JPH0375431B2 - - Google Patents
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- JPH0375431B2 JPH0375431B2 JP56077232A JP7723281A JPH0375431B2 JP H0375431 B2 JPH0375431 B2 JP H0375431B2 JP 56077232 A JP56077232 A JP 56077232A JP 7723281 A JP7723281 A JP 7723281A JP H0375431 B2 JPH0375431 B2 JP H0375431B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper tube
- polyvinyl alcohol
- film
- alcohol film
- moisture content
- Prior art date
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packages (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ポリビニルアルコール系フイルムを
包装する方法に関するものである。
包装する方法に関するものである。
従来の技術
一般にプラスチツクスフイルムは、これを紙管
にロール巻きし、さらにこれら全体を包材で包装
した状態で保管、出荷しているが、フイルムがポ
リビニルアルコール系フイルムであるときは種々
のトラブルを生ずる。
にロール巻きし、さらにこれら全体を包材で包装
した状態で保管、出荷しているが、フイルムがポ
リビニルアルコール系フイルムであるときは種々
のトラブルを生ずる。
というのは、紙管の含水率は通常10%前後ある
ので、これにポリビニルアルコール系フイルムを
巻くと、紙管際のポリビニルアルコール系フイル
ム部分が吸湿によりシワを生じ、またロール巻き
したポリビニルアルコール系フイルムの耳端部も
吸湿によりダレやブロツキングを生じ、その結果
ポリビニルアルコール系フイルムの品質が低下す
るだけでなく、製袋、印刷、ラミネートなどの後
加工工程にも支障を与えるからである。
ので、これにポリビニルアルコール系フイルムを
巻くと、紙管際のポリビニルアルコール系フイル
ム部分が吸湿によりシワを生じ、またロール巻き
したポリビニルアルコール系フイルムの耳端部も
吸湿によりダレやブロツキングを生じ、その結果
ポリビニルアルコール系フイルムの品質が低下す
るだけでなく、製袋、印刷、ラミネートなどの後
加工工程にも支障を与えるからである。
包装時の吸湿防止方法としては、いくつかの提
案がなされている。
案がなされている。
たとえば、特公昭51−38279号公報(特開昭48
−62595号公報)には、アルミ箔単体もしくはア
ルミ箔を主体とする複合体で表面部被覆した芯管
にほぼ均一な水分を含有する吸湿性を有するフイ
ルムを捲取り、これをアルミ箔単体もしくはアル
ミ箔を主体とする複合体で覆包する吸湿性フイル
ム捲物の包装方法が示されており、吸湿性フイル
ムの一例としてポリビニルアルコールフイルムが
あげられている。
−62595号公報)には、アルミ箔単体もしくはア
ルミ箔を主体とする複合体で表面部被覆した芯管
にほぼ均一な水分を含有する吸湿性を有するフイ
ルムを捲取り、これをアルミ箔単体もしくはアル
ミ箔を主体とする複合体で覆包する吸湿性フイル
ム捲物の包装方法が示されており、吸湿性フイル
ムの一例としてポリビニルアルコールフイルムが
あげられている。
実公昭54−9090号公報の考案はポリアミドフイ
ルム包装体にかかるものであるが、上記の特公昭
51−38279号公報とほぼ同趣旨の包装方法が示さ
れている。
ルム包装体にかかるものであるが、上記の特公昭
51−38279号公報とほぼ同趣旨の包装方法が示さ
れている。
特開昭54−38894号公報には、紙管の端部を防
湿性を有する材料で被覆し、該紙管を芯管として
捲取つた吸湿性フイルムに外湿の侵入を防止する
ように外装を施した吸湿性フイルムの包装物が示
されており、吸湿性フイルムの一例としてポリビ
ニルアルコールフイルムがあげられている。ま
た、芯管の表面にアルミ箔単体もしくはアルミ箔
を主体とするラミネート複合体で表面被覆するこ
とについても言及がある。
湿性を有する材料で被覆し、該紙管を芯管として
捲取つた吸湿性フイルムに外湿の侵入を防止する
ように外装を施した吸湿性フイルムの包装物が示
されており、吸湿性フイルムの一例としてポリビ
ニルアルコールフイルムがあげられている。ま
た、芯管の表面にアルミ箔単体もしくはアルミ箔
を主体とするラミネート複合体で表面被覆するこ
とについても言及がある。
特公昭51−42997号公報の発明はポリアミドフ
イルムにかかるものであるが、水分率を0.5〜3.0
%に調湿したポリアミドフイルムを3.0%以下に
調湿した芯管に捲取り、この捲物を一定限度以下
の水蒸気透過率のフイルム状物で覆包密封するフ
イルム捲物の形成方法が示されている。
イルムにかかるものであるが、水分率を0.5〜3.0
%に調湿したポリアミドフイルムを3.0%以下に
調湿した芯管に捲取り、この捲物を一定限度以下
の水蒸気透過率のフイルム状物で覆包密封するフ
イルム捲物の形成方法が示されている。
発明が解決しようとする課題
特公昭51−38279号公報や実公昭54−9090号公
報に記載の方法にあつては、紙管の端面および紙
管内の空洞から湿気が出入りするため、ロール巻
きポリビニルアルコール系フイルムの耳端部のダ
レやブロツキングは防止できないという難点があ
つた。またこの方法は、紙管をアルミ箔単体もし
くはアルミ箔を主体とするラミネート複合体で表
面被覆しなければならないため、芯管としての紙
管本来の良さが減殺される上、コスト高になると
いう不利もある。
報に記載の方法にあつては、紙管の端面および紙
管内の空洞から湿気が出入りするため、ロール巻
きポリビニルアルコール系フイルムの耳端部のダ
レやブロツキングは防止できないという難点があ
つた。またこの方法は、紙管をアルミ箔単体もし
くはアルミ箔を主体とするラミネート複合体で表
面被覆しなければならないため、芯管としての紙
管本来の良さが減殺される上、コスト高になると
いう不利もある。
特開昭54−38894号公報に記載の包装物は、紙
管の端部を被覆し、また紙管の表面も被覆するも
のであるが、紙管内に含まれる水分が紙管内の空
洞に揮散してから紙管端部内側よりフイルム端部
に入り込むという問題を充分には解決しえず、ま
た紙管に含まれる水分が紙管と被覆物との間に蓄
積され、被覆物に部分的に凹凸を生ずることがあ
つた。加えてこのように紙管を被覆することは、
先にも述べたように芯管としての紙管本来の良さ
が減殺される上、コスト高になるという不利があ
る。
管の端部を被覆し、また紙管の表面も被覆するも
のであるが、紙管内に含まれる水分が紙管内の空
洞に揮散してから紙管端部内側よりフイルム端部
に入り込むという問題を充分には解決しえず、ま
た紙管に含まれる水分が紙管と被覆物との間に蓄
積され、被覆物に部分的に凹凸を生ずることがあ
つた。加えてこのように紙管を被覆することは、
先にも述べたように芯管としての紙管本来の良さ
が減殺される上、コスト高になるという不利があ
る。
特公昭51−42997号公報に記載の方法は、ポリ
ビニルアルコール系フイルムに比しては吸湿性の
低いポリアミドフイルムには適用できても、湿分
に敏感なポリビニルアルコール系フイルムの包装
には適当とは言えない。この公報の発明は、紙管
の含水率をある許容限度以下にまで低めようとす
ることにその技術思想があるが、ポリビニルアル
コール系フイルムは湿分に敏感であるだけでな
く、乾燥にも敏感であり、ポリビニルアルコール
系フイルムは紙管の乾燥が過度の場合もその影響
を敏感に受け、寸法変化が起こつてシワが発生す
るからである。
ビニルアルコール系フイルムに比しては吸湿性の
低いポリアミドフイルムには適用できても、湿分
に敏感なポリビニルアルコール系フイルムの包装
には適当とは言えない。この公報の発明は、紙管
の含水率をある許容限度以下にまで低めようとす
ることにその技術思想があるが、ポリビニルアル
コール系フイルムは湿分に敏感であるだけでな
く、乾燥にも敏感であり、ポリビニルアルコール
系フイルムは紙管の乾燥が過度の場合もその影響
を敏感に受け、寸法変化が起こつてシワが発生す
るからである。
本発明は、このような背景下において、ロール
巻きポリビニルアルコール系フイルムの紙管際お
よび端部にシワ、ダレ、ブロツキングなどの欠陥
を生じず、しかも芯管素材としての紙管の良さを
何ら損なわないポリビニルアルコール系フイルム
の包装方法を提供することを目的とするものであ
る。
巻きポリビニルアルコール系フイルムの紙管際お
よび端部にシワ、ダレ、ブロツキングなどの欠陥
を生じず、しかも芯管素材としての紙管の良さを
何ら損なわないポリビニルアルコール系フイルム
の包装方法を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段
本発明のポリビニルアルコール系フイルムの包
装方法は、紙管にポリビニルアルコール系フイル
ムをロール巻きし、さらにこれら全体を透湿度1
g/m2・24hrs以下の非透湿性包材で密封して包
装体を製造するにあたり、 前記ポリビニルアルコール系フイルムとして含
水率x(ただしxは5%以下)のポリビニルアル
コール系フイルムを用いること、 また、該ポリビニルアルコール系フイルムの平
衡含水率が0.5x〜1.5xとなるような相対湿度をH
1〜H2とし、そのH1〜H2の相対湿度条件下
に紙管を置いたときの該紙管の平衡含水率をy1
〜y2とするとき、前記の含水率xのポリビニル
アルコール系フイルムをロール巻きする紙管とし
て、その含水率を前記y1〜y2の範囲内に調整
した紙管を用いること、 を特徴とするものである。
装方法は、紙管にポリビニルアルコール系フイル
ムをロール巻きし、さらにこれら全体を透湿度1
g/m2・24hrs以下の非透湿性包材で密封して包
装体を製造するにあたり、 前記ポリビニルアルコール系フイルムとして含
水率x(ただしxは5%以下)のポリビニルアル
コール系フイルムを用いること、 また、該ポリビニルアルコール系フイルムの平
衡含水率が0.5x〜1.5xとなるような相対湿度をH
1〜H2とし、そのH1〜H2の相対湿度条件下
に紙管を置いたときの該紙管の平衡含水率をy1
〜y2とするとき、前記の含水率xのポリビニル
アルコール系フイルムをロール巻きする紙管とし
て、その含水率を前記y1〜y2の範囲内に調整
した紙管を用いること、 を特徴とするものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明においては、紙管の含水率をポリビニル
アルコール系フイルムの含水率に応じて特定の範
囲に設定する。
アルコール系フイルムの含水率に応じて特定の範
囲に設定する。
これについて第2図を参照して説明を加えるこ
とにする。第2図は、紙管およびポリビニルアル
コール系フイルムの平衡含水率と相対湿度の関係
を表わした関係図である。
とにする。第2図は、紙管およびポリビニルアル
コール系フイルムの平衡含水率と相対湿度の関係
を表わした関係図である。
第2図の曲線1は、紙管を20℃の温湿度雰囲気
下に置いたときの平衡含水率−相対湿度の関係を
表したものであり、曲線2は、ポリビニルアルコ
ール系フイルムを20℃の温湿度雰囲気下に置いた
ときの平衡含水率−相対湿度の関係を表わしたも
のである。
下に置いたときの平衡含水率−相対湿度の関係を
表したものであり、曲線2は、ポリビニルアルコ
ール系フイルムを20℃の温湿度雰囲気下に置いた
ときの平衡含水率−相対湿度の関係を表わしたも
のである。
今、ロール巻きに供するポリビニルアルコール
系フイルムの含水率をx(ただしxは5%以下)
とすると、該ポリビニルアルコール系フイルムの
平衡含水率が0.5x〜1.5xとなるような相対湿度は
第2図のH1〜H2に相当する。そしてそのH1
〜H2の相対湿度条件下に紙管を置いたときの該
紙管の平衡含水率は、第2図のy1〜y2とな
る。
系フイルムの含水率をx(ただしxは5%以下)
とすると、該ポリビニルアルコール系フイルムの
平衡含水率が0.5x〜1.5xとなるような相対湿度は
第2図のH1〜H2に相当する。そしてそのH1
〜H2の相対湿度条件下に紙管を置いたときの該
紙管の平衡含水率は、第2図のy1〜y2とな
る。
本発明においては、前記の含水率xのポリビニ
ルアルコール系フイルムをロール巻きする紙管と
して、その含水率を予め前記のy1〜y2の範囲
内に調整しておき、このようにした紙管にポリビ
ニルアルコール系フイルムをロール巻きしていく
のである。
ルアルコール系フイルムをロール巻きする紙管と
して、その含水率を予め前記のy1〜y2の範囲
内に調整しておき、このようにした紙管にポリビ
ニルアルコール系フイルムをロール巻きしていく
のである。
従つて、予め紙管とポリビニルアルコール系フ
イルムのそれぞれの平衡含水率−相対湿度の関係
曲線を求めておけば、ロール巻きに供するポリビ
ニルアルコール系フイルムの含水率xに応じ直ち
に紙管の許容含水率範囲を導くことができるの
で、紙管の含水率がその範囲に入るように紙管を
乾燥すればよいことになる。
イルムのそれぞれの平衡含水率−相対湿度の関係
曲線を求めておけば、ロール巻きに供するポリビ
ニルアルコール系フイルムの含水率xに応じ直ち
に紙管の許容含水率範囲を導くことができるの
で、紙管の含水率がその範囲に入るように紙管を
乾燥すればよいことになる。
このような方法を採用することにより、ロール
巻きしたポリビニルアルコール系フイルムの紙管
際の部分も耳端部も、シワやダレやブロツキング
の発生は全く認められなくなるというすぐれた効
果が奏される。
巻きしたポリビニルアルコール系フイルムの紙管
際の部分も耳端部も、シワやダレやブロツキング
の発生は全く認められなくなるというすぐれた効
果が奏される。
本発明におけるポリビニルアルコール系フイル
ムとしては、一軸または二軸に延伸されたポリビ
ニルアルコール系フイルムおよび水溶性のポリビ
ニルアルコール系フイルムが重要である。
ムとしては、一軸または二軸に延伸されたポリビ
ニルアルコール系フイルムおよび水溶性のポリビ
ニルアルコール系フイルムが重要である。
ポリビニルアルコール系フイルムの含水率x
は、ポリビニルアルコール系フイルムの後工程や
使用目的に応じ、0%に近いところから5%以下
の範囲に設定され、特に0.5〜3.5%の範囲が実用
が大きい。5%を越える場合は実用的用途が制限
される上、ロール巻きポリビニルアルコール系フ
イルムのシワ、ダレ、ブロツキング防止という課
題自体が強くは生まれて来ない。
は、ポリビニルアルコール系フイルムの後工程や
使用目的に応じ、0%に近いところから5%以下
の範囲に設定され、特に0.5〜3.5%の範囲が実用
が大きい。5%を越える場合は実用的用途が制限
される上、ロール巻きポリビニルアルコール系フ
イルムのシワ、ダレ、ブロツキング防止という課
題自体が強くは生まれて来ない。
このようなポリビニルアルコール系フイルムを
巻くための紙管の含水率は、前述のy1〜y2の
範囲に設定される。紙管の含水率がy1未満で
は、ポリビニルアルコール系フイルム中の水分が
紙管に移行してポリビニルアルコール系フイルム
が局部的に乾燥状態になるため、寸法変化が起こ
つてシワを発生するようになり、一方紙管の含水
率がy2を越えると、今度は紙管中の水分がフイ
ルム側に移行してロール巻きしたポリビニルアル
コール系フイルムの紙管際または耳端部にシワ、
ダレ、ブロツキングなどを生ずるようになる。
巻くための紙管の含水率は、前述のy1〜y2の
範囲に設定される。紙管の含水率がy1未満で
は、ポリビニルアルコール系フイルム中の水分が
紙管に移行してポリビニルアルコール系フイルム
が局部的に乾燥状態になるため、寸法変化が起こ
つてシワを発生するようになり、一方紙管の含水
率がy2を越えると、今度は紙管中の水分がフイ
ルム側に移行してロール巻きしたポリビニルアル
コール系フイルムの紙管際または耳端部にシワ、
ダレ、ブロツキングなどを生ずるようになる。
紙管にポリビニルアルコール系フイルムをロー
ル巻きした後は、これら全体を非透湿性包材で密
封包装する。外気中の水分を吸湿させず、しかも
ポリビニルアルコール系フイルムを損傷、汚染か
ら守るためである。
ル巻きした後は、これら全体を非透湿性包材で密
封包装する。外気中の水分を吸湿させず、しかも
ポリビニルアルコール系フイルムを損傷、汚染か
ら守るためである。
この目的の非透湿性包材としては、JIS−Z−
0208に従つて測定した透湿度が1g/m2・24hrs
以下のものが好適に用いられる。
0208に従つて測定した透湿度が1g/m2・24hrs
以下のものが好適に用いられる。
非透湿性包材の具体例としては、二軸延伸ポリ
プロピレンまたは二軸延伸ポリエステルフイルム
へのアルミニウム蒸着品、二軸延伸ポリプロピレ
ンフイルムとアルミニウム箔とのラミネート品、
ポリオレフインフイルム、ポリエステルフイルム
などがあげられる。
プロピレンまたは二軸延伸ポリエステルフイルム
へのアルミニウム蒸着品、二軸延伸ポリプロピレ
ンフイルムとアルミニウム箔とのラミネート品、
ポリオレフインフイルム、ポリエステルフイルム
などがあげられる。
作 用
紙管は、周囲の状況に応じて水分を吐出しある
いは水分を取り込む。言わば呼吸作用をしてい
る。
いは水分を取り込む。言わば呼吸作用をしてい
る。
本発明においては、非透湿性包材で囲まれた状
態において、紙管と、それにロール巻きされたポ
リビニルアルコール系フイルムと、空間(紙管内
の空洞や非透湿性包材と紙管やフイルムとの間の
間〓)との3者の間で水分のやりとりがなされて
いるが、ポリビニルアルコール系フイルムの含水
率xが限定され、かつそれに見合つた相対湿度H
1〜H2を考慮して紙管の含水率を設定してある
ので、紙管にロール巻きされたポリビニルアルコ
ール系フイルムは、水分変化による影響を受けな
いことになる。
態において、紙管と、それにロール巻きされたポ
リビニルアルコール系フイルムと、空間(紙管内
の空洞や非透湿性包材と紙管やフイルムとの間の
間〓)との3者の間で水分のやりとりがなされて
いるが、ポリビニルアルコール系フイルムの含水
率xが限定され、かつそれに見合つた相対湿度H
1〜H2を考慮して紙管の含水率を設定してある
ので、紙管にロール巻きされたポリビニルアルコ
ール系フイルムは、水分変化による影響を受けな
いことになる。
実施例
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例 1
第1図は、本発明の方法により得られた包装体
の一例を示した断面図であり、1は紙管、2はポ
リビニルアルコール系フイルム、3は非吸湿計包
材、4は紙管どめである。
の一例を示した断面図であり、1は紙管、2はポ
リビニルアルコール系フイルム、3は非吸湿計包
材、4は紙管どめである。
二軸延伸ポリビニルアルコールフイルム(ポリ
ビニルアルコールの重合度1700、ケン化度99.6モ
ル%、延伸倍率3倍×3倍、厚み14μ、含水率ほ
ぼゼロ)を調湿槽中を通過させることにより、含
水率1.5%に調整した。
ビニルアルコールの重合度1700、ケン化度99.6モ
ル%、延伸倍率3倍×3倍、厚み14μ、含水率ほ
ぼゼロ)を調湿槽中を通過させることにより、含
水率1.5%に調整した。
また、径3インチ、肉厚8mm、含水率10%の紙
管を60℃で2日間乾燥して含水率を2.5%にした。
管を60℃で2日間乾燥して含水率を2.5%にした。
なお、ここで用いた紙管およびポリビニルアル
コール系フイルムの20℃における平衡含水率−相
対湿度の関係図は、それぞれ第2図の曲線1、曲
線2の如くであり、上記の紙管の含水率2.5%は
紙管の許容値1.4〜3.9%の範囲内にある。
コール系フイルムの20℃における平衡含水率−相
対湿度の関係図は、それぞれ第2図の曲線1、曲
線2の如くであり、上記の紙管の含水率2.5%は
紙管の許容値1.4〜3.9%の範囲内にある。
上記乾燥紙管に上記ポリビニルアルコール系フ
イルムを2000m巻き取り、ついでその上から厚み
7μのアルミニウム箔と厚み20μの二軸延伸ポリプ
ロピレンフイルムよりなる透湿度0.05g/m2・
24hrsのラミネートフイルム(非吸湿性包材の一
例)を巻き、該ラミネートフイルムの耳端部を紙
管どめで紙管内に巻き込んで密封し、第1図に示
した包装体を作成した。
イルムを2000m巻き取り、ついでその上から厚み
7μのアルミニウム箔と厚み20μの二軸延伸ポリプ
ロピレンフイルムよりなる透湿度0.05g/m2・
24hrsのラミネートフイルム(非吸湿性包材の一
例)を巻き、該ラミネートフイルムの耳端部を紙
管どめで紙管内に巻き込んで密封し、第1図に示
した包装体を作成した。
このようにして得た包装体を35℃管85%RHの
高温高湿雰囲気下に1ケ月間放置し、ついで開封
して、ロール巻きポリビニルアルコール系フイル
ムの端部ダレ、表面および紙管に近いところのシ
ワの有無を観察したが、ダレ、シワは全く認られ
なかつた。
高温高湿雰囲気下に1ケ月間放置し、ついで開封
して、ロール巻きポリビニルアルコール系フイル
ムの端部ダレ、表面および紙管に近いところのシ
ワの有無を観察したが、ダレ、シワは全く認られ
なかつた。
実施例 2
二軸延伸ポリビニルアルコールフイルムの含水
率を3.0%に調整し、紙管の含水率を2.8%に調整
したほかは実施例1と同様にして包装体を作成
し、35℃、85%RHの高温高湿雰囲気下に1ケ月
管放置したが、ダレ、シワは全く認められなかつ
た。
率を3.0%に調整し、紙管の含水率を2.8%に調整
したほかは実施例1と同様にして包装体を作成
し、35℃、85%RHの高温高湿雰囲気下に1ケ月
管放置したが、ダレ、シワは全く認められなかつ
た。
対照例 1〜3
紙管として含水率10%(対照例1)、含水率6
%(対照例2)、含水率0.5%(対照例3)のもの
を用いたほかは実施例1を繰り返した。結果は次
の通りであつた。
%(対照例2)、含水率0.5%(対照例3)のもの
を用いたほかは実施例1を繰り返した。結果は次
の通りであつた。
対照例 1
紙管際のフイルムにシワ発生、耳端部のダレ著
しい。
しい。
対照例 2
紙管際のフイルムにシワ発生、耳端部にもダレ
が認められた。
が認められた。
対照例 3
フイルム耳端部の収縮があり、そのため耳端か
ら約2cmのところにタルミがあつた。
ら約2cmのところにタルミがあつた。
実施例 3
水溶性のポリビニルアルコールフイルム(重合
度1400、ケン化度88モル%のポリビニルアルコー
ル100部、化工澱粉12部、グリセリン10部、界面
活性剤、0.3部及び水よりなる濃度20%の水溶液
から流延製膜法により得られた厚み25μ、含水率
1.2%のフイルム)を調湿して含水率2.5%に調整
し、一方紙管を乾燥して含水率35%に調整した。
度1400、ケン化度88モル%のポリビニルアルコー
ル100部、化工澱粉12部、グリセリン10部、界面
活性剤、0.3部及び水よりなる濃度20%の水溶液
から流延製膜法により得られた厚み25μ、含水率
1.2%のフイルム)を調湿して含水率2.5%に調整
し、一方紙管を乾燥して含水率35%に調整した。
なお、ここで用いた紙管およびフイルムの20℃
における平衡含水率−相対湿度の関係図は、それ
ぞれ第2図の曲線1、曲線2′の如くであつた。
における平衡含水率−相対湿度の関係図は、それ
ぞれ第2図の曲線1、曲線2′の如くであつた。
上記乾燥紙管に上記フイルムを1000m巻き取つ
たほかは実施例1と同様にして包装体を作成し、
35℃、85%RHの雰囲気下に1ケ月間放置した
が、ダレ、シワおよびフイルムのブロツキングは
全く認められなかつた。
たほかは実施例1と同様にして包装体を作成し、
35℃、85%RHの雰囲気下に1ケ月間放置した
が、ダレ、シワおよびフイルムのブロツキングは
全く認められなかつた。
対照例 4
紙管として含水率10%のものを用いたほかは実
施例3を繰り返したが、巻芯部の紙管際全体にシ
ワが発生し、耳端部にはブロツキングが認められ
た。
施例3を繰り返したが、巻芯部の紙管際全体にシ
ワが発生し、耳端部にはブロツキングが認められ
た。
発明の効果
本発明の方法においては、ポリビニルアルコー
ル系フイルムの含水率xが限定され、かつそれに
見合つた相対湿度H1〜H2を考慮して紙管の含
水率を設定してあるので、紙管にロール巻きされ
たポリビニルアルコール系フイルムは、水分変化
による影響を受けず、ロール巻きポリビニルアル
コール系フイルムの紙管際および端部にシワ、ダ
レ、ブロツキングなどの欠陥を生じない。
ル系フイルムの含水率xが限定され、かつそれに
見合つた相対湿度H1〜H2を考慮して紙管の含
水率を設定してあるので、紙管にロール巻きされ
たポリビニルアルコール系フイルムは、水分変化
による影響を受けず、ロール巻きポリビニルアル
コール系フイルムの紙管際および端部にシワ、ダ
レ、ブロツキングなどの欠陥を生じない。
しかも、紙管に被覆等の手段を講ずる必要がな
いので、芯管素材としての紙管本来の良さがその
まま生かされる。
いので、芯管素材としての紙管本来の良さがその
まま生かされる。
第1図は、本発明の方法により得られた包装体
の一例を示した断面図である。第2図は、紙管お
よびポリビニルアルコール系フイルムの平衡含水
率と相対湿度の関係を表わした関係図である。 1……紙管、2……ポリビニルアルコール系フ
イルム、3……非吸湿性包材、4……紙管どめ。
の一例を示した断面図である。第2図は、紙管お
よびポリビニルアルコール系フイルムの平衡含水
率と相対湿度の関係を表わした関係図である。 1……紙管、2……ポリビニルアルコール系フ
イルム、3……非吸湿性包材、4……紙管どめ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙管にポリビニルアルコール系フイルムをロ
ール巻きし、さらにこれら全体を透湿度1g/
m2・24hrs以下の非透湿性包材で密封して包装体
を製造するにあたり、 前記ポリビニルアルコール系フイルムとして含
水率x(ただしxは5%以下)のポリビニルアル
コール系フイルムを用いること、 また、該ポリビニルアルコール系フイルムの平
衡含水率が0.5x〜1.5xとなるような相対湿度をH
1〜H2とし、そのH1〜H2の相対湿度条件下
に紙管を置いたときの該紙管の平衡含水率をy1
〜y2とするとき、前記の含水率xのポリビニル
アルコール系フイルムをロール巻きする紙管とし
て、その含水率を前記y1〜y2の範囲内に調整
した紙管を用いること、 を特徴とするポリビニルアルコール系フイルムの
包装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7723281A JPS57194972A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Method of packing film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7723281A JPS57194972A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Method of packing film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57194972A JPS57194972A (en) | 1982-11-30 |
| JPH0375431B2 true JPH0375431B2 (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13628111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7723281A Granted JPS57194972A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Method of packing film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57194972A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002037379A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Hitachi Chem Co Ltd | ロール状物の保存方法、低透湿シートが配置されたロール状物、ロール状物の梱包方法及び梱包物 |
| CN1307252C (zh) * | 2003-12-29 | 2007-03-28 | 日本合成化学工业株式会社 | 制备聚乙烯醇薄膜的方法及使用其的偏振薄膜 |
| CN100351291C (zh) * | 2003-12-29 | 2007-11-28 | 日本合成化学工业株式会社 | 聚乙烯醇薄膜卷及用其制备的偏振薄膜 |
| CN101065297A (zh) * | 2004-11-24 | 2007-10-31 | 可乐丽股份有限公司 | 水溶性薄膜卷及水溶性薄膜的解卷方法 |
| JP6077355B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2017-02-08 | 株式会社クラレ | 包装体の製造方法 |
| CN112455928A (zh) * | 2015-09-04 | 2021-03-09 | 三菱化学株式会社 | 包装体、聚乙烯醇系薄膜的保管或运输方法、聚乙烯醇系薄膜、及偏光膜 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5436759B2 (ja) * | 1974-10-09 | 1979-11-10 | ||
| JPS5438894A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-24 | Unitika Ltd | Article wrapped with humidityyabsorbing film |
-
1981
- 1981-05-20 JP JP7723281A patent/JPS57194972A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57194972A (en) | 1982-11-30 |
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