JPH0368651B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0368651B2 JPH0368651B2 JP59229010A JP22901084A JPH0368651B2 JP H0368651 B2 JPH0368651 B2 JP H0368651B2 JP 59229010 A JP59229010 A JP 59229010A JP 22901084 A JP22901084 A JP 22901084A JP H0368651 B2 JPH0368651 B2 JP H0368651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal lath
- tree
- protection
- corrosion
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Protection Of Plants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、果樹木の樹幹部等を野生小動物のか
じりから防護するために用いられるメタルラスに
関する。
じりから防護するために用いられるメタルラスに
関する。
リンゴや桃等の果樹木、特にそれらの幼木は、
積雪期において野うさぎや野ねずみ等の小動物に
樹がかじられる被害を受け、その対策が大きな問
題となつている。従来、この対策として合成樹脂
の防護網を樹幹部に巻付ける方法が採られている
が、この防護網は春先には取外す必要があり、そ
の取外し作業に大きな手間がかかる難点があり、
実用的な方法とは言い難い。
積雪期において野うさぎや野ねずみ等の小動物に
樹がかじられる被害を受け、その対策が大きな問
題となつている。従来、この対策として合成樹脂
の防護網を樹幹部に巻付ける方法が採られている
が、この防護網は春先には取外す必要があり、そ
の取外し作業に大きな手間がかかる難点があり、
実用的な方法とは言い難い。
本発明者等はこのよう事情に鑑み、樹幹部等に
巻付けて使用する防護材として極薄鋼板を素材と
するメタルラスを用い、その腐食を利用して取外
しの手間を省くという新たな方式を案出した。極
薄鋼板を素材とするメタルラスは、樹木の幹や枝
等に簡単に巻き付けることができ、しかも、その
物理的な遮蔽作用による防護効果のみならず、メ
タルラス特有の構造、すなわち各線状部の捩じれ
により小動物に対し優れた防護効果を得ることが
できる。しかし、このような方式を実施するに当
つて、使用するメタルラスの構造によつては、取
外し時期に至つても腐食程度が十分ではなく、取
外しに手間がかかつたり、或は逆に防護を必要と
する期間内で既に使用に耐え得ない程度まで腐食
してしまつたりする場合が考えられる。
巻付けて使用する防護材として極薄鋼板を素材と
するメタルラスを用い、その腐食を利用して取外
しの手間を省くという新たな方式を案出した。極
薄鋼板を素材とするメタルラスは、樹木の幹や枝
等に簡単に巻き付けることができ、しかも、その
物理的な遮蔽作用による防護効果のみならず、メ
タルラス特有の構造、すなわち各線状部の捩じれ
により小動物に対し優れた防護効果を得ることが
できる。しかし、このような方式を実施するに当
つて、使用するメタルラスの構造によつては、取
外し時期に至つても腐食程度が十分ではなく、取
外しに手間がかかつたり、或は逆に防護を必要と
する期間内で既に使用に耐え得ない程度まで腐食
してしまつたりする場合が考えられる。
本発明はこのような点に鑑み、鋼材の腐食速度
と樹木の防護必要期間との関係から、防護必要期
間中は小動物等に対して確実な防護作用が得ら
れ、しかも取外時期においてはこれを容易に取外
すことができる樹木防護用メタルラスを提供する
ものであり、その特徴は、樹木に巻付けて使用す
るメタルラスであつて、樹木に巻付けその防護必
要期間経過後腐朽した状態となるよう、線状部の
太さを30〜85μmとしたことにある。
と樹木の防護必要期間との関係から、防護必要期
間中は小動物等に対して確実な防護作用が得ら
れ、しかも取外時期においてはこれを容易に取外
すことができる樹木防護用メタルラスを提供する
ものであり、その特徴は、樹木に巻付けて使用す
るメタルラスであつて、樹木に巻付けその防護必
要期間経過後腐朽した状態となるよう、線状部の
太さを30〜85μmとしたことにある。
以下、本発明の詳細を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
メタルラスは、第1図に示すように薄鋼板に多
数の切目を平行に付し、菱形網状に展伸したもの
である。本発明者等が創案した樹木防護方式は、
このようなメタルラスを樹木に巻付け、主として
積雪期間野生小動物からこれを防護し、且つ鋼材
の腐食を利用し、取付期間中腐朽したメタルラス
を防護必要期間経過後除去するようにしたもので
ある。このため本発明では、メタルラスを樹木に
巻付け防護必要期間(野出小動物から防護しなけ
ればならない期間、主として積雪期間)を経過し
た後腐朽した状態、すなわち取付箇所から自然に
崩落し、或は作業者により容易に剥脱され得る程
度に腐朽した状態となるよう、メタルラスを構成
する鋼材の腐食速度(使用条件下における腐食速
度)とメタルラス線状部の太さ(断面縦横の寸
法)との比を選定する。例えば、防護材の樹木へ
の取付期間は一般に5〜6か月間程度であり、こ
の時期における鋼材の腐食速度から、取外し作業
時点において上述したような腐朽した状態となる
ようなメタルラス線状部の太さを選定するもので
ある。
数の切目を平行に付し、菱形網状に展伸したもの
である。本発明者等が創案した樹木防護方式は、
このようなメタルラスを樹木に巻付け、主として
積雪期間野生小動物からこれを防護し、且つ鋼材
の腐食を利用し、取付期間中腐朽したメタルラス
を防護必要期間経過後除去するようにしたもので
ある。このため本発明では、メタルラスを樹木に
巻付け防護必要期間(野出小動物から防護しなけ
ればならない期間、主として積雪期間)を経過し
た後腐朽した状態、すなわち取付箇所から自然に
崩落し、或は作業者により容易に剥脱され得る程
度に腐朽した状態となるよう、メタルラスを構成
する鋼材の腐食速度(使用条件下における腐食速
度)とメタルラス線状部の太さ(断面縦横の寸
法)との比を選定する。例えば、防護材の樹木へ
の取付期間は一般に5〜6か月間程度であり、こ
の時期における鋼材の腐食速度から、取外し作業
時点において上述したような腐朽した状態となる
ようなメタルラス線状部の太さを選定するもので
ある。
鋼(普通鋼)の腐食速度はその置かれた環境に
より違いがあるが、本発明材の使用環境について
特に検討したところ、積雪期を含む冬期の平均的
な気象条件において、5〜6か月間の腐食量(腐
食深さ)がほぼ85〜23μmの範囲であることが確
認できた。そして、このような腐食速度を前提と
した場合、防護が必要な期間(特に積雪期)にお
ける防護機能が害されず、しかも防護材を取付け
てから積雪期を含む5〜6か月を経過した後の時
点において自然に崩落し或いは作業者によつて容
易に剥脱され得る程度まで腐朽した状態とするに
は、線状部1(第2図中D1およびD2)の太さは
30〜85μmの範囲で選定する必要がある。線状部
の太さが30μm未満であると、その腐食の進行に
より積雪期の途中でメタルラスが腐朽し樹幹部等
から自然に崩落してしまうおそれがある。一方、
上述したように本発明材の使用環境における5〜
6か月間の腐食量の上限がほぼ85μmであること
から、線状部の太さが85μmを超えると、線状部
に対しての腐食の程度が十分ではなく、雪どけ後
(例えば、4,5月頃)の取外し作業においてそ
の剥脱を容易に行うことができなくなるおそれが
ある。
より違いがあるが、本発明材の使用環境について
特に検討したところ、積雪期を含む冬期の平均的
な気象条件において、5〜6か月間の腐食量(腐
食深さ)がほぼ85〜23μmの範囲であることが確
認できた。そして、このような腐食速度を前提と
した場合、防護が必要な期間(特に積雪期)にお
ける防護機能が害されず、しかも防護材を取付け
てから積雪期を含む5〜6か月を経過した後の時
点において自然に崩落し或いは作業者によつて容
易に剥脱され得る程度まで腐朽した状態とするに
は、線状部1(第2図中D1およびD2)の太さは
30〜85μmの範囲で選定する必要がある。線状部
の太さが30μm未満であると、その腐食の進行に
より積雪期の途中でメタルラスが腐朽し樹幹部等
から自然に崩落してしまうおそれがある。一方、
上述したように本発明材の使用環境における5〜
6か月間の腐食量の上限がほぼ85μmであること
から、線状部の太さが85μmを超えると、線状部
に対しての腐食の程度が十分ではなく、雪どけ後
(例えば、4,5月頃)の取外し作業においてそ
の剥脱を容易に行うことができなくなるおそれが
ある。
なお、前記D2は素材鋼板の板厚に相当するも
のであり、したがつて、この値に応じてメタルラ
スの素材鋼板の板厚が決められる。
のであり、したがつて、この値に応じてメタルラ
スの素材鋼板の板厚が決められる。
第3図は、以上のような樹木防護用メタルラス
の使用状態を示すもので、メタルラスAを地上か
ら所定の高さ(積雪量等を考慮した高さ)まで巻
付け、針金2等により止めている。一般に樹幹部
の保護は野うさぎ用、根元部の保護は野ねずみ用
であり、図面の場合は土中深さ100mm程度の根元
部までを覆うよう巻付けられている。
の使用状態を示すもので、メタルラスAを地上か
ら所定の高さ(積雪量等を考慮した高さ)まで巻
付け、針金2等により止めている。一般に樹幹部
の保護は野うさぎ用、根元部の保護は野ねずみ用
であり、図面の場合は土中深さ100mm程度の根元
部までを覆うよう巻付けられている。
上記のような取付け作業において、メタルラス
は、その線状部が非常に小径のものであるため、
樹木に対する巻付けが極めて容易である。
は、その線状部が非常に小径のものであるため、
樹木に対する巻付けが極めて容易である。
また、上述したようにメタルラスは、その特徴
として線状部が捩じれたような構造を有してお
り、この捩じれにより線状部の鋭利な切断縁が部
分的に外側を向いている。したがつて、メタルラ
スの小動物に対する防護機能は、その物理的な遮
蔽作用のみならず、上記した鋭利な線状部が、樹
木を噛ろうとする小動物を傷つけ、小動物が樹木
に近づかないようにする効果も大きい。
として線状部が捩じれたような構造を有してお
り、この捩じれにより線状部の鋭利な切断縁が部
分的に外側を向いている。したがつて、メタルラ
スの小動物に対する防護機能は、その物理的な遮
蔽作用のみならず、上記した鋭利な線状部が、樹
木を噛ろうとする小動物を傷つけ、小動物が樹木
に近づかないようにする効果も大きい。
また、メタルラスは線状部が上記したように捩
じれているため、メタルラス面を合わせると線状
部どうしが引つかかる性質がある。このため樹木
に巻付ける際に、メタルラス自体に仮り止め作用
があり、この仮止め作用により巻付け時の作業を
円滑且つ効率的に行うことができるという効果も
大きい。
じれているため、メタルラス面を合わせると線状
部どうしが引つかかる性質がある。このため樹木
に巻付ける際に、メタルラス自体に仮り止め作用
があり、この仮止め作用により巻付け時の作業を
円滑且つ効率的に行うことができるという効果も
大きい。
なお、この種の防護材としては鋼線を編んだワ
イヤラスを用いることができる。
イヤラスを用いることができる。
以上述べた本発明の樹木防護用メタルラスによ
れば、極めて薄い構造であるため樹木の幹や枝に
簡単に巻付けることができ、しかも、その線状部
の構成から、積雪期等の防護必要期間においては
野生小動物等の噛りから樹木を適切に防護するこ
とができるとともに、雪どけ後の取外し時期にお
いては自然に崩落し或いは作業者により容易に剥
脱される程度まで腐朽し、従来の防護材に較べ取
外しの手間を大幅に減ずることができる。
れば、極めて薄い構造であるため樹木の幹や枝に
簡単に巻付けることができ、しかも、その線状部
の構成から、積雪期等の防護必要期間においては
野生小動物等の噛りから樹木を適切に防護するこ
とができるとともに、雪どけ後の取外し時期にお
いては自然に崩落し或いは作業者により容易に剥
脱される程度まで腐朽し、従来の防護材に較べ取
外しの手間を大幅に減ずることができる。
また、本発明のメタルラスは、上述したように
極薄で樹木に巻付ける際の取扱が極めて容易であ
るにもかかわらず、メタルラス特有の線状部が捩
じれた構造により、鋭利な線状部が樹木を噛ろう
とする小動物を傷つけ、小動物が樹木に近づかな
いようにする効果があり、その物理的な遮蔽作用
と相俟つて、小動物に対する大きな防護効果が得
られる。
極薄で樹木に巻付ける際の取扱が極めて容易であ
るにもかかわらず、メタルラス特有の線状部が捩
じれた構造により、鋭利な線状部が樹木を噛ろう
とする小動物を傷つけ、小動物が樹木に近づかな
いようにする効果があり、その物理的な遮蔽作用
と相俟つて、小動物に対する大きな防護効果が得
られる。
また、メタルラスはメタルラス面を合わせると
線状部どうしが引つかかる性質があるため、樹木
に巻付ける際に、メタルラス自体に仮り止め作用
があり、この仮止め作用により巻付け時の作業を
円滑且つ効率的に行うことができるという作業上
の大きな利点もある。
線状部どうしが引つかかる性質があるため、樹木
に巻付ける際に、メタルラス自体に仮り止め作用
があり、この仮止め作用により巻付け時の作業を
円滑且つ効率的に行うことができるという作業上
の大きな利点もある。
なお、腐朽したメタルラスの一部は土壌に含ま
れることになるが、このような少量の鉄分が環境
汚染等の問題を生じないことは言うまでもない。
れることになるが、このような少量の鉄分が環境
汚染等の問題を生じないことは言うまでもない。
第1図は本発明の樹木防護用メタルラスの平面
図、第2図は同じく部分拡大図である。第3図は
本発明のメタルラスの使用状態図である。 図において、1は線状部を示す。
図、第2図は同じく部分拡大図である。第3図は
本発明のメタルラスの使用状態図である。 図において、1は線状部を示す。
Claims (1)
- 1 樹木に巻付けて使用するメタルラスであつ
て、樹木に巻付けその防護必要期間経過後腐朽し
た状態となるよう、線状部の太さを30〜85μmと
した樹木防護用メタルラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229010A JPS61108311A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 樹木防護用メタルラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229010A JPS61108311A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 樹木防護用メタルラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108311A JPS61108311A (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0368651B2 true JPH0368651B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=16885341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59229010A Granted JPS61108311A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 樹木防護用メタルラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61108311A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO20231212A1 (en) * | 2023-11-09 | 2025-05-12 | Frukt As | Method and device for protecting root and trunk of a plant |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS487985U (ja) * | 1971-06-09 | 1973-01-29 |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP59229010A patent/JPS61108311A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108311A (ja) | 1986-05-27 |
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