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JPH0473476B2 - - Google Patents
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JPH0473476B2 - - Google Patents

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JPH0473476B2
JPH0473476B2 JP59116530A JP11653084A JPH0473476B2 JP H0473476 B2 JPH0473476 B2 JP H0473476B2 JP 59116530 A JP59116530 A JP 59116530A JP 11653084 A JP11653084 A JP 11653084A JP H0473476 B2 JPH0473476 B2 JP H0473476B2
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JP
Japan
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water removal
light oil
removal agent
sorbitan
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Kyohiro Tachiki
Yasuhide Azumi
Osamu Hiroya
Osamu Toyoda
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はデイーゼルエンジン用燃料油の水抜き
剤に関するものである。さらに詳しくは、デイー
ゼルエンジンの燃料タンク、燃料油配管、フイル
ター、噴射ポンプなどの燃料供給系統にたまる水
分によるサビの発生を防ぎ、燃料油に効率よく分
散、溶解させるための水抜き剤に関するものであ
る。 デイーゼルエンジン用燃料油などの炭化水素油
の水分の溶解度が数10〜100ppm程度と小さく、
その飽和溶解度は温度によつて増減する。デイー
ゼル軽油はその製造、輸送、貯蔵などの間、水分
と接触することが多く、一般的にその飽和溶解度
に近い水分を溶解している。 それが、さらにデイーゼルエンジンの燃料タン
クに給油されてからにおいても、昼夜の温度変化
により溶解度が異なり、水分が分離、沈降して燃
料タンクの底部にたまることになる。 また、燃料タンクの空気層は、燃料の使用状況
により変化し、特に梅雨時など多湿の時期には昼
夜の外気温度の変化により燃料油タンクの空気中
の水分が結露して水滴となり、燃料油と溶解する
ことなく、分離、沈降し、燃料タンクの底部にた
まることになる。 このようにしてたまつた水は、そのままでは再
び燃料油中に完全に溶解することは困難であり、
水分が分離したまま燃料タンクより吸入パイプで
吸上げられ供給された場合には、燃料供給系統を
腐食したり、そのサビの剥離によりフイルターな
どを閉そくしたり、さらに極端な場合には、噴射
ポンプへ分離水が行き、エンジンに不調をきたす
ことがある。 従来、このような水によるトラブルを防止する
ため、イソプロピルアルコールなどを主成分とす
るデイーゼル軽油の水溶解剤が使用されることは
よく知られている。 しかしながら、イソプロピルアルコール等のア
ルコール類を主体とした従来の水溶解剤は実用面
で次の如き欠点を露呈する。 すなわち、第1の問題点は、燃料油の引火点を
低下させる点にある。 イソプロピルアルコール単体の引火点は12℃は
低く、これを例えば65℃の引火点のデイーゼル軽
油にわずか1容量%添加した場合でも、その引火
点は極端に低下し約25℃となる。 したがつて、燃料タンク中には、爆発混合気が
存在することとなる。 一般のデイーゼルエンジンの燃料タンクには、
油量ゲージとして電気的な接点があるため、その
火花による爆発の危険性を伴う欠点がある。 第2の問題点は、水抜き効果と経済性の両面に
ある。 イソプロピルアルコール等を主体とした水溶解
剤の水可溶化性能は、軽油に対して1容量%程度
の添加では非常に小さく、十分な水抜き効果と経
済性の両面を満足させることはできない。 第3の問題点としては、イソプロピルアルコー
ル等を主体としたアルコール系の水溶解剤には腐
食防止性能がない点が指摘される。燃料タンクか
ら噴射ノズルに至るまでの燃料系統には鉄をはじ
めとしてアルミ合金等の金属部品があるが、これ
らの部品は水分との接触により腐食される。 以上のとおり、従来のアルコール系統の水溶解
剤は種々の欠点を伴い実用に供しえない面があ
る。 また燃料油の水溶解剤として、(A)炭素数3〜6
の一価アルコールおよび/または、グリコールエ
ーテル類と、(B)ポリオキシエチレンアルキルエー
テルおよび/またはポリオキシエチレンアルキル
フエニルエーテルの非イオン系界面活性剤とを含
有する混合物が提案されている(特開昭59−8788
号)。しかしながら、上述の方法は、必ずしも満
足すべきものとはいい難い。 すなわち、非オン系界面活性剤としてポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、またはポリオキシ
エチレンアルキルフエニルエーテルを含有するこ
とに特徴があると思考されるが、混合する溶剤と
して低分子量のアルコール類が使用される限りに
おいては前記したアルコールを類を主体とする水
溶解剤と同様な欠点が露呈する。 本発明は、上述した従来法の実情に鑑み、安全
でかつ効果的なデイーゼル軽油の水抜き剤を提供
することを目的とする。 本発明者は、上述の目的で、デイーゼル軽油の
引火点を低下させず、かつ、従来品よりも極端に
優れた水抜き効果を発揮でき、しかも金属腐食防
止効果を有する製品を開発すべく鋭意検討を重ね
た結果、ソルビタンと脂肪酸とのエステル結合に
より成る非イオン系界面活性剤のうち、特定の
HLB価を有するものが安全性は勿論のこと、水
抜き効果が非常に優れ、金属腐食防止性もあるこ
とを見出した。 すなわち、本発明は従来から知られている水溶
解剤のように水分を溶解するものと基本的に異な
り、特定のHLB価を持つ非イオン系界面活性剤
の乳化作用を利用して、水分をデイーゼル軽油中
に抱き込むことにより、効率よく、かつ経済的に
水分を抜くことを目的としたものである。本発明
による製品は実用面においては、混合状態で安定
しており、かつ引火および爆発等の危険性もな
く、金属腐食防止性能にも優れ、経済的にも有益
な新しい効果を得て完成された水抜き剤である。 本発明でいう非イオン系界面活性剤とは、一般
的に数個のヒドロキシル基(OH−)とエーテル
結合(−O−)を分子内に含有しているために疎
水基が水溶性となり、しかも活性分子中にイオン
化し得るような原子あるいは原子団を含有してい
ないために水溶液は完全にイオン的に無関係で界
面活性能を呈することが特徴である。 一般的に広く使用され、比較的安価な非イオン
系界面活性剤としては、(A)脂肪族高級アルコール
類、アルキルフエノール類および脂肪酸類にエチ
レンオキサイドを縮合せしめエステル型結合を有
する界面活性剤、(B)ポリプロピレングリコール基
を疎水基とし、ポリエチレングリコール基を親水
基とした高分子の界面活性剤、(C)ソルビタンと各
種脂肪酸とのエステル結合により成る界面活性
剤、などが挙げられる。 これらの数多くの非イオン系界面活性剤は、
HLB価によりその界面活性剤の性能を推定する
ことができる。 すなわち、HLB価が1.5〜3のものは消泡剤、
3〜7のものはW/O型乳化剤、8〜18のものは
O/W型乳化剤として効果が大きいといわれてい
る。 本発明でいうHLB価とは界面活性剤の親水性
と疎水性とのバランスを示すHLB(Hydrohile−
Lipophile Balance)価であり、ジヤーナル・オ
ブ・ザ・ソサエテイ・オブ・コズメテイツク・ケ
ミストリー(J.Soc.Cosmetic.Chemistry)419ペ
ージ、1948年12月に論述されているものである。
本発明においては親油性と親水性の両者を兼ね備
えるHLB価で3〜7の範囲にある非イオン系界
面活性剤が好適である。 HLB価が3以下の場合は、界面活性剤が燃料
のジイーゼル軽油に溶ける性能は大となるが、逆
に水分を抱き込む性能、すなわち乳化性能は劣る
傾向にある。HLB価が7以上の場合は、界面活
性剤が、水に溶ける性能は大となるが、逆に油溶
性能は劣る傾向にあり、本発明においてはそのも
の単独では好ましくない。 したがつて、本発明においては、水抜き効果、
すなわち分離水分を油中に抱き込み、乳化する性
能を最大限に得るためにはHLB価3〜7の非イ
オン系界面活性剤が必須のものとなる。 本発明者は、HLB価が3〜7の範囲にある各
種の非イオン系界面活性剤を用い、デイーゼル軽
油に対する溶解性、水の乳化性すなわち水抜き効
果を詳細に検討した結果、ソルビタンと各種脂肪
酸とのエステル結合より成る非イオン系界面活性
剤で、かつHLB価が3〜7の範囲にあるもが金
属腐食防止性も兼ね備え、非常に優れた水抜き性
能を有していることを発見した。 特に、ソルビタンモノオレエート、ソルビタン
モノステアレート、ソルビタンモノパルミテー
ト、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジ
ステアレートはデイーゼル軽油に対する相溶性が
非常に優れており、前記の他発明と比較して水抜
き効果が卓越している。 以上HLB価3〜7の範囲の非イオン系界面活
性剤を挙げたが本発明においては、上記の界面活
性剤を単独で使用しても、あるいは2種類以上混
合して使用することも可能である。すなわち、
HLB価3〜7の範囲のもの以外の2種類以上の
非イオン系界面活性剤を適当量混合し、混合後の
HLB価が3〜7の範囲に入れば、そのものも使
用できることを見出した。 たとえば、ソルビタントリオレエート(HLB
価1.8)70容量%とポリオキシエチレン(4)ソ
ルビタントリオレエート(HLB価11.0)30容量
%を均一に混合、攪拌した後、そのHLB価を測
定したら4.6となつた。 このものを後に示す実施例と同様な方法で行つ
た結果、優れた水抜き効果があることを確認し
た。 したがつて本発明に使用できる非イオン系界面
活性剤は(A)ソルビタンと脂肪酸とのエステル結合
により成るもので、かつHLB価が3〜7の範囲
のもの1種、あるいは2種以上の混合物、(B)ソル
ビタンと脂肪酸とのエステル結合より成る非イオ
ン系界面活性剤でHLB価3〜7の範囲以外のも
の2種以上の混合物でかつ混合後のHLB価を3
〜7の範囲に調整した混合物、(C)上記(A),(B)の混
合物でかつHLB価を3〜7の範囲に調整したも
のであればいずれの場合も使用可能である。 本発明に使用する界面活性剤は炭化水素系の溶
剤および/または含酸素化合物系の溶剤に溶かし
て使用することが可能である。 その場合は、デイーゼル軽油の引火点およびそ
の他の実用性能に影響を与えない範囲の溶剤の選
択、およびその使用量には十分配慮する必要があ
る。 本発明によるデイーゼル軽油の水抜き剤は、そ
の有効成分としての界面活性剤のデイーゼル軽油
に対する添加量は、デイーゼル軽油100容量部に
対して少くとも0.01容量部、好ましくは少くとも
0.05容量部必要である。 添加量が0.01容量部以下の場合は、燃料タンク
中の含水量にも関係するが、水分が多い場合は、
十分な水抜き効果は困難となる。逆に添加量の上
限は燃料タンク中の含水量と、添加する水抜き剤
の経済コストのバランス関係となる。 たとえば、誤つて大量の分離水が燃料タンクに
入つた場合には、静置後ドレン抜き等の方法で大
量の水であれば除去することができる。通常の状
態でタンク内で発生する水分、あるいは輸送過程
等で混入する水分を除去する場合の上限添加量
は、前記した溶剤で溶かしたものであればデイー
ゼル軽油のセタン価にも若干影響を与えるためセ
タン価の低下をまねくことがあつてはならない。 したがつて界面活性剤単体をとりあげればデイ
ーゼル軽油100容量部に対し1.0容量部以下が好ま
しい。 本発明のHLB価3〜7の範囲の非イオン系界
面活性剤は前記のとおり、油溶性であり、かつ水
分があれば抱き込む乳化作用がある。この現象を
作用構造上から見れば、金属面にある水分は界面
活性剤の極性基と置換され、極性基は金属に吸着
し、腐食を防ぐ保護膜を形成する。一方、水分は
極性基につつまれ、油中で乳化状態となる。 このように界面活性剤は水を抱き込む作用のほ
か金属腐食防止作用も有する。特に、ソルビタン
系の非イオン系界面活性剤は優れた腐食防止作用
を有している。 従来のイソプロピルアルコールを主体としたア
ルコール系統の水溶解剤はこの腐食防止性能がな
いために、何らかの処置を施さない限り腐食ある
いはサビの発生を招くことになる。本発明による
界面活性剤は上記のとおり、アルコールタイプと
比べ優れた腐食防止性能を有しているが、さらに
金属部品に対する腐食防止性能を強化するため
に、一般の石油製品に使用されている腐食防止剤
を添加することも可能であり、これを併用するこ
とにより相乗効果が発揮できる。 なお、一般に石油製品に使用されている腐食防
止剤は有機酸系、アミン系などの油溶性のものが
多い。 本発明により使用すべき界面活性剤、および上
記の金属腐食防止剤は一般に粘稠な液状を呈し、
これらを水抜き剤としてデイーゼル軽油中に混合
する場合には、その取扱い性と相溶性を良くする
ために溶剤として炭化水素油や含酸素化合物を使
用するのが便利である。溶剤としては、たとえば
灯油、芳香族系溶剤などが挙げられるが、実際の
使用に際しては、その中の引火点が比較的高い溶
剤を使用することが好ましい。 これらの使用により本発明の範囲が限定される
ものではない。 本発明品を実際に使用する場合は、たとえば40
充填されているデイーゼル軽油に対し、0.05容
量%以上すなわち、20ml以上を添加混合するのが
好ましい。 添加混合直後においても燃料タンク底部の水分
を抱き込み乳化する。 特に当該デイーゼルエンジンが自動車等の自走
式である場合はさらに好都合で本発明品がデイー
ゼル軽油と十分に攪拌される状態となり、水分を
抱き込む作用は増加される。 水分を抱き込んだデイーゼル軽油は、燃料フイ
ルターのろ紙を通るが、ここで水分が分離される
ことなく噴射ポンプへ送られる。燃焼されるまで
の間、水分は分離されることがないため、燃料系
統の金属部に悪影響を及ぼすことはない。 以上のとおり、ソルビタンと脂肪酸とのエステ
ル結合により成る非イオン系界面活性剤で、かつ
HLB価が3〜7の範囲にある界面活性剤を主体
とした水抜き剤を使用することにより、燃料タン
クに発生、もしくは混入した水分を乳化し、かつ
デイーゼル軽油の一般性状を変えることなく、水
分を系外に搬出することができる。 さらに燃料系内の金属部分は界面活性剤の極性
基ならびに腐食防止剤の極性基により保護された
状態となり長期間の腐食防止性能を付与させるこ
とができる。 本発明は以上詳細に説明したようにソルビタン
と脂肪酸とのエステル結合により成る非イオン系
界面活性剤で、そのHLB価が3〜7の範囲にあ
るものを含有することを特徴とするデイーゼル軽
油の水抜き剤に関するもので、水抜き剤を使用す
るすべての分野、特にデイーゼル乗用車、デイー
ゼルトラツク、デイーゼルエンジン付農業用トラ
クター、及び農業用機械、建設機械、並びにデイ
ーゼル軽油を燃料とするすべての産業用機械に利
用することができる。 次に、本発明によるデイーゼル軽油の代表的な
実施例および従来品との比較例について説明する
が、本発明はこれだけに限定されるものではな
い。 実施例および比較例 (1) 水抜き性評価 100mlの有栓メスシリンダーにデイーゼル軽油
100mlを取り、これを第1表の水抜き剤7種類を
夫々0.5mlおよび2.0mlを添加し、振とう混合した
後、水3mlを加えて激しく振とうした後一晩静置
し、その各油層の水分をカールフイツシヤー法に
より測定した結果を第1表に示す。 同様な方法でデイーゼル軽油単体を行い、水分
含有量が116ppmであつた。この数量を1.0として
各試料の比較を示した。これらの結果からアルコ
ール類を主成分とした従来の水抜き剤に比べ2倍
弱から12倍強の水抜き効果がある。
【表】 (2) 溶剤として灯油を用いたときの防錆性評価 軟鋼板(50×25×1mm)を200mlのビーカーの
底部に置き、有栓メスシリンダーにデイーゼル軽
油100mlを取り、第2表に示す水抜き剤10種類を
夫々0.5ml添加し、振とう混合後、水を0.2ml、0.5
ml加えて激しく振とうし、これを試験片の入つた
ビーカーにあけて、室温で静置した。 これを2ケ月間にわたり外観を観察するととも
に、2ケ月後の試験片の重量変化を測定した結果
を第2表に示す。 同様な方法でデイーゼル軽油単体を行い、試験
後の状況を示した。 これらの結果からアルコールタイプの従来品
は、水分を加えるにしたがい赤サビの発生が多く
なる傾向を示すのに対し、本発明品は外観の変化
はなく、かつ軟鋼板の重量変化も認められない。
【表】 注:○印は変化のないことを示す。
(3) 溶剤として芳香族系炭化水素油を用いたとき
の防錆性評価 軽鋼板(50×25×1mm)を200mlのビーカーの
底部に置き、有栓メスシリンダーにデイーゼル軽
油100mlを取り、第3表に示す水抜き剤6種類を
夫々0.5ml添加し、振とう混合後、水を0.5ml加え
て激しく振とうし、これを試験片の入つたビーカ
ーにあけて室温で静置した。 これを50日間にわたり外観を観察するととも
に、50日後の試験片の重量変化を測定した結果を
第3表に示す。 同様な方法でデイーゼル軽油単体ならびに芳香
族系溶剤を行い試験後の状況を示した。 灯油より若干沸点の低い芳香族系の溶剤と各種
の防錆剤と組合せたものも従来のアルコールタイ
プと比べ、外観の変化もなく、かつ軟鋼板の重量
変化も認められない。
【表】 注3:○印は変化のないことを示す
(4) 水抜き性実車試験 実際の使用条件に近い方法で、水抜き性を評価
するために、トラツク用の燃料タンク(容量56
)13個をトラツクの荷台に固定して、給油時の
混合攪拌による水抜き効果、走行時の振動などに
よる水抜き効果等を調査した。 各燃料タンクに底油として10給油し、水を50
ml入れたもの、150ml入れたものを各々6組用意
し、本発明による水抜き剤および従来品を添加し
実施した。 本発明によるソルビタンモノオレエート20ml
(実施例8)、ソルビタンモノステアレート20ml
(実施例9)、ならびに比較例としてポリエチレン
グリコールドデシルフエニルエーテル20ml(比較
例4)、イソプロピルアルコール200ml(比較例
6)、ポリプロピレングリコールポリエチレング
リコールエーテル20ml(比較例7)、ポリエチレ
ングリコールオレイルエーテル20ml(比較例8)
などを添加した場合について、給油所で軽油を35
給油直後(ステツプ1)、そのまま在槽量45
で約1.5時間走行後(ステツプ2)および在槽量
を20に減らして、約2時間走行後(ステツプ
3)の軽油を採取して、カールフイツシヤー法で
水分を測定した。 その結果を第4表に示す。 第4表から明かなとおり、本発明品であるソル
ビタンモノオレエート、ソルビタンモノステアレ
ートを添加したデイーゼル軽油は、時間の経過と
共に軽油中の水分含有量が著しく多くなり、約2
時間走行後には、比較例として挙げたポリエチレ
ングリコールドデシルフエニルエーテル、ポリエ
チレングリコールオレイルエーテル、ポリプロピ
レングリコールポリエチレングリコールエーテル
と比べ約1.5〜4倍もの水分を含有することが分
り、デイーゼル軽油の水抜き剤としては非常に優
れた性能を有することが明らかになつた。
【表】 実施例8の性状は第5表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ソルビタンと脂肪酸とのエステル結合により
    成る非イオン系界面活性剤で、そのHLB価が3
    〜7の範囲にあるものを含有することを特徴とす
    るデイーゼル軽油の水抜き剤。 2 非イオン系界面活性剤が、ソルビタンモノオ
    レエート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
    タンモノパルミテート、ソルビタンセスキオレエ
    ート、ソルビタンジステアレートである特許請求
    の範囲第1項記載のデイーゼル軽油の水抜き剤。 3 HLB価の異なる非イオン系界面活性剤を2
    種類以上混合することにより、HLB価を特許請
    求の範囲第1項のとおりとしたデイーゼル軽油の
    水抜き剤。 4 前記水抜き剤が、一般の石油製品に使用され
    る金属腐食防止剤をあわせ含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第3項記載のデイー
    ゼル軽油の水抜き剤。 5 前記水抜き剤が、非イオン系界面活性剤の溶
    剤として炭化水素油および/または含酸素化合物
    をあわせ含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第3項記載のデイーゼル軽油の水抜き
    剤。 6 前記水抜き剤が、非イオン系界面活性剤なら
    びに金属腐食防止剤の溶剤として炭化水素油およ
    び/または含酸素化合物をあわせ含有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項記載の
    デイーゼル軽油の水抜き剤。
JP11653084A 1984-06-08 1984-06-08 デイ−ゼル軽油の水抜き剤 Granted JPS60260691A (ja)

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