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JPH048453B2 - - Google Patents
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JPH048453B2 - - Google Patents

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JPH048453B2
JPH048453B2 JP62078360A JP7836087A JPH048453B2 JP H048453 B2 JPH048453 B2 JP H048453B2 JP 62078360 A JP62078360 A JP 62078360A JP 7836087 A JP7836087 A JP 7836087A JP H048453 B2 JPH048453 B2 JP H048453B2
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poly
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、2軸配向ポリ−p−フエニレンス
ルフイドフイルムに関する。 [従来技術及びその欠点] 2軸延伸ポリ−p−フエニレンスルフイドフイ
ルムは、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性、誘電特
性、機械物性等の点で極めて優れた性能を有して
おり、コンデンサーの誘電体、磁気記録媒体のベ
ースフイルム、電気絶縁材料、フレキシブルプリ
ント基板等に用いることが提案されている。 ポリ−p−フエニレンスルフイドは、例えば特
公昭45−3368号に記載された公知の方法により製
造されるが、ポリ−p−フエニレンスルフイドの
重合は高温高圧下で行なわれるため、得られるポ
リマーが広い分子量分布を有するために溶融成形
時の発泡、ヤニの発生、熱劣化、製品の安定性や
機械的物性の低下等の原因となるオリゴマー成分
が比較的多く含有されている。 オリゴマー成分に起因するこれらの欠点を除去
するために、アセトン可溶オリゴマーの量を2.0
重量%以下に抑えたポリ−p−フエニレンスルフ
イドポリマーが提案されている(特開昭57−
205425号)。 しかしながら、アセトン可溶オリゴマーを2.0
重量%以下に抑えたポリマーを原料として製造し
た2軸配向ポリ−p−フエニレンスルフイドフイ
ルムでも (1) オリゴマーによる耐熱劣化が大きい、 (2) 強伸度、ヤング率が低く熱収縮率が大きい、 (3) 電気特性が悪い、 (4) 耐フレオン性が劣る、等の欠点を有する。ま
た、製造工程においても (1) 溶融過程での粘度変化が大きく、押出量の
均一化が困難、 (2) 溶融押出時のガスの発生量が多いので、口
金リツプの汚れ、SI電極ワイヤー寿命の低
下、キヤステイングドラム、縦延伸ロール、
テンターレール、クリツプの汚れによるフイ
ルム破れの多発等の欠点を有する。 これらの欠点の故に、ポリ−p−フエニレンス
ルフイドフイルムは、これに対する各種用途の要
求特性を完全に満たすまでに至らず、かかるフイ
ルムの利用範囲が大幅に限定されていた。 [発明が解決しようとする問題点] この発明の目的は、上記欠点を克服し、耐熱
性、機械特性、電気特性、耐フレオン性等に優れ
た2軸配向ポリ−p−フエニレンスルフイドフイ
ルムを提供することである。 [問題点を解決するための手段] 本願発明者らは、鋭意研究の結果、2軸配向ポ
リ−p−フエニレンスルフイドフイルムのキシレ
ン可溶オリゴマー量からアセトン可溶オリゴマー
の量を引いた差が特定の範囲内にあると、フイル
ムの耐熱性、機械特性、電気特性、耐フレオン性
等が優れることを見出しこの発明を完成した。 すなわち、この発明は、キシレン可溶オリゴマ
ー量からアセトン可溶オリゴマー量を引いた差が
0.1重量%から2.0重量%である2軸配向ポリ−p
−フエニレンスルフイドフイルムを提供する。 [発明の効果] この発明の2軸配向ポリ−p−フエニレンスル
フイドフイルムは、 (1) 耐熱劣化が小さく、 (2) 機械特性が良く、 (3) 電気特性、特にBDVが著しく良く、かつ (4) 耐フレオン性が高い。 また、製造工程においても、 (1) 溶融過程での粘度変化を小さくでき、押出し
量の均一化が図れる、 (2) 溶融押出し時のガスの発生量が極めて少ない
ため、口金リツプ、SI電極ワイヤー、キヤステ
イングドラムの汚れがほとんどなくなり、フイ
ルム破れなどのトラブルが著しく減少する。 [発明の具体的説明] この明細書において、ポリ−p−フエニレンス
ルフイドとは、繰り返し単位の70モル%以上(好
ましくは85モル%以上)が、一般式 で示される構成単位から成る重合体を言う。かか
る成分が70モル%未満ではポリマーの結晶性、熱
転移温度等が低くなり、得られるフイルム及びそ
の積層体の耐熱性、寸法安定性及び機械的特性な
どを損なう。繰り返し単位の30モル%未満(好ま
しくは15モル%未満)であれば、共重合可能なス
ルフイド結合を含有する単位が含まれていても差
支えない。このような単位として例えば
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 (ただし、Rは−COOH又は−SO3H、Xは−
CH2−、−CH2CH2−、又は
【式】を示す) を挙げることができる。 また、この明細書において、ポリ−p−フエニ
レンスルフイドフイルムとは、上記ポリ−p−フ
エニレンスルフイドを90重量%以上含むフイルム
を言う。ポリ−p−フエニレンスルフイドの含有
量が90重量%未満ではフイルム及びその積層体の
耐熱性、寸法安定性、機械的特性等が損なわれ
る。フイルム中の残りの10重量%未満は、ポリ−
p−フエニレンスルフイド以外のポリマー及び/
又は充填剤、滑剤、着色剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、酸化防止剤等の添加剤であつてかまわな
い。 この発明の2軸配向ポリ−p−フエニレンスル
フイドフイルムでは、そのキシレン可溶オリゴマ
ー量からアセトン可溶オリゴマー量を引いた差
(以下、Xy−Acと表わすことがある)が0.1重量
%から2.0重量%、好ましくは0.5重量%から1.0重
量%である。Xy−Acが2.0重量%を超えるとフイ
ルムの耐熱性、機械物性、電気特性及び耐フレオ
ン性等、全ての物性が劣化し、溶融押出し時のガ
スの発生量が極めて多くなり、装置の汚れ等によ
るフイルム破れなどが多発する。また、0.1重量
%未満ではフイルムの耐屈曲性、耐衝撃性、耐ス
クラツチ性、伸度等の物性が劣化する。 この発明の2軸配向ポリ−p−フエニレンスル
フイドフイルムは以下のようにして製造すること
ができる。 先ず、ポリ−p−フエニレンスルフイドの重合
方法としては、硫化アルカリとp−ジハロベンゼ
ンを極性溶媒中で高温高圧下に反応させる方法を
用いる。特に、硫化ナトリウムとp−ジハロベン
ゼンをN−メチルピロリドン等のアミド系高沸点
極性溶媒中で反応させるのが好ましい。この場
合、重合度を調整するために、水酸化アルカリ、
カルボン酸アルカリ塩等のいわゆる重合助剤を添
加して230℃から280℃の温度下で反応させるのが
最も好ましい。重合系内の圧力及び重合時間は、
使用する助剤の種類や量及び所望する重合度等に
よつて適宜決定される。 重合を終つたポリマーを水洗、乾燥するとポリ
−p−フエニレンスルフイド粉末が得られる。回
収したポリマーを必要に応じて例えばジフエニル
エーテルのようなポリ−p−フエニレンスルフイ
ドと親和性のある有機溶媒で高温洗浄してXy−
Acを制御することができる。この粉末のXy−
Acは通常2〜3重量%程度である。 このようにして得られる樹脂粉末を、エクスト
ルーダに代表される周知の溶融押出し装置に供給
し、溶融する。次に溶融した樹脂を95%カツト孔
径が3〜20μm、好ましくは3〜15μmの高精度フ
イルターでろ過した後、いわゆるTダイから連続
的に押出し、冷却された金属ドラム上にキヤスト
して、急冷固化し、未配向状態のシートとする。
該金属ドラムの表面は粗さ0.4S以下の鏡面に仕上
げられていることが好ましい。 次に、このようにして得られたシートを2軸延
伸する。延伸方法としては逐次2軸延伸法、同時
2軸延伸法等の周知の方法を用いることができる
が、ロール群によつて、シート長手方向に延伸し
た後にテンターによつて幅方向に延伸する、いわ
ゆる縦横逐次2軸延伸法によるのが好ましい。延
伸温度は縦横とも95〜110℃の範囲が好ましい。
一方、延伸倍率は樹脂粘度、延伸温度等によつて
異なり一概に言えないが、長手方向には約3.2〜
4.5倍、幅方向には3.0〜3.8倍の範囲で延伸するこ
とが好ましい。 次に、このようにして得られた延伸フイルムを
定長熱処理する。ここで言う、定長熱処理とは、
熱処理中の幅及び長さの変化が10%以下になるよ
うにすることを意味する。熱処理条件は250℃か
ら290℃で1秒から50秒とするが、260℃から285
℃で3から20秒行なうのが好ましい。 定長熱処理の後に240℃から290℃の温度でリラ
ツクスを行なう。リラツクス率は幅方向で4から
10%、長手方向で0から6%程度である。 以上の工程によつてこの発明の2軸配向ポリ−
p−フエニレンスルフイドフイルムを得ることが
できるが、上記工程の中で、Xy−Acに影響を与
えるものは重合温度及び時間、使用助剤の種類及
び量、重合後の有機溶媒による洗浄の有無、時
間、温度等であり、これらを適当に制御すること
によつて、得られるフイルムのXy−Acをこの発
明の範囲内に制御することができる。 [発明の実施例] 次にこの発明の実施例及び比較例を示し、この
発明の効果を具体的に説明する。 各例において、強度及び伸度、熱収縮率、溶融
粘度、素子巻きBDV、耐フレオン性、キシレン
可溶オリゴマー量、アセトン可溶オリゴマー量、
衝撃強度、耐屈曲性及び引裂伝播抵抗は以下のよ
うにして測定した。 強度、伸度 テンシロン型引張試験機により、幅10mm、試長
50mmのサンプルの破断伸度、破断強度を求めn=
5の平均値として算出した。 熱収縮率 試長200mm、幅10mmのフイルムを一定温度の熱
風式オーブンに無加重下で10分間加熱し、加熱前
後の長さから収縮率を算出した。 溶融粘度 高化式フローテスター(測定温度300℃、剪断
速度200/秒)法によつて測定した。 素子巻きBDV 以下の条件で、スリツトを箔巻きし、プレスし
て又はプレスせずにBDV測定した。 品番:2.5μm、容量:0.1mF、プレス条件:
180℃、15Kg/cm2、サンプル数100個、昇圧速度:
100V/秒 耐フレオン性 フレオンR−22 200ml、スニソオイル300mlの
中にたんざく状のフイルムを入れ、155℃、35
Kg/cm23の条件で500時間処理し、フレオンに対
する抽出量を測定した。 キシレン可溶オリゴマー量 ソツクスレー抽出器を用いて、2軸に配向した
フイルムをキシレンを溶媒として24時間抽出を繰
り返した後、キシレンの可溶分を乾燥固化して求
めた。 アセトン可溶オリゴマー量 ソツクスレー抽出器を用いて、2軸に配向した
フイルムをアセトンを溶媒として3時間以上、抽
出量が一定になるまで抽出を繰り返した後、アセ
トン可溶分を乾燥固化して求めた。 衝撃強度 落球式衝撃試験機を用いて測定した。 耐屈曲性 MIT屈曲試験機を用いて測定した。 引裂伝播抵抗 シヤルピー引裂試験機を用いて測定した。 実施例 1 50容量のオートクレーブに水硫化ナトリウム
56.25モル、水酸化ナトリウム54.8モル、酢酸ナ
トリウム16モルとN−メチルピロリドン(以下、
NMPと略称)170モルを仕込み、窒素ガス気流
下に撹拌しながら内温を220℃まで昇温させ、脱
水を行なつた。脱水終了後、系を170℃まで冷却
した後、55モルのp−ジクロベンゼン(以下、p
−DCBと略称)と0.055モルの1,2,4−トリ
クロルベンゼン(以下、TCBと略称)を2.5の
NMPと共に添加し、窒素気流下に系を2.0Kg/cm2
まで加圧封入した。230℃にて1時間、さらに270
℃にて3時間撹拌下に加熱した後、系を冷却し、
得られたポリマーをジフエニルエーテルで洗浄、
抽出し、低分子量分を除去し、200メツシユの金
網を通して捕集し、得られたポリマーを8倍の量
の水で洗浄及びろ過を繰り返した後、乾燥して本
実施例をポリマー4.9Kgを得た。 このようにして得られたポリマーの溶融粘度は
300℃、200/秒の剪断速度下で4800ポイズを示し
た。 このポリマーを320℃にて直径30mmの2軸押出
し機によりガツト状に押出しペレツト化したが、
ペレタイズ時のガス発生は全くなかつた。 このペレツトを180℃にて3時間、5mmHgの減
圧下で乾燥した。次に直径40mmの単軸押出し機に
供給し、10μmカツトの金属繊維フイルターを通
して250mm幅のTダイから30℃の表面温度を有す
る鏡面ドラムの上にキヤストをして約50μmの厚
さの未配向シートを得た。押出しの際にTダイか
らの発煙、オリゴマーの付着は全くなかつた。こ
の未配向シートを、ロール式の縦延伸装置によつ
て3.8倍延伸し、さらにテンターによつて3.5倍の
横延伸を行ない、同一テンター内で270℃で10秒
間熱処理し、8%の横延伸リラツクスを行なうこ
とにより厚さ約4μmの2軸配向フイルムを得た。 ソツクスレー抽出器を使用し、キシレンによる
185℃、24時間抽出すると0.6重量%のオリゴマー
抽出物が得られ、また、アセトンで3時間抽出す
ると0.05重量%のオリゴマーが抽出され、Xy−
Acは0.55重量%であつた。 このフイルムは強度21.5Kg/mm2、伸度59%、
ヤング率405Kg/mm2であり、220℃、700時間空気
中へ放置した後の物性は強度17.0Kg/mm2、伸度
50%と非常に優れた耐熱性を示した。一方、この
フイルムをたんざく状にカツトしフレオン/スニ
ソオイル中オートクレーブで155℃、35Kg/cm2
500時間処理後のオリゴマー量は0.07重量%と少
ない値を示し、耐フレオン性に対しても非常に優
れていることが判明した。なお、得られたポリマ
ーの特性を表1に、フイルムの評価結果を表2に
まとめた。
【表】
【表】 比較例 1 実施例1と同様な方法により重合を行なつた。
重合終了後、水中に内容物を導入し、粒状のポリ
マーを得た。実施例1と同様の洗浄、乾燥を行な
い、5.1Kgの白色の顆粒状ポリマーを得た。 このポリマーは300℃、200/秒の剪断速度下で
3800ポイズを示した。 実施例1と同じ手法によりペレツト化、キヤス
ト、延伸して厚さ4μmの2軸配向フイルムを得
た。 実施例1と比べ、ペレタイズ時のガス発生が激
しく、また、押出しの際Tダイからの発煙、オリ
ゴマーの付着による口金スジが確認できた。 ソツクスレーを使用したフイルムのキシレンに
よる抽出により2.6重量%のオリゴマーが抽出さ
れ、アセトンにより0.3重量%のオリゴマーが抽
出され、Xy−Acは2.3重量%であつた。 このフイルムは強度17.5Kg/mm2、伸度45.5%、
ヤング率385Kg/mm2であり、220℃、700時間空気
中へ放置した後の物性は強度10.5Kg/mm2、伸度
20.5%で熱的に不安定であることを示していた。 また、フレオン/スニソオイル中での処理後の
オリゴマー量は、0.32%と耐フレオン性にも劣つ
ている。なお、得られたポリマーの特性を表1
に、フイルムの評価結果を表2にまとめた。 実施例2、3、比較例2、3 重合後ジフエニルエーテルによる洗浄の有無及
びその程度(温度、時間)を変化させ、また、未
配向フイルムシートの厚さを表2に示すように変
化させた以外は実施例1と同様の操作で実施例
2、3比較例2、3を行なつた。得られたポリマ
ーの特性を表1に、フイルムの評価結果を表2に
まとめた。 表2から特定の抽出剤による抽出量の少ない本
発明のフイルムは、従来のものに比べ機械物性、
耐熱性が改善され、耐フレオン性、電気特性も向
上することがわかる。 比較例 4 実施例1と同様の方法により厚さ25μmの2軸
配向フイルムをえた。このフイルムをキシレン抽
出及びアセトン抽出を別々に行ない、Xy−Acが
0.05重量%のフイルムを作り、実施例1のフイル
ムと物性を比較した。結果を表3に示す。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キシレン可溶オリゴマー量からアセトン可溶
    オリゴマー量を引いた差が0.1重量%から2.0重量
    %である2軸配向ポリ−p−フエニレンスルフイ
    ドフイルム。
JP7836087A 1987-03-31 1987-03-31 ポリ−p−フェニレンスルフィドフィルム Granted JPS63245443A (ja)

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