JPH0477728B2 - - Google Patents
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- JPH0477728B2 JPH0477728B2 JP59208586A JP20858684A JPH0477728B2 JP H0477728 B2 JPH0477728 B2 JP H0477728B2 JP 59208586 A JP59208586 A JP 59208586A JP 20858684 A JP20858684 A JP 20858684A JP H0477728 B2 JPH0477728 B2 JP H0477728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dops
- threo
- effect
- diuretic
- edema
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/10—Antioedematous agents; Diuretics
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
本発明はスレオ−3−(3,4−ジヒドロキシ
フエニル)−セリン(以下、スレオ−DOPSとい
う)を有効成分とする利尿薬に関する。 利尿薬は、腎臓に直接作用して腎臓からの塩化
ナトリウムと水の排泄を促進する薬剤であるが、
これまで利尿作用を有する各種の薬剤が見いださ
れ、臨床実用薬として広く用いられているものも
少くない。 即ち、クロールサイアザイドに代表されるサイ
アザイド系利尿薬、フロセミドに代表されるルー
プ利尿薬、スピロノラクトンやトリアムテレンに
代表されるカリウム保持性利尿薬がよく知られて
いる。 本発明は、上記のような既に知られた利尿薬と
はタイプを異にする。新しい利尿薬を提供せんと
するものである。 本発明に係る3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)−セリンはDOPSと略称される芳香族アミ
ノ酸であるが、立体配置の差違により、スレオ体
(スレオ−DOPS)とエリスロ体(エリスロ−
DOPS)の二種があり、また各々に光学異性体が
存在する。 即ち、DOPSには、L−スレオ−DOPSとD−
スレオ−DOPSおよびL−エリスローDOPSとD
−エリスローDOPSの4種の立体異性体があり、
更にスレオ−DOPSとエリスローDOPSには
各々、D体とL体の等量混合物であるラセミ体
(DL体)が存在する。 L−DOPSは生体内で芳香族L−アミノ酸脱炭
酸酵素の働きにより、脱炭酸反応を受け、ノルア
ドレナリン(以下、NAという)に変換されるこ
とが既に知られている。また生成されるNAもL
−スレオ−DOPSからは天然型のl−NA(生体
にもともと存在する)が、L−エリスローDOPS
からは非天然型のd−NAが生成することが報告
されている。 一方、DOPSの持つ薬理作用についてもいくつ
かの報告がある。即ち、動物を用いる薬理学的試
験よりDL−スレオ−DOPSが抗うつ作用、L−
エリスローDOPSが抗高血圧作用を示すことが報
告されている。 またL−スレオ−DOPSのハルマリン惹起振せ
んに対する抑制作用や、ラツトにおける昇圧作
用、陽性変時作用なども報告されている。 一方、臨床試験の結果に基づきDL乃至L−ス
レオ−DOPSの起立性低血圧症やパーキンソン氏
病におけるすくみ症状に対する有効性が報告され
ている。 本発明者等はDOPSの持つ各種薬理作用につい
て、長年、鋭意、研究を続けてきたものであるが
此度、L−またはDL−スレオ−DOPSが有意の
利尿作用を有する事を見いだし、本発明に到達し
た。本作用については、これまで、まつたく報告
がなく、本発明者等によつて初めて見いだされた
知見である。 スレオ−DOPSの利尿作用の作用機序について
は、必ずしも明らかでないが、本発明者等の研究
によるとL−スレオ−DOPSから生体内脱炭酸酵
素の働きで生成するl−NAの作用に基づく可能
性が強い。 即ち、L−スレオ−DOPSの利尿作用が末梢性
脱炭酸酵素阻害剤の併用により消失する事、ある
いは腎におけるNA濃度が他の臓器に比して有意
に上昇している事などを本発明者等は見いだして
いる。 ところで、l−NAの腎機能に対する薬理作用
は、これまで多数の研究が報告されているが、そ
れらにより、本発明に述べるL−スレオ−DOPS
の利尿作用が予測されるものではない。例えば、
腎血流の増大は利尿の方向に働くものと言われる
が、l−NAは腎血管に対し収縮作用を示す事が
一般的に知られており、腎血流に対しては減少さ
せる方向に働くものである。l−NAの尿量に対
する作用としては利尿に働くという報告と抗利尿
に働くという相反する報告がある。このような混
乱はl−NAの特性である。作用が激烈であり、
作用持続時間が非常に短いと言う事に関連し、安
定した効果として捉えがたい為ではないかと考え
られる。 これに対し、L−スレオ−DOPSの利尿作用
は、その効果が、l−NAによつて発現している
としても、経口投与をはじめとして実施容易な投
与法により、作用が安定し、かつ持続的に発現す
る事は、L−スレオ−DOPSの優れた特性である
と言える。 本発明によるL−スレオ−DOPS利尿作用は、
既存の利尿薬と同様、広範な臨床応用性を有す
る。 即ち、利尿薬の最も一般的な対象症状である浮
腫に、同様に用い得る。浮腫には全身性浮腫と局
所性浮腫があるが本薬剤の特性から、全身性浮腫
が対象と考えられる。全身性浮腫には心性浮腫、
肝性浮腫、腎性浮腫があるが、本薬剤がl−NA
に変換され、l−NAが強心作用を示す事を考慮
すると、心性浮腫即ち、うつ血性心不全などには
最も好ましく用い得る。 更に尿量を調節している因子に下垂体性のホル
モンであり、抗利尿ホルモン(以下ADHという)
といわれるアルギニンバソプレツシン(以下
AVPという)がよく知られている。 前記の心性浮腫や肝性浮腫の原因の一つに、
AVPの作用亢進状態が関与しているとも言われ
る。 更に、粘液水腫やアジソン病、あるいは其他の
ADH過剰症候群などの抗利尿状態態に対しても、
本剤の有効性が考えられる。 なお、本発明のL−又はDL−スレオ−DOPS
が極めて毒性の低い化合物である事も、本剤の実
用医薬としての有用性を支持するものである。ち
なみにマウス、ラツト、犬における経口での急性
毒性(LD50)は10g/Kg以上である。 以下に、実施例に基づいて本発明を更に詳しく
説明する。 実験例 1 ラツトの尿量および尿中電解質におよぼすL−
スレオ−DOPSの影響 17時間絶食したラツトを3匹1群とし、L−ス
レオ−DOPS10mg/Kg、30mg/Kgおよび100mg/
Kgを0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁して経
口投与し、同時に生理食塩水25ml/Kgを経口投与
した。コントロール群には0.5%メチルセルロー
ス水溶液および生理食塩水のみを投与した。投与
後3時間にわたつて尿量を測定し、さらに、尿中
電解質のうちナトリウムイオン(Na+)およびカ
リウムイオ(K+)の量を炎光光度計によつて、
また塩素イオン(Cl-)の量をザールZall)らの
方法(Anal.Chem.,28,1665)に従つて測定し
た。 その結果、図1に示すように、L−スレオ−
DOPSの投与量に依存して尿量の増加が認められ
た。 尿中電解質に対する作用は表1のとおりであつ
た。(表中、値はmEq/Kg/3時間で表わし、5
群の平均値士S.E.で示した。) すなわち、尿中のNa+量はL−スレオ−
DOPS10mg/Kg以上の投与群で有意な増加が認め
られ、K+量はL−スレオ−DOPSによりあまり
影響を受けず100mg/Kg投与群においてのみ有意
な増加が認められた。また尿中Cl-量はL−スレ
オ−DOPS30mg/Kg以上の投与群で有意に増加し
た。
フエニル)−セリン(以下、スレオ−DOPSとい
う)を有効成分とする利尿薬に関する。 利尿薬は、腎臓に直接作用して腎臓からの塩化
ナトリウムと水の排泄を促進する薬剤であるが、
これまで利尿作用を有する各種の薬剤が見いださ
れ、臨床実用薬として広く用いられているものも
少くない。 即ち、クロールサイアザイドに代表されるサイ
アザイド系利尿薬、フロセミドに代表されるルー
プ利尿薬、スピロノラクトンやトリアムテレンに
代表されるカリウム保持性利尿薬がよく知られて
いる。 本発明は、上記のような既に知られた利尿薬と
はタイプを異にする。新しい利尿薬を提供せんと
するものである。 本発明に係る3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)−セリンはDOPSと略称される芳香族アミ
ノ酸であるが、立体配置の差違により、スレオ体
(スレオ−DOPS)とエリスロ体(エリスロ−
DOPS)の二種があり、また各々に光学異性体が
存在する。 即ち、DOPSには、L−スレオ−DOPSとD−
スレオ−DOPSおよびL−エリスローDOPSとD
−エリスローDOPSの4種の立体異性体があり、
更にスレオ−DOPSとエリスローDOPSには
各々、D体とL体の等量混合物であるラセミ体
(DL体)が存在する。 L−DOPSは生体内で芳香族L−アミノ酸脱炭
酸酵素の働きにより、脱炭酸反応を受け、ノルア
ドレナリン(以下、NAという)に変換されるこ
とが既に知られている。また生成されるNAもL
−スレオ−DOPSからは天然型のl−NA(生体
にもともと存在する)が、L−エリスローDOPS
からは非天然型のd−NAが生成することが報告
されている。 一方、DOPSの持つ薬理作用についてもいくつ
かの報告がある。即ち、動物を用いる薬理学的試
験よりDL−スレオ−DOPSが抗うつ作用、L−
エリスローDOPSが抗高血圧作用を示すことが報
告されている。 またL−スレオ−DOPSのハルマリン惹起振せ
んに対する抑制作用や、ラツトにおける昇圧作
用、陽性変時作用なども報告されている。 一方、臨床試験の結果に基づきDL乃至L−ス
レオ−DOPSの起立性低血圧症やパーキンソン氏
病におけるすくみ症状に対する有効性が報告され
ている。 本発明者等はDOPSの持つ各種薬理作用につい
て、長年、鋭意、研究を続けてきたものであるが
此度、L−またはDL−スレオ−DOPSが有意の
利尿作用を有する事を見いだし、本発明に到達し
た。本作用については、これまで、まつたく報告
がなく、本発明者等によつて初めて見いだされた
知見である。 スレオ−DOPSの利尿作用の作用機序について
は、必ずしも明らかでないが、本発明者等の研究
によるとL−スレオ−DOPSから生体内脱炭酸酵
素の働きで生成するl−NAの作用に基づく可能
性が強い。 即ち、L−スレオ−DOPSの利尿作用が末梢性
脱炭酸酵素阻害剤の併用により消失する事、ある
いは腎におけるNA濃度が他の臓器に比して有意
に上昇している事などを本発明者等は見いだして
いる。 ところで、l−NAの腎機能に対する薬理作用
は、これまで多数の研究が報告されているが、そ
れらにより、本発明に述べるL−スレオ−DOPS
の利尿作用が予測されるものではない。例えば、
腎血流の増大は利尿の方向に働くものと言われる
が、l−NAは腎血管に対し収縮作用を示す事が
一般的に知られており、腎血流に対しては減少さ
せる方向に働くものである。l−NAの尿量に対
する作用としては利尿に働くという報告と抗利尿
に働くという相反する報告がある。このような混
乱はl−NAの特性である。作用が激烈であり、
作用持続時間が非常に短いと言う事に関連し、安
定した効果として捉えがたい為ではないかと考え
られる。 これに対し、L−スレオ−DOPSの利尿作用
は、その効果が、l−NAによつて発現している
としても、経口投与をはじめとして実施容易な投
与法により、作用が安定し、かつ持続的に発現す
る事は、L−スレオ−DOPSの優れた特性である
と言える。 本発明によるL−スレオ−DOPS利尿作用は、
既存の利尿薬と同様、広範な臨床応用性を有す
る。 即ち、利尿薬の最も一般的な対象症状である浮
腫に、同様に用い得る。浮腫には全身性浮腫と局
所性浮腫があるが本薬剤の特性から、全身性浮腫
が対象と考えられる。全身性浮腫には心性浮腫、
肝性浮腫、腎性浮腫があるが、本薬剤がl−NA
に変換され、l−NAが強心作用を示す事を考慮
すると、心性浮腫即ち、うつ血性心不全などには
最も好ましく用い得る。 更に尿量を調節している因子に下垂体性のホル
モンであり、抗利尿ホルモン(以下ADHという)
といわれるアルギニンバソプレツシン(以下
AVPという)がよく知られている。 前記の心性浮腫や肝性浮腫の原因の一つに、
AVPの作用亢進状態が関与しているとも言われ
る。 更に、粘液水腫やアジソン病、あるいは其他の
ADH過剰症候群などの抗利尿状態態に対しても、
本剤の有効性が考えられる。 なお、本発明のL−又はDL−スレオ−DOPS
が極めて毒性の低い化合物である事も、本剤の実
用医薬としての有用性を支持するものである。ち
なみにマウス、ラツト、犬における経口での急性
毒性(LD50)は10g/Kg以上である。 以下に、実施例に基づいて本発明を更に詳しく
説明する。 実験例 1 ラツトの尿量および尿中電解質におよぼすL−
スレオ−DOPSの影響 17時間絶食したラツトを3匹1群とし、L−ス
レオ−DOPS10mg/Kg、30mg/Kgおよび100mg/
Kgを0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁して経
口投与し、同時に生理食塩水25ml/Kgを経口投与
した。コントロール群には0.5%メチルセルロー
ス水溶液および生理食塩水のみを投与した。投与
後3時間にわたつて尿量を測定し、さらに、尿中
電解質のうちナトリウムイオン(Na+)およびカ
リウムイオ(K+)の量を炎光光度計によつて、
また塩素イオン(Cl-)の量をザールZall)らの
方法(Anal.Chem.,28,1665)に従つて測定し
た。 その結果、図1に示すように、L−スレオ−
DOPSの投与量に依存して尿量の増加が認められ
た。 尿中電解質に対する作用は表1のとおりであつ
た。(表中、値はmEq/Kg/3時間で表わし、5
群の平均値士S.E.で示した。) すなわち、尿中のNa+量はL−スレオ−
DOPS10mg/Kg以上の投与群で有意な増加が認め
られ、K+量はL−スレオ−DOPSによりあまり
影響を受けず100mg/Kg投与群においてのみ有意
な増加が認められた。また尿中Cl-量はL−スレ
オ−DOPS30mg/Kg以上の投与群で有意に増加し
た。
【表】
実験例 2
マウスの尿量におよぼすL−スレオ−DOPSの
影響 17時間絶食したマウスを10匹1群とし、L−ス
レオ−DOPS10mg/Kg、30mg/Kgおよび100mg/
Kgを0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁して経
口投与し、同時に生理食塩水25ml/Kgを経口投与
した。コントロール群には0.5%メチルセルロー
ス水溶液および生理食塩水のみを投与した。 結果は図2のとおりであつた。すなわち、L−
スレオ−DOPSは投与量に依存して尿量を増加さ
せ、100mg/Kg投与群では尿量の増加は有意であ
つた。 実験例 3 末梢性脱炭酸酵素阻害剤およびL−スレオ−
DOPSを同時に投与したときの利尿作用におよ
ぼす影響 実験例1と同じ、ラツトの尿量測定実験等を用
い、末梢性脱炭酸酵素阻害剤であるベンセラチド
(benserazide)またはカルビドーパ(carbi−
dopa)を同時併用経口投与した時のL−スレオ
−DOPSの利尿作用に対する影響について検討し
た。 その結果、表2(尿量値はml/Kg/3時間で表
わし、5群の平均士S.E.で示した。)に示すよう
に、ベンセラチドまたはカルビドーパの併用によ
り、L−スレオ−DOPSの利尿作用は有意に減少
し、L−スレオ−DOPSの利尿作用がNAを介す
る可能性を示唆した。
影響 17時間絶食したマウスを10匹1群とし、L−ス
レオ−DOPS10mg/Kg、30mg/Kgおよび100mg/
Kgを0.5%メチルセルロース水溶液に懸濁して経
口投与し、同時に生理食塩水25ml/Kgを経口投与
した。コントロール群には0.5%メチルセルロー
ス水溶液および生理食塩水のみを投与した。 結果は図2のとおりであつた。すなわち、L−
スレオ−DOPSは投与量に依存して尿量を増加さ
せ、100mg/Kg投与群では尿量の増加は有意であ
つた。 実験例 3 末梢性脱炭酸酵素阻害剤およびL−スレオ−
DOPSを同時に投与したときの利尿作用におよ
ぼす影響 実験例1と同じ、ラツトの尿量測定実験等を用
い、末梢性脱炭酸酵素阻害剤であるベンセラチド
(benserazide)またはカルビドーパ(carbi−
dopa)を同時併用経口投与した時のL−スレオ
−DOPSの利尿作用に対する影響について検討し
た。 その結果、表2(尿量値はml/Kg/3時間で表
わし、5群の平均士S.E.で示した。)に示すよう
に、ベンセラチドまたはカルビドーパの併用によ
り、L−スレオ−DOPSの利尿作用は有意に減少
し、L−スレオ−DOPSの利尿作用がNAを介す
る可能性を示唆した。
【表】
実験例 4
ラツトの腎臓および心臓NA量におよぼすL−
スレオ−DOPSの影響 ラツトにL−スレオ−DOPS30mg/Kgを経口投
与し、1時間後に腎臓および心臓のNA量を測定
した。 測定法は鈴木等の方法(Europ.j.Clin.
Pharmacol.,23,4631982)にほぼ準じた。 その結果、表3(値はNA量をmg/g湿重量で
表わし、5匹の平均士S.E.で示した。)に示すよ
うに、L−スレオ−DOPS(30mg/Kg)経口投与
では腎臓のNA量を増加させたが、心臓のNA量
には影響を及ぼさなかつた。
スレオ−DOPSの影響 ラツトにL−スレオ−DOPS30mg/Kgを経口投
与し、1時間後に腎臓および心臓のNA量を測定
した。 測定法は鈴木等の方法(Europ.j.Clin.
Pharmacol.,23,4631982)にほぼ準じた。 その結果、表3(値はNA量をmg/g湿重量で
表わし、5匹の平均士S.E.で示した。)に示すよ
うに、L−スレオ−DOPS(30mg/Kg)経口投与
では腎臓のNA量を増加させたが、心臓のNA量
には影響を及ぼさなかつた。
【表】
本発明に用いるL−またはDL−スレオ−
DOPSは既に公知の方法で調製する事が出来る。 また、当該スレオ−DOPSは薬学的に許容しう
る酸附加塩型でも用いることができる。即ち塩
酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸、フマール酸、
クエン酸、酒石酸、コハク酸等の有機酸が附加塩
形成用酸としてあげられる。 本発明の活性化合物であるスレオ−DOPSは、
個々の必要性に適応した投与量で経口的または非
経口的に投与することができる。即ちその治療投
与量を普通の投与形態、例えば錠剤、カプセル
錠、シロツプ剤、懸濁液等の型で経口的に投与す
ることができ、あるいは、またその溶液、乳剤、
懸濁液等の液剤の型にしたものを注射の型で非経
口投与することもできる。 また、前記の適当な投与剤型は許容される通常
の担体、賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合
物を配合することにより製造することもできる。
また注射剤型で用いる場合には許容される緩衝
剤、溶解補助剤、等張剤等を添加することもでき
る。 本願に用るスレオ−DOPSの投与量、投与回数
は、投与形態あるいは治療を要する症状の程度に
よつて異なるが、例えば経口投与の場合は成人1
日当り0.1〜4gを1回または数回に分けて投与
することができる。 また静脈注射の場合は、成人1日当り0.1〜g
を1回または数回に分けて投与することができ
る。
DOPSは既に公知の方法で調製する事が出来る。 また、当該スレオ−DOPSは薬学的に許容しう
る酸附加塩型でも用いることができる。即ち塩
酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸、フマール酸、
クエン酸、酒石酸、コハク酸等の有機酸が附加塩
形成用酸としてあげられる。 本発明の活性化合物であるスレオ−DOPSは、
個々の必要性に適応した投与量で経口的または非
経口的に投与することができる。即ちその治療投
与量を普通の投与形態、例えば錠剤、カプセル
錠、シロツプ剤、懸濁液等の型で経口的に投与す
ることができ、あるいは、またその溶液、乳剤、
懸濁液等の液剤の型にしたものを注射の型で非経
口投与することもできる。 また、前記の適当な投与剤型は許容される通常
の担体、賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合
物を配合することにより製造することもできる。
また注射剤型で用いる場合には許容される緩衝
剤、溶解補助剤、等張剤等を添加することもでき
る。 本願に用るスレオ−DOPSの投与量、投与回数
は、投与形態あるいは治療を要する症状の程度に
よつて異なるが、例えば経口投与の場合は成人1
日当り0.1〜4gを1回または数回に分けて投与
することができる。 また静脈注射の場合は、成人1日当り0.1〜g
を1回または数回に分けて投与することができ
る。
図1はラツトの尿量におよぼすL−スレオ−
DOPSの影響を示す図である。縦軸は尿量(ml/
Kg/3時間)を、横軸はL−スレオ−DOPSの投
与量(mg/Kg)を表わす。図2はマウスの尿量に
およぼすL−スレオ−DOPSの影響を示す図であ
る。縦軸は尿量(ml/Kg/3時間)を、横軸はL
−スレオ−DOPSの投与量(mg/Kg)を表わす。
図1および図2において*印はp<0.05(コント
ロール群と比較して)であることを表わす。
DOPSの影響を示す図である。縦軸は尿量(ml/
Kg/3時間)を、横軸はL−スレオ−DOPSの投
与量(mg/Kg)を表わす。図2はマウスの尿量に
およぼすL−スレオ−DOPSの影響を示す図であ
る。縦軸は尿量(ml/Kg/3時間)を、横軸はL
−スレオ−DOPSの投与量(mg/Kg)を表わす。
図1および図2において*印はp<0.05(コント
ロール群と比較して)であることを表わす。
Claims (1)
- 1 L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)−セリンを有効成分とする利尿薬。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59208586A JPS6185318A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 利尿薬 |
| US06/782,213 US4647587A (en) | 1984-10-04 | 1985-09-30 | Method for treatment of antidiuresis employing serine derivatives |
| EP85307088A EP0177356B1 (en) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Method for treatment of antidiuresis |
| DE8585307088T DE3584131D1 (de) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Methode zur behandlung der antidiurese. |
| AT85307088T ATE67410T1 (de) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Methode zur behandlung der antidiurese. |
| AU48270/85A AU574978B2 (en) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Method for treatment of antidiuresis employing serine derivatives |
| CA000492165A CA1267607A (en) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Method for treatment of antidiuresis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59208586A JPS6185318A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 利尿薬 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185318A JPS6185318A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH0477728B2 true JPH0477728B2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=16558638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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