JPH038892B2 - - Google Patents
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- JPH038892B2 JPH038892B2 JP9209685A JP9209685A JPH038892B2 JP H038892 B2 JPH038892 B2 JP H038892B2 JP 9209685 A JP9209685 A JP 9209685A JP 9209685 A JP9209685 A JP 9209685A JP H038892 B2 JPH038892 B2 JP H038892B2
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- machining
- processing tank
- tank
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H11/00—Auxiliary apparatus or details, not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、被加工物を加工液中に浸漬するとと
もに被加工物を貫通してワイヤー電極を挿通し、
これらの被加工物とワイヤー電極との間に放電を
発生させながら相対移動して放電加工するワイヤ
ーカツト放電加工機に関する。
もに被加工物を貫通してワイヤー電極を挿通し、
これらの被加工物とワイヤー電極との間に放電を
発生させながら相対移動して放電加工するワイヤ
ーカツト放電加工機に関する。
「従来の技術」
ワイヤーカツト放電加工機においては、被加工
物とワイヤー電極とが相対移動されることにより
加工が行われるため加工槽内のワイヤー電極を挿
通するための挿通孔から加工液が流出するので、
そのワイヤー電極の気中放電を防止するためにそ
の加工液レベルの制御が苦慮されていた。特開昭
55−157433号公報には、加工槽外において被加工
物の上下を挟むように配置された上下一対のワイ
ヤー電極ガイドを備える放電加工機において、被
加工物と下部ワイヤー電極ガイドとの間に配置さ
れるごとく、その電極ガイドに加工槽の底面を摺
動する板状の加工液受け部材を取付けることによ
り、加工液の流出量を少なくすることを目的とし
た発明が開示されているが、なお加工液の流出量
が比較的に多いという問題があつた。このため、
本出願人の先の出願(特願昭59−39075号)にお
いては、加工槽の側壁に水平方向に延びる長孔が
形成され、その長孔の上下に沿つて前記側壁に設
けられた案内溝に摺動可能に支持された遮蔽体に
より加工液の漏れを防止するようにした放電加工
機が提案されている。しかしながら、スチールシ
ールによる遮蔽体のごとく可撓性を有する帯状体
は、巻取ローラ側に凹となるように、予め断面が
湾曲状に形成されている。この遮蔽体を巻取ロー
ラに巻きつけておくと、湾曲状のものが直線状に
変形されるため、自身の弾性により巻取ローラか
ら引出された延出端は巻取ローラに巻きついてい
く性質がある。この性質は、鋼板製巻尺等に古く
から利用されている技術であり、例えば、「カバ
ー用コンストン」(登録商標)として市販されて
いるものである。従来のワイヤーカツト放電加工
機は、遮蔽体が巻取ローラに巻きついていく性質
を利用したものである。しかしながら、従来のワ
イヤーカツト放電加工機は、第7図aに示すよう
に遮蔽体32が巻取ローラ29に巻取られる面を
加工槽2内側に向けて装着する方法が従来採用さ
れていたので、この方法であると、第7図bに示
すように加工槽2に加工液を満たした時、その液
圧により遮蔽体32が加工槽2の外側に向つて更
にたわむことになる。
物とワイヤー電極とが相対移動されることにより
加工が行われるため加工槽内のワイヤー電極を挿
通するための挿通孔から加工液が流出するので、
そのワイヤー電極の気中放電を防止するためにそ
の加工液レベルの制御が苦慮されていた。特開昭
55−157433号公報には、加工槽外において被加工
物の上下を挟むように配置された上下一対のワイ
ヤー電極ガイドを備える放電加工機において、被
加工物と下部ワイヤー電極ガイドとの間に配置さ
れるごとく、その電極ガイドに加工槽の底面を摺
動する板状の加工液受け部材を取付けることによ
り、加工液の流出量を少なくすることを目的とし
た発明が開示されているが、なお加工液の流出量
が比較的に多いという問題があつた。このため、
本出願人の先の出願(特願昭59−39075号)にお
いては、加工槽の側壁に水平方向に延びる長孔が
形成され、その長孔の上下に沿つて前記側壁に設
けられた案内溝に摺動可能に支持された遮蔽体に
より加工液の漏れを防止するようにした放電加工
機が提案されている。しかしながら、スチールシ
ールによる遮蔽体のごとく可撓性を有する帯状体
は、巻取ローラ側に凹となるように、予め断面が
湾曲状に形成されている。この遮蔽体を巻取ロー
ラに巻きつけておくと、湾曲状のものが直線状に
変形されるため、自身の弾性により巻取ローラか
ら引出された延出端は巻取ローラに巻きついてい
く性質がある。この性質は、鋼板製巻尺等に古く
から利用されている技術であり、例えば、「カバ
ー用コンストン」(登録商標)として市販されて
いるものである。従来のワイヤーカツト放電加工
機は、遮蔽体が巻取ローラに巻きついていく性質
を利用したものである。しかしながら、従来のワ
イヤーカツト放電加工機は、第7図aに示すよう
に遮蔽体32が巻取ローラ29に巻取られる面を
加工槽2内側に向けて装着する方法が従来採用さ
れていたので、この方法であると、第7図bに示
すように加工槽2に加工液を満たした時、その液
圧により遮蔽体32が加工槽2の外側に向つて更
にたわむことになる。
遮蔽体32の上下縁は狭い案内溝により案内さ
れる構造であり、かつ案内溝には加工槽2の外側
にパツキン40が入つているため、遮蔽体32が
加工溝2の外側にたわむことによつて前記パツキ
ン40に遮蔽体32が強く押圧されることとなり
両者間の摩擦抵抗が増大し、X−Yテーブルの第
7図a図示のX方向への運動精度に害をおよぼす
という問題があつた。
れる構造であり、かつ案内溝には加工槽2の外側
にパツキン40が入つているため、遮蔽体32が
加工溝2の外側にたわむことによつて前記パツキ
ン40に遮蔽体32が強く押圧されることとなり
両者間の摩擦抵抗が増大し、X−Yテーブルの第
7図a図示のX方向への運動精度に害をおよぼす
という問題があつた。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は、上記の問題を解決するためになされ
たものであり、加工槽のシール部の摩擦抵抗を低
減することを目的とする。
たものであり、加工槽のシール部の摩擦抵抗を低
減することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
しかして、本発明によれば、第1図から第5図
に示すごとく、被加工物Wを浸漬可能な加工槽2
の側壁に水平方向に延びる長孔21が形成され、
その長孔21の上下に沿つて前記側壁に設けられ
た案内溝27にパツキン40を介して摺動可能に
支持され、巻回部29に巻取られる面が凹となる
ように予め断面湾曲状に形成された可撓性を有す
る帯板状の遮蔽体32を有するワイヤーカツト放
電加工機において、前記遮蔽体32は、巻回部2
9に巻取られる面を加工槽2外側に向けることに
より、この幅方向の中央部においてその両側縁よ
りも加工槽2側へ湾曲突出して案内溝27に支持
されるとともに、その遮蔽体32の巻回部29は
長孔21の両側において、その加工槽2の側壁に
支持されていることを特徴とするワイヤーカツト
放電加工機が提供される。
に示すごとく、被加工物Wを浸漬可能な加工槽2
の側壁に水平方向に延びる長孔21が形成され、
その長孔21の上下に沿つて前記側壁に設けられ
た案内溝27にパツキン40を介して摺動可能に
支持され、巻回部29に巻取られる面が凹となる
ように予め断面湾曲状に形成された可撓性を有す
る帯板状の遮蔽体32を有するワイヤーカツト放
電加工機において、前記遮蔽体32は、巻回部2
9に巻取られる面を加工槽2外側に向けることに
より、この幅方向の中央部においてその両側縁よ
りも加工槽2側へ湾曲突出して案内溝27に支持
されるとともに、その遮蔽体32の巻回部29は
長孔21の両側において、その加工槽2の側壁に
支持されていることを特徴とするワイヤーカツト
放電加工機が提供される。
「作用」
上記構成によれば、本発明は、遮蔽体32の配
置を逆にし、遮蔽体32をその幅方向の中央にお
いてその両側縁よりも加工槽2側へ湾曲突出させ
て案内溝27に支持するから、加工液Lの液圧F
により遮蔽体32が加工槽2の外側にたわむと、
第5図図示のごとく遮蔽体32が液圧により平坦
に変形することになり、案内溝27内のパツキン
40に対する遮蔽体32の押圧が減少することに
なり両者間の摩擦抵抗が減少するという優れた作
用効果がある。本発明のこの作用効果は、第6図
の特性図に示す通りであり、本発明の実施例によ
れば、水位200mmにおいて従来の5Kgfに比較し
て約1Kgfに摩擦抵抗が減少した。
置を逆にし、遮蔽体32をその幅方向の中央にお
いてその両側縁よりも加工槽2側へ湾曲突出させ
て案内溝27に支持するから、加工液Lの液圧F
により遮蔽体32が加工槽2の外側にたわむと、
第5図図示のごとく遮蔽体32が液圧により平坦
に変形することになり、案内溝27内のパツキン
40に対する遮蔽体32の押圧が減少することに
なり両者間の摩擦抵抗が減少するという優れた作
用効果がある。本発明のこの作用効果は、第6図
の特性図に示す通りであり、本発明の実施例によ
れば、水位200mmにおいて従来の5Kgfに比較し
て約1Kgfに摩擦抵抗が減少した。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を図面に従つて詳細に
説明する。
説明する。
さて、この実施例のワイヤーカツト放電加工機
の全体構成を説明するに、第1図に示すようにフ
レーム1の一側に加工槽2がX−Yテーブル19
により水平方向の前後及び左右に相対移動可能に
配置され、その内部に加工液Lを満たした状態で
被加工物Wを支持できるようになつている。加工
槽2の上方においてフレーム1には上方アーム3
が設けられ、その下部には導電性のローラよりな
る上方電極ガイド4が垂直方向へ移動調節可能に
支持されている。加工槽2の側壁を貫通して被加
工物Wの下方位置に水平に延びるように、フレー
ム1の側部には導電性の筒状体よりなる下方アー
ム5がフレーム1に対し絶縁した状態で突設さ
れ、その先端には導電性のローラよりなる下方電
極ガイド6が下方アーム5に対し絶縁した状態で
支持されている。
の全体構成を説明するに、第1図に示すようにフ
レーム1の一側に加工槽2がX−Yテーブル19
により水平方向の前後及び左右に相対移動可能に
配置され、その内部に加工液Lを満たした状態で
被加工物Wを支持できるようになつている。加工
槽2の上方においてフレーム1には上方アーム3
が設けられ、その下部には導電性のローラよりな
る上方電極ガイド4が垂直方向へ移動調節可能に
支持されている。加工槽2の側壁を貫通して被加
工物Wの下方位置に水平に延びるように、フレー
ム1の側部には導電性の筒状体よりなる下方アー
ム5がフレーム1に対し絶縁した状態で突設さ
れ、その先端には導電性のローラよりなる下方電
極ガイド6が下方アーム5に対し絶縁した状態で
支持されている。
前記フレーム1の上部には金属ワイヤーよりな
るワイヤー電極7を供給するための供給装置8が
設けられるとともに、フレーム1の下部にはワイ
ヤー電極7を巻取るための巻取装置9が設けられ
ている。そして、供給装置8から繰出されるワイ
ヤー電極7が案内ローラ10、上方電極ガイド
4、下方電極ガイド6及び案内ローラ11の通つ
て巻取装置9に導かれ、両電極ガイド4,6間に
おいて被加工物W上に連続的に供給されるように
なつている。
るワイヤー電極7を供給するための供給装置8が
設けられるとともに、フレーム1の下部にはワイ
ヤー電極7を巻取るための巻取装置9が設けられ
ている。そして、供給装置8から繰出されるワイ
ヤー電極7が案内ローラ10、上方電極ガイド
4、下方電極ガイド6及び案内ローラ11の通つ
て巻取装置9に導かれ、両電極ガイド4,6間に
おいて被加工物W上に連続的に供給されるように
なつている。
前記ワイヤー電極7と被加工物Wとの間には電
源回路が接続され、両者7,W間の加工間隙に繰
返しパルス放電を発生させて、その放電エネルギ
ーにより被加工物Wを加工するようになつてい
る。すなわち、前記電源回路において直流電源1
2の一方の端子には電界効果トランジスタ13の
ソース端子が接続され、そのゲート端子にはトラ
ンジスタ13のスイツチング動作を制御するため
のスイツチング制御回路14が接続されている。
電界効果トランジスタ13のドレイン端子と電源
12の他方の端子との間にはそのトランジスタ1
3のスイツチング動作に伴つて生じるリアクタン
ス電圧を消去するためのダイオード15及び抵抗
16が接続されている。そして、前記被加工物W
は導電性の下方アーム5を介して電源回路のアー
ス側端子に接続され、ワイヤー電極7は下方電極
ガイド6を介して電源回路の他方の端子に接続さ
れている。
源回路が接続され、両者7,W間の加工間隙に繰
返しパルス放電を発生させて、その放電エネルギ
ーにより被加工物Wを加工するようになつてい
る。すなわち、前記電源回路において直流電源1
2の一方の端子には電界効果トランジスタ13の
ソース端子が接続され、そのゲート端子にはトラ
ンジスタ13のスイツチング動作を制御するため
のスイツチング制御回路14が接続されている。
電界効果トランジスタ13のドレイン端子と電源
12の他方の端子との間にはそのトランジスタ1
3のスイツチング動作に伴つて生じるリアクタン
ス電圧を消去するためのダイオード15及び抵抗
16が接続されている。そして、前記被加工物W
は導電性の下方アーム5を介して電源回路のアー
ス側端子に接続され、ワイヤー電極7は下方電極
ガイド6を介して電源回路の他方の端子に接続さ
れている。
また、前記下方アーム5にはポンプ17が接続
され、このポンプ17の作動により、作業開始時
において加工液タンク18から下方アーム5内を
経て加工槽2内に加工液Lを満たしたり、加工作
業中においてワイヤー電極7と被加工物Wとの間
の加工間隙に加工液Lを供給したりできるように
なつている。
され、このポンプ17の作動により、作業開始時
において加工液タンク18から下方アーム5内を
経て加工槽2内に加工液Lを満たしたり、加工作
業中においてワイヤー電極7と被加工物Wとの間
の加工間隙に加工液Lを供給したりできるように
なつている。
次に、本発明の主要部である加工槽2における
長孔と遮蔽体の間のシール構成について、第2〜
5図に基づき詳細に説明する。
長孔と遮蔽体の間のシール構成について、第2〜
5図に基づき詳細に説明する。
さて、この実施例では前記加工槽2の一側部に
おいて、その側壁の下端近傍に下方アーム5を挿
通するための長孔21がほぼ水平方向へ延びるよ
うに形成され、その長孔21の左右両側において
加工槽2の側壁外面には巻回部をなすスチールハ
ウジング25がそれぞれ設けられている。長孔2
1の外方においてその長孔21に沿つて延びるよ
うに、加工槽2の底壁上面には加工槽2からの漏
洩水を受け止めるための溝部23が形成され、そ
の溝部23の一端に連通して加工槽2の側壁には
水抜き口24が形成されている。
おいて、その側壁の下端近傍に下方アーム5を挿
通するための長孔21がほぼ水平方向へ延びるよ
うに形成され、その長孔21の左右両側において
加工槽2の側壁外面には巻回部をなすスチールハ
ウジング25がそれぞれ設けられている。長孔2
1の外方においてその長孔21に沿つて延びるよ
うに、加工槽2の底壁上面には加工槽2からの漏
洩水を受け止めるための溝部23が形成され、そ
の溝部23の一端に連通して加工槽2の側壁には
水抜き口24が形成されている。
前記長孔21の両側において加工槽2の側壁外
面に取付けられた両スチールハウジング25の間
には上下一対の押え板28が掛け渡され、前記長
孔21に対応して開口26が形成されている。そ
して、第4図および第5図に示されるように、こ
の押え板28により加工槽2の側壁外面に、長孔
21の上下に沿つて水平に延びる一対の案内溝2
7が形成されている。
面に取付けられた両スチールハウジング25の間
には上下一対の押え板28が掛け渡され、前記長
孔21に対応して開口26が形成されている。そ
して、第4図および第5図に示されるように、こ
の押え板28により加工槽2の側壁外面に、長孔
21の上下に沿つて水平に延びる一対の案内溝2
7が形成されている。
第3図に示されるように、スチールハウジング
25の内部には収容凹所22が形成されており、
その収容凹所22内には円柱状の巻取ローラ29
が回転可能に支持されている。この実施例におい
ては、その巻取ローラ29の上下の回転軸31
は、スチールハウジング25内の収容凹所22の
下壁と上壁とによつて支持されており、第2図に
示されるようにスチールハウジング25の上壁に
は前記回転軸31との間にハウジングブツシユ3
0が介挿されている。
25の内部には収容凹所22が形成されており、
その収容凹所22内には円柱状の巻取ローラ29
が回転可能に支持されている。この実施例におい
ては、その巻取ローラ29の上下の回転軸31
は、スチールハウジング25内の収容凹所22の
下壁と上壁とによつて支持されており、第2図に
示されるようにスチールハウジング25の上壁に
は前記回転軸31との間にハウジングブツシユ3
0が介挿されている。
前記両巻取ローラ29には可撓性を有する帯板
状の遮蔽体をなすスチールシール32が左右両端
の巻取ローラ29によつて巻回支承され、そのス
チールシール32の中間部が加工槽2の側壁外面
と上下の押え板28の段部41とにより形成され
た前記案内溝27内に摺動可能に挿通支持されて
いる。なお、第2図に示されるように段部41の
側壁にはパツキン40が貼着されている。スチー
ルシール32のほぼ中央に形成された透孔33に
は可撓性を有する合成樹脂からなるシール受34
Aが嵌合され、スチールシール32を挾んでシー
ル受34Aの外端にシール受34Bを嵌合すると
ともに、そのシール受34Bに複数個のねじ36
をねじ込むことにより、シール受34A,34B
が透孔33の周縁に固定されている。シール受3
4A,34Bの中央には下方アーム5を摺動可能
に嵌合するための嵌合孔35,37が形成され、
その嵌合孔35の内周には、下方アーム5の外周
面に密着する非通気性を持つ独立気泡の発泡材か
らなる環状のパイプシール38が設けられてい
る。なお、第2図においては、そのパイプシール
38が嵌合孔35から取出して図示されている。
状の遮蔽体をなすスチールシール32が左右両端
の巻取ローラ29によつて巻回支承され、そのス
チールシール32の中間部が加工槽2の側壁外面
と上下の押え板28の段部41とにより形成され
た前記案内溝27内に摺動可能に挿通支持されて
いる。なお、第2図に示されるように段部41の
側壁にはパツキン40が貼着されている。スチー
ルシール32のほぼ中央に形成された透孔33に
は可撓性を有する合成樹脂からなるシール受34
Aが嵌合され、スチールシール32を挾んでシー
ル受34Aの外端にシール受34Bを嵌合すると
ともに、そのシール受34Bに複数個のねじ36
をねじ込むことにより、シール受34A,34B
が透孔33の周縁に固定されている。シール受3
4A,34Bの中央には下方アーム5を摺動可能
に嵌合するための嵌合孔35,37が形成され、
その嵌合孔35の内周には、下方アーム5の外周
面に密着する非通気性を持つ独立気泡の発泡材か
らなる環状のパイプシール38が設けられてい
る。なお、第2図においては、そのパイプシール
38が嵌合孔35から取出して図示されている。
ここで、この実施例においては、第3図に示す
ように、巻回部をなす巻取ローラ29が加工槽2
の外側に設けてある。そして、スチールシール3
2が巻取ローラ29に巻取られる面を加工槽2の
外側に向くようにしてある。この構成により、前
記スチールシール32が第5図に二点鎖線で示す
ように、その幅方向の中央部においてその上下の
両側縁よりも加工槽2の内側へ湾曲突出して支持
されている。また、スチールシール32はこの実
施例においてはそれ自体の弾性力により巻回部を
なす巻取ローラ29に巻回する性質を有するよう
に、巻取ローラ29に巻取られる面が凹となるよ
うに予め断面湾曲状に形成されている。そして、
スチールシール32が加工槽2に対し相対的に移
動されたときには一方の巻回部では巻戻されると
ともに、他方の巻回部ではそれ自体の弾性力によ
り巻取られるようになつている。
ように、巻回部をなす巻取ローラ29が加工槽2
の外側に設けてある。そして、スチールシール3
2が巻取ローラ29に巻取られる面を加工槽2の
外側に向くようにしてある。この構成により、前
記スチールシール32が第5図に二点鎖線で示す
ように、その幅方向の中央部においてその上下の
両側縁よりも加工槽2の内側へ湾曲突出して支持
されている。また、スチールシール32はこの実
施例においてはそれ自体の弾性力により巻回部を
なす巻取ローラ29に巻回する性質を有するよう
に、巻取ローラ29に巻取られる面が凹となるよ
うに予め断面湾曲状に形成されている。そして、
スチールシール32が加工槽2に対し相対的に移
動されたときには一方の巻回部では巻戻されると
ともに、他方の巻回部ではそれ自体の弾性力によ
り巻取られるようになつている。
上記構成において、スチールシール32を加工
槽2に取付けるためには、第2図に示されるよう
に、まず下方アーム5の外周に外側のシール受3
4Bを加工槽2側に向けて挿通して置き、次にス
チールシール32の透孔33に下方アーム5の先
端を通し、最後に、パイプシール38が一体化さ
れたシール受34Aを加工槽2の外側に向けて下
方アーム5に挿通する。そして、第4図に示され
るように、内側のシール受34Aの突端をスチー
ルシール32を貫通して外側のシール受34Bの
内径凹所に組合せ、第2図に示すごとくねじ36
により両シール受34A,34Bをスチールシー
ル32に締付け固定する。また、左右のスチール
ハウジング25と図示しないねじにより一体に固
定された上下の押え板28は、多数のねじ39に
より加工槽2の外壁外面に、第2図、第3図およ
び第4図に示されるように縲着される。
槽2に取付けるためには、第2図に示されるよう
に、まず下方アーム5の外周に外側のシール受3
4Bを加工槽2側に向けて挿通して置き、次にス
チールシール32の透孔33に下方アーム5の先
端を通し、最後に、パイプシール38が一体化さ
れたシール受34Aを加工槽2の外側に向けて下
方アーム5に挿通する。そして、第4図に示され
るように、内側のシール受34Aの突端をスチー
ルシール32を貫通して外側のシール受34Bの
内径凹所に組合せ、第2図に示すごとくねじ36
により両シール受34A,34Bをスチールシー
ル32に締付け固定する。また、左右のスチール
ハウジング25と図示しないねじにより一体に固
定された上下の押え板28は、多数のねじ39に
より加工槽2の外壁外面に、第2図、第3図およ
び第4図に示されるように縲着される。
そして、加工槽2の内部に加工液Lを満して放
電加工が行われる時、加工槽2の水平方向移動に
伴い下方アーム5が第3図のX方向へ相対移動さ
れると、スチールシール32も同方向に移動され
て両端のスチールハウジング25内の巻取ローラ
29に巻取り又は巻戻しされる。
電加工が行われる時、加工槽2の水平方向移動に
伴い下方アーム5が第3図のX方向へ相対移動さ
れると、スチールシール32も同方向に移動され
て両端のスチールハウジング25内の巻取ローラ
29に巻取り又は巻戻しされる。
この時、スチールシール32は、第5図に実線
で示されるように加工槽2内の加工液Lによる水
圧Fによつてその反りが減少されて略平坦になる
ため、加工槽2の側壁外面または押え板28の内
面との間の摩擦力が少なくされるので、そのスチ
ールシール32は下方アーム5のX方向への相対
移動につれて案内溝27を極めて容易に滑動す
る。なお、案内溝27とスチールシール32の間
の隙間を介して加工槽2から漏洩する微量な加工
液は、溝部23によつて回収され水抜き口24を
通り加工液タンク18に戻される。
で示されるように加工槽2内の加工液Lによる水
圧Fによつてその反りが減少されて略平坦になる
ため、加工槽2の側壁外面または押え板28の内
面との間の摩擦力が少なくされるので、そのスチ
ールシール32は下方アーム5のX方向への相対
移動につれて案内溝27を極めて容易に滑動す
る。なお、案内溝27とスチールシール32の間
の隙間を介して加工槽2から漏洩する微量な加工
液は、溝部23によつて回収され水抜き口24を
通り加工液タンク18に戻される。
また、下方アーム5のY方向への移動に際して
は、その下方アーム5がスチールシール32上の
シール受34Aの嵌合孔35に沿つて摺動され、
パイプシール38によりシール状態に保持され
る。
は、その下方アーム5がスチールシール32上の
シール受34Aの嵌合孔35に沿つて摺動され、
パイプシール38によりシール状態に保持され
る。
(数値的性能例)
案内溝27内におけるスチールシール32の摩
擦抵抗について、この実施例による性能例を従来
構成と対比して第6図に示す。第6図に示される
ごとく、従来構成においては、乾燥状態から湿り
状態にし次第に加工槽内の加工液の水位を上昇さ
せたときスチールシールの摩擦抵抗が上昇し、水
位200mmにおいて摩擦抵抗が約5Kgfであつたが、
本発明の実施例によれば、水位の上昇によつても
摩擦抵抗は上昇せず、水位200mmにおける摩擦抵
抗が約1Kgfであつた。従つて、この実施例の効
果は極めて顕著である。
擦抵抗について、この実施例による性能例を従来
構成と対比して第6図に示す。第6図に示される
ごとく、従来構成においては、乾燥状態から湿り
状態にし次第に加工槽内の加工液の水位を上昇さ
せたときスチールシールの摩擦抵抗が上昇し、水
位200mmにおいて摩擦抵抗が約5Kgfであつたが、
本発明の実施例によれば、水位の上昇によつても
摩擦抵抗は上昇せず、水位200mmにおける摩擦抵
抗が約1Kgfであつた。従つて、この実施例の効
果は極めて顕著である。
「その他の実施例」
上記の実施例においては、加工槽2の側壁に形
成された長孔21のシール部をなす遮蔽体が鋼材
よりなるスチールシール32によつて構成された
が、合成樹脂などの可撓性を有する帯板状の部材
に代えることも可能であつた。また、本発明は、
スチールシール32その他の遮蔽体の反りが加工
槽2へ湾曲突出することが肝要である。本発明に
おいても、第7図a図示の従来技術のごとく、巻
回部29を加工槽2の内側に設けることができ、
ただ本発明の場合は該巻回部29を前後に反転さ
せることにより、遮蔽体32が巻回部29に巻取
られる面を加工槽2の外側に向けることが必要で
ある。
成された長孔21のシール部をなす遮蔽体が鋼材
よりなるスチールシール32によつて構成された
が、合成樹脂などの可撓性を有する帯板状の部材
に代えることも可能であつた。また、本発明は、
スチールシール32その他の遮蔽体の反りが加工
槽2へ湾曲突出することが肝要である。本発明に
おいても、第7図a図示の従来技術のごとく、巻
回部29を加工槽2の内側に設けることができ、
ただ本発明の場合は該巻回部29を前後に反転さ
せることにより、遮蔽体32が巻回部29に巻取
られる面を加工槽2の外側に向けることが必要で
ある。
[効果]
以上述べたごとく、本発明の放電加工機は上記
の構成を有するから、加工槽内から加工液が漏れ
るのを確実に防止することができるとともに、加
工槽のシール部における長孔と遮蔽体との摩擦抵
抗を低減することができ、延いてはX−Yテーブ
ルの運動精度を良好に保持でき、放電加工精度が
向上するなどの優れた効果がある。
の構成を有するから、加工槽内から加工液が漏れ
るのを確実に防止することができるとともに、加
工槽のシール部における長孔と遮蔽体との摩擦抵
抗を低減することができ、延いてはX−Yテーブ
ルの運動精度を良好に保持でき、放電加工精度が
向上するなどの優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す構
成図、第2図はその実施例の要部をなすシール部
の分解斜視図、第3図はシール部の横断面図、第
4図は縦断面図、第5図はスチールシールの取付
け状態を示す縦断面図、第6図は数値的性能例を
示す特性図、第7図a,bは従来構成を示す横断
面図および縦断面図である。 1……フレーム、2……加工槽、21……長
孔、25……スチールハウジング、27……案内
溝、29……巻取ローラ、32……スチールシー
ル、40……パツキン。W……被加工物、L……
加工液。
成図、第2図はその実施例の要部をなすシール部
の分解斜視図、第3図はシール部の横断面図、第
4図は縦断面図、第5図はスチールシールの取付
け状態を示す縦断面図、第6図は数値的性能例を
示す特性図、第7図a,bは従来構成を示す横断
面図および縦断面図である。 1……フレーム、2……加工槽、21……長
孔、25……スチールハウジング、27……案内
溝、29……巻取ローラ、32……スチールシー
ル、40……パツキン。W……被加工物、L……
加工液。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被加工物を浸漬可能な加工槽の側壁に水平方
向に延びる長孔が形成され、その長孔の上下に沿
つて前記側壁に設けられた案内溝にパツキンを介
して摺動可能に支持され、巻回部に巻取られる面
が凹となるように予め断面湾曲状に形成された可
撓性を有する帯板状の遮蔽体を有するワイヤーカ
ツト放電加工機において、 前記遮蔽体は、巻回部に巻取られる面を加工槽
外側に向けることにより、その幅方向の中央部に
おいてその両側縁よりも加工槽側へ湾曲突出して
案内溝に支持されるとともに、 その遮蔽体の巻回部は長孔の両側において、そ
の加工槽の側壁に支持されていることを特徴とす
るワイヤーカツト放電加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9209685A JPS61249218A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ワイヤ−カツト放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9209685A JPS61249218A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ワイヤ−カツト放電加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249218A JPS61249218A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH038892B2 true JPH038892B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=14044913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9209685A Granted JPS61249218A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ワイヤ−カツト放電加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249218A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023157125A1 (ja) | 2022-02-16 | 2023-08-24 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0540894Y2 (ja) * | 1987-03-24 | 1993-10-18 | ||
| JP2558310Y2 (ja) * | 1993-03-26 | 1997-12-24 | 関電興業株式会社 | 弁キャノピーシールリング切断機 |
| CN104741720B (zh) * | 2015-03-27 | 2017-03-01 | 李冬庆 | 内压式钢带密封液槽装置 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP9209685A patent/JPS61249218A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023157125A1 (ja) | 2022-02-16 | 2023-08-24 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249218A (ja) | 1986-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |