JPH0432013B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432013B2 JPH0432013B2 JP62120218A JP12021887A JPH0432013B2 JP H0432013 B2 JPH0432013 B2 JP H0432013B2 JP 62120218 A JP62120218 A JP 62120218A JP 12021887 A JP12021887 A JP 12021887A JP H0432013 B2 JPH0432013 B2 JP H0432013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- frit
- oxide
- dark green
- green glass
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Glass Compositions (AREA)
Description
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は、濃色緑色ガラス、特に近紫外域から
可視域短波長(380〜550nm付近)の透過率を下
げ、しかも、従来の緑色のガラス色調を備えたガ
ラスを得るに適したフリツトに関する。 従来の技術 従来のこの種フリツトはクロム、コバルト、銅
を着色元素としていたが、そのフリツト添加率は
3%程度であつた。しかして、その目的とする従
来の緑色ガラスは厚み10mm換算CIE(国際照明委
員会)法によりY(明度)30〜40%、λd(主波長)
554〜558mμ、Pe(刺激純度)58〜74%の色調範
囲に入ることが要求されていた。出願人の特許
(特公昭38−16016紫外線遮断緑色硝子)は、この
ガラスの紫外線透過率を改善したものである。さ
らに、従来の濃色の緑色ガラスの製造は窯単位あ
るいはルツボ単位で行われてきたのである。 発明が解決しようとする問題点 現在においては、上記した出願人の特許に見ら
れるような紫外線遮断の緑色ガラスでは、内容物
たる食料、食料の保護の観点から満足されなくな
つてきたのである。すなわち、可視域の400nm
〜550nm付近の透過率をも引き下げる要求が強
く出てきたのである。しかも、ガラスの色調とし
ては従来の緑色(エメラルドグリーン)を維持す
る要求が強いのである。また、最近の製品品種の
多様化に伴い機動性に富むカララントフオアハー
スにおける濃色緑色ガラスの製造は極めて有利性
に富み、一般的な要望となつているのである。し
かしながら、従来の緑色ガラスのフリツトを用い
て本発明濃色緑色ガラスを得るにはそのフリツト
添加率が50%にも達するような状態であつた。こ
れは溶解の困難性のみでなく、その他多くの問題
を提供するものであり、添加率は低いに超したこ
とはないのである。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は上記従来の問題点を解決するために成
されたものであり、第一の発明は珪砂100、ソー
ダ灰30〜90、石灰12〜50、硼砂1〜20、重クロム
酸カリ5〜20、酸化ニツケル0.5〜2.5、酸化コバ
ルト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5〜4.0、硝砂ソーダ
0.01〜5.0の組成範囲をもちカララントフオアハ
ースにおいて添加される近紫外域から可視短波長
域の吸収に優れた濃色緑色ガラス製造用フリツト
であり、第二の発明は珪砂100、ソーダ灰30〜90、
石灰12〜50、硼砂1〜20、炭酸リチウム0.001〜
1、重クロム酸カリ5〜20、酸化ニツケル0.5〜
2.5、酸化コバルト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5〜4.0、
硝酸ソーダ0.01〜5.0の組成範囲をもちカララン
トフオアハースにおいて添加される近紫外域から
可視短波長域の吸収に優れた濃色緑色ガラス製造
用フリツトである。 作 用 近年ガラス容器については、内容物たる食料、
飲料をより完全に保護する観点から従来の紫外線
遮断の緑色ガラスに対し、さらに可視域の400n
m〜550nm付近の透過率を引き下げることにつ
いて強い要求があるのであるが、本発明によれ
ば、ガラスの色調としては従来の緑色(エメラル
ドグリーン)を維持し得るのである。すなわち、
CIE表示で、ガラス厚み10mmとして、λd=552〜
558nmを維持し得るのである。 従来例えば、λd=555nm、Pe=93%、Y=1.9
%(ガラス厚み10mm)の色調を得て、かつ、フリ
ツト添加率を15%以下とするためにはCr2O3=6
%以上の高濃度フリツトが必要であるが、このよ
うなフリツトは実質上溶融が困難である。本発明
は着色剤として従来のクロム、コバルト、銅に新
たにニツケルを加えることによりクロムの使用を
抑え、フリツト添加率としても後述の実施例の場
合、11.5%に低下し得たのである。また、本発明
フリツトの場合は従来の窯単位、あるいはルツボ
単位ではなく、カララントフオアハースで連続的
に添加することにより製品の多様化と生産の機動
性に対応した操業が可能となつたのである。 本願第二の発明は第一の発明の組成に対し、さ
らに炭酸リチウムを加えたものであるが、これは
例ばCr2O3の濃度が比較的高くてフリツトの溶解
にやや難があるような場合に用いることができる
ものである。 実施例 本願第一の発明のフリツトの実施例
可視域短波長(380〜550nm付近)の透過率を下
げ、しかも、従来の緑色のガラス色調を備えたガ
ラスを得るに適したフリツトに関する。 従来の技術 従来のこの種フリツトはクロム、コバルト、銅
を着色元素としていたが、そのフリツト添加率は
3%程度であつた。しかして、その目的とする従
来の緑色ガラスは厚み10mm換算CIE(国際照明委
員会)法によりY(明度)30〜40%、λd(主波長)
554〜558mμ、Pe(刺激純度)58〜74%の色調範
囲に入ることが要求されていた。出願人の特許
(特公昭38−16016紫外線遮断緑色硝子)は、この
ガラスの紫外線透過率を改善したものである。さ
らに、従来の濃色の緑色ガラスの製造は窯単位あ
るいはルツボ単位で行われてきたのである。 発明が解決しようとする問題点 現在においては、上記した出願人の特許に見ら
れるような紫外線遮断の緑色ガラスでは、内容物
たる食料、食料の保護の観点から満足されなくな
つてきたのである。すなわち、可視域の400nm
〜550nm付近の透過率をも引き下げる要求が強
く出てきたのである。しかも、ガラスの色調とし
ては従来の緑色(エメラルドグリーン)を維持す
る要求が強いのである。また、最近の製品品種の
多様化に伴い機動性に富むカララントフオアハー
スにおける濃色緑色ガラスの製造は極めて有利性
に富み、一般的な要望となつているのである。し
かしながら、従来の緑色ガラスのフリツトを用い
て本発明濃色緑色ガラスを得るにはそのフリツト
添加率が50%にも達するような状態であつた。こ
れは溶解の困難性のみでなく、その他多くの問題
を提供するものであり、添加率は低いに超したこ
とはないのである。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は上記従来の問題点を解決するために成
されたものであり、第一の発明は珪砂100、ソー
ダ灰30〜90、石灰12〜50、硼砂1〜20、重クロム
酸カリ5〜20、酸化ニツケル0.5〜2.5、酸化コバ
ルト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5〜4.0、硝砂ソーダ
0.01〜5.0の組成範囲をもちカララントフオアハ
ースにおいて添加される近紫外域から可視短波長
域の吸収に優れた濃色緑色ガラス製造用フリツト
であり、第二の発明は珪砂100、ソーダ灰30〜90、
石灰12〜50、硼砂1〜20、炭酸リチウム0.001〜
1、重クロム酸カリ5〜20、酸化ニツケル0.5〜
2.5、酸化コバルト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5〜4.0、
硝酸ソーダ0.01〜5.0の組成範囲をもちカララン
トフオアハースにおいて添加される近紫外域から
可視短波長域の吸収に優れた濃色緑色ガラス製造
用フリツトである。 作 用 近年ガラス容器については、内容物たる食料、
飲料をより完全に保護する観点から従来の紫外線
遮断の緑色ガラスに対し、さらに可視域の400n
m〜550nm付近の透過率を引き下げることにつ
いて強い要求があるのであるが、本発明によれ
ば、ガラスの色調としては従来の緑色(エメラル
ドグリーン)を維持し得るのである。すなわち、
CIE表示で、ガラス厚み10mmとして、λd=552〜
558nmを維持し得るのである。 従来例えば、λd=555nm、Pe=93%、Y=1.9
%(ガラス厚み10mm)の色調を得て、かつ、フリ
ツト添加率を15%以下とするためにはCr2O3=6
%以上の高濃度フリツトが必要であるが、このよ
うなフリツトは実質上溶融が困難である。本発明
は着色剤として従来のクロム、コバルト、銅に新
たにニツケルを加えることによりクロムの使用を
抑え、フリツト添加率としても後述の実施例の場
合、11.5%に低下し得たのである。また、本発明
フリツトの場合は従来の窯単位、あるいはルツボ
単位ではなく、カララントフオアハースで連続的
に添加することにより製品の多様化と生産の機動
性に対応した操業が可能となつたのである。 本願第二の発明は第一の発明の組成に対し、さ
らに炭酸リチウムを加えたものであるが、これは
例ばCr2O3の濃度が比較的高くてフリツトの溶解
にやや難があるような場合に用いることができる
ものである。 実施例 本願第一の発明のフリツトの実施例
【表】
【表】
上表に示された第一ないし第三の実施例のフリ
ツトをカララントフオアハースにおいてベースガ
ラスのフリント(透明ガラス)に添加して得られ
た濃色緑色ガラスの色調および得られたガラス中
の着色剤量を下表に示す。この際のフリツトの添
加率、すなわち、ベースガラスに対する添加フリ
ツトの割合は11.5%であつた。
ツトをカララントフオアハースにおいてベースガ
ラスのフリント(透明ガラス)に添加して得られ
た濃色緑色ガラスの色調および得られたガラス中
の着色剤量を下表に示す。この際のフリツトの添
加率、すなわち、ベースガラスに対する添加フリ
ツトの割合は11.5%であつた。
【表】
【表】
発明の効果
従来の緑色フリツトでは着色元素としてクロ
ム、コバルト、銅を使用しており、この組合せで
目的とする濃色緑色ガラスを製造するにはフリツ
トの添加率を50%にもしなければならない。なぜ
ならば、フリツトガラス中に実質上工業的に溶解
できる最大クロム量はCr2O3として約3%位であ
るからである。 本発明においては、上記従来の着色剤に加えて
ニツケルを使用することによりフリツト添加率を
15%以下、例えば、11.5%にも低下することを得
たのである。しかも、従来のガラスの色調を保持
しながら可視域の400nmないし550nm付近の透
過率を著しく下げることを得たのである。 図面はいずれも縦軸に透過率を横軸に波長を取
つた透過率曲線を示し、第1図はガラス厚み10mm
換算、第2図は2.5mm換算の透過率曲線を示して
いるが、特に第2図の場合、近紫外から550nm
付近の吸収に優れた濃色緑色ガラスが得られてい
る。
ム、コバルト、銅を使用しており、この組合せで
目的とする濃色緑色ガラスを製造するにはフリツ
トの添加率を50%にもしなければならない。なぜ
ならば、フリツトガラス中に実質上工業的に溶解
できる最大クロム量はCr2O3として約3%位であ
るからである。 本発明においては、上記従来の着色剤に加えて
ニツケルを使用することによりフリツト添加率を
15%以下、例えば、11.5%にも低下することを得
たのである。しかも、従来のガラスの色調を保持
しながら可視域の400nmないし550nm付近の透
過率を著しく下げることを得たのである。 図面はいずれも縦軸に透過率を横軸に波長を取
つた透過率曲線を示し、第1図はガラス厚み10mm
換算、第2図は2.5mm換算の透過率曲線を示して
いるが、特に第2図の場合、近紫外から550nm
付近の吸収に優れた濃色緑色ガラスが得られてい
る。
図面は本発明フリツト使用に依るガラスの波長
と透過率との関係を示すグラフであり、第1図は
ガラス厚み10mm換算、第2図は2.5mm換算による
ものである。 1……実施例1によるガラス、2……実施例2
によるガラス、3……実施例3によるガラス、4
……従来の紫外線吸収緑色ガラス。
と透過率との関係を示すグラフであり、第1図は
ガラス厚み10mm換算、第2図は2.5mm換算による
ものである。 1……実施例1によるガラス、2……実施例2
によるガラス、3……実施例3によるガラス、4
……従来の紫外線吸収緑色ガラス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 珪砂100、ソーダ灰30〜90、石灰12〜50、硼
砂1〜20、重クロム酸カリ5〜20、酸化ニツケル
0.5〜2.5、酸化コバルト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5
〜4.0、硝酸ソーダ0.01〜5.0の組成範囲をもちカ
ラントフオアハースにおいて添加される近紫外域
から可視短波長域の吸収に優れた濃色緑色ガラス
製造用フリツト 2 珪砂100、ソーダ灰30〜90、石灰12〜50、硼
砂1〜20、炭酸リチウム0.001〜1、重クロム酸
カリ5〜20、酸化ニツケル0.5〜2.5、酸化コバル
ト0.1〜0.4、酸化第二銅0.5〜4.0、硝酸ソーダ0.01
〜5.0の組成範囲をもちカララントフオアハース
において添加される近紫外域から可視短波長域の
吸収に優れた濃色緑色ガラス製造用フリツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12021887A JPS63285136A (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 濃色緑色ガラス製造用フリット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12021887A JPS63285136A (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 濃色緑色ガラス製造用フリット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63285136A JPS63285136A (ja) | 1988-11-22 |
| JPH0432013B2 true JPH0432013B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=14780810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12021887A Granted JPS63285136A (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 濃色緑色ガラス製造用フリット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63285136A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2597857B2 (ja) * | 1987-11-05 | 1997-04-09 | イカリ消毒株式会社 | 害虫誘引阻止ガラス |
| FR2843107B1 (fr) * | 2002-07-31 | 2005-06-17 | Saint Gobain | Four a cuves en serie pour la preparation de composition de verre a faible taux d'infondus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1100751A (en) * | 1979-05-22 | 1981-05-12 | Robert L. Weaver | Light protective bottle glass |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP12021887A patent/JPS63285136A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63285136A (ja) | 1988-11-22 |
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