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JPH0374483B2 - - Google Patents
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JPH0374483B2 - - Google Patents

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JPH0374483B2
JPH0374483B2 JP60284899A JP28489985A JPH0374483B2 JP H0374483 B2 JPH0374483 B2 JP H0374483B2 JP 60284899 A JP60284899 A JP 60284899A JP 28489985 A JP28489985 A JP 28489985A JP H0374483 B2 JPH0374483 B2 JP H0374483B2
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film
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、碍子などの絶縁基体上に、炭素や金
属などの抵抗皮膜を披着させた皮膜抵抗器の抵抗
皮膜に切溝を設けて抵抗値を調整する皮膜抵抗器
の抵抗値調整方法に関するものである。
従来の技術 従来、この種の抵抗値調整は第3図に示すよう
な方法で行われていた。すなわち、円筒形碍子の
表面に抵抗皮膜を披着させた皮膜抵抗器1の両端
をチヤツク2でつかみ、皮膜抵抗器1を回転させ
ながら軸方向に送り、それに薄い円板状の切削砥
石3を高速回転させながら当てることによつてら
せん状の溝を形成し、抵抗値を調整していた(こ
れをトリミングという)。また、第3図において、
4は軸4aとベアリング4bとからなるスピンド
ルで、上記砥石3を回転させる働きをするもので
ある。5は上記スピンドル4を収めてなるカツタ
ホルダーであり、またスピンドル4はモータ6、
大プーリ7、小プーリ8およびベルト9により回
転駆動される。
そして、上記切削砥石3を皮膜抵抗器1に当て
るやり方としては、第4図に示すような構成が一
般的であつた。すなわち、切削砥石3を回転させ
るスピンドル4を収めたカツタホルダー5を支点
10で支え、おもり11の位置を調節することで
切削砥石3を皮膜抵抗器1に押し付ける力を調節
し、カム12によつて切削砥石3を皮膜抵抗器1
に当てるタイミングを取つていた。また、第4図
において、13はカツタホルダー保持具、14は
おもりシヤフト、15はカムレバー、16は支点
である。
なお、この調整方法においては、一般的に良好
な溝を切るために、第5図に示すように切削砥石
3の回転面を皮膜抵抗器1に対し角度θをなすよ
うにして、らせん溝17に沿うように調整してい
た。
発明が解決しようとする問題点 このような従来一般的に行われていた抵抗値調
整方法では、以下に述べるような問題点を有して
いた。
(1) 高速回転している切削砥石を皮膜抵抗器に当
てて溝を形成しているため、皮膜抵抗器に熱的
ストレスや機械的ストレスを与え、溝の縁に細
かい亀裂などを残し、これらが電気的特性悪化
の要因になる。また、皮膜抵抗器の温度が上が
ることにより、抵抗皮膜の温度特性のために抵
抗値が常温時とは異なる値となり、抵抗値調整
時の抵抗値計測誤差を生じ易い。
(2) 第4図に示したように、切削砥石3の刃先と
皮膜抵抗器1との接触がカツタホルダー5など
の自重のみによつて行われているため、時に溝
切り開始時に刃先のブレが生じて溝深さおよび
溝幅が変動する。また、切削砥石が皮膜抵抗器
上で弾んだ場合は溝跳びを起こす。これらのこ
とは製品となつた皮膜抵抗器の電気的特性悪化
の原因となる。
(3) 上記(2)項の溝跳びや溝不良を防ぐためには、
ある程度以上強く切削砥石を皮膜抵抗器に押し
付けなければならず、そのために数+μm程度
の深い溝ができることになる。この様子を示し
たのが第6図であり、18は上述した深い溝で
ある。この第6図に示されるように皮膜抵抗器
1を構成する碍子19の表面に存在する抵抗皮
膜20の部分の厚みは、碍子19の表面粗さを
含め数μm以下である。したがつて、上記の深
い溝18のために抵抗器本体の機械的曲げ強度
が極端に低下することになる。これは例えば製
品となつた皮膜抵抗器をインサートマシンを用
いプリント基板に挿入する際に、皮膜抵抗器が
折れる原因となり、好ましくない。また、碍子
を深く削ることにより、アルミナなどからなる
碍子の粉塵が多量に発生することになるが、こ
の粉塵は人体に有害なばかりでなく、他の機械
の精密部に詰つたりして正常な機能を阻害する
要因となる。
(4) 切削砥石が摩耗して径が小さくなると、溝状
態が悪化したり、切り始めと切り終りのタイミ
ングのずれにより切り上り抵抗値がずれたりす
るため、カツタホルダーの位置調整が必要であ
り、生産性の低下を招くことになる。
(5) 上記の第6図に示すように、溝のエツジが鋭
くなるため、製品搬送時などにおいて他の皮膜
抵抗器の抵抗皮膜や端子キヤツプのメツキを傷
付け易く、溝のエツジ自信も欠けて抵抗値が変
化したり、他の皮膜抵抗器の端子キヤツプのメ
ツキが抵抗皮膜に付着したりして電気的特性が
悪化する。
(6) チヤツクへの皮膜抵抗器のはさみ込みに失敗
し、偏心状態でチヤツキングして皮膜抵抗器が
偏心回転した場合は、切削砥石の刃先に衝撃が
加わり、刃の一部が欠ける原因となる。このよ
うにして刃の一部が欠けた場合は溝状態が著し
く悪化し、そのまま気づかずに生産を続けた場
合は不良品を大量に生産してしまうことにな
る。
(7) 切削砥石が一定以上摩耗したり、目つぶれを
起こした場合は、ドレツシングや交換が必要
で、その際に細かい調整を必要とし、生産性を
上げることに制約がある。
(8) 1枚の切削砥石を用いて、チヤツクでつかん
だ皮膜抵抗器1個づつしか抵抗値調整ができな
いため、単位時間当りの生産数が少ない。
(9) 良好な溝を切るためには、第5図に示すよう
に切削砥石の回転面を皮膜抵抗器に対してらせ
ん溝に沿つた角度θをなすように設定し、さら
に試し溝切を行いながら皮膜抵抗器の軸方向に
対しての傾きを細かく調整しなければならず、
熟練作業者に頼らざるを得ない。また、調整が
不十分な場合は溝状態が悪くなるのみならず、
切削砥石の寿命も短いものとなる。
そこで本発明は、上記の問題点を解決するため
に、経時変化の少ないカツタを用い、ほとんど抵
抗皮膜だけを切り取ることによつて、皮膜抵抗器
に与えるストレスや発生する粉塵を減らすように
するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、砥粒を
原料に添加またはその表面に接着してなる糸状の
研削物を用い、それに所定のテンシヨンを与えな
がら所定のスピードで走行させるプーリーと駆動
装置を備え、多数組をもつチヤツクで多数個の皮
膜抵抗器をつかんで回転させながら上記糸状の研
削物をそれらに当てる構成とし、かつ上記皮膜抵
抗器と糸状の研削物のうちの少なくとも一方をそ
の皮膜抵抗器の軸方向に移動させ、上記皮膜抵抗
器の抵抗皮膜にらせん状の溝切を行い抵抗値調整
を行うことを特徴とするものである。
作 用 この構成によれば、糸状の研削物で抵抗皮膜を
部分的に削り落すようにしたため、皮膜抵抗器の
表面の浅い部分のみを削り取ればよく、研削物の
走行スピードも従来用いていた切削砥石の周速の
1/10程度で十分なことから、研削部の温度上昇は
ほとんどないため、抵抗器に熱的ストレスを与え
ることがない。また、溝の縁に細かい亀裂などの
機械的ストレスを残すこともない。これらのこと
から電気的特性が悪化することはなくなる。ま
た、研削物は皮膜抵抗器の表面から離れることな
く走行させることが容易にできるため、溝跳びが
生じることがなく、かつ研削物に与えるテンシヨ
ン、走行スピードおよび押し込み量を一定に制御
すれば、溝深さや溝幅などの溝状態は経時的に不
変となり、電気的特性は良好に保たれることとな
る。さらに、上述したように削り取られた溝が浅
いために、抵抗器本体の機械的曲げ強度が劣化せ
ず、インサートマシンでの基板への挿入時に衝撃
によつて製品が破損することもない。そして、皮
膜抵抗器の表面の浅い部分しか削らないため、碍
子はほとんど削られることがなく、これによつて
碍子の粉塵が極端に少ないものとなる。また、多
数組のチヤツクにてつかんだ多数個の皮膜抵抗器
を1本の糸状の研削物でもつて同時に調整するこ
とができるため、単位時間当りの生産性を高める
ことができることとなる。
実施例 以上、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
まず、第1図において、21は砥粒を原料に添
加またはその表面に接着してなる糸状の研削物と
しての研摩糸で、例えばポリアミド系の合成高分
子であるナイロン(デユポン社の商品名)の表面
に炭化ケイ素を接着したものである。22は抵抗
皮膜をその表面に披着させた円筒形の皮膜抵抗器
である。そして、送りカム26で軸方向に送られ
る右チヤツク23aと、バネ28で支えられた右
チヤツク23bによつて上記皮膜抵抗器22をつ
かみ、デイスク24と共に公転(角速度W2)さ
せる。一方、大ギヤ25を上記デイスク24より
少し遅く回転(角速度W1)させることによつて
小ギヤ27は回転(角速度W3)し、皮膜抵抗器
22は自転する。上記送りカム26によつてチヤ
ツク23aは押され、皮膜抵抗器22は軸方向に
送られる。上記と同様の機構をもつチヤツク23
a,23bを多数組設け、皮膜抵抗器22を連続
供給する。これら皮膜抵抗器22を納める谷を外
周面に多数もつた上記デイスク24の山の部分に
は、上記研摩糸21をガイドするための溝が設け
られており、それに沿つてモータなどの駆動装置
(図示せず)により駆動された上記研摩糸21が
所定スピードで上下に配置されたプーリー29,
30を通つて走行する。また、プーリー29,3
0によつて研摩糸21には適当な張力が与えられ
る。
以上の機構によつて研摩糸21は多数個の皮膜
抵抗器22の抵抗皮膜を連続的に、らせん状に溝
切りし、抵抗値を調整することができる。
第2図はこのようにして抵抗値調整が行われた
皮膜抵抗器の切り溝の状態を示す図であり、抵抗
器表面に浅い溝31が施されており、この浅い溝
31はほぼ抵抗皮膜32だけを削り取り、碍子3
3の表面は浅く削り取られているだけである。
また、上記の一実施例においては、皮膜抵抗器
22をその軸方向に送ることにより研摩糸21で
その皮膜抵抗器22上の上記抵抗皮膜32の一部
を切り取る場合について説明したが、これは研摩
糸21の方を皮膜抵抗器22の軸方向に移動させ
るようにしてもよく、さらには研摩糸21と皮膜
抵抗器22の両者を移動させるようにしてもよい
ものである。
以上のように、本発明の抵抗値調整方法は、多
数組のチヤツク23a,23bによつて多数個の
皮膜抵抗器22をつかみ、所定のテンシヨンを与
えられながら所定のスピードで走行されている研
摩糸21を皮膜抵抗器22に押し付け、研摩糸2
1または皮膜抵抗器22のうちの少なくとも一方
をその皮膜抵抗器22の軸方向に移動させること
により、皮膜抵抗器22上の任意の部分の抵抗皮
膜32を削り取つてらせん溝切を行い、抵抗値を
調整するという従来にはない新規な技術的手段で
ある。
発明の効果 以上のように構成された本発明に係る皮膜抵抗
器の抵抗値調整方法により得られる効果は、下記
に述べる通りである。
(1) 研摩糸(糸状の研削物)によつて皮膜抵抗器
の表面のほぼ抵抗皮膜だけ、すなわち浅い部分
のみを削り取ればよく、研摩糸の走行スピード
も従来用いていた切削砥石の周速の1/10程度
(ほぼ300m/分)で十分なことから、研削部の
温度上昇はほとんどない。このため、抵抗器に
熱的ストレスを与えることもなく、抵抗値調整
時の計測誤差を生じることもない。また、溝の
縁に細かい亀裂などの機械的ストレスを残すこ
ともない。これらのことから電気的特性が悪化
することはなくなる。
(2) 研摩糸は皮膜抵抗器の表面から離れることな
く走行させることが容易にできるため、溝跳び
が生じることがなく、かつ研摩糸に与えるテン
シヨン、走行スピードおよび押し込み量を一定
に制御すれば、溝深さや溝幅などの溝状態は経
時的に不変となり、製品の電気的特性は良好に
保たれる。
(3) 皮膜抵抗器の抵抗値を調整するためには、抵
抗器表面の抵抗皮膜が存在する部分(厚み数μ
m)のみ削り取ればよいが、研摩糸を用いると
浅い溝の研削が上述したように容易である。こ
のように削り取られた溝が浅いため、抵抗器本
体の機械的曲げ強度が劣化せず、インサートマ
シンでの基板への挿入時に衝撃によつて製品が
破損することもない。また、皮膜抵抗器の表面
の浅い部分しか削らないため、碍子はほとんど
削られることがなく、これによつて発生する碍
子の粉塵が極端に少ないものとなる。
(4) 研摩糸が走行することによつて次々に新しい
部分が抵抗器表面に当たることになるため、研
摩糸の削力は経時的に不変で溝状態が悪化する
ことはない。
(5) 第2図に示したように溝のエツジが鋭くなる
ことはないため、他の抵抗器を傷付けたり、溝
のエツジ自身が欠けたりしにくいことにより、
抵抗器の電気的特性の悪化が防げる。
(6) 仮に、チヤツクへの皮膜抵抗器のはさみ込み
に失敗し、皮膜抵抗器が偏心回転した場合で
も、研摩糸は皮膜抵抗器の動きに合せて自由に
動けるため、研摩糸が破損することはない。
(7) 碍子の表面の浅い部分のみ削り取られること
から研摩糸の摩耗は少なく、交換の際も研摩糸
のみを掛け換えるだけでよく、細かい調整を必
要としない。したがつて、上記(5)、(6)の点と併
せて生産性を高めることができる。
(8) 多数組のチヤツクにてつかんだ多数個の皮膜
抵抗器を1本の研摩糸で同時に抵抗値調整する
ことができる。
(9) 回転されている皮膜抵抗器に研摩糸を当てな
がら、皮膜抵抗器の軸方向に研摩糸またはその
皮膜抵抗器のいずれか一方もしくは両者を同時
に移動させても、同様にらせん状の溝切を行う
ことができ、装置設計の自由度が高い。また、
研摩糸を皮膜抵抗器に対してらせん溝に沿つた
角度θをなすように設定する際の調整が従来の
切削砥石の場合に比べてはるかに容易であり、
熟練作業者でなくとも良好な溝切を簡単にして
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による皮膜抵抗器の
抵抗値調整方法を示す斜視図、第2図は本発明方
法によつて得られた切り溝の状態を示す抵抗器表
面の拡大断面図、第3図は従来の皮膜抵抗器の抵
抗値調整方法を示す図、第4図は従来方法におい
て切削砥石を皮膜抵抗器に当てる機構例を示す斜
視図、第5図は従来方法において切削砥石と皮膜
抵抗器とが角度θをなしていることを示す図、第
6図は従来方法によつて得られた切り溝の状態を
示す抵抗器表面の拡大断面図である。 21……研摩糸、22……皮膜抵抗器、23a
……左チヤツク、23b……右チヤツク、24…
…デイスク、25……大ギヤ、26……送りカ
ム、28……バネ、29,30……プーリー、3
1……浅い溝、32……抵抗皮膜、33……碍
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 砥粒を原料に添加またはその表面に接着して
    なる糸状の研削物を用い、それに所定のテンシヨ
    ンを与えながら所定のスピードで走行させるプー
    リーと駆動装置を備え、多数組をもつチヤツクで
    多数個の皮膜抵抗器をつかんで回転させながら上
    記糸状の研削物をそれらに当てる構成とし、かつ
    上記皮膜抵抗器と糸状の研削物のうちの少なくと
    も一方をその皮膜抵抗器の軸方向に移動させ、上
    記皮膜抵抗器の抵抗皮膜にらせん状の溝切を行い
    抵抗値調整を行うことを特徴とする皮膜抵抗器の
    抵抗値調整方法。
JP60284899A 1985-12-18 1985-12-18 皮膜抵抗器の抵抗値調整方法 Granted JPS61166006A (ja)

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JPS61166006A JPS61166006A (ja) 1986-07-26
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JPS61166006A (ja) 1986-07-26

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