JPH0463675B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0463675B2 JPH0463675B2 JP5673187A JP5673187A JPH0463675B2 JP H0463675 B2 JPH0463675 B2 JP H0463675B2 JP 5673187 A JP5673187 A JP 5673187A JP 5673187 A JP5673187 A JP 5673187A JP H0463675 B2 JPH0463675 B2 JP H0463675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- culture
- same manner
- genus
- hydroxynitrile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はα−ヒドロキシカルボン酸の製造法に
関し、詳しくは特定の微生物を利用してα−ヒド
ロキシニトリルからα−ヒドロキシカルボン酸を
製造する方法に関する。 〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点〕 微生物を利用してα−ヒドロキシニトリルから
α−ヒドロキシカルボン酸を製造する方法は既に
知られており、たとえば微生物としてパチルス
属、パクテリジウム属、ミクロコツカス属、ブレ
ビバクテリウム属に属する細菌を用いる方法(特
公昭58−15120号);コリネバクテリウム属に属す
る細菌を用いる方法(特開昭61−56086号);コリ
ネバクテリウム属、ノカルデイア属、パチルス
属、バクテリジウム属、ミクロコツカス属、プレ
ビバクテリウム属に属する細菌を用いる方法(特
開昭61−162191号)などがある。 しかし、これらの方法は目的とするα−ヒドロ
キシカルボン酸を安定的に製造することにおいて
必ずしも満足しうるものでなく、また製造効率の
立場からも改善の余地がある等の問題点を有して
いる。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで本発明者は、α−ヒドロキシカルボン酸
の効率的な製造法を確立すべく、使用する微生物
について検討したところ、前記刊行物に記載され
た微生物以外の特定の微生物を選択して用いるこ
とにより目的を達成できることを見出し、本発明
を完成するに至つた。 すなわち本発明は、シユードモナス
(Pseudomonas)属、アースロバクター
(Arthrobacter)属、アスベルギルス
(Aspergillus)属、ペニシリウム(Penicillium)
属、コクリオボラス(Cochliobolus)属およびフ
ザリウム(Fusarium)属のうちのいずれかに属
し、α−ヒドロキシニトリルを加水分解する能力
を有する微生物の1種または2種以上をα−ヒド
ロキシニトリルと接触させることを特徴とするα
−ヒドロキシカルボン酸の製造法に関する。 本発明に使用できる微生物は、上記各種の属に
属し、α−ヒドロキシニトリルを加水分解してα
−ヒドロキシカルボン酸を生成する能力を有する
ものであればよく、具体的にはシユードモナス・
エスピー(Pseusomonas sp.)MY−1(FERM
P−9174)、アースロバクター・アウレセンス
(Arthrobacter aurescens)(IAM 12340)、アス
ペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)(JCM
1925およびJCM 2261)、ペニシリウム・クリソ
ゲナム(Penicillium crysogenum)(IFO
5473)、コクリオボラス・キヤベアヌス
(Cochlioboius miyabeanus)(OUT 2074)、フ
ザリウム・エスピー(Fusarium sp.)MY−2
(FERM P−9187)、フザリウム。エスビー
(Fusarium sp.)MY−3(FERM P−9188)な
どを挙げることができ、これらを単独でもしくは
2種以上を組合せて用いることができる。なお、
上記微生物のうちシユードモナス属およびフザリ
ウム属に属するものは発明者により単離された新
菌株である。以下に、これらの微生物の菌学的性
質を示す。 シユードモナス・エスピーMY−1 (1) 形態 細胞の形及び大きさ 短 桿菌 0.7〜0.9×0.8〜1.4μm 細胞の多形性の有無 なし 胞子の有無 なし グラム染色性 陰性 運動性 有り 鞭毛 極鞭毛(1) (2) 培地における生育状態 肉汁寒天平板培養大きさ 4〜4.5mm 円
形全縁、円滑、不透明で光沢を有する 肉汁寒天斜面培養生育良好、表面円滑、半透明
で光沢あり 肉汁液体培養 濁り強く、甘味臭あり リトマスミルク アルカリ化 (3) 生理学的性質 生育条件 温度(最適温度) 5〜40℃(20〜37) PH(最適PH) 4.5〜9.5(4.5〜9.0) 酸素に対する態度 絶対好気性 無機窒源の利用性 アンモニウム塩、硝酸塩 カタラーゼ + オキシダーゼ O−Fテスト 反応せず ゼラチンの加水分解 − デンプンの加水分解 − カゼインの加水分解 + セルロースの加水分解 − インドールの生成 − VRテスト − MRテスト − H2の生成 − 糖から酸及びガス 生成 キシロース − アラビノース − グルコース 酸 フラクトース − マンノース − ガラクトース − スクロース − ラクトース − マルトース − トレハロース − マンニトール − ソルトービス − イノシトール − クエン酸の利用性 − 硝酸塩還元 − 脱窒反応 − 色素の生成黄(King A培地、King B培地) 以上のように、本菌は極鞭毛を有する桿菌であ
つて、グラム陰性、絶対好気性、カタラーゼとオ
キシダーゼに陽性であることからシユードモナス
属に属する細菌であると同定した。本菌は工業技
術院微生物工業技術研究所に寄託されており、そ
の受託番号はFERM P−9174である。
関し、詳しくは特定の微生物を利用してα−ヒド
ロキシニトリルからα−ヒドロキシカルボン酸を
製造する方法に関する。 〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点〕 微生物を利用してα−ヒドロキシニトリルから
α−ヒドロキシカルボン酸を製造する方法は既に
知られており、たとえば微生物としてパチルス
属、パクテリジウム属、ミクロコツカス属、ブレ
ビバクテリウム属に属する細菌を用いる方法(特
公昭58−15120号);コリネバクテリウム属に属す
る細菌を用いる方法(特開昭61−56086号);コリ
ネバクテリウム属、ノカルデイア属、パチルス
属、バクテリジウム属、ミクロコツカス属、プレ
ビバクテリウム属に属する細菌を用いる方法(特
開昭61−162191号)などがある。 しかし、これらの方法は目的とするα−ヒドロ
キシカルボン酸を安定的に製造することにおいて
必ずしも満足しうるものでなく、また製造効率の
立場からも改善の余地がある等の問題点を有して
いる。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで本発明者は、α−ヒドロキシカルボン酸
の効率的な製造法を確立すべく、使用する微生物
について検討したところ、前記刊行物に記載され
た微生物以外の特定の微生物を選択して用いるこ
とにより目的を達成できることを見出し、本発明
を完成するに至つた。 すなわち本発明は、シユードモナス
(Pseudomonas)属、アースロバクター
(Arthrobacter)属、アスベルギルス
(Aspergillus)属、ペニシリウム(Penicillium)
属、コクリオボラス(Cochliobolus)属およびフ
ザリウム(Fusarium)属のうちのいずれかに属
し、α−ヒドロキシニトリルを加水分解する能力
を有する微生物の1種または2種以上をα−ヒド
ロキシニトリルと接触させることを特徴とするα
−ヒドロキシカルボン酸の製造法に関する。 本発明に使用できる微生物は、上記各種の属に
属し、α−ヒドロキシニトリルを加水分解してα
−ヒドロキシカルボン酸を生成する能力を有する
ものであればよく、具体的にはシユードモナス・
エスピー(Pseusomonas sp.)MY−1(FERM
P−9174)、アースロバクター・アウレセンス
(Arthrobacter aurescens)(IAM 12340)、アス
ペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)(JCM
1925およびJCM 2261)、ペニシリウム・クリソ
ゲナム(Penicillium crysogenum)(IFO
5473)、コクリオボラス・キヤベアヌス
(Cochlioboius miyabeanus)(OUT 2074)、フ
ザリウム・エスピー(Fusarium sp.)MY−2
(FERM P−9187)、フザリウム。エスビー
(Fusarium sp.)MY−3(FERM P−9188)な
どを挙げることができ、これらを単独でもしくは
2種以上を組合せて用いることができる。なお、
上記微生物のうちシユードモナス属およびフザリ
ウム属に属するものは発明者により単離された新
菌株である。以下に、これらの微生物の菌学的性
質を示す。 シユードモナス・エスピーMY−1 (1) 形態 細胞の形及び大きさ 短 桿菌 0.7〜0.9×0.8〜1.4μm 細胞の多形性の有無 なし 胞子の有無 なし グラム染色性 陰性 運動性 有り 鞭毛 極鞭毛(1) (2) 培地における生育状態 肉汁寒天平板培養大きさ 4〜4.5mm 円
形全縁、円滑、不透明で光沢を有する 肉汁寒天斜面培養生育良好、表面円滑、半透明
で光沢あり 肉汁液体培養 濁り強く、甘味臭あり リトマスミルク アルカリ化 (3) 生理学的性質 生育条件 温度(最適温度) 5〜40℃(20〜37) PH(最適PH) 4.5〜9.5(4.5〜9.0) 酸素に対する態度 絶対好気性 無機窒源の利用性 アンモニウム塩、硝酸塩 カタラーゼ + オキシダーゼ O−Fテスト 反応せず ゼラチンの加水分解 − デンプンの加水分解 − カゼインの加水分解 + セルロースの加水分解 − インドールの生成 − VRテスト − MRテスト − H2の生成 − 糖から酸及びガス 生成 キシロース − アラビノース − グルコース 酸 フラクトース − マンノース − ガラクトース − スクロース − ラクトース − マルトース − トレハロース − マンニトール − ソルトービス − イノシトール − クエン酸の利用性 − 硝酸塩還元 − 脱窒反応 − 色素の生成黄(King A培地、King B培地) 以上のように、本菌は極鞭毛を有する桿菌であ
つて、グラム陰性、絶対好気性、カタラーゼとオ
キシダーゼに陽性であることからシユードモナス
属に属する細菌であると同定した。本菌は工業技
術院微生物工業技術研究所に寄託されており、そ
の受託番号はFERM P−9174である。
【表】
(2) 顕微鏡的特徴
栄養菌糸のサイズ 幅1〜3μ
隔壁 有
かすがい連結 なし
菌核 なし
分生子 有
分生子形成の型 フイアロ型
大分生子形 新月型
大分生子サイズ 3〜5μ×20〜35μ
大分生子隔壁数 3〜5隔壁
小分生子形 長ダ円形
小分生子サイズ 2〜3μ×5〜7μ
小分生子隔壁数 なし
厚膜胞子形 球状形 厚膜胞子サイズ 3〜4μ
CA培地 23℃7日間培養
スライド培養法
(3) 生育環境
生育温度範囲 15℃〜39℃
生育不適温度 10℃以下および42℃以上
最適生育温度 23℃〜25℃
生育 PH温度 PH2〜PH10 最適生育 PH PH5以上
MPG培地 7日間培養
(4) フエノールオキシダーゼ反応 菌株名 SI−8
フエノール・オキシダーゼ反応a) 陰性
ラツカーゼの分泌b) 陽性 チロシナーゼの分泌c) 陰性
a MPG培地+0.1%タンニン酸
b ジヤガイモ寒天+0.0005M ナフトール
c ジヤガイモ寒天+0.1%クレゾール
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例 1
シユードモナス・エスピーMY−1(FERM P
−9174)をグリセリン5g/l、アセトニトリル
5g/l、KH2PO40.5g/l、Na2HPO4・12H2
O5g/l、MgSO4・7H2O0.2g/l、CaCl2・2H2
O0.01g/l、FeSO4、7H2O0.001g/l、酵母エ
キス0.05g/l、コーンステイープ・リカー
0.05g/lを含む培地100mlに植菌し、72時間培養
した。 培養終了後、集菌し、洗浄した。得られた菌体
をpH8の1/15Mリン酸緩衝液3mlに懸濁し、これ
にラクトニトリル300mgを添加した。22℃で、2
時間反応させた後、ガスクロマトグラフイー(カ
ラム;Thermon3000Shimalite TP、カラム温度
160℃)で定量した。その結果、乳酸の生産量は
100g/lであつた。 実施例 2 実施例1においてラクトニトリルの代りにアセ
ンシアンヒドリン150mg、リン酸緩衝液3mlの代
りに同緩衝液15mlを用いたこと以外は実施例1と
同様に培養、反応を行つた。定量はガスクロマト
グラフイー(カラム;Thermon 3000celite545,
カラム温度150℃)で行つた。αーヒドロキシイ
ソ酪酸の生産量は8g/lであつた。 実施例 3 実施例1においてラクトニトリルの代りにα−
ヒドロキシ−α−フエニルプロピオニトリル(た
だし、不安定なため原料を用いた。すなわち、ア
セトフエノン4g/l、青酸カリウム2.2g/lにな
るようにしたアセトフエノンと青酸カリウムの水
溶液)を添加したこと以外は実施例1と同様に培
養、反応を行つた。定量はガスクロマトグラフイ
ー(カラム;Thermon 3000celite 545、カラム
温度200℃)で行つた。α−ヒドロキシ−α−フ
エニルプロピオン酸の生産量は2g/lであつた。 実施例 4 実施例1においてアセトニトリルの代りにマン
デルアミド1g/l、ラクトニトリルの代りにマ
ンデロニトリル5g/l、リン酸緩衝液3mlの代
りに同緩衝液15mlを用いたこと以外は実施例1と
同様に培養、反応させた。定量はガスクロマトグ
ラフスー(カラム;Thermon 3000 Celite545、
カラム温度245℃)で行つた。マンデル酸の生産
量は0.3g/lであつた。 実施例 5 実施例1においてシユードモナス・エスピ−
MY−1(FERM P−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピ−MY−2(FERM P−9187)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、150mgのラクトニトリルを添加して2
時間反応を行つた。反応終了後、実施例1と同様
の方法で定量した結果、10.5g/lの乳酸が得ら
れた。 実施例 6 実施例1においてシユードモナス・エスピ−
MY−1(FERM P−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピ−MY−2(FERM P−9187)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、75mgのアセトンシアンヒドリン75mgを
添加し2時間反応を行つた。反応終了後、ガスク
ロマトグラフイー(カラム;Thermon
3000celite545、カラム温度150℃)で定量を行つ
た。α−ヒドロキシイソ酪酸の生産量は4.2g/l
であつた。 実施例 7 実施例1においてシユードモナス・エスピー
MY−1(FERMP−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピーMY−3(FERM P−9188)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、150mgのラクトニトリルを添加して2
時間反応を行つた。反応終了後、実施例1と同様
に定量した結果、乳酸の生産量は1.2g/lであつ
た。 実施例 8 アースロバクター・アウレセンス(IAM
12340)をグルコース5g/l、アセトニトリル
3g/l、KH2PO41.5g/l、Na2HPO4・12H2
O1.5g/l、MgSO4・7H2O0.2g/l、CaCl2・
2H2O0.01g/l、FeSO4・7H2O0.001g/l、酵
母エキス0.03g/l、コーン・ステイープ・リカ
ー0.03g/lを含む培地10mlに植菌し、24時間培
養した。培養終了後、集菌、洗浄し、2mlのPH8
の1/15Mリン酸緩衝液に懸濁後、ラクトニトリル
10mgを添加し2時間反応を行つた。反応終了後、
実施例1と同様にして定量したところ、乳酸の生
産量は1.5g/lであつた。 実施例 9 アスペルギルス・ニガー(JCK 1925)をアセ
トニトリル3g/lを含むツアペツク培地10mlに
植菌し6日間培養した。培養終了後、遠心分離に
より集菌、洗浄後、pH8の1/15Mリン酸緩衝液2
mlに懸濁し、ラクトニトリル10mgを添加し反応を
行つた。反応終了後、実施例1と同様に定量した
ところ、乳酸の生産量は2.5g/lであつた。 実施例 10 実施例4においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにアスペルギルス・ニガー
(JCM2261)を用いたこと以外は実施例4と同様
に培養、反応を行つた。生成物の定量を実施例1
と同様にして行つたところ、乳酸の生産量は
0.4g/lであつた。 実施例 11 実施例9においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにペニシリウム・クリソゲナ
ム(IFO5473)を用いたこと以外は実施例9と同
様に培養、反応を行つた。反応終了後、生成物の
定量を実施例1と同様に行つたところ、乳酸の生
産量は0.1g/lであつた。 実施例 12 実施例9においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにコクリオボラス・ミヤベア
ヌス(OUT1925)の代りにコクリオボラス・ミ
ヤベアヌス(OUT2074)を用いたこと以外は実
施例9と同様に培養・反応を行つた。反応終了
後、実施例1と同様にして定量したところ、乳酸
の生産量は0.8g/lであつた。 〔発明の効果〕 本発明によれば、特定の微生物を利用してα−
ヒドロキシニトリルを加水分解することによりα
−ヒドロキシカルボン酸を効率よく製造すること
ができる。このα−ヒトロキシカルボン酸は食
品,農薬・医療原料、有機合成原料などして有用
である。
−9174)をグリセリン5g/l、アセトニトリル
5g/l、KH2PO40.5g/l、Na2HPO4・12H2
O5g/l、MgSO4・7H2O0.2g/l、CaCl2・2H2
O0.01g/l、FeSO4、7H2O0.001g/l、酵母エ
キス0.05g/l、コーンステイープ・リカー
0.05g/lを含む培地100mlに植菌し、72時間培養
した。 培養終了後、集菌し、洗浄した。得られた菌体
をpH8の1/15Mリン酸緩衝液3mlに懸濁し、これ
にラクトニトリル300mgを添加した。22℃で、2
時間反応させた後、ガスクロマトグラフイー(カ
ラム;Thermon3000Shimalite TP、カラム温度
160℃)で定量した。その結果、乳酸の生産量は
100g/lであつた。 実施例 2 実施例1においてラクトニトリルの代りにアセ
ンシアンヒドリン150mg、リン酸緩衝液3mlの代
りに同緩衝液15mlを用いたこと以外は実施例1と
同様に培養、反応を行つた。定量はガスクロマト
グラフイー(カラム;Thermon 3000celite545,
カラム温度150℃)で行つた。αーヒドロキシイ
ソ酪酸の生産量は8g/lであつた。 実施例 3 実施例1においてラクトニトリルの代りにα−
ヒドロキシ−α−フエニルプロピオニトリル(た
だし、不安定なため原料を用いた。すなわち、ア
セトフエノン4g/l、青酸カリウム2.2g/lにな
るようにしたアセトフエノンと青酸カリウムの水
溶液)を添加したこと以外は実施例1と同様に培
養、反応を行つた。定量はガスクロマトグラフイ
ー(カラム;Thermon 3000celite 545、カラム
温度200℃)で行つた。α−ヒドロキシ−α−フ
エニルプロピオン酸の生産量は2g/lであつた。 実施例 4 実施例1においてアセトニトリルの代りにマン
デルアミド1g/l、ラクトニトリルの代りにマ
ンデロニトリル5g/l、リン酸緩衝液3mlの代
りに同緩衝液15mlを用いたこと以外は実施例1と
同様に培養、反応させた。定量はガスクロマトグ
ラフスー(カラム;Thermon 3000 Celite545、
カラム温度245℃)で行つた。マンデル酸の生産
量は0.3g/lであつた。 実施例 5 実施例1においてシユードモナス・エスピ−
MY−1(FERM P−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピ−MY−2(FERM P−9187)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、150mgのラクトニトリルを添加して2
時間反応を行つた。反応終了後、実施例1と同様
の方法で定量した結果、10.5g/lの乳酸が得ら
れた。 実施例 6 実施例1においてシユードモナス・エスピ−
MY−1(FERM P−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピ−MY−2(FERM P−9187)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、75mgのアセトンシアンヒドリン75mgを
添加し2時間反応を行つた。反応終了後、ガスク
ロマトグラフイー(カラム;Thermon
3000celite545、カラム温度150℃)で定量を行つ
た。α−ヒドロキシイソ酪酸の生産量は4.2g/l
であつた。 実施例 7 実施例1においてシユードモナス・エスピー
MY−1(FERMP−9174)の代りにフザリウ
ム・エスピーMY−3(FERM P−9188)を用い
て実施例1と同様に培養した。培養終了後、集菌
し、1/15Mリン酸緩衝液(PH8)で洗浄した。得
られた菌体を15mlの1/15Mリン酸緩衝液(PH8)
に懸濁し、150mgのラクトニトリルを添加して2
時間反応を行つた。反応終了後、実施例1と同様
に定量した結果、乳酸の生産量は1.2g/lであつ
た。 実施例 8 アースロバクター・アウレセンス(IAM
12340)をグルコース5g/l、アセトニトリル
3g/l、KH2PO41.5g/l、Na2HPO4・12H2
O1.5g/l、MgSO4・7H2O0.2g/l、CaCl2・
2H2O0.01g/l、FeSO4・7H2O0.001g/l、酵
母エキス0.03g/l、コーン・ステイープ・リカ
ー0.03g/lを含む培地10mlに植菌し、24時間培
養した。培養終了後、集菌、洗浄し、2mlのPH8
の1/15Mリン酸緩衝液に懸濁後、ラクトニトリル
10mgを添加し2時間反応を行つた。反応終了後、
実施例1と同様にして定量したところ、乳酸の生
産量は1.5g/lであつた。 実施例 9 アスペルギルス・ニガー(JCK 1925)をアセ
トニトリル3g/lを含むツアペツク培地10mlに
植菌し6日間培養した。培養終了後、遠心分離に
より集菌、洗浄後、pH8の1/15Mリン酸緩衝液2
mlに懸濁し、ラクトニトリル10mgを添加し反応を
行つた。反応終了後、実施例1と同様に定量した
ところ、乳酸の生産量は2.5g/lであつた。 実施例 10 実施例4においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにアスペルギルス・ニガー
(JCM2261)を用いたこと以外は実施例4と同様
に培養、反応を行つた。生成物の定量を実施例1
と同様にして行つたところ、乳酸の生産量は
0.4g/lであつた。 実施例 11 実施例9においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにペニシリウム・クリソゲナ
ム(IFO5473)を用いたこと以外は実施例9と同
様に培養、反応を行つた。反応終了後、生成物の
定量を実施例1と同様に行つたところ、乳酸の生
産量は0.1g/lであつた。 実施例 12 実施例9においてアスペルギルス・ニガー
(JCM1925)の代りにコクリオボラス・ミヤベア
ヌス(OUT1925)の代りにコクリオボラス・ミ
ヤベアヌス(OUT2074)を用いたこと以外は実
施例9と同様に培養・反応を行つた。反応終了
後、実施例1と同様にして定量したところ、乳酸
の生産量は0.8g/lであつた。 〔発明の効果〕 本発明によれば、特定の微生物を利用してα−
ヒドロキシニトリルを加水分解することによりα
−ヒドロキシカルボン酸を効率よく製造すること
ができる。このα−ヒトロキシカルボン酸は食
品,農薬・医療原料、有機合成原料などして有用
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シユードモナス(Pseudomonas)属、アー
スロバクター(Arthrobacter)属、アスペルギ
ルス(Aspergillus)属、ペニシリウム
(Penicillium)属、コクリオボラス
(Cochliobolus)属およびフザリウム
(Fusarium)属のうちのいずれかに属し、α−ヒ
ドロキシニトリルを加水分解する能力を有する微
生物の1種または2種以上をα−ヒドロキシニト
リルと接触させることを特徴とするα−ヒドロキ
シカルボン酸の製造法。 2 微生物が増殖期の菌体、休止期の菌体、固定
化菌体および菌体抽出処理物のうちのいずれかで
ある特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5673187A JPS63222696A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | α−ヒドロキシカルボン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5673187A JPS63222696A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | α−ヒドロキシカルボン酸の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63222696A JPS63222696A (ja) | 1988-09-16 |
| JPH0463675B2 true JPH0463675B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=13035652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5673187A Granted JPS63222696A (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | α−ヒドロキシカルボン酸の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63222696A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2974737B2 (ja) * | 1990-08-16 | 1999-11-10 | 三菱レイヨン株式会社 | 光学活性乳酸の製造法 |
| JP3354688B2 (ja) * | 1994-01-28 | 2002-12-09 | 三菱レイヨン株式会社 | 微生物によるα−ヒドロキシ酸またはα−ヒドロキシアミドの製造法 |
| DE69737696T2 (de) * | 1996-02-29 | 2008-01-10 | Nippon Soda Co. Ltd. | Prozess für die herstellung von alpha-hydroxysäuren mit hilfe eines mikroorganismus und eines neuen mikroorganismus. |
| US6037155A (en) * | 1997-02-27 | 2000-03-14 | Nippon Soda Co., Ltd. | Process for preparing α-hydroxy acids using microorganism and novel microorganism |
| WO2010071019A1 (ja) * | 2008-12-17 | 2010-06-24 | 国立大学法人九州工業大学 | 2-ヒドロキシイソ酪酸ポリマーの製造方法及び解重合方法 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP5673187A patent/JPS63222696A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63222696A (ja) | 1988-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5326702A (en) | Biological process for producing α-hydroxyamide or α-hydroxy acid | |
| JP2974737B2 (ja) | 光学活性乳酸の製造法 | |
| US5714357A (en) | Process for producing optically active α-hydroxycarboxylic acid having phenyl group | |
| EP0188316A2 (en) | Process for the preparation of amides using microorganisms | |
| US5294546A (en) | Method for production of a growth factor for Bifidobacterium sp. | |
| US4880739A (en) | Method of cultivation of pseudomonas bacteria | |
| US5179014A (en) | Process for the preparation of amides using microorganisms | |
| US5200331A (en) | Method of producing an amide utilizing a microorganism | |
| JP2840722B2 (ja) | 4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法 | |
| US5093255A (en) | Acid urease and production thereof | |
| US5702939A (en) | Glucosamine-6-phosphate deaminase and process for producing the same | |
| JPH0463675B2 (ja) | ||
| JP3014171B2 (ja) | 4−ハロ−3−ヒドロキシブチルアミドの製造法 | |
| JPH0440898A (ja) | α―ヒドロキシ―4―メチルチオ酪酸の生物学的製造法 | |
| IL101129A (en) | Biotechnological process for the separation of s-(+)-2,2-dimethylcyclopropane carboxamide from the racemate | |
| JPS59113896A (ja) | ピロロキノリンキノンの製造方法 | |
| JP3235904B2 (ja) | 耐熱性マンノースイソメラーゼ及びその製造法並びにこれを用いたマンノースの製造法 | |
| JPH0795957B2 (ja) | 2−ケト−l−グロン酸の製造法 | |
| JPS63123387A (ja) | γ−ハロ−β−ヒドロキシ酪酸エステルの製造法 | |
| US4918012A (en) | Method for producing carnitine, L-carnitinamide hydrolase and method for producing same | |
| JPH0669381B2 (ja) | カルニチンの製造法 | |
| JP3245254B2 (ja) | 新規微生物及びこれを用いるヌートカトンの製造法 | |
| JPH05176794A (ja) | 光学活性な2−フェニルプロピオン酸および2−フェニ ルプロピオンアミドの製造法 | |
| JP4269416B2 (ja) | α−ハロ−α,β−飽和カルボニル化合物の製造方法 | |
| JP2983695B2 (ja) | 4−ハロ−3−ヒドロキシ酪酸の製造法 |