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JPH0472514B2 - - Google Patents
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JPH0472514B2 - - Google Patents

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JPH0472514B2
JPH0472514B2 JP4032685A JP4032685A JPH0472514B2 JP H0472514 B2 JPH0472514 B2 JP H0472514B2 JP 4032685 A JP4032685 A JP 4032685A JP 4032685 A JP4032685 A JP 4032685A JP H0472514 B2 JPH0472514 B2 JP H0472514B2
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JP
Japan
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carbon dioxide
hydrogen
acetic acid
clostridium
medium
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JP4032685A
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English (en)
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JPS61199791A (ja
Inventor
Koichi Inoe
Naoki Kawada
Sadao Kageyama
Takeshi Morinaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は、クロストリジウム(Clostridium)
属に属する新規な細菌を用いて二酸化炭素と水素
とから酢酸を製造する方法に関するものである。
酢酸は食品用あるいは工業用原料などの分野で用
いられている。 (従来技術) 二酸化炭素と水素とを資化して、生育培地中に
酢酸を蓄積する微生物はいくつか知られている。
そのなかでこれまでに報告されているクロストリ
ジウム属に属する菌は4種ある。そして我々が新
たに創製したクロストリジウム・エスピー
(Clostridium sp)No.68−2微工研菌寄第7367号、
クロストリジウム・エスピー(Clostridium sp)
No.307微工研菌寄第7487号、クロストリジウム・
エスピー(Clostridium sp)No.484微工研菌寄第
7488号の3種と前記の4種とあわせて7種があ
る。これらが二酸化炭素と水素とからn−酢酸を
生産することは知られていない。 (発明の目的) 本発明者は、再生可能な資源であり自然界にお
びただしく存在し、かつ各種産業の最終の廃棄物
でもある二酸化炭素に着目し、これを将来のエネ
ルギー源として考えられている水素と反応させる
ことにより、生化学的に酢酸を製造する方法を検
討し、この発明に到達した、前記のような菌が知
られているものの、二酸化炭素と水素とからの酢
酸の製造を工業的に実施するために、解決すべき
課題は、まだ多く、特に二酸化炭素と水素とを基
質としてPH4.0〜7.0のような酸性領域で生育し
て、酢酸を製造する能力のある菌はまだ報告され
ていない。 本発明者はこのような事情のもとに、二酸化炭
素と水素を基質とする酢酸の新規な製造方法を提
供することを目的とする。 (発明の構成) 本発明は、二酸化炭素と水素を基質として用い
て、クロストリジウム属に属し二酸化炭素と水素
を資化して酢酸を生産する能力のある菌を培養
し、生成蓄積された酢酸を回収することを特徴と
する酢酸の製造方法である。 本発明で用いられる微生物は、クロストリジウ
ム属に属し、二酸化炭素と水素を資化する酢酸生
産菌であり、この様な微生物は本発明実施例記載
のものがはじめてである。実施例で用いられた微
生物は嫌気性菌で胞子を作る桿菌である点でクロ
ストリジウム属に属する菌であると考えられる
が、二酸化炭素と水素でPH4.0〜7.0のような酸性
領域で生育し、鞭毛の無いことなど、後で詳しく
記す諸性質において公知の同属菌と相違してお
り、新菌種であると考えられる。 正式の種名はまだ付されていないので、本発明
ではクロストリジウム・エスピ−(Clostridium
sp)No.670微工研菌寄第8047号と表示する。次に
クロストリジウム・エスピーNo.670(以下本菌と略
記する)の創製法および菌学的性質を示す。 (創製法) 本菌は大分県の別府温泉の泥より下記の方法に
より分離した。すなわち第1表に示す液体培地
5mlを試験管へ分注し減菌後、嫌気グローブボツ
クス中で約0.3gの土壌を添加し、ブチルゴム栓
で密栓後、気相を水素(67%)と二酸化炭素(33
%)を含む除菌ガスに置換し、30℃で静置培養
し、約3週間毎に植え継ぎを行つた。2回液体培
地で植え継いだのち、第1表の培地に寒天3%を
加えた寒天培地を用いてロールチユーブ法(メソ
ツズ・イン・マイクロバイオロジー、3巻B,
117頁(1969)アカデミツク・プレス)により単
菌分離し本菌を得た。 (菌学的性質) 本発明の菌株の菌学的性質を示す。この菌学的
性質の検討には、「アンアエロブ・ラボラトリ
ー・マニユアル(Anaerobe Laboratory
Manual)第4版」(The V.I.P.Anaerobe
Laboratory Virgini a Polytechnic Institute
and State University,Blacksburg(1972)),
「バージーズ・マニユアル・オブ・デターミネイ
テイブ・バクテリオロジー(Bergey′s Manual
of Determinative Bacteriology)第8版」,「バ
ージエーズ・マニユアル・オブ・システマテイツ
ク・バクテリオロジー(ボリユーム1)
(Bergey′s Manual of Systematic
Bacteriology(Volumel)(1984)」および「微生
物の分類と同定」(長谷武治著、学会出版センタ
ー)に記載されている方法、培地組成を用いた。 (顕微鏡的所見) 1 細胞の形および大きさ:単独もしくは2連の
直桿菌、幅0.6−1.0μm、長さ5.9〜9.0μm 2 鞭毛:なし 3 胞子:あり,ターミナル 4 グラム染色:陰性 (培地組成) 第1表に例示する。 第1表 基本培地の組成(脱イオン水11中) 0.1%インジゴカルミン溶液 2ml 10%NH4Cl溶液 10ml 1MKH2PO4(PH7.0)溶液 5ml 20%MgSO4・7H2O溶液 0.5ml ビタミン溶液 20ml ミネラル溶液 40ml システイン塩酸(1H2O) 0.5g 硫化ナトリウム 0.25g 炭酸水素ナトリウム 1g 600mg/1ブロムエタンスルホン酸ナトリウム
1ml 酵母エキス 0.2g PH5.3 ビタミン溶液組成(mg/l) ビオチン 2 葉 酸 2 ピリドキシン塩酸 10 チアミン塩酸 5 リボフラビン 5 ニコチン酸 5 パントテン酸Ca 5 ビタミンB12 0.01 p−アミノ安息香酸 5 チオクト酸 1 ミネラル溶液組成(g/1) ニトリロ3酢酸 0.25 MgSO4・7H2O 0.1 MnSO4・4H2O 0.28 NaCl 0.5 FeSO4・7H2O 0.05 CoCl2・6H2O 0.09 CaCl2・2H2O 0.07 ZnSO4・7H2O 0.09 CuSO4 0.03 AlK(SO42・12H2O 0.009 H3BO4 0.005 NaMoO4・2H2O 0.006 (生育状態) 第1表の組成に3%寒天を加えた寒天培地での
生育は次の通りである。 形状:円形 周縁:円滑 隆起:わずかに盛上る 表面:円滑 色調:白 (生理的性質) 酸素に対する態度:偏性嫌気性 生育の範囲(PH)至適PH:6.5 生育PH:4.0〜7.0 (温度)至適温度:30℃ 生育温度:25〜40℃ インドール生成:− ゼラチンの液化:− カタラーゼ産生:− デンプンの加水分解:− エスクリンの加水分解:+ 色素の生成:− (炭素源の資化性) 第1表の基本培地に下記炭素源(1%)を含む
液体培地5mlを直経18mmの試験管に加え、無菌培
地を作成し本菌を植菌し気相を窒素(67%)と二
酸化炭素(33%)を含む除菌ガスに置換し、30℃
で14日間静置培養した。生育は600nmの濁度を分
光計(スペクトロニツク20、島津製作所)で測定
した。600nmの濁度が炭素源を含まないコントロ
ールとの差が0.1未満のものを「資化しない」、
0.1以上0.2未満のものを「わずかに資化する」0.2
以上のものを「資化する」とした。 資化するもの:D−グルコース、D−フラクト
ース、キシロース、D−リボース、アラビノー
ス、ガラクトース、マルトース、ラクトース、セ
ロビオース、メレジトース、マンニトール また上記の試験において窒素の代りに水素を用
いた場合は二酸化炭素も資化する。 資化しないもの:ソルボース、ラムノース、シ
ユクロース、メリビオース、トレハロース、ラフ
イノース、メタノール、エタノール (糖などからの酸の生成) 第1表の基本培地に上記の試験で資化すること
が確かめられた糖を1%添加し、気相を窒素(67
%)と二酸化炭素(33%)を含む除菌ガスに置換
し、本菌を植菌、30℃で静置培養した。すべての
炭素源において培地中には有機酸として酢酸とn
−酪酸が生産された。 またペプトン・酵母エキス培地またはペプト
ン・酵母エキス・グルコース培地を用いた場合も
培地中には有機酸として酢酸、n−酪酸が生産さ
れた。 (在来の類似種との比較など) 上記の菌学的性質から、No.670は、偏性嫌気性
のグラム陰性有胞子桿菌で、その主要醗酵代謝産
物が二酸化炭素と水素からは酢酸、その他の資化
する炭素源からは酢酸と酪酸を生産することを特
徴とする菌株である。この性状からバージーズ・
マニアル・オブ・デターミネイテイブ・バクテリ
オロジ−第8版、バージーズ・マニユアル・オ
ブ・システマテイツク・バクテリオロジー(ボリ
ユーム1)及びアンアエロブ・ラボラトリー・マ
ニユアル第4版にもとずき検索するとクロストリ
ジウム(Clostridium)に層する菌株であると考
えられる。そこでアンアエロブ・ラボラトリー・
マニユアル第4版で属の同定のキーに従つて同定
していくとクロストリジウム・イノキユム(C.
innocuum)に行きあたる。またバージーズ・マ
ニユアル・オブ・デターミネイテイブ・バクテリ
オロジー第8版、バージーズ.マニユアル・オ
ブ・システマテイツク・バクテリオロジー(ボリ
ユウム1)には諸性状がNo.670と一致する菌種の
記載はなかつた。No.670とクロストリジウム・イ
ノキユムの性状を比較したところ共に偏性嫌気性
の有胞子桿菌である点で一致したが、第2表に示
す点で両菌の性状は違つていた。 本発明の菌株は、二酸化炭素と水素で生育して
酢酸を生ずる、クロストリジウム属に属する菌で
二酸化炭素と水素で生育する菌は7種知られてい
たが、これらはすべて中性付近のPH領域で生育
し、酸性領域では生育できないという点で本発明
とは区別できるものであつた。
【表】
【表】 * バージーズ・マニユアル・デタミネ
テイブ・バクテリオロジー(8版)
以上のことから、本菌株はクロストリジウム属
に属する新菌種であると考えられるので、クロス
トリジウム・エスピー(Clostridium sp)No.670
と命名した。 さらにこの菌株は工業技術院微生物工業技術研
究所に「微工研菌寄第8047号(FERM−P No.
8047)として寄託した。 (培養方法) 培養方法は原則的には、一般の微生物の場合と
同様であるが、酸素の混入を防ぐことが必要であ
り、実験室的には、ゴム栓等で密栓した培養器中
で、静置あるいは振盪する方法が用いられる。や
や大きい規模では、通常用いられる醗酵槽がその
まま利用でき、装置内の酸素は、窒素などの不活
性気体あるいは原料気体などで置換することによ
り嫌気的な雰囲気をつくることが可能である。醗
酵槽の形式は特に問わないが、普通に使用される
攪拌混合槽のほか、一段あるいは多段の気泡塔
型、ドラフトチユーブ型の醗酵槽も利用できる。 培養に用いる炭素源は、通常、二酸化炭素ガス
として供給するが、培地中に溶解二酸化炭素ある
いは炭酸塩、炭酸水素塩として加えることもでき
る。窒素源は塩化アンモニウムのごときアンモニ
ウム塩や硝酸ソーダのような硝酸塩のごとく、通
常の醗酵に用いうる各種の窒素化合物を用いるこ
とができる。 その他必要に応じ、リン酸二水素カリ、硫酸マ
グネシウム、硫酸マンガン、塩化ナトリウム、硫
酸鉄、塩化コバルト、塩化カルシウム、硫酸亜
鉛、硫酸銅、明ばん、モリブデン酸ソーダ、硼酸
などの無機化合物、あるいはビチオンや酵母エキ
スなどのビタミン類を添加することは、通常行な
われる通りである。 以下具体例により本発明を説明する。 実施例 1 クロストリジウム・エスピーNo.670株を以下の
ように培養した。第1表に示す培地を試験管へ
5ml分注減菌後、同培地で培養を行つた培養液
100μlを嫌気グローブボツクス(フアーマ社、ア
ナエロボツクス)中で添加し、ブチルゴム栓で密
栓したのち気相を水素(67%)と二酸化炭素(33
%)を含む除菌ガスに置換し、30℃で静置培養し
た。 培養液の一部を遠心分離機により菌株を分離
し、この上清をリン酸で酸性にして、ガスクロマ
トグラフイーにより生成物の定量を行なつた。 その結果、静置培養10日間で0.90g/lの酢酸
を生成していた。 実施例 2 L字型試験管を用い、実施例1と同様に準備し
てクロストリジウム・エスピーNo.670株の振盪培
養を行なつた。測定方法も実施例1と同様に行な
い生成物を分析した結果10日間で1.42g/lの酢
酸を生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二酸化炭素と水素とを基質として用いて、ク
    ロストリジウム属に属し二酸化炭素と水素を資化
    して酢酸を生産する能力のある菌クロストリジウ
    ム・エスピーNo.670を培養し、生成蓄積された酸
    酸を回収することを特徴とする酢酸の製造法。
JP4032685A 1985-03-02 1985-03-02 酢酸の製造法 Granted JPS61199791A (ja)

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JP4032685A JPS61199791A (ja) 1985-03-02 1985-03-02 酢酸の製造法

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JPS61199791A JPS61199791A (ja) 1986-09-04
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