JPH0458422B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0458422B2 JPH0458422B2 JP61113145A JP11314586A JPH0458422B2 JP H0458422 B2 JPH0458422 B2 JP H0458422B2 JP 61113145 A JP61113145 A JP 61113145A JP 11314586 A JP11314586 A JP 11314586A JP H0458422 B2 JPH0458422 B2 JP H0458422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- powder
- sealing
- melting point
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Glass Compositions (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は封着用ガラス組成物に係り、特に照明
用ガラス部材の封着に適した封着用ガラス組成物
に関する。 (従来の技術) 一般に低融点の封着用ガラス組成物は、ガラス
セラミツクスあるいは金属の接着または被覆のた
めに使用され、PbO−B2O3系、PbO−B2O3−
ZnO系のガラス粉末またはこれに適当なフイラー
と呼ばれる金属酸化物粉末を加えた粉末組成物が
使用されている。これらの中で、通常照明に用い
られるソーダライム系ガラスあるいはカリ・ソー
ダ・鉛系ガラスの封着に適用される封着用ガラス
組成物としては、平均線膨張係数(以下αとい
う)が、88〜100×10-7/℃で、かつ融着時に管
球等のガラス部材が変形しないために450℃以上
で融着できることが要求され、特に照明用管球部
材の融着部は透明であることが望ましい。 ソーダライム系ガラスと整合的に融着しうる封
着用ガラス組成物としては、たとえば特公昭56−
7977号公報、特開昭53−17607号公報に開示され
ているものなどがある。 (発明が解決しようとする問題点) 前記、特公昭56−7977号公報記載の密封用ガラ
スは、酸化銅を含んでいるため、融着部が黒く着
色し外観上好ましくないという欠点がある。 また特開昭53−17607号公報記載の結晶性ソル
ダー・ガラスは、融着後の加工が困難であり、結
晶化に時間がかかるなど作業性の面で好ましくな
い。 一般に、低融点ガラス組成物の融点を下げよう
とすればαが大きくなる傾向があり、融着する相
手部材とのαの差がある程度大きくなると、融着
後温度降下する間に双方の収縮量の相違から融着
部にクラツクを生ずる。 したがつて、この種のガラス組成物の開発に際
しては、αの上昇を伴わずにいかにして融点を下
げるかが問題となり、これまでにも上記特公昭56
−7977号公報および特開昭53−17607号公報に記
載のガラスなど様々な低融点のガラス組成物が提
案されているが、上述したような主として照明に
用いられるガラス部材の封着に最適した低融点の
封着用ガラス組成物は実用化されていない。 本発明の目的は、450℃以下の温度で融着でき、
かつαが88〜100×10-7/℃の範囲内にある透明
な封着用ガラス組成物を提供することにある。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段と作用) 本発明は、上記目的を達成するために、PbO−
B2O3系の低融点ガラスに低膨張性の耐火性フイ
ラー粉末を混合してなり、これらの成分が、重量
%で、 低融点ガラス粉末 70〜95% 耐火性フイラー粉末 5〜30% の範囲内にあることを特徴とする封着用ガラス組
成物である。 本発明に用いられる低融点ガラス粉末は、重量
%、PbO 75〜85%、B2O3 5〜20%、SiO2 0.5
〜5%、Al2O3 0.5〜3%、Li2O、Na2O、K2O
およびFのうち少なくとも一種を0.1〜2%から
なる組成を有し、その各成分値を限定した理由は
以下のとうりである。 PbOは、75%未満では流動性が悪く、封着時に
ガラスが被封着面を濡らさず、封着部の強度およ
び気密性が損なわれる。また85%を越えるとαが
大きくなりすぎる。 B2O3は、5%未満では溶融性が悪く、20%を
越えると流動性が悪化する。 SiO2およびAl2O3は、耐候性向上に効果がある
が、それぞれ限定範囲に満たないと耐候性改善の
効果はなく、限定範囲を越えると軟化温度が高く
なる。 Na2O、K2O、Li2OおよびFは、溶融を促進さ
せるために少なくとも一種以上添加することが望
ましいが、0.1%未満ではその効果はなく、2%
を越えるとαが大きくなる。 以上の組成を有するガラスは、370℃以下の軟
化点を有するが、このガラスのαは110〜130×
10-7/℃であり、本発明の目的とするαが88〜
100×10-7/℃程度の材料との封着に適合しない。
そこで本発明は、前記低融点ガラス粉末に低膨張
の耐火性フイラー粉末を混合して使用しαの調整
を図る。低膨張の耐火性フイラー粉末としては、
αが軟質ガラスより小さく、450℃における30分
間の熱処理によつてαが大幅に変化しないもので
あればよく、かかる特性を有するものは多種類存
在するが、中でもチタン酸鉛と珪酸ジルコニウム
が、本発明の封着用ガラス組成物の封着後のαの
調整のために有効に使用できる。なお、チタン酸
鉛と珪酸ジルコニウムは、本発明の限定範囲であ
れば、それぞれ単独で添加してもよく、両者を一
緒に添加してもよい。 前記低融点ガラス粉末と前記耐火性フイラー粉
末の混合比を限定した理由は、次のとうりであ
る。 低融点ガラス粉末は、70%未満では流動性が悪
く、95%を越えるとαが大きくなり、封着部にク
ラツクを生じる。 耐火性フイラー粉末は、5%未満ではαが大き
くなりすぎ、30%を越えると流動性が悪化し、
450%以下の温度での封着が困難となる。 (実施例) 次に本発明の実施例について説明する。表中No.
1〜4のガラス組成物は本発明の実施例、No.5の
ガラス組成物は参考例である。なお、表中の組成
は重量%で示してある。
用ガラス部材の封着に適した封着用ガラス組成物
に関する。 (従来の技術) 一般に低融点の封着用ガラス組成物は、ガラス
セラミツクスあるいは金属の接着または被覆のた
めに使用され、PbO−B2O3系、PbO−B2O3−
ZnO系のガラス粉末またはこれに適当なフイラー
と呼ばれる金属酸化物粉末を加えた粉末組成物が
使用されている。これらの中で、通常照明に用い
られるソーダライム系ガラスあるいはカリ・ソー
ダ・鉛系ガラスの封着に適用される封着用ガラス
組成物としては、平均線膨張係数(以下αとい
う)が、88〜100×10-7/℃で、かつ融着時に管
球等のガラス部材が変形しないために450℃以上
で融着できることが要求され、特に照明用管球部
材の融着部は透明であることが望ましい。 ソーダライム系ガラスと整合的に融着しうる封
着用ガラス組成物としては、たとえば特公昭56−
7977号公報、特開昭53−17607号公報に開示され
ているものなどがある。 (発明が解決しようとする問題点) 前記、特公昭56−7977号公報記載の密封用ガラ
スは、酸化銅を含んでいるため、融着部が黒く着
色し外観上好ましくないという欠点がある。 また特開昭53−17607号公報記載の結晶性ソル
ダー・ガラスは、融着後の加工が困難であり、結
晶化に時間がかかるなど作業性の面で好ましくな
い。 一般に、低融点ガラス組成物の融点を下げよう
とすればαが大きくなる傾向があり、融着する相
手部材とのαの差がある程度大きくなると、融着
後温度降下する間に双方の収縮量の相違から融着
部にクラツクを生ずる。 したがつて、この種のガラス組成物の開発に際
しては、αの上昇を伴わずにいかにして融点を下
げるかが問題となり、これまでにも上記特公昭56
−7977号公報および特開昭53−17607号公報に記
載のガラスなど様々な低融点のガラス組成物が提
案されているが、上述したような主として照明に
用いられるガラス部材の封着に最適した低融点の
封着用ガラス組成物は実用化されていない。 本発明の目的は、450℃以下の温度で融着でき、
かつαが88〜100×10-7/℃の範囲内にある透明
な封着用ガラス組成物を提供することにある。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段と作用) 本発明は、上記目的を達成するために、PbO−
B2O3系の低融点ガラスに低膨張性の耐火性フイ
ラー粉末を混合してなり、これらの成分が、重量
%で、 低融点ガラス粉末 70〜95% 耐火性フイラー粉末 5〜30% の範囲内にあることを特徴とする封着用ガラス組
成物である。 本発明に用いられる低融点ガラス粉末は、重量
%、PbO 75〜85%、B2O3 5〜20%、SiO2 0.5
〜5%、Al2O3 0.5〜3%、Li2O、Na2O、K2O
およびFのうち少なくとも一種を0.1〜2%から
なる組成を有し、その各成分値を限定した理由は
以下のとうりである。 PbOは、75%未満では流動性が悪く、封着時に
ガラスが被封着面を濡らさず、封着部の強度およ
び気密性が損なわれる。また85%を越えるとαが
大きくなりすぎる。 B2O3は、5%未満では溶融性が悪く、20%を
越えると流動性が悪化する。 SiO2およびAl2O3は、耐候性向上に効果がある
が、それぞれ限定範囲に満たないと耐候性改善の
効果はなく、限定範囲を越えると軟化温度が高く
なる。 Na2O、K2O、Li2OおよびFは、溶融を促進さ
せるために少なくとも一種以上添加することが望
ましいが、0.1%未満ではその効果はなく、2%
を越えるとαが大きくなる。 以上の組成を有するガラスは、370℃以下の軟
化点を有するが、このガラスのαは110〜130×
10-7/℃であり、本発明の目的とするαが88〜
100×10-7/℃程度の材料との封着に適合しない。
そこで本発明は、前記低融点ガラス粉末に低膨張
の耐火性フイラー粉末を混合して使用しαの調整
を図る。低膨張の耐火性フイラー粉末としては、
αが軟質ガラスより小さく、450℃における30分
間の熱処理によつてαが大幅に変化しないもので
あればよく、かかる特性を有するものは多種類存
在するが、中でもチタン酸鉛と珪酸ジルコニウム
が、本発明の封着用ガラス組成物の封着後のαの
調整のために有効に使用できる。なお、チタン酸
鉛と珪酸ジルコニウムは、本発明の限定範囲であ
れば、それぞれ単独で添加してもよく、両者を一
緒に添加してもよい。 前記低融点ガラス粉末と前記耐火性フイラー粉
末の混合比を限定した理由は、次のとうりであ
る。 低融点ガラス粉末は、70%未満では流動性が悪
く、95%を越えるとαが大きくなり、封着部にク
ラツクを生じる。 耐火性フイラー粉末は、5%未満ではαが大き
くなりすぎ、30%を越えると流動性が悪化し、
450%以下の温度での封着が困難となる。 (実施例) 次に本発明の実施例について説明する。表中No.
1〜4のガラス組成物は本発明の実施例、No.5の
ガラス組成物は参考例である。なお、表中の組成
は重量%で示してある。
【表】
【表】
第1表の組成となるように各原料を秤量し混合
した後、これを白金るつぼに収容し電気炉中で、
1000℃〜1100℃に加熱し、1〜2時間撹拌しなが
ら溶融した。次いで溶融ガラスをフレーク状に成
形・冷却した後、ボールミルに入れ平均粒径10〜
15μとなるまで粉砕した。得られたガラス粉末に
同程度の粒度のチタン酸鉛または珪酸ジルコニウ
ムを表に示す量混合して封着用ガラス組成物を得
た。 得られた試料粉末をペースト状に加工して、ソ
ーダライムガラス板上に塗布し、その上に同系組
成の板ガラスをのせて乾燥固化した後、450℃で
30分間加熱して、冷却後封着状態を観察した。封
着状態および各試料のαと軟化点の測定値を第2
表に示す。
した後、これを白金るつぼに収容し電気炉中で、
1000℃〜1100℃に加熱し、1〜2時間撹拌しなが
ら溶融した。次いで溶融ガラスをフレーク状に成
形・冷却した後、ボールミルに入れ平均粒径10〜
15μとなるまで粉砕した。得られたガラス粉末に
同程度の粒度のチタン酸鉛または珪酸ジルコニウ
ムを表に示す量混合して封着用ガラス組成物を得
た。 得られた試料粉末をペースト状に加工して、ソ
ーダライムガラス板上に塗布し、その上に同系組
成の板ガラスをのせて乾燥固化した後、450℃で
30分間加熱して、冷却後封着状態を観察した。封
着状態および各試料のαと軟化点の測定値を第2
表に示す。
【表】
第2表において本発明に係るNo.1〜4の試料は
αが90〜95×10-7/℃と比較的小さいにもかかわ
らず、濡れ性も良く、2枚の板ガラスと完全に連
結して接着力の十分に良好な封着部を形成した。
また封着部に失透・着色はなくクラツクの発生も
認められなかつた。これに対しNo.5の参考例の試
料は、αは十分に小さな値であるが前記封着条件
では2枚の板ガラスを封着することができず、簡
単に板ガラスがはがれてしまつた。 以上ソーダライム系ガラスとの融着について述
べてきたが、この他にもソーダライム系ガラスと
ほぼ同等のαを持つカリ・ソーダ・鉛系ガラスな
どのガラスや金属、セラミツクス等との融着に適
用できることは言うまでもない。 (発明の効果) 本発明の封着用ガラス組成物は、450℃以下の
温度で融着することができるので、特に照明に用
いられるガラスの封着に使用した場合、管球等の
ガラス部材を変形することなく封着でき、しかも
封着部が失透・着色しないので、照明の明るさや
美観を損なうことがなく、照明用ガラス部材の封
着に極めて好適した封着用ガラス組成物である。
αが90〜95×10-7/℃と比較的小さいにもかかわ
らず、濡れ性も良く、2枚の板ガラスと完全に連
結して接着力の十分に良好な封着部を形成した。
また封着部に失透・着色はなくクラツクの発生も
認められなかつた。これに対しNo.5の参考例の試
料は、αは十分に小さな値であるが前記封着条件
では2枚の板ガラスを封着することができず、簡
単に板ガラスがはがれてしまつた。 以上ソーダライム系ガラスとの融着について述
べてきたが、この他にもソーダライム系ガラスと
ほぼ同等のαを持つカリ・ソーダ・鉛系ガラスな
どのガラスや金属、セラミツクス等との融着に適
用できることは言うまでもない。 (発明の効果) 本発明の封着用ガラス組成物は、450℃以下の
温度で融着することができるので、特に照明に用
いられるガラスの封着に使用した場合、管球等の
ガラス部材を変形することなく封着でき、しかも
封着部が失透・着色しないので、照明の明るさや
美観を損なうことがなく、照明用ガラス部材の封
着に極めて好適した封着用ガラス組成物である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で、PbO 75〜85%、B2O3 5〜20%、
SiO2 0.5〜5%、Al2O3 0.5〜3%、Li2O、
Na2O、K2OおよびFのうち少なくとも一種を0.1
〜2%からなる組成を有する低融点ガラス粉末
と、低膨脹性の耐火性フイラー粉末とからなり、
これらの成分が重量%で、 低融点ガラス粉末 70〜95% 耐火性フイラー粉末 5〜30% の範囲内にあることを特徴とする封着用ガラス組
成物。 2 前記耐火物フイラー粉末としてチタン酸鉛、
珪酸ジルコニウムのいずれか一方または双方を添
加してなる特許請求の範囲第1項記載の封着用ガ
ラス組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11314586A JPS62270440A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 封着用ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11314586A JPS62270440A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 封着用ガラス組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62270440A JPS62270440A (ja) | 1987-11-24 |
| JPH0458422B2 true JPH0458422B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=14604710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11314586A Granted JPS62270440A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 封着用ガラス組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62270440A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63170241A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-14 | Toshiba Glass Co Ltd | 封着用ガラス組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1165336A (en) * | 1980-07-31 | 1984-04-10 | Robert A. Rita | Non-crystallizing sealing glass composition |
| JPS5939379A (ja) * | 1982-08-26 | 1984-03-03 | 新神戸電機株式会社 | 排気捕集装置 |
| JPS60103050A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-07 | Futaba Corp | 封着用ガラス組成物 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11314586A patent/JPS62270440A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62270440A (ja) | 1987-11-24 |
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