JPH0364120B2 - - Google Patents
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- JPH0364120B2 JPH0364120B2 JP24838985A JP24838985A JPH0364120B2 JP H0364120 B2 JPH0364120 B2 JP H0364120B2 JP 24838985 A JP24838985 A JP 24838985A JP 24838985 A JP24838985 A JP 24838985A JP H0364120 B2 JPH0364120 B2 JP H0364120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hxr
- reagent composition
- solution
- sample solution
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、魚肉や蓄肉等の鮮度の低下に伴い生
成するイノシンとヒポキサンチンを簡易かつ迅速
に測定することができる試薬組成物に関するもの
である。 <従来の技術> 近年、生鮮食品の流通において、特に魚肉等の
鮮度を科学的に判定することが品質管理および価
格の適正化の観点から重要な問題となつてきてい
る。 魚肉等の生きの良さを判定するための有効な指
標としては、動物のエネルギー源であるアデノシ
ン三リン酸(ATP)の分解生成物の消長を調べ
ることが従来から知られている。アデノシン三リ
ン酸は、鮮度の低下に伴い分解してイノシンやヒ
ポキサンチンが生成し、魚肉中に蓄積する。 従つて鮮度を判定するうえで、魚肉中のイノシ
ン(以下HxRと略記する)とヒポキサンチン
(以下Hxと略記する)を定量することが重要とな
る。 HxRとHxの簡易定量法の1つとして、本願と
同一出願人により酵素を用いる次のような方法が
提案されており、既に特許出願されている(特開
昭59−118098)。すなわちこの先願発明は、ヌク
レオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシダー
ゼとテトラゾリウム塩と脱酸素剤とをHxRおよ
び/またはHxを含む試料液に作用させて、生成
するホルマザン色素の濃淡から試料液中のHxR
および/またはHx濃度を測定することを特徴と
するものである。 この先願発明で使用するヌクレオシドホスホリ
ラーゼは酵素分類表2・4・2・1の酵素であ
り、HxRをHxに加リン酸分解する。一方、キサ
ンチンオキシダーゼは酵素分類表1・2・3・2
の酵素であり、Hxを酸化して尿酸に分解する。
これら2種の酵素を併用する理由は次の通りであ
る。すなわち魚種によつてはATPをHxまで分解
するものとHxRまでしか分解しないものとがあ
り、キサンチンオキダーゼのみを使用した場合に
はHxRには作用せず従つてHxR量は測定できな
いが、ヌクレオキシドホスホリラーゼを併用すれ
ばHxRはHxに分解されるから、この分解により
生成されたHxと試料中に本来含有されていたHx
との合計量がキサンチンオキシダーゼによる酸化
分解を受けて尿酸とされるのである。 上述のごとき酵素反応系に酸化還元色素である
テトラゾリウム塩を存在させてあるから、キサン
チンオキシダーゼがHxを尿酸に酸化する際に同
時にテトラゾリウム塩を還元してホルマザン色素
を生成する。ホルマザン色素の生成量は反応系中
に存在するHx量によつて変化し、Hx量が多けれ
ばホルマザン色素の生成量も増加して濃色に発色
し、Hx量が少なければホルマザン色素の生成量
も減少して発色は淡くなる。従つてホルマザン色
素の濃淡を測定すれば、これから反応系中のHx
量を求めることができるのである。このときの反
応系中とHx量は試料液中のHxRとHxの合計量
に相当する。 上記した先願発明においては、テトラゾリウム
塩の還元によるホルマザン色素の生成反応は酸素
が存在すると効果的に進行しないため、反応系に
亜硫酸ナトリウム等の脱酸素剤を存在させておく
ことが不可欠であつた。 これに対して、テトラゾリウム塩のなかで特に
ヨードニトロテトラゾリウムクロライド(正式
名:2−p−ヨードフエニル−3−p−ニトロフ
エニル−5−フエニル−2H−テトラゾリウムク
ロライド)およびニトロブル−テトラゾリウムク
ロライド(正式名:3,3′−(3,3′−ジメトキ
シ−4,4′−ビフエニリレン)−ビス(2−(p−
ニトロフエニル)−5−フエニル−2H−テトラゾ
リウムクロライド))を用いた場合には、反応系
に酸素が存在する状態でも還元されてホルマザン
色素を確実に生成することを見出し、これについ
ても既に特許出願されている(特開昭60−
49800)。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上述した先願発明においては、
魚肉等をホモジナイズし過塩素酸あるいはトリク
ロル酢酸等で除タンパク処理を施した酸抽出試料
液を用いた場合には、反応液中に濁りを生じ、さ
らに高濃度のHxRまたはHxとの反応の場合に
は、生成するホルマザン色素が反応液中で不溶化
する現象がみられる。この場合、反応液中のホル
マザン色素の発色の濃淡を判定するためにこの反
応液を直接比色計にかけて吸光度を測定しても精
度よく吸光度が測定できず、そのため、酢酸エチ
ル等の抽出溶媒を用いて反応液中の不溶性ホルマ
ザン色素を抽出し、この抽出液を比色計にかけて
吸光度を測定しなければならなかつた。 そこで本発明ば、除タンパク処理を施した酸抽
出試料液を用いた場合でも反応液に濁りが生じ
ず、また高濃度のHxRまたはHxと反応させても
ホルマザン色素の不溶化が起こることなく、従つ
てそのまま直接比色計にて吸光度測定ができるよ
うな透明な発色溶液が確実に得られるHxRおよ
びHx測定用試薬組成物を提供することを目的と
してなされたものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明者等は、上記先願発明においてテトラゾ
リウム塩として特に3−(4,5−ジメチル−2
−チアゾリル)−2,5−ジフエニル−2Hテトラ
ゾリウムブロミドを用いた場合には、除タンパク
処理を施した酸抽出試料液を用いても反応液中に
濁りを生じず、さらには高濃度のHxRまたはHx
試料液を反応させてホルマザン色素を生成させた
のちも赤紫色の透明な発色溶液が得られることを
見出し、この発明を完成させたものである。 すなわちこの発明によるHxRおよび/または
Hx測定用試薬組成物は、ヌクレオシドホスホリ
ラーゼとキサンチンオキシダーゼと3−(4,5
−ジメチル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエ
ニル−2H テトラゾリウムブロミドとリン酸と
PH7〜9の緩衝剤とからなることを特徴とするも
のである。 魚肉等をホモナイズしたのち除タンパク処理し
た酸抽出試料液とこの発明の試薬組成物とを接触
せしめて数分間放置すると、酵素による試料液中
のHxRのHxへの分解、Hxの尿酸への酸化、こ
れに伴うテトラゾリウム塩の還元が起り、可視部
に吸収をもつ赤色〜赤紫色のホルマザン色素が生
成することは先願発明と同様である。この発明に
おいては、生成したホルマザン色素は不溶化する
ことなく、従つて透明な発色溶液が得られるので
ある。 試料液中のHxRのHxへの分解は、この発明の
試薬組成物中のヌクレオキシドホスホリラーゼに
よりHxRを加リン酸分解することによつてなさ
れる。従つて、この加リン酸分解に際して基質と
なるリン酸を試薬組成物中に含ませておくことが
必要である。このリン酸はリン酸塩として試薬組
成物中に含ませておくことができるが、溶液にし
た時に、試料液中のHxRと同モル濃度以上のリ
ン酸を存在せしめるようにする。 この発明で使用する緩衝液は、この発明の試薬
組成物を試料液と接触させて反応させる際に、反
応溶液のPHを7〜9に保持して酵素活性を安定に
保つために必要なものであり、例えばリン酸緩衝
剤、トリス緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、グリシン緩衝
剤等が使用できる。特にリン酸緩衝剤を用いる場
合には、この発明の試薬組成物中のリン酸成分と
しても機能させることができるので好ましい。す
なわち、試料液中のHxRと同モル濃度以上のリ
ン酸を含んだPH7〜9のリン酸緩衝剤を使用すれ
ば、試薬組成物中のリン酸と緩衝剤の両成分を兼
ねさせることができる。 この発明の試薬組成物は、各成分を混合溶解せ
しめた溶液状態で提供することができるが、粉末
状の各成分をそのまま混合した粉末状混合物とし
ても提供できる。粉末状態のものは使用に際して
水に溶解させればよい。 なお、色素可溶化剤としてアルブミンや界面活
性剤を使用することが従来から知られているが、
この発明の試薬組成物によれば、かような色素可
溶化剤を使用せずとも生成ホルマザン色素を可溶
化することができるのである。しかしながら、必
要に応じてこれらの既知色素可溶化剤をこの発明
の試薬組成物とともに使用することもできる。 <実施例> 以下に実施例を挙げてこの発明をさらに説明す
る。 実施例 1 PH8.0の0.1Mリン酸緩衝液に3−(4,5−ジ
メチル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエニル
−2H テトラゾリウムブロミド、キサンチンオ
キシダーゼ、およびヌクレオシドホスホリラーゼ
を、それぞれ最終濃度が1mM、0.033units/
ml、0.066units/mlとなるように混合し、本発明
の試薬組成物1を作成した。 さらに試薬組成物1中の3−(4,5−ジメチ
ル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエニル−2H
テトラゾリウムブロミドの代わりに、3,3′−
(3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフエニリレン)
−ビス〔2−(p−ニトロフエニル)−5−フエニ
ル−2H テトラゾリウムクロライド〕または3
−(p−ヨードフエニル)−2−(p−ニトロフエ
ニル)−5−フエニル−2H テトラゾリウムクラ
イドを添加した試薬組成物2、試薬組成物3をそ
れぞれ作成した。 そして鶏肉を過塩素酸(PCA)で除タンパク
し、水酸化カリウム溶液にてPH6.4に調整した酸
抽出試料溶液を上記3種の試薬組成物にそれぞれ
加え、濁りの有無を調べた。また、最終濃度が
50μmになるように基質としてHxRを上記3種の
試薬組成物にそれぞれ添加し、反応後生成したホ
ルマザンの不溶化の有無を調べた。 上記の試験結果を第1表に示した。 第1表より、本発明の試薬組成物1は酸抽出試
料溶液の添加後も濁りを生ぜず、さらに高濃度の
HxRと反応後も発色溶液は透明であることが明
らかになつた。
成するイノシンとヒポキサンチンを簡易かつ迅速
に測定することができる試薬組成物に関するもの
である。 <従来の技術> 近年、生鮮食品の流通において、特に魚肉等の
鮮度を科学的に判定することが品質管理および価
格の適正化の観点から重要な問題となつてきてい
る。 魚肉等の生きの良さを判定するための有効な指
標としては、動物のエネルギー源であるアデノシ
ン三リン酸(ATP)の分解生成物の消長を調べ
ることが従来から知られている。アデノシン三リ
ン酸は、鮮度の低下に伴い分解してイノシンやヒ
ポキサンチンが生成し、魚肉中に蓄積する。 従つて鮮度を判定するうえで、魚肉中のイノシ
ン(以下HxRと略記する)とヒポキサンチン
(以下Hxと略記する)を定量することが重要とな
る。 HxRとHxの簡易定量法の1つとして、本願と
同一出願人により酵素を用いる次のような方法が
提案されており、既に特許出願されている(特開
昭59−118098)。すなわちこの先願発明は、ヌク
レオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシダー
ゼとテトラゾリウム塩と脱酸素剤とをHxRおよ
び/またはHxを含む試料液に作用させて、生成
するホルマザン色素の濃淡から試料液中のHxR
および/またはHx濃度を測定することを特徴と
するものである。 この先願発明で使用するヌクレオシドホスホリ
ラーゼは酵素分類表2・4・2・1の酵素であ
り、HxRをHxに加リン酸分解する。一方、キサ
ンチンオキシダーゼは酵素分類表1・2・3・2
の酵素であり、Hxを酸化して尿酸に分解する。
これら2種の酵素を併用する理由は次の通りであ
る。すなわち魚種によつてはATPをHxまで分解
するものとHxRまでしか分解しないものとがあ
り、キサンチンオキダーゼのみを使用した場合に
はHxRには作用せず従つてHxR量は測定できな
いが、ヌクレオキシドホスホリラーゼを併用すれ
ばHxRはHxに分解されるから、この分解により
生成されたHxと試料中に本来含有されていたHx
との合計量がキサンチンオキシダーゼによる酸化
分解を受けて尿酸とされるのである。 上述のごとき酵素反応系に酸化還元色素である
テトラゾリウム塩を存在させてあるから、キサン
チンオキシダーゼがHxを尿酸に酸化する際に同
時にテトラゾリウム塩を還元してホルマザン色素
を生成する。ホルマザン色素の生成量は反応系中
に存在するHx量によつて変化し、Hx量が多けれ
ばホルマザン色素の生成量も増加して濃色に発色
し、Hx量が少なければホルマザン色素の生成量
も減少して発色は淡くなる。従つてホルマザン色
素の濃淡を測定すれば、これから反応系中のHx
量を求めることができるのである。このときの反
応系中とHx量は試料液中のHxRとHxの合計量
に相当する。 上記した先願発明においては、テトラゾリウム
塩の還元によるホルマザン色素の生成反応は酸素
が存在すると効果的に進行しないため、反応系に
亜硫酸ナトリウム等の脱酸素剤を存在させておく
ことが不可欠であつた。 これに対して、テトラゾリウム塩のなかで特に
ヨードニトロテトラゾリウムクロライド(正式
名:2−p−ヨードフエニル−3−p−ニトロフ
エニル−5−フエニル−2H−テトラゾリウムク
ロライド)およびニトロブル−テトラゾリウムク
ロライド(正式名:3,3′−(3,3′−ジメトキ
シ−4,4′−ビフエニリレン)−ビス(2−(p−
ニトロフエニル)−5−フエニル−2H−テトラゾ
リウムクロライド))を用いた場合には、反応系
に酸素が存在する状態でも還元されてホルマザン
色素を確実に生成することを見出し、これについ
ても既に特許出願されている(特開昭60−
49800)。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上述した先願発明においては、
魚肉等をホモジナイズし過塩素酸あるいはトリク
ロル酢酸等で除タンパク処理を施した酸抽出試料
液を用いた場合には、反応液中に濁りを生じ、さ
らに高濃度のHxRまたはHxとの反応の場合に
は、生成するホルマザン色素が反応液中で不溶化
する現象がみられる。この場合、反応液中のホル
マザン色素の発色の濃淡を判定するためにこの反
応液を直接比色計にかけて吸光度を測定しても精
度よく吸光度が測定できず、そのため、酢酸エチ
ル等の抽出溶媒を用いて反応液中の不溶性ホルマ
ザン色素を抽出し、この抽出液を比色計にかけて
吸光度を測定しなければならなかつた。 そこで本発明ば、除タンパク処理を施した酸抽
出試料液を用いた場合でも反応液に濁りが生じ
ず、また高濃度のHxRまたはHxと反応させても
ホルマザン色素の不溶化が起こることなく、従つ
てそのまま直接比色計にて吸光度測定ができるよ
うな透明な発色溶液が確実に得られるHxRおよ
びHx測定用試薬組成物を提供することを目的と
してなされたものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明者等は、上記先願発明においてテトラゾ
リウム塩として特に3−(4,5−ジメチル−2
−チアゾリル)−2,5−ジフエニル−2Hテトラ
ゾリウムブロミドを用いた場合には、除タンパク
処理を施した酸抽出試料液を用いても反応液中に
濁りを生じず、さらには高濃度のHxRまたはHx
試料液を反応させてホルマザン色素を生成させた
のちも赤紫色の透明な発色溶液が得られることを
見出し、この発明を完成させたものである。 すなわちこの発明によるHxRおよび/または
Hx測定用試薬組成物は、ヌクレオシドホスホリ
ラーゼとキサンチンオキシダーゼと3−(4,5
−ジメチル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエ
ニル−2H テトラゾリウムブロミドとリン酸と
PH7〜9の緩衝剤とからなることを特徴とするも
のである。 魚肉等をホモナイズしたのち除タンパク処理し
た酸抽出試料液とこの発明の試薬組成物とを接触
せしめて数分間放置すると、酵素による試料液中
のHxRのHxへの分解、Hxの尿酸への酸化、こ
れに伴うテトラゾリウム塩の還元が起り、可視部
に吸収をもつ赤色〜赤紫色のホルマザン色素が生
成することは先願発明と同様である。この発明に
おいては、生成したホルマザン色素は不溶化する
ことなく、従つて透明な発色溶液が得られるので
ある。 試料液中のHxRのHxへの分解は、この発明の
試薬組成物中のヌクレオキシドホスホリラーゼに
よりHxRを加リン酸分解することによつてなさ
れる。従つて、この加リン酸分解に際して基質と
なるリン酸を試薬組成物中に含ませておくことが
必要である。このリン酸はリン酸塩として試薬組
成物中に含ませておくことができるが、溶液にし
た時に、試料液中のHxRと同モル濃度以上のリ
ン酸を存在せしめるようにする。 この発明で使用する緩衝液は、この発明の試薬
組成物を試料液と接触させて反応させる際に、反
応溶液のPHを7〜9に保持して酵素活性を安定に
保つために必要なものであり、例えばリン酸緩衝
剤、トリス緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、グリシン緩衝
剤等が使用できる。特にリン酸緩衝剤を用いる場
合には、この発明の試薬組成物中のリン酸成分と
しても機能させることができるので好ましい。す
なわち、試料液中のHxRと同モル濃度以上のリ
ン酸を含んだPH7〜9のリン酸緩衝剤を使用すれ
ば、試薬組成物中のリン酸と緩衝剤の両成分を兼
ねさせることができる。 この発明の試薬組成物は、各成分を混合溶解せ
しめた溶液状態で提供することができるが、粉末
状の各成分をそのまま混合した粉末状混合物とし
ても提供できる。粉末状態のものは使用に際して
水に溶解させればよい。 なお、色素可溶化剤としてアルブミンや界面活
性剤を使用することが従来から知られているが、
この発明の試薬組成物によれば、かような色素可
溶化剤を使用せずとも生成ホルマザン色素を可溶
化することができるのである。しかしながら、必
要に応じてこれらの既知色素可溶化剤をこの発明
の試薬組成物とともに使用することもできる。 <実施例> 以下に実施例を挙げてこの発明をさらに説明す
る。 実施例 1 PH8.0の0.1Mリン酸緩衝液に3−(4,5−ジ
メチル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエニル
−2H テトラゾリウムブロミド、キサンチンオ
キシダーゼ、およびヌクレオシドホスホリラーゼ
を、それぞれ最終濃度が1mM、0.033units/
ml、0.066units/mlとなるように混合し、本発明
の試薬組成物1を作成した。 さらに試薬組成物1中の3−(4,5−ジメチ
ル−2−チアゾリル)−2,5−ジフエニル−2H
テトラゾリウムブロミドの代わりに、3,3′−
(3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフエニリレン)
−ビス〔2−(p−ニトロフエニル)−5−フエニ
ル−2H テトラゾリウムクロライド〕または3
−(p−ヨードフエニル)−2−(p−ニトロフエ
ニル)−5−フエニル−2H テトラゾリウムクラ
イドを添加した試薬組成物2、試薬組成物3をそ
れぞれ作成した。 そして鶏肉を過塩素酸(PCA)で除タンパク
し、水酸化カリウム溶液にてPH6.4に調整した酸
抽出試料溶液を上記3種の試薬組成物にそれぞれ
加え、濁りの有無を調べた。また、最終濃度が
50μmになるように基質としてHxRを上記3種の
試薬組成物にそれぞれ添加し、反応後生成したホ
ルマザンの不溶化の有無を調べた。 上記の試験結果を第1表に示した。 第1表より、本発明の試薬組成物1は酸抽出試
料溶液の添加後も濁りを生ぜず、さらに高濃度の
HxRと反応後も発色溶液は透明であることが明
らかになつた。
【表】
実施例 2
キハダ、マイワシ、ホタテ、紋甲イカ、大正エ
ビから実施例1におけると同様にして酸抽出試料
溶液(1ml当り筋肉0.1g相当)を調製した。ま
た、これら酸抽出試料溶液に、HxRの最終濃度
が900μmとなるようにそれぞれHxRを加えた
HxR添加酸抽出試料溶液を調製した。 上記で調製した各試料溶液を、実施例1で用い
たこの発明の試薬組成物1に添加した。各試料溶
液の添加量は試薬組成物の1/30容量とした。添加
後室温で20分間放置してホルマザンを生成させた
が、いずれも透明な発色溶液が得られた。これら
の発色溶液を直接比色計にかけ、565nmの波長
で吸光度を測定して添加回収試験を行なつた。な
お、濃度は検量線法で算出した。結果を第2表に
示した。 第2表からわかるように、この発明の試薬組成
物を用いて得られた発色溶液を直接比色計にかけ
ても、高い回収率が得られている。
ビから実施例1におけると同様にして酸抽出試料
溶液(1ml当り筋肉0.1g相当)を調製した。ま
た、これら酸抽出試料溶液に、HxRの最終濃度
が900μmとなるようにそれぞれHxRを加えた
HxR添加酸抽出試料溶液を調製した。 上記で調製した各試料溶液を、実施例1で用い
たこの発明の試薬組成物1に添加した。各試料溶
液の添加量は試薬組成物の1/30容量とした。添加
後室温で20分間放置してホルマザンを生成させた
が、いずれも透明な発色溶液が得られた。これら
の発色溶液を直接比色計にかけ、565nmの波長
で吸光度を測定して添加回収試験を行なつた。な
お、濃度は検量線法で算出した。結果を第2表に
示した。 第2表からわかるように、この発明の試薬組成
物を用いて得られた発色溶液を直接比色計にかけ
ても、高い回収率が得られている。
【表】
<発明の効果>
以上説明したようにこの発明の試薬組成物によ
れば、反応液中にホルマザン色素が生成したのち
も透明な発色溶液が得られるから、この発色溶液
を直接比色計にかけて吸光度を測定することによ
つて、除タンパク処理した酸抽出試料液中の
HxRおよび/またはHx濃度を簡便かつ迅速に、
精度よく測定することが可能である。
れば、反応液中にホルマザン色素が生成したのち
も透明な発色溶液が得られるから、この発色溶液
を直接比色計にかけて吸光度を測定することによ
つて、除タンパク処理した酸抽出試料液中の
HxRおよび/またはHx濃度を簡便かつ迅速に、
精度よく測定することが可能である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオ
キシダーゼと3−(4,5−ジメチル−2−チア
ゾリル)−2,5−ジフエニル−2H テトラゾリ
ウムブロミドとリン酸とPH7〜9の緩衝剤とから
なることを特徴とし、イノシンおよび/またはヒ
ポキサンチンを含む試料液に作用させると透明な
発色溶液が得られるイノシンおよび/またはヒポ
キサンチン測定用試薬組成物。 2 前記リン酸と緩衝剤とをリン酸緩衝剤の形で
存在させたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の試薬組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24838985A JPS62107800A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定用試薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24838985A JPS62107800A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定用試薬組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107800A JPS62107800A (ja) | 1987-05-19 |
| JPH0364120B2 true JPH0364120B2 (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=17177378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24838985A Granted JPS62107800A (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定用試薬組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62107800A (ja) |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP24838985A patent/JPS62107800A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62107800A (ja) | 1987-05-19 |
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