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JPH052228B2 - - Google Patents
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JPH052228B2 - - Google Patents

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JPH052228B2
JPH052228B2 JP60201274A JP20127485A JPH052228B2 JP H052228 B2 JPH052228 B2 JP H052228B2 JP 60201274 A JP60201274 A JP 60201274A JP 20127485 A JP20127485 A JP 20127485A JP H052228 B2 JPH052228 B2 JP H052228B2
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JP
Japan
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triazine
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acid
aryl group
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Nobuyuki Kita
Keiji Akyama
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不飽和単量体と光重合開始剤と必要と
するなら線状有機高分子重合体とを含む光重合性
組成物に関し、特に印刷用原版の作製、フオトレ
ジスト等に有用な光硬化像を提供しうる光重合性
組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 重合可能なエチレン性不飽和化合物と、光重合
開始剤と、更に必要に応じて適当な皮膜形成能を
有する線状有機高分子重合体、熱重合防止剤等を
混和させ感光性組成物として写真的手法によつて
画像複製を行なう方法は現在広く知られるところ
である。すなわち特公昭35−5093号公報、特公昭
35−8495号公報等に記載される様に該感光性組成
物は活性光線の照射により光重合を起し、不溶化
することから、感光性組成物を適当な皮膜とな
し、所望の画像の陰画を通して活性光線の照射を
行い、適当な溶媒により未感光部のみを除去する
(以下単に現像とよぶ。)ことにより所望の光重合
画像を形成させることができる。このタイプの感
光性組成物は印刷板あるいはフオトレジスト等の
感光剤として極めて有用であることは論を待たな
い。 従来より、重合可能なエチレン性不飽和化合物
の光重合開始剤として、ベンジル、ベンゾイン、
ベンゾインエチルエーテル、ミヒラーケトン、ア
ンスラキノン、アクリジン、フエナジン、ベンゾ
フエノン、2−エチルアンスラキノン等が代表的
なものとして知られている。しかしながらこれら
の開始剤は、実用上必ずしも充分な光重合開始能
力を示さず、光照射による画像形成には多くの時
間を要した。この欠点を改良するために通常ラジ
カル発生剤と光吸収剤の組み合せ、たとえば本発
明の一般式()で表わされるS−トリアジン化
合物のトリハロメチル化合物に、特公昭59−
28328号公報に示される芳香族チアゾール化合物、
特開昭54−151024号公報に示されるメロシアニン
色素、特開昭58−40302号公報に示される芳香族
チオピリリウム塩や芳香族ピリリウム塩、その他
9−フエニルアクリジン、 等の光吸収剤を組み合せ、更にはこれらの組み合
せにN−フエニルグリシン、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、N,N′−ジメチルアミノ安息香
酸エチル等の水素供与体等を組み合せることによ
つて、充分な光重合開始能力を示すことが知られ
ている。しかしこれらのラジカル発生剤と光吸収
剤との組合せに、塩形成能力のある化合物、たと
えば塩基性染料を組み合せると、ある場合には充
分な光重合開始能力を示さなかつたり、あるいは
塩基性染料による焼出し性(露光後発生した酸に
よる染料の変色にもとづく画像形成性)が損われ
たりする欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、従つて光重合開始能力の非常に
高い光重合開始剤の組み合せを含みかつ印刷用原
版の作製、フオトレジスト等に有用な光硬化像を
与え得る光重合性組成物を提供することを目的と
する。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記のような技術の現状に鑑
み、鋭意研究の結果、光重合性組成物において、
光重合開始剤として特定のトリアジン系化合物と
チオキサントン系化合物とを組み合せて用いる
と、有用な光重合性組成物が得られるという知見
に基づき、本発明をなすに至つた。 すなわち本発明は、活性光線により光重合が可
能な少なくとも1個のエチレン性不飽和基をもつ
単量体と光重合開始剤と、必要とするならば線状
有機高分子重合体とを含む光重合性組成物におい
て、光重合開始剤として少なくとも1種の下記一
般式(): (Xは水素原子、炭素数1から5のアルキル基
又は炭素数1から5のアルコキシ基を表わし、Y
は−COOH又は−COOR′を表わし、R′はアルキ
ル基又はアリール基を表わす。) で表わされる化合物と、少なくとも1種の下記一
般式(): (Xはハロゲン原子を表わす。Yは−CX3、−
NH2、−NHR′、−NR′2、−OR′を表わす。ここで
R′はアルキル基、置換アルキル基、アリール基、
置換アリール基を表わす。またRは−CX3、アル
キル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリ
ール基、置換アルケニル基を表わす。) で表される化合物とを組み合せたものを用いるこ
とを特徴とする光重合性組成物に関する。 本発明に使用される光重合可能なエチレン性不
飽和付加重合性化合物は、常圧で沸点100℃以上
の、少なくとも1分子中に1個、より好ましくは
2個以上の付加重合可能なエチレン性不飽和基を
有する分子量10000以下のモノマー又はオリゴマ
ーである。このようなモノマー又はオリゴマーと
しては、ポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、フエノキシエチル(メタ)ア
クリレート等の単官能のアクリレートやメタクリ
レート;ポリエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリプロピレンジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、トリ(アクリロイロキシエチ
ル)イソシアヌレート、グリセリンやトリメチロ
ールエタン等の多価アルコールにエチレンオキサ
イドやプロピレンオキサイドを付加させた後(メ
タ)アクリレート化したもの、特公昭48−41708
号、特公昭50−6034号、特開昭51−37193号各公
報に記載されているようなウレタンアクリレート
類、特開昭48−64183号、特公昭49−43191号、特
公昭52−30490号各公報に記載されているポリエ
ステルアクリレート類、エポキシ樹脂と(メタ)
アクリル酸を反応させたエポキシアクリレート類
等の多官能のアクリレートやメタクリレートをあ
げることができる。さらに日本接着協会誌
Vol.20、No.7、300〜308ページに光硬化性モノマ
ー及びオリゴマーとして紹介されているものも使
用することができる。 本発明で用いられる一般式()で表される化
合物は、独国特許第3018891号明細書に記載され
ている。 本発明で用いられる一般式() で表わされる化合物としては、若林ら著、Bull.
Chem.Soc.Japan,42,2924(1969)記載の化合
物、たとえば、2−フエニル−4,6−ビス(ト
リクロルメチル)−S−トリアジン、2−(p−ク
ロルフエニル)−4,6−ビス(トリクロルメチ
ル)−S−トリアジン、2−(p−トリル)−4,
6−ビス(トリクロルメチル)−S−トリアジン、
2−(p−メトキシフエニル)−4,6−ビス(ト
リクロルメチル)−S−トリアジン、2−(2′,
4′−ジクロルフエニル)−4,6−ビス(トリク
ロルメチル)−S−トリアジン、2,4,6−ト
リス(トリクロルメチル)−S−トリアジン、2
−メチル−4,6−ビス(トリクロルメチル)−
S−トリアジン、2−n−ノニル−4,6−ビス
(トリクロルメチル)−S−トリアジン、2−(α,
α,β−トリクロルエチル)−4,6−ビス(ト
リクロルメチル)−S−トリアジン等が挙げられ
る。その他、英国特許1388492号明細書記載の化
合物、たとえば、2−スチリル−4,6−ビス
(トリクロルメチル)−S−トリアジン、2−(p
−メチルスチリル)−4,6−ビス(トリクロル
メチル)−S−トリアジン、2−(p−メトキシス
チリル)−4,6−ビス(トリクロルメチル)−S
−トリアジン、2−(p−メトキシスチリル)−4
−アミノ−6−トリクロルメチル−S−トリアジ
ン等、特開昭53−133428号明細書記載の化合物、
たとえば、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イ
ル)−4,6−ビス−トリクロルメチル−S−ト
リアジン、2−(4−エトキシ−ナフト−1−イ
ル)−4,6−ビス−トリクロルメチル−S−ト
リアジン、2−〔4−(2−エトキシエチル)−ナ
フト−1−イル〕−4,6−ビス−トリクロルメ
チル−S−トリアジン、2−(4,7−ジメトキ
シ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリク
ロルメチル−S−トリアジン、2−(アセナフト
−5−イル)−4,6−ビス−トリクロルメチル
−S−トリアジン等、独国特許3337024号明細書
記載の化合物、たとえば、 等を挙げることができる。 また、F.C.Schaefer等によるJ.Org Chem.;
29,1527(1964)記載の化合物、たとえば2−メ
チル−4,6−ビス(トリブロムメチル)−S−
トリアジン、2,4,6−トリス(トリブロムメ
チル)−S−トリアジン、2,4,6−トリス
(ジブロムメチル)−S−トリアジン、2−アミノ
−4−メチル−6−トリブロムメチル−S−トリ
アジン、2−メトキシ−4−メチル−6−トリク
ロルメチル−S−トリアジン等を挙げることがで
きる。 一般式()のうちYが−CX3である化合物を
用いた場合が特に好ましい。 光重合開始剤の使用濃度は通常わずかなもので
あり、また不適当に多い場合には有効光線のしや
へい等好ましくない結果を生じる。本発明におけ
る光重合開始剤の量は、一般式()と一般式
()で表わされる化合物の合計が光重合可能な
エチレン性不飽和化合物と必要とするなら線状有
機高分子重合体との合計に対して0.01重量%から
20重量%の範囲で充分であり、更に好ましくは1
重量%から10重量%で良好なる結果を得る。また
一般式()と一般式()の全光重合開始剤量
に対する割合は、それぞれ80〜20重量%、20〜80
重量%であることが望ましい。 更に本発明で用いる光重合開始剤に必要に応じ
てN−フエニルグリシン、2−メルカプトベンゾ
チアゾール、N,N−ジアルキル安息香酸アルキ
ルエステル等の水素供与性化合物を加えることに
よつて更に光重合開始能力を高めることができ
る。 本発明における線状有機高分子重合体としては
当然光重合可能なエチレン性不飽和化合物と相溶
性を有しているものを選択しなければならない。
光重合可能なエチレン性不飽和化合物と相溶性の
ある線状有機高分子重合体である限り、どれを使
用しても構わないが、望ましくは水現像あるいは
弱アルカリ水現像を可能とする様な線状有機高分
子重合体を選択すべきである。線状有機高分子重
合体は、該組成物の皮膜形成剤としてだけではな
く、水、弱アルカリ水あるいは有機溶剤現像剤と
しての用途に応じて使用される。たとえば水可溶
性有機高分子重合体を用いると水現像が可能とな
る。この様な線状有機高分子重合体としては、側
鎖にカルボン酸を有する付加重合体、たとえばメ
タクリル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタ
コン酸共重合体、クロトン酸共重合体、マレイン
酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体
等があり、また同様に側鎖にカルボン酸を有する
酸性セルロース誘導体がある。この他水酸基を有
する付加重合体に環状酸無水物を付加させたもの
等が有用である。この他に水溶性線状有機高分子
重合体としてポリビニルピロリドンやポリエチレ
ンオキサイド等が有用である。また硬化皮膜の強
度をあげるためにアルコール可溶性ナイロンや
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−プロ
パンとエピクロロヒドリンのポリエーテル等も有
用である。これらの線状有機高分子重合体は全組
成中に任意な量を混和させることができるが、90
重量%を超えることは形成される画像強度等の点
で好ましい結果を与えない。 さらに本発明においては以上の基本成分の他に
感光性組成物の製造中あるいは保存中において重
合可能なエチレン性不飽和化合物の不要な熱重合
を阻止するために少量の熱重合防止剤を添加する
ことが望ましい。適当な熱重合防止剤としてはハ
イドロキノン、p−メトキシフエノール、ジ−t
−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、t−
ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4′−チオ
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)、
2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブ
チルフエノール)、2−メルカプトベンゾイミダ
ゾール、N−ニトロソフエニルヒドロキシアミン
第一セリウム塩等があげられる。また、場合によ
つては、感光層の着色を目的として染料もしくは
顔料や、硬化皮膜の物性を改良する目的として無
機充てん剤を加えてもよい。 本発明の光重合性組成物は、例えば、2−メト
キシエタノール、2−メトキシエチルアセテー
ト、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
3−メトキシプロパノール、3−メトキシプロピ
ルアセテート、メチルエチルケトン、エチレンジ
クロライドなどの適当な溶剤の単独またはこれら
を適当に組合せた混合溶媒に溶解して支持体上に
設けることができる。その被覆量は乾燥後の重量
で約0.1g/m2〜約10g/m2の範囲が適当であり、
より好ましくは0.5〜5g/m2である。 さらにまた、本発明の光重合性組成物が、所期
の目的を達成するための公知の他の添加剤(例え
ば、焼出し剤等)を含み得ることは論をまたな
い。 上記支持体としては、寸度的に安定な板状物が
用いられる。このような寸度的に安定な板状物と
しては、従来印刷版の支持体として使用されたも
のが含まれ、それらを好適に使用することができ
る。かかる支持体としては、紙、プラスチツク
(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレンなど)がラミネートされた紙、例えばアル
ミニウム(アルミニウム合金も含む。)、亜鉛、銅
などのような金属の板、例えば二酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロー
ス、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸
セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート、ポリビニルアセタールなどのよう
なプラスチツクのフイルム、上記の如き金属がラ
ミネートもしくは蒸着された紙もしくはプラスチ
ツクフイルムなどが含まれる。これらの支持体の
うち、アルミニウム板は寸度的に著しく安定であ
り、しかも安価であるので特に好ましい。更に、
特公昭48−18327号公報に記されているようなポ
リエチレンテレフタレートフイルム上にアルミニ
ウムシートが結合された複合体シートも好まし
い。 また金属、特にアルミニウムの表面を有する支
持体の場合には、砂目立て処理、珪酸ソーダ、弗
化ジルコニウム酸カリウム、燐酸塩等の水溶液へ
の浸漬処理、あるいは陽極酸化処理などの表面処
理がなされていることが好ましい。また、米国特
許第2714066号明細書に記載されている如く、砂
目立てしたのちに珪酸ナトリウム水溶液に浸漬処
理されたアルミニウム板、特公昭47−5125号公報
に記載されているようにアルミニウム板を陽極酸
化処理したのちに、アルカリ金属珪酸塩の水溶液
に浸漬処理したものも好適に使用される。上記陽
極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、
硼酸等の無機酸、若しくは修酸、スルフアミン酸
等の有機酸またはこれらの塩の水溶液又は非水溶
液の単独又は二種以上を組み合わせた電解液中で
アルミニウム板を陽極として電流を流すことによ
り実施される。 また、米国特許第3658662号明細書に記載され
ているようなシリケート電着も有効である。 更には特公昭46−27481号公報、特開昭52−
58602号公報、特開昭52−30503号公報に開示され
ているような電解グレインを施した支持体と、上
記陽極酸化処理及び珪酸ソーダ処理を組合せた表
面処理も有用である。 更には、特開昭56−28893号公報に開示されて
いるような、ブラシグレイン、電解グレイン、陽
極酸化処理さらに珪酸ソーダ処理を順に行つたも
のも好適である。 更にこれらの処理を行つた後に、水溶性の樹
脂、たとえばポリビニルフオスホン酸、スルホン
酸基を側鎖に有する重合体および共重合体、ポリ
アクリル酸等を下塗りしたものも好適である。 これらの親水化処理は、支持体の表面を親水性
とするために施される以外に、その上に設けられ
る光重合性組成物の有害な反応を防ぐため、更に
は感光層の密着性の向上等のために施されるもの
である。 支持体上に設けられた光重合性組成物の層の上
には、空気中の酸素による重合禁止作用を完全に
防止するため、例えばポリビニルアルコール、酸
性セルロース類などのような酸素遮断性に優れた
ポリマーよりなる保護層を設けてもよい。この様
な保護層の塗布方法については、例えば米国特許
第3458311号、特公昭55−49729号明細書に詳しく
記載されている。 本発明の光重合性組成物を支持体上に設けた感
光性プレートをメタルハライドランプ、高圧水銀
灯などのような紫外線に富んだ光源を用いて画像
露光し、現像液で処理して感光層の未露光部を除
去し、最後にガム液を塗布することにより印刷版
とする。上記現像液として好ましいものは、ベン
ジルアルコール、2−フエノキシエタノール、2
−ブトキシエタノールのような有機溶媒を少量含
むアルカリ水溶液であり、例えば米国特許第
3475171号および同3615480号に記載されているも
のを挙げることができる。 更に、特開昭50−26601号、特公昭56−39464
号、同56−42860号の各公報に記載されている現
像液も上記感光性印刷版の現像液として優れてい
る。 以下実施例をもつて本発明を説明するが本発明
はこれに限定されるものではない。 実施例 1 特開昭56−28893号公報に開示された方法によ
り基板を得た。すなわち、厚さ0.30mmのアルミニ
ウム板をナイロンブラシと400メツシユのパミス
トンの水懸濁液とを用いその表面を砂目立てした
後、よく水で洗浄した。10%水酸化ナトリウム70
℃で60秒間浸漬してエツチングした後、流水で水
洗後20%HNO3で中和洗浄し、次いで水洗した。
これをVA=12.7Vの条件下で正弦波の交番波形電
流を用いて1%硝酸水溶液中で160クローン/d
m2の陽極時電気量で電解粗面化処理を行つた。そ
の表面粗さを測定したところ、0.6μ(Ra表示)で
あつた。ひきつづいて30%のH2SO4水溶液中に
浸漬し55℃で2分間デスマツトした後、20%
H2SO4水溶液中、電流密度2A/dm2において厚
さが2.7g/m2になるように2分間陽極酸化処理
した。 このように処理されたアルミニウム板上に、下
記組成の感光液を乾燥塗布重量が1.5g/m2とな
るように塗布し、100℃で2分間乾燥させ感光性
プレートを得た。 アリルメタクリレート/メタクリル酸共重合体
(共重合モル比80/20) 3.2g ペンタエリスリトールテトラアクリレート
1.7g 光重合開始剤 X g メチルエチルケトン 20g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート 20g フツ素系ノニオン界面活性剤〔3M社製、フル
オラツドFC−430(商品名)〕 0.03g クリスタルバイオレツト 0.1g この感光性プレート上にポリビニルアルコール
(ケン化度86.5〜89モル%、重合度1000)の3重
量%の水溶液を乾燥塗布重量が2g/m2となるよ
うに塗布し、100℃/2分間乾燥させた。 露光は真空焼ワク装置を用いて、富士写真フイ
ルム株式会社製PSライトSタイプ(メタルハラ
イドランプ、2KW)で距離1mから行つた。感
度測定はLTFの濃度段差0.15の連続ステツプウエ
ツジを使用した。現像は1Kケイ酸カリウム30g、
水酸化カリウム15g、 3gおよび水1000gからなる現像液にて25℃、
1分間浸せきして行つた。 光重合開始剤の組み合せを変えたときの感度お
よび露光後のプリントアウトの結果を表1に示
す。 【表】 【表】 表1から、光重合開始剤として()式もしく
は()式のものを単独で用いた場合と比較し
て、本発明の()式、()式の化合物の組み
合せを使用した場合には感度は飛躍的に上昇す
る。また比較例5および6にあげた塩基性の光吸
収剤と比較して露光後のプリントアウトが損われ
ることがなかつた。 実施例 2 次に処方に従つて実施例1と同様に感光板を作
製した。 ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合
体(共重合モル比67/33) 3.2g ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
1.7g 鋼フタロシアニン顔料 0.2g フツ素系ノニオン界面活性剤(3M社製、フル
オラツドFC−430) 0.03g メチルエチルケトン 20g エチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート 20g この感光板の乾燥塗布重量は1.5g/m2であつ
た。実施例1と同様にこの感光板の上にPVAか
らなる酸素遮断層を設け、実施例1と同様な露光
装置を用いて露光し、現像したところ、適正露光
時間1秒でステツプウエツジで7段クリアーの画
像が得られた。 実施例 3 実施例1のアルミニウム基板の作製において20
%H2SO4水溶液中で陽極酸化処理する代りに5
%りん酸水溶液中で電流密度2A/dm2において
厚さが0.8g/m2になるように2分間陽極酸化処
理した後、3%のケイ酸ナトリウム水溶液で70
℃、10秒間処理した基板を用いて、実施例2の感
光液をその上に塗布した。この感光板の乾燥塗布
重量は1.5g/m2であつた。そして実施例1と同
様にこの感光板上にPVAからなる酸素遮断層を
設け、実施例1と同様に露光し、現像した。この
プレートの適正露光時間は0.2秒であつた。この
感光性プレートを市販のプロジエクシヨン露光機
を用いて露光したところ1〜2秒で適正画像が得
られた。 〔発明の効果〕 本発明の光重合組成物をもちいると、感度がよ
く、露光後のプリントアウトの良好な感光性プレ
ートを得ることができる。従つて、本発明の光重
合組成物は、各種印刷版及び画像形成用に広く用
いることができ、これらのうちでも特に感光性印
刷用原版の作製、フオトレジスト等に好適に用い
ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性光線により光重合が可能な少なくとも1
    個のエチレン性不飽和基をもつ単量体と光重合開
    始剤と、必要とするならば線状有機高分子重合体
    とを含む光重合性組成物において、光重合開始剤
    として少なくとも1種の2下記一般式(): (Xは水素原子、炭素数1から5のアルキル基
    又は炭素数1から5のアルコキシ基を表わし、Y
    は−COOH又は−COOR′を表わし、R′はアルキ
    ル基又はアリール基を表わす。) で表わされる化合物と、少なくとも1種の下記一
    般式(): (Xはハロゲン原子を表わす。Yは−CX3、−
    NH2、−NHR′、−NR2、−OR′を表わす。ここで
    R′はアルキル基、置換アルキル基、アリール基、
    置換アリール基を表わす。またRは−CX3、アル
    キル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリ
    ール基、置換アルケニル基を表わす。) で表わされる化合物を組み合せたものを用いるこ
    とを特徴とする光重合性組成物。
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