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JPH0449353B2 - - Google Patents
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JPH0449353B2 - - Google Patents

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JPH0449353B2
JPH0449353B2 JP19686981A JP19686981A JPH0449353B2 JP H0449353 B2 JPH0449353 B2 JP H0449353B2 JP 19686981 A JP19686981 A JP 19686981A JP 19686981 A JP19686981 A JP 19686981A JP H0449353 B2 JPH0449353 B2 JP H0449353B2
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Hiroshi Sugisaka
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/46Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual synchronous motor
    • H02P1/52Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual synchronous motor by progressive increase of frequency of supply to motor

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は揚水発電所の発電電動機の起動制御に
係り、特に、発電電動機を起動するサイリスタ起
動装置に関する。
揚水式発電所においては、昼間の電力需要が大
きい時に発電し、夜間の余剰電力を利用して、上
池へ揚水し、昼間の発電に備える。このため、発
電電動機を電動機として動かし揚水するために、
発電電動機を起動する装置が設置されている。最
近では、同期電動機である発電電動機を直接サイ
リスタ起動方式で起動する方法が主流となつてい
る。
第1図は従来の発電電動機のサイリスタ起動装
置の構成例を示したものである。電源が電源側断
路器1、遮断器2及び起動変圧器3を介して順変
換器4に接続されている。この順変換器4は直流
リアクトル5を介して逆変換器6に接続されてい
る。この逆変換器6の出力側は交流リアクトル
7、起動用遮断器8及び起動用断路器9を介して
発電電動機10に接続されている。この発電電動
機10にはロータの位置を検出する位置検出器1
1が取付けられており、その検出信号はサイリス
タ制御保護装置12に入力されている。このサイ
リスタ制御保護装置12は、順変換器4と逆変換
器6のサイリスタを起動指令に従つて制御するた
めのパルス信号を生成するパルス信号生成手段と
して構成される。そして、パルス信号を生成する
に際しては、転流失敗によつてサイリスタが破壊
されるのを防止するために、サイリスタに対する
ゲートパルス信号の制御進角に転流余裕角をもた
せることが考慮されている。これによりサイリス
タに対する制御と保護が可能になつている。
起動変圧器3の2次側は計器用変流器13を介
し、また、電源側断路器1の遮断器2側は計器用
変成器14を介して、それぞれサイリスタ制御保
護装置12に入力されている。このサイリスタ制
御保護装置12には運転指令装置15が接続さ
れ、この運転指令装置15には同期併入装置16
の信号が入力されている。更に、このサイリスタ
制御保護装置12の出力信号はゲート制御装置1
7に出力され、このゲート制御装置17の出力信
号は順変換器4と逆変換器6とに出力されてい
る。なお、符号18は発電電動機10の励磁装置
であり、符号19は主系統機器を示しており、こ
の主系統機器19は発電電動機10に接続されて
いる。
このようなサイリスタ起動装置では、順変換器
4が直流電流一定制御を行ない、逆変換器6が制
御進角一定制御を行なうように、サイリスタ制御
保護装置12で制御しているため、発電電動機1
0の発生トルクは次式に示すように一定となる。
T≒K・Idcos〓 …(1) 但し、Tはトルク、Idは直流電流、βは制御進
角、Kは比例定数を示している。
第2図は上記サイリスタ制御保護装置12の構
成例を示したものである。運転指令装置15はサ
イリスタ制御保護装置12の速度制御回路20に
接続され、この速度制御回路20の出力は定電流
制御回路21と運転モード制御回路22へ出力さ
れる。定電流制御回路21には計器用変流器13
の出力が入力され、また、定電流制御回路21の
出力は電源側自動パルス移相回路23に出力され
る。この電源側自動パルス移相回路23には計器
用変成器14の出力が入力され、また、電源側自
動パルス移相回路23の出力は電源側パルス増幅
回路24に出力され、この電源側パルス増幅回路
24の出力はゲート制御装置17に出力される。
前記運転モード制御回路22の出力は定電流制
御回路21とトルク方向制御回路25とに出力さ
れている。このトルク方向制御回路25には計器
用変流器13の出力は入力され、またトルク方向
制御回路25の出力は負荷側自動パルス移相回路
26に出力されている。この負荷側自動パルス移
相回路26の出力は運転モード制御回路22と負
荷側パルス増幅回路27とに出力されている。こ
の負荷側パルス増幅回路27の出力はゲート制御
装置17に出力されている。
位置検出器11の出力信号は同期信号切換回路
28に入力され、この同期信号切換回路28の出
力は負荷側自動パルス移相回路26と速度検出回
路29とに出力されている。この速度検出回路2
9の出力は速度制御回路20、運転モード制御回
路22及び周波数逓倍回路30に出力される。こ
の周波数逓倍回路30の出力は負荷側自動パルス
移相回路26に出力される。
次に上記サイリスタ制御保護装置12の動作に
ついて説明する。運転指令装置15から出力され
る起動指令は、速度制御回路(以下ASRと呼ぶ)
20と運転モード制御回路(以下MCRと呼ぶ)
22に与えられる。ASRは所定の回転速度指令
値を演算し、定電流制御回路(以下ACRと呼ぶ)
21とMCRに対し回転速度指令値を与える。
MCRでは、起動指令、回転速度指令及び速度検
出回路29から出力される発電電動機10の実回
転数から、運転モードを演算し、ACRとトルク
方向制御回路(以下TCRと呼ぶ)25に前記演
算結果を制御信号として与える。ACRは、ASR
及びTCRより与えられた制御信号により演算を
行ない、順変換器4の入力電流をフイードバツク
信号として直流電流が一定となるように演算し、
電源側自動パルス移相回路(以下APPS1と呼
ぶ)23に前記演算結果を与える。ASSS1は、
ACRより与えられた信号に従い、サイリスタの
最適点弧パルスを演算して、これを電源パルス増
幅回路(以下APA1と呼ぶ)24に与え、この
APA1で電力増幅された信号は、ゲート制御装
置17へ出力され、サイリスタのゲートへ与える
パルスを制御して定電流運転を行なう。
一方、TCRはMCRから与えられた指令値に従
い、制御進角を演算し、制御進角が一定となるよ
うな信号を負荷側自動パルス移相回路(以下
APPS2と呼ぶ)26に与える。このAPPS2は
TCRの出力信号と同期信号切換回路28、遠度
検出回路29及び周波数逓倍回路30から成る発
電電動機10の回転数、ロータ角度、回転磁界を
得るための通流相判定出力により、パルス発生位
相を制御し、負荷側パルス増幅回路(以下APA
2と呼ぶ)27を通してゲート制御装置17へ出
力し、逆変換器6を作動させて順変換器4で発生
した直流電力を、交流電力に逆変換して発電電動
機10を回転させる。
しかし、ACRは電流一定、TCRは制御進角一
定の制御を行なつているために、発電電動機10
の発生する回転トルクは、(1)式に示したように一
定となり、発電電動機10の空転損失が増加する
と起動時間もこれに比例して長くなる。直流電流
を増加させれば起動時間をコントロールすること
ができるが、発電電動機10を除く順変換器4、
直流リアクトル5、起動変圧器3等の定格電流に
よつて制限されるために、直流電流を増加させる
ことができない。仮りに、各機器の定格を上げて
直流電流によるコントロールを可能にしても、装
置としては不経済となり好ましくない。
ところで、発電電動機10を起動する時に発生
する空転損失の中、最も大きいものに水車のラン
ナ損失を挙げることができる。このランナ損失の
中、軸受風水流量は略一定であり損失の増減は考
慮外とすることができる。しかし、ガイド弁漏水
量は経年的に増加することが予想され、これにつ
れてランナ損失も増加することになる。従つて、
従来のサイリスタ起動装置は発電電動機のトルク
一定制御を行なつているために、上記ランナ損失
の増加は発電電動機の起動時間の延長となつて表
われる。このため、発電電動機の起動時間を一定
に保つことができなくなる。これは、深夜の余剰
電力を使用するとはいえ、莫大な負荷となる発電
電動機の起動時間が分らないということになり、
電力系統運用上好ましいことではない。即ち、従
来のサイリスタ起動装置には電力系統の負荷状態
を正確に把握して、効率の良い系統運用を行なう
ことを困難とする欠点があつた。
本発明の目的は、上記の欠点を解消し、発電電
動機の起動時間を常に一定となるように制御し得
る発電電動機のサイリスタ起動装置を提供するこ
とにある。
前記目的を達成するために、本発明は、サイリ
スタで構成されて交流電力を直流電力に変換する
順変換器4と、サイリスタで構成されて順変換器
4の出力電力を交流電力に変換する逆変換器6
と、順変換器4入力側の電気量を検出する電気量
検出器13,14と、発電電動機10の回転位置
を検出する位置検出器11と、起動指令と電気量
検出器13,14及び位置検出器11の出力信号
に基づいて順変換器制御用パルス信号と逆変換器
制御用パルス信号を生成するパスル信号生成手段
12と、パルス信号生成手段12の生成による各
パルス信号に従つて順変換器4と逆変換器6の各
サイリスタのゲートに順次ゲートパルス信号を印
加するゲート制御手段17とを備え、逆変換器6
の出力側が発電電動機10に接続されており、 前記パルス信号生成手段12は、 位置検出器11の出力信号から発電電動気10
の実回転数を検出する実回転数検出手段29と、 起動指令と実回転数検出手段29の検出出力か
ら回転速度指令を生成する回転速度指令生成手段
20と、 起動指令と回転速度指令及び実回転数検出手段
29の検出出力基に運転モードを判定する運転モ
ード判定手段22と、 順変換器4の出力電流を指定の電流とするため
の順変換器制御用パルス信号を、回転速度指令生
成手段20の出力の回転速度指令と前記電気量検
出器13,14の検出出力から生成する順変換器
制御用パルス信号生成手段21,23と、 逆変換器6のサイリスタに対するゲートパルス
信号の制御進角を一定とするための制御進角一定
制御信号を出力する制御進角一定制御信号出力手
段25と、 位置検出器11の出力を監視して、逆変換器6
のサイリスタに対するゲートパルス信号の制御進
角を発電電動機10の空転損失の変化に応じて調
整するための制御進角調整用制御信号を出力する
制御進角調整用制御信号出力手段29,46,4
7,50と、 運転モード判定手段22により、運転モードが
起動初期にあると判定されたときに制御進角一定
制御信号を選択し、運転モードが加速期間にある
と判定されたときには制御進角調整用制御信号を
選択する制御信号選択手段52と、 制御信号選択手段52により選択された制御信
号に従つて逆変換器制御用パルス信号を生成する
逆変換器制御用パルス信号生成手段26とを有す
る発電電動機のサイリスタ起動装置を構成とした
ものである。
以下、実施例に入る前に本発明の概要を述べて
おく。
第3図Aは発電電動機起動時の直流電流の変化
と水車の回転速度の変化とを示した特性図であ
り、Bは制御進角の特性図である。第3図Aにお
いて、実線は遅延のない起動時の特性を示してい
るが、波線で示した速度特性31及び直流電流特
性32は、起動遅延時の特性を示している。ま
た、サイリスタ制御保護装置のトルク方向制御回
路による制御進角一定コントロールは第3図Bに
示す如くである。即ち制御進角(以下βと呼ぶ)
は、サイリスタの転流に必要な最小転流余裕角
(以下、γminと呼ぶ)33と重り角(以下Uと呼
ぶ)34と転流余裕角マーヂン35とを加算した
合計値である。一般に、転流余裕角マーヂン35
は、γminの25倍程度とされ、比較的大きな値に
セツトされる。Uは直流電流に比例するので、直
流電流が定格電流値で一定であれば、Uも一定と
なりγminが変化することはまずない。なお、符
号42は起動初期(断続転流領域)を示し、符号
43は加速期間(自転流領域)を示し、符号59
は揃速期間を示しており、また破線は起動遅延時
の特性を示している。
従つて、発電電動機の回転トルクを増加するに
はβを小さくしてやれば可能となる。このβを可
変するには、第4図に示したβリミツタ特性図で
示す制御進角リミツタ(以下βリミツタを呼ぶ)
36を一定とせず、2つのβリミツタを設け、こ
の2つのβリミツタの偏差内で制御進角を自由に
変化し得るようにすれば良い。なお、第4図の符
号37は電流フイードバツク零時のβリミツタ特
性を示し、符号38及び39は回性制動時のβリ
ミツタ特性を示している。また、符号40は揚水
時の制御進角、符号41は発電時の制御進角を示
している。更に符号42は起動初期、符号43は
加速期間を示し、符号44は揚水時の回転数、符
号45は発電時の回転数を示している。
このように、制御進角を変化させて、ランナ損
失の増加に対応して発電電動機の回転トルクを増
加させれば、起動時間が延長されることなく、起
動時間一定制御を行なうことができる。なお、制
御進角の可変は、基準回転数と実回転数を比較し
て、その偏差分に比例させれば良い。即ち、第3
図のAの実線で示される速度特性は、起動時間を
一定とするための発電電動機の基準回転速度特性
を示しており、この基準回転速度に対応した基準
回転数と発電電動機の実回転数との偏差を求め、
この偏差を零に抑制する制御を行えば、起動時間
一定制御が可能となる。ちなみに、出力240MW
級の発電電動機による実験結果では、制御進角β
を電気角で1度小さくすると約15秒程度、起動時
間を短縮することができる。最小転流余裕角
γminに対する転流余裕角マーヂンは、1.5倍程度
あれば転流失敗を発生する心配もない事から、β
は約10度小さくすることができ、この結果起動時
間を2分程度短縮することが可能であり、ガイド
弁漏水量が増加しても、運転時間を一定すること
ができる。
以下本発明の一実施例を従来例と同部品は同符
号を用いて図により説明する。
第5図は本発明の発電電動機のサイリスタ起動
装置の一実施例の要部であるサイリスタ制御保護
装置の構成を示したものである。本実施例では、
順変換器4を制御する回路構成には変更はなく、
電流一定制御を行なつている。変更部分は逆変換
器6を制御する側にあり、以下この変更点を説明
するので、従来例と同様の部分は第2図を参照さ
れたい。
逆変換器6のサイリスタゲートに与えるパルス
をコントロールするための回路として、新しく、
基準回転数発生回路46、回転数加算切換回路4
7、第2トルク方向制御回路50、入力信号弁別
回路52が設けられている。基準回転数発生回路
46、回転数加算切換回路47は速度検出回路2
9と共に、発電電動機10の加速期間における目
標基準速度に対応した基準回転数信号を出力する
基準回転数信号出力手段として構成されている。
第2トルク方向制御回路50は、回転数加算切換
回路47出力の基準回転数信号と速度検出回路2
9出力の実回転数信号を受けて両者の偏差を零に
抑制するための制御進角調整用制御信号を生成す
る制御進角可変制御信号生成手段として構成され
ている。入力信号弁別回路52は、運転モード制
御回路22により、運転モードが起動初期にある
と判定されたときに第1トルク方向出力信号(制
御進角一定制御信号)53を選択し、運転モード
が加速期間にあると判定されたときには第2トル
ク方向制御回路50の出力信号(制御進角調整用
制御信号)を選択する制御信号選択手段として構
成されている。そして、速度検出回路29と基準
回転数発生回路46の出力信号が回転数加算切換
回路47に入力されている。この回転数加算切換
回路47には速度検出回路29の出力である実回
転数出力信号48が入力され、また運転モード制
御回路22の出力である運転モード信号49が入
力されている。この回転数加算切換回路47の出
力である回転数は第2トルク方向制御回路50に
出力され、この第2トルク方向制御回路50に
は、記運転モード信号49、計器用変流器13の
出力である電流フイードバツク信号51及び前記
実回転数出力信号48が入力されている。この第
2トルク方向制御回路50の出力は入力信号弁別
回路52に出力され、この入力信号弁別回路52
には、前記運転モード信号49及びトルク方向制
御回路25の出力である第1トルク方向出力信号
53が入力されている。この入力信号弁別回路5
2の出力である制御進角出力信号54は負荷側自
動パルス移相回路26に出力されている。他の構
成は従来例と同様である。
次に、本実施例の動作について説明するが、特
徴部分である逆変換器側の制御方法についてのみ
説明する。運転モード制御回路MCR22で演算
された運転モード信号49は、定電流制御回路
ACR21、トルク方向制御回路(TCR1)2
5、第2トルク方向制御回路(TCR2)50、
回転数加算切換回路47及び入力信号弁別回路5
2へそれぞれ入力される。即ち、MCRでは、起
動初期(断続転流領域)、加速期間(自然転流領
域)及び揃速期間の判定を速度検出回路29から
の実回転数出力信号48により演算算出する。
TCR1では、MCRの演算出力から運転モードに
見合つた制御進角β1を演算し、この結果を入力信
号弁別回路52へ第1トルク方向出力信号53と
して与える。基準回転数発生回路46は、パルス
間隔が可変できる基準クツクパルスを発生させ
る。回転数加算切換回路47は、運転モード信号
49に従い、起動初期は速度検出回路29の発生
する実回転数出力信号48から回転数をカウント
してカウンタに畜積すると共に逐次TCR2へそ
の出力信号を受け渡す。また、運転モード信号4
9が起動初期から加速期間に切りかわると、実回
転数出力信号48の取込みを中止すると同時に、
基準回転数発生回路46の出力信号を取込み、カ
ウンタ内に蓄積されている実回転数出力信号48
に加算して蓄積を継続すると共に逐次TCR2へ
出力信号を受け渡す。
こうすることによりTCR2へ入力される回転
信号は、起動初期は実回転数、加速期間中は起動
初期の最高実回転数プラス基準回転数となり、起
動初期の実回転数をベースにした時間に比例する
基準回転数信号55となる。この信号55は、第
6図の実線の速度特性で示されるように、発電電
動機10の目標基準速度に対応して生成される。
TCR2は、この入力信号55と実回転数出力信
号48及び運転モード信号49による演算を行な
う。即ち、運転モード信号49が加速期間中の時
は、基準回転数と実回転数を逐次比較し基準回転
数より実回転数が遅くなつた時のみ、その偏差分
だけ制御進角β2を小さくする方向へ制御する。こ
のTCR2の制御進角β2を小さくし過ぎると、転
流余裕角不足となり転流失敗を引き起こす恐れが
ある。そこで、転流失敗を発生させないためにβ2
の最小値β2minを決めて、これにリミツタとして
の能力を合わせ持たせる。
入力信号弁別回路52は、運転モード信号4
9、TCR1の出力信号である第1トルク方向出
力信号53及びTCR2の出力信号である第2ト
ルク方向出力信号の3つの入力とし、起動初期は
第1トルク方向出力信号53を、加速期間は第2
トルク方向出力信号を、また揃速期間中は第1ト
ルク方向出力信号53を弁別して、制御進角出力
信号54として負荷側自動パルス移相回路
(APPS2)26へ出力する。このAPPS2は制
御進角出力信号54に比例した点弧パルスを負荷
側パルス増幅回路27を通してサイリスタのゲー
ト制御装置17へ出力し、サイリスタの点弧位相
を最適に制御する。
このように制御することにより、ランナ損失が
増加して発電電動機10の回転上昇時間が遅くな
ると、基準回転数と実回転数との偏差が発生し、
TCR2では前記偏差をなくすように、制御進角
β2を小さくする方向へ制御進角出力信号54をコ
ントロールする。すると(1)式に示す発生トルクが
増加し、基準回転数との偏差が零となるまで前記
制御を継続する。こうして、常に本実施例では、
基準回転数に追従した制御を行なうことができ、
起動時間一定制御による電力系統の効率の良い運
転が可能となる。なお、電流フイードバツク信号
51は、TCR2により制御進角β2をコントロー
ル中、電流が大、即ち100%以上となつた時はβ2
をβ2minとして転流余裕角を確実に確保するため
のものである。
第6図Aは本実施例の発電電動機起動時の直流
電流の変化と水車の回転速度の変化とを示した特
性図であり、Bは制御進角の特性図である。第6
図Aに示すように本実施例では起動時間の遅延は
起らず、常に一定となつている。また、第6図B
に示すように、制御進角β156は一定であり、進
角の上限となつている。符号57で示されるのは
制御進角β2minであり、制御進角βはこのβ1
β2minとの間で変化する。
ところで、最小制御進角をβminとすると重り
角U(第6図の符号34)と最終転流余裕角(第
6図の符号33)とは次式で示される関係があ
る。
cosβmin=cosγmin−KU・I4 …(2) γmin=βmin−U 但し、Idは直流電流、Kは比例定数を示してい
る。重り角Uは直流電流と転流リアクタンスに比
例することから、ACRによる直流電流一定制御
を行なえばUを一定に保つことができる。なお転
流リアクタンスは、主回路定数によつて定まる一
定の値である。
従つて(2)式より、γminはβminを一定にすれば
確実に確保することができる。通常γminは1.5倍
程度の余裕を持たせて設定することから、β2min
は次式で示すように設定する。
β2min=γmin×1.5 …(3) 以上のことから、制御進角β1,β2minで囲まれ
た範囲内で制御進角β2を自由に動けるようにすね
ば、発電電動機10の発生トルクを可変すること
ができる。
第7図は本実施例の制御進角のリミツタ特性線
図である。第4図の特性線図に制御進角β2のリミ
ツタ特性58が設けてある。これら符号36と、
58との間で囲まれた範囲内に、制御進角を動か
して確実に転流失敗を防止し、発生トルクを可変
して起動時間を常に一定とすることができる。
また、本実施例の特徴部分である制御は、発電
電動機10を起動し、加速する時のみに使用し、
回生制動時はMCR出力、即ち運転モード信号に
より、TCR1の出力、即ち第1トルク方向出力
信号53に切換えて従来通りの制御を行なえば良
い。
本実施例によれば、第2トルク方向制御回路5
0により、制御進角β2を、発電電動機10のラン
ナ損失の増大に対応して、β1とβ2minとの間で囲
まれた領域を減少させて、発電電動機10のトル
クを増大させることにより、発電電動機の起動時
間を一定とする効果があるため、電力系統の負荷
状態を正確に把握して、効率の良い系統運用を行
ない得る効果がある。
以上記述した如く本発明の発電電動機のサイリ
スタ起動装置によれば、発電電動機の起動時間を
常に一定となるように制御し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発電電動機のサイリスタ起動装
置の一例を示した構成図、第2図は第1図のサイ
リスタ制御保護装置の構成例を示した詳細構成
図、第3図は発電電動機の起動時の制御進角特性
線図、第4図は制御進角リミツタ特性線図、第5
図は本発明の発電電動機のサイリスタ起動装置の
一実施例の要部であるサイリスタ制御保護装置の
詳細構成図、第6図は本実施例の発電電動機の起
動時の制御進角特性線図、第7図は本実施例の制
御進角リミツタ特性線図である。 4……順変換器、6……逆変換器、10……発
電電動機、12……サイリスタ制御保護装置、1
5……運転指令装置、17……ゲート制御装置、
20……速度制御回路、22……運転モード制御
回路、25……トルク方向制御回路、26……負
荷側自動パルス移相回路、29……速度検検出回
路、46……基準回転数発生回路、47……回転
数加算切換回路、50……第2トルク方向制御回
路、52……入力信号弁別回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 サイリスタで構成されて交流電力を直流電力
    に変換する順変換器4と、サイリスタで構成され
    て順変換器4の出力電力を交流電力に変換する逆
    変換器6と、順変換器4入力側の電気量を検出す
    る電気量検出器13,14と、発電電動機10の
    回転位置を検出する位置検出器11と、起動指令
    と電気量検出器13,14及び位置検出器11の
    出力信号に基づいて順変換器制御用パルス信号と
    逆変換器制御用パルス信号を生成するパスル信号
    生成手段12と、パルス信号生成手段12の生成
    による各パルス信号に従つて順変換器4と逆変換
    器6の各サイリスタのゲートに順次ゲートパルス
    信号を印加するゲート制御手段17とを備え、逆
    変換器6の出力側が発電電動機10に接続されて
    おり、 前記パルス信号生成手段12は、 位置検出器11の出力信号から発電電動機10
    の実回転数を検出する実回転数検出手段29と、 起動指令と実回転数検出手段29の検出出力か
    ら回転速度指令を生成する回転速度指令生成手段
    20と、 起動指令と回転速度指令及び実回転数検出手段
    29の検出出力基に運転モードを判定する運転モ
    ード判定手段22と、 順変換器4の出力電流を指定の電流とするため
    の順変換器制御用パルス信号を、回転速度指令生
    成手段20の出力の回転速度指令と前記電気量検
    出器13,14の検出出力から生成する順変換器
    制御用パルス信号生成手段21,23と、 逆変換器6のサイリスタに対するゲートパルス
    信号の制御進角を一定とするための制御進角一定
    制御信号を出力する制御進角一定制御信号出力手
    段25と、 位置検出器11の出力を監視して、逆変換器6
    のサイリスタに対するゲートパルス信号の制御進
    角を発電電動機10の空転損失の変化に応じて調
    整するための制御進角調整用制御信号を出力する
    制御進角調整用制御信号出力手段29,46,4
    7,50と、 運転モード判定手段22により、運転モードが
    起動初期にあると判定されたときに制御進角一定
    制御信号を選択し、運転モードが加速期間にある
    と判定されたときには制御進角調整用制御信号を
    選択する制御信号選択手段52と、 制御信号選択手段52により選択された制御信
    号に従つて逆変換器制御用パルス信号を生成する
    逆変換器制御用パルス信号生成手段26とを有す
    る発電電動機のサイリスタ起動装置。 2 制御進角調整用制御信号出力手段29,4
    6,47,50は、 発電電動機10の加速期間における目標基準速
    度に対応した基準回転数信号を出力する基準回転
    数信号出力手段24,46,47と、 基準回転数信号出力手段29,46,47出力
    の基準回転数信号と実回転数検出手段29出力の
    実回転数信号を受けて両者の偏差を零に抑制する
    ための制御進角調整用制御信号を生成する制御進
    角可変制御信号生成手段50とから構成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の発電電動機のサイ
    リスタ起動装置。
JP19686981A 1981-12-09 1981-12-09 発電電動機のサイリスタ起動装置 Granted JPS5899274A (ja)

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