラスコ中で37℃で、3日間培養後、遠
心分離により細胞を集めた。この細胞を0.1%
(w/v)ヒト血清アルミブン、40mg/のL−
アスコルビン酸、3mg/のメタバナジン酸ナト
リウムおよび100単位/mlのインターフエロン−
αを含むRPMI1640培地に懸濁し、一晩培養し
た。センダイウイルスを終濃度100HAU/mlに
添加してさらに一晩培養した。遠心分離により細
胞を除いた上清液をPH2.0に調整し一晩4℃に静
置することによりセンダイウイルスを不活化し
た。液中のインターフエロン−αの力価は3340単
位/mlであつた。L−アスコルビン酸およびメタ
バナジン酸ナトリウムを含有しない培養液を使用
した場合のインターフエロン−αの力価は1820単
位/mlであつた。 実施例 2 インターフエロン−βの生産 二倍体細胞MRC−5細胞を、10%(v/v)
の仔牛血清、20mg/のL−アスコルビン酸ナト
リウムおよび1mg/のオルトバナジン酸ナトリ
ウムを含むイーグルMEM培地に4×104/mlで
植え込み、37℃で4日間培養した。培養液を0.1
%(w/v)ヒト血清アルミブン、20mg/のL
−アスコルビン酸ナトリウム、1mg/のオルト
バナジン酸ナトリウムおよび100単位/mlのイン
ターフエロン−βを含むイーグルMEM培地に代
え、一晩培養した。30mg/のポリ(I)・ポリ(C)お
よび2mg/のサイクロヘキシミドを添加して5
時間培養後2mg/のアクチノマイシンDを加
え、さらに2時間培養した。 PBS-で2回洗浄後、0.1%(w/v)のヒト血
清アルミブン添加イーグルMEM培地を加え一晩
培養した。培養液中のインターフエロン−βの力
価は、35300単位/mlであつた。L−アスコルビ
ン酸ナトリウムおよびオルトバナジン酸ナトリウ
ムを含有しない培養液を使用した場合のインター
フエロン−βの力価は10200単位/mlであつた。 実施例 3 インターフエロン−γの生産 健康成人より得た末梢血からフイコール−ヒパ
ツク(Ficoll−Hypaque)グラジエント法により
リンパ球を含有する分画を採取し、それらの細胞
をプラスチツクシヤーレ中で培養後、非付着細胞
を分取した。分取した細胞を、20mg/のL−ア
スコルビン酸ナトリウムおよび2mg/のメタバ
ナジン酸ナトリウムを含有する0.1%(w/v)
ヒト血清アルミブン添加RPMI1640培地中に2×
106個/mlに浮遊した。この浮遊液にコンカナバ
リンAを5μg/mlの濃度で添加し48時間培養し
た。培養後終了後、細胞を遠心分離により除去
し、培養液中のインターフエロン−γの力価を、
インターフエロン−αの国際標準品(G023−901
−527)を基準としてCPE法で測定した。その結
果、培養液中のインターフエロン−γの力価は
2930単位/mlであつた。また、L−アスコルビン
酸ナトリウムおよびメタバナジン酸ナトリウムを
含有しない培養液を使用した場合のインターフエ
ロン−γの力価は680単位/mlであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 インターフエロンを生産する哺乳動物細胞を
バナジン化合物を単独であるいはバナジン化合物
をアスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体と併
用して添加した細胞培養液中で培養することを特
徴とするインターフエロンの大量生産方法。 2 アスコルビン酸が、L−アスコルビン酸であ
る特許請求の範囲第1項記載の生産方法。 3 アスコルビン酸誘導体がL−アスコルビン酸
の1価の金属塩である特許請求の範囲第1項記載
の生産方法。 4 アスコルビン酸又はアスコルビン酸誘導体の
含量が1〜500mg/である特許請求の範囲第1
項ないし第3項のいずれか一項記載の生産方法。 5 バナジン化合物が硫酸バナジルである特許請
求の範囲第1項記載の生産方法。 6 バナジン化合物がオルトバナジン酸の1価の
金属塩である特許請求の範囲第1項記載の生産方
法。 7 バナジン化合物がオルトバナジン酸のナトリ
ウム塩である特許請求の範囲第1項記載の生産方
法。 8 バナジン化合物がメタバナジン酸の1価の金
属塩である特許請求の範囲第1項記載の生産方
法。 9 バナジン化合物がメタバナジン酸アンモニウ
ムである特許請求の範囲第1項記載の生産方法。 10 バナジン化合物がデカバナジン酸の1価の
金属塩である特許請求の範囲第1項記載の生産方
法。 11 バナジン化合物の含量が0.01〜100mg/
である特許請求の範囲第1項、第5項ないし第1
0項のいずれか一項記載の生産方法。 12 細胞培養液が増殖培地、プライミング培
地、誘起の培地および生産培地からなる群から選
ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1
項記載の生産方法。 13 インターフエロンを産生する細胞が、ヒト
由来の細胞である特許請求の範囲第1項記載の生
産方法。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP58171733A JPS6062997A (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | インタ−フエロンの生産方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP58171733A JPS6062997A (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | インタ−フエロンの生産方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062997A JPS6062997A (ja) | 1985-04-11 |
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Family Applications (1)
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