JPH042529B2 - - Google Patents
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- JPH042529B2 JPH042529B2 JP25003084A JP25003084A JPH042529B2 JP H042529 B2 JPH042529 B2 JP H042529B2 JP 25003084 A JP25003084 A JP 25003084A JP 25003084 A JP25003084 A JP 25003084A JP H042529 B2 JPH042529 B2 JP H042529B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/04—Compositions for glass with special properties for photosensitive glass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C15/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は被記録物に文字、図形、画像等を記録
するためのインクジエツト記録ヘツドのインクノ
ズル板のように、微小な開口を有する感光性ガラ
ス板を製造するための感光性ガラスのマスキング
方法に関するものである。
するためのインクジエツト記録ヘツドのインクノ
ズル板のように、微小な開口を有する感光性ガラ
ス板を製造するための感光性ガラスのマスキング
方法に関するものである。
従来の技術
感光性ガラスのような平板に微小な開口を形成
したノズル板を使用したインクジエツト記録ヘツ
ドとしては、第3図のような構成のものが知られ
ている。
したノズル板を使用したインクジエツト記録ヘツ
ドとしては、第3図のような構成のものが知られ
ている。
第3図に示すようにボデイ部材10に取付けら
れた絶縁性のノズル板1に空気吐出口2が穿設さ
れている。ボデイ部材10にはノズル板1と平行
にノズル板3が取付けられ、このノズル板3には
空気吐出口2に対抗してインク吐出口4が穿設さ
れている。このインク吐出口4の空気吐出口2方
向側にはノズル板3より突出するリング状突出部
5が設けられている。ノズル板1とノズル板3に
より形成される空気層6には周辺から空気流が送
られ、空気吐出口2より流出している。インク吐
出口4内のインクには、一定圧力が印加されてお
り、インクジエツト記録ヘツドの非駆動特には、
インク吐出口4の近傍の空気圧力と、インク吐出
口4内のインク圧力がほぼ等しく、インク吐出口
4に生じるインクのメカニズムが静止状態に保た
れるように調整されている。信号源7はノズル板
1の表面で、且つ空気吐出口2の周辺に設けられ
た電極8とインク吐出口4内のインクとの間に電
位差が生じるように、電極8及びインク吐出口4
に連通した導電性のインク供給管9に電気的に接
続されている。
れた絶縁性のノズル板1に空気吐出口2が穿設さ
れている。ボデイ部材10にはノズル板1と平行
にノズル板3が取付けられ、このノズル板3には
空気吐出口2に対抗してインク吐出口4が穿設さ
れている。このインク吐出口4の空気吐出口2方
向側にはノズル板3より突出するリング状突出部
5が設けられている。ノズル板1とノズル板3に
より形成される空気層6には周辺から空気流が送
られ、空気吐出口2より流出している。インク吐
出口4内のインクには、一定圧力が印加されてお
り、インクジエツト記録ヘツドの非駆動特には、
インク吐出口4の近傍の空気圧力と、インク吐出
口4内のインク圧力がほぼ等しく、インク吐出口
4に生じるインクのメカニズムが静止状態に保た
れるように調整されている。信号源7はノズル板
1の表面で、且つ空気吐出口2の周辺に設けられ
た電極8とインク吐出口4内のインクとの間に電
位差が生じるように、電極8及びインク吐出口4
に連通した導電性のインク供給管9に電気的に接
続されている。
而して信号源7により電極8とインク吐出口4
内のインクに電位差が生じると、電位差による電
界によりインク吐出口4に生じるメニスカスが空
気吐出口2の方向に引き伸ばされる。電界により
一定長さ以上引き保ばされたインクのメニスカス
は、空気流により生じる急激な圧力勾配の変化に
よつて引きちぎられ、空気吐出口2よりインク液
滴となつて飛翔する。このとき上記のようにイン
ク吐出口4にリング状突出部5を設けることによ
り空気流は、リング状突出部5の影響で、より急
激に曲げられ、インク吐出口4の近傍には空気流
の死水域が発生し、この死水域では空気流の圧力
勾配が殆んどない。従つてインク吐出口4でイン
クメニスカスが若干変動してもインクが噴出する
ことがなく、インクのメニスカスの安定性を高め
ることができる利点がある。
内のインクに電位差が生じると、電位差による電
界によりインク吐出口4に生じるメニスカスが空
気吐出口2の方向に引き伸ばされる。電界により
一定長さ以上引き保ばされたインクのメニスカス
は、空気流により生じる急激な圧力勾配の変化に
よつて引きちぎられ、空気吐出口2よりインク液
滴となつて飛翔する。このとき上記のようにイン
ク吐出口4にリング状突出部5を設けることによ
り空気流は、リング状突出部5の影響で、より急
激に曲げられ、インク吐出口4の近傍には空気流
の死水域が発生し、この死水域では空気流の圧力
勾配が殆んどない。従つてインク吐出口4でイン
クメニスカスが若干変動してもインクが噴出する
ことがなく、インクのメニスカスの安定性を高め
ることができる利点がある。
次に上記のようなリング状突出部5を有するノ
ズル板3の従来の製造方法を第4図によつて説明
する。第4図に示すものは、本発明者らが先に特
願昭59−92249号として出願した製造方法である。
第4図aに示すように感光性ガラス101上に露
光マスク102を配置し、紫外光を当てて露光を
行なう。このとき露光マスク102において、リ
ング状部103は光を遮断し、その他の部分10
4は光を透過させる。これにより第4図bに示す
ように感光性ガラス101において光が当たつた
部分105は感光され、その後の熱処理により
Li2O−siO2結晶が発生し、弗酸水溶液によるエ
ツチングが容易となる。感光性ガラス101にお
いて光が当たらなかつた筒状部(理解し易いよう
にハツチングの方向を変えている)106は結晶
変していない。次に第4図cに示すように感光性
ガラス101を両面を弗酸水溶液によりハーフエ
ツチングする。このとき結晶化している部分10
5の方が符号107と108で示すように結晶化
していない筒上部106より速くエツチングされ
るため、感光性ガラス101の両面にリング状の
突出部109と110が形成される。次に第4図
dに示すように感光性ガラス101におけるリン
グ状突出部109側の片面全体を耐弗酸性材料の
エレクトロンワツクス111によりマスキングす
る。エレクトロンワツクス111はパラフイン系
の接着剤であり、感光性ガラス101の温度を上
げて液状にしてマスキングを行なう。このエレク
トロンワツクス111の外面よりガラス基板11
2を貼り付ける。一方感光性ガラス101におけ
る反対側のリング状突出部110側の全体をエレ
クトロンワツクス113によりマスキングする。
エレクトロンワツクス113は感光性ガラス10
1の温度を上げて液状にしマスキングを行なうの
であるが、リング状突出部110の近傍に塗られ
たエレクトロンワツクス113は、徐々に濡れて
広がり、リング状突出部110の中に入らないよ
うにしてマスキングされる。次に第4図eに示す
ようにエレクトロンワツクス113でマスキング
した側のリング状突出部110中から、感光性ガ
ラス101の2度目のエツチングを反対側のリン
グ状突出部109側に貫通するまで行なう。11
4はエツチングされ貫通した部分を示し、115
はサイドエツチングされた部分を示している。然
る後、この水洗いを行ない、トリクロルエチレン
による超音波洗浄を行なうことによりエレクトロ
ンワツクス113と111を剥離すると共にガイ
ドフレーム基板112を取り外し、第4図fに示
すようにリング状突出部109(第3図に示すリ
ング状突出部5)、貫通部114(第3図に示す
インク吐出口4)を有する感光性ガラス(第3図
に示すノズル板3)を形成することができる。
ズル板3の従来の製造方法を第4図によつて説明
する。第4図に示すものは、本発明者らが先に特
願昭59−92249号として出願した製造方法である。
第4図aに示すように感光性ガラス101上に露
光マスク102を配置し、紫外光を当てて露光を
行なう。このとき露光マスク102において、リ
ング状部103は光を遮断し、その他の部分10
4は光を透過させる。これにより第4図bに示す
ように感光性ガラス101において光が当たつた
部分105は感光され、その後の熱処理により
Li2O−siO2結晶が発生し、弗酸水溶液によるエ
ツチングが容易となる。感光性ガラス101にお
いて光が当たらなかつた筒状部(理解し易いよう
にハツチングの方向を変えている)106は結晶
変していない。次に第4図cに示すように感光性
ガラス101を両面を弗酸水溶液によりハーフエ
ツチングする。このとき結晶化している部分10
5の方が符号107と108で示すように結晶化
していない筒上部106より速くエツチングされ
るため、感光性ガラス101の両面にリング状の
突出部109と110が形成される。次に第4図
dに示すように感光性ガラス101におけるリン
グ状突出部109側の片面全体を耐弗酸性材料の
エレクトロンワツクス111によりマスキングす
る。エレクトロンワツクス111はパラフイン系
の接着剤であり、感光性ガラス101の温度を上
げて液状にしてマスキングを行なう。このエレク
トロンワツクス111の外面よりガラス基板11
2を貼り付ける。一方感光性ガラス101におけ
る反対側のリング状突出部110側の全体をエレ
クトロンワツクス113によりマスキングする。
エレクトロンワツクス113は感光性ガラス10
1の温度を上げて液状にしマスキングを行なうの
であるが、リング状突出部110の近傍に塗られ
たエレクトロンワツクス113は、徐々に濡れて
広がり、リング状突出部110の中に入らないよ
うにしてマスキングされる。次に第4図eに示す
ようにエレクトロンワツクス113でマスキング
した側のリング状突出部110中から、感光性ガ
ラス101の2度目のエツチングを反対側のリン
グ状突出部109側に貫通するまで行なう。11
4はエツチングされ貫通した部分を示し、115
はサイドエツチングされた部分を示している。然
る後、この水洗いを行ない、トリクロルエチレン
による超音波洗浄を行なうことによりエレクトロ
ンワツクス113と111を剥離すると共にガイ
ドフレーム基板112を取り外し、第4図fに示
すようにリング状突出部109(第3図に示すリ
ング状突出部5)、貫通部114(第3図に示す
インク吐出口4)を有する感光性ガラス(第3図
に示すノズル板3)を形成することができる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記製造方法における第4図dに
示すエレクトロンワツクス113のマスキング方
法には次のような問題が生じた。上記マスキング
方法においては感光性ガラス101におけるエツ
チングにより形成された面108aとリング状突
出部110の側面110bの表面粗さに比べ、リ
ング状突出部110の端面110aの表面粗さが
小さいため、端面110aにおけるエレクトロン
ワツクス113の濡れ性が悪いのを利用し、リン
グ状突出部110の周縁110c近傍でエレクト
ロンワツクス113を食い止め、リング状突出部
110の中にエレクトロンワツクス113が入り
込まないようにマスキングしている。この程度で
リング状突出部110の中にエレクトロンワツク
ス113が入り込むと、次の工程で行なう弗酸水
溶液によるエツチングができなくなるため、マス
キング条件を厳密に決める必要がある。エレクト
ロンワツクス113は、温度が高くなると粘度が
低くなるため、リング状突出部110の端面11
0aにおける濡れ性がい良くなり、リング状突出
部110の中に入り込んでしまうので、温度調節
を行なう必要がある。また温度により濡れの早さ
が変わり、しかも端面110aにおけるエレクト
ロンワツクス113の濡れ性を完全に無くすこと
は不可能であるため、長時間経つとリング状突出
部110の中に入り込んでしまうので、時間調節
を行なう必要がある。更にエレクトロンワツクス
113の塗る量を多くすると、リング状突出部1
10の端面110aとエレクトロンワツクス11
3との接触角が大きくなり、濡れ性が良くなる。
その結果、エレクトロンワツクス113がリング
状突出部110の中に入り込んでしまうので、塗
る量を調節する必要がある。しかしながらこれら
温度、時間、塗る量等の調節は難しく、また量産
性に乏しい問題がある。特にノズルの数が多い場
合には調節不良によりエレクトロンワツクスがそ
の中に入り込んでしまうものがあり、確実にマス
キングすることができない。
示すエレクトロンワツクス113のマスキング方
法には次のような問題が生じた。上記マスキング
方法においては感光性ガラス101におけるエツ
チングにより形成された面108aとリング状突
出部110の側面110bの表面粗さに比べ、リ
ング状突出部110の端面110aの表面粗さが
小さいため、端面110aにおけるエレクトロン
ワツクス113の濡れ性が悪いのを利用し、リン
グ状突出部110の周縁110c近傍でエレクト
ロンワツクス113を食い止め、リング状突出部
110の中にエレクトロンワツクス113が入り
込まないようにマスキングしている。この程度で
リング状突出部110の中にエレクトロンワツク
ス113が入り込むと、次の工程で行なう弗酸水
溶液によるエツチングができなくなるため、マス
キング条件を厳密に決める必要がある。エレクト
ロンワツクス113は、温度が高くなると粘度が
低くなるため、リング状突出部110の端面11
0aにおける濡れ性がい良くなり、リング状突出
部110の中に入り込んでしまうので、温度調節
を行なう必要がある。また温度により濡れの早さ
が変わり、しかも端面110aにおけるエレクト
ロンワツクス113の濡れ性を完全に無くすこと
は不可能であるため、長時間経つとリング状突出
部110の中に入り込んでしまうので、時間調節
を行なう必要がある。更にエレクトロンワツクス
113の塗る量を多くすると、リング状突出部1
10の端面110aとエレクトロンワツクス11
3との接触角が大きくなり、濡れ性が良くなる。
その結果、エレクトロンワツクス113がリング
状突出部110の中に入り込んでしまうので、塗
る量を調節する必要がある。しかしながらこれら
温度、時間、塗る量等の調節は難しく、また量産
性に乏しい問題がある。特にノズルの数が多い場
合には調節不良によりエレクトロンワツクスがそ
の中に入り込んでしまうものがあり、確実にマス
キングすることができない。
そこで本発明は調節が簡単で確実にマスキング
を行なうことができ、またマスキングを行なう耐
弗酸性材料の選択等の条件を緩和することがで
き、更には突出部が複数であつても確実にマスキ
ングを行なうことができるようにした感光性ガラ
スのマスキング方法を提供しようとするものであ
る。
を行なうことができ、またマスキングを行なう耐
弗酸性材料の選択等の条件を緩和することがで
き、更には突出部が複数であつても確実にマスキ
ングを行なうことができるようにした感光性ガラ
スのマスキング方法を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の感光性ガ
ラスのマスキング方法は、感光性ガラスを所定の
パターンに露光し熱処理する工程と、前記露光し
熱処理する工程で露光され熱処理された感光性ガ
ラスをハーフエツチングして所定形状の突出部を
形成する工程と、前記突出部を形成する工程で形
成された突出部に接触するように軟性部材を配置
しかつ耐弗酸性材料層を形成するための耐弗酸性
材料を前記突出部以外の少なくとも一部に塗布す
る工程と、前記軟性部材が配置された突出部以外
の部分に前記塗布された耐弗酸性材料を溶融し展
開する工程とから成る。
ラスのマスキング方法は、感光性ガラスを所定の
パターンに露光し熱処理する工程と、前記露光し
熱処理する工程で露光され熱処理された感光性ガ
ラスをハーフエツチングして所定形状の突出部を
形成する工程と、前記突出部を形成する工程で形
成された突出部に接触するように軟性部材を配置
しかつ耐弗酸性材料層を形成するための耐弗酸性
材料を前記突出部以外の少なくとも一部に塗布す
る工程と、前記軟性部材が配置された突出部以外
の部分に前記塗布された耐弗酸性材料を溶融し展
開する工程とから成る。
作 用
本発明は、上記の構成により突出部の内側を外
部に対し確実に遮断することができ、感光性ガラ
ス温度、保持時間、対弗酸性材料の塗る量に制約
を受けることなく確実にマスキングを行なうこと
ができる。
部に対し確実に遮断することができ、感光性ガラ
ス温度、保持時間、対弗酸性材料の塗る量に制約
を受けることなく確実にマスキングを行なうこと
ができる。
実施例
以下、本発明をインクジエツト記録ヘツドのノ
ズル板の製造に実施した例について説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すものである。第1
図aに示すように感光性ガラス11の両面が弗酸
水溶液によりハーフエツチングされ、感光されて
結晶化し、酸に溶解し易い部分15に対し、感光
されてなくて酸に溶解し難い部分16によるリン
グ状の突出部19と20が形成される。この加工
工程については第4図a〜cと同様である。この
感光性ガラス11の片面のリング状突出部19側
は、エレクトロンワツクス21により50℃以上の
温度でマスキングされ、このエレクトロンワツク
スにはガラス基板22が貼り付けられている。而
して感光性ガラス11の反対側でリング状突出部
20側の面を耐弗酸性材のエレクトロンワツクス
23によりマスキングする。エレクトロンワツク
ス23はパラフイン系の接着剤(宗電子工業(株)
製)で約48℃以上の温度では液状となる。そこで
先ず、感光性ガラス11の温度を48℃以上にし、
エレクトロンワツクス23を第1図aに示すよう
にリング状突出部20の中に入れないようにして
リング状突出部20の回りに塗る。次に感光性ガ
ラス11の温度を常温に下げ、第1図bに示すよ
うに表面の円滑な軟性部材であるシリコンゴム2
4をリング状突出部2ぜに載せて重し25により
適当な荷重を加える。シリコンゴム24は弾性に
優れているので、リング状突出部20の先端部に
食い込むように変形し、端面20aの全面と、外
側面20b及び内側面20dの端面20aの近傍
を覆い、リング状突出部20の内側空間を閉塞
し、外部と分断する。次に感光性ガラス11の全
体の温度を60℃以上に上げ溶融する。シリコンゴ
ム24と感光性ガラス11には、リング状突出部
20により設けられた間隙26があるので、溶融
されたエレクトロンワツクス23は濡れ広がりリ
ング状突出部20の回り全体に展開されることが
できる。所定時間保持すると、エレクトロンワツ
クス23は、リング状突出部20の回り全体をマ
スキングする。このときリング状突出部20の内
部空間と外部とはシリコンゴム24により完全に
分断されているため、温度は80℃程度まで上げて
も、また保持時間を長くしてもリング状突出部2
0の中にエレクトロンワツクス23が入り込むお
それはない。従つてシリコンゴム24の簡単な荷
重の調節とエレクトロンワツクス23の塗る量の
調節を行なうことにより確実性のあるマスキング
を行なうことができる。マスキング後、感光性ガ
ラス11を常温に下げ、第1図cに示すようにシ
リコンゴム24と重し25を取り外す。シリコン
ゴム24とエレクトロンワツクス23は密着性が
小さいので、きれいに取り外すことができる。
ズル板の製造に実施した例について説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すものである。第1
図aに示すように感光性ガラス11の両面が弗酸
水溶液によりハーフエツチングされ、感光されて
結晶化し、酸に溶解し易い部分15に対し、感光
されてなくて酸に溶解し難い部分16によるリン
グ状の突出部19と20が形成される。この加工
工程については第4図a〜cと同様である。この
感光性ガラス11の片面のリング状突出部19側
は、エレクトロンワツクス21により50℃以上の
温度でマスキングされ、このエレクトロンワツク
スにはガラス基板22が貼り付けられている。而
して感光性ガラス11の反対側でリング状突出部
20側の面を耐弗酸性材のエレクトロンワツクス
23によりマスキングする。エレクトロンワツク
ス23はパラフイン系の接着剤(宗電子工業(株)
製)で約48℃以上の温度では液状となる。そこで
先ず、感光性ガラス11の温度を48℃以上にし、
エレクトロンワツクス23を第1図aに示すよう
にリング状突出部20の中に入れないようにして
リング状突出部20の回りに塗る。次に感光性ガ
ラス11の温度を常温に下げ、第1図bに示すよ
うに表面の円滑な軟性部材であるシリコンゴム2
4をリング状突出部2ぜに載せて重し25により
適当な荷重を加える。シリコンゴム24は弾性に
優れているので、リング状突出部20の先端部に
食い込むように変形し、端面20aの全面と、外
側面20b及び内側面20dの端面20aの近傍
を覆い、リング状突出部20の内側空間を閉塞
し、外部と分断する。次に感光性ガラス11の全
体の温度を60℃以上に上げ溶融する。シリコンゴ
ム24と感光性ガラス11には、リング状突出部
20により設けられた間隙26があるので、溶融
されたエレクトロンワツクス23は濡れ広がりリ
ング状突出部20の回り全体に展開されることが
できる。所定時間保持すると、エレクトロンワツ
クス23は、リング状突出部20の回り全体をマ
スキングする。このときリング状突出部20の内
部空間と外部とはシリコンゴム24により完全に
分断されているため、温度は80℃程度まで上げて
も、また保持時間を長くしてもリング状突出部2
0の中にエレクトロンワツクス23が入り込むお
それはない。従つてシリコンゴム24の簡単な荷
重の調節とエレクトロンワツクス23の塗る量の
調節を行なうことにより確実性のあるマスキング
を行なうことができる。マスキング後、感光性ガ
ラス11を常温に下げ、第1図cに示すようにシ
リコンゴム24と重し25を取り外す。シリコン
ゴム24とエレクトロンワツクス23は密着性が
小さいので、きれいに取り外すことができる。
このようにしてマスキングを完了した後、リン
グ状突出部20の内側より上記の如くエツチング
を行なうことにより第3図に示す如きノズル板3
を製作することができる。
グ状突出部20の内側より上記の如くエツチング
を行なうことにより第3図に示す如きノズル板3
を製作することができる。
第2図は、本発明の第2実施例のマスキング方
法を示すものである。本実施例においては第2図
aに示すように感光性ガラス11の片面のリング
状突出部側19側にエレクトロンワツクス21と
ガラス基板22が設けられている。本実施例で
は、感光性ガラス11の反対面にエレクトロンワ
ツクス23を塗る前にリング状突出部20上にシ
リコンゴム24と重し25を配し、リング状突出
部20の先端部を覆い、その内部空間を外部に対
し閉塞している。この状態で感光性ガラス11の
温度を60℃以上に上げ溶融し、エレクトロンワツ
クス23を感光性ガラス11面に塗る。エレクト
ロンワツクス23は、感光性ガラス11とシリコ
ンゴム24の間隙26を濡れ広がりリング状突出
部20の回り全体に展開され、マスキングを行な
うことができる。マスキング後、感光性ガラス1
1の温度が下がると、第2図bに示すようにシリ
コンゴム24と重し25を取り外す。
法を示すものである。本実施例においては第2図
aに示すように感光性ガラス11の片面のリング
状突出部側19側にエレクトロンワツクス21と
ガラス基板22が設けられている。本実施例で
は、感光性ガラス11の反対面にエレクトロンワ
ツクス23を塗る前にリング状突出部20上にシ
リコンゴム24と重し25を配し、リング状突出
部20の先端部を覆い、その内部空間を外部に対
し閉塞している。この状態で感光性ガラス11の
温度を60℃以上に上げ溶融し、エレクトロンワツ
クス23を感光性ガラス11面に塗る。エレクト
ロンワツクス23は、感光性ガラス11とシリコ
ンゴム24の間隙26を濡れ広がりリング状突出
部20の回り全体に展開され、マスキングを行な
うことができる。マスキング後、感光性ガラス1
1の温度が下がると、第2図bに示すようにシリ
コンゴム24と重し25を取り外す。
本実施例において、リング状突出部20の内部
空間と外部とはシリコンゴム24により完全に分
断されているため、エレクトロンワツクス23を
余分に塗つてもこのエレクトロンワツクス23が
リング状突出部20の中に入るおそれはないの
で、エレクトロンワツクス23の塗る量を厳密に
調節する必要はなく、またノズルの数が多くノズ
ル間距離が狭い場合にも問題はなく、量産性に優
れている。
空間と外部とはシリコンゴム24により完全に分
断されているため、エレクトロンワツクス23を
余分に塗つてもこのエレクトロンワツクス23が
リング状突出部20の中に入るおそれはないの
で、エレクトロンワツクス23の塗る量を厳密に
調節する必要はなく、またノズルの数が多くノズ
ル間距離が狭い場合にも問題はなく、量産性に優
れている。
なお、上記各実施例では、感光性ガラスの突出
部がリング状の場合について説明したが、この
他、例えば三角、四角等でもよく、ノズル以外の
形状、例えば仕切、枠等があつても問題はない。
また耐弗酸性材としてはエレクトロンワツクスの
他、例えばエポキシ接着剤等を使用しても良く、
これにより粘度、硬化温度、硬化時間、材料等の
使用条件範囲を広くすることができる。更に軟性
部材にはシリコンゴム以外のゴム材料や合成樹脂
を用いることができる。
部がリング状の場合について説明したが、この
他、例えば三角、四角等でもよく、ノズル以外の
形状、例えば仕切、枠等があつても問題はない。
また耐弗酸性材としてはエレクトロンワツクスの
他、例えばエポキシ接着剤等を使用しても良く、
これにより粘度、硬化温度、硬化時間、材料等の
使用条件範囲を広くすることができる。更に軟性
部材にはシリコンゴム以外のゴム材料や合成樹脂
を用いることができる。
発明の効果
以上の説明より明らかなように本発明によれ
ば、ハーフエツチングにより設けられた感光性ガ
ラスの突出部の先端部を軟性部材より覆い、感光
性ガラスと軟性部材の所定の間隙で感光性ガラス
に耐弗酸性材料によるマスキングを行なうように
しているので、次のような効果を得ることができ
る。
ば、ハーフエツチングにより設けられた感光性ガ
ラスの突出部の先端部を軟性部材より覆い、感光
性ガラスと軟性部材の所定の間隙で感光性ガラス
に耐弗酸性材料によるマスキングを行なうように
しているので、次のような効果を得ることができ
る。
(1) 突出部の内側空間と外周部とは軟性部材によ
り完全に分断されているため、感光性ガラスの
温度、保持時間及び耐弗酸性材料の塗る量を厳
密に調節する必要がなく、確実性のある量産性
に優れたマスキングを行なうことができる。
り完全に分断されているため、感光性ガラスの
温度、保持時間及び耐弗酸性材料の塗る量を厳
密に調節する必要がなく、確実性のある量産性
に優れたマスキングを行なうことができる。
(2) 耐弗酸性材料の材質、粘度、硬化温度、硬化
時間等の条件範囲を広くとることができる。
時間等の条件範囲を広くとることができる。
(3) 突出部の数が多く、突出部間距離が狭い場合
にも問題なくマスキングを行うことができる。
にも問題なくマスキングを行うことができる。
第1図a乃至cは本発明のマスキング方法の第
1実施例を示す断面図、第2図a及びbは本発明
の第2実施例を示す断面図、第3図はインクジエ
ツト記録ヘツドの一例を示す断面図、第4図a乃
至fはインクジエツト記録ヘツドに用いるノズル
板の従来の製造方法を示す断面図である。 11……感光性ガラス、19,20……リング
状突出部、21,23……エレクトロンワツクス
(耐弗酸性材料)、24……シリコンゴム(軟性部
材)、25……重し。
1実施例を示す断面図、第2図a及びbは本発明
の第2実施例を示す断面図、第3図はインクジエ
ツト記録ヘツドの一例を示す断面図、第4図a乃
至fはインクジエツト記録ヘツドに用いるノズル
板の従来の製造方法を示す断面図である。 11……感光性ガラス、19,20……リング
状突出部、21,23……エレクトロンワツクス
(耐弗酸性材料)、24……シリコンゴム(軟性部
材)、25……重し。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 感光性ガラスを所定のパターンに露光し熱処
理する工程と、前記露光し熱処理する工程で露光
され熱処理された感光性ガラスをハーフエツチン
グして所定形状の突出部を形成する工程と、前記
突出部を形成する工程で形成された突出部に接触
するように軟性部材を配置しかつ耐弗酸性材料層
を形成するための耐弗酸性材料を前記突出部以外
の少なくとも一部に塗布する工程と、前記軟性部
材が配置された突出部以外の部分に前記塗布され
た耐弗酸性材料を溶融し展開する工程とから成る
感光性ガラスのマスキング方法。 2 突出部に接触するように軟性部材を配置しか
つ耐弗酸性材料層を形成するための耐弗酸性材料
を前記突出部以外の少なくとも一部に塗布する工
程において、耐弗酸性材料の塗布が軟性部材を配
置する前であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の感光性ガラスのマスキング方法。 3 突出部に接触するように軟性部材を配置しか
つ耐弗酸性材料層を形成するための耐弗酸性材料
を前記突出部以外の少なくとも一部に塗布する工
程において、耐弗酸性材料の塗布が軟性部材を配
置する後であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の感光性ガラスのマスキング方法。 4 突出部がリング状である特許請求の範囲第1
項乃至第3項記載の感光性ガラスのマスキング方
法。 5 耐弗酸性材料がエレクトロンワツクスである
特許請求の範囲第1項乃至第2項記載の感光性ガ
ラスのマスキング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59250030A JPS61127633A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 感光性ガラスのマスキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59250030A JPS61127633A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 感光性ガラスのマスキング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61127633A JPS61127633A (ja) | 1986-06-14 |
| JPH042529B2 true JPH042529B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=17201788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59250030A Granted JPS61127633A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 感光性ガラスのマスキング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61127633A (ja) |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP59250030A patent/JPS61127633A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61127633A (ja) | 1986-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |