JPH0478613B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0478613B2 JPH0478613B2 JP62091371A JP9137187A JPH0478613B2 JP H0478613 B2 JPH0478613 B2 JP H0478613B2 JP 62091371 A JP62091371 A JP 62091371A JP 9137187 A JP9137187 A JP 9137187A JP H0478613 B2 JPH0478613 B2 JP H0478613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- quaternary ammonium
- sodium
- added
- ammonium compound
- cromoglucate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結
膜炎及び春季カタルに対する点鼻液・点眼液とし
て有用な外用クロモグリク酸ナトリウム製剤に関
する。 <従来の技術> 現在、点眼液は、無菌製剤であることが薬事法
で義務づけられており、また点鼻液は、無菌製剤
でなくてもよいが、無菌製剤であることが望まし
い。 上記薬液は、製造時から使用時まで無菌常態が
維持されるが、使用開始後の細菌汚染が発生する
おそれがあり、細菌の増殖を押える目的で、一般
に保存剤(防腐剤)が添加される。 特にアレルギー性疾患は慢性的、習慣性である
ため、使用する点鼻液・点眼液の投与期間が3〜
6週間の長期にわたる。このため、保存剤はでき
るだけ、小量の添加で、即ち低濃度で抗菌力を発
揮するものが望ましい。 これらの要求を満足する保存剤として、チメサ
ロール及び四級アンモニウム化合物等を挙げるこ
とができるが、チメサロールはアレルギー反応を
引き起すおそれがあるため抗アレルギー剤である
外用クロモグリク酸ナトリウム製剤には不適であ
る。 <発明が解決しようとする問題点> ところが、クロモグリク酸ナトリウム及び四級
アンモニウム化合物を含有する水溶液は早期に沈
澱(白澱)してしまうことが、本発明者らの試験
結果から分つた。 <問題点を解決するための手段> 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭
意開発に努力をした結果、下記構成の外用クロモ
グリク酸ナトリウム製剤に想到し得た。 治療有効成分としてのクロモグリク酸ナトリウ
ム及び保存剤としての四級アンモニウム化合物を
含有する水溶液からなる外用クロモグリク酸ナト
リウム製剤において、四級アンモニウム化合物を
塩化ベンザルコニウムとする共に、特定非イオン
界面活性剤を組み合わせて、特定量、添加したこ
とを特徴とする。 <手段の詳細な説明> 上記各手段の態様について以下に説明を行な
う。なお、ここで濃度、添加量の単位は、特にこ
とわらない限り、重量単位である。 (A) クロモグリク酸ナトリウム; 化学名を、ジソジウム−5,5′−[(2−ヒド
ロキシトリメチレン)ジオキシ]ビス[4−オ
キソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルバキ
シレート]という。鼻や目のアレルギー疾患に
対する点鼻薬・点眼液の有効成分として使用さ
れ、水溶液の場合、その濃度は通常1.5〜4.0%
である。 (B) 四級アンモニウム化合物; 塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、セトリミド等を挙げることができるが、こ
れらのうちで、塩化ベンザルコニウムが低濃度
における抗菌力が一番優れていて望ましい。保
存剤としての四級アンモニウム化合物の濃度
は、通常、0.005〜0.02%とする。 (C) 非イオン界面活性剤; HLB10〜16のもので、下記ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油類、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノエステル類を挙げることができ
る。 エチレンオキサイドの付加モル数が、それ
ぞれ20、60、80のポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油20・40・60・80等。 ポリオキシチエチレンソルビタンモノオレ
エート・モノバルミテート・モノラルレート
等。 これらの非イオン界面活性剤は、沈殿抑制効
果を奏するが、クロモグルク酸ナトリウム2%
水溶液の場合保存剤(四級アンモニウム化合
物)との組み合せにより、その種類、添加量は
後述の試験例から第4表に示すものが好まし
い。 (D) 本発明のクロモグルク酸ナトリウム製剤は、
上記各成分の他に、適宜、賦形剤として緩衝
剤、等張化剤等を添加することができる。一般
に用いられている緩衝剤としては、リン酸塩、
ほう酸塩等があり、等張化剤としては塩化ナト
リウム等がある。 下記に、点鼻液・点眼液の処方例をそれぞれ
示す。 処方例 1 クロモグルク酸ナトリウムポリオキシ エチレン硬化 2% ヒマシ油60 0.02% 塩化ベンザルコニウム 0.01% 精製水 適量 処方例 2 クロモグリク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノ オレエート 0.05% 塩化ベンゼトニウム 0.01% 精製水 適量 処方例 3 クロモグルク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテー
ト 0.03% 塩化ベンザルコニウム 0.01% ホウ酸 2% ホウ砂 0.012% 滅菌精製水 適量 処方例 4 (点眼液) クロモグルク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノ オレエート 0.1% セトリミド 0.01% リン酸一ナトリウム(結晶) 0.52% リン酸二ナトリウム(無水) 0.47% 塩化ナトリウム 0.36% 滅菌精製水 適量 <発明の作用・効果> 本発明のクロモグルク酸ナトリウム製剤は、上
記の如く、治療有効成分としてのクロモグルク酸
ナトリウム及び保存剤としての四級アンモニウム
化合物と含有する水溶液からなる外用クロモグル
ク酸ナトリウム製剤において、非イオン界面活性
剤を沈澱防止剤として添加することにより、下記
のような作用・効果を奏する。 クロモグルク酸ナトリウム及び四級アンモニウ
ム化合物を含有する水溶液において、沈澱が防止
され、長期間にわたり水溶液の清澄状態を維持で
きる。従つて、点眼液・点鼻液として好適な製剤
となる。 非イオン界面活性剤の沈澱防止作用は、下記の
如くであると推定される。 一般に用いられる非イオン界面活性剤のc.m.c.
(臨界ミセル濃度)は0.02%程度であることが知
れている(「実用医薬品添加物」P140化学工業社
発行(1974)参照)。今回用いた四級アンモニウ
ム化合物とクロモグルク酸ナトリウムで生ずる沈
澱も大体0.02%前後で制御されていることから、
c.m.c.以上添加した非イオン性界面活性剤により
ミセルを形成し、安定に溶解していると推定され
る。 <試験例> 以下、本発明の効果を確認するために行なつた
試験例について説明とする。 以下基本処方について、保存剤(四級アンモニ
ウム塩)と非イオン界面活性剤の組合せを変え、
かつ、界面活性剤については変量して、それぞれ
の沈澱制御効果を検討した。なお、試験結果の判
定は、“沈澱生成なし”を(−)、“沈澱生成した”
を(+)とした。 (基本処方) クロモグリク酸ナトリウム 2% 保存剤(四級アンモニウム塩) 0.01% 非イオン界面活性剤 変量 精製水 適量 第1〜3表から、第4票に示す四級アンモニウ
ム塩と非イオン界面活性剤の組合せが好ましいこ
とがわかる。なお、塩化ベンザルコニウムに対す
る界面活性剤の添加濃度において、『ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油40・60・80』又は『ポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレート・モノパル
ミテート』は、添加濃度0.1%でも結果は、良好
であるが、保存剤と同様、界面活性剤も低濃度で
あることが望ましい。このため、前者:0.06%、
後者:0.04%を、それぞれ上限とする。
膜炎及び春季カタルに対する点鼻液・点眼液とし
て有用な外用クロモグリク酸ナトリウム製剤に関
する。 <従来の技術> 現在、点眼液は、無菌製剤であることが薬事法
で義務づけられており、また点鼻液は、無菌製剤
でなくてもよいが、無菌製剤であることが望まし
い。 上記薬液は、製造時から使用時まで無菌常態が
維持されるが、使用開始後の細菌汚染が発生する
おそれがあり、細菌の増殖を押える目的で、一般
に保存剤(防腐剤)が添加される。 特にアレルギー性疾患は慢性的、習慣性である
ため、使用する点鼻液・点眼液の投与期間が3〜
6週間の長期にわたる。このため、保存剤はでき
るだけ、小量の添加で、即ち低濃度で抗菌力を発
揮するものが望ましい。 これらの要求を満足する保存剤として、チメサ
ロール及び四級アンモニウム化合物等を挙げるこ
とができるが、チメサロールはアレルギー反応を
引き起すおそれがあるため抗アレルギー剤である
外用クロモグリク酸ナトリウム製剤には不適であ
る。 <発明が解決しようとする問題点> ところが、クロモグリク酸ナトリウム及び四級
アンモニウム化合物を含有する水溶液は早期に沈
澱(白澱)してしまうことが、本発明者らの試験
結果から分つた。 <問題点を解決するための手段> 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭
意開発に努力をした結果、下記構成の外用クロモ
グリク酸ナトリウム製剤に想到し得た。 治療有効成分としてのクロモグリク酸ナトリウ
ム及び保存剤としての四級アンモニウム化合物を
含有する水溶液からなる外用クロモグリク酸ナト
リウム製剤において、四級アンモニウム化合物を
塩化ベンザルコニウムとする共に、特定非イオン
界面活性剤を組み合わせて、特定量、添加したこ
とを特徴とする。 <手段の詳細な説明> 上記各手段の態様について以下に説明を行な
う。なお、ここで濃度、添加量の単位は、特にこ
とわらない限り、重量単位である。 (A) クロモグリク酸ナトリウム; 化学名を、ジソジウム−5,5′−[(2−ヒド
ロキシトリメチレン)ジオキシ]ビス[4−オ
キソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルバキ
シレート]という。鼻や目のアレルギー疾患に
対する点鼻薬・点眼液の有効成分として使用さ
れ、水溶液の場合、その濃度は通常1.5〜4.0%
である。 (B) 四級アンモニウム化合物; 塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、セトリミド等を挙げることができるが、こ
れらのうちで、塩化ベンザルコニウムが低濃度
における抗菌力が一番優れていて望ましい。保
存剤としての四級アンモニウム化合物の濃度
は、通常、0.005〜0.02%とする。 (C) 非イオン界面活性剤; HLB10〜16のもので、下記ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油類、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノエステル類を挙げることができ
る。 エチレンオキサイドの付加モル数が、それ
ぞれ20、60、80のポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油20・40・60・80等。 ポリオキシチエチレンソルビタンモノオレ
エート・モノバルミテート・モノラルレート
等。 これらの非イオン界面活性剤は、沈殿抑制効
果を奏するが、クロモグルク酸ナトリウム2%
水溶液の場合保存剤(四級アンモニウム化合
物)との組み合せにより、その種類、添加量は
後述の試験例から第4表に示すものが好まし
い。 (D) 本発明のクロモグルク酸ナトリウム製剤は、
上記各成分の他に、適宜、賦形剤として緩衝
剤、等張化剤等を添加することができる。一般
に用いられている緩衝剤としては、リン酸塩、
ほう酸塩等があり、等張化剤としては塩化ナト
リウム等がある。 下記に、点鼻液・点眼液の処方例をそれぞれ
示す。 処方例 1 クロモグルク酸ナトリウムポリオキシ エチレン硬化 2% ヒマシ油60 0.02% 塩化ベンザルコニウム 0.01% 精製水 適量 処方例 2 クロモグリク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノ オレエート 0.05% 塩化ベンゼトニウム 0.01% 精製水 適量 処方例 3 クロモグルク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテー
ト 0.03% 塩化ベンザルコニウム 0.01% ホウ酸 2% ホウ砂 0.012% 滅菌精製水 適量 処方例 4 (点眼液) クロモグルク酸ナトリウム 2% ポリオキシエチレンソルビタンモノ オレエート 0.1% セトリミド 0.01% リン酸一ナトリウム(結晶) 0.52% リン酸二ナトリウム(無水) 0.47% 塩化ナトリウム 0.36% 滅菌精製水 適量 <発明の作用・効果> 本発明のクロモグルク酸ナトリウム製剤は、上
記の如く、治療有効成分としてのクロモグルク酸
ナトリウム及び保存剤としての四級アンモニウム
化合物と含有する水溶液からなる外用クロモグル
ク酸ナトリウム製剤において、非イオン界面活性
剤を沈澱防止剤として添加することにより、下記
のような作用・効果を奏する。 クロモグルク酸ナトリウム及び四級アンモニウ
ム化合物を含有する水溶液において、沈澱が防止
され、長期間にわたり水溶液の清澄状態を維持で
きる。従つて、点眼液・点鼻液として好適な製剤
となる。 非イオン界面活性剤の沈澱防止作用は、下記の
如くであると推定される。 一般に用いられる非イオン界面活性剤のc.m.c.
(臨界ミセル濃度)は0.02%程度であることが知
れている(「実用医薬品添加物」P140化学工業社
発行(1974)参照)。今回用いた四級アンモニウ
ム化合物とクロモグルク酸ナトリウムで生ずる沈
澱も大体0.02%前後で制御されていることから、
c.m.c.以上添加した非イオン性界面活性剤により
ミセルを形成し、安定に溶解していると推定され
る。 <試験例> 以下、本発明の効果を確認するために行なつた
試験例について説明とする。 以下基本処方について、保存剤(四級アンモニ
ウム塩)と非イオン界面活性剤の組合せを変え、
かつ、界面活性剤については変量して、それぞれ
の沈澱制御効果を検討した。なお、試験結果の判
定は、“沈澱生成なし”を(−)、“沈澱生成した”
を(+)とした。 (基本処方) クロモグリク酸ナトリウム 2% 保存剤(四級アンモニウム塩) 0.01% 非イオン界面活性剤 変量 精製水 適量 第1〜3表から、第4票に示す四級アンモニウ
ム塩と非イオン界面活性剤の組合せが好ましいこ
とがわかる。なお、塩化ベンザルコニウムに対す
る界面活性剤の添加濃度において、『ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油40・60・80』又は『ポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレート・モノパル
ミテート』は、添加濃度0.1%でも結果は、良好
であるが、保存剤と同様、界面活性剤も低濃度で
あることが望ましい。このため、前者:0.06%、
後者:0.04%を、それぞれ上限とする。
【表】
【表】
※ 界面活性剤自身が白濁
【表】
【表】
※ 界面活性剤自身が白濁
【表】
【表】
※ 界面活性剤自身が白濁
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 治療有効成分としてのクロモグリク酸ナトリ
ウム、及び保剤存としての四級アンモニウム化合
物を含有する水溶液からなる外用製剤において、 前記四級アンモニウム化合物が、塩化ベンザル
コニウムとされ、0.005〜0.02%の濃度となるよ
うに添加されており、また、 前記非イオン界面活性剤が、それぞれ下記化合
物とされ、下記濃度となるように添加されている
ことを特徴とする外用クロモグリク酸ナトリウム
製剤。 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油類
……0.02〜0.06% ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート・
モノパルミテート ……0.015〜0.04% ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
……0.03〜0.1%。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137187A JPS63255221A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 外用クロモグリク酸ナトリウム製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137187A JPS63255221A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 外用クロモグリク酸ナトリウム製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63255221A JPS63255221A (ja) | 1988-10-21 |
| JPH0478613B2 true JPH0478613B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=14024518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9137187A Granted JPS63255221A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 外用クロモグリク酸ナトリウム製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63255221A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1968704B (zh) * | 2004-05-19 | 2010-12-08 | 爱密斯菲尔科技公司 | 局部用色甘酸制剂 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62292719A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-19 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | 外用澄明水溶性製剤 |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP9137187A patent/JPS63255221A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63255221A (ja) | 1988-10-21 |
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