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JPH049052B2 - - Google Patents
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JPH049052B2 - - Google Patents

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JPH049052B2
JPH049052B2 JP3712583A JP3712583A JPH049052B2 JP H049052 B2 JPH049052 B2 JP H049052B2 JP 3712583 A JP3712583 A JP 3712583A JP 3712583 A JP3712583 A JP 3712583A JP H049052 B2 JPH049052 B2 JP H049052B2
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は前屈姿勢や重量物の取扱作業に伴なう
人体への影響を間接的に測定し評価するための装
置に関するものである。 (従来技術) 作業時の前屈姿勢や重量物の運搬および取扱い
作業において発生する腰痛等の疾病については作
業現場から提出される定量的測定結果というもの
がなく、障害の発生率等により間接的に評価され
ていた。このような結果だけでは疾病と作業との
相互関数が囲みにくく、現場作業の改善に必要な
資料が不足している。 このような問題に対する資料としては、姿勢保
持における筋負担の解析や椎間板内圧の測定等が
個々に行なわれているが、これらは作業現場にお
ける作業者を測定したものではなく、医学的研究
機関による純医学的測定結果で、作業内容を統計
的に把握するような内容のものではない。このよ
うな資料はこれらの基礎的な測定値を基にして作
業現場に見合つた評価法を作成し、実状を調査す
るための基礎資料とすべきものである。 このような現状から不自然な作業姿勢および重
量物の運搬、取扱いに関する作業条件と人体への
負荷の影響を定量的に測定評価することができ、
作業現場にて使用できる装置の出現が望まれてい
た。 (発明の目的) 本発明は上記要望に答えるためになされたもの
で、不自然な姿勢の作業や重量物の運搬および取
扱いに際し、作業者の姿勢と重量物との関係を重
み数により数量化し、取扱う重量物の重さと数量
と取扱時間を加味して現場作業の定量的評価を可
能にするための装置を提供するものである。 (発明の構成) 本発明は、重量物の運搬及び取扱いをする作業
時の腰部負担評価装置であつて、作業姿勢による
筋肉負担の大きさを重み数として入力する手段
と、作業姿勢にひねりを要するか否かによりひね
り重み数を入力する手段と、各作業姿勢の継続時
間を入力する手段と、前記重み数とひねり重み数
とを加算して修正係数を求める手段と、前記継続
時間と修正係数との積算合計を演算して姿勢点を
求める手段と、作業者が扱う単品の重量を入力す
る手段と、取扱い品を扱う高さを、その高さに応
じて予め決められた番地として入力する手段と、
取扱い品を扱う時間を保持時間として入力する手
段と、取扱い品について同じ作業を何回繰り返す
かの繰り返し回数を入力する手段と、作業動作始
めの前記番地と作業動作終わりの前記番地との差
を求め、移動係数を求める手段と、前記保持時間
と繰り返し回数とを積算して取扱い品を保持して
いた総時間を演算し、この総時間に基づいて時間
係数を求める手段と、前記単品重量と繰り返し回
数と移動係数の積算により総評価点を求める手段
と、この総評価点と前記時間係数との積算により
重量点を求める手段と、前記姿勢点と重量点とを
積算して姿勢重量点を求める手段と、を備えたこ
とを特徴とする。 (発明の作用) 本発明は上記のように構成したため、作業現場
で不自然な作業姿勢をとる作業、重量物を運搬あ
るいは取扱う作業を対象にして、直接に作業中の
作業者の状態を観察し、その作業姿勢と作業姿勢
の継続時間を考慮した数値を積算し、運搬あるい
は取扱いを行なう重量物の運搬取扱い方法と重量
物の重量、取扱数量および取扱時間を考慮した数
値を積算して、作業者の姿勢と重量物の状態との
相互作用による人体への影響を総合的かつ定量的
に評価できる資料を得ることができるようにな
り、この資料に基づき適正な作業条件を作成する
ことができるようになる。 (実施例) 以下、本発明の一実施例につき図により説明す
る。本発明に係る基本的な考え方は、作業員の作
業姿勢とその作業姿勢の持続時間から求められる
姿勢点と、作業員が持ち運びする単品の重量、作
業員が持ち運びや持ち上げ又は持ち降ろしする距
離及び、単品を持つている時間から重量点を求
め、この重量点と前記姿勢点から姿勢重量点を求
める。 そして、それぞれ作業員を対象にして行つた実
験データを基に前記三つの点数を評価点数として
算出し、その評価点と実験により得た基準値とを
対比して、作業環境の良否を評価するものであ
る。 本発明に係る装置は、前記作業員の作業状態を
正確に測定把握し、評価資料としての姿勢点、重
量点及び姿勢重量点を算出し表示するものであ
る。 まず、最も簡単に現場作業を検査し、その内容
を評価する方法として、本発明に適した調査表を
作成して行なう方法について、第1図に示すよう
な調査表を用いた場合を述べる。 図中の最上部に調査場所1、調査日2、調査者
3、作業内容4、一勤務当りの生産台数5(後の
説明のためにこの値を記号Nで表わすことにす
る)、車種6等の調査対象の概要を記入する欄に
設ける。その概要欄の下に作業者の作業姿勢に関
する算出表(以下姿勢点表と言う)7を設け、姿
勢点表7の右に重量物の取扱いに関する算出表
(以下重量点表と言う)8を設ける。 姿勢点表7の欄には、姿勢の態様を腰部、下肢
等の6種の筋肉の最大筋力比を測定した文献より
姿勢により負担の大きい順に10種類に分類し、そ
の姿勢の略図を表わした姿勢欄9を設け、その姿
勢欄9には上から下へ順に重いものから負担の軽
いものを配列して、その右側に重み数を記入した
素点欄10を設ける。素点欄10には10種類の姿
勢に対応して上から下へ順に10から1までの整数
を配列する。素点欄10の右側には作業姿勢がひ
ねりを必要とする場合に1を記入し、身体をひね
ることなく作業ができる場合に0を記入する、ひ
ねりに対する重み数の加点欄11を設ける。加点
欄11の右側には素点欄10の数値と加点欄11
の数値の和aを記入する修正点数欄12を設け
る。修正点数欄12の右側には、調査者が作業者
の1台分の作業を行なう時にどのくらい同じ姿勢
の作業を続けているかストツプウオツチを用いて
同じ姿勢の継続時間を秒単位で計測し、その同じ
姿勢継続時間の数値bを記入する、1台分当りの
時間欄13を設ける。この1台分当りの時間欄1
3の右側に1日分の姿勢継続時間c=(b×
N)/3600を時間単位で記入する1日の時間欄1
4を設ける。1日の時間欄14の右側には各作業
姿勢に対して1日分の作業における評価点a×c
の値を記入する評価点欄15を設ける。評価点欄
15の最下位の下に姿勢に関する総評価点として
の合計α=Σ(a×c)を記入する合計欄16を
設ける。以下ではこの合計αを姿勢点ということ
にする。評価点欄15の右側には調査者が各姿勢
の調査において気付いたことを記入できる備考欄
17を設ける。 重量点表8の欄には、取扱部品に対する作業の
名称を記入する作業名欄18を前記備考欄17の
右側に設け、その作業名欄18の右側には取扱部
品に付けられた部品記号を記入する部品記号欄1
9を設ける。部品記号欄19の右側に取扱部品の
単品重量DをKg単位で記入する単品重量欄20を
設ける。単位重量欄20の右側には取扱番地欄2
1という欄を設ける。この欄には、取扱部品を取
扱う高さについて重量点表8の下側に別途設けら
れた取扱番地表22に従つて分類し、その分類に
対応した数値を入れる。取扱番地欄21に記入す
る数値は作業動作を初めと終りを記入することに
し、動作開始時の取扱部品の高さに対応した数値
を欄内の矢印の前21aに記入し、動作終了時の
取扱部品の高さに対応した数値を欄内の矢印の後
21bに記入する。取扱番地欄21の右側には取
扱部品を1回扱う時に経過する時間をストツプウ
オツチにより秒単単位で計測した値Eを記入する
保持時間欄23を設ける。保持時間23の右側に
は、1台分の取扱部品について同じ作業を何回繰
返すか、その1台分の繰返し回数Fを記入する回
数/一台分欄24を設ける。回数/一台分欄24
の右側には取扱部品を保持していた時間の一日分
の総量G=(E×F×N)/3600を時間単位で記
入する一日の時間欄25を設ける。一日の時間欄
25の右側には、取扱番地欄21の矢印前後に記
入された数値の差(番地の差)から重量点表8の
下側に別途設けられた移動係数表26から移動係
数xを選択し、その選択した数値を入れる移動係
数欄27を設ける。移動係数欄27の右側には、
重量物としての取扱部品を一日分の作業で取扱う
程度を評価するための評価点D×F×N×x÷
1000の値を記入する評価点欄28を設ける。この
評価点欄28の最下位の下に、重量物の取扱いに
関する総評価点としての合計Σ(D×F×N×x
÷1000)を記入する合計欄29を設ける。また、
合計欄29の左側の一日の時間欄25の最下位の
下に、一日の時間欄25に記入された数値Gの和
H=ΣGを記入する一日の時間の合計欄30を設
ける。合計欄30の左側には、合計欄30に記入
された値Hを基にして時間係数表31から時間係
数yの値を選択し記入する時間係数欄32を設け
る。 総評価点としての合計を記入する合計欄29の
下には重量点β=I×yの値を記入する重量点欄
33を設ける。重量点欄33の左側には姿勢点α
と重量点βの2倍した値の和γ=α+2βを姿勢
重量点として記入する欄34を設ける。 これらの表の他、姿勢点表7の下には調査場所
の機械等のレイアウトおよび取扱部品の動きを記
入して、部品ごとに付ける記号により各取扱部品
に対する作業を明確にするレイアウト欄35を設
け、取扱番地欄22、移動係数欄26、時間係数
欄31の下に姿勢点表7と重量点表8に記入でき
なかつた姿勢保持に対する一日の時間C、部品取
扱に対する一日の時間Gの定義式を表示する欄3
6を設けて、調査に必要な項目の全べてを盛り込
み、この調査表一枚で必要事項が完備されるよう
に作成する。 上記のように作成された調査表を用いて現場作
業の実態を調査するには、まず、調査場所欄1に
具体的な作業場所を明記し、調査日欄2に実際に
調査を行なう日付を記入し、調査者欄3に調査員
の署名をする。次に、調査対象となる作業の内容
を作業内容欄4に記入し、生産台数欄5に昼夜2
交替制の工場であれば昼勤または夜勤のどちらか
一方に従事した同一作業者の一勤務当りの処理台
数を記入する。この実施例では自動車の生産ライ
ンの場合を想定しているので、取扱部品の最終組
立品の名称として車種名を車種欄6に記入する。 調査する作業の概念をレイアウト欄35に作業
に関連した機械の配置や部品番号で示す部品の動
きを略図で記入する。 以上のような調査事項を記入した後、ストツプ
ウオツチと調査表を持つた調査員は実際に作業す
る作業者の動作を観察しながら姿勢点表7と重量
点表8の各欄を埋めて行く。 まず姿勢点表7については、作業中の姿勢を姿
勢欄9のどの姿勢に該当するか区別し、各姿勢ご
とにひねりを加える作業かどうかにより加点欄1
1の各姿勢項について1か0を記入し、素点欄1
0と数値と加点欄11の数値を加えて修正点数欄
12に値を記入する。各該当姿勢に対する一台分
の作業を行なうために必要な時間をストツプウオ
ツチを用いて秒単位で計測し、経過時間を秒単位
で1台分当りの時間欄14に秒単位の値を記入す
る。定義式の表示欄36の姿勢点の時間Cの計算
式に従つて各姿勢保持の一日分の総時間を算出
し、一日の時間欄14に計算値を記入する。各姿
勢に対する一日の総時間が計算して出されるとこ
の値に修正点数aを掛けて結果を評価点欄15に
記入する。さらに評価点欄15の各値をすべて加
えて総和を出し、合計欄16に記入して姿勢点α
の値を定める。 次に、重量点表8については、部品取扱作業名
を作業名欄18に記入し、その取扱部品に付けた
記号欄19に記入する。取扱部品の単品重量をKg
単位で測定して単品重量欄20に記入する。部品
を取扱う動作の初めと終りにおける高さを取扱番
地表22から数値に置き換えて、それぞれ記入欄
21aと記入欄21bに記入する。各作業につい
て部品を実際に取扱つている時間をストツプウオ
ツチにより秒単位で計測し、測定値を秒単位の値
で保持時間欄23に記入する。各作業について一
台分の仕事を処理するために繰返す回数を回数/
一台分欄24に記入する。定義式の表示欄36の
重量点の時間Gの計算式に肢従つて、各部品取扱
作業の一日分の総時間を算出し、一日の時間欄2
5に計算値を記入する。取扱番地欄21に記載さ
れた作業動作の初めと終りの数値の差を計算し、
その計算値より移動係数表26を用いて移動係数
を求め、移動係数欄27に値を記入する。各取扱
作業に対する評価点(D×E×N×X÷1000)を
計算し、評価点欄28へ計算値を記入する。評価
点の合計(Σ(D×F×N×X÷1000))を計算し
て合計欄29へ記入する。また一日の時間欄の各
値を合計して一日の時間の合計欄30に記入す
る。合計欄30の値より時間係数表31を用いて
時間係数を求め、時間係数欄32に記入する。合
計欄29の値と時間係数欄32の値を掛合わせて
その結果を重量点として重量点欄33に記入す
る。 姿勢点の合計欄16の値と重量点欄33の値を
用いて姿勢重量点欄34の中で表示された式(α
+2β)に従つて計算した結果を姿勢重量点欄3
4に記入する。 このような方法による定量的に評価する不自然
な作業姿勢や重量物取扱い作業の負担評価法で
は、統計的結果として対応付けられた姿勢点単独
で疾病、特に腰痛の発生率が高くなる範囲と重量
点単独で疾病発生率または作業者の負担感が高く
なる範囲とを考慮して、事前に疾病予防対策が採
られるようになる。また、実際の作業に対して
は、姿勢と重量とを単独に評価することが適切と
はいえない場合が多くあり、両者を同時に評価す
る姿勢重量点によつてたとえば第2図に示すよう
に、評価基準としてα0とβ0を定め、ガイドライン
γ0=α0+2β0を設け、それ以上のものは要注意作
業として、作業改善を行なうようにする等の対策
が購じられるようになる。 以上のような方法を実施するにあたり、より一
層効率良く調査を行なうための装置を以下に述べ
るように構成する。 装置の第1実施例は、第3図に示すように、本
体の前面パネル40に押しボタン式の入力装置と
発光ダイオードあるいは液晶等を用いた出力表示
装置を配置した型式のものである。前面パネル4
0の最上部には液晶式の出力表示装置41を設
け、出力表示装置41の下部右側には姿勢点の測
定、算出か、重量点の測定、算出か、あるいは姿
勢重量点の算出かを選択し表示するためのモード
選択用点灯式スイツチ42,43,44を並べ、
若干の間隔をあけて各種計算の実行と結果の表示
を行なわせるための結果表示用点灯式スイツチ4
5を設ける。これらモード選択用点灯式スイツチ
42,43,44と結果表示用点灯式スイツチ4
5の下には作業姿勢にひねりを加える場合に押す
ひねり加点用点灯式スイツチ46を設け、その右
側に、若干の間隔をあけて、姿勢や取扱部品の移
動に対する時間を測定する場合の初めと終りを指
示するスタート/ストツプの点灯式スイツチ47
を設ける。これらひねりおよびスタート/ストツ
プ用のスイツチ46,47の下側には縦に10個の
スイツチ48を並べ、そのスイツチ48の右側に
は、重み数1から10までの10種類に区分けした姿
勢の略図48aを、下から上へ重み数が大きくな
るように並べる。さらにスイツチ48の左側に
は、5種類の重量物について記憶させるメモリ指
定記号(i、i=1〜5)48bを、上から順に
5個のスイツチに対応させて並べ、この記号の下
に、残り5個のスイツチにそれぞれ上から肩、
肘、股、膝、床の位置に相当する取扱番地を対応
させる人形の略図48cを設ける。 前面パネル40の最上部に設けられた出力表示
装置41の下部左側(およそモード選択用点灯式
スイツチ42,43,44の左側)に、生産ライ
ンに一台分が流れる時間を秒単位で入力させるた
めのラインタクト指示用点灯式スイツチ49を設
け、このスイツチ49のすぐ下に一日8時間勤務
の場合の生産台数を台数単位で入力させるための
生産台数指示用点灯式スイツチ50を設ける。ラ
インタクト指示用点灯式スイツチ49の左側に、
若干の間隔をあけて測定の平均回数を回数単位で
入力させるための平均回数指示用点灯式スイツチ
51を設ける。このラインタクト指示用と平均回
数指示用スイツチ49,51の下側に、生産台数
指示用点灯式スイツチ50に若干の間隔をあけ
て、取扱部品の重量をキログラム(Kg)単位で入
力するための重量指示用点灯式スイツチ52と、
取扱部品の一日8時間勤務における取扱数を個数
単位で入力する取扱数指示用スイツチ53を並べ
て設ける。 前面パネル40の左下端部(取扱番地を対応さ
せる人形の略図が設けられた位置の左側)に、電
卓で通常用いられている数値入力用スイツチ54
を設け、以上の入出力装置をマイクロコンピユー
タ(図示せず)に接続する。 以上のように構成した負担評価装置を用いて負
担評価を行なうには、まず姿勢点測定の場合か、
重量点測定の場合かにより、モード選択用点灯式
スイツチ42か43のどちらかを押す。たとえば
姿勢点を先に測定し算出し、重量点を後に測定し
算出する場合とすると、スイツチ42を押してス
イツチ42を点灯させ、以下の操作および計算を
姿勢点モードにする。 姿勢点用定数値テーブルを満たすため、スイツ
チ49を押してからラインタクトLtをスイツチ
54を押して秒単位で入力し、スイツチ50を押
してから一勤務当り(一日8時間労働として)の
生産台数Sdをスイツチ54を押して台数単位で
入力し、スイツチ51を押してから姿勢測定の平
均回数nをスイツチ54を押して入力する。 姿勢の測定にあたり、スイツチ47を押してス
イツチ47を点灯させ、測定開始の状態にする。
この操作により以下の姿勢測定がn回の平均回数
だけ測定されるように設定される。測定は、測定
対象となる作業姿勢に該当する姿勢の略図48a
に対応するスイツチ48を、姿勢が継続している
間押し続けることにより行なう。作業姿勢がひね
りを加えて行なうものである場合には、スイツチ
48を押した後すぐにスイツチ46をひねり姿勢
が継続している間押し続ける。このようにして測
定される姿勢継続時間tin(iは姿勢の素点にあた
る重み数)、およびひねり姿勢継続時間hin(hinは
姿勢の加点で1か0の値)は平均回数n回分のデ
ータを繰返し入力する。全べての測定が終了した
場合にはスイツチ47を押して、スイツチ47を
消灯し、測定完了を指示する。 測定完了後、スイツチ45を押し、スイツチ4
5を点灯させるとともに、次式(1)および(2)に従つ
て姿勢点αを計算させ、その計算結果を出力表示
装置41に表示させる。 Lt−1/n10t=2 on=1 tio=A ……(1) {1/n10t=2 on=1 tio(i+hio) +A(1+h1o)}×Sα=α ……(2) 重量点を測定し算出する場合に切換えるにはス
イツチ43を押してスイツチ43を点灯させ、以
下の操作および計算を重量点モードにする。 重量点用定数値テーブルを満たすため、スイツ
チ52を押してからメモリ指定記号(i、i=1
〜5)48bで表示されるスイツチ48を取扱部
品に対応させて順に押し、指定された重量用メモ
リへ、スイツチ54を押して取扱部品の重量Wi
をKg単位で入力し、スイツチ53を押してからメ
モリ指定記号(i、i=1〜5)48bで表示さ
れるスイツチ48を取扱部品に対応させて順に押
し、一勤務当り(一日8時間労働として)の取扱
部品の個数Niを入力する。 取扱部品の移動状態を測定するにあたり、スイ
ツチ47を点灯させ、測定開始の状態にする。こ
の操作により以下の測定がn回の平均回数だけ測
定されるように設定される。測定は、取扱番地の
初めの位置PFjを略図48cで指示されるスイツ
チ48を押して指定し、次にメモリ指定記号
(i、i=1〜5)48bを押して取扱部品Zjを
確定し、取扱部品Zjが取扱番地の終りの位置PRj
に移動して必要な作業が終了した時点で略図48
cで指示されるスイツチ48を押すことにより行
なわれ、これに初めにスイツチ48が押されてか
らその後にスイツチ48が押されるまでの時間tj
を測定して記憶させることができる。このように
して保持時間tjの測定を繰返し、平均回数n回分
のデータを入力する。全べての測定が終了した場
合にはスイツチ47を押して、スイツチ47を消
灯し、測定完了を指示する。 測定完了後、スイツチ45を押し、スイツチ4
5を点灯させて、以下の手順に従つて重量点βを
計算させ、その計算結果を出力表示装置41に表
示させる。 計算は、移動係数Xjを求めてから行なう。移
動係数Xjは、 PFj−PRj=Qj ……(3) とすると、Qjが正数、零、負数に従つて、定数
値テーブル表よりXjの値を選ぶ。
【表】 次に、作業jにおいて取り扱われる取扱部品Zj
で指定されたメモリ指定記号iを選択しながら時
間係数を近似式y=ti/5×3600+9/20により計算す ることにし、次式に従つて重量点βを計算する。 1/1000oj=1 Wi×Ni×Xj ×(1/18000oj=1 Ni×tj+9/20)=β ……(4) 姿勢点αおよび重量点βが算出された後、スイ
ツチ44を押してスイツチ44を点灯させ、姿勢
重量点γの計算を次式に従つて計算させ、その結
果を出力表示装置41に表示させる。 γ=α+2β ……(5) 以上のような作業現場において負担評価装置を
用いて評価することにより、作業者の作業の流れ
に従つて容易かつ短時間に、しかも測定者による
測定のバラツキの少ない負担評価ができるように
なる。 装置の第2実施例は、第4図に示すように、装
置の第1実施例に比較して入力装置を機械的なも
のにし、負担評価作業における誤操作を減少させ
ようとしたものである。この装置は前面パネル6
0の最上部に発光ダイオード式又は液晶式の出力
表示装置61を設け、この出力表示装置61の右
側に縦に3個の表示ランプ62を並べ、上から順
に姿勢点、重量点、姿勢重量点の表示を付ける。
これらの表示部の下に、数字(1から10まで)を
記入した押しボタン式の姿勢スイツチ63を10個
横一列に並べ、その姿勢スイツチ63の上に姿勢
の略図63aを表示する。姿勢スイツチ63の左
下側(横方向の概略位置は数字1を記入した姿勢
スイツチ63の下側)に押しボタン式の加点スイ
ツチ64を設け、その右側(およそ数字7を記入
した姿勢スイツチ63の下側)に左右へスライド
するスライド式のモード切換用セレクトスイツチ
65を設ける。セレクトスイツチ65の左側には
姿勢点の表示を付け、右側には重量点の表示を付
ける。加点スイツチ64の下側(およそ数字1と
2から記入した姿勢スイツチ63の下側)に数字
(1から5まで)を記入した押しボタン式の取扱
番地スイツチ66を5個縦に並べて設け、この取
扱番地スイツチ66の右側に取扱番地を示す人間
の略図66aを表示する。この略図66aの右側
に2個の3連式回転型デジタルスイツチを縦に並
べ、上側を取扱部品の単品重量設定用スイツチ6
7とし、下側を生産台数設定用スイツチ68とす
る。取扱部品の単品重量設定用スイツチ67の上
側には単品重量と表示し、右側にはKgと表示し、
3連スイツチの中央部と右端に設けられたスイツ
チの境界の下側に黒丸で表記する点・を表示す
る。生産台数設定用スイツチ68の上側には生産
台数と表示し、右側には単位として台/一勤務と
表示する。このデジタルスイツチ67と68の右
側には押しボタン式のスタートスイツチ69、記
憶スイツチ70、および演算スイツチ71を上か
ら順に縦に並べ、スタートスイツチ69に
STARTと表示し、記憶スイツチ70に記憶と表
示し、演算スイツチ71に演算と表示する。 本体の側面72に縦にスライド式の電源スイツ
チ73を設ける。 本装置の変形体として第5図に第3実施例を示
す。この装置では第2実施例の姿勢スイツチ63
を押しボタン式スイツチからレバー式スイツチ7
4に置き換え、姿勢に対する素点をレバーの下側
に表示したものである。このレバー式の姿勢スイ
ツチ74は第6図に示すように上74a,中74
b、下74cの3つの位置に接点があり、通常は
スプリングの力で上74aにあげられている。レ
バーが上74aの位置にある時はOFFの状態で、
レバー中74bの位置に押し下げると該当作業姿
勢の時間を測定し、レバーが下74cの位置に下
げた時はひねり姿勢の場合を測定する。この機能
を備えたレバー式姿勢スイツチ74を設けると、
加点スイツチ64を別途設ける必要がなくなる。 第2、第3実施例に対する電気系統図を第7図
に示す。ここで姿勢スイツチ63、加点スイツチ
64、またはレバー式スイツチ74と、セレクト
スイツチ65、取扱番地スイツチ66、およびス
タートスイツチ69、記憶スイツチ70、演算ス
イツチ71をまとめて各スイツチ類75としてま
とめて表示してある。出力表示装置61と表示ラ
ンプ62、各スイツチ類75、およびデジタルス
イツチ67,68をマイクロコンピユータ本体7
6に接続して各指示、各演算をすべてマイクロコ
ンピユータ本体76で処理する。 第8図にはマイクロコンピユータ本体76で指
定されるメモリーマツプを示す。姿勢スイツチ6
3または74の操作により測定される時間tはメ
モリAにA1i(i=1〜10)で指定された記憶場
所に記憶させる。生産台数は記憶場所A21に記
憶させ、姿勢点αは記憶場所A22に記憶させる。
重量点モードに移行して取扱番地を入力する場
合、取扱番地の初めの番地S1j(j=1〜n)はメ
モリBの記憶場所Bj1に、取扱番地の終りの番地
S2j(j=1〜n)は記憶場所Bj2に記憶させる。
測定された取扱時間Tj(j=1〜n)は記憶場所
Bj3に記憶させる。取扱番地の差S2j=S1j−S2j(j
=1〜n)は記憶場所Bj4に記憶させる。取扱番
地の下S3jにより定められる移動係数Xj(j=1〜
n)は記憶場所Bj5に記憶させる。取扱部品の重
量Wj(j=1〜n)は記憶場所Bj6に記憶させる。
生産台数Nは記憶場所B1,7に、測定時間Tjの合計
ΣTを記憶場所B2,7に、時間係数yを記憶場場所
B3,7に、重量点βを記憶場所B4,7記憶させる。 このように定義されたメモリA,Bと各記号を
用いて負担評価の処理を流れ図にすると第9図の
ようになる。 このように構成した負担評価装置を用いて負担
評価を(以下では第2実施例の場合で)行なうに
は、電源スイツチ73をONにし、セレクトスイ
ツチ65を姿勢点側にして表示ランプ62が姿勢
点ランプを点灯することを確認する。次に、スタ
ートスイツチ69を押して測定を開始する。姿勢
点の測定は1台分の範囲における作業姿勢を姿勢
スイツチ63を押し続けることによつて行ない、
姿勢スイツチ63が押された秒数をメモリAの姿
勢に対応する番地A1i(i=1〜10)に加算して
行く。ひねり姿勢で作業が行なわれる場合には、
姿勢スイツチ63と同時に加点スイツチ64をひ
ねりを加えている時間だけ押す。加点スイツチ6
4を押した場合には姿勢が1点上の姿勢として扱
われ、測定時間tは1点以上の姿勢に対応する番
地のメモリに加算されて行く。数1で示されるそ
の他の姿勢については、1台分の作業時間の範囲
で測定されない時間をすべてその他の姿勢と見な
すので、特に測定する必要はない。以上の操作と
処理は第9図のフローチヤートで76と指示され
ている部分に対応する。1台分の作業姿勢の測定
を終了したあとで、生産台数スイツチ68により
一日の生産台数(8時間勤務としての値)を設定
し演算スイツチ71を押すと、姿勢点αが計算さ
れ出力表示装置61に結果を表示する。以上の操
作と処理はフローチヤートに77と指示されてい
る部分に対応する。 セレクトスイツチ65を重量点側に移動させて
表示ランプ62が重量点ランプを点灯することを
確認した上でスタートスイツチ69を押し、重量
点測定を始める。重量点測定は1台分の範囲内で
取り扱う部品について、取り扱う部品の初めの位
置と終りの位置を取扱番地スイツチ66を押して
指定する。取扱部品を持つた時に取扱番地スイツ
チ66を押して初めの番地S1jを指定し、取扱部
品を置いて作業を終了した時に取扱番地スイツチ
66を押して終りの番地S2jを指定した時、S1jと
S2jを指定する間に経過した時間Tjを保持時間と
して取扱番地S1j、S2jと対応させて記憶させてい
く。この操作は取扱部品の数nだけ繰返す。以上
の操作と処理はフローチヤートに78と指定され
ている部分に対応する。重量点測定が終了した後
取扱部品の重量Wjを単品重量スイツチ67によ
り設定し、記憶スイツチ70を押し、取扱番地
S1j,S2jと時間Tjを求めた順序と同じ順序で記憶
させていく。この操作と処理はフローチヤートに
81に指示されている部分に対応している。この
手順は重量点測定の前に行なつても良い。次に生
産台数Nを生産台数スイツチ68で設定し(但
し、先に測定した姿勢点測定の時に入力されてい
れば省略できる。)、演算スイツチ71を押して、
重量点βを計算させ、結果を出力表示装置61に
表示させる。この操作と処理はフローチヤートに
79と指定されている部分に対応する。 姿勢点αおよび重量点βが求められた後で再度
演算スイツチ71を押すと、姿勢重量点γの値が
求められ、出力表示装置61に表示させるととも
に表示ランプ62の姿勢重量点ランプを点灯させ
る。この操作と処理はフローチヤートに80に指
定されている部分に対応する。 以上の操作と処理は姿勢点と重量点に対する順
序は、姿勢点αまたは重量点βが求められた後に
演算スイツチ71を押すことにより直前に求めら
れた重量点βまたは姿勢点αを用いて姿勢重量点
γに計算するようにプログラムしているため逆に
しても良い。この場合姿勢点αまたは重量点βが
前もつて求められていなければ値零を加える演算
が行なわれるだけなので、表示数値は演算スイツ
チ71を押す前に値と変わらない値と表示する。 第3実施例の負担評価装置を用いる場合には、
姿勢点測定の場合に姿勢スイツチ74のレバーを
押し下げる角度を変えるだけでひねり姿勢の測定
ができ、より簡便で誤操作による測定不備が減少
させられる点を除き第2実施例の負担評価装置を
用いる場合と同じである。 以上のように構成した第2実施例、第3実施例
で示される負担評価装置を用いると、作業場所で
部品を取扱う作業者の動作を直接観察しながらよ
り少ない誤操作で迅速かつ容易に、測定者の主観
によるバラツキの少ない作業の負担評価ができる
ようになる。 (発明の効果) 以上述べたように本発明による作業時の腰部負
担評価を行なうための装置を適用し使用すること
により、従来問題とされていた不自然な作業姿勢
あるいは重量物取扱作業により生じる疾病を作業
者の姿勢と重量物の状態をパラメータとして定量
的に把握することができるようになり、現場作業
の人的対策および物的対策の進め方に対する指針
を与える評価資料が得られるようになる。 本発明の方法と装置の使用により、筋負担の解
析や椎間板内圧の測定結果等の各個別に測定され
た従来の資料と良く一致する作業負担評価を行な
うことができ、人体に加えられる力学的負荷の影
響を現場作業の段階で把握し、評価することがで
きるようになる。 このような評価資料が得られるようになるた
め、不自然な姿勢や重量物取扱作業による作業負
担を感覚的、主観的ではなく、定量的、客観的な
軽減させた作業に改善させることが容易にできる
ようになり、腰痛等の疾病発生率を容易に減少さ
せることができるようになる。また、工場等の現
場作業において作業ごとに異なる作業量の差を少
なくする作業配分ができるようになり、作業者の
交代も無理なくできるようになるばかりでなく、
各作業負担に対する作業間格差の少なくすること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は負担評価のために用いる評価表の一例
を示す説明図、第2図は姿勢重量点評価の一例を
示す説明図。第3図は本発明の負担評価装置に対
する第1実施例の正面図、第4図は本発明の負担
評価装置に対する第2実施例の斜視図、第5図は
本発明の負担評価装置に対する第3実施例の部分
斜視図、第6図はレバー式姿勢スイツチの操作説
明図、第7図は第2、第3実施例を電気系統ブロ
ツク図、第8図は第2、第3実施例のメモリマツ
プ説明図、第9図は第2実施例に対する流れ図で
ある。 7……姿勢点表、8……重量点表、22……取
扱番地表、26……移動係数表、31……時間係
数表、40,60……前面パネル、41,61…
…出力表示装置、48……スイツチ、48a……
姿勢の略図、48c……取扱番地を対応させる人
形の略図、54……数値入力用スイツチ、63…
…押しボタン式姿勢スイツチ、63a……姿勢の
略図、64……押しボタン式加点スイツチ、66
……取扱番地スイツチ、66a……取扱番地を示
す人間の略図、67……単品重量設定用スイツ
チ、68……生産台数設定用スイツチ、74……
レバー式姿勢スイツチ、76……マイクロコンピ
ユータ本体、α……姿勢点、β……重量点、γ…
…姿勢重量点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量物の運搬及び取扱いをする作業時の腰部
    負担評価装置であつて、作業姿勢による筋肉負担
    の大きさを重み数として入力する手段と、作業姿
    勢にひねりを要するか否かによりひねり重み数を
    入力する手段と、各作業姿勢の継続時間を入力す
    る手段と、前記重み数とひねり重み数とを加算し
    て修正係数を求める手段と、前記継続時間と修正
    係数との積算合計を演算して姿勢点を求める手段
    と、作業者が扱う単品の重量を入力する手段と、
    取扱い品を扱う高さを、その高さに応じて予め決
    められた番地として入力する手段と、取扱い品を
    扱う時間を保持時間として入力する手段と、取扱
    い品について同じ作業を何回繰り返すかの繰り返
    し回数を入力する手段と、作業動作始めの前記番
    地と作業動作終わりの前記番地との差を求め、移
    動係数を求める手段と、前記保持時間と繰り返し
    回数とを積算して取扱い品を保持していた総時間
    を演算し、この総時間に基づいて時間係数を求め
    る手段と、前記単品重量と繰り返し回数と移動係
    数の積算により総評価点を求める手段と、この総
    評価点と前記時間係数との積算により重量点を求
    める手段と、前記姿勢点と重量点とを積算して姿
    勢重量点を求める手段と、を備える作業時の腰部
    負担評価装置。
JP58037125A 1983-03-07 1983-03-07 作業時の腰部負担評価装置 Granted JPS59164034A (ja)

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JP58037125A JPS59164034A (ja) 1983-03-07 1983-03-07 作業時の腰部負担評価装置

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JPS59164034A JPS59164034A (ja) 1984-09-17
JPH049052B2 true JPH049052B2 (ja) 1992-02-19

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JP58037125A Granted JPS59164034A (ja) 1983-03-07 1983-03-07 作業時の腰部負担評価装置

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