JPH0535825B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535825B2 JPH0535825B2 JP60035095A JP3509585A JPH0535825B2 JP H0535825 B2 JPH0535825 B2 JP H0535825B2 JP 60035095 A JP60035095 A JP 60035095A JP 3509585 A JP3509585 A JP 3509585A JP H0535825 B2 JPH0535825 B2 JP H0535825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analysis
- ionic
- solution
- test
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
- G01N27/44747—Composition of gel or of carrier mixture
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、電気泳動分析方法に関する。さら
に詳しくは、微量のイオン化物質を含有する被検
液を等速電気泳動分析に付してイオン性物質の分
離分析を行なう際の改良された方法に関する。
に詳しくは、微量のイオン化物質を含有する被検
液を等速電気泳動分析に付してイオン性物質の分
離分析を行なう際の改良された方法に関する。
(ロ) 従来技術
従来から、種々のイオン性物質を分離分析する
方法として、等速電気泳動分析が行なわれてい
る。そして、非水溶性の液状媒体中にイオン性物
質を含有する試料を等速電気泳動に付す場合、こ
の試料を、アセトン等の水と自由に混合しうる親
水性有機溶媒に予め混合溶解させることによりそ
の極性を向上させ、これを被検液として等速電気
泳動分析用の電解液中すなわちリーデイング液と
ターミナル液との界面付近に注入して泳動を行な
う方法が汎用されている。
方法として、等速電気泳動分析が行なわれてい
る。そして、非水溶性の液状媒体中にイオン性物
質を含有する試料を等速電気泳動に付す場合、こ
の試料を、アセトン等の水と自由に混合しうる親
水性有機溶媒に予め混合溶解させることによりそ
の極性を向上させ、これを被検液として等速電気
泳動分析用の電解液中すなわちリーデイング液と
ターミナル液との界面付近に注入して泳動を行な
う方法が汎用されている。
しかしながら、この手法では、イオン性物質を
液状媒体中に微量含有する試料を対象とする場
合、被検液中のイオン性物質の量が少ないから通
電性が悪くそれにより発生するジユール熱によつ
て気泡が生成したり分析効率も低下するという問
題点があつた。また、上記電解液中で非水溶性の
液状媒体が分相や沈殿して分析精度の低下や泳動
管の閉塞を招く場合もあつた。
液状媒体中に微量含有する試料を対象とする場
合、被検液中のイオン性物質の量が少ないから通
電性が悪くそれにより発生するジユール熱によつ
て気泡が生成したり分析効率も低下するという問
題点があつた。また、上記電解液中で非水溶性の
液状媒体が分相や沈殿して分析精度の低下や泳動
管の閉塞を招く場合もあつた。
そのため、泳動前に上記被検液と泳動用の電解
液(通常、リーデイング液)とを混合することに
より、被検液中のイオン性物質の量を上昇させる
と共に、分相や沈殿する前記液状媒体を予め分離
した後、この電解液含有溶液を注入して泳動を行
なう方法が提案されている。
液(通常、リーデイング液)とを混合することに
より、被検液中のイオン性物質の量を上昇させる
と共に、分相や沈殿する前記液状媒体を予め分離
した後、この電解液含有溶液を注入して泳動を行
なう方法が提案されている。
しかしながら、上記電解液含有溶液を被検液と
して用いた場合、その中には分析を意図するイオ
ンと同極性で易動度の高いイオン性物質(通常、
リーデイングイオン)が存在しておりかつこれら
が先に泳動されるため、目的のイオン性物質の検
知時間が長く分析時間が長いという問題点があつ
た。この時間をできるだけ短縮化するためには加
える泳動用の電解液の量をできるだけ少なくする
必要があるが、そのためには被検液の注入量を少
なくする必要があつて結果的に試料導入量を多く
することができず感度が低下する不都合が生じ
た。
して用いた場合、その中には分析を意図するイオ
ンと同極性で易動度の高いイオン性物質(通常、
リーデイングイオン)が存在しておりかつこれら
が先に泳動されるため、目的のイオン性物質の検
知時間が長く分析時間が長いという問題点があつ
た。この時間をできるだけ短縮化するためには加
える泳動用の電解液の量をできるだけ少なくする
必要があるが、そのためには被検液の注入量を少
なくする必要があつて結果的に試料導入量を多く
することができず感度が低下する不都合が生じ
た。
一方、非水溶性の液状媒体のみならず水溶性の
液状媒体ことに水溶性溶媒中に微量のイオン性物
質を含有する試料や被検液についても、通電性の
点で前述と同様な問題点があつた。
液状媒体ことに水溶性溶媒中に微量のイオン性物
質を含有する試料や被検液についても、通電性の
点で前述と同様な問題点があつた。
(ハ) 発明の目的
この発明の上記のごとき問題点を解消すべくな
されたものであり、溶媒中に微量のイオン性物質
を含有してなる被検液を等速電気泳動分析に付す
際に、通電性によるトラブルを生じることなくし
かも高感度でかつ簡便に所望のイオン性物質群を
分析できる電気泳動分析方法を提供しようとする
ものである。
されたものであり、溶媒中に微量のイオン性物質
を含有してなる被検液を等速電気泳動分析に付す
際に、通電性によるトラブルを生じることなくし
かも高感度でかつ簡便に所望のイオン性物質群を
分析できる電気泳動分析方法を提供しようとする
ものである。
(ニ) 発明の構成
かくしてこの発明によれば、溶媒中に微量のイ
オン性物質を含有してなる被検液を等速電気泳動
分析に付して該溶媒中の所望のイオン性物質を分
析するに際し、上記被検液中に、分析を意図する
イオンと逆性のイオンとなりかつ上記溶媒及び水
に良溶性のイオン性化合物を加えて等速電気泳動
を行なうことを特徴とする電気泳動分析方法が提
供される。
オン性物質を含有してなる被検液を等速電気泳動
分析に付して該溶媒中の所望のイオン性物質を分
析するに際し、上記被検液中に、分析を意図する
イオンと逆性のイオンとなりかつ上記溶媒及び水
に良溶性のイオン性化合物を加えて等速電気泳動
を行なうことを特徴とする電気泳動分析方法が提
供される。
この発明の最も特徴とする点は、被検液中に分
析対象イオンと逆性の特定のイオン性化合物のみ
を実質的に加えておくことにより、分析対象イオ
ンと同極性及び逆性のイオン性物質を含有する泳
動用の電解液ことにリーデイング液を加えること
なく通電性を向上させ、それにより試料の導入量
の増加による感度向上、気泡発生の防止及び分析
時間の短縮化を可能とした点にある。
析対象イオンと逆性の特定のイオン性化合物のみ
を実質的に加えておくことにより、分析対象イオ
ンと同極性及び逆性のイオン性物質を含有する泳
動用の電解液ことにリーデイング液を加えること
なく通電性を向上させ、それにより試料の導入量
の増加による感度向上、気泡発生の防止及び分析
時間の短縮化を可能とした点にある。
この発明において被検液中に共存させる逆性の
イオン性化合物は、被検液を構成する媒体すなわ
ち微量のイオン性物質に対する溶媒に対して溶解
度が高く、かつ水に対しても高溶解性の化合物で
あることを要する。さらにかかるイオン性化合物
としては分析を意図するイオンの逆性のイオンと
なるものが選択される。ここで「逆性のイオンと
なる」とはそれ自体が水性媒体中で解離してアニ
オン又はカチオンとなりうるものでありかつ水素
イオン及び水酸基イオン以外の対イオンを実質的
に生じないことを意味する。これらの逆性イオン
は易動度40〜80×10-5cmV-1sec-1のものが好まし
い。これらのイオン性化合物としては、例えば、
アニオンを分析対象とする場合、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イミダゾール等のア
ミン類が挙げられ、カチオンを分析対象とする場
合、塩酸、硝酸等の無機酸やシユウ酸、リンゴ
酸、乳酸、蟻酸、酢酸等の有機酸が挙げられる。
イオン性化合物は、被検液を構成する媒体すなわ
ち微量のイオン性物質に対する溶媒に対して溶解
度が高く、かつ水に対しても高溶解性の化合物で
あることを要する。さらにかかるイオン性化合物
としては分析を意図するイオンの逆性のイオンと
なるものが選択される。ここで「逆性のイオンと
なる」とはそれ自体が水性媒体中で解離してアニ
オン又はカチオンとなりうるものでありかつ水素
イオン及び水酸基イオン以外の対イオンを実質的
に生じないことを意味する。これらの逆性イオン
は易動度40〜80×10-5cmV-1sec-1のものが好まし
い。これらのイオン性化合物としては、例えば、
アニオンを分析対象とする場合、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イミダゾール等のア
ミン類が挙げられ、カチオンを分析対象とする場
合、塩酸、硝酸等の無機酸やシユウ酸、リンゴ
酸、乳酸、蟻酸、酢酸等の有機酸が挙げられる。
上記イオン性化合物の被検液中への導入量は、
該被検液中の微量イオン性物質の量によつても異
なるが通常、1〜20meq/とするのが適してお
り5〜10meq/とするのが好ましい。1meq/
未満の場合は通電性の点で適さず、50meq/
を超える場合は泳動速度の点で不適当である。
該被検液中の微量イオン性物質の量によつても異
なるが通常、1〜20meq/とするのが適してお
り5〜10meq/とするのが好ましい。1meq/
未満の場合は通電性の点で適さず、50meq/
を超える場合は泳動速度の点で不適当である。
一方、この発明の対象とする被検液は、種々の
試料から調製されたものや、試料自体からなる。
この被検液を構成する溶媒は前述のごとく種々の
ものが挙げられるが、少なくともイオン性物質を
微量(通常、20ppm以下)含有する被検液がこの
発明の対象となる。この例としては、前述のごと
く非水溶性液状媒体中に微量のイオン性物質を含
有してなる試料を親水性有機溶媒と混合した被検
液や、水溶性溶媒中に微量のイオン性物質を含有
してなる被検液等が代表的である。前者の具体例
としては、テレフタル酸ジメチル(非水溶性液状
媒体)中にトルイル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テレフタル酸モノメチル等の
アニオン性の物質を微量含有してなる試料を、水
と任意に混合する有機溶媒(例えば、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、i−プロパ
ノール、t−ブタノール、アセトン、ジオキサ
ン、アセトニトリル等)で溶解してなる被検液が
挙げられる。また後者の具体例としては、蒸留水
中の無機イオン、例えば塩素イオン、硝酸イオ
ン、硫酸イオン、ナトリウムイオン、アンモニウ
ムイオン等が挙げられる。
試料から調製されたものや、試料自体からなる。
この被検液を構成する溶媒は前述のごとく種々の
ものが挙げられるが、少なくともイオン性物質を
微量(通常、20ppm以下)含有する被検液がこの
発明の対象となる。この例としては、前述のごと
く非水溶性液状媒体中に微量のイオン性物質を含
有してなる試料を親水性有機溶媒と混合した被検
液や、水溶性溶媒中に微量のイオン性物質を含有
してなる被検液等が代表的である。前者の具体例
としては、テレフタル酸ジメチル(非水溶性液状
媒体)中にトルイル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テレフタル酸モノメチル等の
アニオン性の物質を微量含有してなる試料を、水
と任意に混合する有機溶媒(例えば、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、i−プロパ
ノール、t−ブタノール、アセトン、ジオキサ
ン、アセトニトリル等)で溶解してなる被検液が
挙げられる。また後者の具体例としては、蒸留水
中の無機イオン、例えば塩素イオン、硝酸イオ
ン、硫酸イオン、ナトリウムイオン、アンモニウ
ムイオン等が挙げられる。
上記各被検液中に、前記イオン性化合物を加え
る方法としては、直接所定量のイオン性化合物を
添加する方法、試料を溶解して被検液とする際の
親水性有機溶媒中に予めイオン性化合物を溶解し
ておく方法、イオン性化合物の水溶液を上記被検
液に加えて新たに被検液とする方法等が挙げられ
る。なお、イオン性化合物の水溶液を加えた場合
に非水溶性液状媒体の分相が生じた際には、これ
を除去することが好ましい。
る方法としては、直接所定量のイオン性化合物を
添加する方法、試料を溶解して被検液とする際の
親水性有機溶媒中に予めイオン性化合物を溶解し
ておく方法、イオン性化合物の水溶液を上記被検
液に加えて新たに被検液とする方法等が挙げられ
る。なお、イオン性化合物の水溶液を加えた場合
に非水溶性液状媒体の分相が生じた際には、これ
を除去することが好ましい。
上記のごときイオン性化合物を含有する被検液
は等速電気泳動に付されるが、この際用いる装置
や泳動条件自体は当該分野で公知のものを採用す
ることができる。例えば、リーデイング液やター
ミナル液中に被検液との親和性を向上させるため
の親水性有機溶媒が加えられていてもよい。
は等速電気泳動に付されるが、この際用いる装置
や泳動条件自体は当該分野で公知のものを採用す
ることができる。例えば、リーデイング液やター
ミナル液中に被検液との親和性を向上させるため
の親水性有機溶媒が加えられていてもよい。
(ホ) 実施例
試料としてテトロンの原料となるテレフタル酸
ジメチルを対象とし、この中に微量(通常、数
10ppmオーダー)含まれるイオン性物質すなわち
トルイル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テレフタル酸モノメチル等のアニオン性の
不純物の分析を等速電気泳動分析によつて行なつ
た。
ジメチルを対象とし、この中に微量(通常、数
10ppmオーダー)含まれるイオン性物質すなわち
トルイル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テレフタル酸モノメチル等のアニオン性の
不純物の分析を等速電気泳動分析によつて行なつ
た。
まず、上記試料(テレフタル酸ジメチル)0.5
gをアセトン5mlに溶解し、これにさらにイミダ
ゾールの10mM水溶液(この発明におけるイオン
性化合物の水溶液)を加えて、全量10mlとし、生
じた沈殿を分離後、上澄みの10μ及び50μを
細管式等速電気泳動分析装置〔IP2A型、島津製
作所製〕に注入した電気泳動を行なつた。なお、
この場合のリーデング液としては、(0.01M−L
−ヒスチジン塩酸塩+0.01M−L−ヒスチジ
ン)/アセトン=(1/1)の水性溶液を用い、
ターミナル液としては、0.01Mのn−カプロン酸
ナトリウム水溶液を用いた。
gをアセトン5mlに溶解し、これにさらにイミダ
ゾールの10mM水溶液(この発明におけるイオン
性化合物の水溶液)を加えて、全量10mlとし、生
じた沈殿を分離後、上澄みの10μ及び50μを
細管式等速電気泳動分析装置〔IP2A型、島津製
作所製〕に注入した電気泳動を行なつた。なお、
この場合のリーデング液としては、(0.01M−L
−ヒスチジン塩酸塩+0.01M−L−ヒスチジ
ン)/アセトン=(1/1)の水性溶液を用い、
ターミナル液としては、0.01Mのn−カプロン酸
ナトリウム水溶液を用いた。
このようにして得られた分析結果を第1図
(10μ注入)及び第2図(50μ注入)に示し
た。
(10μ注入)及び第2図(50μ注入)に示し
た。
一方、比較例として、イミダゾール水溶液に代
えてリーデング電解液を同容量加え、同様に分析
を行なつた結果を第3図(10μ注入)に示し
た。
えてリーデング電解液を同容量加え、同様に分析
を行なつた結果を第3図(10μ注入)に示し
た。
図中、Aはリーデングイオン(塩素イオン)、
Bはフタル酸、Cはテレフタル酸モノメチル、D
はp−トルイル酸、Eはターミナルイオン(n−
カプロン酸イオン)をそれぞれ示すものである。
なお、比較例の被検液を50μ注入したところ泳
動管内に気泡が発生して通電不可能となつた。
Bはフタル酸、Cはテレフタル酸モノメチル、D
はp−トルイル酸、Eはターミナルイオン(n−
カプロン酸イオン)をそれぞれ示すものである。
なお、比較例の被検液を50μ注入したところ泳
動管内に気泡が発生して通電不可能となつた。
第1図及び第3図(比較例)に示されるよう
に、微量イオン性物質と逆性のイオン性化合物
(イミダゾール)を加えた被検液を用いた際には、
リーデイングイオン量が少ないために分析時間が
短縮化されていることが判る。また50μの被検
液を注入した場合においても通電性は良好であ
り、被検液の増量に対応して感度が向上している
ことが判る。
に、微量イオン性物質と逆性のイオン性化合物
(イミダゾール)を加えた被検液を用いた際には、
リーデイングイオン量が少ないために分析時間が
短縮化されていることが判る。また50μの被検
液を注入した場合においても通電性は良好であ
り、被検液の増量に対応して感度が向上している
ことが判る。
(ホ) 発明の効果
この発明の方法によれば、イオン性物質の量が
微量の試料や被検液を、通電性のトラブルを生じ
ることなく短時間で等速電気泳動分析することが
でき、しかも被検液の注入量を増加させることに
より感度の向上も容易に行なうことができる。そ
して、かりにイオン性化合物が加えられた被検液
が泳動用の電解液中で分相を起して目的の微量イ
オンが一時的に共沈した場合においても、水良溶
性のイオン性化合物が加えられているため系の通
電性は実質的に阻害されることなく、微量イオン
の分析を行なうことも可能である。
微量の試料や被検液を、通電性のトラブルを生じ
ることなく短時間で等速電気泳動分析することが
でき、しかも被検液の注入量を増加させることに
より感度の向上も容易に行なうことができる。そ
して、かりにイオン性化合物が加えられた被検液
が泳動用の電解液中で分相を起して目的の微量イ
オンが一時的に共沈した場合においても、水良溶
性のイオン性化合物が加えられているため系の通
電性は実質的に阻害されることなく、微量イオン
の分析を行なうことも可能である。
第1図及び第2図は、この発明の方法で得られ
る分析チヤート(電位勾配−時間特性)を例示す
るイソタコフエログラム、第3図は従来の方法で
得られる分析チヤートを例示するイソタコフエロ
グラムである。
る分析チヤート(電位勾配−時間特性)を例示す
るイソタコフエログラム、第3図は従来の方法で
得られる分析チヤートを例示するイソタコフエロ
グラムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶媒中に微量のイオン性物質を含有してなる
被検液を等速電気泳動分析に付して該溶媒中の所
望のイオン性物質を分析するに際し、上記被検液
中に、分析を意図するイオンと逆性のイオンとな
りかつ上記溶媒及び水に良溶性のイオン性化合物
を加えて等速電気泳動を行うにあたつて、分析を
意図するイオンがアニオンの場合、加えるイオン
性化合物がアミン類であり、分析を意図するイオ
ンがカチオンの場合、加えるイオン性化合物が無
機酸又は有機酸であることを特徴とする電気泳動
分析方法。 2 被検液が、非水溶性液状媒体中に微量のイオ
ン性物質を含有してなる溶液を親水性有機溶媒と
混合してなり、任意に水を混合した溶液からなる
特許請求の範囲第1項記載の分析方法。 3 被検液が、水溶性媒体中に微量のイオン性物
質を含有してなる溶液からなる特許請求の範囲第
1項記載の分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60035095A JPS61194342A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 電気泳動分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60035095A JPS61194342A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 電気泳動分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61194342A JPS61194342A (ja) | 1986-08-28 |
| JPH0535825B2 true JPH0535825B2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=12432383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60035095A Granted JPS61194342A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 電気泳動分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61194342A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9104411D0 (en) * | 1991-03-01 | 1991-04-17 | Elchrom Limited | Improvement of gel composition in gels for submerged gel electrophoresis |
| JP2800754B2 (ja) * | 1996-01-12 | 1998-09-21 | 日本電気株式会社 | 液晶中のイオン分析方法 |
| JP2014055979A (ja) * | 2013-12-09 | 2014-03-27 | Sharp Corp | 電界発生装置および電界発生方法 |
| JP2020060534A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 国立大学法人福井大学 | 陰イオン検出方法およびそのためのキット |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP60035095A patent/JPS61194342A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61194342A (ja) | 1986-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Vaher et al. | Ionic liquids as electrolytes for nonaqueous capillary electrophoresis | |
| Wallingford et al. | Separation of serotonin from catechols by capillary zone electrophoresis with electrochemical detection | |
| Camilleri | Capillary electrophoresis: theory and practice | |
| He et al. | Large-volume sample stacking in acidic buffer for analysis of small organic and inorganic anions by capillary electrophoresis | |
| Aguilar et al. | Determination of metal ion complexes in electroplating solutions using capillary zone electrophoresis with UV detection | |
| Molina et al. | Micellar electrokinetic chromatography: Current developments and future | |
| Lian et al. | Progress in stacking techniques based on field amplification of capillary electrophoresis | |
| Lamoree et al. | On‐capillary isotachophoresis for loadability enhancement in capillary zone electrophoresis/mass spectrometry of β‐agonists | |
| Gebauer et al. | Recent application and developments of capillary isotachophoresis | |
| Fillet et al. | Effects of background electrolyte composition and addition of selectors on separation selectivity in nonaqueous capillary electrophoresis | |
| Vogt et al. | Speciation of heavy metals by capillary electrophoresis | |
| EP1181537B1 (en) | Uses of destructible surfactants in analysis | |
| Hilhorst et al. | Capillary electrokinetic separation techniques for profiling of drugs and related products | |
| Engstrom‐Silverman et al. | Copper wire amperometric detector for capillary electrophoresis | |
| Jinno et al. | Capillary electrophoretic separation of toxic drugs using a polyacrylamide-coated capillary | |
| Huie | Effects of organic solvents on sample pretreatment and separation performances in capillary electrophoresis | |
| JPH0535825B2 (ja) | ||
| Ali et al. | Determination of metal ions in water, soil, and sediment by capillary electrophoresis | |
| Shiri-Yekta et al. | Separation and direct UV detection of complexed lanthanides, thorium and uranyl ions with 2-thenoyltrifluoroacetone by using capillary zone electrophoresis | |
| Ali et al. | Chiral resolution of some environmental pollutants by capillary electrophoresis | |
| Takayanagi | Analysis of ion-association reaction in aqueous solution and its utilization by capillary zone electrophoresis | |
| Kalcher | Voltammetry of hexacyanoferrates using a chemically modified carbon-paste electrode | |
| Kruaysawat et al. | Large‐volume stacking with polarity switching and sweeping for chlorophenols and chlorophenoxy acids in capillary electrophoresis | |
| Choy et al. | Stacking and separation of enantiomers by acetonitrile‐salt mixtures in micellar electrokinetic chromatography | |
| JP2980508B2 (ja) | 溶液の分析方法 |