JPH0534992B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534992B2 JPH0534992B2 JP62159116A JP15911687A JPH0534992B2 JP H0534992 B2 JPH0534992 B2 JP H0534992B2 JP 62159116 A JP62159116 A JP 62159116A JP 15911687 A JP15911687 A JP 15911687A JP H0534992 B2 JPH0534992 B2 JP H0534992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane resin
- whiskers
- weight
- bowling ball
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
[発明の利用分野]
本発明はボウリング用ボールに係り、より詳細
には、ウイスカーを混合したポリウレタン樹脂層
を少なくとも表面層として有し、極めて剛性が高
くかつ耐衝撃性、耐摩耗性、耐油性、耐熱性、反
発弾性等に優れたボウリング用ボールに係る。 [従来の技術] 従来のボウリング用ボールは、例えばエボナイ
ト、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等の単
一材料の成形物からなるもの、エボナイト若しく
はポリエステル樹脂等からなる芯層にポリウレタ
ン樹脂等からなる被覆層を設けた2層からなるも
の、さらには前記のような芯層に組成の異なる2
種のポリウレタン樹脂からなる中間層と表面被覆
層を設けた3層からなるもの等が提供されてい
た。 [発明の解決しようとする問題点] 前述の従来のボウリング用ボール、例えばエボ
ナイト、ポリエステル樹脂等の単一材料の成形物
からなるものは、ピンやレーンとの衝突や接触に
より破損、摩耗しやすく、即ち耐衝撃性、耐摩耗
性に劣つていた。 また、ポリウレタン樹脂単一材料の成形物から
なるものあるいはポリウレタン樹脂からなる表面
被覆層を設けた多層からなるものは、耐衝撃性や
耐摩耗性は上記のようなエボナイトやポリエステ
ル樹脂からなるものに比べて優れているものの、
耐油性や耐熱性に劣り、レーンに塗布されている
油成分を吸収して膨潤変形したり、夏期の輸送中
等に40℃以上になると軟化変形する恐れがあると
いう欠点を有していた。 従つて本発明は、上記のような従来のボウリン
グ用ボールにみられる欠点を克服した、耐衝撃
性、耐摩耗性、耐油性、耐熱性、反発弾性等に優
れたボウリング用ボールを提供することを目的と
する。 [問題を解決するための手段] 本発明のボウリング用ボールは、ウイスカーを
混合したポリウレタン樹脂層を少なくとも表面層
として有することを特徴とする。 本発明のボウリング用ボールは、ウイスカーを
混合したポリウレタン樹脂単一材料の成形物から
なるもの及びウイスカーを混合したポリウレタン
樹脂の表面被覆層を有する多層成形物からなるも
のの両者を包含するものであり、またバランサー
等のボウリング用ボールとして必要な任意の部材
を内部に有するものも包含する。 本発明に使用するポリウレタン樹脂は所望の物
性を得られるものであえば任意のものでもよく、
従来のボウリング用ボールに使用されているもの
が好適に使用できる。いわゆる2液性の常温硬化
性または熱硬化性のもの、あるいは熱可塑性のも
のいずれも使用し得るが、成形性及び耐熱性の点
からは2液性の熱硬化性のものが好ましい。 ポリウレタン樹脂の一方の成分であるポリオー
ル成分としては、一般に多塩基酸とヒドロキシル
化合物から製造されるポリエステルポリオール、
アルキレンオキサイド重合物のようなポリエーテ
ルポリオール、あるいはその他のポリオールのい
ずれも使用し得るが、本発明においてはポリエー
テルポリオールが好ましい。 ポリエーテルポリオールの例としては、ポリオ
キシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレ
ンポリオキシエチレングリコール、ポリオキシブ
チレングリコール、ポリオキシテトラメチレング
リコール、ポリオキシプロピレントリオール、ポ
リオキシプロピレンポリオキシエチレントリオー
ル、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレントリオール等が挙げられる。 またエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ールといつたアルキレングリコール、エチレンジ
アミン、芳香族ジアミンといつたアミン類のよう
な少なくとも2官能性の化合物を鎖伸長剤として
使用することもできる。 ポリウレタン樹脂のもう一つの成分であるポリ
イソシアネートの成分の例としては、メチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、キシリレンイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト、トリフエニルメタントリイソシアネート、ナ
フタレンジイソシアネート等が挙げられるが、本
発明においては芳香族系ポリイソシアネートが好
ましい。 本発明に使用するポリウレタン樹脂を構成する
ポリオール成分とポリイソシアネート成分の配合
割合は、いうまでもなく各成分の対応する反応基
数が化学量論量で存在するようにするのが好まし
く、重量比で表すと各成分の分子量及び官能基数
に依存するが、一般にポリオール成分100重量部
に対してイソシアネート成分60〜65重量部であ
る。 本発明において使用するウイスカーとしては、
平均長さ10〜30μm、平均直径0.2〜0.5μm、アス
ペクト比10〜100のチタン酸カリウム繊維が好適
に使用できる。 上記ウイスカーの添加量はポリウレタン樹脂を
構成するポリオール成分100重量部に対して3〜
20重量部、より好ましくは3〜10重量部である。
この範囲より少ないとウイスカー添加の効果が得
にくく、また多いとポリウレタン樹脂の物性がボ
ウリング用ボールに使用するのに適さないものに
なる。 本発明のボウリング用ボールにおいては、使用
されるポリウレタン樹脂に上記のようなウイスカ
ーが混合されることによつて、ポリウレタン樹脂
の架橋構造中の空間にウイスカーが細密に充填架
橋され、優れた反発弾性、耐衝撃性及び耐摩耗性
が得られるばかりではなく、耐油性及び耐熱性も
向上するものである。 本発明のボウリング用ボールの、ウイスカーを
含有するポリウレタン樹脂層はさらに任意の添加
剤を含有してもよい。任意の添加剤としては吸水
剤、触媒、脱泡剤、老化防止剤、変色防止剤、着
色剤、安定剤等が挙げられる。 本発明のボウリング用ボールは、それ自体公知
の方法で製造され得る。 即ち、硬化前の樹脂を調合して任意に脱泡処理
等を行つた後、内部にバランサーを固定した成形
型に注入若しくは射出し、加熱硬化させた後に脱
型して製造される。脱型後、任意に表面処理等の
工程を加えることができる。 複数層からなるボウリング用ボールを製造する
場合には、所望の層数と同じだけの成形型を使用
し、順次成形すればよい。即ち、芯層の成形から
出発し、成形されたものを次の成形型の中心に固
定し、周囲に被覆層の樹脂材料を注入若しくは射
出して硬化させる工程を繰返せばよい。この場
合、最初の芯層の成形時にその後の成形型中での
固定用の支持体及びバランサー部分を一体的に成
形しておくと便利である。 ウイスカーは、硬化前の樹脂に添加混合すれば
よく、2液性のポリウレタン樹脂を使用する場
合、予めポリオール成分に所望量のウイスカーを
混合したものを調整しておき、注型若しくは射出
に際してイソシアネート成分と混合する。この場
合、所望の添加剤もウイスカーと同様にポリオー
ル成分と混合する。 ウイスカーをポリオール成分に混合すると、ポ
リオール成分の粘度が上昇し、成形が困難となる
場合があるので、ウイスカーに増粘防止処理を施
しておくことが好ましい。 本発明のボウリング用ボールを複数層からなる
ものとして製造する場合、芯層及び中間層の材料
と厚さ、直径、あるいはウイスカーを含有するポ
リウレタン樹脂表面層の厚さは、製造されるボウ
リング用ボールに所望される反発弾性、重量等に
応じて任意に選択することができる。実際には、
ウイスカーを含有するポリウレタン樹脂の表面層
の厚さは、公認規格の直径215.9〜218.31mmのボ
ールにおいて15〜40mm程度が好ましい。 [実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例 1 ポリウレタン樹脂を構成するポリオール成分と
してOH価220〜240mgKOH/gのグリセリン+
プロピレンオキサイドのポリエーテルポリオー
ル、イソシアネート成分としてNCO%が27〜30
%の変性メチレンジイソシアネートを使用し、ウ
イスカーとして平均直径0.2〜0.5μm、平均長さ
10〜30μm、アスペクト比50のチタン酸カリウム
繊維ウイスカーを使用して本発明のボウリング用
ボールを製造した。 最初に、未架橋のポリエステル樹脂を充填混合
して芯層の成形型に注入し、55℃で約50分間程度
加熱して硬化させ直径138mmの芯層を成形した。
この成形においてその後の中間層及び被覆層の成
形に使用する成形型中での固定用の支持部分とバ
ランサー部分を一体的に成形した。 次に、被覆層成形型の中心に上記成形物を固定
し、以下の組成、 ポリエーテルポリオール 100 吸水剤 5 触媒(錫系金属触媒) 0.1 顔 料 10 脱泡剤 1.0 チタン酸カリウムウイスカー 5.5 芳香族イソシアネート 65 (重量部) のウイスカー含有ポリウレタン樹脂層の材料のう
ち、芳香族イソシアネート以外の成分を混合した
ものを用意し、その混合物と芳香族イソシアネー
トの温度を20℃程度に保ち、両者を直前に混合し
て注入した。65℃で30分間加熱して硬化させた。 その後脱型してバリを取り、研摩機により表面
処理を行い、本発明をボウリング用ボールを得
た。得られたボウリング用ボールのウイスカー含
有ポリウレタン樹脂表面層の厚さは、40mmであ
る。 実施例 2 以下の試験を行い、本発明のボウリング用ボー
ルのウイスカー含有ポリウレタン樹脂表面層の物
性について調べた。 表面硬度 ウイスカー含有量を0、3、5、10重量%に調
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の6mm厚の板状試料
を作成した。 各試料の温度を10、20、30、40℃に調整し、D
タイプ硬度計(ASTM.D2240D,JIS.K7215D
DUROMETER HARDNESS)にて各試料の表
面の3点の硬度(度)を測定し記録した。測定値
の読みは針が示した最大値とした。結果を下記表
1に示す。
には、ウイスカーを混合したポリウレタン樹脂層
を少なくとも表面層として有し、極めて剛性が高
くかつ耐衝撃性、耐摩耗性、耐油性、耐熱性、反
発弾性等に優れたボウリング用ボールに係る。 [従来の技術] 従来のボウリング用ボールは、例えばエボナイ
ト、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等の単
一材料の成形物からなるもの、エボナイト若しく
はポリエステル樹脂等からなる芯層にポリウレタ
ン樹脂等からなる被覆層を設けた2層からなるも
の、さらには前記のような芯層に組成の異なる2
種のポリウレタン樹脂からなる中間層と表面被覆
層を設けた3層からなるもの等が提供されてい
た。 [発明の解決しようとする問題点] 前述の従来のボウリング用ボール、例えばエボ
ナイト、ポリエステル樹脂等の単一材料の成形物
からなるものは、ピンやレーンとの衝突や接触に
より破損、摩耗しやすく、即ち耐衝撃性、耐摩耗
性に劣つていた。 また、ポリウレタン樹脂単一材料の成形物から
なるものあるいはポリウレタン樹脂からなる表面
被覆層を設けた多層からなるものは、耐衝撃性や
耐摩耗性は上記のようなエボナイトやポリエステ
ル樹脂からなるものに比べて優れているものの、
耐油性や耐熱性に劣り、レーンに塗布されている
油成分を吸収して膨潤変形したり、夏期の輸送中
等に40℃以上になると軟化変形する恐れがあると
いう欠点を有していた。 従つて本発明は、上記のような従来のボウリン
グ用ボールにみられる欠点を克服した、耐衝撃
性、耐摩耗性、耐油性、耐熱性、反発弾性等に優
れたボウリング用ボールを提供することを目的と
する。 [問題を解決するための手段] 本発明のボウリング用ボールは、ウイスカーを
混合したポリウレタン樹脂層を少なくとも表面層
として有することを特徴とする。 本発明のボウリング用ボールは、ウイスカーを
混合したポリウレタン樹脂単一材料の成形物から
なるもの及びウイスカーを混合したポリウレタン
樹脂の表面被覆層を有する多層成形物からなるも
のの両者を包含するものであり、またバランサー
等のボウリング用ボールとして必要な任意の部材
を内部に有するものも包含する。 本発明に使用するポリウレタン樹脂は所望の物
性を得られるものであえば任意のものでもよく、
従来のボウリング用ボールに使用されているもの
が好適に使用できる。いわゆる2液性の常温硬化
性または熱硬化性のもの、あるいは熱可塑性のも
のいずれも使用し得るが、成形性及び耐熱性の点
からは2液性の熱硬化性のものが好ましい。 ポリウレタン樹脂の一方の成分であるポリオー
ル成分としては、一般に多塩基酸とヒドロキシル
化合物から製造されるポリエステルポリオール、
アルキレンオキサイド重合物のようなポリエーテ
ルポリオール、あるいはその他のポリオールのい
ずれも使用し得るが、本発明においてはポリエー
テルポリオールが好ましい。 ポリエーテルポリオールの例としては、ポリオ
キシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレ
ンポリオキシエチレングリコール、ポリオキシブ
チレングリコール、ポリオキシテトラメチレング
リコール、ポリオキシプロピレントリオール、ポ
リオキシプロピレンポリオキシエチレントリオー
ル、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレントリオール等が挙げられる。 またエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ールといつたアルキレングリコール、エチレンジ
アミン、芳香族ジアミンといつたアミン類のよう
な少なくとも2官能性の化合物を鎖伸長剤として
使用することもできる。 ポリウレタン樹脂のもう一つの成分であるポリ
イソシアネートの成分の例としては、メチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、キシリレンイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト、トリフエニルメタントリイソシアネート、ナ
フタレンジイソシアネート等が挙げられるが、本
発明においては芳香族系ポリイソシアネートが好
ましい。 本発明に使用するポリウレタン樹脂を構成する
ポリオール成分とポリイソシアネート成分の配合
割合は、いうまでもなく各成分の対応する反応基
数が化学量論量で存在するようにするのが好まし
く、重量比で表すと各成分の分子量及び官能基数
に依存するが、一般にポリオール成分100重量部
に対してイソシアネート成分60〜65重量部であ
る。 本発明において使用するウイスカーとしては、
平均長さ10〜30μm、平均直径0.2〜0.5μm、アス
ペクト比10〜100のチタン酸カリウム繊維が好適
に使用できる。 上記ウイスカーの添加量はポリウレタン樹脂を
構成するポリオール成分100重量部に対して3〜
20重量部、より好ましくは3〜10重量部である。
この範囲より少ないとウイスカー添加の効果が得
にくく、また多いとポリウレタン樹脂の物性がボ
ウリング用ボールに使用するのに適さないものに
なる。 本発明のボウリング用ボールにおいては、使用
されるポリウレタン樹脂に上記のようなウイスカ
ーが混合されることによつて、ポリウレタン樹脂
の架橋構造中の空間にウイスカーが細密に充填架
橋され、優れた反発弾性、耐衝撃性及び耐摩耗性
が得られるばかりではなく、耐油性及び耐熱性も
向上するものである。 本発明のボウリング用ボールの、ウイスカーを
含有するポリウレタン樹脂層はさらに任意の添加
剤を含有してもよい。任意の添加剤としては吸水
剤、触媒、脱泡剤、老化防止剤、変色防止剤、着
色剤、安定剤等が挙げられる。 本発明のボウリング用ボールは、それ自体公知
の方法で製造され得る。 即ち、硬化前の樹脂を調合して任意に脱泡処理
等を行つた後、内部にバランサーを固定した成形
型に注入若しくは射出し、加熱硬化させた後に脱
型して製造される。脱型後、任意に表面処理等の
工程を加えることができる。 複数層からなるボウリング用ボールを製造する
場合には、所望の層数と同じだけの成形型を使用
し、順次成形すればよい。即ち、芯層の成形から
出発し、成形されたものを次の成形型の中心に固
定し、周囲に被覆層の樹脂材料を注入若しくは射
出して硬化させる工程を繰返せばよい。この場
合、最初の芯層の成形時にその後の成形型中での
固定用の支持体及びバランサー部分を一体的に成
形しておくと便利である。 ウイスカーは、硬化前の樹脂に添加混合すれば
よく、2液性のポリウレタン樹脂を使用する場
合、予めポリオール成分に所望量のウイスカーを
混合したものを調整しておき、注型若しくは射出
に際してイソシアネート成分と混合する。この場
合、所望の添加剤もウイスカーと同様にポリオー
ル成分と混合する。 ウイスカーをポリオール成分に混合すると、ポ
リオール成分の粘度が上昇し、成形が困難となる
場合があるので、ウイスカーに増粘防止処理を施
しておくことが好ましい。 本発明のボウリング用ボールを複数層からなる
ものとして製造する場合、芯層及び中間層の材料
と厚さ、直径、あるいはウイスカーを含有するポ
リウレタン樹脂表面層の厚さは、製造されるボウ
リング用ボールに所望される反発弾性、重量等に
応じて任意に選択することができる。実際には、
ウイスカーを含有するポリウレタン樹脂の表面層
の厚さは、公認規格の直径215.9〜218.31mmのボ
ールにおいて15〜40mm程度が好ましい。 [実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例 1 ポリウレタン樹脂を構成するポリオール成分と
してOH価220〜240mgKOH/gのグリセリン+
プロピレンオキサイドのポリエーテルポリオー
ル、イソシアネート成分としてNCO%が27〜30
%の変性メチレンジイソシアネートを使用し、ウ
イスカーとして平均直径0.2〜0.5μm、平均長さ
10〜30μm、アスペクト比50のチタン酸カリウム
繊維ウイスカーを使用して本発明のボウリング用
ボールを製造した。 最初に、未架橋のポリエステル樹脂を充填混合
して芯層の成形型に注入し、55℃で約50分間程度
加熱して硬化させ直径138mmの芯層を成形した。
この成形においてその後の中間層及び被覆層の成
形に使用する成形型中での固定用の支持部分とバ
ランサー部分を一体的に成形した。 次に、被覆層成形型の中心に上記成形物を固定
し、以下の組成、 ポリエーテルポリオール 100 吸水剤 5 触媒(錫系金属触媒) 0.1 顔 料 10 脱泡剤 1.0 チタン酸カリウムウイスカー 5.5 芳香族イソシアネート 65 (重量部) のウイスカー含有ポリウレタン樹脂層の材料のう
ち、芳香族イソシアネート以外の成分を混合した
ものを用意し、その混合物と芳香族イソシアネー
トの温度を20℃程度に保ち、両者を直前に混合し
て注入した。65℃で30分間加熱して硬化させた。 その後脱型してバリを取り、研摩機により表面
処理を行い、本発明をボウリング用ボールを得
た。得られたボウリング用ボールのウイスカー含
有ポリウレタン樹脂表面層の厚さは、40mmであ
る。 実施例 2 以下の試験を行い、本発明のボウリング用ボー
ルのウイスカー含有ポリウレタン樹脂表面層の物
性について調べた。 表面硬度 ウイスカー含有量を0、3、5、10重量%に調
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の6mm厚の板状試料
を作成した。 各試料の温度を10、20、30、40℃に調整し、D
タイプ硬度計(ASTM.D2240D,JIS.K7215D
DUROMETER HARDNESS)にて各試料の表
面の3点の硬度(度)を測定し記録した。測定値
の読みは針が示した最大値とした。結果を下記表
1に示す。
【表】
またウイスカー含量を0及び3重量%とした以
外は実施例1と同様に製造したボウリング用ボー
ルのポリウレタン樹脂表面層(厚み40mmの部分)
について上記と同様に表面硬度を調べた。結果を
下記表2に示す。
外は実施例1と同様に製造したボウリング用ボー
ルのポリウレタン樹脂表面層(厚み40mmの部分)
について上記と同様に表面硬度を調べた。結果を
下記表2に示す。
【表】
耐油性
ウイスカー含有量を0、3、5、10重量%に調
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の3mm厚の板状試料
を作成した。 各試料を100×50×3mmに裁断し、レーンオイ
ル中に浸漬し、重量(g)の経時的変化を測定し
た。結果を下記表3に示す。
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の3mm厚の板状試料
を作成した。 各試料を100×50×3mmに裁断し、レーンオイ
ル中に浸漬し、重量(g)の経時的変化を測定し
た。結果を下記表3に示す。
【表】
曲げ弾性率
上記耐油性試験に使用したものと同じ試料を使
用し、曲げ弾性率を測定した。結果を下記表4に
示す。
用し、曲げ弾性率を測定した。結果を下記表4に
示す。
【表】
耐摩耗性
ウイスカー含有量を0、3、5、10重量%に調
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の3mm厚の板状試料
を作成した。 トラバース式摩耗試験機を使用し、並綿帆布10
号により、摩擦布の速度30往復/分、ストローク
100mmで各試料の表面を5000回摩擦した。 各試料の表面の状態を下記の等級に従つて判定
した 等級 表面状態 5 わずかにつやの変化がある 4 つやの変化がかなりある 3 つやの変化が著しい 2 摩耗が激しく段がつく 1 摩耗が著しく亀裂が認められる また、同じ試料についてウイリアム摩耗試験に
より摩耗量を測定した。結果を下記表5に示す。
整し、それ以外は実施例1で使用したものと同様
の組成を用い、型温70℃で15分間硬化させ、ウイ
スカー含有ポリウレタン樹脂の3mm厚の板状試料
を作成した。 トラバース式摩耗試験機を使用し、並綿帆布10
号により、摩擦布の速度30往復/分、ストローク
100mmで各試料の表面を5000回摩擦した。 各試料の表面の状態を下記の等級に従つて判定
した 等級 表面状態 5 わずかにつやの変化がある 4 つやの変化がかなりある 3 つやの変化が著しい 2 摩耗が激しく段がつく 1 摩耗が著しく亀裂が認められる また、同じ試料についてウイリアム摩耗試験に
より摩耗量を測定した。結果を下記表5に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平均長さ10〜30μm、平均直径0.2〜0.5μm、
アスペクト比50のチタン酸カリウム繊維ウイスカ
ーを混合したポリウレタン樹脂層を少なくとも表
面層として有するボウリング用ボール。 2 ウイスカーの含有量が、ポリウレタン樹脂を
構成するポリオール成分100重量部に対して3〜
20重量部である特許請求の範囲第1項記載のボウ
リング用ボール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62159116A JPS642674A (en) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Ball for bowling |
| KR1019870007352A KR890000124A (ko) | 1987-06-26 | 1987-07-09 | 볼링용 볼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62159116A JPS642674A (en) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Ball for bowling |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH012674A JPH012674A (ja) | 1989-01-06 |
| JPS642674A JPS642674A (en) | 1989-01-06 |
| JPH0534992B2 true JPH0534992B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=15686587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62159116A Granted JPS642674A (en) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | Ball for bowling |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS642674A (ja) |
| KR (1) | KR890000124A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0779232A1 (en) * | 1995-12-13 | 1997-06-18 | Agfa-Gevaert N.V. | Photographic sheet material processing apparatus with nip forming roller containing potassium titanat whiskers in an outer region |
| JP6802463B6 (ja) | 2018-08-10 | 2021-01-20 | 山田 裕 | ボウリングボールのメンテナンス方法、可塑剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48101770U (ja) * | 1972-03-01 | 1973-11-29 | ||
| US4522397A (en) * | 1979-12-26 | 1985-06-11 | Columbia Industries, Inc. | Filled shell bowling ball |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP62159116A patent/JPS642674A/ja active Granted
- 1987-07-09 KR KR1019870007352A patent/KR890000124A/ko not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS642674A (en) | 1989-01-06 |
| KR890000124A (ko) | 1989-03-11 |
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