JPH0530829B2 - - Google Patents
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- JPH0530829B2 JPH0530829B2 JP14658285A JP14658285A JPH0530829B2 JP H0530829 B2 JPH0530829 B2 JP H0530829B2 JP 14658285 A JP14658285 A JP 14658285A JP 14658285 A JP14658285 A JP 14658285A JP H0530829 B2 JPH0530829 B2 JP H0530829B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規ピラゾール誘導体及びこれを有効
成分とする殺虫、殺ダニ剤に関するものである。 〔従来の技術〕 これまで一般式 (上式中R′は水素原子、低級アルキル基を示し、
またR2は低級アルキル基を、X″はハロゲン原子、
ニトロ基、低級アルキル基、ハロゲン化低級アル
キル基、低級アルコキシ基、低級アルカンスルホ
ニル基、シアノ基、低級アルキルチオ基、脂肪族
アシル基又はベンゾイル基を示す。lは1〜4の
整数を示し、そして、Y′は酸素原子又は硫黄原
子を示す。)で表わされるピラゾール誘導体が除
草剤として有効であること(特開昭50−126830号
公報)が知られている。 また、ピラゾールのカルバミン酸エステル誘導
体、たとえばN,N−ジメチル−カルバミン酸o
−(1−イソプロピル−3−メチルピラゾル−5
−イル)エステルが殺虫作用を有している ことは公知である(スイス国特許第282655号)。 しかしながら、近年この種のピラゾール骨格を
有し、カルバミン酸エステル誘導体を含む多くの
カーバメート系殺虫剤、また有機リン系殺虫剤、
さらには、ピレスロイド系殺虫剤は、薬剤抵抗性
の問題が生じてきている。また一部地域ではそれ
ら公知の殺虫剤に対して難防除害虫も出現し、今
後、ますます深刻化すると思われる。 したがつて、上記問題を解決しつつ、食糧の充
分な供給を続けていくためには、薬剤抵抗性をも
つた害虫に優れた効力をもつており、そして、従
来と全く違つた骨格の殺虫剤の創製が望まれるの
である。 本発明者らは、上記条件を満たす殺虫、殺ダニ
剤の開発をするため、各種の化合物を合成し、殺
虫、殺ダニ活性を鋭意探索した。その結果、本発
明のピラゾール誘導体が、卓越した殺虫、殺ダニ
活性を有することを見い出し、本発明を完成し
た。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は、 一般式 〔式中、Rは水素原子またはC1〜C3のアルキル
基を示し、XはC1〜C4のアルキル基、シクロヘ
キシル基又は一般式 (式中X′はハロゲン原子、またはC1〜C4のアル
キル基の置換基を示しnは0ないし2の整数を示
す)で示される芳香族基であり、また、Yは水素
原子、又は一般式 (式中、R′はC1〜C5のアルキル基、シクロアル
キル基、C1〜C3のアルコキシ基、C1〜C3のアル
キルチオ基を示す)で示される置換基である。〕
で表わされるピラゾール誘導体、およびこれらを
有効成分として含有することを特徴とする殺虫、
殺ダニ剤を提供するものである。 本発明における上記一般式を有するピラゾール
誘導体の具体例を第1〜3表に示す。 本発明の化合物(D)または(F)は、一般には下記反
応式に示す方法によつて合成することができる。 反応(1)は炭酸カリウム、消石灰、トリエチルア
ミン等の塩基の存在下、ジオキサン、t−ブチル
アルコール、ジメチルホルムアミド、ピリジン等
の溶媒中で行うのが好ましい。反応に使用する塩
基量は化合物〔A〕に対して0.8〜5.0モル倍が好
ましく、化合物〔B〕の使用量は化合物〔A〕に
対して0.7〜1.2モル倍が好ましい。反応温度は好
ましくは60〜120℃で行う。 反応(2)において使用される塩基はトリエチルア
ミン、ピリジン等の有機塩基、炭酸カリウム、水
酸化ナトリウム等の無機塩基が好ましく、反応に
用いる溶媒はジオキサン、テトラヒドロフラン、
ジメトキシエタン等のエーテル類、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類が好ましい。反応に使用する
塩基量は化合物〔C〕に対して1.0〜3.0モル倍が
好ましく、化合物〔D〕の使用量は化合物〔C〕
に対して1.0〜1.5モル倍が好ましい。反応温度は
0〜100℃で行うのが好ましい。 本発明の化合物は、ウンカ類、ヨコバイ類、ヨ
トウ類、コナガ、ハマキ類、メイチユウ類、メイ
ガ類、モンシロチヨウ、アブラムシ類、アサミウ
マ類、ハダニ類等の農園芸害虫、特に薬剤抵抗性
のツマグロヨコバイ、コナガ、ミカンハダニ、ナ
ミハダニに卓越した効果を示す。又、ハエ、蚊、
ゴキブリ等の衛生害虫の防除にもきわめて有効で
あり、その他の害虫にも有効である。 さらに、本発明の化合物はべと病、えき病、菌
核病などの農園芸用病害にも有効という大きな利
点をもつ。 したがつて、本発明の化合物を含有する殺虫・
殺ダニ剤の適用場面は極めて広範囲で、効力が高
く、各種剤型で実用に供し得るものである。 以下実施例により説明する。 実施例 1 4−(3,4−ジクロルフエニルチオベンゾイ
ル)−5−ヒドロキシ−1,3−ジメチルピラ
ゾール(化合物1) 500mlの三角フラスコに5.6gの1,3−ジメチ
ルピラゾロンと20gの無水炭酸カリウムを混合
し、200mlのジオキサンを加え、1時間加熱還流
した。反応後、室温に冷却し、12.2gの3,4−
ジクロルフエニルチオベンゾイルクロライドを10
mlのジオキサンに溶解した溶液を滴下した。その
まま、30分間かくはんした後、2時間加熱還流し
た。反応後、大部分のジオキサンを減圧下に留去
し、残渣に100mlの水を加え、不溶物をロ過した
後、希塩酸でPH3.5に調整し、生成した沈でん物
をトルエンで洗浄し、目的物8.2gを得た。 同様の方法で化合物2〜16を合成した。 (第1表)
成分とする殺虫、殺ダニ剤に関するものである。 〔従来の技術〕 これまで一般式 (上式中R′は水素原子、低級アルキル基を示し、
またR2は低級アルキル基を、X″はハロゲン原子、
ニトロ基、低級アルキル基、ハロゲン化低級アル
キル基、低級アルコキシ基、低級アルカンスルホ
ニル基、シアノ基、低級アルキルチオ基、脂肪族
アシル基又はベンゾイル基を示す。lは1〜4の
整数を示し、そして、Y′は酸素原子又は硫黄原
子を示す。)で表わされるピラゾール誘導体が除
草剤として有効であること(特開昭50−126830号
公報)が知られている。 また、ピラゾールのカルバミン酸エステル誘導
体、たとえばN,N−ジメチル−カルバミン酸o
−(1−イソプロピル−3−メチルピラゾル−5
−イル)エステルが殺虫作用を有している ことは公知である(スイス国特許第282655号)。 しかしながら、近年この種のピラゾール骨格を
有し、カルバミン酸エステル誘導体を含む多くの
カーバメート系殺虫剤、また有機リン系殺虫剤、
さらには、ピレスロイド系殺虫剤は、薬剤抵抗性
の問題が生じてきている。また一部地域ではそれ
ら公知の殺虫剤に対して難防除害虫も出現し、今
後、ますます深刻化すると思われる。 したがつて、上記問題を解決しつつ、食糧の充
分な供給を続けていくためには、薬剤抵抗性をも
つた害虫に優れた効力をもつており、そして、従
来と全く違つた骨格の殺虫剤の創製が望まれるの
である。 本発明者らは、上記条件を満たす殺虫、殺ダニ
剤の開発をするため、各種の化合物を合成し、殺
虫、殺ダニ活性を鋭意探索した。その結果、本発
明のピラゾール誘導体が、卓越した殺虫、殺ダニ
活性を有することを見い出し、本発明を完成し
た。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は、 一般式 〔式中、Rは水素原子またはC1〜C3のアルキル
基を示し、XはC1〜C4のアルキル基、シクロヘ
キシル基又は一般式 (式中X′はハロゲン原子、またはC1〜C4のアル
キル基の置換基を示しnは0ないし2の整数を示
す)で示される芳香族基であり、また、Yは水素
原子、又は一般式 (式中、R′はC1〜C5のアルキル基、シクロアル
キル基、C1〜C3のアルコキシ基、C1〜C3のアル
キルチオ基を示す)で示される置換基である。〕
で表わされるピラゾール誘導体、およびこれらを
有効成分として含有することを特徴とする殺虫、
殺ダニ剤を提供するものである。 本発明における上記一般式を有するピラゾール
誘導体の具体例を第1〜3表に示す。 本発明の化合物(D)または(F)は、一般には下記反
応式に示す方法によつて合成することができる。 反応(1)は炭酸カリウム、消石灰、トリエチルア
ミン等の塩基の存在下、ジオキサン、t−ブチル
アルコール、ジメチルホルムアミド、ピリジン等
の溶媒中で行うのが好ましい。反応に使用する塩
基量は化合物〔A〕に対して0.8〜5.0モル倍が好
ましく、化合物〔B〕の使用量は化合物〔A〕に
対して0.7〜1.2モル倍が好ましい。反応温度は好
ましくは60〜120℃で行う。 反応(2)において使用される塩基はトリエチルア
ミン、ピリジン等の有機塩基、炭酸カリウム、水
酸化ナトリウム等の無機塩基が好ましく、反応に
用いる溶媒はジオキサン、テトラヒドロフラン、
ジメトキシエタン等のエーテル類、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類が好ましい。反応に使用する
塩基量は化合物〔C〕に対して1.0〜3.0モル倍が
好ましく、化合物〔D〕の使用量は化合物〔C〕
に対して1.0〜1.5モル倍が好ましい。反応温度は
0〜100℃で行うのが好ましい。 本発明の化合物は、ウンカ類、ヨコバイ類、ヨ
トウ類、コナガ、ハマキ類、メイチユウ類、メイ
ガ類、モンシロチヨウ、アブラムシ類、アサミウ
マ類、ハダニ類等の農園芸害虫、特に薬剤抵抗性
のツマグロヨコバイ、コナガ、ミカンハダニ、ナ
ミハダニに卓越した効果を示す。又、ハエ、蚊、
ゴキブリ等の衛生害虫の防除にもきわめて有効で
あり、その他の害虫にも有効である。 さらに、本発明の化合物はべと病、えき病、菌
核病などの農園芸用病害にも有効という大きな利
点をもつ。 したがつて、本発明の化合物を含有する殺虫・
殺ダニ剤の適用場面は極めて広範囲で、効力が高
く、各種剤型で実用に供し得るものである。 以下実施例により説明する。 実施例 1 4−(3,4−ジクロルフエニルチオベンゾイ
ル)−5−ヒドロキシ−1,3−ジメチルピラ
ゾール(化合物1) 500mlの三角フラスコに5.6gの1,3−ジメチ
ルピラゾロンと20gの無水炭酸カリウムを混合
し、200mlのジオキサンを加え、1時間加熱還流
した。反応後、室温に冷却し、12.2gの3,4−
ジクロルフエニルチオベンゾイルクロライドを10
mlのジオキサンに溶解した溶液を滴下した。その
まま、30分間かくはんした後、2時間加熱還流し
た。反応後、大部分のジオキサンを減圧下に留去
し、残渣に100mlの水を加え、不溶物をロ過した
後、希塩酸でPH3.5に調整し、生成した沈でん物
をトルエンで洗浄し、目的物8.2gを得た。 同様の方法で化合物2〜16を合成した。 (第1表)
【表】
【表】
実施例 2
4−(4−クロルフエニルチオベンゾイル)−5
−アセトキシ−1,3−ジメチルピラゾール
(化合物番号17) 100mlの三角フラスコに1.0gの4−クロルフエ
ニルチオベンゾイル)−5−ヒドロキシ−1,3
−ジメチルピラゾールを仕込み、0.4gの化合物
(E)としてアセチルクロライドを40mlのジオキサン
に溶解した溶液を加え、20℃で2.5gのトリエチ
ルアミンを滴下しそのまま1時間かくはんした。
反応後、水50mlを加え、酢酸エチルで抽出し、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、酢酸エチル
を減圧下に留去した後、トルエンとn−ヘキサン
の混合溶媒により再結晶し、0.9gの目的物を得
た。 化合物(E)を代えた以外は同様の方法で化合物18
〜84を合成した。 (第2表)
−アセトキシ−1,3−ジメチルピラゾール
(化合物番号17) 100mlの三角フラスコに1.0gの4−クロルフエ
ニルチオベンゾイル)−5−ヒドロキシ−1,3
−ジメチルピラゾールを仕込み、0.4gの化合物
(E)としてアセチルクロライドを40mlのジオキサン
に溶解した溶液を加え、20℃で2.5gのトリエチ
ルアミンを滴下しそのまま1時間かくはんした。
反応後、水50mlを加え、酢酸エチルで抽出し、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、酢酸エチル
を減圧下に留去した後、トルエンとn−ヘキサン
の混合溶媒により再結晶し、0.9gの目的物を得
た。 化合物(E)を代えた以外は同様の方法で化合物18
〜84を合成した。 (第2表)
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 3
4−シクロヘキシルチオベンゾイル−5−メト
キシカルボニルオキシ−1,3−ジメチルピラ
ゾール(化合物番号85) 100mlの三角フラスコに1.0gの4−シクロヘキ
シルチオベンゾイル−5−ヒドロキシ−1,3−
ジメチルピラゾールを仕込み、0.45gのクロルギ
酸メチルを30mlのテトラヒドロフランに溶解した
溶液を加え、5℃で2.0gのピリジンを滴下し、
2時間かくはんした後、水50mlを加え、酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチルを留去した後、カラムク
ロマトグラフにより精製した。 同様な方法により化合物86〜95を合成した。 (第3表)
キシカルボニルオキシ−1,3−ジメチルピラ
ゾール(化合物番号85) 100mlの三角フラスコに1.0gの4−シクロヘキ
シルチオベンゾイル−5−ヒドロキシ−1,3−
ジメチルピラゾールを仕込み、0.45gのクロルギ
酸メチルを30mlのテトラヒドロフランに溶解した
溶液を加え、5℃で2.0gのピリジンを滴下し、
2時間かくはんした後、水50mlを加え、酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチルを留去した後、カラムク
ロマトグラフにより精製した。 同様な方法により化合物86〜95を合成した。 (第3表)
【表】
本発明の殺虫剤は一般式の化合物の一種又は数
種を有効成分として含有してなる。一般式の化合
物をそれ自体で用いてもよいが、通常は普通の担
体、界面活性剤、分散剤又は補助剤等を配合して
常法により例えば粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤又
は粒剤に調剤する。好適な担体は例えばタルク、
ベントナイト、クレー、カオリン、珪藻土、ホワ
イトカーボン、バーミキユライト、消石灰、珪砂
硫安、尿素等の固体担体、イソプロピルアルコー
ル、キシレン、イソホロン等の液体担体等であ
る。界面活性剤及び分散剤としては、例えばアル
コール硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリ
コールエーテル等、補助剤としては、例えばカル
ボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコー
ル、アラビアゴム等が用いられる。これらの製剤
を適当な濃度に希釈して植物茎葉、土壤、水田の
水面に散布するか又は直接施用するなどしてそれ
ぞれの目的に応じ各種用途に供しうる。 本発明化合物を製剤した場合の有効成分濃度は
乳剤では5〜50%、粉剤では0.3〜5%、水和剤
では5〜50%、粒剤では0.5〜5%(いづれも重
量%)が望ましい。 次に本発明化合物の農薬、防疫薬として用いる
場合の製剤例を若干示すが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。なお、「部」はすべ
て「重量部」を示す。 製剤例 1 化合物番号17の化合物5部、ベントナイト35
部、タルク57部、ネオペレツクスパウダー〔商品
名:花王アトラス(株)製1部、およびリグニンスル
ホン酸ソーダ2部とを均一に混合し、次いで、少
量の水を添加し混練した後、造粒、乾燥して粒剤
を得た。 製剤例 2 化合物番号18の化合物50部、カオリン48部、お
よびネオペレツクスパウダー2部とを均一に混合
し、次いで粉砕して水和剤を得た。 製剤例 3 化合物番号70の化合物20部キシレン70部、ジメ
チルホルムアミド5部、およびトキサノン〔商品
名:三洋化成工業(株)製〕5部とを均一に混合、溶
解して乳剤を得た。 製剤例 4 化合物番号71の化合物5部、タルク50部、およ
びカオリン45部とを均一に混合し粉剤を得た。 次に、本発明化合物の効果を実施例をもつて説
明するが、勿論、下記例によつて本発明の範囲が
限定されるものではない。 試験例 1 ハスモンヨトウに対する効果 第1表〜第3表で示した化合物を製剤例2に準
じて調剤し、界面活性剤0.01%を含む水で希釈
し、1000ppmとした。一方、直径10cmのプラスチ
ツクカツプにダイズの葉をしき、葉上にハスモン
ヨトウ2令幼虫を10頭置いた。先に調整した薬液
を、噴霧塔で5mlあて散布した。その後、25℃の
恒温室に静置し2日後の生死虫数を調査し、殺虫
率を求めた。(第4表) 試験例 2 コナガ(有機リン剤抵抗性)に対する効果 直径10cmのプラスチツクカツプにキヤベツ葉片
とコナガ3令幼虫を入れた。一方、製剤例2に準
じて調整し、界面活性剤(0.01%)を含む水で
500ppmに希釈した薬液を噴霧塔で5mlづつ散布
した。処理後25℃の恒温室に静置し2日目に生死
虫数を調査し、殺虫率を求めた。(第5表) 試験例 3 ツマグロヨコバイ(カーバメート剤抵抗性)に
対する効果 製剤例2に準じて調製し、界面活性剤(0.01
%)を含む水で希釈した500ppmの薬液中に、イ
ネ稚苗(本葉2〜3枚)を約15秒間浸漬し、風乾
した後、ガラス円筒に入れた。ツマグロヨコバイ
4令幼虫を10頭放し、多孔質の栓をして、25℃の
恒温室に静置した。2日目の生死虫数を調査し、
死虫率を算出した。(第6表) 試験例 4 ナミハダニ(有機リン剤抵抗性)に対する効果
(雌成虫) 水で浸したロ紙上に径15mmのインゲン葉片をお
き、葉片上にナミハダニを10頭放した。その葉片
を、製剤例2に準じて調整し、界面活性剤(0.01
%)を含む水で1000ppmに希釈した薬液中に10秒
間浸漬した。25℃の恒温室に静置し、処理後、3
日目に生死虫数を調で、死虫率を求めた。(第7
表) 試験例 5 ナミハダニ(有機リン剤抵抗性)に対する効果
(卵) 水で浸したロ紙上に径15mmのインゲン葉片をお
き、雌成虫を放ち、一日間産卵させた。その後、
雌成虫を取り除き、卵が産付されたインゲン葉片
ごと、製剤例2に準じて調整し、界面活性剤
(0.01%)を含む水で1000ppmに希釈した葉液中
に10秒間浸漬した。25℃の恒温室に静置し、処理
後、8日目に、ふ化幼虫数を数え、それにより殺
卵率を算出した(第8表)。
種を有効成分として含有してなる。一般式の化合
物をそれ自体で用いてもよいが、通常は普通の担
体、界面活性剤、分散剤又は補助剤等を配合して
常法により例えば粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤又
は粒剤に調剤する。好適な担体は例えばタルク、
ベントナイト、クレー、カオリン、珪藻土、ホワ
イトカーボン、バーミキユライト、消石灰、珪砂
硫安、尿素等の固体担体、イソプロピルアルコー
ル、キシレン、イソホロン等の液体担体等であ
る。界面活性剤及び分散剤としては、例えばアル
コール硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリ
コールエーテル等、補助剤としては、例えばカル
ボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコー
ル、アラビアゴム等が用いられる。これらの製剤
を適当な濃度に希釈して植物茎葉、土壤、水田の
水面に散布するか又は直接施用するなどしてそれ
ぞれの目的に応じ各種用途に供しうる。 本発明化合物を製剤した場合の有効成分濃度は
乳剤では5〜50%、粉剤では0.3〜5%、水和剤
では5〜50%、粒剤では0.5〜5%(いづれも重
量%)が望ましい。 次に本発明化合物の農薬、防疫薬として用いる
場合の製剤例を若干示すが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。なお、「部」はすべ
て「重量部」を示す。 製剤例 1 化合物番号17の化合物5部、ベントナイト35
部、タルク57部、ネオペレツクスパウダー〔商品
名:花王アトラス(株)製1部、およびリグニンスル
ホン酸ソーダ2部とを均一に混合し、次いで、少
量の水を添加し混練した後、造粒、乾燥して粒剤
を得た。 製剤例 2 化合物番号18の化合物50部、カオリン48部、お
よびネオペレツクスパウダー2部とを均一に混合
し、次いで粉砕して水和剤を得た。 製剤例 3 化合物番号70の化合物20部キシレン70部、ジメ
チルホルムアミド5部、およびトキサノン〔商品
名:三洋化成工業(株)製〕5部とを均一に混合、溶
解して乳剤を得た。 製剤例 4 化合物番号71の化合物5部、タルク50部、およ
びカオリン45部とを均一に混合し粉剤を得た。 次に、本発明化合物の効果を実施例をもつて説
明するが、勿論、下記例によつて本発明の範囲が
限定されるものではない。 試験例 1 ハスモンヨトウに対する効果 第1表〜第3表で示した化合物を製剤例2に準
じて調剤し、界面活性剤0.01%を含む水で希釈
し、1000ppmとした。一方、直径10cmのプラスチ
ツクカツプにダイズの葉をしき、葉上にハスモン
ヨトウ2令幼虫を10頭置いた。先に調整した薬液
を、噴霧塔で5mlあて散布した。その後、25℃の
恒温室に静置し2日後の生死虫数を調査し、殺虫
率を求めた。(第4表) 試験例 2 コナガ(有機リン剤抵抗性)に対する効果 直径10cmのプラスチツクカツプにキヤベツ葉片
とコナガ3令幼虫を入れた。一方、製剤例2に準
じて調整し、界面活性剤(0.01%)を含む水で
500ppmに希釈した薬液を噴霧塔で5mlづつ散布
した。処理後25℃の恒温室に静置し2日目に生死
虫数を調査し、殺虫率を求めた。(第5表) 試験例 3 ツマグロヨコバイ(カーバメート剤抵抗性)に
対する効果 製剤例2に準じて調製し、界面活性剤(0.01
%)を含む水で希釈した500ppmの薬液中に、イ
ネ稚苗(本葉2〜3枚)を約15秒間浸漬し、風乾
した後、ガラス円筒に入れた。ツマグロヨコバイ
4令幼虫を10頭放し、多孔質の栓をして、25℃の
恒温室に静置した。2日目の生死虫数を調査し、
死虫率を算出した。(第6表) 試験例 4 ナミハダニ(有機リン剤抵抗性)に対する効果
(雌成虫) 水で浸したロ紙上に径15mmのインゲン葉片をお
き、葉片上にナミハダニを10頭放した。その葉片
を、製剤例2に準じて調整し、界面活性剤(0.01
%)を含む水で1000ppmに希釈した薬液中に10秒
間浸漬した。25℃の恒温室に静置し、処理後、3
日目に生死虫数を調で、死虫率を求めた。(第7
表) 試験例 5 ナミハダニ(有機リン剤抵抗性)に対する効果
(卵) 水で浸したロ紙上に径15mmのインゲン葉片をお
き、雌成虫を放ち、一日間産卵させた。その後、
雌成虫を取り除き、卵が産付されたインゲン葉片
ごと、製剤例2に準じて調整し、界面活性剤
(0.01%)を含む水で1000ppmに希釈した葉液中
に10秒間浸漬した。25℃の恒温室に静置し、処理
後、8日目に、ふ化幼虫数を数え、それにより殺
卵率を算出した(第8表)。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Rは、水素原子またはC1〜C3のアルキ
ル基を示し、XはC1〜C4のアルキル基、シクロ
ヘキシル基又は一般式 (式中X′はハロゲン原子、またはC1〜C4のアル
キル基の置換基を示しnは0ないし2の整数を示
す)で示される芳香族基であり、また、Yは水素
原子、又は一般式 (式中、R′はC1〜C5のアルキル基、シクロアル
キル基、C1〜C3のアルコキシル基、C1〜C3のア
ルキルチオ基を示す)で示される置換基である。〕
で表わされるピラゾール誘導体。 2 一般式 〔式中、Rは水素原子またはC1〜C3のアルキル
基を示し、XはC1〜C4のアルキル基、シクロヘ
キシル基又は一般式 (式中X′はハロゲン原子、またはC1〜C4のアル
キル基の置換基を示しnは0ないし2の整数を示
す)で示される芳香族基であり、また、Yは水素
原子、又は一般式 (式中、R′はC1〜C5のアルキル基、シクロアル
キル基、C1〜C3のアルコキシル基、C1〜C3のア
ルキルチオ基を示す)で示される置換基である。〕
で表わされるピラゾール誘導体を有効成分として
含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14658285A JPS6210067A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 新規ピラゾ−ル誘導体及びこれを含む殺虫・殺ダニ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14658285A JPS6210067A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 新規ピラゾ−ル誘導体及びこれを含む殺虫・殺ダニ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6210067A JPS6210067A (ja) | 1987-01-19 |
| JPH0530829B2 true JPH0530829B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=15410957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14658285A Granted JPS6210067A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 新規ピラゾ−ル誘導体及びこれを含む殺虫・殺ダニ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6210067A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CO5221057A1 (es) * | 2000-03-02 | 2002-11-28 | Aventis Cropscience Sa | Componentes y composiciones plagicidas |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14658285A patent/JPS6210067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6210067A (ja) | 1987-01-19 |
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