JPH0825770B2 - 近紫外可視光線を遮断する容器用緑色ガラス及びその製造方法 - Google Patents
近紫外可視光線を遮断する容器用緑色ガラス及びその製造方法Info
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- JPH0825770B2 JPH0825770B2 JP62220373A JP22037387A JPH0825770B2 JP H0825770 B2 JPH0825770 B2 JP H0825770B2 JP 62220373 A JP62220373 A JP 62220373A JP 22037387 A JP22037387 A JP 22037387A JP H0825770 B2 JPH0825770 B2 JP H0825770B2
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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- C03C3/04—Glass compositions containing silica
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- C03C3/04—Glass compositions containing silica
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- C03C3/078—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing an oxide of a divalent metal, e.g. an oxide of zinc
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は近紫外可視光線を遮断するソーダライムシリ
カ系の容器用緑色ガラスに関し、特に、ビールの日光臭
を防止するビール瓶用の緑色ガラスに関する。
カ系の容器用緑色ガラスに関し、特に、ビールの日光臭
を防止するビール瓶用の緑色ガラスに関する。
ビールは日光の作用により変質し、いわゆる日光臭を
放つことは知られている。特に、400〜460nmの波長域の
光がビール中のホツプに由来する苦味成分に作用し、ビ
ール本来の琥珀色を失い、赤味を帯びるとともに獣尿ま
たは焦臭の臭気即ち日光臭を放つ。
放つことは知られている。特に、400〜460nmの波長域の
光がビール中のホツプに由来する苦味成分に作用し、ビ
ール本来の琥珀色を失い、赤味を帯びるとともに獣尿ま
たは焦臭の臭気即ち日光臭を放つ。
従来の茶色ガラスを用いたビール瓶は第1図及び第2
図の曲線Cにみるように、400〜460nmの光を遮断してい
るが緑色ガラスのビール瓶については紫外線遮断の努力
がなされていたものの茶色ガラスに相当する物性のもの
がなかつた。それ故に、緑色ガラスのビール瓶に充てん
したビールは茶色ガラスのものに比べて保管を厳しくす
る必要があつた。またそれを怠ると早期に変質を来すと
いう問題があつた。
図の曲線Cにみるように、400〜460nmの光を遮断してい
るが緑色ガラスのビール瓶については紫外線遮断の努力
がなされていたものの茶色ガラスに相当する物性のもの
がなかつた。それ故に、緑色ガラスのビール瓶に充てん
したビールは茶色ガラスのものに比べて保管を厳しくす
る必要があつた。またそれを怠ると早期に変質を来すと
いう問題があつた。
ところで、従来、ビール瓶に用いられてきた通常の緑
色ガラスの1例を示すと、SiO272.2%、Na2O12.7%、Ca
O10.8%、Al2O31.94%、K2O1.34%、Cr2O30.13%、Fe2O
30.15%、(その他不可避成分)含有するガラスであ
り、明度(Y):33.8%、主波長(λd):558.7nm、刺
激純度(Pe):68.3%を具備し、透過率は第1図及び第
2図の曲線Dに示すように、400nmの光を遮断するもの
の、400〜460nmの光を相当透過している。
色ガラスの1例を示すと、SiO272.2%、Na2O12.7%、Ca
O10.8%、Al2O31.94%、K2O1.34%、Cr2O30.13%、Fe2O
30.15%、(その他不可避成分)含有するガラスであ
り、明度(Y):33.8%、主波長(λd):558.7nm、刺
激純度(Pe):68.3%を具備し、透過率は第1図及び第
2図の曲線Dに示すように、400nmの光を遮断するもの
の、400〜460nmの光を相当透過している。
さらに、従来の紫外線遮断緑色ガラスの製造におい
て、ガラス中にCr6+を維持するための種々の問題があ
る。硝酸ソーダ等の酸化剤を珪砂(重量部)100に対し
て1以上配合しているので、(1)ガラス中にシード又
は小泡が発生し易い、(2)シード発生を抑制するため
に、溶解窯の温度を上昇させるか、又は、溶解窯の生産
量を減少させれば、製造コストは上昇する。(3)硝酸
ソーダの分解によつてNOxが発生しやすい通常の透明又
は着色ガラスの場合より多量の空気を供給し、より高い
酸化条件で操業するために(i)必然的にエネルギー消
費が大となり、製造コストが上昇し、(ii)NOxの発生
を増加させ、公害上問題となる。
て、ガラス中にCr6+を維持するための種々の問題があ
る。硝酸ソーダ等の酸化剤を珪砂(重量部)100に対し
て1以上配合しているので、(1)ガラス中にシード又
は小泡が発生し易い、(2)シード発生を抑制するため
に、溶解窯の温度を上昇させるか、又は、溶解窯の生産
量を減少させれば、製造コストは上昇する。(3)硝酸
ソーダの分解によつてNOxが発生しやすい通常の透明又
は着色ガラスの場合より多量の空気を供給し、より高い
酸化条件で操業するために(i)必然的にエネルギー消
費が大となり、製造コストが上昇し、(ii)NOxの発生
を増加させ、公害上問題となる。
本発明は従来のソーダライムシリカ系の容器用緑色ガ
ラス及びその製造方法の欠点を解消し、近紫外可視光線
を遮断し、ビールの日光臭等の発生を防止するとともに
シード(小さな気泡)を伴なわない容器用緑色ガラス及
びその製造方法を提供しようとするものである。
ラス及びその製造方法の欠点を解消し、近紫外可視光線
を遮断し、ビールの日光臭等の発生を防止するとともに
シード(小さな気泡)を伴なわない容器用緑色ガラス及
びその製造方法を提供しようとするものである。
本発明は、(1)SiO2−Na2O−CaO系ガラス中に酸化
クロムをCr2O3換算で0.3〜1.5%重量%含有してCr6+を
実質的に存在させるとともに、Fe2O3を0.06重量%以下
含有する容器用緑色ガラスであって、C.I.E.表示法によ
る10mm厚換算の色調が明度(Y):1〜25%、主波長(λ
d):556〜564nm、刺激純度(Pe):90%以上を具備し、
かつ、4mm厚さにおける400〜560nmの光を実質的に遮断
することを特徴とする容器用緑色ガラス、及び、(2)
珪砂100(重量部表示)に対し、ソーダ灰24〜40、石灰
石20〜30、芒硝0.5〜3.0、重クロム酸塩0.8〜4、硝酸
塩0〜3となるように調合し、かつ、ガラス原料から不
可避的に混入する第2酸化鉄の総量を0.06重量%以下に
抑制し、これらの原料バッチを溶融し、C.I.E.表示法に
よる10mm厚換算の色調が明度(Y):1〜25%、主波長
(λd):556〜564nm、刺激純度(Pe):90%以上を具備
し、かつ、4mm厚さにおける400〜560nmの光を実質的に
遮断する容器用緑色ガラスの製造方法である。
クロムをCr2O3換算で0.3〜1.5%重量%含有してCr6+を
実質的に存在させるとともに、Fe2O3を0.06重量%以下
含有する容器用緑色ガラスであって、C.I.E.表示法によ
る10mm厚換算の色調が明度(Y):1〜25%、主波長(λ
d):556〜564nm、刺激純度(Pe):90%以上を具備し、
かつ、4mm厚さにおける400〜560nmの光を実質的に遮断
することを特徴とする容器用緑色ガラス、及び、(2)
珪砂100(重量部表示)に対し、ソーダ灰24〜40、石灰
石20〜30、芒硝0.5〜3.0、重クロム酸塩0.8〜4、硝酸
塩0〜3となるように調合し、かつ、ガラス原料から不
可避的に混入する第2酸化鉄の総量を0.06重量%以下に
抑制し、これらの原料バッチを溶融し、C.I.E.表示法に
よる10mm厚換算の色調が明度(Y):1〜25%、主波長
(λd):556〜564nm、刺激純度(Pe):90%以上を具備
し、かつ、4mm厚さにおける400〜560nmの光を実質的に
遮断する容器用緑色ガラスの製造方法である。
本発明の緑色ガラスに用いるソーダライムシリカ系ガ
ラス組成は、通常はSiO260〜75重量%、Na2O10〜16重量
%、CaO8〜12重量%、Al2O30.5〜6重量%、K2O0〜5重
量%及び不可避成分とからなる。
ラス組成は、通常はSiO260〜75重量%、Na2O10〜16重量
%、CaO8〜12重量%、Al2O30.5〜6重量%、K2O0〜5重
量%及び不可避成分とからなる。
本発明のガラス組成は、上記のソーダライムシリカガ
ラス中に酸化クロムを例えば重クロム酸塩等によりCr6+
の状態でCr2O3換算で0.3〜1.5重量%、好ましくは0.35
〜1.5重量%を、例えば重クロム酸カリウムのような重
クロム酸塩を用いて添加し、かつ、ガラス中に含有され
る鉄をFe2O3として0.06%以下に調整する。この鉄分は
珪砂や石灰石に随伴してガラス中に混入されるものであ
り、色ガラス用の通常の珪砂及び石灰石を用いるときに
はFe2O3の含有量はおよそ0.15〜0.2%であつた。本発明
ではFe2O3分の少ない透明ガラス用珪砂を使用すること
により、上記のように調整する。
ラス中に酸化クロムを例えば重クロム酸塩等によりCr6+
の状態でCr2O3換算で0.3〜1.5重量%、好ましくは0.35
〜1.5重量%を、例えば重クロム酸カリウムのような重
クロム酸塩を用いて添加し、かつ、ガラス中に含有され
る鉄をFe2O3として0.06%以下に調整する。この鉄分は
珪砂や石灰石に随伴してガラス中に混入されるものであ
り、色ガラス用の通常の珪砂及び石灰石を用いるときに
はFe2O3の含有量はおよそ0.15〜0.2%であつた。本発明
ではFe2O3分の少ない透明ガラス用珪砂を使用すること
により、上記のように調整する。
酸化クロム以外の着色成分、例えばCuOなどの金属酸
化物を全く添加しない。これらの金属酸化物を添加する
ときには、熱線透過率を低下させ、溶融、成形性が阻害
されると共にCr6+がCr+3に変化するため450nm付近の光
を遮断が不十分となると思われる。
化物を全く添加しない。これらの金属酸化物を添加する
ときには、熱線透過率を低下させ、溶融、成形性が阻害
されると共にCr6+がCr+3に変化するため450nm付近の光
を遮断が不十分となると思われる。
硝酸ソーダー等の酸化剤の添加量はゼロでよいが必要
であれば珪砂100に対して1未満でもよい。
であれば珪砂100に対して1未満でもよい。
本発明のガラス組成において、酸化クロムをCr2O3と
して0.3〜1.5%とした理由は、従来の緑色ガラスの含有
量より増加させ、緑色をより濃くして400〜460nmの光を
遮断可能としたものである。0.3%未満の場合には400〜
460nmの光の遮断が不十分となり、(第1図比較例(曲
線E)の透過率曲線参照)又、1.5%を越える場合に
は、ガラスの明度が下がりすぎる。1.5%の場合には軽
量化により肉厚を1mmとしても、4mm厚(Cr2O30.35%)
のものと実質的に同程度の光の遮断効果が得られる。
又、酸化鉄はFe2O3として0.06%を超えると、増分に応
じてCr6+はCr3+へと変化するために450nm付近の光の遮
断が不十分となると思われる。
して0.3〜1.5%とした理由は、従来の緑色ガラスの含有
量より増加させ、緑色をより濃くして400〜460nmの光を
遮断可能としたものである。0.3%未満の場合には400〜
460nmの光の遮断が不十分となり、(第1図比較例(曲
線E)の透過率曲線参照)又、1.5%を越える場合に
は、ガラスの明度が下がりすぎる。1.5%の場合には軽
量化により肉厚を1mmとしても、4mm厚(Cr2O30.35%)
のものと実質的に同程度の光の遮断効果が得られる。
又、酸化鉄はFe2O3として0.06%を超えると、増分に応
じてCr6+はCr3+へと変化するために450nm付近の光の遮
断が不十分となると思われる。
このようにCr6+は450nm付近の光の遮断に大きな影響
を持つと考えられ、本発明では重クロム酸塩にてCr6+を
供給すると共にCr6+の生成に悪影響のあるFe2O3を極力
抑え、CuO等の金属酸化物を一切添加しない。また、Fe2
O3の増分と相俟つて溶融成形性は悪くなる。逆に、従来
の色ガラスに比べてFe2O3含有量を大巾に低下すること
により(0.15〜0.2%→0.06%以下)酸化剤の使用量を
極度に少なくでき、シードフリーなガラスに出来、清澄
性がよくなる。
を持つと考えられ、本発明では重クロム酸塩にてCr6+を
供給すると共にCr6+の生成に悪影響のあるFe2O3を極力
抑え、CuO等の金属酸化物を一切添加しない。また、Fe2
O3の増分と相俟つて溶融成形性は悪くなる。逆に、従来
の色ガラスに比べてFe2O3含有量を大巾に低下すること
により(0.15〜0.2%→0.06%以下)酸化剤の使用量を
極度に少なくでき、シードフリーなガラスに出来、清澄
性がよくなる。
〔実施例1〕 重量部表示で、珪砂(Fe2O3を0.04%含有)100に対し
てソーダ灰28.8、石灰石(Fe2O3を0.025%含有)24、芒
硝1.0及び重クロム酸カリウム1.2を混合し表1の操炉条
件で溶解して緑色ガラスを作つた。ガラス組成はSiO27
2.1%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5
%、Cr2O30.46%、Fe2O30.04%、その他不可避成分であ
つた。このガラスはC.I.E.表示方法による10mm換算での
明度(Y):16.6%、主波長(λd):560.4nm、刺激純
度(Pe):97.8%であつた。また、このガラスの4mm厚の
透過率は第1図曲線Aの通りである。ビールの日光臭と
関連の強い400〜460nmの光に対して、瓶の厚さに相当す
る4mmの透過率がゼロであり、ビール瓶に適した緑色ガ
ラスであることが解る。
てソーダ灰28.8、石灰石(Fe2O3を0.025%含有)24、芒
硝1.0及び重クロム酸カリウム1.2を混合し表1の操炉条
件で溶解して緑色ガラスを作つた。ガラス組成はSiO27
2.1%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5
%、Cr2O30.46%、Fe2O30.04%、その他不可避成分であ
つた。このガラスはC.I.E.表示方法による10mm換算での
明度(Y):16.6%、主波長(λd):560.4nm、刺激純
度(Pe):97.8%であつた。また、このガラスの4mm厚の
透過率は第1図曲線Aの通りである。ビールの日光臭と
関連の強い400〜460nmの光に対して、瓶の厚さに相当す
る4mmの透過率がゼロであり、ビール瓶に適した緑色ガ
ラスであることが解る。
上記の緑色ガラス組成に基いて製造されたガラスビン
(容量350ml,重量240g,側壁厚さ2.5mm)及び比較のため
の、従来のエメラルドグリーンビン(第1図曲線Dの紫
外線遮断緑色ガラスに相当する)を用意して、両者にビ
ールを詰めて官能検査を行つた。官能検査は日光臭が同
一レベルに達する時間を従来のエメラルドグリーンビン
を1として換算した。その結果、上記実施例のビンは従
来のビンの3.9倍であつた。
(容量350ml,重量240g,側壁厚さ2.5mm)及び比較のため
の、従来のエメラルドグリーンビン(第1図曲線Dの紫
外線遮断緑色ガラスに相当する)を用意して、両者にビ
ールを詰めて官能検査を行つた。官能検査は日光臭が同
一レベルに達する時間を従来のエメラルドグリーンビン
を1として換算した。その結果、上記実施例のビンは従
来のビンの3.9倍であつた。
〔実施例2〕 重クロム酸カリウムを0.9に低下させた点を除いて、
実施例1と同様に混合溶解し、ガラス組成がSiO272.1
%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5%、C
r2O30.35%、Fe2O30.06%その他不可避成分であるガラ
スを得た。このガラスはC.I.E.表示法による10mm換算で
の明度(Y):23.9%、主波長(λd):561.7nm、刺激
純度(Pe):96.2%であつた。このガラスの4mm厚の透過
率は第1図の曲線Bに示す通りであり、実施例1と同様
にビール瓶に適した緑色ガラスであつた。
実施例1と同様に混合溶解し、ガラス組成がSiO272.1
%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5%、C
r2O30.35%、Fe2O30.06%その他不可避成分であるガラ
スを得た。このガラスはC.I.E.表示法による10mm換算で
の明度(Y):23.9%、主波長(λd):561.7nm、刺激
純度(Pe):96.2%であつた。このガラスの4mm厚の透過
率は第1図の曲線Bに示す通りであり、実施例1と同様
にビール瓶に適した緑色ガラスであつた。
なお、実施例1及び2のガラスについて2mm厚の透過
率を第2図に曲線A及びBとして示す。この厚さのガラ
スでは400〜460nmの光に対して、茶色ガラス(曲線C)
及び従来のエメラルドグリーンガラス(曲線D)より優
れた値を示している。
率を第2図に曲線A及びBとして示す。この厚さのガラ
スでは400〜460nmの光に対して、茶色ガラス(曲線C)
及び従来のエメラルドグリーンガラス(曲線D)より優
れた値を示している。
重クロム酸カリウムを0.6用い、硝酸ソーダを新らた
に3.0加えた点を除いて、実施例1と同様に混合溶解
し、表1に示した組成のガラスを得た。その透過率を第
1図に曲線Eとして示した。
に3.0加えた点を除いて、実施例1と同様に混合溶解
し、表1に示した組成のガラスを得た。その透過率を第
1図に曲線Eとして示した。
〔実施例3〕 重クロム酸カリウムを3.9に上昇させた点を除いて、
実施例1と同様に混合溶解し、ガラス組成がSiO272.1
%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5%、C
r2O31.5%、Fe2O30.04%その他不可避成分であるガラス
を得た。このガラスはC.I.E.表示法による1mm換算での
明度(Y):49.1%、主波長(λd):565.0nm、刺激純
度(Pe):88.0%であつた。このガラスの1mm厚の透過率
は第1図の曲線Fに示す通りであつた。
実施例1と同様に混合溶解し、ガラス組成がSiO272.1
%、Na2O13.6%、CaO10.2%、Al2O31.8%、K2O1.5%、C
r2O31.5%、Fe2O30.04%その他不可避成分であるガラス
を得た。このガラスはC.I.E.表示法による1mm換算での
明度(Y):49.1%、主波長(λd):565.0nm、刺激純
度(Pe):88.0%であつた。このガラスの1mm厚の透過率
は第1図の曲線Fに示す通りであつた。
〔発明の効果〕 本発明は、上記構成を採用することにより、次のよう
な効果を有する。
な効果を有する。
(1) Cr2O3含有量を増加させ、緑色をより濃くする
ことにより400〜460nm付近の近紫外可視光線を完全に遮
断し、日光臭発生を防止した。
ことにより400〜460nm付近の近紫外可視光線を完全に遮
断し、日光臭発生を防止した。
(2) Fe2O3含有量を大巾に減じることにより酸化剤
の使用量を少く出来、NOxの発生を少なくすると共にシ
ードフリーなガラスに出来清澄性がよくなつた。
の使用量を少く出来、NOxの発生を少なくすると共にシ
ードフリーなガラスに出来清澄性がよくなつた。
(3) Fe2O3含有量を減じ、且つ銅などの金属酸化物
の添加を除外することにより、熱線透過率の低下を防
ぎ、溶融及び成形性を阻害しないで生産スピードを下げ
ることなくガラスの生産ができた。
の添加を除外することにより、熱線透過率の低下を防
ぎ、溶融及び成形性を阻害しないで生産スピードを下げ
ることなくガラスの生産ができた。
(4) 2mm厚では紫外〜460nmの波長域に於る本発明の
ガラスの透過率は茶色ガラスのそれより小さい。
ガラスの透過率は茶色ガラスのそれより小さい。
これにより、食品等の内容物を保護する機能を有する
容器用ガラスとして広く活用出来る。
容器用ガラスとして広く活用出来る。
(5) 今後ガラス瓶の軽量化が要求される中で優れた
効果を発揮する。
効果を発揮する。
第1図及び第2図は、本発明の実施例、比較例、並びに
従来例の茶色ガラスと緑色ガラスについての紫外線及び
近紫外可視光線領域の光の透過率を示したグラフであ
る。 第1図中、 曲線A:実施例1の4mm厚の緑色ガラス 曲線B:実施例2の4mm厚の緑色ガラス 曲線C:従来の4mm厚の茶色ガラス 曲線D:従来の4mm厚の緑色ガラス 曲線E:比較例の4mm厚の緑色ガラス 曲線F:実施例3の1mm厚の緑色ガラス 第2図中、 曲線A:実施例1の2mm厚の緑色ガラス 曲線B:実施例2の2mm厚の緑色ガラス 曲線C:従来の2mm厚の茶色ガラス 曲線D:従来の2mm厚の緑色ガラス
従来例の茶色ガラスと緑色ガラスについての紫外線及び
近紫外可視光線領域の光の透過率を示したグラフであ
る。 第1図中、 曲線A:実施例1の4mm厚の緑色ガラス 曲線B:実施例2の4mm厚の緑色ガラス 曲線C:従来の4mm厚の茶色ガラス 曲線D:従来の4mm厚の緑色ガラス 曲線E:比較例の4mm厚の緑色ガラス 曲線F:実施例3の1mm厚の緑色ガラス 第2図中、 曲線A:実施例1の2mm厚の緑色ガラス 曲線B:実施例2の2mm厚の緑色ガラス 曲線C:従来の2mm厚の茶色ガラス 曲線D:従来の2mm厚の緑色ガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 彰 滋賀県彦根市後三条町535 後三条住宅307 号 (56)参考文献 特開 昭52−128912(JP,A) The Class Industry 28(12)P.630−634,P.652(1947)
Claims (2)
- 【請求項1】SiO2−Na2O−CaO系ガラス中に酸化クロム
をCr2O3換算で0.3〜1.5重量%含有してCr6+を実質的に
存在させるとともにFe2O3を0.06重量%以下含有する容
器用緑色ガラスであって、C.I.E.表示法による10mm厚換
算の色調が明度(Y):1〜25%、主波長(λd):556〜
564nm、刺激純度(Pe):90%以上を具備し、かつ、4mm
厚さにおける400〜560nmの光を実質的に遮断することを
特徴とする容器用緑色ガラス。 - 【請求項2】珪砂100(重量部表示)に対し、ソーダ灰2
4〜40、石灰石20〜30、芒硝0.5〜3.0、重クロム酸塩0.8
〜4、硝酸塩0〜3となるように調合し、かつ、ガラス
原料から不可避的に混入する第2酸化鉄の総量を0.06重
量%以下に抑制し、これらの原料バッチを溶融し、C.I.
E.表示法による10mm厚換算の色調が明度(Y):1〜25
%、主波長(λd):556〜564nm、刺激純度(Pe):90%
以上を具備し、かつ、4mm厚さにおける400〜560nmの光
を実質的に遮断する容器用緑色ガラスの製造方法。
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