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JPH0510866B2 - - Google Patents
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JPH0510866B2 - - Google Patents

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JPH0510866B2
JPH0510866B2 JP58199063A JP19906383A JPH0510866B2 JP H0510866 B2 JPH0510866 B2 JP H0510866B2 JP 58199063 A JP58199063 A JP 58199063A JP 19906383 A JP19906383 A JP 19906383A JP H0510866 B2 JPH0510866 B2 JP H0510866B2
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Masayoshi Suzuki
Naoyuki Izaki
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は感熱記録装置に係り、特に、記録画像
(画素)濃度に階調を発生する感熱記録の制御回
路に関する。
〔発明の背景〕
感熱記録は熱によつて発色する紙に熱量を与え
て文字や画像を作成するもので、通常この熱を与
える手段には発熱抵抗体に電流を流すことが多く
とられる。
記録される像の濃度(階調)は抵抗体より与え
る熱量(エネルギ)の大きさを与えることで実現
でき、通常、電流の大きさや通電時間を変えるこ
とが多い。電流を変える場合は、抵抗体に加える
電圧を変える。また、通電時間を変える場合はタ
イマ等を利用する。いずれの場合も制御が複雑に
なり、回路規模も増大する。特に、フアクシミリ
等の感熱記録装置では、同時に通電制微される発
熱抵抗体の数が数十個から数百個に及ぶので、制
御回路も相当大規模になり、信頼度を損なうこと
が少なくない。
第1図は従来の階調制御方式であり、多くのタ
イマを用いて感熱抵抗体を制御するものである。
図中1は感熱抵抗群で、感熱抵抗体1A,1B,
1C,……等よりなる。この抵抗群は感熱ヘツド
中に存在する。駆動回路群2は駆動回路2A,2
B,2C,……等よりなり、感熱抵抗体に駆動の
ための電気エネルギを与える。タイマー群3はタ
イマー3A,3B,3C,……等よりなる。タイ
マー群3は入力端子群4をもつており、これは入
力端子4A,4B,4C,……等より成る。
入力端子4Aにはタイマー3Aが対応し、端子
4Aの入力信号(アナログ信号もしくはデイジタ
ル信号)の大きさに応じて、パルスを発生し、こ
れを駆動回路2Aに送り込む。即ち、パルスの持
続時間が入力信号の大きさに比例するようになつ
ており、パルス幅の変調が行なえる。パルスは駆
動回路2Aに与えられ、ここで電力的に増幅され
て、感熱抵抗1Aに与えられ、熱を発生する。
つまり、入力信号の大きさにより駆動パルスの
パルス幅(持続時間)が変わり、これに伴つて発
生熱量(エネルギ)が変わり、記録画像の濃度を
制御できる。
この例では、制御が簡単である特長をもつが通
常タイマーは集積化することが困難であり、ま
た、集積化できても多数のタイマーはをひとつの
IC内に納めるのは至難の技に近い。
これらの欠点を克服するために各種各様の階調
制御方式が提案されている。例えば、その一例と
して特開昭56−92080の“感熱プリンタによる階
調画像の形成方法”ではサーマルヘツドに画像濃
度に比例したパルス幅の通電時間を与えて階調画
像を形成する方法において、濃度信号をパルス幅
よりも充分に小さなパルス幅をもつた複数のパル
ス信号に変調して発熱体を駆動する方法が述べら
れている。この方式では、パルス幅をパルス数に
変換して制御するため、タイマの機能をカウンタ
とクロツクパルスでもたせることができ、タイマ
ーが不用である。ただし、この方式でも回路構
成、信号処理は相当複雑になる。
〔発明の概要〕
本発明の要点はシフトレジスタ、デコーダ、デ
ータセレクタ等を用いて、感熱抵抗体に加えるべ
き電圧(電流)の印加時間を階調信号の内容に応
じて変化させ、この動作を時間に沿つて階調回数
だけ行なうにある。
〔発明の実施例〕 第2図に本発明の原理図を示す。駆動回路2は
シフトレジスタ5の出力によつて制御され、この
出力は“1”か“0”かの論理信号である。シフ
トレジスタ5は入力端子5A、クロツク端子5
B、ラツチ端子5Cと出力端子群をもち(このタ
イプのレジスタは直列型と呼ばれ、通常の感熱ヘ
ツドにはこのタイプの回路が搭載されていること
が多い)、入力端子のデータをクロツクで順次読
み込み、読み込み完了後、ラツチ信号を5Cによ
り与えて、このデータ群を出力端子に出力する。
通常、1,2,5はヘツドに搭載され、一本の
素子として形を作つていることが多い。シフトレ
ジスタ5の入力信号はセレクタ6,デコーダ7、
シフトレジスタ群8を通して与えられる。つま
り、感熱ヘツドを制御するデータ(1もしくは0
の論理信号)はシフトレジスタ群8の入力端子8
Aに与えられる。このデータは階調を表わす数に
相当するビツト(例えば、8階調ならば3ビツ
ト)数だけ用意され、シフトレジスタ群8も、こ
のビツト数分だけ用意される。即ち、このビツト
数をNとすると8Aの端子はN個、レジスタ群8
の出力端子はN個用意される。このN個のデータ
はクロツク端子8Bにシフトパルスが加わるたび
にレジスタ8に読み込まれる。
シフトレジスタ8のレジスタ数は感熱抵抗体の
数と同じで通常数百程度(126,256,512等が多
い)である。レジスタ8の出力データはNビツト
共にデコーダ7に入力され、ここで2N個の出力に
デコードされる。即ち、デコーダ7の入力として
3ビツトを考えた場合、その出力は23個つまり8
個となり、この各々の出力がセレクタ6に与えら
れる。
第2図における一連の制御動作を第3図、第4
図、第5図を用いて説明する。第3図において、
データは階調1から階調7までの情報を含んでい
るとし、このデータはシフトレジスタ8の出力8
Cより順次与えられる。時刻t0〜t1の間に階調1
の全データ(例えば、感熱ラインを256とし階調
を3ビツトとすると、前述のように、デコーダ7
への入力線は3本、シフトレジスタ5のレジスタ
ビツト数は256となる。以下の説明は、特に断ら
ない限り256ライン、階調情報3ビツトとする)
がデコーダ7、セレクタ6を通してシフトレジス
タ5に送り込まれ、時刻t1の直前t01に発生される
読込信号のパルスaによつて階調1を表わす256
個の0か1のビツト信号はシフトレジスタ5から
いつせいに出力され、駆動回路2に与えられる
(読込信号は第2図のレジスタ5の端子5cに与
えられる)。
次に時刻t1〜t2の間に階調2の情報がレジスタ
5に与えられ、パルスbによつて出力状態とな
る。このとき、階調を含む信号はレジスタ8の出
力端子より時刻t0〜t1の間と同様デコーダ7へ与
えられるが、セレクタ6よりの出力信号は階調2
を表わすようにセレクタ6内部が動作し、この動
作はアドレス発生回路9よりのパルス信号によつ
て行なわれる(この動作の詳細については後述す
る)。
以上述べたように階調1の情報は時刻t0〜t1
間にレジスタ5にセツト、駆動回路に送られ、階
調2の情報は時刻t1〜t2の間にレジスタにセツ
ト、駆動回路に送られ処理されるわけであるが、
以後同様に階調3は時刻t2〜t3の間に、階調4は
時刻t3〜t4の間に、以後同様各階調が処理され、
時刻t6〜t7の間に階調7の処理が行なわれ、一連
の動作を完了する。すなわち、7回の繰り返し動
作をもつて階調の制御を行なう。
以上の動作は主に第2図のレジスタ8、デコー
ダ7、セレクタ6、レジスタ5を通過する信号形
態について述べたものであるが、上記の動作を感
熱ヘツド1のライン(256あると仮定して話をす
すめている)に注目して説明したりが第4図であ
る。これらの波形は時間t0〜t1における階調情報
の流れを表わしたもので、信号a0,a1,a2はレジ
スタ8の出力、即ち、デコーダ7の入力でa0が重
み1(=20の階調を、a1が重み2(=21)の階調
を、a2が重み4(=22)の階調を、それぞれ表わ
す。パルスa0,a1,a2は時刻t0〜t1の間に256個の
階調情報が存在し、図では時刻t0-1,t0-2,t0-3
……t0-256がこれに対応している。
信号b1,b2,b3,……,b7はデコーダ7よりの
出力信号で階調を含む原信号a0,a1,a2をデコー
ドしたもので、b1が階調1を、b2が階調2を、…
…,b7が階調7を、おのおの表わす。
信号a0,a1,a2とデコーダ出力b1,b2,……,
b7との関係は後で詳しく述べるが、信号a0,a1
a2の階調情報(20×a0+21×a1+22×a2で表わさ
れる)に対応するデコーダ階調情報に対して、そ
れ以下に対応する階調信号はすべてが出力され
る。例えば、時刻t01〜t02間の階調情報はa0
“1”,a1=“0”,a2=“0”で階調1を表わすの
で、b1〜b7のうちb1のみが“1”レベルになる。
次に時刻t02〜t03の間の階調情報はa1のみが“1”
であるので、階調2に相当する出力b2と、この階
調2以下の出力b1が“1”となり出力状態とな
る。さらに、時刻t03〜t04ではa2のみが“1”で
あるので階調4となり、b4をはじめ、これ以下の
信号b3,b2,b1は全て“1”となる。時刻t0-4
t0-5ではa0とa2が“1”であるので階調5とな
り、b5,b4,b3,b2,b1が“1”の出力状態とな
る。
すなわち、信号b1は階調1以上の場合は必ず
“1”出力となつている。この信号は時刻t0〜t1
の間に256個発生し、順次時刻t0-1からシフトレ
ジスタ5に転送され、時刻t01までにレジスタ5
に入る。そして時刻t01で発生する読込信号のパ
ルスaによつてレジスタ5で読み込まれ、256個
の出力(これは“1”と“0”とが混在する)を
すべて駆動回路2に送り出す。
以上第4図に示すような時刻t0〜t1で行なわれ
る信号処理は時刻t1〜t2,t2〜t3,t3〜t44〜t5,t5
〜t6,t6〜t7でも行なわれ、階調に関する信号が
作られるが、各時刻で選択される階調信号b1〜b7
は次のように対応する。
時刻t0〜t1 信号b1 (階調1) 時刻t1〜t2 信号b2 (階調2) 時刻t2〜t3 信号b3 (階調3) 時刻t3〜t4 信号b4 (階調4) 時刻t4〜t5 信号b5 (階調5) 時刻t5〜t6 信号b6 (階調6) 時刻t6〜t7 信号b7 (階調7) すなわち、上記のような順序に従つて、前記の
制御動作を行なうと、時刻t0〜t7の間に階調数に
比例したパルス幅の信号が得られる。第5図の波
形はこれを示したものである。図中LTHは読み
込み用パルスで第3図のものと同じである。信号
D1〜D256は感熱ヘツドの各ラインに与えられる
信号であり、256個存在する。時刻t01で読み込み
パルスが入ると、階調1のデータがレジスタ5の
出力端子よりはき出されるが、このときD1のデ
ータO1は第4図の階調情報b1の出O1に対応する。
また、D2のO2はb1のO2、D3のO3はb1のO3に、以
下同様、おのおのが対応する。すなわち、情報1
を持つ信号b1は時刻t01においてデータD1〜D256
にいつせいに変換される。
時刻t12で、階調2の情報b2は読み込まれ、第
4図のP1〜P8……は第5図のD1〜D8……のP1
P8……となる。すなわち、信号b2の階調情報P1
〜P8……は第5図の時刻t12〜t23の間にデータD1
〜D7……に示すQ1〜Q8……になる。以下同様に、
上記の制御動作を行ない、時刻t67に達すると階
調7の情報がD1〜D256に振り分けられ、然る後、
時刻tendで図に示すようにレジスタ5にリセツト
をかけてD1〜D256を全て“0”とし、階調制御
を完了する。
本発明の制御動作はデコーダ7の出力の作り方
に特長があり、このデコーダの動作を以下に詳し
く説明する。
第6図と第7図はデコーダ7の動作を説明した
もので、第6図は従来のデコーダの入出力関係
を、第7図は本発明で用いるデコーダの入出力関
係を、それぞれ示す。従来のデコーダは第6図の
入力信号−出力信号特性に示すように、ひとつの
入力信号(階調情報、第4図のa0,a1,a2の信号
のこと)に対してひとつの出力信号しか出さない
ものである。つまり、信号vi5に対しては出力信
号b5が対応し、b5に相当する出力状態がオン状態
になる。このデコーダは市販品として既に発売さ
れているオクタルデコーダ、デシマルデコーダの
ICの機能と同じである。
本発明のデコーダの入出力特性は第7図に示す
ように、ひとつの入力信号に対して、複数個の出
力信号が対応し、しかも、入力信号のレベルに対
して出力信号が対応し、しかも、入力信号のレベ
ルに対して出力信号の状態も変化する。つまり、
入力信号がvi5のときの出力信号はb5のみならず、
図の斜線の部分の全ての信号を出力し、b1,b2
b3,b4,b5の5つの信号がオン状態となる。つま
り、本デコーダは従来のデコード出力b5に加え
て、その下位の出力のすべてb4,b3,b2,b1を出
力する機能となつている。これが先に述べた上位
優先機能の概念で、このデコーダとの組合せによ
り、集積化に適した感熱記録方式を得る。
このように発生されたデコーダ出力(階調を表
わす情報が3ビツトなら、7個の論理信号とな
る。実際は23=8で8個であるが0は階調がある
と考えないので7個とする。)はセレクタ6の入
力信号となる。セレクタは選択の機能をもつ切換
スイツチであり、これはアドレス発生回路9より
の選択信号によつて制御され、切換の動作が行な
われる。第8図は、セレクタ6の概要構成(7階
調における具体例)を示したもので、スイツチ群
6Bが主構成となつている。セレクタは第2図に
示すように入力端子6A、出力端子6D、制御端
子6Cを、各々もつている。第8図に示すよう
に、入力端子6Aは複数個の入力端子6A1,6
A2,6A3,……,6A7をもち、この各々にはデ
コーダ7よりの出力信号b1,b2,……,b7が加え
られる。スイツチ群6Bは各々6B1,6B2,…
…,6B7のスイツチよりなつており、これらの
各スイツチには制御信号C1,C2,……,C7が加
えられる。制御信号がオンになるとスイツチは閉
じ、信号b1〜b7のいずれかを出力端子6Dに送る
動作をする。出力端子群6Dは複数個の出力端子
6D1,6D2,6D3,……,6D7をもち、それ
ぞれが入力端子6A1〜6A7に対応する。
スイツチの開閉を制御する信号C1〜C7はアド
レス発生回路9で発生するが、このタイムシーケ
ンスは第9図のようになる。第9図中、信号CY
はアドレス発生回路9の入力端子9Bに加えられ
るトリガ用信号であり、この信号の到来毎に信号
C1,C2,……,C7が図に示すように、そのレベ
ルが“0”→“1”→“0”と変化する。信号
RSはアドレス発生回路をリセツトするための信
号(これは第5図のリセツトとは異なるものであ
る)であり、信号CYが印加される前に加えて、
回転のリセツトを行なう。
第9図のタイムシーケンスに示すように信号
C1〜C7は順次発生される。信号C1は時刻t0〜t1
時間に“1”状態となりスイツチ6B1が閉じ、
信号b1は選択となつてシフトレジスタ5に送り込
まれる。前述のように時刻t0〜t1の間にシフトレ
ジスタ8および5にはシフト用パルス(クロツク
パルスとも呼ばれる)が端子8Bおよび5Bに加
えられ、レジスタ内のデータを順次移動する。こ
のとき、レジスタ8はデータを送り出し、レジス
タ5はデータを読み込む動作を行なう。
第4図の波形で示したように時刻t0以後の第1
発目のシフトパルスによつてレジスタ8は読み込
んでおいた階調情報の先頭のデータ群を送り出
し、これらのデータをデコーダ7に与える。デコ
ーダの出力はセレクタ6で選択され、このときは
信号C1のみが“1”状態であるので、最も低い
階調情報b1のみがレジスタ5に送られる。
次に第2発目のシフトレパルスによつて階調信
号はレジスタ5に読み込まれ、レジスタ8は読み
込んでおいた階調情報の2番目のデータを送り出
す。このデータも同様に、デコーダ7によつてデ
コードされ、セレクタ6のスイツチ6B1で選択
され、レジスタ5に与えられる。このデータは第
3発目のシフトパルスによつてレジスタ5に読み
込まれる。
以下、同様のシフト動作を行ない、丁度シフト
パルスの数が感熱抵抗群1の抵抗体の数に等しい
ところで、シフト動作を止めると、レジスタ群8
の最下位の階調情報b1は感熱抵抗体の数に等しい
データだけ順序よく、レジスタ5に送り込まれ、
セツトされている。この状態で端子5Cにデータ
送出用パルスを与えるとレジスタ内のデータはす
べて並列にドライバ2に送り出され、これによつ
て感熱抵抗群1に電力を与える。
感熱抵抗体の数は通常数百であるから、これを
例えば256とすれば、時刻t0〜t1の間のシフトパ
ルス数は256個となる。即ち、256個の画素に関す
る情報信号が全てレジスタ5に読み込まれ、時刻
t01において、ドライバー2に送り込まれ、ヘツ
ドが駆動される。時刻t0〜t1の間でレジスタ8の
データは全て出力されるので、この間に同じデー
タをレジスタ8に再度入力しておくことが必要で
ある。このために、出力と同時と端子8Aより入
力を行なうことが不可欠である。
時刻t1におけるとキヤリパルスCYが1個発生
されるので信号C2が“1”となり、スイツチ6
B2が閉状態となる。以後、シフトパルスの到来
毎レジスタ8→デコーダ7→セレクタ6→レジス
タ5と前記の動作を行なう。ただし、このときの
階調のデータは最下位階調信号ではなく、これよ
り1だけ階調の増した信号であり、第7図で示す
と出力信号b2がこれに相当する。即ち、期間t1
t2では階調の出力信号b2に関する全てのデータ
(256個ある)の処理が行なわれ、時刻t2でヘツド
の駆動が行なわれる。
以後同じ動作が行なわれ、時刻t6〜t7では最上
位階調信号(第7図の出力信号t7に相当)の処理
が行なわれ、全階調に関する一連の処理を完了す
る。すなわち、時刻t7において全階調(この例で
は7階調)の情報を感熱ヘツドに与え終り、この
時点で一ラインに関する画素のプリントが完了す
る。
このように、本発明を用いると階調情報を上位
優先の特別なる機能を有するデコーダにより上位
情報を優先的に“1”出力し、さらにその下位の
階調情報を全て“1”状態にするので、この情報
を下位の階調から順次セレクタで選択し、この選
択動作を順次階調数だけ行なうことで、感熱プリ
ントに関する濃淡の制御を行なうことができる。
この方法は回路としては論理回路でよく、従来
の方法で用いたタイマ等は使用していないので集
積化ができるという大きなメリツトがある。
第10図は本発明の具体的実施例であり、階調
信号としては3ビツト7階調の具体例で、感熱抵
抗体の数即ちシフトレジスタの段数は256として
いる。感熱抵抗ヘツドに付く駆動回路、シフトレ
ジスタは一体化されることが多いので本例では感
熱ヘツドアセンブリ125として表わしてある。
階調を表わす3ビツトの情報は入力端子8A1,
8A2,8A3に与えられる。シフトレジスタ群8
は3個のレジスタ81,82,83で構成され、
各々265ビツトの段数をもつ。このレジスタのシ
フト動作はクロツクパルスCPによつて行なわれ、
端子11に与えられる。
最初の状態で、アドレス発生回路9のカウンタ
91,92にはリセツトを行なうので、アドレス
発生回路の出力はいずれも“0”で、ANDゲー
ト群61は全て閉となつており、その出力Dは
“0”である。クロツクパルスCPが1〜255発の
間で階調データはレジスタ81,82,83に読
み込まれる。CPが256発目で、カウンタ91が1
発のキヤリパルスCYを出し、カウンタ92の内
容を1だけ増すので、デコーダ93はその出力の
うち1個だけがオン状態(出力電圧が“1”状態
の意)となり、セレクタ6内のゲートg1が開く。
このゲートg1が開くことで、デコーダ7の出力は
ヘツドアセンブリ125の入力5Aに加えられ
る。
CPのパルスが257〜511発の間では、レジスタ
81〜83の出力はシフトパルスによつて順次デ
ーダを出力し、これらのデータはデコーダ7の基
本デコーダ回路71に加えられる。基本デコーダ
回路は既にIC化されている集積回路素子のもの
と同じ機能と考えてよく、3入力−8出力のオク
タルデコーダがこれに相当し、入力ビツトの状況
に対応して、第9図のような出力C1〜C7を発生
する。オアゲート群72は階調情報に対しての上
位優先機能をもたせるためのもので、この回路構
成により、第7図のような機能をもつデコーダが
実現できる。オアゲート群72の接続をみてわか
るように本回路では上位情報に相当するデータが
“1”状態になつたときには必ず下位情報も“1”
となる。これは上位情報のデータを下位情報のゲ
ート入力に順次送り込むことで実現している。
以上のデコーダ7の動作は、入力データが加わ
つている間は常時行なわれ、階調情報はセレクタ
6内のゲートg1を通して、ヘツドアセンブリ12
5のシフトレジスタへ順次送り込まれ、クロツク
パルスCPの512発目に発生される第2のキヤリパ
ルスCYによつてヘツドの熱をいつせいに制御す
る。
クロツクパルスが512発以降はゲートg2のみが
開状態となり、シフトレジスタ8内のデータは同
じようにデコーダ、セレクタを通過して階調情報
となる。以上の動作は7回繰り返され、ゲートg7
が上記の開閉を行なつた後全ての動作を完了す
る。
本実施例ではほとんどの回路がANDとORの構
成を実現できるので、汎用の半導体プロセスを用
いて回路のIC化ができる。
第11図に本発明の変形例を示す。これまでの
説明では、シフトレジスタ8はシフトおよび記憶
の機能のみで、データを出力しながら入力を行な
うことが必要で、このため、入力端子8Aに入つ
てくるデータの制御が複雑であつた。本発明はこ
の点を改良すべく、変形したもので、入力データ
の取り込みは1回のみ行ない、その後の動作では
シフトレジスタ8をリングカウンタとして用いる
ことを基本とする。
まず、最初のデータ取り込みのときはアドレス
発生回路の出力99を“0”としてアンドゲート2
2を閉状態とし、入力端子8Aのデータ入力をオ
アゲート21を通じて、レジスタ8に加え、シフ
ト動作を行なわせて全データを8に読み込む。次
に、この階調データをデコーダ7、セレクタ8を
通して感熱ヘツドに送り込むわけであるが、この
とき、信号99を反転させ“1”とする。この状態
ではアンドゲート22が閉じ、同じくアンドゲー
ト23が開く。これにより、レジスタ8の出力8
9はアンドゲート23、オアゲート21を通つて
レジスタ8の入口に加えられ、シフトパルスが到
来するたびに、このデータの記憶を行なう。つま
り、レジスタ8はリングカウンタとして動作す
る。
以後の動作もほぼ同様に行なわれ、階調を表わ
すデータはレジスタ8を出たあと一担入力に戻さ
れて、データそのものが消去されることはない。
このため、端子8Aに加えるデータの制御に特別
の工夫を必要としなくなり、装置全体の構成も簡
単となる。
第12図に本発明の変形例を示す。本変形例で
はデコーダ7の階調出力d1〜d7の内容を全ビツト
にわたつて記憶する記憶回路110を設け、この
出力状態によつてアドレス発生回路9に動作停止
命令を与え、印字時間の短縮を図る。第4図に示
すように、時刻t0〜t1の間にはデコーダ7より全
階調情報b1〜b7が発生するので、これらおのおの
の信号を256ビツトの全ビツトにわたつて記憶し
ておけば、どの程度の階調まで情報があるかがた
だちにわかり、この時刻で信号処理(印字)を打
切りとすれば、時間の短縮となる。第13図は第
12図の変形例の具体的実施例である。階調情報
d1〜d7は記憶回路110に導かれる。ここには、
メモリがd1〜d7に対応して1個ずつおかれ、d1
d7のビツト情報に1つでも“1”があるとメモリ
はセツトされ出力状態となる。つまり、d1の信号
で時刻t0〜t1の256ビツトの間に“1”があるとd1
に対応するメモリは1にセツトされる。この動作
はd2,d3,……,d7のおのおのについても行なわ
れる。メモリの出力は論理回路120に導かれ、
ここでアドレス発生回路のデコーダ93の出力
C1〜C7と論理積がとられ、この論理積の出力は
全てオア回路OR1で論理がとられる。信号C1
C7は第9図に示すように順次発生するが、この
おのおのの時刻に、メモリ回路の出力が“1”状
態になると、OR1の出力ENDは必ず“1”状態
となる。つまり、“1”状態のときには階調があ
るわけであるから、引続き信号処理を行なうが
“0”状態のときは階調がないので信号処理を停
止する。すなわち、時系列的に発生される信号
C1〜C7によつて階調情報を順次チエツクし、信
号ENDがなくなつた時点で階調なしの判断をし
て、時間の短縮を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、階調の制御が可能となり、ま
た、ワンシヨツトマルチ等の従来IC化の困難で
あつた素子構成をとらないので、容易に単一チツ
プ化あるいはモジユール化ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感熱階調制御に関する従来の回路図、
第2図は本発明の原理図、第3図は本発明の動作
説明図、第4図は本発明の信号の処理形態図、第
5図は本発明の階調信号のつくり方を示す図、第
6図は従来のデコーダの動作図、第7図は本発明
のデコーダ動作図、第8図はスキヤナの動作説明
図、第9図はアドレス発生の状況図、第10図は
本発明の一実施例の回路図、第11図は本発明の
変形例の回路図、第12図は本発明の他の変形例
ブロツク図、第13図は第12図における変形例
の具体的実施例のブロツク図である。 125……感熱ヘツドアセンブリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録すべき画像信号に従つて発熱抵抗体を通
    電発熱させ、この熱を感熱記録紙に伝達して、前
    記感熱記録紙を発色させるための画像の階調信号
    を記録する第1の記憶部と、前記第1の記憶部の
    出力信号を入力とするデコーダと、前記デコーダ
    の出力を選択するセレクタと、前記セレクタの出
    力を入力とする第2の記憶部と、前記第2の記憶
    部の出力を入力とするヘツド駆動部と、前記ヘツ
    ド駆動部の出力を入力とする感熱抵抗体部と、上
    記各部を制御するためのアドレス発生部を具備す
    る感熱記録階調制御回路において、 前記第1の記憶部の出力信号を時系列的に順
    次、入力信号に対して最下位の階調信号まで出力
    する機能を有するデコーダに出力し、前記デコー
    ダで最も低い階調から順次最高階調に到るまで信
    号を繰返し生成し、前記階調信号を前記セレクタ
    及び別設した第3の記憶部に送出し、前記セレク
    タではアドレス発生部からの信号に応じて前記デ
    コーダから送られてきた階調信号のうちで階調度
    の最も低い階調信号より順次階調が増加するよう
    に信号を選択し順次前記第2の記憶部に送り出
    し、前記第3の記憶部では、前記デコーダの出力
    がどの階調信号までの情報を有しているかを判断
    する判断手段により信号処理を停止する信号を前
    記アドレス発生部に送信する構成としたことを特
    徴とする感熱記録階調制御回路。
JP58199063A 1983-10-26 1983-10-26 感熱記録階調制御回路 Granted JPS6091768A (ja)

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